JP2002124507A - 化学処理工程用ウエハキャリア及びそれを用いたシリコンウエハの化学処理方法 - Google Patents

化学処理工程用ウエハキャリア及びそれを用いたシリコンウエハの化学処理方法

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JP2002124507A JP2000312452A JP2000312452A JP2002124507A JP 2002124507 A JP2002124507 A JP 2002124507A JP 2000312452 A JP2000312452 A JP 2000312452A JP 2000312452 A JP2000312452 A JP 2000312452A JP 2002124507 A JP2002124507 A JP 2002124507A
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bar
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Takeya Kimura
健也 木村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 太陽電池製造ライン等のシリコンウエハの化
学処理工程において、角形の多結晶シリコンウエハと非
角形の単結晶シリコンウエハに対して共通して用いるこ
とができる化学処理用工程用ウエハキャリアを提供す
る。 【解決手段】 化学処理工程用ウエハキャリア16は、
上面と底面にそれぞれ開口部20を有する箱状の本体部
1と、本体部内に収容される複数のシリコンウエハ2,
3が互いに間隔を空けて平行に整列されるように本体部
の一対の対向する内面にそれぞれ設けられて各シリコン
ウエハ間の間隔を規定する複数の突出リブ17と、収容
されるシリコンウエハ2,3に対して実質的に直交する
方向に本体部1の底面開口部20に設けられてシリコン
ウエハ2,3を支持するバー12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化学処理工程用
ウエハキャリア及びそれを用いたシリコンウエハの化学
処理方法に関し、詳しくは、例えば太陽電池などの製造
工程において使用される化学処理工程用ウエハキャリア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、一般的な太陽電池製造工程につい
て図5(a)〜図5(d)に基づいて説明する。なお、
図示しないが、以下に説明する図5(a)〜図5(d)
の工程において、通常、板状のシリコンウエハはウエハ
キャリアに複数枚まとめて収容され、自動搬送システム
によって各工程間を搬送される。
【0003】図5(a):P型多結晶のシリコンウエハ
4入荷 シリコンウエハ4の表面にはシリコンインゴット(図示
せず)からスライス加工した際の欠陥層5が残留してい
る。
【0004】図5(b):シリコンエッチング工程 シリコンウエハ4をアルカリ性の水溶液が満たされた薬
液槽(図示せず)に浸漬してエッチング処理し、欠陥層
5を除去する。なお、シリコンエッチング工程では複数
枚のシリコンウエハを収容したウエハキャリアごと薬液
槽に浸漬するのが通常である。
【0005】図5(c):N+ 拡散工程 シリコンウエハ4の受光面になるおもて側に熱処理等に
てN+ 拡散層6を形成する。 図5(d):反射防止膜形成工程 CVD法などの成膜方法にてシリコンウエハ4のおもて
側に光の吸収を向上させる反射防止膜7を形成する。
【0006】図5(e):電極形成工程 印刷法などのパターニング方法にてシリコンウエハ4の
裏側に全面電極8及びコンタクト電極9を形成し、さら
にシリコンウエハ4のおもて側にコンタクト電極10を
形成する。
【0007】以上のような太陽電池製造工程において採
用されている樹脂成型タイプのウエハキャリアとして図
6及び図7に示すようなものが一般に知られている。図
6及び図7において、ウエハキャリア21は、加工性、
自動搬送システムで搬送される際の耐久性、使用温度、
耐薬品性、製造コスト等を考慮し、例えばPPS樹脂
(ポリフェニレンサルファイド)等で一体成型されてい
る。
