JP2002124911A - 通信不具合箇所検出方法及び通信不具合箇所検出システム - Google Patents

通信不具合箇所検出方法及び通信不具合箇所検出システム

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JP2002124911A
JP2002124911A JP2000356772A JP2000356772A JP2002124911A JP 2002124911 A JP2002124911 A JP 2002124911A JP 2000356772 A JP2000356772 A JP 2000356772A JP 2000356772 A JP2000356772 A JP 2000356772A JP 2002124911 A JP2002124911 A JP 2002124911A
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Ryohei Sei
良平 清
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KEISOKU GIJUTSU SERVICE KK
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、例えば「通話が途中で切れる」とい
うエラーについて、そのエラーがその移動端末固有の故
障によるものか、その地域の基地局の原因によるものか
効率よく判断することのできる方法及びシステムを提供
することを課題とする。 【解決手段】本発明は、契約者の移動端末10と基地局
との通信状態の不具合箇所を検出する通信不具合箇所検
出方法において、契約者の移動端末10の通信が不用意
に切断された等のエラーが生じた際に、その時間、場所
等のエラー情報を移動端末10のメモリ12に記憶させ
て、この移動端末10のメモリ12に記憶されたエラー
情報を通信者側システムSに入力して、通信者側システ
ムSは、移動端末10から入力されるエラー情報につい
て、データベース31に既に記憶されている既存エラー
情報と比較して、標準エラー情報か非標準エラー情報か
を制御手段33判別することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、移動端末と基
地局との間の無線による通信状態に不具合が生じ、通信
が不用意に切断される等のエラーが生じた場合に、その
不具合箇所を検出するためのものである。
【0002】
【従来技術】 一般に、移動端末による通信状態に不良
が生じた場合には、移動端末の契約者がサービスセンタ
にその移動端末を持ち込んで、そのサービスセンタにお
いて当該使用者が説明するエラー(例えば「通話が途中
で切れる」)に基づいて移動端末本体の故障を探し出す
ことが行われている。しかし、例えば「通話が途中で切
れる」というエラーについては、そのエラーがその移動
端末固有の故障によるものか、その地域の基地局の原因
によるものか判断することはできない。特に、このよう
なエラーは、再現性が乏しいので、原因解明が困難であ
る。このため、原因不明のまま、移動端末を契約者に返
却するか、基板を交換することがなされているが、基板
の交換はコスト高となる。
【0003】また、この発明に関する基地局の状態の測
定に関する従来技術としては、例えば以下の方法が挙げ
られる。まず、電波の状態を測定する測定装置を車両に
積んで、この車両を走行させて、その測定装置により電
波状態を測定して、基地局からの電波が弱い等の地域を
特定する方法がある。しかし、上記方法は、車両の移動
可能な範囲でしか測定を行うことができない。このた
め、この測定方法により移動端末のサービスエリア(電
波供給地域)の全てを測定することは不可能である。
【0004】また、同種の方法として、測定者が試験用
の移動端末を保持して、測定したい場所を移動して、そ
の電波状態を測定する方法もある。しかし、上記方法
は、非常にマンパワーを要し、このため移動端末のサー
ビスエリア全域において試験を行うと、人件費等から測
定のコスト増加が生じ、移動端末のサービスエリア(電
波供給地域)の全てを測定することは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、例えば
「通話が途中で切れる」というエラーについて、そのエ
ラーがその移動端末固有の故障によるものか、その地域
の基地局の原因によるものか効率よく判断することので
きる方法及びシステムを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述した問題を解決す
るために、請求項1に記載の発明にあっては、契約者の
移動端末10と基地局20との通信状態の不具合箇所を
検出する通信不具合箇所検出方法において、契約者の移
動端末10の通信が不用意に切断された等のエラーが生
じた際に、その時間、場所等のエラー情報を移動端末の
メモリ12に記憶させて、この移動端末10のメモリ1
2に記憶されたエラー情報を通信者側システムSに入力
して、通信者側システムSは、移動端末10から入力さ
れるエラー情報について、データベース31に既に記憶
されている既存エラー情報と比較して、標準エラー情報
か非標準エラー情報かを判別することを特徴とする。請
求項2に記載の発明にあっては、契約者の移動端末10
と基地局20との通信状態の不具合箇所を検出するため
の通信不具合箇所検出方法において、契約者の移動端末
10の通信が不用意に切断された等のエラーが生じた際
に、時間、場所等、移動端末のメモリ12に記憶された
エラー情報を、通信者側システムSに入力し、通信者側
システムSは、移動端末10から入力されたエラー情報
について、データベース31に既に入力されている既存
エラー情報と比較して、標準エラー情報か非標準エラー
情報かを判別することを特徴とする。請求項3に記載の
