JP2002124843A - 振幅制限回路及びフィルタ回路 - Google Patents

振幅制限回路及びフィルタ回路

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JP2002124843A
JP2002124843A JP2000314200A JP2000314200A JP2002124843A JP 2002124843 A JP2002124843 A JP 2002124843A JP 2000314200 A JP2000314200 A JP 2000314200A JP 2000314200 A JP2000314200 A JP 2000314200A JP 2002124843 A JP2002124843 A JP 2002124843A
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Yoshikazu Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の電圧振幅が大きい場合であって
も、安定動作を保証し得るトランスコンダクタンスアン
プを用いたフィルタ回路を提供する。 【解決手段】 本発明のフィルタ回路は、少なくとも入
力段にトランスコンダクタンスアンプを有するフィルタ
回路本体と、入力信号の振幅を上記フィルタ回路本体の
入力ダイナミックレンジ以内に制限して上記フィルタ回
路本体に入力する振幅制限回路とを有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振幅制限回路及びフ
ィルタ回路に関し、例えば、集積回路化に好適なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスコンダクタンスアンプを
用いたフィルタ回路としては、特開平11−00413
9号公報の図1に開示されるものがある。
【0003】このフィルタ回路は、抵抗両終端LC梯子
型フィルタ回路におけるインダクタ及び抵抗部分を、ト
ランスコンダクタンスアンプ(なお、上記公報では電圧
制御電流源と呼んでいる)に置き換えることにより、ト
ランスコンダクタンスアンプと容量とのみの構成とし、
集積回路化における素子値のバラツキや温度による変動
に対して、各トランスコンダクタンスアンプの相互コン
ダクタンス(gm)を調節することでフィルタ回路とし
ての特性を維持させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフィルタ回路は、入力端子の直後にトランスコ
ンダクタンスアンプが接続されており、フィルタ回路へ
の入力信号がこのトランスコンダクタンスアンプの入力
ダイナミックレンジを超える電圧振幅であった場合に
は、このフィルタ回路内の動作が保証されず、不安定に
なるという課題があった。
【0005】そのため、入力信号の電圧振幅が大きい場
合であっても、安定動作を保証し得るトランスコンダク
タンスアンプを用いたフィルタ回路が求められており、
そのようなフィルタ回路に適用して好適な振幅制限回路
が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明の振幅制限回路は、(a)制御端、第
1端及び第2端を有する第1〜第6の第1導電型トラン
ジスタと、制御端、第1端及び第2端を有する第1〜第
4の第2導電型トランジスタと、第1〜第3の電流源と
を有し、(b)第1及び第2の第1導電型トランジスタ
は、互いの第1端同士が接続されて差動対を形成してお
り、これら第1及び第2の第1導電型トランジスタの制
御端はそれぞれ第1及び第2の入力端子に接続され、こ
れらの共通第1端は第1の電流源を介して第2の電源端
子に接続され、(c)第1の第2導電型トランジスタ
は、第2端が第2の出力端子及び第1の第1導電型トラ
ンジスタの第2端に接続され、第1端が第1の電源端子
に接続され、制御端が第4の第2導電型トランジスタの
第2端に接続され、(d)第2の第2導電型トランジス
タは、第2端が第1の出力端子及び第2の第1導電型ト
ランジスタの第2端に接続され、第1端が第1の電源端
子に接続され、制御端が第4の第2導電型トランジスタ
の第2端に接続され、(e)第3及び第4の第1導電型
トランジスタは、互いの第1端同士が接続されて差動対
を形成しており、これらの共通第1端は第2の電流源を
介して第2の電源端子に接続され、第3の第1導電型ト
ランジスタの制御端は第1の第1導電型トランジスタの
