JP2002124226A - 二次電池および乾電池を使用可能な情報処理装置および該情報処理装置に着脱可能な乾電池パック - Google Patents

二次電池および乾電池を使用可能な情報処理装置および該情報処理装置に着脱可能な乾電池パック

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の小型化を阻害することなく、二次
電池による長時間動作を可能とし、さらには二次電池の
消耗時の使い勝手をも向上させる。 【解決手段】 制御部が内蔵された本体1には、液晶表
示パネル5を備えた表示部4が、ヒンジ部3を介して開
閉自在に支持されている。この情報処理装置の駆動用の
二次電池として、本体1のヒンジ部3の間の領域に設け
られたリチウムイオン二次電池パック8と、表示部4内
で液晶表示パネル5の背面側に設けられたポリマ二次電
池ユニットとを有する。リチウムイオン二次電池パック
8は本体1に着脱可能であり、しかも、この情報処理装
置の電源として利用される乾電池を収容可能な乾電池パ
ックと置換可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池パックお
よびこの二次電池と置換可能な乾電池パックを電源とし
て利用でき、しかも携帯性に優れた情報処理装置、特
に、2つの二次電池を有しそのうち一方が乾電池と置換
可能な情報処理装置に関する。また本発明は、このよう
な情報処理装置に装着されるのに適した乾電池パックに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示パネルを備えた情報処理
装置の代表的な例であるパーソナルコンピュータは、そ
れに搭載される各種デバイスの高性能化および外部との
通信手段の多様化に伴い、携帯性を重視し場所を問わず
に使用できるようにしたものが続々と市販されている。
こういったパーソナルコンピュータはノート型PCとも
呼ばれ、屋外などAC電源が確保できない場所でも使用
できるように、二次電池を内蔵あるいは着脱可能に搭載
している。
【0003】上述のような使用場所を限定しない情報処
理装置には、不自由なく携帯でき、そして膝の上である
いは手で持って使用できるように、小型軽量化が求めら
れている。従来のこの種の情報処理装置として、特開2
000−148297号公報には、液晶表示部材の背面
にポリマ二次電池パックを内蔵した電子機器が開示され
ている。この公報によれば、ポリマ二次電池パックは、
並列接続された複数個のポリマ二次電池、およびこれら
ポリマ二次電池のための保護回路基板を、樹脂製のパッ
ケージケース内に収納したものであり、サイズは液晶表
示部材のサイズよりも小さく、厚さは0.5〜5mm
と、電池容量に応じて数種類用意されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−148
297号公報に記載の電子機器は、従来のリチウムイオ
ン二次電池および保護回路と共にプラスチック製容器に
密閉したリチウムイオン二次電池パックではなく、樹脂
ケース内に薄型ポリマ二次電池を収納したポリマ二次電
池パックとして液晶表示部材の背面に内蔵することによ
り電子機器全体としての薄型化が図られるものである
が、更なる薄型化を図ろうとすると、二次電池の設置ス
ペースが限られることから、長時間の動作が困難にな
る。したがって、長時間使用する場合には、二次電池の
消耗に備えて、ACアダプタ、予備の二次電池、あるい
は二次電池用の充電器を情報処理装置と一緒に携帯する
必要がある。しかしながら、屋外ではAC電源を利用で
きる場所は殆どなく、また、あったとしても、充電が終
了するまでは情報処理装置を持って移動することができ
ない。
【0005】一方、電池の中で現在最も普及しているの
は乾電池であり、乾電池は比較的容易に入手することが
できる。そこで、このような乾電池を使用できるように
することは、予備の電池を携行していなくても電池がな
くなった場合にすぐに対応でき、好ましいものである。
しかし、乾電池を使用できるようにした場合、未使用の
ものと放電末期のものを混在して使用される場合もあ
り、また、乾電池に誤って充電すると思わぬ事故に繋が
るおそれもある。したがって、乾電池を利用できるよう
にするためには、安定した電力の供給、および安全性の
面を考慮する必要がある。
【0006】本発明の目的は、装置全体の小型化を阻害
ことなく、二次電池による長時間動作を可能とし、さら
には二次電池の消耗時の使い勝手をも向上させた情報処
理装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、上記の本発明の情報
処理装置に着脱可能に装着することができ、しかも、安
定した電力の供給および安全面を配慮した乾電池パック
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の情報処理装置は、情報処理のために使用さ
れる複数のデバイスを有する情報処理装置であって、前
記情報処理装置の各デバイスへの電力供給用の二次電池
パックを有し、前記二次電池パックは、情報処理装置本
体に対して着脱可能であり、かつ、前記各デバイスの駆
動用電源として利用される少なくとも1本の乾電池を収
容可能な乾電池パックと置換可能に設けられている。
【0009】上記のように、乾電池パックと置換可能な
二次電池パックを有することで、二次電池パックを消耗
しても乾電池パックを使用することができるので、AC
アダプタが使用できない環境下であっても長時間の動作
が可能となる。乾電池パックを使用する場合であって
も、乾電池は必要なときに比較的容易に入手することが
できるので、乾電池を携行しておく必要はなく、携帯性
の妨げとなることはない。
【0010】ここで、二次電池パックが装着されている
場合には、ACアダプタを利用して二次電池パックに充
電することができるが、乾電池パックが装着されている
場合、乾電池へは充電することはできない。また、さら
なる長時間駆動のために二次電池パックの他に、二次電
池パックとは異なる二次電池ユニットを備えた場合、二
次電池パックが装着されているときには、二次電池パッ
クを優先的に使用し、二次電池ユニットを最終電源とし
て温存することが好ましい。一方、乾電池ユニットが装
着されているときには、廃棄物をできるだけ出さないよ
うにするために、二次電池ユニットを優先的に使用する
のが好ましい。そこで、本体の制御部は、二次電池パッ
クが装着されているのか乾電池パックが装着されている
のかを認識し、それに応じて充放電の制御をすることが
好ましい。
【0011】本発明において、二次電池ユニットおよび
二次電池パックとは、電池セルおよびその充放電制御回
路を含めた、電力供給源としての基本構成一式を意味す
る。また、電池セルとは、電池の基本構成単位、すなわ
ち電池単体を意味する。
【0012】本発明の乾電池パックは、情報処理の溜め
に使用されるデバイスおよび該デバイスの制御のための
制御部を備えた情報処理装置に、前記デバイスおよび制
御部に電力を供給するために着脱可能に取り付けられる
乾電池パックであって、乾電池を収容可能な少なくとも
1つの電池収容部と、前記電池収容部内に収容された電
池の状態を監視し、その監視結果に基づいて、前記情報
処理装置の制御部から出された指令によって前記電池の
充放電を制御する乾電池パック制御部とを有する。
【0013】本発明の乾電池パックによれば、電池収容
部内に収容された電池の状態を監視し、情報処理装置か
らの指令によって充放電を制御する乾電池パック制御部
を有するので、情報処理装置への電力供給を安定して行
え、しかも、収容された電池の種類に応じた充電制御が
可能となる。
【0014】例えば、乾電池パック制御部に情報処理装
置のハイバネーション処理に必要な電力を確保しておく
コンデンサを備え、このコンデンサへのチャージを、電
池が消耗していない状態で行うようにすることで、乾電
池パックに収容された電池の電圧が低下しても、情報処
理装置は確実にハイバネーション処理を実行できる。ま
た、乾電池パック制御部は、収容された電池の内部イン
ピーダンスを測定することにより、その電池が乾電池で
あるか否かの判別が可能となる。この場合、判別の結
果、電池が乾電池であると判別されたらその電池への充
電を不可とすることで、乾電池への誤充電が防止され
る。さらに、電池収容部を、2本の電池を収容するもの