発明にあっては、請求項1または2記載の通信不具合検
出方法にあって、エラー情報の通信者側システムSへの
入力は、移動端末10からインターフェースを介して通
信者側システムSの読取装置41に送信されることを特
徴とする。請求項4記載の発明にあっては、請求項3記
載の方法であって、読取手段41は、移動端末10から
エラー情報の入力を受けた後に、そのエラー情報につい
て移動端末のメモリ12から消去するように設けている
ことを特徴とする。請求項5記載の発明にあつては、請
求項1〜4記載の方法であって、移動端末10から通信
者側システムSに入力されたエラー情報を、データベー
ス31に既存エラー情報として記憶させることを特徴と
する。
【0007】請求項1または2に記載の発明によれば、
例えば「通話が途中で切れる」というエラーが生じた場
合に、その移動端末10がこのエラー情報をメモリ12
に記憶し、このエラー情報が通信者側システムSに入力
されて、標準エラー情報か非標準エラー情報かが判別さ
れるので、そのエラーが移動端末10側の問題か、基地
局20側の問題かを容易に検出することができる。な
お、データベースに記憶される既存エラー情報は、移動
端末10から入力されたエラー情報を利用したり、例え
ば通信事業者が測定装置を用いて行った通信状態の試験
結果を利用することができる。また、移動端末10から
入力されたエラー情報を利用する場合には、入力された
エラー情報の全てを既存エラー情報としてデータベース
に記憶する方法や、入力されたエラー情報のうち選別さ
れたもののみデータベースに記憶する方法を採用するこ
とが可能である。また、データベースに、同一又は類似
する複数の既存エラー情報がある場合に、その既存エラ
ー情報を標準エラー情報として記憶する方法(例えば標
準エラー情報用のデータマスタを設ける方法や、標準エ
ラー情報と判断される既存エラー情報に識別符号を付与
して記憶する方法)を採用することも可能である。ま
た、判別手段によって、データベースに記憶される既存
エラー情報と比較した際に、同一又は類似する既存エラ
ー情報が所定件数以上ある場合に標準エラー情報として
判断する方法や、同一又は類似する既存エラー情報が一
件以上ある場合に標準エラー情報として判断する方法
や、データベースに記憶された標準エラー情報としての
既存エラー情報と同一又は類似する場合には標準エラー
情報として判断する方法等を採用することが可能であ
る。
【0008】請求項3の発明によれば、例えば、契約者
がエラーの生じた移動端末10をサービスセンタに持ち
込んで、メモリ12に記憶されたエラー情報を、インタ
ーフェースを介して通信者側システムSの読取装置41
に送信して、エラー情報を通信者側システムSに入力す
ることができる。さらに、請求項4の発明によれば、移
動端末10のエラー情報は、読取手段41にエラー情報
が入力された後に消去される。したがって、例えばその
移動端末10において以前にもエラーが発生し、既にエ
ラー情報を通信者側システムSに入力され、再度新たな
エラー情報について入力する場合に、以前のエラー情報
は移動端末10からは消去されているので、同一端末の
同一のエラー情報が複数回通信者側システムSに入力さ
れることを防止できる。なお、このように、読取手段4
1への入力後に移動端末10のエラー情報を消去する方
法としては、例えば読取手段41がエラー情報の入力を
確認した際、読取手段41からエラー情報消去要求信号
を移動端末10に送信する方法を採用することが可能で
ある。請求項5記載の発明によれば、通信者側システム
Sのデータベース31には、移動端末10から入力され
たエラー情報が既存エラー情報として記憶されるので、
その後に同様のエラー情報を有する移動端末10からそ
のエラー情報が入力された際に、既存のエラーであるこ
とを判別することができる。なお、請求項5記載の方法
にあっては、エラー情報を既存エラー情報としてデータ
ベース31に記憶させる際に、そのエラー情報のエラー
原因が移動端末側の原因に基づくエラーか基地局側の原
因に基づくエラーか等のエラー原因を判別して、移動端
末側の原因に基づくエラー情報はデータベース31に記
憶させずに、基地局側の原因に基づくエラー情報をデー
タベース31に既存エラー情報として記憶させることも
可能である。これによれば、入力対象となるエラー情報
のエラー原因が移動端末側の原因に基づくエラーか基地
局側の原因に基づくエラーか等のエラー原因を判別した
うえで、データベース31へエラー情報が記憶されるこ
とになる。つまり、移動端末側の原因に基づくエラー情
報はデータベース31に入力されず、基地局側の原因に
基づくエラー情報がデータベース31に入力されるの
で、データベース31内には基地局側のエラー情報を蓄
積していくことができる。なお、この場合において、移
動端末側の原因に基づくエラー情報を、他のデータベー
ス(上記基地局側の原因に基づくエラー情報を記憶した
データベース31において区分されるデータマスタ等も
含む)に、前記基地局側の原因に基づくエラー情報と区
別した状態で記憶させておくことも可能である。
【0009】請求項6記載の発明にあっては、契約者の
移動端末10と基地局20との通信状態の不具合箇所を
検出するための通信不具合箇所システムにおいて、通信
が不用意に切断された等のエラーが生じた際に、時間、
場所等のエラー情報が記憶されるメモリ12を有する移
動端末10と、他の移動端末等において通信不具合状態
が検出された既存エラー情報が記憶されたデータベース
31を有するとともに前記移動端末10のメモリ12に
記憶されたエラー情報が入力される通信者側システムS
とを備え、通信者側システムSは、移動端末10から入
力されるエラー情報について、データベース31の既存
エラー情報と比較して、標準エラー情報か非標準エラー
情報かを判別する判別手段33を備えていることを特徴
とする。請求項7記載の発明にあっては、契約者の移動