第2端に接続され、第4の第1導電型トランジスタの制
御端に基準電圧入力端子に接続され、(f)第5及び第
6の第1導電型トランジスタは、互いの第1端同士が接
続されて差動対を形成しており、これらの共通第1端は
第3の電流源を介して第2の電源端子に接続され、第5
の第1導電型トランジスタの制御端は第2の第1導電型
トランジスタの第2端に接続され、第6の第1導電型ト
ランジスタの制御端は基準電圧入力端子に接続され、
(g)第3の第2導電型トランジスタは、制御端及び第
2端が相互に接続されており、これら制御端及び第2端
が、第3の第1導電型トランジスタの第2端、第5の第
1導電型トランジスタの第2端及び第4の第2導電型ト
ランジスタの制御端に接続され、第1端が第1の電源端
子に接続され、(h)第4の第2導電型トランジスタ
は、制御端が、第3の第2導電型トランジスタの制御端
及び第2端に接続され、第2端が、第4の第1導電型ト
ランジスタの第2端及び第6の第1導電型トランジスタ
の第2端に接続され、第1端が第1の電源端子に接続さ
れていることを特徴とする。
【0007】また、第2の本発明の振幅制限回路は、
(a)制御端、第1端及び第2端を有する第1〜第6の
第1導電型トランジスタと、制御端、第1端及び第2端
を有する第1〜第4の第2導電型トランジスタと、第1
〜第3の電流源とを有し、(b)第1及び第2の第1導
電型トランジスタは、互いの第1端同士が接続されて差
動対を形成しており、これら第1及び第2の第1導電型
トランジスタの制御端はそれぞれ第1及び第2の入力端
子に接続され、これらの共通第1端は第1の電流源を介
して第2の電源端子に接続され、(c)第1の第2導電
型トランジスタは、第2端が第2の出力端子及び第1の
第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第1端が
第1の電源端子に接続され、制御端が第4の第2導電型
トランジスタの第2端に接続され、(d)第2の第2導
電型トランジスタは、第2端が第1の出力端子及び第2
の第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第1端
が第1の電源端子に接続され、制御端が第4の第2導電
型トランジスタの第2端に接続され、(e)第3及び第
4の第1導電型トランジスタは、互いの第1端同士が接
続されて差動対を形成しており、これらの共通第1端は
第2の電流源を介して第2の電源端子に接続され、第3
の第1導電型トランジスタの制御端は第1の第1導電型
トランジスタの第2端に接続され、第4の第1導電型ト
ランジスタの制御端に基準電圧入力端子に接続され、
(f)第5及び第6の第1導電型トランジスタは、互い
の第1端同士が接続されて差動対を形成しており、これ
らの共通第1端は第3の電流源を介して第2の電源端子
に接続され、第5の第1導電型トランジスタの制御端は
第2の第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第
6の第1導電型トランジスタの制御端は基準電圧入力端
子に接続され、(g)第3の第2導電型トランジスタ
は、制御端及び第2端が相互に接続されており、これら
制御端及び第2端が、第3の第1導電型トランジスタの
第2端及び第5の第1導電型トランジスタの第2端に接
続され、第1端が第1の電源端子に接続され、(h)第
4の第2導電型トランジスタは、制御端及び第2端が相
互に接続されており、これら制御端及び第2端が、第4
の第1導電型トランジスタの第2端及び第6の第1導電
型トランジスタの第2端に接続され、第1端が第1の電
源端子に接続されていることを特徴とする。
【0008】第3の本発明のフィルタ回路は、少なくと
も入力段にトランスコンダクタンスアンプを有するフィ
ルタ回路本体と、入力信号の振幅を上記フィルタ回路本
体の入力ダイナミックレンジ以内に制限して上記フィル
タ回路本体に入力する振幅制限回路とを有することを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるフィルタ回路の第1の実施形態を図
面を参照しながら、説明する。なお、第1の実施形態
は、本発明によるフィルタ回路の基本的構成をほぼその
まま示したものである。
【0010】図1は、第1の実施形態のフィルタ回路1
0の構成を示すブロック図である。図1において、第1
の実施形態のフィルタ回路10は、入力端子Vin、振
幅制限回路11、フィルタ回路本体12及び出力端子V
outがこの順に設けられて構成されている。
