JP2002124458A - 重ね合わせ検査装置および重ね合わせ検査方法 - Google Patents

重ね合わせ検査装置および重ね合わせ検査方法

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JP2002124458A
JP2002124458A JP2000318334A JP2000318334A JP2002124458A JP 2002124458 A JP2002124458 A JP 2002124458A JP 2000318334 A JP2000318334 A JP 2000318334A JP 2000318334 A JP2000318334 A JP 2000318334A JP 2002124458 A JP2002124458 A JP 2002124458A
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JP2000318334A
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English (en)
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Tomomi Takashina
知巳 高階
Koichiro Komatsu
宏一郎 小松
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1マークによって膜の表面に浮き出た疑似
マークが非対称な形状であっても第1パターンと第2パ
ターンとの重ね合わせ状態を高精度に検査する。 【解決手段】 被検物体(11)の第1マークと第2マーク
とを含む領域の画像に基づいて、第2マークおよび疑似
マークの位置を検出する検出手段(15)と、疑似マークと
第1マークとの位置ずれ量を推定する推定手段(15,16)
と、検出手段および推定手段の結果に基づいて第1マー
クと第2マークとの重ね合わせずれ量を算出する算出手
段(16)とを備える。推定手段は、画像の所定方向に沿っ
た濃度変化の中で疑似マークに対応する複数の変化部分
を用い、各々の変化部分において濃度変化を特徴づける
複数の点を選び出し、選び出された点間の濃度差に基づ
いて所定方向に沿った位置ずれ量を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
表示素子の製造工程において、基板の上に形成された複
数のパターンの重ね合わせ状態を検査する重ね合わせ検
査装置および重ね合わせ検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体素子や液晶表示素
子の製造工程では、マスク(レチクル)に形成された回路
パターンをレジスト膜に焼き付ける露光工程と、レジス
ト膜の露光部分または未露光部分を溶解する現像工程と
を経て、レジスト膜に回路パターン(レジストパター
ン)が転写され、このレジストパターンをマスクとして
エッチングや蒸着などを行うことにより(加工工程)、レ
ジスト膜の直下に隣接している所定の材料膜に回路パタ
ーンが転写される(パターン形成工程)。
【0003】次いで、上記所定の材料膜に形成された回
路パターンの上に別の回路パターンを形成するには、同
様のパターン形成工程が繰り返される。パターン形成工
程を何回も繰り返し実行することにより、様々な材料膜
の回路パターンが基板の上に積層され、半導体素子や液
晶表示素子の回路が形成される。ところで、あるパター
ン形成工程でのレジストパターンが1つ前のパターン形
成工程で形成された回路パターン(以下「下地パター
ン」という)に対し、正確に重ね合わされていないこと
がある。そのままパターン形成工程の処理を続け、レジ
ストパターンを介して材料膜を加工すると、下地パター
ンに対する重ね合わせ状態の不正確な回路パターンが形
成され、不良品(性能の悪い素子または機能しない素
子)となってしまう。
【0004】このため従来より、下地パターンに対する
レジストパターンの重ね合わせ検査が行われている。重
ね合わせ検査においては、下地パターンの基準位置を示
す下地マークと、レジストパターンの基準位置を示すレ
ジストマークとが用いられる。これらの下地マーク,レ
ジストマークも、上記したパターン形成工程において下
地パターン,レジストパターンと同時に形成される。
【0005】図4(a)は、1つ前のパターン形成工程で
下地マーク41が形成されたウエハ40の断面図であ
る。下地マーク41は対をなす2つの凹部41a,41
bからなる。図4(b)〜(f)は、次のパターン形成工程
を示す断面図である。このパターン形成工程において、