端末10と基地局20との通信状態の不具合箇所を検出
するための通信不具合箇所システムにおいて、通信が不
用意に切断された等のエラーが生じた際に、移動端末の
メモリ12に記憶された時間、場所等のエラー情報が入
力される通信者側システムSを有し、この通信者側シス
テムSは、他の移動端末等において通信不具合状態が検
出された既存エラー情報が記憶されたデータベース31
と、前記移動端末10から入力されるエラー情報につい
て、データベース31の既存エラー情報と比較して、標
準エラー情報か非標準エラー情報かを判別する判別手段
33とを備えていることを特徴とする。請求項8記載の
発明にあっては、請求項6または7記載のシステムであ
って、通信者側システムSは、エラー情報が移動端末1
0からインターフェースを介して入力される読取装置4
1を備えていることを特徴とする。請求項9記載の発明
にあっては、請求項8記載のシステムであって、読取装
置41が、移動端末10からエラー情報の入力を受けた
後に、そのエラー情報について移動端末10のメモリ1
2から消去するように設けられていることを特徴とす
る。請求項10記載の発明にあっては、請求項6〜9記
載のシステムであって、通信者側システムSが、移動端
末10から入力されたエラー情報を、既存エラー情報と
してデータベース31に記憶させる既存エラー情報記憶
手段33を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項6または7記載の発明によれば、例
えば「通話が途中で切れる」というエラーが生じた場合
に、その移動端末10がこのエラー情報をメモリ12に
記憶し、このエラー情報は、通信者側システムSに入力
され、判別手段33によって標準エラー情報か非標準エ
ラー情報かが判別されるので、そのエラーが移動端末側
の問題か、基地局側の問題かを容易に検出することがで
きる。なお、データベースに記憶される既存エラー情報
は、移動端末10から入力されたエラー情報を利用した
り、例えば通信事業者が測定装置を用いて行った通信状
態の試験結果を利用することができる。また、移動端末
10から入力されたエラー情報を利用する場合には、入
力されたエラー情報の全てを既存エラー情報としてデー
タベースには記憶されるように設けたり、入力されたエ
ラー情報のうち選別されたもののみデータベースには記
憶されるように設けることが可能である。また、データ
ベースに、同一又は類似する複数の既存エラー情報があ
る場合に、その既存エラー情報を標準エラー情報として
記憶させる構成(例えば標準エラー情報用のデータマス
タを設ける、或いは、標準エラー情報と判断される既存
エラー情報に識別符号を付与して記憶する)を採用する
ことも可能である。また、判別手段は、データベースに
記憶される既存エラー情報と比較した際に、同一又は類
似する既存エラー情報が所定件数以上ある場合に標準エ
ラー情報として判断するように設けたり、同一又は類似
する既存エラー情報が一件以上ある場合に標準エラー情
報として判断するように設けたり、データベースに記憶
された標準エラー情報としての既存エラー情報と同一又
は類似する場合には標準エラー情報として判断するよう
に設ける構成等を採用することが可能である。
【0011】請求項8の発明によれば、例えば、契約者
がエラーの生じた移動端末10をサービスセンタに持ち
込んで、メモリ12に記憶されたエラー情報を、インタ
ーフェースを介して通信者側システムSの読取装置41
に送信して、エラー情報を通信者側システムSに入力す
ることができる。さらに、請求項9記載の発明によれ
ば、読取手段41にエラー情報が入力された後に、移動
端末10のエラー情報は消去されることになる。したが
って、例えばその移動端末10において以前にもエラー
が発生し、既にエラー情報を通信者側システムSに入力
され、再度新たなエラー情報について入力する場合に、
以前のエラー情報は移動端末10からは消去されている
ので、同一端末の同一のエラー情報が複数回通信者側シ
ステムSに入力されることを防止できる。なお、このよ
うに、読取手段41への入力後に移動端末10のエラー
情報を消去する手段として、例えば、通信者側システム
Sにおいて、読取手段41がエラー情報の入力を確認し
た際に、エラー情報消去要求信号を移動端末10に送信
するエラー情報消去要求手段を設けることが可能であ
る。請求項10記載の発明によれば、通信者側システム
Sのデータベース31には、移動端末10から入力され
たエラー情報が既存エラー情報として記憶させるので、
その後に同様のエラー情報を移動端末10からそのエラ
ー情報が入力された際に、既存のエラーであることを判
別することができる。なお、請求項10記載の発明にあ
っては、通信者側システムSの既存エラー情報記憶手段
33が、移動端末側の原因に基づくエラー情報をデータ
ベース31に記憶させず、基地局側の原因に基づくエラ
ー情報を既存エラー情報としてデータベース31に記憶
させるように設けられた構成を採用することも可能であ
る。これによれば、入力対象となるエラー情報のエラー
原因が移動端末側の原因に基づくエラーか基地局側の原
因に基づくエラーか等のエラー原因を判別したうえで、
既存エラー情報記憶手段によって、データベース31へ
のエラー情報の入力がなされることになる。そして、移
動端末側の原因に基づくエラー情報はデータベース31
に入力されず、基地局側の原因に基づくエラー情報がデ
ータベース31に入力されるので、データベース31内
には基地局側のエラー情報を蓄積していくことができ
る。なお、この場合において、移動端末側の原因に基づ
くエラー情報を、他のデータベース(上記基地局側の原
因に基づくエラー情報を記憶したデータベース31にお
いて区分されるデータマスタ等も含む)に、前記基地局
側の原因に基づくエラー情報と区別した状態で記憶させ
ておくことも可能である。
【0012】請求項11記載の発明にあっては、基地局