【0011】振幅制限回路11は、入力端子Vinから
の入力信号の電圧振幅がフィルタ回路本体12内の入力
段のトランスコンダクタンスアンプの入力ダイナミッグ
レンジを超えている場合には、その電圧振幅を入力ダイ
ナミッグレンジ以下まで制限した出力信号を形成して、
フィルタ回路本体12に与えるものである。振幅制限回
路11は、例えばゲインが1のものであり、すなわち、
増幅機能は有しないものである。
【0012】フィルタ回路本体12は、詳細の図示は省
略するが、トランスコンダクタンスアンプを利用してい
るものであり、少なくともその入力段にトランスコンダ
クタンスアンプが設けられているものである。なお、上
述した条件を満たすならば、従来の技術の項で言及した
フィルタ回路構成のものに限定されるものではない。
【0013】なお、この第1の実施形態の場合(以下の
実施形態も同様)、入力端子Vinからの入力信号とし
て、電圧方向に意味を持たない信号(例えば、周波数変
調や位相変調された信号)を意図している。
【0014】次に、第1の実施形態のフィルタ回路10
の動作を説明する。
【0015】入力端子Vinからの入力信号の電圧振幅
が、フィルタ回路本体12内の入力段のトランスコンダ
クタンスアンプの入力ダイナミッグレンジを超えていな
い場合には、振幅制限回路11は入力信号をそのまま通
過させてフィルタ回路本体12に出力し、フィルタ回路
本体12はその入力信号に対するフィルタリングを行っ
て出力端子Voutから出力させる。
【0016】これに対して、入力端子Vinからの入力
信号の電圧振幅が、フィルタ回路本体12内の入力段の
トランスコンダクタンスアンプの入力ダイナミッグレン
ジを超えている場合には、振幅制限回路11は入力信号
をトランスコンダクタンスアンプの入力ダイナミッグレ
ンジ以内の電圧振幅に制限してフィルタ回路本体12に
出力し、フィルタ回路本体12は振幅制限後の入力信号
に対するフィルタリングを行って出力端子Voutから
出力させる。
【0017】第1の実施形態によれば、フィルタ回路本
体には入力ダイナミッグレンジを超えない信号が常に入
力され、フィルタ回路としての動作が保証される。ま
た、外部からフィルタ回路に与える入力信号の電圧振幅
を意識してフィルタ回路に入力する必要がなくなる。
【0018】(B)第2の実施形態 以下、本発明による振幅制限回路及びフィルタ回路の第
2の実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、第
2の実施形態のフィルタ回路は正負の相補入力、正負の
相補出力のものである。
【0019】(B−1)第2の実施形態のフィルタ回路
の全体構成及び動作 図2は、第2の実施形態のフィルタ回路20の構成を示
すブロック図である。図2において、第2の実施形態の
フィルタ回路20は、正負入力端子Vinp及びVin
n、振幅制限回路21(第2の実施形態の振幅制限回路
となっている)、フィルタ回路本体22、並びに、正負
出力端子Voutp及びVoutnがこの順に設けられ
て構成されている振幅制限回路21は、入力信号に振幅
制限をかける振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ
201(図3及び図4参照)と、電流電圧変換用のトラ
ンスコンダクタンスアンプ202とを有する。ここで、
振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ201と電流
電圧変換用トランスコンダクタンスアンプ202とは同
じgm値(相互コンダクタンス値)を有するものであ
る。
【0020】振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ
201は、その正負入力端子がフィルタ回路20への正
負入力端子Vinp及びVinnに接続されており、正
負入力端子Vinp及びVinnから入力された入力信
号にフィルタ回路本体22での入力ダイナミックを考慮
した振幅制限をかけるものである。
【0021】振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ
201の正出力端子は、電流電圧変換用トランスコンダ
クタンスアンプ202の正入力端子、負出力端子及びフ
ィルタ回路本体22の正入力端子に接続されている。振
幅制限用トランスコンダクタンスアンプ201の負出力
端子は、電流電圧変換用トランスコンダクタンスアンプ
202の負入力端子、正出力端子及びフィルタ回路本体