ウエハ40の表面40a全体には蒸着やスパッタなどに
より所定の材料膜42が形成され((b)の状態)、次い
で、材料膜42の表面42a全体にレジスト膜43が塗
布される((c)の状態)。そして、レジスト膜43を露光
・現像することにより、レジストパターン(不図示)とレ
ジストマーク44とが形成される((d)の状態)。レジス
トマーク44は対をなす2つの凸部44a,44bから
なる。
【0006】下地パターン(不図示)に対するレジストパ
ターン(不図示)の重ね合わせ検査は、図4(d)の状態に
おいて、レジストマーク44の位置(例えば凸部44
a,44bの中心位置A)と下地マーク41の位置(例
えば凹部41a,41bの中心位置B)とのずれ量(重
ね合わせずれ量)Δを検出することにより行われる。具
体的には、レジストマーク44と下地マーク41とを含
む領域45の画像を取り込み、この画像に現れたエッジ
の位置から重ね合わせずれ量Δを検出する(例えば特開
平10-122814号公報)。エッジとは濃度値が急激に変化
する箇所である。そして、重ね合わせずれ量Δが許容範
囲内であれば材料膜42に対するエッチング加工を行い
((e)の状態)、逆に重ね合わせずれ量Δが許容範囲を超
えて大きければ、材料膜42を加工せずに全てのレジス
ト膜(レジストマーク44を含む)を取り除く((b)の
状態)。
【0007】すなわち、下地マーク41に対するレジス
トマーク44の重ね合わせ状態が不正確な場合には、レ
ジスト膜43の塗布や露光・現像をやり直し((c),(d)
の状態)、下地マーク41に対するレジストマーク44
の重ね合わせ状態が正確な場合のみ材料膜42をエッチ
ングする((e)の状態)。その後、全てのレジスト膜(レ
ジストマーク44を含む)を取り除くことにより((f)
の状態)、下地マーク41の上にはレジストマーク44
に応じた基準マーク46(凸部46a,46b)が形成
され、下地パターン(不図示)の上には正確な重ね合わせ
状態の回路パターン(不図示)が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の重ね合わせ検査では、領域45(図4(d))の
画像に現れたエッジの位置から下地マーク41の位置
(例えば凹部41a,41bの中心位置B)を検出する
ため、必ずしも正確な結果が得られるとは限らなかっ
た。
【0009】領域45の画像に現れるエッジは、下地マ
ーク41自体の凹凸構造(凹部41a,41b)による
ものではなく、下地マーク41の凹凸構造によって材料
膜42の表面42aに浮き出た凹凸構造(凹部47a,
47b)のエッジだからである。そして、下地マーク4
1の位置に関する検出結果が不正確になるのは、材料膜
42の表面42aに浮き出た凹部47a,47b(総じ
て疑似マーク47という)の形状が、凹部41a上の部
分(凹部47a)と凹部41b上の部分(凹部47b)とで
非対称な場合である。
【0010】なお、材料膜42が光を通す層の場合に
は、材料膜42を介して下地マーク41を観察できる。
しかし、材料膜42の表面は、やはり下地マーク41の
凹凸構造に応じた凹凸構造となるため、その影響によ
り、下地マーク41の位置がずれて見えてしまうことに
なる。この場合も、凹部47aと凹部47bの形状が非
対称であれば、検出結果が不正確となる。
【0011】一般に、疑似マーク47の凹部47aの形
状が下地マーク41の凹部41aの形状と異なっている
場合、画像に現れるエッジの位置は、下地マーク41自
体の凹部41aのエッジからずれている。疑似マーク4
7の凹部47bの形状が下地マーク41の凹部41bの
形状と異なっている場合も同様であり、画像中のエッジ
は凹部41bのエッジからずれた位置に現れる。
【0012】ただし、画像に現れるエッジの位置ずれ
は、疑似マーク47の凹部47aと凹部47bとが対称
な形状(図5(a)参照)の場合には、下地マーク41の
位置(例えば中心位置B)を検出する際に相殺される。
このため、画像に現れたエッジの位置に基づいて正確な
下地マーク41の位置を検出できる。ところが、疑似マ
ーク47の凹部47aと凹部47bとが非対称な形状
(図5(b)参照)の場合には、エッジの位置ずれを相殺
することができない。このため、下地マーク41の位置
(例えば中心位置B)を正確に検出できない。下地マー
ク41の位置が不正確であれば、当然、下地マーク41
に対するレジストマーク44の重ね合わせずれ量Δも不
正確になってしまう。
【0013】ちなみに、疑似マーク47の凹部47aと
凹部47bとは、材料膜42が化学的機械的研磨(Chemi
cal Mechanical Polishing)やスパッタリングなどの成
膜技術を用いて形成された場合に、非対称な形状(図5