20との電波のヤリトリにより通信可能な移動端末10
であって、通信が不用意に切断された時間、場所等のエ
ラー情報が記憶されるメモリ12と、該メモリ12に記
憶されたエラー情報を出力可能な出力手段13とを備え
ていることを特徴とする。請求項12記載の発明にあっ
ては、請求項11記載の移動端末で、出力手段13によ
ってエラー情報が出力された後に、その出力したエラー
情報についてメモリ12から消去するエラー情報消去手
段13を備えていることを特徴とする。請求項13記載
の発明にあっては、請求項12記載の移動端末で、エラ
ー情報消去手段13が、エラー情報の出力先のシステム
Sから送信されるエラー情報消去要求信号を受信するこ
とにより、前記エラー情報の消去を行うように設けられ
ていることを特徴とする。
【0013】請求項11記載の発明によれば、例えば
「通話が途中で切れる」というエラーが生じた場合に、
その移動端末10のメモリ12においてこのエラー情報
が記憶される。そして、このエラー情報は出力手段13
によって出力できるので、例えば通信者側システムSに
入力することにより、上記請求項1〜10記載の発明に
用いることができる。さらに、請求項12の発明によれ
ば、エラー情報消去手段によって、例えば通信者側シス
テムSにエラー情報が入力された後に、移動端末10の
エラー情報を消去することができる。したがって、例え
ばその移動端末10において以前にもエラーが発生し、
既にエラー情報を出力して通信者側システムSに入力
し、再度新たなエラー情報について入力する場合におい
て、以前のエラー情報を移動端末10から消去しておく
ことができる。また、請求項13記載の発明によれば、
例えば通信者側システムSに対してエラー情報を出力し
て、その通信者側システムSからエラー情報消去要求信
号を受信した後に、エラー情報消去手段によってメモリ
12のエラー情報が消去されることになり、このため、
送信先システムSに入力されていないエラー情報が消去
されることを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】1:以下、本発明における一実施
形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形
態のシステム構成を示すための説明図である。
【0015】1−1:図1において、符号10は契約者
が使用する移動端末(携帯電話端末)であり、この移動
端末10は、契約者がボタン操作可能なテンキー等の操
作部と、基地局20と電波によりデータのヤリトリを行
うための送受信部11と、この送受信部11により送受
信される音声等のデータを出入力する音声出入力部と、
送受信部11により受信されたデータや操作部の操作に
よるデータ等を表示できる表示部と、操作部の操作等に
従って信号音等を発信する発信部とを備える。なお、図
において操作部、音声出入力部、表示部、発信部の図示
を省略している。この移動端末10は、エラー情報が記
憶されるメモリ12が内蔵されている。このエラー情報
を記憶するためのメモリ12は、他のデータを記憶する
メモリと物理的に同一のものを利用することも可能であ
り、また、別途エラー情報専用のメモリを設けることも
可能である。なお、このメモリ12は、後述する消去手
段によって記憶されている情報が消去されるほか、容量
オーバーとなる場合には、古い情報を消去して、新しい
情報が記憶されるものである。
【0016】また、移動端末10は、制御手段13を有
している。この制御手段13は、CPU等からなる中央
演算処理部から構成され、送受信部11等の各部の制御
や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納
等を行なうものである。この制御手段13は、不用意に
通話が切断された場合(エラー発生時)に、そのエラー
情報をメモリ12に記憶させるよう構成されている。こ
のメモリ12に記憶されるエラー情報としては、不用意
に切断された時間、及び、その場所に関するデータが含
まれている。この時間に関するデータは、移動端末10
が有する時間データをそのまま記憶する方法のほか、外
部から送信される時間データを利用する方法も採用可能
である。また、場所に関するデータは、例えば、その切
断がなされた際に電波のヤリトリを行っていた基地局2
0に関するデータ(基地局20識別コード)を用いる方
法のほか、さらにはGPS等のように人工衛星を利用し
た場所データを用いる方法も可能である。なお、エラー
情報を記憶する際に、メモリ内の容量がオーバーする場
合には、制御手段13は、メモリ内の古い情報を消去し
て、新しい情報をメモリに記憶させるように設けられて
いる。
【0017】また、移動端末10は、メモリ12に記憶
されたエラー情報を外部に出力するためのインターフェ
ース部を有している。このインターフェース部は、例え
ばサービスセンタ等に設置された読取装置41に接続さ
れることにより、メモリ12に記憶されたエラー情報を
読取装置41に出力できるように設けられている。さら
に、制御手段13(出力手段)は、メモリ12からエラ
ー情報を出力できるように設けられており、このように
して制御手段13によって出力されたエラー情報が上述
のように、読取装置41にインターフェース部を介して
入力される。また、制御手段13(エラー情報消去手
段)は、エラー情報が出力された後に、そのメモリ12
に記憶されているエラー情報を消去できるように設けら
れている。このエラー情報の消去は、制御手段13(エ
ラー情報消去手段)がエラー情報消去要求信号を受信し
た後に行われるように設けられている。
【0018】1−2:図1において、符号20は、一定
エリアにある移動端末10とのデータのヤリトリを無線
により行うための基地局を示す。この基地局20には、
移動端末10の送受信部11とデータのヤリトリを行う
複数のアンテナが設置されている。このアンテナは、そ