22の負入力端子に接続されている。
【0022】電流電圧変換用トランスコンダクタンスア
ンプ202は、振幅制限用トランスコンダクタンスアン
プ201による振幅制限後の電気信号が電流信号である
ため、それを電圧信号に変換してフィルタ回路本体22
に入力させるためのものである。
【0023】上述した第1の実施形態の場合、振幅制限
回路11の内部構成はいかなるものであっても良いが、
この第2の実施形態の場合、フィルタ回路本体22と共
に、同一の集積回路上に振幅制限回路21を構成するこ
とを考慮し、振幅制限回路21を、振幅制限用トランス
コンダクタンスアンプ201と、電流電圧変換用トラン
スコンダクタンスアンプ202とで構成した。
【0024】フィルタ回路本体22は、例えば電流電圧
変換用トランスコンダクタンスアンプ202と同じトラ
ンスコンダクタンスアンプで構成されているものであ
り、電流電圧変換用トランスコンダクタンスアンプ20
2によって電圧信号に変換された振幅制限後の入力信号
に対して、フィルタリングを行うものである。なお、フ
ィルタ回路本体22の正出力端子は当該フィルタ回路2
0の正出力端子Voutpに接続され、フィルタ回路本
体22の負出力端子は当該フィルタ回路20の負出力端
子Voutnに接続されている。
【0025】第2の実施形態のフィルタ回路20は、以
下のように動作する。
【0026】正負入力端子Vinp及びVinnから入
力信号(電圧信号)は、振幅制限用トランスコンダクタ
ンスアンプ201によって、フィルタ回路本体22の入
力ダイナミックレンジが考慮された振幅制限がかけら
れ、その振幅制限信号(電流信号)が電流電圧変換用ト
ランスコンダクタンスアンプ202によって電圧信号に
変換されてフィルタ回路本体22に入力され、フィルタ
回路本体22によってフィルタリングされて正負出力端
子Voutp及び負出力端子Voutnから出力され
る。
【0027】(B−2)振幅制限用トランスコンダクタ
ンスアンプ201の第1構成例及び動作 次に、振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ201
の第1構成例を、図3を参照しながら説明する。
【0028】図3は、振幅制限用トランスコンダクタン
スアンプ201の第1構成例を示す回路図である。
【0029】図3において、2個のNMOSトランジス
タN31及びN32は、互いのソース同士が接続されて
差動対を形成しているものであり、NMOSトランジス
タN31及びN32のゲートはそれぞれ一方の入力端子
IN+、IN−に接続され、これらの共通ソースは電流
源I31に接続されている。
【0030】PMOSトランジスタP31は、ドレイン
が負出力端子OUT−及びNMOSトランジスタN31
のドレインに接続され、ソースが電源端子VDDに接続
されているものである。PMOSトランジスタP32
は、ドレインが正出力端子OUT+及びNMOSトラン
ジスタN32のドレインに接続され、ソースが電源端子
VDDに接続されているものである。これらPMOSト
ランジスタP31及びP32は、NMOSトランジスタ
N31及びN32のドレイン電圧(言い換えると入力電
位)に対応した電流を流そうとするものである。
【0031】また、2個のNMOSトランジスタN33
及びN34は、互いのソース同士が接続されて差動対を
形成しているものであり、これらの共通ソースは電流源
I32に接続されている。一方のNMOSトランジスタ
N33のゲートはNMOSトランジスタN31のドレイ
ンに接続され、他方のNMOSトランジスタN34のゲ
ートに基準電圧入力端子VREFに接続されている。
【0032】これらNMOSトランジスタN33及びN
34の差動対は、出力端子OUT−の直流レベルを制御
するためのものである。
【0033】さらに、2個のNMOSトランジスタN3
5及びN36は、互いのソース同士が接続されて差動対
を形成しているものであり、これらの共通ソースは電流
源I33に接続されている。一方のNMOSトランジス
タN35のゲートはNMOSトランジスタN32のドレ
インに接続され、他方のNMOSトランジスタN36の
ゲートに基準電圧入力端子VREFに接続されている。
【0034】これらNMOSトランジスタN35及びN
36の差動対は、出力端子OUT+の直流レベルを制御
するためのものである。
【0035】PMOSトランジスタP33は、ゲート及
びドレインが相互に接続されており、これらゲート及び
ドレインが、NMOSトランジスタN33のドレイン及