(b)参照)になりやすい。本発明の目的は、下地マーク
が材料膜で覆われた状態において、下地マークによって
材料膜の表面に浮き出た疑似マークが非対称な形状であ
っても、下地パターンとレジストパターンとの重ね合わ
せ状態を高精度に検査できる重ね合わせ検査装置および
重ね合わせ検査方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の重ね合わせ検査
装置(10)は、第1パターン上に膜(42)が形成され且つ該
膜上に第2パターンが形成された被検物体(11)の第1パ
ターンと第2パターンとの重ね合わせ状態を検査する装
置である。被検物体には、第1パターンの基準位置を示
す第1マーク(41)と、第2パターンの基準位置を示す第
2マーク(44)とが形成されている。
【0015】本発明の装置は、被検物体の第1マークと
第2マークとを含む領域(45)の画像を取り込む取込手段
(13,14)を備えている。画像に現れたエッジ群のうち、
膜を介して観察される第1マークに対応する複数のエッ
ジの位置に基づいたマークを疑似マーク(47)という。さ
らに、本発明の装置は、画像に基づいて第2マークおよ
び疑似マークの位置を検出する検出手段(15)と、画像に
基づいて疑似マークと第1マークとの位置ずれ量を推定
する推定手段(15,16)と、検出された第2マークおよび
疑似マークの位置と推定された位置ずれ量とに基づい
て、第1マークと第2マークとの重ね合わせずれ量を算
出する算出手段(16)とを備えたものである。
【0016】検出手段は、画像に現れたエッジ群のう
ち、第2マークに対応する複数のエッジの位置に基づい
て第2マークの位置を検出し、疑似マークに対応する複
数のエッジの位置に基づいて疑似マークの位置を検出す
る。推定手段は、画像の所定方向に沿った濃度変化の中
で疑似マークに対応する複数の変化部分(57a,57b)を用
い、各々の変化部分において濃度変化を特徴づける複数
の点(a〜d)(e〜h)を選び出し、選び出された点間の濃度
差に基づいて所定方向に沿った位置ずれ量を推定する。
【0017】このため、疑似マークが非対称な形状であ
っても、第1マークと第2マークとの重ね合わせずれ量
を正確に算出でき、この重ね合わせずれ量に基づいて第
1パターンと第2パターンとの重ね合わせ状態を高精度
に検査できる。本発明の重ね合わせ検査方法は、上記し
た被検物体の第1パターンと第2パターンとの重ね合わ
せ状態を検査する方法であり、被検物体の第1マークと
第2マークとを含む領域の画像を取り込む取込工程と、
画像に基づいて第2マークおよび疑似マークの位置を検
出する検出工程と、画像に基づいて疑似マークと第1マ
ークとの位置ずれ量を推定する推定工程と、検出された
第2マークおよび疑似マークの位置と推定された位置ず
れ量とに基づいて、第1マークと第2マークとの重ね合
わせずれ量を算出する算出工程とを備えたものである。
【0018】検出工程では、画像に現れたエッジ群のう
ち、第2マークに対応する複数のエッジの位置に基づい
て第2マークの位置を検出し、疑似マークに対応する複
数のエッジの位置に基づいて疑似マークの位置を検出す
る。推定工程では、画像の所定方向に沿った濃度変化の
中で疑似マークに対応する複数の変化部分を用い、各々
の変化部分において濃度変化を特徴づける複数の点を選
び出し、選び出された点間の濃度差に基づいて所定方向
に沿った位置ずれ量を推定する。
【0019】このため、疑似マークが非対称な形状であ
っても、第1マークと第2マークとの重ね合わせずれ量
を正確に算出でき、この重ね合わせずれ量に基づいて第
1パターンと第2パターンとの重ね合わせ状態を高精度
に検査できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を詳細に説明する。
【0021】本発明の実施形態は、請求項1〜請求項6
に対応する。本実施形態の重ね合わせ検査装置10は、
図1に示すように、被検物体であるウエハ11を載置す
る検査ステージ12と、検査ステージ12上のウエハ1
1を照明する照明光学系13と、照明光学系13によっ
て照明されたウエハ11を観察する観察光学系14と、
画像処理装置15と、制御コンピュータ16とで構成さ
れている。
【0022】ウエハ11には、複数の回路パターンが基
板の上に積層されている。最上層の回路パターンは、レ
ジスト膜に転写されたレジストパターンである。つま
り、ウエハ11は、1つ前のパターン形成工程で形成さ
れた下地パターンの上に別の回路パターンを形成する工
程の途中(レジスト膜に対する露光・現像後で且つ材料
膜に対するエッチング加工前)の状態にある。上記の下
地パターンは請求項の「第1パターン」に対応し、レジ
ストパターンは「第2パターン」に対応する。