とし、乾電池パック制御部ではこの2本の電池を一つの
単位として電池の電圧を測定することで、その電池の状
態をより正確に把握することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
る情報処理装置の外観を示す斜視図である。また、図2
は、図1に示す情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0016】図1に示すように本実施形態の情報処理装
置は、出力デバイスである液晶表示パネル5を備えた表
示部4が、入力デバイスであるキーボード2を備えた本
体1に、その背面側端において、本体1の両側のヒンジ
部3によって開閉可能すなわち折り畳み可能に支持され
ている携帯型のパーソナルコンピュータである。また、
本体1に対して表示部4を開閉可能に支持しているヒン
ジ部3の間には、リチウムイオン電池セル(不図示)を
内蔵したリチウムイオン二次電池パック8が着脱可能に
設けられている。
【0017】本実施形態の情報処理装置の概略の構成に
ついて図2を参照して説明する。図2に示すように、本
体1には、上述したキーボード2の他に、記憶デバイス
としてHDDユニット11が内蔵されている。また、表
示部3には、上述した液晶表示パネル5の他に、この情
報処理装置の内蔵電源であるポリマ二次電池ユニット7
が内蔵されている。
【0018】液晶表示パネル5は、バックライトが不要
な反射型のものである。そして、これら液晶表示パネル
5の制御、HDDユニット11の制御、ポリマ二次電池
ユニット7の充放電の制御、リチウムイオン二次電池パ
ック8の充放電の制御、およびこの情報処理装置全体の
動作制御を行う制御部9が本体1に設けられている。
【0019】この情報処理装置が実行するプログラム
は、HDDユニット11、および制御部9に設けられた
メモリの少なくとも一方に記録されている。制御部9に
よる、各デバイスの制御は、HDDユニット11または
メモリに記録されたプログラムに基づいて行われる。
【0020】また、この情報処理装置は、ACアダプタ
10からの電力供給によっても動作可能である。つま
り、本実施形態の情報処理装置は、ACアダプタ10
と、内蔵型のポリマ二次電池ユニット7と、着脱可能な
リチウムイオン二次電池8の3種類の電源を利用可能で
ある。各デバイスへの電力の供給は図2に太線で示して
いるように、制御部9を経由して行われる。
【0021】制御部9では、ACアダプタ10が接続さ
れているときには、ポリマ二次電池ユニット7およびリ
チウムイオン二次電池11からの電力供給を遮断してA
Cアダプタ10からの電力を利用し、ACアダプタ10
が接続されていないときにのみ、ポリマ二次電池ユニッ
ト7またはリチウムイオン二次電池11からの電力を選
択的に利用するように、電源供給ラインを制御してい
る。また、制御部9は、ACアダプタ10からの電力を
利用して、ポリマ二次電池ユニット7およびリチウムイ
オン二次電池11への充電も行わせる。
【0022】以下に、ポリマ二次電池ユニット7につい
て詳細に説明する。
【0023】ポリマ二次電池ユニット7は、表示部4の
内部で液晶表示パネル5の背面に設置されている。
【0024】ここで、表示部4の内部の構造について図
3を参照して説明する。図3は、図1に示す情報処理装
置の表示部を、内部の構造が見えるようにカバーを切断
して示す図である。液晶表示パネル5は、前カバー42
および後カバー41で構成される筐体の内部に設けられ
る。前カバー42には、液晶表示パネル5のための開口
部が形成されており、液晶表示パネル5はその表示面を
前カバー42に向けて設置される。液晶表示パネル5の
裏面(表示面と反対側の面)には金属製のパネル押さえ
フレーム43が両面テープによって固定されており、こ
のパネル押さえフレーム43を、液晶表示パネル5との
固定部位とは異なる位置で後カバー41にねじ止めする
ことで、液晶表示パネル5が表示部4内に固定されてい
る。ポリマ二次電池ユニット7は、後カバー41とパネ
ル押さえフレーム43との間のスペースに配置されてい
る。
【0025】このように、パネル押さえフレーム43を
介して液晶表示パネル5を後カバー41に固定すること
で、ポリマ二次電池ユニット7を配置するのに必要なス
ペースを確保しつつ、ポリマ二次電池ユニット7を後カ
バー41に確実に固定することができる。また、後カバ
ー41と液晶表示パネル5との間にパネル押さえフレー
ム43が介在しているため、表示部4を閉じた状態など
に後カバー41に衝撃が加わったような場合でも、パネ
ル押さえフレーム43が一種のダンパとして働き、衝撃
が液晶表示パネル5に直接作用するのを防止することが
できる。パネル押さえフレーム43によるダンパ効果
は、パネル押さえフレーム43と液晶表示パネル5との
固定、およびパネル押さえフレーム43を後カバー42
との固定を、互いに異なる位置で行うことにより、より
効果的に発揮される。
【0026】次に、ポリマ二次電池ユニット7の構成に
ついて図4を参照して説明する。図4は、図3に示すポ
リマ二次電池ユニットの構成を示す平面図である。図4
に示すように、ポリマ二次電池ユニット7は、12個の
電池セル45と、これら電池セル45に配線47によっ
て接続されたポリマ二次電池制御回路基板46とを有す
る。ポリマ二次電池制御回路基板46には、電池セル4
5の状態を監視し、監視結果に基づく制御部9(図2参
照)からの指令や電池セル45自身の状態に応じて電池
セル45の充放電等を制御する二次電池制御回路が設け
られている。電池セル45には、薄型のもの、例えば、
現在、携帯電話用の電池として一般的に用いられている
タイプの電池セルが用いられる。この種の電池セルは、
概ね厚みが5mm以下である。
【0027】12個の電池セル45は、4行×3列のマ
トリックス状に配列されており、同列に配列された4つ
が配線47により並列接続され、さらに、4つが並列接
続されたもので構成される3つの組が、ポリマ二次電池
制御回路基板46に形成された配線(不図示)により直
列接続されている。このように、複数個の電池セル45
をマトリックス配列することで、液晶表示パネル5の背
面側の面積を有効に活用することができる。さらに、マ
トリックス配列された電池セル45を、並列接続と直列
接続とを組み合わせて接続することで、電池セル45に
よる厚みを最小限に抑えつつ、この情報処理装置の各デ
バイスの動作に必要な電圧を確保するとともに、長時間
動作も可能な容量を確保することができる。また、各電
池セル45とポリマ二次電池制御回路基板46との間の
配線構造を単純化するため、各電池セル45は、外部端
子が全て同じ方向を向くように配置されている。
【0028】各電池セル45およびポリマ二次電池制御
回路基板46は、特にパッケージングされておらず、露
出された状態でベース板48上に設置されている。した
がって、ポリマ二次電池ユニット7を表示部4から取り
出した状態では、各電池セル45は目視可能な状態で設
置されている。また、図3にも示したように、ポリマ二
次電池ユニット7と液晶表示パネル5あるいはパネル押
さえフレーム43との間での短絡を防止するために、ポ
リマ二次電池ユニット7とパネル押さえフレーム43と
の間に絶縁シート44を介在させている。このように、
各電池セル45を剥き出しの状態で設置することで、電
池セル45をパッケージングするための種々の要素が不
要となり、その分だけ、表示部4ひいては情報処理装置
の薄型化および軽量化が達成できる。絶縁シート44を
介在させても、その厚み分は殆ど無視できる。また、前
述したように、本実施形態で用いている液晶表示パネル
は、反射型の表示パネルでありバックライトを必要とし
ない。このことも、表示部4の薄型化および軽量化に有
利である。
【0029】ところで、前述したように、ポリマ二次電
池ユニット7はポリマ二次電池制御回路基板46を有し
ているが、この基板はプリント回路基板であり、この基
板上に、ポリマ二次電池制御回路を構成する種々の電気
部品および電子部品が実装されている。そのため、プリ
ント回路基板自身の厚みおよび実装部品の高さにより、
ポリマ二次電池制御回路基板46は、ある程度の厚みを
有する。
【0030】液晶表示パネル5にも、制御部9(図2参
照)からの信号に応じて各画素を駆動表示パネル駆動回
路が設けられている。この駆動回路も、ポリマ二次電池
制御回路と同様に、プリント回路基板上に種々の電気部