れぞれ異なる方向に向けて設置されており、それぞれの
アンテナが各方位の移動端末10とデータのヤリトリを
行うように設けられている。なお、エラー情報としての
場所に関する情報として、基地局20のデータのみなら
ず、このアンテナに関する情報もメモリ12に記憶でき
るように設けることも、本願発明の意図する範囲内にあ
る。
【0019】また、基地局20は、隣接して複数設けら
れており、これらの基地局20は交換機25によって管
理されている。また、一の基地局20(20a)の一定
エリア外に移動端末10が移動し、他の基地局20(2
0b)のエリア内に移動端末10が入った場合には、所
謂ハンドオフがなされ、その移動端末10と電波による
ヤリトリを行う基地局20が変更されるものである。こ
のハンドオフは種々の方法によりなされ、例えば、移動
端末10が通信中の基地局20aとの受信レベルをその
基地局20aに対して送信し、基地局20aがその受信
レベルの劣化を検出した場合に隣接する基地局20b,
…からの受信レベルを測定して、最良の受信レベルの基
地局20bを選定し、その基地局20bに対して空きチ
ャンネルを決定させ、そして、通信中(ハンドオフ前)
の基地局20が交換機25にハンドオフの要求を行うと
ともに、移動端末10に通信チャンネルの変更を指示し
て、移動端末10が新しい(ハンドオフ後の)基地局2
0との通信を行われることになる。なお、ハンドオフの
方法としては、その他、移動端末10が通信中の基地局
20aと隣接する基地局20b,…からの受信レベルを
常時測定し、そのデータを通信中の基地局20aに送信
して、その受信レベルの最良の基地局20bにハンドオ
フされるようにすることも可能である。
【0020】1−3:次に通信者側システムSの構成に
ついて説明する。図2は、通信者側システムSの構成を
示す簡略説明図で、この図において符号30は、データ
ベース31(以下「DB」)及び制御手段33を有する
サーバで、符号40は読取装置41を有するサービスセ
ンタ側システム(以下「SC側システム」)である。 1−3−1:SC側システム40の読取装置41は、移
動端末10のインターフェース部から送信されるエラー
情報を読取可能に設けられている。そして、SC側シス
テム40は、、電話回線、インターネット、専用回線等
の回線を介してサーバ30と接続されるものであり、こ
の読取装置41は、読み取られたエラー情報をサーバ3
0に送信可能に設けられている。また、SC側システム
40は、その送信したエラー情報に対するサーバ30か
らの回答情報を受信可能に設けられている。このSC側
システム40の読取装置41は、エラー情報を読み取っ
た後、その移動端末10に対してメモリ12に記憶され
るエラー情報の消去を要求するエラー情報消去要求信号
を送信するように設けられている。
【0021】1−3−2:通信者側システムSのサーバ
30のDB31には、上述のように送信されたエラー情
報が記憶されるものである。前記サーバ30の制御手段
33は、CPU等からなる中央演算処理部から構成さ
れ、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データ
の一時的な格納等を行なう。この制御手段33(判別手
段)は、前述のように読取装置41によって読み取られ
たエラー情報を受信すると、DB31に既に入力されて
いる既存エラー情報と比較して、標準エラー情報か非標
準エラー情報かを判別する。ここで、本実施形態におい
ては、制御手段33は、受信したエラー情報をDB31
に記憶される既存エラー情報を比較して、同一の(或い
は類似する)既存エラー情報が所定件数以上ある場合
に、標準エラー情報として判断し、それ以外の場合には
非標準エラー情報と判断するように設けられている。そ
して、サーバ30は、標準エラー情報か非標準エラー情
報かの結果を回答情報としてSC側システム40に送信
するように設けられている。また、制御手段33(既存
エラー情報記憶手段)は、前述のように読取装置41に
よって読み取られたエラー情報を、DB31に記憶させ
る。なお、DB31に入力されるエラー情報としては、
例えばエラーの発生した日時及びそのエラーの発生場所
のほか、その基地局20の情報や、サービスセンタに関
する情報や、その契約者の情報等を含めることも可能で
ある。また、標準エラー情報と判断されたエラー情報に
ついては、その日時だけのように簡略したエラー情報の
みを記憶させたり、記憶させないように設けることも可
能である。
【0022】2:次に、上記システムを利用した方法に
ついて説明する。図3は、本方法のフローチャートであ
る。 2−1:移動端末10によるエラー情報の記憶(S1) まず、移動端末10において通話中に不用意に切断され
た場合(S11)には、移動端末10の制御手段13
は、そのエラー情報をメモリ12に記憶する(S1)。
ここで、移動端末10の制御手段13は、操作部の操作
による切断以外で通話中において切断された場合、つま
り、所謂ハンドオフに失敗した場合や、以下の場合に
は、「不用意な切断」と判断してそのエラー情報をメモ
リ12に記憶する。例えば、移動端末10が基地局20
から受信しこれを基地局20に返信しているフレームエ
ラーレイト(FER)について、基地局20が一定以上
劣化していると判断し、基地局20側からの要求に従い
切断される場合。移動端末10から送信するものの、そ
れが基地局20に受信されずに、移動端末10が通話を
切断する場合(基地局20から受信した旨の信号が移動
端末10が受信できない場合)。なお、この移動端末1
0の送信は、複数回繰り返し送信し、所定回数以上繰り
返した時に基地局20に受信されないと判断している。
このように、移動端末10の制御手段13が「不用意な
切断」と判断すると、制御手段13がメモリ12にその
エラー情報を記憶させることになる。この際にメモリ1
2に記憶されるデータとしては、その移動端末10が有