【0023】また、ウエハ11には、下地パターンに対
するレジストパターンの重ね合わせ状態を検査する際に
用いられる重ね合わせマークも形成されている。重ね合
わせマークは、図2(a)に示すように、下地マーク41
とレジストマーク44とからなる。下地マーク41は、
下地パターン(不図示)と同時に形成され、下地パターン
の基準位置を示している。レジストマーク44は、レジ
ストパターン(不図示)と同時に形成され、レジストパタ
ーンの基準位置を示している。
【0024】さらに、レジストマーク44およびレジス
トパターン(不図示)と、下地マーク41および下地パタ
ーン(不図示)との間には、図2(b)に示すように、材料
膜42が形成されている。図2(b)は、図2(a)のX方
向に沿ったC−C断面を示す図である。材料膜42は、
重ね合わせ検査装置10での検査結果に基づいて、レジ
ストパターン(不図示)が下地パターン(不図示)に対し正
確に重ね合わされている場合のみ、レジストパターン
(不図示)を介して加工される(図4(e)参照)。
【0025】このように、重ね合わせ検査の対象となる
ウエハ11には、下地マーク41上に材料膜42が形成
され且つ材料膜42上にレジストマーク44が形成さ
れ、材料膜42の表面42aに、下地マーク41の凹凸
構造による疑似マーク47が浮き出ている。X方向に関
して言うと(図2(b))、レジストマーク44は対をな
す2つの凸部44a,44bからなる。また、下地マー
ク41は対をなす2つの凹部41a,41bからなり、
疑似マーク47も対をなす2つの凹部47a,47bか
らなる。この疑似マーク47の凹部47aと凹部47b
とは、材料膜42が化学的機械的研磨法やスパッタリン
グ法を用いて形成された場合に、非対称な形状(図5
(b))になりやすい。
【0026】さて、重ね合わせ検査装置10の検査ステ
ージ12(図1)は、ウエハ11を水平状態に保持する
と共に、水平面内で任意の位置に移動可能である。検査
ステージ12を移動させることにより、ウエハ11の重
ね合わせマーク(レジストマーク44,下地マーク41)
を含む領域45(図2(a),(b))が観察光学系14の
視野内に位置決めされる。検査ステージ12の法線方向
をZ方向、ウエハ11の載置面をXY面とする。
【0027】照明光学系13は、光源21と照明レンズ
22とプリズム23とで構成され、プリズム23が観察
光学系14の光軸O1上に配置される。観察光学系14
の光軸O1はZ方向に平行である。プリズム23の反射
透過面23aは、光軸O1に対して略45°傾けられて
いる。照明光学系13の光軸O2は、観察光学系14の
光軸O1に垂直である。
【0028】観察光学系14は、対物レンズ24と結像
レンズ25とCCD撮像素子26とで構成され、対物レ
ンズ24が検査ステージ12とプリズム23との間に配
置される。結像レンズ25およびCCD撮像素子26
は、プリズム23を挟んで対物レンズ24とは反対側に
配置される。上記の照明光学系13および観察光学系1
4において、光源21から射出された光は照明レンズ2
2とプリズム23とを介して対物レンズ24に導かれ、
対物レンズ24を通過して照明光L1となる。照明光L
1は、光軸O1に略平行な光であり、検査ステージ12
に載置されたウエハ11の領域45(図2(a),(b))
を略垂直に照明する。
【0029】ウエハ11の領域45の凹凸構造に応じて
発生した光L2は、対物レンズ24とプリズム23とを
介して結像レンズ25に導かれ、結像レンズ25によっ
てCCD撮像素子26の撮像面上に結像される。これに
より、ウエハ11の領域45の像が画像として取り込ま
れる。ウエハ11の領域45の画像は、CCD撮像素子
26から画像処理装置15に出力される。
【0030】ここで、ウエハ11の領域45の画像に
は、下地マーク41の形状の影響を受けて材料膜42の
表面42aに浮き出た凹凸構造(X方向については凹部
47a,47b)による疑似マーク47のエッジと、レ
ジストマーク44の凹凸構造(X方向については凸部4
4a,44b)によるエッジとが現れる。材料膜42が
不透明である場合には、下地マーク41自体の凹凸構造
(X方向については凹部41a,41b)によるエッジ
は、領域45の画像に現れない。
【0031】しかし、材料膜42が透明である場合は、
材料膜42を介して観察される下地マーク41の凹凸構
造が領域45の画像に現れる。この場合も、材料膜42
の表面は下地マーク41の形状の影響を受けて凹凸構造
となる。この凹凸構造の影響により、領域45の画像に
現れる下地マーク41の凹凸構造のエッジ位置は、実際
の位置からずれることとなる。このような場合に領域4
5の画像に現れる下地マーク41も、上述と同様に「疑