品および電子部品を実装することで構成されており、こ
の駆動回路が形成された表示パネル駆動回路基板も、プ
リント回路基板自身の厚みおよび実装部品の高さを含め
ると、ある程度の厚みを有する。
【0031】そこで、図5に示すように、ポリマ二次電
池制御回路基板46と表示パネル駆動回路基板5aと
を、表示部4の厚み方向について互いに重ならない位置
に配置することで、液晶表示パネル5の背面にポリマ二
次電池ユニット7を配置することによる、表示部4の厚
みの増加を最小限に抑えることができる。図5では、表
示パネル駆動回路基板5aとポリマ二次電池制御回路基
板46との位置関係を分かり易くするため、両者を向き
の異なる斜線で表している。
【0032】次に、リチウムイオン二次電池パック8に
ついて説明する。
【0033】図6に、リチウムイオン二次電池パック8
の平面図および右側面図を、表示部を閉じた状態での本
体とともに示す。
【0034】図6に示すように、リチウムイオン二次電
池パック8は、ヒンジ部3の間にちょうど填り込む略円
筒状の外形状を有している。リチウムイオン二次電池パ
ック8の内部には、リチウムイオン電池セル81が収容
されているとともに、ポリマ二次電池ユニット7と同様
に、リチウムイオン電池セル81の状態を監視し、監視
結果に基づく制御部9(図2参照)からの指令やリチウ
ム電池セル81自身の状態に応じてリチウムイオン電池
セル81の充放電を制御する二次電池制御回路が設けら
れている。
【0035】ヒンジ部3は、本体1と表示部4との間の
電気配線を保護しつつ、本体1に対して表示部4を支持
するという機能を有する。したがって、ヒンジ部3は、
情報処理装置の全幅にわたって表示部4を支持する必要
はなく、本実施形態でも両側部で支持しているだけであ
る。そこで、その間の領域に電池パックを設置すること
で、体積増加分を最小限に抑えつつ、ACアダプタ10
によらない電源を確保することができる。その結果、携
帯性を損なうことなく、ACアダプタ10が使用できな
い屋外等での長時間駆動が可能となる。
【0036】ここではリチウムイオン二次電池パック8
をヒンジ部3の間に設けた例を示したが、リチウムイオ
ン二次電池パック8の位置はそれに限らず、この情報処
理装置の他のデバイスと厚み方向について重ならない位
置であればどこに設けてもよい。本実施形態ではリチウ
ムイオン二次電池パック8は着脱可能に設けられている
ので、その着脱時の操作性を考慮すると、リチウムイオ
ン二次電池パック8を設ける位置は本体1の背面側端部
が好ましい。
【0037】リチウムイオン二次電池パック8の前面に
は、本体1との電気的接続のためのコネクタ82が設け
られており、リチウムイオン二次電池パック8を本体1
の後方へ引き抜くことで、リチウムイオン二次電池パッ
ク8は本体1から取り外される。コネクタ82は、本体
1との間での、電力の供給や、リチウムイオン電池セル
81に関する情報の送信のための、複数のピンを有す
る。これらのピンが本体1側のコネクタに嵌合している
ことを本体1側で電気的に検出することで、リチウムイ
オン二次電池パック8が本体1に装着されていることが
認識される。
【0038】リチウムイオン二次電池パック8が本体1
に装着された状態では、リチウムイオン二次電池パック
8を電源として用いることもできるし、表示部4に内蔵
されたポリマ二次電池(以下、内蔵電池ともいう)を電
源として用いることもできる。本実施形態では、このよ
うな場合、リチウムイオン二次電池パック8を優先的に
使用し、その容量が少なくなったら内蔵電池を使用す
る。
【0039】ACアダプタ10が使用できない環境下で
は、内蔵電池も消耗した場合は、この情報処理装置を動
作させることはできない。ただし、リチウムイオン二次
電池パック8は本体1に対して着脱可能であるので、予
備のリチウムイオン二次電池パック8を携行しておき、
これと交換することにより、情報処理装置を引き続き動
作させることができる。
【0040】このように、2つの二次電池ユニットのう
ち一方を交換可能にし、更なる長時間動作を可能にする
という技術的思想によれば、リチウムイオン二次電池パ
ック8の代わりに、液晶表示パネル5の背面側に設置さ
れるポリマ二次電池ユニット7を着脱可能とすることも
考えられる。しかし、着脱可能とするためには、それに
対応する構造を、二次電池ユニットおよびそれが取り付
けられる側の双方に設ける必要がある。ポリマ二次電池
ユニット7を着脱可能とするためにこのような構造を表
示部3およびポリマ二次電池ユニット7に設けると、せ
っかくの表示部3の薄さが損なわれるおそれがある。し
たがって、着脱可能とする二次電池ユニットをリチウム
イオン二次電池パック8とすることは、一方の二次電池
ユニットを着脱可能としつつも情報処理装置の厚さの増
加を効果的に抑えるという点で好ましいものである。
【0041】2種類の電池を使用する場合、優先使用し
ている電池が消耗したら他方の電池に切り替える動作が
必要となる。この制御は、それぞれの電池の制御回路か
ら送られた電池電圧情報に基づいて本体側で行う。この
際、情報処理装置の各デバイスへの電力の供給が途絶え
ないようにするために、後から使用する方の電力供給ラ
インを繋いだ後に、先に使用している方の電力供給ライ
ンを切る。もちろん、ACアダプタ10が接続されてい
る場合には、ACアダプタ10の電力を利用する。
【0042】ここで、ポリマ二次電池ユニット7および
リチウムイオン二次電池パック8にそれぞれ設けられて
いる二次電池制御回路による充放電制御ついて、ポリマ
二次電池ユニット7に設けられている二次電池制御回路
を例に挙げて、その回路図である図7を参照しつつ説明
する。なお、図7には、電池の充放電に関する本体の主
要な要素も併せて示している。また、図7では省略して
いるが、本体1側の電力および信号の入出力ラインは、
ポリマ二次電池ユニット7だけでなく、リチウムイオン
二次電池パック8にもパラレルに接続されている。
【0043】図7に示すように、この制御回路は、以下
に示す充放電の処理を実行する充放電制御部76と、電
池セル45の電圧検出のために充放電制御部76からの
指令に基づいて電池セル45と直列に接続されるダミー
抵抗73と、ハイバネーションに備えて電池セル45の
電力を蓄えておくコンデンサ74と、電池セル45の充
電制御のためのチャージ回路75と、充放電制御部76
での充放電の制御のための参照値として、満充電時の電
圧や後述する終了電圧など、電池セル45の固有の情報
を蓄積しておくEEPROM79と、二次電池制御回路
を本体1の制御部(図2参照)に電気的に接続するため
のコネクタ72を有する。
【0044】充電制御について説明する。充電制御のフ
ローチャートを図8に示す。
【0045】まず、電池セル45が満充電の状態である
か否かをチェックする(ステップ101。これは、例え
ば、電池セル45間の電圧を検出するなどして行うこと
ができる。満充電の状態であれば、次の処理まで待機し
ている(ステップ102)。満充電の状態でなければ、
電池セル45への充電開始条件が整っているかどうかを
判断する(ステップ103)。充電開始条件としては、
(1)電池セル45の温度が所定の温度以下になってい
ること、(2)本体1側にACアダプタ10が接続され
ていること等が挙げられる。電池セル45の温度は、温
度センサ78で検出される。
【0046】ここで充電開始条件が整っていなければ、
充電は行わず、次の処理を行うまで待機する(ステップ
102)。充電開始条件が整っていれば、スイッチ77
bをオンし、満充電となるまで急速充電する(ステップ
104,105)。充電の際は、ACアダプタ10から
の電力が本体1側のチャージ回路91によって所定の電
圧および電流とされて、コネクタ72を介してポリマ二
次電池ユニット7のチャージ回路75へ供給され、この
チャージ回路75で、電池セル45の充電に適した充電
条件で制御されて電池セル45へ供給される。本体1側
にもチャージ回路91があるのは、図7に示した本体1
側の要素は、ポリマ二次電池ユニット7だけでなくリチ
ウムイオン二次電池パック8にも共通に用いているから
である。
【0047】満充電か否かの検出は、電池セル45の電
圧変化による方法や、温度変化による方法など、公知の
方法を適用することができる。また、電池セル45の状
態の変化によらず、一定の時間が経過したら充電終了と
してもよい。電池セル45が満充電されたら、急速充電