びNMOSトランジスタN35のドレインに接続され、
ソースが電源端子VDDに接続されている。PMOSト
ランジスタP33は、NMOSトランジスタN33及び
N35の負荷機能をも担っている。
【0036】また、PMOSトランジスタP34は、ゲ
ート及びドレインが相互に接続されており、これらゲー
ト及びドレインが、NMOSトランジスタN34のドレ
イン及びNMOSトランジスタN36のドレインに接続
され、ソースが電源端子VDDに接続されている。PM
OSトランジスタP34は、NMOSトランジスタN3
4及びN36の負荷機能をも担っている。
【0037】上述したPMOSトランジスタP31及び
P32のゲートは、このPMOSトランジスタP34の
ドレインに接続されている。
【0038】各電流源I31、I32、I33は、共通
ソース側でない端子は接地されているものである。ま
た、各電流源I31、I32、I33は可変定電流源で
あって、その制御端子は、電流量調整端子BIASに接
続されている。なお、各電流源I31、I32、I33
による定電流は等しいことを意図しているが、異なって
いても良い。
【0039】次に、振幅制限用トランスコンダクタンス
アンプ201の第1構成例の動作を説明する。
【0040】例えば、正負入力端子IN+及びIN−に
同じ電位の信号(但し、このトランスコンダクタンスア
ンプ201が正常に動作する直流レベルとする)が入力
されれば、PMOSトランジスタP31及びP43が流
す電流はそれぞれ全てNMOSトランジスタN31及び
N32に流れる。
【0041】これに対し、差動信号(相補信号)、例え
ば正入力端子IN+にHレベル、負入力端子IN−にL
レベルの信号が入力されると、NMOSトランジスタN
31はPMOSトランジスタP31が流す電流よりも多
くの電流を流そうとし、足りない分の電流をこのトラン
スコンダクタンスアンプ201の外部から出力端子OU
T−を通して引き込む。また、NMOSトランジスタN
32はPMOSトランジスタP32が流す電流よりも少
ない電流を流そうとし、余った電流はこのトランスコン
ダクタンスアンプ201の外部へ出力端子OUT+を通
して流れ出る。この正負入力端子IN+及びIN−に入
力される差動信号の電圧振幅(Vin)と、正負出力端
子OUT+及びOUT−から外部へ流れ出るあるいは引
き込む電流値(Iout)の比(Iout/Vin)が
gm値である。
【0042】正負出力端子OUT+及びOUT−から流
れ出るあるいは引き込む電流値は、電流源I31が流す
電流値と、PMOSトランジスタP31及びP32が流
す電流値、すなわちPMOSトランジスタP31及びP
32のトランジスタサイズとにより決まり制限される。
これにより、振幅制限が行われたことになる。
【0043】正負出力端子OUT+及びOUT−の直流
レベルを決めるのが右側のフィードバック回路である。
基準電圧入力端子VREFにこのトランスコンダクタン
スアンプ201が正常に動作する直流レべルを与える
と、正負出力端子OUT+及びOUT−は基準電圧VR
EFと同じ直流レベルになる。
【0044】例えば、正負出力端子OUT+及びOUT
−の直流レベルが基準電圧VREFよりも低いと、NM
OSトランジスタN33、N35は電流を流さないよう
に働き、PMOSトランジスタP33が流す電流が減少
する。NMOSトランジスタN33、N35に電流が流
れにくくなった分、NMOSトランジスタN34、N3
6は電流を流そうとし、PMOSトランジスタP34が
流す電流が増加する。PMOSトランジスタP34はダ
イオード接続されているため電流が増加するとドレイン
−ソース間電圧が増し、PMOSトランジスタP31及
びP32のゲートへの印加電位VCMFが下がるため、
PMOSトランジスタP31及びP32が流す電流が増
加し、正負出力端子OUT+及びOUT−の直流レベル
が上がる。
【0045】逆に、正負出力端子OUT+及びOUT−
の直流レベルが基準電圧VREFよりも高い場合には、
PMOSトランジスタP31及びP32のゲートへの印
加電位VCMFが上がって、PMOSトランジスタP3
1及びP32が流す電流が減少し、正負出力端子OUT
+及びOUT−の直流レベルが下がる。
【0046】このフィードバック回路は正負出力端子O
UT+及びOUT−の電圧振幅の大きさの影響を受けず
直流レベルのみを調節する。
【0047】(B−3)振幅制限用トランスコンダクタ
ンスアンプ201の第2構成例及び動作 次に、振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ201