【0008】また、特に図7において示されるように、
ウエハキャリア21の底面には開口部20が設けられて
いる。これは、ウエハキャリア21の成型に使う樹脂の
量、射出成型時の金型抜き、上述のシリコンエッチング
工程において薬液槽に浸漬する際の薬液の循環等を考慮
してのことである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】現在、住宅用等の需要
が大幅に拡大している太陽電池発電システムにおいて、
最も大きな課題は太陽電池システム全体の単位発電量当
たりの製造コストを下げることである。
【0010】太陽電池システム全体の製造コストの中
で、太陽電池本体の製造コストは非常に大きなウエイト
を占めている。従って、太陽電池システムを構成する各
構成品の中でも太陽電池本体の製造コスト低減は、太陽
電池システム全体の製造コスト低減を図る上で最も効果
が大きい。
【0011】現在、太陽電池製造ラインは、他のエレク
トロニクス産業と同様に量産のための自動化が進んでい
る。しかし、他の高付加価値デバイスと少し考え方が異
なり、いかに安価な製造ラインで安定した生産を行うか
が太陽電池製造ラインにとっては非常に重要な課題とな
っている。
【0012】そのような課題を達成するための手段のひ
とつとして、太陽電池製造ラインにおける搬送システム
の自動化がある。自動化された搬送システムでは、複数
種類の製品に対応しつつ各製造工程にシリコンウエハを
確実に搬送することが求められる。そのような要求を達
成するための手段としてウエハキャリアの使用は大変効
果的である。
【0013】現在、シリコンウエハは、ほぼ正方形の形
をした角形の多結晶シリコンウエハが主流であるが、発
電効率の面では正方形の四隅の角を丸くしたような形を
した非角形の単結晶シリコンウエハも根強い需要があ
る。なお、単結晶シリコンウエハが非角形であるのは丸
型のシリコンインゴットから切り出して製作される為で
ある。
【0014】ところで、図7に示すように、ウエハキャ
リア21に角形多結晶シリコンウエハ2と非角形の単結
晶シリコンウエハ3とを一緒に収容した場合、非角形の
単結晶シリコンウエハ3は開口部20に落ち込んだ状態
で収容される。すなわち、開口部20の存在のために角
形の多結晶シリコンウエハ2と非角形の単結晶シリコン
ウエハ3とはウエハキャリア21内において同じ高さで
収容することができない。
【0015】このため、自動化された搬送システムを持
つ太陽電池の製造ラインでは、角形の多結晶シリコンウ
エハ2と非角形の単結晶シリコンウエハ3に対してウエ
ハキャリア21を共通して用いることができなかった。
【0016】また、上述したように太陽電池の製造工程
には、複数枚のシリコンウエハを収容したウエハキャリ
アごとアルカリ性の水溶液が満たされた薬液槽に浸漬す
るシリコンエッチング工程がある。
【0017】しかし、シリコンエッチング工程は激しい
化学反応を薬液槽中で起こすので、その影響を受けたウ
エハキャリアが薬液槽中で移動することがある。これは
次のような原因が考えられる。つまり、従来の一般的な
樹脂成型タイプのウエハキャリアの材質はPPS樹脂で
ある。この樹脂はPEEK樹脂(ポリエーテルエーテル
ケトン)より安価で、PFA樹脂(テトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)
より使用可能温度が高く、高温での剛性も強いため化学
処理工程用のウエハキャリアの材質として大変優れてい
る。しかし、材料の比重が低いため、薬液槽中での安定
性が悪く、少しの振動で転倒することもある。これを自
動搬送設備の改善によって対策するには多額の費用が必
要となり、太陽電池本体の製造コストを上昇させる要因
となってしまう。
【0018】この発明は以上のような事情を考慮してな
されたものであり、太陽電池製造ライン等におけるシリ
コンウエハの化学処理工程において、角形の多結晶シリ
コンウエハと非角形の単結晶シリコンウエハに対して共
通して用いることができる化学処理用工程用ウエハキャ
リアを提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、上面と底面
にそれぞれ開口部を有する箱状の本体部と、本体部内に
収容される複数のシリコンウエハが互いに間隔を空けて