を停止し(ステップ106)、次の処理を行うまで待機
する(ステップ102)。
【0048】以上が、ポリマ二次電池ユニット7に対す
る充電処理である。この処理は、この情報処理装置の電
源投入直後、または一定の時間間隔、またはユーザの操
作により任意に行わせることができる。また、リチウム
イオン二次電池パック8の場合は、本体1に対して着脱
可能であるので、上記の他に、リチウムイオン二次電池
パック8が装着されていることが本体1で認識された時
点でも行われる。
【0049】二次電池制御回路では上述のようにして充
電制御を行っているが、本体1にリチウムイオン二次電
池パック8が装着されている場合、どちらの二次電池に
充電を行うかは、本体1の制御部9で制御する。本実施
形態では、内蔵電池すなわちポリマ二次電池ユニット7
を優先的に充電する。したがって、ポリマ二次電池7お
よびリチウムイオン二次電池8の双方とも満充電の状態
でない場合は、制御部9は、先にポリマ二次電池7に対
して充電を行わせ、それが終了したらリチウムイオン二
次電池8に対して充電を行わせる。
【0050】このように、ポリマ二次電池7に対して優
先的に充電を行うことで、リチウムイオン二次電池パッ
ク8を優先的に使用することと相まって、リチウムイオ
ン二次電池パック8を消耗した時点では、ポリマ二次電
池ユニット7は必ず満充電の状態となっている。したが
って、リチウムイオン二次電池パック8が消耗した後、
この二次電池パックを充電済みのものと交換するまでの
間の電源を確保することができる。
【0051】次に、放電制御について説明する。放電制
御のフローチャートを図9に示す。
【0052】通常の放電中は、スイッチ77b,77d
がオンされ、スイッチ77cがオフとなっており、電池
セル45の電力が消費される。
【0053】まず、スイッチ77cをオフとした状態
で、コンデンサ74の電圧をチェックする(ステップ1
21)。そして、コンデンサ74の電圧が、所定の電圧
以上であるか否かを判断し(ステップ122)、所定の
電圧以上であれば、本体1側からのハイバネーション指
示待ちの状態となる(ステップ123)。ここで、コン
デンサ74の容量は、ハイバネーションのためにこの情
報処理装置の各デバイスを動作させるのに十分な容量で
あり、所定の電圧とは、ハイバネーションを行える最低
限の容量がコンデンサ74に蓄えられているときの電圧
である。
【0054】一方、コンデンサの電圧が所定の電圧より
も低ければ、電池セル45の電圧をチェックする(ステ
ップ125)。その後、電池セル45の電圧が、電池セ
ル45が消耗し実質的にこの情報処理装置の各デバイス
を動作させることのできない電圧である終了電圧以下で
あるか否かを判断する(ステップ126)。電池セル4
5の電圧のチェックは、スイッチ77bをオフする一
方、スイッチ77aをオンし、ダミー抵抗73を電池セ
ル45に接続することで行うことができる。
【0055】電池セル45の電圧が終了電圧以下であれ
ば、電池セルの残量なしの信号を本体1へ送り(ステッ
プ127)、本体1側での終了処理を、サスペンドな
ど、大きな容量を必要としない他のデータ保護機構に変
更させる(ステップ129)。また、これに伴い、本体
1側では、ユーザに対して残量なしの旨の視覚的あるい
は聴覚的警告を発する。
【0056】電池セル45の電圧が終了電圧以下よりも
高ければ、スイッチ77cをオンとして電池セル45か
らの電流によってコンデンサ74に電荷をチャージし
(ステップ128)、再びステップ121へ戻る。つま
り、電池セル45が終了電圧以下にならない間は、電池
セル45によってコンデンサ74に電荷がチャージされ
る。
【0057】コンデンサ電圧が所定の電圧以上であり、
かつ、電池セル45の電圧が終了電圧以下であるとき、
その旨が充放電制御部を介して通信され、その信号を受
けて、本体1側では、充放電制御部76へハイバネーシ
ョン指示を通知するとともに、ユーザに対して聴覚的あ
るいは視覚的警告を発する。
【0058】本体1からハイバネーション指示があった
ら、コンデンサ74への切り替え処理を行う(ステップ
124)。具体的には、スイッチ77cをオンするとと
もに、スイッチ77bをオフし、放電経路を電池セル4
5ではなくコンデンサ74へ切り替えている。つまり、
コンデンサ74の電力がコネクタ72の放電端子を介し
て本体1へ供給される。本体1側では、コンデンサ74
から供給された電力を利用してハイバネーション処理を
行う。
【0059】このように、ハイバネーション用の電力を
コンデンサ74に常時確保しておくことで、電池セル4
5の電力を有効に利用しつつ、ハイバネーションを確実
に行うことができる。
【0060】ポリマ二次電池ユニット7において上述し
たハイバネーションのための準備を行うのは、ACアダ
プタ10が使用できない環境下では、ポリマ二次電池ユ
ニット7が最後の電源として使用されるからである。し
たがって、リチウムイオン二次電池パック8について
は、その後の電源が必ず確保されているため、ハイバネ
ーションに関連する処理は不要である。
【0061】ただし、リチウムイオン電池セル81の電
圧が終了電圧以下になった後は、電源をリチウムイオン
二次電池パック8からポリマ二次電池ユニット7へ切り
替える必要がある。そこで、リチウムイオン二次電池パ
ック8の放電処理においては、電池セルの電圧が終了電
圧以下になり、残量なしが本体1に通信された後、本体
1側で、電源の切り替え処理を行う。
【0062】この処理について、図7を、リチウムイオ
ン二次電池パック8の制御回路であると仮定して(実
際、ポリマ二次電池ユニット7の制御回路とリチウムイ
オン二次電池パック8とは同じものである。)説明す
る。電池セルの電圧を検出した結果、その電圧が終了電
圧以下であれば、充放電制御部76は、その旨を本体1
のパワー制御部93へ通信する。パワー制御部93は、
それを受けて、リチウムイオン二次電池パック8から本
体1のDC/DCコンバータ94への電力供給経路のス
イッチ92をオフにする。これによりリチウムイオン二
次電池パック8の電力は本体1に供給されなくなる。こ
のスイッチ92は、ポリマ二次電池ユニット7と接続さ
れる電力供給経路にも設けられており、前述した電源切
り替え動作はこのスイッチ92の切り替えによって行わ
れる。
【0063】二次電池の制御回路側にも、放電経路中に
スイッチ77dが設けられているが、このスイッチ77
dは、コネクタ72が本体1側に接続されている間は常
時オンされており、上述の電源切り替えのためには用い
られない。このスイッチ77dがオフされるのは、二次
電池側のエラーが充放電制御回路76で検出された場合
である。二次電池側のエラーとは、二次電池の過放電お
よび過電流が挙げられる。
【0064】なお、図7に示した例では、ハイバネーシ
ョン用の電力を蓄えるコンデンサ74が設けられている
場合を示したが、電池セル安定した電力を供給できるも
のであれば、コンデンサ74は不要である。この場合、
終了電圧は、ハイバネーション用の電力を供給するのに
十分な容量が残っているときの電圧とされ、図9に示し
たフローチャートにおいて、コンデンサへのチャージに
関するステップは不要となる。つまり、電池の電圧が終
了電圧以下になったら(ステップ126)、残量無しを
本体に通信して(ステップ127)終了する。本体で
は、残量無しが通信されたら、二次電池に残っている容
量を利用してハイバネーションを実行する。
【0065】以上、本発明の実施形態として、図2にも
示したように、ACアダプタ10以外の電源としてポリ
マ二次電池ユニット7およびリチウムイオン二次電池パ
ック8の2種類の二次電池が利用可能な情報処理装置に
ついて説明してきた。さらに本実施形態では、リチウム
イオン二次電池パック8が本体1に対して着脱自在であ
ることを利用し、リチウムイオン二次電池パック8の代
わりに、図10および図11に示すように乾電池パック
6を装着し、この情報処理装置を乾電池でも動作させる
ことができるようにしている。
【0066】乾電池パック6は、内部に複数本の乾電池
を交換可能に収容するもので、図1に示したリチウムイ
オン二次電池パック8と同様に、表示部4を本体1に対
して開閉可能に支持している両側のヒンジ部3の間に着
脱可能に設けられている。
【0067】乾電池パック6の構造について図12を参
照して説明する。図12に示すように、乾電池パック6
は、それぞれ2本の乾電池61を一つの単位として直列