する時間データ、及び、その移動端末10が通信を行っ
ていた基地局20の識別コード(場所データ)が含まれ
る。さらに、場所データとして、GPS等による場所デ
ータを含めることも可能である。また、エラー情報とし
て、エラーと判断した原因(前述の不用意な切断と判断
した流れ)を記憶させることも可能である。なお、この
メモリ12への記憶に際して、メモリ12の容量をオー
バーする場合には、制御手段13は、メモリ12の古い
情報を消去して、新しいエラー情報を記憶する。
【0023】2−2:読取手段41によるエラー情報の
読取(S2) 上述のようにエラーが発生した移動端末10を契約者が
サービスセンタに持ち込んで、その移動端末10のメモ
リ12に記憶されたエラー情報が読取装置41により読
み取られることになる(S2)。ここで、エラー情報を
有する移動端末10は、例えば読取装置41に物理的に
接続されて、操作部の操作または読取装置41の操作に
従い、移動端末10の制御手段13がメモリ12内のエ
ラー情報を出力して(S21)、これをインターフェー
ス部を介して、読取装置41に送信することによりなさ
れる。なお、物理的な接続を行わずに、読取装置41に
対して赤外線等の無線によって送信されるように設ける
ことも可能である。また、その読取装置41に送信され
る情報は、メモリ12に記憶された時間・場所に関する
エラー情報のみならず、その移動端末10の識別コード
(例えば電話番号)もエラー情報に含めて読み取るよう
に設けることも可能である。そして、上述のように読取
装置41がエラー情報を読み取ると、移動端末10に対
してエラー情報消去要求信号を送信する(S22)。こ
の信号を受信した移動端末10は、その制御手段13が
メモリ12のエラー情報を消去することになる(S2
3)。このため、この移動端末10に再度エラーが発生
して、その新たなエラー情報がメモリ12に記憶され、
再度サービスセンタに持ち込まれても、読取装置41に
は既に以前に入力されているエラー情報が入力されな
い。また、上述のように、読取装置41がエラー情報を
読み取った後(エラー情報消去要求信号の受信後)に、
上記消去が行われるので、メモリ12から出力されたが
何らかの理由により読取装置41に入力されなかったエ
ラー情報は消去されず、不用意にエラー情報が消去され
ないという利点を有する。なお、例えば、移動端末10
の制御手段13によってエラー情報が出力された際、ま
たは移動端末10のインターフェース部からエラー情報
を送信した際、制御手段13がメモリ12のエラー情報
を消去するように設けることも、本願発明の設計変更可
能な範囲内である。また、エラー情報を消去するとは、
そのエラー情報が読取装置41に出力されないようにす
ることを意味し、例えばそのエラー情報のうち格納位置
を示すデータを消去等して、その後にそのエラー情報の
その他のデータが他のデータと置き換わるように設ける
ことも可能である。上記のように読取装置41によって
読み取られたエラー情報(の一部または全部)は、サー
バ30に送信される(S24)。
【0024】2−3:エラー情報の判別(S3) サーバ30に送信されたエラー情報は、制御手段13に
よって、DB31に記憶された既存エラー情報と比較さ
れることになる。この比較は、例えば場所データ等によ
って行うことができる。そして、上記比較の結果、送信
されたエラー情報が、標準エラー情報か非標準エラー情
報かを判別することになる(S3)。この判別は、例え
ば、送信されたエラー情報と同一の(または近似する)
場所データに関するエラーがDB31に所定数以上記憶
されている場合に標準エラー情報として認識する。な
お、同一の移動端末10について複数のエラー情報が送
信された場合には、それらの複数のエラー情報について
それぞれ上記判別を行うこともでき、逆に複数のエラー
情報について統一的な判断を行うように(例えば複数の
エラー情報の判断の結果、移動端末10のエラーと判断
する等)設けることも可能である。
【0025】2−4:回答情報の送信(S4) 上記のようにサーバ30により判別された結果(標準エ
ラー・非標準エラー)は、回答情報としてSC側システ
ム40に送信されることになる。そして、この回答情報
を受信したSC側にあっては、その回答情報に基づい
て、そのエラーが移動端末10の原因によるものか、基
地局20の原因によるものかを判断を行う(S41)こ
とになり、このため移動端末10に生じたエラー原因に
的確に対応することができる。つまり、回答情報が標準
エラーである場合には、基地局側の問題である旨を説明
することができ、また非標準エラーの場合には、その移
動端末10自体に故障等がないかを検査することにな
る。
【0026】2−5:DB31へのエラー情報の記憶
(S5) 上述のようにサーバ30に送信されたエラー情報は、制
御手段13によって、DB31に記憶されることにな
る。なお、このエラー情報の記憶に際し、既に記憶され
ているエラー情報のうち同一または類似するものが所定
数以上ある場合には、その新たなエラー情報の一部のみ
(例えばエラー発生日時のみ)を記憶するように設ける
ことも可能である。なお、DB31に、エラー情報だけ
でなく基地局20のエラー原因に対する修繕計画を、そ
のエラー情報(標準エラー情報)に対応させても記憶し
ておくことも可能である。この場合、前述の回答情報に
あわせて、修繕計画に関するデータを送信するように設
けることも可能である。また、データベースに記憶され
る既存エラー情報は、修繕作業等によってそのエラー原
因が解消された場合には、消去される(若しくは改善済
みの符号が付されて記憶される)ように設けることも可
能である。
【0027】<その他の実施形態> なお、上述した実
施形態にあっては通信者側システムSが、サーバ30と
SC側システム40とからなるものを例にとり説明した
が、本願においては、通信者側システムSはサーバ30