平行に整列されるように本体部の一対の対向する内面に
それぞれ設けられて各シリコンウエハ間の間隔を規定す
る複数の突出リブと、収容されるシリコンウエハに対し
て実質的に直交する方向に本体部の底面開口部に設けら
れてシリコンウエハを支持するバーとを備えた化学処理
工程用ウエハキャリアを提供するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明において、化学処理工程
用ウエハキャリアとは、例えば、シリコンウエハ表面の
汚れや欠陥層を除去するためにウエハキャリアごと薬液
槽に浸漬されるシリコンエッチング工程などに適したも
のを指している。また、この発明による化学処理工程用
ウエハキャリアが用いられるのは、上述の太陽電池製造
工程以外であってもよく、シリコンウエハを化学処理す
る工程を有する製品の製造工程において広く用いること
ができる。
【0021】この発明による化学処理工程用ウエハキャ
リアは、本体部がPPS樹脂からなり、バーがPEEK
樹脂からなることが好ましい。というのは、PPS樹脂
は安価で、高温での使用にも優れているので本体部の材
料として好適であり、PEEK樹脂は柔軟性に優れてい
るので収容されるシリコンウエハとバーが直接接触する
際にシリコンウエハに衝撃を与えないため好適である。
【0022】また、この発明による化学処理工程用ウエ
ハキャリアは、バーがおもりを更に備えることが好まし
い。というのは、このように構成すると化学処理時のウ
エハキャリアの薬液槽中での安定性をより一層向上させ
ることができるからである。
【0023】また、この発明による化学処理工程用ウエ
ハキャリアは、おもりが金属棒であり、この金属棒は樹
脂コーティングされていることが好ましい。というの
は、金属棒はおもりとして好適であり、さらにその金属
棒に樹脂コーティングを施すと、薬液の金属汚染を防止
できるからである。
【0024】なお、上記金属棒の具体的な材質として
は、例えば、ステンレス316L材などを挙げることが
できる。ステンレス316L材は耐腐食性と耐薬品性に
優れるので、薬液を金属汚染する可能性が小さい。ま
た、樹脂コーティングの材料としては、例えば、耐薬品
性に優れるPFA樹脂などを挙げることができる。つま
り、PFA樹脂でステンレス316L材からなる金属棒
をコーティングすれば、万が一、樹脂コーティングにピ
ンホールが発生した場合でも薬液の金属汚染が防止され
る。
【0025】また、この発明による化学処理工程用ウエ
ハキャリアは、バーとおもりが共通の熱収縮性のチュー
ブによって被覆され一体化されていてもよい。なお具体
的な熱収縮チューブとしては、例えば、耐薬品性に優れ
るPFA樹脂からなる熱収縮チューブを用いることがで
きる。
【0026】また、この発明による化学処理工程用ウエ
ハキャリアは、バーが本体部よりも比重の高い材料から
なることが好ましい。というのは、このように構成する
とバーが化学処理工程用ウエハキャリアに対するおもり
の役目も果たし、化学処理時においてウエハキャリアの
薬液槽中での安定性が向上するからである。これは、化
学処理時にウエハキャリアが薬液槽中で移動又は転倒す
るのを防止することになる。
【0027】また、上述のように構成するために、この
発明による化学処理工程用ウエハキャリアは、バーが樹
脂でコーティングされた金属棒であってもよい。このよ
うに構成すると、おもりがバーの役割を兼ねることがで
き、より簡単な構成の化学処理工程用ウエハキャリアと
することができる。
【0028】また、この発明は、複数のシリコンウエハ
をこの発明による化学処理工程用ウエハキャリアに収容
して薬液中に浸し、本体部の上面開口部と底面開口部と
を介してシリコンウエハ表面に薬液を接触させ、これら
シリコンウエハの表面を化学処理するシリコンウエハの
化学処理方法を提供するものでもある。つまり、この発
明による化学処理工程用ウエハキャリアは、角形の多結
晶シリコンウエハと非角形の単結晶シリコンウエハに対
して共通して用いることができるので、シリコンウエハ
の化学処理方法を合理化することができる。
【0029】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この実施例によってこの発明が限定