似マーク」として以下説明を続ける。
【0032】画像処理装置15は、ウエハ11の領域4
5の画像に現れたエッジ群のうち、レジストマーク44
の凹凸構造による複数のエッジの位置に基づいて、レジ
ストマーク44の位置Wrを検出する。また、疑似マー
ク47の凹凸構造による複数のエッジの位置に基づい
て、疑似マーク47の位置Wgを検出する。このとき検
出された疑似マーク47の位置Wgは、疑似マーク47
の凹凸構造(X方向については凹部47aと凹部47b
と)が対称な形状(図5(a)参照)であれば下地マーク
41の位置Wsに一致し、非対称な形状(図5(b)参
照)の場合には下地マーク41の位置Wsからずれてし
まう。
【0033】疑似マーク47の位置Wgが下地マーク4
1の位置Wsからずれている場合、レジストマーク44
の位置Wrと疑似マーク47の位置Wgとのずれ量に基づ
いて、ウエハ11の下地パターンに対するレジストパタ
ーンの重ね合わせ状態を検査しようとしても、正確な結
果は得られない。そこで、本実施形態の重ね合わせ検査
装置10では、制御コンピュータ16が疑似マーク47
と下地マーク41との位置ずれ量(δ)を推定し、推定し
た位置ずれ量(δ)を用いて補正することにより、ウエハ
11の下地パターンに対するレジストパターンの重ね合
わせずれ量を正確に検出する(詳細は後述する)。
【0034】そして、画像処理装置15は、制御コンピ
ュータ16が疑似マーク47と下地マーク41との位置
ずれ量(δ)を推定するに備えて、疑似マーク47の凹凸
構造(X方向については凹部47aと凹部47bと)が
どの程度非対称な形状となっているかを示す特徴量を検
出し、制御コンピュータ16に出力する。非対称な形状
を示す特徴量の検出に当たって、画像処理装置15は、
ウエハ11の領域45の画像のうち、所定方向に沿った
濃度値の変化を参照する。
【0035】ちなみに、X方向に沿った濃度値の変化に
は、図2(c)に示すように、疑似マーク47の2つの凹
部47a,47bに対応する波形部分57a,57bと、
レジストマーク44の2つの凸部44a,44bに対応
する波形部分54a,54bとが現れる。このうち波形
部分57a,57bの濃度値の変化に基づいて、疑似マ
ーク47の凹部47a,47bの非対称な形状を示す特
徴量の検出が行われる。
【0036】例えば、凹部47a,47bの非対称な形
状を示す特徴量として、(1)波形部分57aの外側の変
曲点aと極小点bとを結ぶ線分abの傾きS(ab)と、
(2)波形部分57aの外側の極小点bと内側の極小点c
とを結ぶ線分bcの傾きS(bc)と、(3)波形部分57a
の内側の極小点cと変曲点dとを結ぶ線分cdの傾きS
(cd)と、(4)波形部分57bの内側の変曲点eと極小点
fとを結ぶ線分efの傾きS(ef)と、(5)波形部分57
bの内側の極小点fと外側の極小点gとを結ぶ線分fg
の傾きS(fg)と、(6)波形部分57bの外側の極小点g
と変曲点hとを結ぶ線分ghの傾きS(gh)とが検出され
る。
【0037】Y方向に沿った濃度値の変化についても同
様であり、疑似マーク47の凹凸構造に対応する2つの
波形部分の濃度変化に基づいて、Y方向に関する非対称
な形状を示す特徴量(傾き)が検出される。傾きとは、
2点間の濃度差と所定方向(X方向またはY方向)に沿
った距離との比で表される。以下、X方向を例に説明を
行う。Y方向についてはX方向と同じであるため、説明
を省略する。
【0038】上記6つの傾きS(ab),S(bc),S(cd),S
(ef),S(fg),S(gh)は、凹部47a,47bの非対称な
形状を示す特徴量として制御コンピュータ16に出力さ
れる。上記したレジストマーク44の位置Wrおよび疑
似マーク47の位置Wgに関する検出結果も、制御コン
ピュータ16に出力される。制御コンピュータ16は、
6つの傾きS(ab),S(bc),S(cd),S(ef),S(fg),S(g
h)を次の補正式(1)に代入し、疑似マーク47の凹部4
7a,47bの形状が非対称なことに起因して生じる疑
似マーク47と下地マーク41との位置ずれ量δを推定
する。補正式(1)に含まれるk(ab),k(bc),k(cd),k
(ef),k(fg),k(gh),koは補正係数である。
【0039】 δ=[k(ab)×S(ab)]+[k(bc)×S(bc)]+[k(cd)×S(cd)] +[k(ef)×S(ef)]+[k(fg)×S(fg)]+[k(gh)×S(gh)]+ko …(1) ここで、補正式(1)および補正係数k(ab),k(bc),k(c
d),k(ef),k(fg),k(gh),koは、ウエハ11に対する
重ね合わせ検査に先立って予め決定され、制御コンピュ
ータ16内のメモリに記憶されたものである。これらの