のみから構成され、移動端末10からサーバ30にイン
ターネット経由等によってアクセスして、移動端末10
のメモリ12に記憶されるエラー情報を送信するように
設けることも可能である。この場合には、サーバ30に
よる判別の結果(回答情報)を移動端末10に送信し
て、これを移動端末10に表示されるように設けること
も可能である。また、この場合、サーバ30にエラー情
報が受信された際に、サーバ30からエラー情報消去信
号を移動端末10に送信して、移動端末10のメモリ1
2からエラー情報を消去できるように設けることも可能
である。なお、上述のようにSC側システム40を介さ
ずに、移動端末10からエラー情報がサーバ30に送ら
れる場合にあっては、移動端末10からインターネット
経由による方法や、基地局20を経由する方法を採用す
ることができる。後者の場合、例えば、移動端末10の
メモリ12にエラー情報が記憶されている状態におい
て、その移動端末10が基地局20とデータのヤリトリ
を行う際(例えば通話)、移動端末10が(自動的に)
メモリ12内のエラー情報を基地局20に送信し、その
エラー情報を基地局20がサーバ30に送信するように
設けることが可能である。なお、この場合、基地局20
からサーバ30へのエラー情報の送信は、交換機25、
インターネットを経由して行うことが可能である。さら
に、上述のようにSC側システム40を介さずに、移動
端末10からエラー情報がサーバ30に送られる方法を
採用した場合にあっても、上記実施形態のようにSC側
システム40の読取装置41によりエラー情報を読み取
る方法を併用して設けることも可能である。
【0028】また、SC側システム40に既存エラー情
報が記憶されたデータベースを設け、SC側システム4
0のデータベースにおいて移動端末10から受け取った
エラー情報を比較するように設けることも可能である。
なお、この場合にあってはSC側システムのデータベー
スに記憶されるデータを各サービスセンタを統括するサ
ーバのデータベースに送信したり、またSC側システム
のデータベースをサーバからの情報に基づいて定期的に
修正変更するように設けることも可能である。
【0029】また、上記実施形態においては、サーバ3
0は受信したエラー情報の全てをデータベースに記憶す
る場合について説明したが、例えば、移動端末10から
通信者側システムSに送信されたエラー情報について、
そのエラー情報のエラー原因が移動端末10側の原因に
基づくエラーか基地局20側の原因に基づくエラーか等
のエラー原因を判別して、移動端末10側の原因に基づ
くエラー情報はDB31に記憶させずに、基地局20側
の原因に基づくエラー情報をDB31に既存エラー情報
として記憶させる方法を採用することも可能である。こ
の場合には、例えば、上記実施形態のように判別結果を
SC側システム40に送信した後に、サービスセンタに
おいて移動端末10の故障原因を検査し、そのエラー原
因が移動端末10側の故障ではない場合には、SC側シ
ステム40からDB31へのエラー情報の登録を求める
エラー情報登録要求信号が送信されるように設けること
ができる。そして、このエラー情報登録要求信号を受信
したサーバ30が、そのエラー情報について、制御手段
33によってDB31への記憶を行うように設けること
ができる。なお、エラー情報の記憶に際しては、予めそ
のエラー情報に関する場所に赴き、その場所の電波状態
等を測定したうえで行う等、予め他の手段を用いて確認
をした上で記憶することも可能である。また、受信した
エラー情報を制御手段33によってDB31に記憶させ
ておき、その後、上記のような測定を行ったうえで、そ
のDB31のエラー情報について確認済み等の情報を書
き込む方法を採用することも可能である。また、DB3
1に、前記エラー情報だけでなく、その基地局20のエ
ラー原因に対する修繕計画を、そのエラー情報(標準エ
ラー情報)に対応させても記憶しておくことも可能であ
る。この場合には、前述の回答情報にあわせて、この修
繕計画に関するデータを送信するように設けることも可
能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば「通話が途中で切れる」というエラーについて、
そのエラーがその移動端末固有の故障によるものか、そ
の地域の基地局の原因によるものか効率よく判断するこ
とが可能となり、そのコストの低減化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施形態の構成を示す説明図
である。
【図2】 同実施形態におけるサーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施形態のフロチャートである。
【符号の説明】
10 移動端末,11 送受信部,12 メモリ,13
制御手段(出力手段、エラー情報消去手段),20
基地局,30 サーバ,31 データベース,33 制
御手段(判別手段、既存エラー情報記憶手段),40
サービスセンタ側システム,41 読取装置(読取手
段),S 通信者側システム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】契約者の移動端末(10)と基地局(2
    0)との通信状態の不具合箇所を検出する通信不具合箇
    所検出方法において、契約者の移動端末(10)の通信
    が不用意に切断された等のエラーが生じた際に、その時
    間、場所等のエラー情報を移動端末のメモリ(12)に
    記憶させて、この移動端末(10)のメモリ(12)に
    記憶されたエラー情報を通信者側システム(S)に入力
    して、通信者側システム(S)は、移動端末(10)か
    ら入力されるエラー情報について、データベース(3
    1)に既に記憶されている既存エラー情報と比較して、
    標準エラー情報か非標準エラー情報かを判別することを