されるものではない。
【0030】この発明の実施例に係る化学処理工程用ウ
エハキャリアについて図1〜図4に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例に係る化学処理工程用ウエハキ
ャリアの平面図、図2は図1に示される化学処理工程用
ウエハキャリアの断面図、図3は図1に示される化学処
理工程用ウエハキャリアの側面図である。また、図4は
実施例の変形例に係る化学処理工程用ウエハキャリアの
断面図である。
【0031】図1〜3に示されるように、化学処理工程
用ウエハキャリア16は、上面と底面にそれぞれ開口部
20を有する箱状の本体部1と、本体部1内に収容され
る複数のシリコンウエハ2、3が互いに間隔を空けて平
行に整列されるように本体部1の一対の対向する内面に
それぞれ設けられて各シリコンウエハ間の間隔を規定す
る複数の突出リブ17と、収容されるシリコンウエハ
2、3に対して実質的に直交する方向に本体部の底面開
口部に設けられてシリコンウエハを支持するバー12と
を備えている。
【0032】以下、化学処理工程用ウエハキャリア16
をその作製手順に沿って説明する。 (1)本体部作製 図1〜3に示される本体部1と突出リブ17は、PPS
樹脂を射出成型することによって一体の成型品として作
製する。なお、本体部1にはバー12を本体部1に固定
するために突起23を有するU字形のバー固定溝22を
形成しておく。バー固定溝22は、上述の射出成型によ
って形成されるようにしてもよいし、本体部1作製後に
加工を施すことによって形成してもよい。 (2)バー作製 図1〜3に示されるバー12はシリコンウエハ2と直接
接触する際にシリコンウエハ2に衝撃を与えないように
するために、柔軟性を備えたPEEK樹脂材等で成型す
る。また、バー12には丸棒状のものを使用し、その両
端に本体部1のバー固定溝22に嵌められる細径部分1
1を形成しておく。
【0033】(3)おもり作製 図1〜3に示されるおもり13は、万が一のことを考
え、耐腐食性の強いSUS316L材等からなる金属棒
に耐薬品性に優れたPFA樹脂からなる被覆膜14で被
覆(コーティング)することにより作製する。
【0034】(4)おもり取り付け 図1〜3に示されるバー12とおもり13は、耐薬品性
に優れたPFA樹脂からなる熱収縮チューブ15にバー
12とおもり13を通し、熱収縮チューブ15に熱を加
えて収縮させることにより熱収縮チューブ15でバー1
2とおもり13を被覆して一体化しておく。その後、バ
ー12の細径部分11を、本体部1のバー固定溝22に
嵌め込み、細径部分11を突起23に係止させることに
より化学処理工程用ウエハキャリア16が完成する。
【0035】なお、図4に示すように、本体部1にバー
固定孔24を形成し、バー12をたわませながらバー1
2の細径部分11をバー固定孔24へ嵌め込むことによ
り、バー12を本体部1へ取り付けてもよい。バー12
は柔軟性に優れたPEEK樹脂で形成されるので、たわ
ませた際にバー12が破損することはない。
【0036】このようにして本体部1の底面開口部20
にバー12を設けると、図2に示すように、角型の多結
晶シリコンウエハ2と非角形の単結晶シリコンウエハ3
は共にバー12によって支持されることになる。従っ
て、化学処理工程用ウエハキャリア16内において角型
の多結晶シリコンウエハ2と非角形の単結晶シリコンウ
エハ3の両方が同じ高さの位置に収納されるようにな
る。
【0037】つまり、化学処理工程用ウエハキャリア1
を用いれば、角形の単結晶シリコンウエハ2と非角形の
単結晶シリコンウエハ3とを一緒に薬液槽(図示せず)
中に浸漬してシリコンエッチングすることが可能とな
る。従って、化学処理工程用ウエハキャリア16が用い
られる太陽電池製造ラインなどの合理化を図ることがで
きる。
【0038】また、図1〜3に示すように、本体部1に
取り付けたバー12にはおもり13が取り付けられてい
るので、化学処理工程用ウエハキャリア16は薬液槽中
での安定性が向上している。従って、化学処理工程用ウ
エハキャリア16が激しい化学反応の影響を受けても薬
液槽中で移動したり転倒したりすることが防止される。
また、おもり13に耐薬品性に優れたステンレス316
L材を用いているので、万が一、被覆膜14にピンホー