決定に当たっては、補正式決定用のテストウエハが用い
られ、重ね合わせ検査装置10の検査ステージ12に載
置される。このテストウエハには、ウエハ11の重ね合
わせマーク(図2(a),(b))と同様の重ね合わせマー
クがn個形成されている。
【0040】テストウエハの各重ね合わせマークは、順
次、観察光学系14の視野内に位置決めされ、画像とし
て画像処理装置15に取り込まれる。そして、画像処理
装置15は、上記したウエハ11に対する重ね合わせ検
査時と同様に、テストウエハの各重ね合わせマークにお
ける疑似マークの位置Tgiと、疑似マークの凹凸構造の
非対称な形状を示す特徴量(6つの傾きS(ab)i,S(bc)
i,S(cd)i,S(ef)i,S(fg)i,S(gh)i)とを検出する
(i=1,2,…,n)。
【0041】次に、テストウエハの各重ね合わせマーク
における下地マークの位置Tsiを検出するために、テス
トウエハの材料膜を実際にエッチングする(図4(e)の
状態)。そして、エッチング後のテストウエハが改めて
検査ステージ12に載置され、同様に、各重ね合わせマ
ークの画像が取り込まれる。このとき取り込まれた画像
には、下地マーク自体の凹凸構造によるエッジが現れ
る。したがって、画像処理装置15では、各重ね合わせ
マークにおける下地マークの位置Tsiを直接検出できる
(i=1,2,…,n)。
【0042】制御コンピュータ16では、テストウエハ
を用いて検出された疑似マークの位置Tgiと下地マーク
の位置Tsiとずれ量(Tgi−Tsi)を算出し、このずれ
量(Tgi−Tsi)が、疑似マークの凹凸構造の非対称な
形状を示す特徴量(傾きS(ab)i,S(bc)i,S(cd)i,S(e
f)i,S(fg)i,S(gh)i)の線形結合で表されると仮定し
て、次の関係式(2)をn個作成する(i=1,2,…,
n)。
【0043】 Tgi−Tsi=[k(ab)×S(ab)i]+[k(bc)×S(bc)i]+[k(cd)×S(cd)i]+[ k(ef)×S(ef)i]+[k(fg)×S(fg)i]+[k(gh)×S(gh)i]+ko …(2) 関係式(2)に含まれる7つの未知パラメータ(補正係
数)k(ab),k(bc),k(cd),k(ef),k(fg),k(gh),ko
は、n個の「Tgi,Tsi,S(ab)i,S(bc)i,S(cd)i,S(e
f)i,S(fg)i,S(gh)i」の組み合わせから(i∈[1,2,
…n])、重回帰分析を用いて求められる。
【0044】このように、上記した補正式(1)および補
正係数k(ab),k(bc),k(cd),k(ef),k(fg),k(gh),k
oがウエハ11に対する重ね合わせ検査に先立って予め
決定されているため、制御コンピュータ16では、画像
処理装置15によって検出された6つの傾きS(ab),S
(bc),S(cd),S(ef),S(fg),S(gh)を補正式(1)に代入
することで、疑似マーク47と下地マーク41との位置
ずれ量δを正確に推定することができる。
【0045】さらに、制御コンピュータ16では、画像
処理装置15によって検出されたレジストマーク44の
位置Wrと疑似マーク47の位置Wgとのずれ量(Wr−
Wg)を算出し、このずれ量(Wr−Wg)を上記の補正
式(1)から推定された位置ずれ量δに基づいて補正する
ことで、下地マーク41に対するレジストマーク44の
重ね合わせずれ量(=Wr−Wg+δ)を正確に検出する
ことができる。
【0046】上述したように、下地マーク41は下地パ
ターンの基準位置を示し、レジストマーク44はレジス
トパターンの基準位置を示すため、下地マーク41に対
するレジストマーク44の重ね合わせずれ量は、ウエハ
11の下地パターンに対するレジストパターンの重ね合
わせずれ量に等しい。したがって、本実施形態の重ね合
わせ検査装置10によれば、下地パターンとレジストパ
ターンとの重ね合わせ状態を高精度に検査することがで
きる。重ね合わせ検査の精度が向上するので、製品の歩
留まりを実質的に向上させることができる。また、半導
体素子や液晶表示素子の高集積化にも対応できる。
【0047】なお、位置ずれ量δに基づく補正に際し
て、取り込む画像数は変わらないので、演算時間に要す
る分だけ処理時間が増える程度であり、従来までの重ね
合わせ検査装置と比べて検査速度が殆ど変わらないとい
う利点もある。上記した実施形態では、6つの傾きS(a
b),S(bc),S(cd),S(ef),S(fg),S(gh)を補正式(1)
に代入することで、疑似マーク47と下地マーク41と
の位置ずれ量δを推定したが、本発明はこの例に限らな
い。
【0048】6つの傾きS(ab),S(bc),S(cd),S(ef),