の第2構成例を、図4を参照しながら説明する。
【0048】図4は、振幅制限用トランスコンダクタン
スアンプ201の第2構成例を示す回路図であり、上述
した図3との同一、対応部分には同一符号を付して示し
ている。
【0049】図4に示す振幅制限用トランスコンダクタ
ンスアンプ201の第2構成例は、図3に示した振幅制
限用トランスコンダクタンスアンプ201の第1構成例
と比較した場合、PMOSトランジスタP33及びP3
4の接続関係だけが異なっている。
【0050】PMOSトランジスタP33は、ゲート及
びドレインが互いに接続され、これらゲート及びドレイ
ンがPMOSトランジスタP34のゲートに接続されて
いる。これらPMOSトランジスタP33及びP34の
他の接続関係は、第1構成例と同様である。
【0051】すなわち、この第2構成例では、これらP
MOSトランジスタP33及びP34はカレントミラー
回路を構成している。
【0052】以下、振幅制限用トランスコンダクタンス
アンプ201の第2構成例の動作を、第1構成例の動作
との相違点を中心に説明する。
【0053】この入力信号に制限をかける構成としたト
ランスコンダクタンスアンプ201の動作について詳し
く説明する。
【0054】上述した第1構成例の場合、PMOSトラ
ンジスタP34がダイオード接続になっているため、P
MOSトランジスタP31及びP32のゲートに印加さ
れる、PMOSトランジスタP34のドレイン電位VC
MFが電源電圧VDDからスレッショルド電圧Vth分
だけ下がった電位までしか上がらず、正負出力端子OU
T+及びOUT−の直流レベルを調整できる範囲が狭
い。
【0055】そこで、この第2構成例では、上述したよ
うに、第1構成例でのフィードバック回路内のダイオー
ド接続の部分を、カレントミラー回路で構成した。
【0056】以下、第2構成例でのフィードバック回路
の動作についてのみ説明する。
【0057】基準電圧入力端子VREFに、このトラン
スコンダクタンスアンプ201が正常に動作する直流レ
ベルを与える。例えば、正負出力端子OUT+及びOU
T−の直流レベルがVREFよりも低いとすると、NM
OSトランジスタN33及びN35は電流を流さないよ
うに働き、PMOSトランジスタP33が流す電流が減
少する。PMOSトランジスタP33及びP34はカレ
ントミラー回路になっているため、PMOSトランジス
タP34が流す電流も減少する。すると、電位VCMF
が下がるため、PMOSトランジスタP31及びP32
が流す電流が増加し、正負出力端子OUT+及びOUT
−の直流レベルが上がる。逆に、正負出力端子OUT+
及びOUT−の直流レベルが基準電圧VREFよりも高
い場合には、電位VCMFが上がってPMOSトランジ
スタP31及びP32が流す電流が減少し、正負出力端
子OUT+及びOUT−の直流レベルが下がる。
【0058】このフィードバック回路は正負出力端子O
UT+及びOUT−の電圧振幅の大きさの影響を受け
ず、直流レベルのみを調節する。
【0059】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、第2の実施形態によっても、第1の実施
形態と同様な効果をそうすることができる。すなわち、
フィルタ回路本体21に入力ダイナミッグレンジを超え
ない信号が常に入力されるため、フィルタ回路20とし
ての動作が保証され、また、外部から与える入力信号の
電圧振幅を意識してフィルタ回路20に入力する必要が
ない。
【0060】さらに、第2の実施形態によれば、図3又
は図4に示す振幅制限用トランスコンダクタンスアンプ
201を適用しているので、フィルタ回路本体22への
入力信号の直流レベルを調整することができる(特に図
4に示すもの)。
【0061】(C)他の実施形態 上記第2の実施形態では、MOSトランジスタで構成し
たトランスコンダクタンスアンプ201について説明し
たが、他種類のユニポーラトランジスタやバイポーラト
ランジスタで構成しても同様な効果が得られる。また、
導電型(N型、P型)を、図3や図4に示したものと相
互に入れ替えて、トランスコンダクタンスアンプ201
を構成しても良い。
【0062】また、第2の実施形態では、差動信号によ
る構成としたが、片方の入力及び出力を接地するなどし
て、シングルエンドにしても良く、このようにしても、
同様な効果を得ることができる。
【0063】さらに、第2の実施形態では、図2に示す
ようにトランスコンダクタンスアンプ201のみを入力