ルが発生した場合でも薬液を金属汚染する可能性が小さ
い。
【0039】なお、図示しないが、ステンレス316L
材からなる金属棒をPFA樹脂からなる被覆膜で被覆し
たもの、すなわち上述のおもり13(図1〜3)と同じ
ものをバーとして用いることにより構造の簡略化を図っ
てもよい。この場合は、バーをたわませながら本体部へ
取り付けることができないので、図4に示したバー固定
孔24を用いることはできず、図1〜3に示したバー固
定溝22を用いる必要がある。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、化学処理工程用ウエ
ハキャリアの開口部にバーを設け、バーが収容されたシ
リコンウエハを支持するので、角形の多結晶シリコンウ
エハと非角形の単結晶シリコンウエハとを同じ高さの位
置に収納できるようになり、結果として多結晶シリコン
ウエハと単結晶シリコンウエハに対して共通して用いる
ことができる化学処理工程用ウエハキャリアを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る化学処理工程用ウエハ
キャリアを示す平面図である。
【図2】図1に示される化学処理工程用ウエハキャリア
の断面図である。
【図3】図1に示される化学処理工程用ウエハキャリア
の側面図である。
【図4】実施例の変形例に係る化学処理工程用ウエハキ
ャリアを示す断面図である。
【図5】一般的な太陽電池の製造工程を示す工程図であ
る。
【図6】従来のウエハキャリアを示す平面図である。
【図7】図5に示されるウエハキャリアの断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・本体部 2・・・多結晶シリコンウエハ 3・・・単結晶シリコンウエハ 11・・・細径部分 12・・・バー 13・・・おもり 14・・・被覆膜 15・・・熱収縮チューブ 16・・・化学処理工程用ウエハキャリア 17・・・突出リブ 22・・・バー固定溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面と底面にそれぞれ開口部を有する箱
    状の本体部と、本体部内に収容される複数のシリコンウ
    エハが互いに間隔を空けて平行に整列されるように本体
    部の一対の対向する内面にそれぞれ設けられて各シリコ
    ンウエハ間の間隔を規定する複数の突出リブと、収容さ
    れるシリコンウエハに対して実質的に直交する方向に本
    体部の底面開口部に設けられてシリコンウエハを支持す
    るバーとを備えた化学処理工程用ウエハキャリア。
  2. 【請求項2】 本体部がPPS樹脂からなり、バーがP
    EEK樹脂からなる請求項1に記載の化学処理工程用ウ
    エハキャリア。
  3. 【請求項3】 バーがおもりを更に備える請求項1又は
    2に記載の化学処理工程用ウエハキャリア。
  4. 【請求項4】 おもりが金属棒であり、前記金属棒は樹
    脂コーティングされている請求項3に記載の化学処理工
    程用ウエハキャリア。
  5. 【請求項5】 バーとおもりは、共通の熱収縮性のチュ
    ーブによって被覆され一体化されている請求項3又は4
    に記載の化学処理工程用ウエハキャリア。
  6. 【請求項6】 バーが本体部よりも比重の高い材料から
    なる請求項1に記載の化学処理工程用ウエハキャリア。
  7. 【請求項7】 バーが樹脂でコーティングされた金属棒
    である請求項1又は6に記載の化学処理工程用ウエハキ
    ャリア。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のウエハキャリアを用
    い、複数のシリコンウエハを前記ウエハキャリアに収容
    して薬液中に浸し、本体部の上面開口部と底面開口部と
    を介してシリコンウエハ表面に薬液を接触させ、これら
    シリコンウエハの表面を化学処理するシリコンウエハの
    化学処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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