S(fg),S(gh)のうち、S(ab)とS(gh)とは対をなし、
S(bc)とS(fg)も対をなし、S(cd)とS(ef)も対をなす
ため、次の補正式(3)によって位置ずれ量δを推定して
もよい。k(1),k(2),k(3),k(4)は補正係数である。 δ=k(1)×[S(ab)+S(gh)]+k(2)×[S(bc)+S(fg)] +k(3)×[S(cd)+S(ef)]+k(4) …(3) また、上記した実施形態では、波形部分57a,57b
の濃度変化を特徴づける点(a〜h)のうち、隣り合う
点どうしで傾きを求めたが、例えば点aと点cとで傾き
を求めたり、点bと点dとで傾きを求めたりしてもよ
い。この場合、一方の波形部分57aで求めた傾きと、
他方の波形部分57bで求めた傾きとを、対にすること
が好ましい。例えば、点aと点cとで傾きを求めるなら
ば、点hと点fとで傾きを求めて、対にすることが好ま
しい。
【0049】さらに、上記した実施形態では、波形部分
57a,57bの濃度変化を特徴づける3対の傾きを用
いて、疑似マーク47と下地マーク41との位置ずれ量
δを推定したが、対をなす傾きが1つ以上あれば同様に
位置ずれ量δを推定できる。また、上記した実施形態で
は、波形部分57a,57bの濃度変化を特徴づける点
として変曲点と極小点との2種類を用いたが、さらに極
大点を加えて3種類にしても良い。変曲点と極小点と極
大点との少なくとも1種類を用いれば、同様に位置ずれ
量δを推定できる。
【0050】さらに、波形部分57a,57bの濃度変
化を特徴づける点として、波形部分57a,57bを所
定方向(例えばX方向)に一定の間隔でサンプルしたと
きに選び出される多数の点を用いても良い。また、波形
部分57aと波形部分57bとを対称操作の後に重ね合
わせ、つまり、点a側と点h側とを重ね合わせると共に
点d側と点e側とを重ね合わせ、この状態(図3)でサ
ンプルしたときに選び出される各点j(j=1,2,…
m)において、波形部分57aの濃度値Raと、波形部
分57bの濃度値Rbとを求め、次の式(4)または式
(5)に代入することにより、疑似マーク47の凹凸構造
の非対称な形状を示す特徴量Sを求めても良い。
【数1】 この場合、上記の特徴量Sから位置ずれ量δを推定する
際の補正式は、例えば次の式(6)で表される。k(5),k
(6)は補正係数であり、回帰分析をもちいて求められ
る。 δ=[k(5)×S]+k(6) …(6) さらに、上記した実施形態では、疑似マーク47と下地
マーク41との位置ずれ量δが、疑似マーク47の凹凸
構造の非対称な形状を示す特徴量の線形結合で表される
例を説明したが、非対称な形状を示す特徴量の非線形結
合によって位置ずれ量δを表すこともできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
疑似マークの形状が非対称であっても第1パターンと第
2パターンとの重ね合わせ状態を高精度に検査できるた
め、製品の歩留まりを実質的に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の重ね合わせ検査装置10の全体構
成図である。
【図2】ウエハ11に形成された重ね合わせマークの上
面図(a)および断面図(b)、重ね合わせマークの画像の
X方向に沿った濃度値の変化を示す図(c)である。
【図3】図2(c)の波形部分57aと波形部分57bと
を対称操作の後に重ね合わせた状態を示す図である。
【図4】1つ前のパターン形成工程で下地マーク41が
形成されたウエハ40の断面図(a)と、次のパターン形
成工程を示す断面図(b)〜(f)である。
【図5】疑似マーク47の凹部47a,47bの形状が
対称な場合(a)と非対称な場合(b)とを説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 重ね合わせ検査装置 11 ウエハ 12 検査ステージ 13 照明光学系 14 観察光学系 15 画像処理装置 16 制御コンピュータ 21 光源 22 照明レンズ 23 プリズム 24 対物レンズ 25 結像レンズ 26 CCD撮像素子 41 下地マーク 42 材料膜 43 レジスト膜 44 レジストマーク 47 疑似マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA14 AA49 AA56 BB28 CC19 DD03 FF42 GG01 HH02 HH13 JJ03 JJ26 LL46 MM03 PP12 QQ17 QQ21 QQ29 QQ32 QQ38 4M106 AA01 AA20 CA50 DH12 DJ19 DJ20 5F046 EA03 EA04 EA09 EA12 EA18 EA24 EB01 EC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1パターン上に膜が形成され且つ該膜