    特徴とする通信不具合箇所検出方法。
  2. 【請求項2】契約者の移動端末(10)と基地局(2
    0)との通信状態の不具合箇所を検出するための通信不
    具合箇所検出方法において、契約者の移動端末(10)
    の通信が不用意に切断された等のエラーが生じた際に、
    時間、場所等、移動端末のメモリ(12)に記憶された
    エラー情報を、通信者側システム(S)に入力し、通信
    者側システム(S)は、移動端末(10)から入力され
    たエラー情報について、データベース(31)に既に入
    力されている既存エラー情報と比較して、標準エラー情
    報か非標準エラー情報かを判別することを特徴とする通
    信不具合箇所検出方法。
  3. 【請求項3】前記エラー情報の通信者側システム(S)
    への入力は、移動端末(10)からインターフェースを
    介して通信者側システム(S)の読取装置(41)に送
    信されることを特徴とする請求項1または2記載の通信
    不具合箇所検出方法。
  4. 【請求項4】前記読取手段(41)は、移動端末(1
    0)からエラー情報の入力を受けた後に、そのエラー情
    報について移動端末のメモリ(12)から消去するよう
    に設けていることを特徴とする請求項3記載の通信不具
    合箇所検出方法。
  5. 【請求項5】前記移動端末(10)から通信者側システ
    ム(S)に入力されたエラー情報を、データベース(3
    1)に既存エラー情報として記憶させることを特徴とす
    る請求項1〜4記載の通信不具合箇所検出方法。
  6. 【請求項6】契約者の移動端末(10)と基地局(2
    0)との通信状態の不具合箇所を検出するための通信不
    具合箇所システムにおいて、通信が不用意に切断された
    等のエラーが生じた際に、時間、場所等のエラー情報が
    記憶されるメモリ(12)を有する移動端末(10)
    と、他の移動端末等において通信不具合状態が検出され
    た既存エラー情報が記憶されたデータベース(31)を
    有するとともに前記移動端末(10)のメモリ(12)
    に記憶されたエラー情報が入力される通信者側システム
    (S)とを備え、通信者側システム(S)は、移動端末
    (10)から入力されるエラー情報について、データベ
    ース(31)の既存エラー情報と比較して、標準エラー
    情報か非標準エラー情報かを判別する判別手段(33)
    を備えていることを特徴とする通信不具合箇所検出シス
    テム。
  7. 【請求項7】契約者の移動端末(10)と基地局(2
    0)との通信状態の不具合箇所を検出するための通信不
    具合箇所システムにおいて、通信が不用意に切断された
    等のエラーが生じた際に、移動端末(10)のメモリ
    (12)に記憶された時間、場所等のエラー情報が入力
    される通信者側システム(S)を有し、この通信者側シ
    ステム(S)は、他の移動端末等において通信不具合状
    態が検出された既存エラー情報が記憶されたデータベー
    ス(31)と、前記移動端末(10)から入力されるエ
    ラー情報について、データベース(31)の既存エラー
    情報と比較して、標準エラー情報か非標準エラー情報か
    を判別する判別手段(33)とを備えていることを特徴
    とする通信不具合箇所検出システム。
  8. 【請求項8】前記通信者側システム(S)は、エラー情
    報が移動端末(10)からインターフェースを介して入
    力される読取装置(41)を備えていることを特徴とす
    る請求項6または7記載の通信不具合箇所検出システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記読取装置(41)は、移動端末(1
    0)からエラー情報の入力を受けた後に、そのエラー情
    報について移動端末(10)のメモリ(12)から消去
    するように設けられていることを特徴とする請求項8記
    載の通信不具合箇所検出システム。
  10. 【請求項10】前記通信者側システム(S)は、移動端
    末(10)から入力されたエラー情報を、既存エラー情
    報としてデータベース(31)に記憶させる既存エラー
    情報記憶手段(33)を備えていることを特徴とする請
    求項7〜9記載の通信不具合箇所検出システム。
  11. 【請求項11】基地局(20)との電波のヤリトリによ
    り通信可能な移動端末であって、通信が不用意に切断さ
    れた時間、場所等のエラー情報が記憶されるメモリ(1
    2)と、該メモリ(12)に記憶されたエラー情報を出
    力可能な出力手段(13)とを備えていることを特徴と
    する移動端末。
  12. 【請求項12】前記出力手段(13)によってエラー情
    報が出力された後に、その出力したエラー情報について
    メモリ(12)から消去するエラー情報消去手段(1
    3)を備えていることを特徴とする請求項11記載の移
    動端末。
  13. 【請求項13】前記エラー情報消去手段(13)は、エ
    ラー情報の出力先のシステム(S)から送信されるエラ
    ー情報消去要求信号を受信することにより、前記エラー
    情報の消去を行うように設けられていることを特徴とす
    る請求項12記載の移動端末。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453169B1 (ko) * 2002-07-11 2004-10-15 주식회사 엘지텔레콤 이동통신 시스템의 기지국 장애 검출장치 및 방법
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