に収容可能で互いに電気的に直接に接続される複数の電
池収容部を有する。本実施形態では、4つの電池収容部
を有しており、全ての電池収容部に乾電池61を収容す
ることで、合計で8本の乾電池61が直列に接続され
る。乾電池パック6内に収容される乾電池61の数およ
び配置は、この情報処理装置の電源仕様に応じて決めら
れる。
【0068】乾電池パック6の外形状は、リチウムイオ
ン二次電池パック8の形状(図6参照)を基準に、乾電
池パック6が本体1に装着されたときに、本体1との一
体性が損なわれないように設計されている。したがっ
て、乾電池パック6が本体1に装着されたとしても、情
報処理装置としての携帯性が損なわれることなく、屋外
等での長時間駆動が可能となる。また、入手するのが容
易な乾電池61を電源として使用することができること
により、内蔵の二次電池の放電が終了してしまい、しか
もACアダプタ10が使用できない環境下であっても、
乾電池61を用いて情報処理装置を動作させることがで
きる。乾電池61は現在最も普及している電池であり容
易に入手することができるので、乾電池61を使用でき
るようにすることにより、予備のリチウムイオン二次電
池パック8や乾電池61を携帯していなくても、乾電池
61を入手して容易に電源を確保することができる。
【0069】乾電池パック6の前面には、乾電池パック
6と本体1との電気的接続のためのコネクタ62が設け
られており、乾電池パック6を本体1の後方へ引き抜く
ことで、乾電池パック6は本体1から取り外される。コ
ネクタ62は、本体1との間での、電力の供給や、乾電
池パック6内に収容されている電池(後述するように、
乾電池パック6に必ずしも乾電池61が収容されるとは
限らない)に関する情報の送信のための、複数のピンを
有する。これらのピンが本体1側のコネクタに嵌合して
いることを本体1側で電気的に検出することで、乾電池
パック6が本体1に装着されていることが認識される。
【0070】前述したように、本体1には、この乾電池
パック6の他に、リチウムイオン二次電池パック8も装
着可能である。リチウムイオン二次電池には充電が可能
であるが、乾電池へは充電することはできない。したが
って、乾電池パック6が装着されている場合には充電を
行えないようにするために、本体1に装着されているの
が乾電池パック6であるかリチウムイオン二次電池パッ
ク8であるかを本体1側で区別する必要がある。
【0071】そこで、本実施形態では、乾電池パック6
のコネクタ62またはリチウムイオン二次電池パック8
のコネクタ82(図6参照)のどちらかに、ダミーのピ
ンを設け、このダミーのピンを本体1側で電気的に検出
することで、装着されているのが乾電池パック6である
かリチウムイオン二次電池パック8であるかを認識して
いる。
【0072】乾電池パック6が本体1に装着された状態
では、乾電池パック6を電源として用いることもできる
し、表示部4に内蔵されたポリマ二次電池を電源として
用いることもできる。本実施形態では、乾電池パック6
が装着されている場合には、ポリマ二次電池を優先的に
使用し、その容量が少なくなったら乾電池パック6を使
用する(内蔵電池優先モード)。このように、ポリマ二
次電池と乾電池とで使用の優先順位を変えているのは、
乾電池は、使用済みのものは廃棄されるだけであり、廃
棄物をできるだけ出さないように、という趣旨によるも
のである。
【0073】これとは逆に、乾電池パック6を優先的に
使用し、乾電池パック6の容量が少なくなったら内蔵電
池を使用する(電池パック優先モード)ようにしてもよ
い。これは、乾電池は比較的入手しやすいので、乾電池
が入手できない最後の手段として内蔵電池を使用する、
という考え方に基づく。どちらのモードとするかは、制
御部9に予め設定されていてもよいし、好みに応じてユ
ーザが切り替え可能としてもよい。
【0074】いずれの場合でも、優先使用している電池
が消耗したら他方の電池に切り替える動作が必要とな
る。この制御は、それぞれの電池の制御回路から送られ
た電池電圧情報に基づいて本体側で行う。この際、情報
処理装置の各デバイスへの電力の供給が途絶えないよう
にするために、後から使用する方の電力供給ラインを繋
いだ後に、先に使用している方の電力供給ラインを切
る。もちろん、ACアダプタ10が接続されている場合
には、ACアダプタ10の電力を利用する。
【0075】ところで、乾電池パック6は、乾電池61
を内部に装着するものである。乾電池61は充電はでき
ないものであるが、乾電池61と同じ形状で充電可能な
電池もある。その例として、ニッカド電池や水素ヘリウ
ム電池が挙げられる。したがって、乾電池パック6には
こういったニッカド電池や水素ヘリウム電池が装着され
ている場合もあり、このような場合に、乾電池パック6
を本体1に取り付けた状態で、これら乾電池型の二次電
池に充電できるようにすることは好ましいものである。
【0076】また、乾電池パック6内に装着された電池
は交換可能なものであるので、これらの電池の交換時期
あるいは使用可能時間をユーザが認識できるようにする
ために、乾電池パック6内に装着された電池の残量をユ
ーザに知らせるようにすることも好ましいものである。
【0077】さらには、本体1側でも、乾電池パック6
内に装着された電池の消耗に備えておく必要がある。乾
電池パック6には、必ず新品または満充電の状態の電池
が装着されるとは限らず、放電末期のものと混在して装
着される場合もあり、このような場合に、例えばHDD
ユニット11の停止時や動作時など、電力を供給するデ
バイスの負荷変動が大きく異なると、安定した電力の供
給が困難となる。特に、デバイスの動作途中で電力供給
が途絶えてしまうと、データの破壊やデバイスの破壊に
至ってしまう場合もある。乾電池パック6からの電力供
給が不安定になることは、特に内蔵電池優先使用モード
の場合に大きな問題となるおそれがある。
【0078】そこで本実施形態では、電池パック6内に
装着された電池の状態を監視し、その関し結果に基づく
制御部9からの指令によって、こういった制御を行なう
ための乾電池パック制御回路を、乾電池パック6内に有
している。以下に、この乾電池パック制御回路による充
電制御および放電制御について、その回路図である図1
3を参照しつつ、フローチャートを用いて説明する。
【0079】図13において、電池61aは、乾電池パ
ック6に装着された電池であり、乾電池および乾電池型
二次電池の双方を含む。なお、図13には、電池の充放
電に関する本体1の主要な要素も併せて示している。ま
た、図13では省略しているが、本体1側の電力および
信号の入出力ラインが、乾電池パック6だけでなくポリ
マ二次電池ユニット7にもパラレルに接続されているこ
とは、本体1にリチウムイオン二次電池パック8(図1
参照)が装着された場合と同様である。
【0080】図13に示すように、この乾電池パック制
御回路は、以下に示す充放電の処理を実行する充放電制
御部66と、電池61aの電圧検出のために充放電制御
部66からの指令に基づいて電池61aと直列に接続さ
れるダミー抵抗63と、ハイバネーションに備えて電池
61aの電力を蓄えておくコンデンサ64と、電池61
aの充電制御のためのチャージ回路65と、充放電制御
部66での充放電の制御のための参照値として、満充電
時の電圧や後述する終了電圧など、電池61aの固有の
情報を蓄積しておくEEPROM69と、二次電池制御
回路を本体1の制御部(図11参照)に電気的に接続す
るためのコネクタ62を有する。
【0081】充電制御について説明する。充電制御のフ
ローチャートを図14に示す。
【0082】まず、装着されている電池61aの内部イ
ンピーダンスを測定し(ステップ131)、その測定結
果に基づいて、電池61aが乾電池であるか乾電池型の
二次電池であるかを判別する(ステップ132)。電池
61aの内部インピーダンスは、スイッチ67aのオン
/オフを切り替えて、電池61aにダミー抵抗63を接
続したときと接続していないときとの電池61aの電位
差から求めることができる。
【0083】判別の結果、電池61aが乾電池であれ
ば、この電池61aには充電できないとして、コネクタ
62のDATA端子を介して本体1の制御部9に充電禁
止の信号を送り(ステップ133)、充放電制御部66
は次の処理を行うまで待機する(ステップ134)。乾
電池パック制御回路の待機中は、スイッチ67dはオン
となっており、コネクタ62の放電端子を介して各デバ