    上に第2パターンが形成された被検物体の前記第1パタ
    ーンと前記第2パターンとの重ね合わせ状態を検査する
    重ね合わせ検査装置であって、 前記第1パターンの基準位置を示す第1マークと前記第
    2パターンの基準位置を示す第2マークとを含む領域の
    画像を取り込む取込手段と、 前記画像に現れたエッジ群のうち、前記第2マークに対
    応する複数のエッジの位置に基づいて前記第2マークの
    位置を検出し、前記膜を介して観察される前記第1マー
    クに対応する複数のエッジの位置に基づいた疑似マーク
    の位置を検出する検出手段と、 前記画像の所定方向に沿った濃度変化の中で前記疑似マ
    ークに対応する複数の変化部分を用い、各々の変化部分
    において濃度変化を特徴づける複数の点を選び出し、選
    び出された点間の濃度差に基づいて前記疑似マークと前
    記第1マークとの前記所定方向に沿った位置ずれ量を推
    定する推定手段と、 前記検出手段によって検出された前記第2マークおよび
    前記疑似マークの位置と、前記推定手段によって推定さ
    れた前記位置ずれ量とに基づいて、前記第1マークと前
    記第2マークとの重ね合わせずれ量を算出する算出手段
    とを備えたことを特徴とする重ね合わせ検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の重ね合わせ検査装置に
    おいて、 前記推定手段は、前記複数の点として、濃度変化の変曲
    点、極大点および極小点のうち少なくとも1種類を用い
    ることを特徴とする重ね合わせ検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の重ね合わせ検査装置に
    おいて、 前記推定手段は、前記複数の変化部分の各々において、
    前記選び出された点間の濃度差と前記所定方向に沿った
    距離とを求め、対応する前記濃度差と前記距離との比で
    表される傾きに基づいて前記位置ずれ量を推定すること
    を特徴とする重ね合わせ検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか1項に記
    載の重ね合わせ検査装置において、 前記濃度差と前記位置ずれ量との関係を示す補正式を作
    成する作成手段を備え、 前記推定手段は、前記作成手段によって予め作成された
    前記補正式にしたがって前記位置ずれ量を推定すること
    を特徴とする重ね合わせ検査装置。
  5. 【請求項5】 第1パターン上に膜が形成され且つ該膜
    上に第2パターンが形成された被検物体の前記第1パタ
    ーンと前記第2パターンとの重ね合わせ状態を検査する
    重ね合わせ検査方法であって、 前記第1パターンの基準位置を示す第1マークと前記第
    2パターンの基準位置を示す第2マークとを含む領域の
    画像を取り込む取込工程と、 前記画像に現れたエッジ群のうち、前記第2マークに対
    応する複数のエッジの位置に基づいて前記第2マークの
    位置を検出し、前記膜を介して観察される前記第1マー
    クに対応する複数のエッジの位置に基づいた疑似マーク
    の位置を検出する検出工程と、 前記画像の所定方向に沿った濃度変化の中で前記疑似マ
    ークに対応する複数の変化部分を用い、各々の変化部分
    において濃度変化を特徴づける複数の点を選び出し、選
    び出された点間の濃度差に基づいて前記疑似マークと前
    記第1マークとの前記所定方向に沿った位置ずれ量を推
    定する推定工程と、 前記検出工程にて検出された前記第2マークおよび前記
    疑似マークの位置と、前記推定工程にて推定された前記
    位置ずれ量とに基づいて、前記第1マークと前記第2マ
    ークとの重ね合わせずれ量を算出する算出工程とを備え
    たことを特徴とする重ね合わせ検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の重ね合わせ検査方法に
    おいて、 前記推定工程に先立って、前記濃度差と前記位置ずれ量
    との関係を示す補正式を作成する作成工程を備え、 前記推定工程では、前記作成工程にて予め作成された前
    記補正式にしたがって前記位置ずれ量を推定することを
    特徴とする重ね合わせ検査方法。
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