信号の制限をかける構成のトランスコンダクタンスアン
プとしたが、トランスコンダクタンスアンプ202やフ
ィルタ回路22内のトランスコンダクタンスアンプもト
ランスコンダクタンスアンプ201と同じ構成にしても
良い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、入力信号の電圧振幅が
大きい場合であっても、安定動作を保証し得るトランス
コンダクタンスアンプを用いたフィルタ回路に適用して
好適な振幅制限回路を提供できる。
【0065】また、本発明によれば、入力信号の電圧振
幅が大きい場合であっても、安定動作を保証し得るトラ
ンスコンダクタンスアンプを用いたフィルタ回路を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のフィルタ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第2の実施形態のフィルタ回路の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】第2の実施形態の振幅制限用トランスコンダク
タンスアンプ201の第1構成例を示す回路図である。
【図4】第2の実施形態の振幅制限用トランスコンダク
タンスアンプ201の第2構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
10、20…フィルタ回路、11、21…振幅制限回
路、12、22…フィルタ回路本体、201…振幅制限
用トランスコンダクタンスアンプ、202…電流電圧変
換用トランスコンダクタンスアンプ、N31〜N36…
NMOSトランジスタ、P31〜P34…PMOSトラ
ンジスタ、I1〜I3…電流源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J030 CB03 CC02 CC05 CC06 5J066 AA01 AA12 CA32 FA01 HA08 HA10 HA17 HA19 KA05 KA09 KA41 MA11 MA21 ND01 ND14 ND22 ND23 PD02 TA01 5J098 AA03 AB02 AB03 AB12 AB13 AB34 AD04 AD05 AD26 CA01 CB01 CB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御端、第1端及び第2端を有する第1
    〜第6の第1導電型トランジスタと、制御端、第1端及
    び第2端を有する第1〜第4の第2導電型トランジスタ
    と、第1〜第3の電流源とを有し、 第1及び第2の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これら第1
    及び第2の第1導電型トランジスタの制御端はそれぞれ
    第1及び第2の入力端子に接続され、これらの共通第1
    端は第1の電流源を介して第2の電源端子に接続され、 第1の第2導電型トランジスタは、第2端が第2の出力
    端子及び第1の第1導電型トランジスタの第2端に接続
    され、第1端が第1の電源端子に接続され、制御端が第
    4の第2導電型トランジスタの第2端に接続され、 第2の第2導電型トランジスタは、第2端が第1の出力
    端子及び第2の第1導電型トランジスタの第2端に接続
    され、第1端が第1の電源端子に接続され、制御端が第
    4の第2導電型トランジスタの第2端に接続され、 第3及び第4の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これらの共
    通第1端は第2の電流源を介して第2の電源端子に接続
    され、第3の第1導電型トランジスタの制御端は第1の
    第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第4の第
    1導電型トランジスタの制御端に基準電圧入力端子に接
    続され、 第5及び第6の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これらの共
    通第1端は第3の電流源を介して第2の電源端子に接続
    され、第5の第1導電型トランジスタの制御端は第2の
    第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第6の第
    1導電型トランジスタの制御端は基準電圧入力端子に接