イスに電力を供給することができる。
【0084】判別の結果、電池61aが乾電池でないと
判断されたら、チャージ回路65により電池61aに対
して予備的にトリクル充電を行う(ステップ135)。
その後、電池61aの電圧をチェックし(ステップ13
6)、トリクル充電による電圧上昇があったら、本体1
へ充電禁止を通信し(ステップ133)、次の処理を行
うまで待機する(ステップ134)。つまり、トリクル
充電は、ステップ132で乾電池であると判断された電
池61aが本当に乾電池であるか再チェックするもので
あり、トリクル充電により電圧が上昇した場合は、その
電池61aは乾電池であるとみなす。
【0085】トリクル充電による電池61aの電圧上昇
が見られず、電池61aが二次電池であると判断された
ら、電池61aへの充電開始条件が整っているかどうか
を判断する(ステップ137)。充電開始条件として
は、(1)電池61aの温度が所定の温度以下になって
いること、(2)本体1側にACアダプタが接続されて
いること等が挙げられる。電池61aの温度は、温度セ
ンサ71で検出される。
【0086】ここで充電開始条件が整っていなければ、
充電は行わず、次の処理を行うまで待機する(ステップ
134)。充電開始条件が整っていれば、満充電となる
まで急速充電する(ステップ138,139)。充電の
際は、ACアダプタ10からの電力が本体1側のチャー
ジ回路91によって所定の電圧および電流とされて、コ
ネクタ62を介して乾電池パック6のチャージ回路65
へ供給され、このチャージ回路65で、電池61aの充
電に適した充電条件で制御されて電池61aへ供給され
る。本体1側にもチャージ回路91があるのは、図13
に示した本体1側の要素は、乾電池パック6だけでなく
ポリマ二次電池ユニット7にも共通に用いているからで
ある。
【0087】満充電か否かの検出は、電池61aの電圧
変化による方法や、温度変化による方法など、公知の方
法を適用することができる。また、電池61aの状態の
変化によらず、一定の時間が経過したら充電終了として
もよい。電池61aが満充電されたら、急速充電を停止
し(ステップ140)、次の処理を行うまで待機する
(ステップ134)。
【0088】以上が、乾電池パック6に対する充電処理
である。この処理は、少なくとも乾電池パック6が装着
されていることが本体1で認識された時点で行われる。
電池61aが二次電池であると判断された場合には、急
速充電の処理すなわちステップ107以降の処理を一定
の時間間隔で、あるいはユーザの操作により任意に行え
るようにしてもよい。
【0089】このように、乾電池パック6内に収容され
た電池61aが二次電池であると判断されたときにのみ
充電を許可し、それ以外は充電を不許可とすることで、
乾電池型の二次電池を乾電池パック6に装着したまま充
電可能とし、このような電池に対しての充電を容易に行
えるようにしながらも、乾電池への誤充電を防止し、不
慮の事故が起こらないようにすることができる。また、
乾電池パック6内に収容された電池61aが二次電池で
あるときには充電を行っているが、この場合、乾電池パ
ック6内の電池とポリマ二次電池ユニット7のどちらを
優先して充電するかは、リチウムイオン二次電池パック
8が装着されている場合と同様である。
【0090】次に、放電制御について説明する。放電制
御のフローは図9に示したものと同様であるので、ここ
では図9および図13を用いて説明する。
【0091】本実施形態では、電池パック制御回路は、
ハイバネーション用の電力を確保しておくコンデンサ6
4を有している。通常の放電中は、スイッチ67b,6
7dがオンとされ、スイッチ67cがオフとなってお
り、電池61aの電力が消費される。
【0092】まず、スイッチ67cをオフとした状態
で、このコンデンサ64の電圧をチェックする(ステッ
プ121)。そして、コンデンサ64の電圧が、所定の
電圧以上であるか否かを判断し(ステップ122)、所
定の電圧以上であれば、本体1側からのハイバネーショ
ン指示待ちの状態となる(ステップ123)。ここで、
コンデンサ64の容量は、ハイバネーションのためにこ
の情報処理装置の各デバイスを動作させるのに十分な容
量であり、所定の電圧とは、ハイバネーションを行える
最低限の容量がコンデンサ64に蓄えられているときの
電圧である。
【0093】一方、コンデンサの電圧が所定の電圧より
も低ければ、電池61aの電圧をチェックする(ステッ
プ125)。電池61aの電圧が、電池61aが消耗し
実質的にこの情報処理装置の各デバイスを動作させるこ
とのできない電圧である終了電圧以下であるか否かを判
断する(ステップ126)。電池61aの電圧のチェッ
クは、スイッチ67bをオフする一方、スイッチ67a
をオンし、ダミー抵抗63を電池61aに接続すること
で行うことができる。
【0094】電池61aの電圧が終了電圧以下であれ
ば、電池61aの残量なしの信号を本体1へ送り(ステ
ップ127)、本体1側での終了処理を、サスペンドな
ど、大きな容量を必要としない他のデータ保護機構に変
更させる(ステップ129)。また、これに伴い、本体
1側では、ユーザに対して残量なしの旨の視覚的あるい
は聴覚的警告を発する。
【0095】電池61aの電圧が終了電圧以下よりも高
ければ、スイッチ67cをオンとして電池61aからの
電流によってコンデンサ64に電荷をチャージし(ステ
ップ128)、再びステップ121へ戻る。つまり、電
池61aが終了電圧以下にならない間は、電池61aに
よってコンデンサ64に電荷がチャージされる。
【0096】コンデンサ電圧が所定の電圧以上であり、
かつ、電池61aの電圧が終了電圧以下であるとき、そ
の旨が充放電制御部66を介して本体1へ通信され、そ
の信号を受けて、本体1側では、充放電制御部66へハ
イバネーション指示を通知するとともに、ユーザに対し
て聴覚的あるいは視覚的警告を発する。
【0097】本体1からハイバネーション指示があった
ら、コンデンサ64への切り替え処理を行う(ステップ
124)。具体的には、スイッチ67cをオンするとと
もに、スイッチ67bをオフし、放電経路を電池61a
ではなくコンデンサ64へ切り替えている。つまり、コ
ンデンサ64の電力がコネクタ62の放電端子を介して
本体1へ供給される。本体1側では、コンデンサ64か
ら供給された電力を利用してハイバネーション処理を行
う。
【0098】以上述べたように、ハイバネーション用の
電力をコンデンサ64に常時確保しておくことで、電池
61aの電力を有効に利用しつつ、ハイバネーションを
確実に行うことができる。
【0099】上述の放電処理では、ハイバネーションの
ための準備を行っていることからも分かるように、乾電
池パック6が最終電源として使用される場合、すなわち
内蔵電池優先モードの場合の処理である。電池パック優
先モードの場合は、電池61aの残量がなくなったら電
源をポリマ二次電池に切り替えればよいので、ハイバネ
ーションに関連する処理は不要である。したがって、こ
の場合は例えば、一定時間間隔で電池61aの電圧チェ
ックを行い、電池61aの電圧が終了電圧以下であれば
その旨を本体1へ送るという処理にすればよい。本体1
側では、電池61aの電圧が終了電圧以下である旨の通
知により、電源の切り替え処理を行う。
【0100】この、乾電池パック6からポリマ二次電池
ユニット7への切り替え処理は、前述したように、乾電
池パック6の代わりにリチウムイオン二次電池パック8
が装着されている場合の、リチウムイオン二次電池パッ
ク8からポリマ二次電池ユニット7への切り替え処理と
同様である。また、乾電池パック制御回路の放電経路中
に設けられたスイッチ67dのオンオフ制御について
も、リチウムイオン二次電池パック8と同様である。
【0101】なお、電池パック優先モードの場合、電池
61aの電圧が終了電圧以下であることの検出によっ
て、乾電池パック制御回路のスイッチ67dがオフされ
るが、この状態で、電池61aのおおよその残量を求め
ることもできる。その手順としては、例えば、以下に示
すような手順が挙げられる。まず、この乾電池パック6
が装着されてからの、累積の放電電流を求める。これを
電池の数で割り、電池1つ当たりの平均放電電流を求め
る。そして、この平均放電電流を、同種類の電池の初期
特性と比較し、その結果に基づいて、電池の残量値を判
定する。
【0102】乾電池パック6に表示機能を設けておけ
ば、電池の残量値の判定結果を表示することができる。
例えば、図13に示すように、4つのLED15を設け
ておけば、電池の残量を4段階で表示することができ
る。また、小型のLCDを用いて、残量を数値で表示す
ることもできる。
【0103】上述の充電処理および放電処理では、電池
61aの状態等を判断するために電池61aの電圧を測
定しているが、本実施形態では、図13の回路図からも
明らかなように、2つの電池61aをペアとし、ペアご
とに電圧を検出している。複数本の電池61aを用いる
場合、ある電池は未使用であるが、別のある電池は放電
末期であるというように、全て同じ状態の電池が装着さ
れるとは限らない。また、乾電池と二次電池が混在され
ることも考えられる。このような場合、電池全体の電圧
を測定し、その結果、電池の電圧が低いと判断されたと
しても、全ての電池の電圧が低いのか、特定の電池のみ
電圧が低いのかは分からない。
【0104】そこで、本実施形態のように、2つの電池
61aを一つの単位として電圧を測定することで、収容
された各電池61aの電位のばらつきをある程度把握す
ることができる。そして、定格電圧を基準に、異常と判
断する電圧を予め決めておき、測定結果がその電圧以下
であればユーザに知らせるようにすることにより、ユー
ザは電圧の低い電池61aを別の電池61aと交換し、
それによって、安定した電力の供給が可能となる。ま
た、2つの電池61aを一つの単位として電圧を測定す
ることで、電圧が低い電池がどの電池であるかをある程
度特定することができ、十分に使用可能な電池を使用で
きないと誤って判断することが少なくなる。
【0105】最も好ましいのは、一つ一つの電池につい
て測定することであるが、その場合、乾電池パック6
の、電池収容部を各電池ごとに壁で仕切らなければなら
ず、電池のレイアウトを最適化しないと乾電池パック6
の大型化を招いてしまうとともに、乾電池パック6へ電
池を着脱し難くなる。これらを考慮すると、本実施形態
のように、2つの電池61aを一つの単位とするのが適
当であると考える。
【0106】上述した実施形態では、表示部4に設置さ
れる二次電池としてポリマ二次電池ユニット7、本体1
側に装着される二次電池としてリチウムイオン二次電池
パック8を用いた例を示したが、これらの組み合わせ
は、任意である。また、二次電池の種類についても、こ
れら2種類の二次電池に限らず、種々の二次電池を用い
ても同様の効果が得られることは明白である。また、上
述した実施形態では、本発明を携帯型のパーソナルコン
ピュータに適用した例を述べたが、本発明は、少なくと
も二次電池で動作することのできる情報処理装置であれ
ば、いかなるものにも適用することができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報処理装置が2つの二次電池ユニットを有することで、
一方の二次電池を消耗しても他方の二次電池を使用する
ことができ、ACアダプタが使用できない環境下であっ
ても長時間の動作が可能となる。しかも、第1の二次電
池パックは乾電池パックと置換可能であるので、第1の
二次電池ユニットが消耗しても、その代わりに乾電池パ
ックを装着し、容易に入手可能な乾電池を電源として利
用することができる。その結果、長時間の動作に備えて
予備の第1の二次電池パックや乾電池を情報処理装置と
一緒に携帯する必要もなくなり、情報処理装置の携帯性
が阻害されることがなくなる。
【0108】また、第1の二次電池ユニットおよび乾電
池パックのどちらが本体に装着されているかを本体側で
認識できるようにするとともに、その結果に応じて充放
電の制御を行うようにすることで、装着された電池の持
つ性質に応じた充放電制御を行うことができる。
【0109】本発明の乾電池パックによれば、電池収容
部内に収容された電池の状態を監視し、情報処理装置か
らの指令によって充放電を制御する乾電池パック制御部
を有することにより、情報処理装置への電力供給を安定
して行うことができ、しかも、収容された電池の種類に
応じた充電制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である情報処理装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す情報処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図1に示す情報処理装置の表示部を、内部の構
造が見えるようにカバーを切断して示す図である。
【図4】図3に示すポリマ二次電池ユニットの構成を示
す平面図である。
【図5】図1に示す情報処理装置の表示部内での、ポリ
マ二次電池制御回路基板と表示パネル制御回路基板との
位置関係を示す図である。
【図6】図1に示すリチウムイオン二次電池パックの構
造を説明するための図であり、(a)は本体の一部を破
断して示す平面図、(b)は右側面図である。
【図7】図4に示すポリマ二次電池ユニットの二次電池
制御回路の回路図である。
【図8】ポリマ二次電池ユニットの二次電池制御回路に
よる充電制御のフローチャートである。
【図9】ポリマ二次電池ユニットの二次電池制御回路に
よる放電制御のフローチャートである。
【図10】図1に示す情報処理装置においてリチウムイ
オン二次電池パックの代わりに乾電池パックを取り付け
たときの斜視図である。
【図11】図10に示す情報処理装置のブロック図であ
る。
【図12】図10に示す乾電池パックの構造を説明する
ための図であり、(a)は本体の一部を破断して示す平
面図、(b)は右側面図である。
【図13】図10に示す乾電池パックの制御回路の回路
図である。
【図14】乾電池パックの制御回路による充電制御のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 キーボード 3 ヒンジ部 4 表示部 5 液晶表示パネル 5a 表示パネル駆動回路基板 6 乾電池パック 7 ポリマ二次電池ユニット 8 リチウムイオン二次電池パック 9 制御部 10 ACアダプタ 11 HDDユニット 41 後カバー 42 前カバー 43 パネル押さえプレート 44 絶縁シート 45 電池セル 46 ポリマ二次電池制御回路基板 47 配線 48 ベース板 61 乾電池 62,82 コネクタ 81 リチウムイオン電池セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 10/48 H02J 7/00 302C H02J 7/00 302 G06F 1/00 331A (72)発明者 原 隆 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA13 DB16 EA04 GG03 GG14 HH02 JB10 5G003 AA01 BA02 DA04 DA18 EA06 FA03 FA07 GB03 GC05 5H022 AA09 CC09 5H030 AA06 AS11 BB01 BB21 DD09 DD30 FF41 FF44 5H040 AA02 AA12 AA22 AA23 AA36 AA40 AS14 AT01 AT04 AY02 AY04 CC20 CC30 CC33 DD06 DD14 DD26 FF03 FF06 GG06 GG07 NN03 NN05

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理のために使用される複数のデバ
    イスを有する情報処理装置であって、前記情報処理装置
    の各デバイスへの電力供給用の二次電池パックを有し、 前記二次電池パックは、情報処理装置本体に対して着脱
    可能であり、かつ、前記各デバイスの駆動用電源として
    利用される少なくとも1本の乾電池を収容可能な乾電池
    パックと置換可能に設けられている情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記二次電池パックおよび前記乾電池パ
    ックはそれぞれ、前記本体との電気的接続のためのコネ
    クタを有し、前記制御部は、前記コネクタが前記本体に
    接続されたことを電気的に検出することによって、前記
    二次電池パックまたは前記乾電池パックが前記本体に装
    着されたことを認識する、請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記二次電池パックのコネクタ、または