    続され、 第3の第2導電型トランジスタは、制御端及び第2端が
    相互に接続されており、これら制御端及び第2端が、第
    3の第1導電型トランジスタの第2端、第5の第1導電
    型トランジスタの第2端及び第4の第2導電型トランジ
    スタの制御端に接続され、第1端が第1の電源端子に接
    続され、 第4の第2導電型トランジスタは、制御端が、第3の第
    2導電型トランジスタの制御端及び第2端に接続され、
    第2端が、第4の第1導電型トランジスタの第2端及び
    第6の第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第
    1端が第1の電源端子に接続されていることを特徴とす
    る振幅制限回路。
  2. 【請求項2】 制御端、第1端及び第2端を有する第1
    〜第6の第1導電型トランジスタと、制御端、第1端及
    び第2端を有する第1〜第4の第2導電型トランジスタ
    と、第1〜第3の電流源とを有し、 第1及び第2の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これら第1
    及び第2の第1導電型トランジスタの制御端はそれぞれ
    第1及び第2の入力端子に接続され、これらの共通第1
    端は第1の電流源を介して第2の電源端子に接続され、 第1の第2導電型トランジスタは、第2端が第2の出力
    端子及び第1の第1導電型トランジスタの第2端に接続
    され、第1端が第1の電源端子に接続され、制御端が第
    4の第2導電型トランジスタの第2端に接続され、 第2の第2導電型トランジスタは、第2端が第1の出力
    端子及び第2の第1導電型トランジスタの第2端に接続
    され、第1端が第1の電源端子に接続され、制御端が第
    4の第2導電型トランジスタの第2端に接続され、 第3及び第4の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これらの共
    通第1端は第2の電流源を介して第2の電源端子に接続
    され、第3の第1導電型トランジスタの制御端は第1の
    第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第4の第
    1導電型トランジスタの制御端に基準電圧入力端子に接
    続され、 第5及び第6の第1導電型トランジスタは、互いの第1
    端同士が接続されて差動対を形成しており、これらの共
    通第1端は第3の電流源を介して第2の電源端子に接続
    され、第5の第1導電型トランジスタの制御端は第2の
    第1導電型トランジスタの第2端に接続され、第6の第
    1導電型トランジスタの制御端は基準電圧入力端子に接
    続され、 第3の第2導電型トランジスタは、制御端及び第2端が
    相互に接続されており、これら制御端及び第2端が、第
    3の第1導電型トランジスタの第2端及び第5の第1導
    電型トランジスタの第2端に接続され、第1端が第1の
    電源端子に接続され、 第4の第2導電型トランジスタは、制御端及び第2端が
    相互に接続されており、これら制御端及び第2端が、第
    4の第1導電型トランジスタの第2端及び第6の第1導
    電型トランジスタの第2端に接続され、第1端が第1の
    電源端子に接続されていることを特徴とする振幅制限回
    路。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の出力端子に接続され
    ている電流電圧変換部をさらに有することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の振幅制限回路。
  4. 【請求項4】 少なくとも入力段にトランスコンダクタ
    ンスアンプを有するフィルタ回路本体と、 入力信号の振幅を上記フィルタ回路本体の入力ダイナミ
    ックレンジ以内に制限して上記フィルタ回路本体に入力
    する振幅制限回路とを有することを特徴とするフィルタ
    回路。
  5. 【請求項5】 上記振幅制限回路として、請求項1〜3
    のいずれかに記載のものを適用したことを特徴とする請
    求項4に記載のフィルタ回路。
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