    前記乾電池パックのコネクタのいずれか一方はダミーの
    ピンを有し、前記制御部は、前記ダミーのピンの検出に
    基づいて、前記二次電池パックまたは前記乾電池パック
    のどちらが装着されているかを識別する、請求項2に記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記各デバイスへの電力供給用に前記二
    次電池パックと選択的に使用される、前記二次電池パッ
    クとは異なる二次電池ユニットを更に有し、 前記制御部は、前記二次電池パックの装着を認識した場
    合は、前記乾電池パックを前記二次電池ユニットよりも
    優先的に使用させる、請求項2または3に記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記各デバイスへの電力供給用に前記二
    次電池パックと選択的に使用される、前記二次電池パッ
    クとは異なる二次電池ユニットを更に有し、 前記制御部は、前記二次電池パックの装着を認識した場
    合、前記二次電池パックよりも前記二次電池ユニットに
    優先的に充電させる、請求項2ないし4のいずれか1項
    に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記二次電池パックは、前記二次電池パ
    ックの状態を監視し、その監視結果に基づく前記制御部
    からの指令によって前記二次電池パックの充放電を制御
    する二次電池制御部を有する、請求項4または5に記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記二次電池制御部は、前記二次電池パ
    ックの電圧を測定し、該電圧が、この情報処理装置を実
    質的に動作させることのできない電圧である終了電圧以
    下となったとき、前記制御部は、前記二次電池パックか
    ら前記二次電池ユニットへ電源を切り替える、請求項6
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記乾電池パックの装着
    を認識した場合は、前記二次電池ユニットを前記乾電池
    パックよりも優先的に使用させる、請求項4ないし7の
    いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、前記乾電池パックの装着
    を認識した場合は、前記乾電池パックを前記第二次電池
    ユニットよりも優先的に使用させる、請求項4ないし7
    のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記乾電池パックは、前記乾電池パッ
    ク内に収容された電池の状態を監視し、その監視結果に
    基づく前記制御部からの指令によって前記電圧の充放電
    を制御する乾電池パック制御部を有する、請求項1ない
    し9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記乾電池パック制御部は、収容され
    た電池の内部インピーダンスを測定し、その結果に基づ
    いて、前記電池が乾電池であるか乾電池型の二次電池で
    あるかを判別する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記乾電池パック制御部は、前記電池
    が乾電池であると判別された場合には、前記電池への充
    電を不可とする、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記二次電池ユニットは前記各デバイ
    スと重ならない位置に配置されている、請求項4ないし
    12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記デバイスの一つである液晶表示パ
    ネルを備えた表示部を有し、前記二次電池ユニットは、
    前記表示部内で前記液晶表示パネルの背面側に配置され
    ている、請求項4ないし13のいずれか1項に記載の情
    報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記表示部は、前記本体に対して折り
    畳み可能に支持されており、前記二次電池ユニットは、
    前記表示部を支持している領域で前記本体に着脱可能に
    設けられている、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記液晶表示パネルは反射型の表示パ
    ネルである、請求項14または15に記載の情報処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記二次電池ユニットは、少なくとも
    1つの電池セルが露出された状態で配置されている、請
    求項14ないし16のいずれか1項に記載の情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】 前記液晶表示パネルと前記第2の二次
    電池ユニットとの間に絶縁シートを有する、請求項17
    に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 複数個の前記電池セルが行方向および
    列方向のマトリックス配列され、前記電池セルは、前記
    列方向または前記行方向のいずれかの方向に配列された
    もの同士が直列接続され、前記直列接続された電池セル
    の組同士が並列接続されている、請求項17または18
    に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記液晶表示パネルは、その表面が、
    前記表示部の筐体を構成するカバー部材にフレーム部材
    を介して固定されている、請求項14ないし19のいず
    れか1項に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 情報処理のために使用されるデバイス
    および該デバイスの制御のための制御部を備えた情報処
    理装置に、前記デバイスおよび制御部に電力を供給する
    ために着脱可能に取り付けられる乾電池パックであっ
    て、 乾電池を収容可能な少なくとも1つの電池収容部と、 前記電池収容部内に収容された電池の状態を監視し、そ
    の監視結果に基づいて、前記情報処理装置の制御部から
    出された指令によって前記電池の充放電を制御する乾電
    池パック制御部とを有する乾電池パック。
  22. 【請求項22】 前記情報処理装置は、前記デバイスお
    よび制御部への電力の供給のための二次電池パックが着
    脱自在に装着される装着部を有し、前記二次電池パック
    の代わりに前記装着部に着脱自在に装着される、請求項
    21に記載の乾電池パック。
  23. 【請求項23】 前記乾電池パック制御部は、前記情報
    処理装置のハイバネーション処理に必要な電力を確保し
    ておくためのコンデンサを有し、前記電池収容部に収容
    された電池から前記コンデンサへの電荷のチャージを、
    前記電池が消耗していない状態で行う、請求項21また
    は22に記載の乾電池パック。
  24. 【請求項24】 前記乾電池パック制御部は、前記電池
    収容部に収容された電池の内部インピーダンスを測定
    し、その結果に基づいて、前記電池が乾電池であるか否
    かを判別する、請求項21ないし23のいずれか1項に
    記載の乾電池パック。
  25. 【請求項25】 前記乾電池パック制御部は、前記判別
    の結果、前記電池が乾電池であると判別された場合には
    充電を不可とする、請求項24に記載の乾電池パック。
  26. 【請求項26】 前記電池収容部は2本の電池を収容
    し、前記乾電池パック制御部は、前記電池収容部に収容
    された2本の電池を一つの単位として前記電池の電圧を
    測定する、請求項21ないし25のいずれか1項に記載
    の乾電池パック。
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