JP2002116850A - 2つの二次電池を備えた情報端末装置 - Google Patents

2つの二次電池を備えた情報端末装置

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JP2002116850A
JP2002116850A JP2000311330A JP2000311330A JP2002116850A JP 2002116850 A JP2002116850 A JP 2002116850A JP 2000311330 A JP2000311330 A JP 2000311330A JP 2000311330 A JP2000311330 A JP 2000311330A JP 2002116850 A JP2002116850 A JP 2002116850A
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battery unit
unit
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Katsuhisa Ide
克久 井出
Takeaki Sato
丈明 佐藤
Mamoru Yanagisawa
守 柳澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の厚みを厚くすることなく、二次電
池による長時間の動作を可能とする。 【解決手段】 制御部が内蔵された本体1には、液晶表
示パネル5を備えた表示部4が、両側のヒンジ部3を介
して開閉自在に支持されている。この情報端末装置は、
駆動用の二次電池として、リチウムイオン二次電池パッ
ク8と、もう一つの二次電池ユニットとを有する。リチ
ウムイオン二次電池パック8は、本体1のヒンジ部3の
間の領域に着脱可能に設けられている。もう一つの二次
電池ユニットは、表示部4内において、液晶表示パネル
5の背面側に内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種類の二次電池
を備え、かつ携帯性にも優れた薄型の情報端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示パネルを備えた情報端末
装置の代表的な例であるパーソナルコンピュータは、そ
れに搭載される各種デバイスの高性能化および外部との
通信手段の多様化に伴い、携帯性を重視し場所を問わず
に使用できるようにしたものが続々と市販されている。
こういったパーソナルコンピュータはノート型PCとも
呼ばれ、屋外などAC電源が確保できない場所でも使用
できるように、二次電池を内蔵あるいは着脱可能に搭載
している。
【0003】上述のような使用場所を限定しない情報端
末装置には、不自由なく携帯でき、そして膝の上である
いは手で持って使用できるように、小型軽量化が求めら
れている。従来のこの種の情報端末装置として、特開2
000−148297号公報には、液晶表示部材の背面
にポリマ二次電池パックを内蔵した電子機器が開示され
ている。この公報によれば、ポリマ二次電池パックは、
並列接続された複数個のポリマ二次電池、およびこれら
ポリマ二次電池のための保護回路基板を、樹脂ケース内
に密封したものであり、サイズは液晶表示部材のサイズ
よりも小さく、厚さは0.5〜5mmである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−148
297号公報に記載の電子機器は、薄型のポリマ二次電
池パックを液晶表示部材の背面に内蔵することにより電
子機器全体としての薄型化が図られるものであるが、更
なる薄型化を図ろうとすると、二次電池の設置スペース
が限られることから、長時間の動作が困難になる。
【0005】本発明の目的は、装置全体の厚みを厚くす
ることなく、二次電池による長時間動作が可能な情報端
末装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明の情報端末装置は、電力供給用の2つの二次電
池ユニットと、前記2つの二次電池ユニットから選択的
に供給される電力で駆動可能な液晶表示パネルを備えた
表示部と、前記各二次電池ユニットおよび前記液晶表示
パネルの制御を行う制御部とを有し、前記2つの二次電
池ユニットは、一方が前記表示部内で前記液晶表示パネ
ルの背面側に配置され、他方が、前記一方の二次電池ユ
ニットとは異なる位置に配置されている。
【0007】上記のように、2つの二次電池ユニットを
有することで、一方の二次電池を消耗しても他方の二次
電池を使用することができるので、ACアダプタが使用
できない環境下であっても長時間の動作が可能となる。
しかも、一方の二次電池ユニットが液晶表示パネルの背
面側に配置され、他方の二次電池ユニットが、それとは
異なる位置に配置されているので、二次電池ユニットを
2つ備えたことによる厚みの増加が最小限に抑えられ
る。
【0008】2つの二次電池ユニットを備えたことによ
る情報端末装置の厚みの増加をより抑えるために、液晶
表示パネルの背面側以外の二次電池ユニットの配置位置
としては、その情報端末装置の他のデバイスと重ならな
い位置であることが好ましい。例えば、制御部を内蔵す
る本体に対して制御部が折り畳み可能に支持されている
場合には、この本体の、表示部を支持している領域に二
次電池を設けると、情報端末装置の空きスペースが有効
に活用される。
【0009】また、2つの二次電池ユニットのうちいず
れか一方を着脱可能とすることで、両方の二次電池ユニ
ットを使い切った場合でも、着脱可能な二次電池ユニッ
トを充電済みのものと交換し、情報端末装置を引き続き
動作させることが可能となる。この場合、着脱可能とす
る二次電池は、液晶表示パネルの背面側に配置された二
次電池ユニットではない二次電池ユニットとすることが
好ましい。これは、二次電池ユニットを着脱可能とする
ことにより、情報端末装置の二次電池ユニットの取付部
および二次電池ユニット自身に、着脱するための構造を
付加する必要があるため、液晶表示パネルの背面側の二
次値電池ユニットを着脱可能とすることにより、表示部
の薄さが損なわれるおそれがあるからである。
【0010】さらに、一方の二次電池ユニットを着脱可
能とした場合、放電時は着脱可能な二次電池ユニットを
もう一方の二次電池ユニットに優先して放電させること
が好ましい。さらにまた、充電時は、着脱可能な二次電
池ユニットよりももう一方の二次電池ユニットを優先し
て充電させることが好ましい。これにより、着脱可能な
二次電池ユニットが消耗した時点では、もう一方の二次
電池ユニットは必ず満充電の状態であるので、消耗した
二次電池ユニットを交換するまでの間の電源が確保され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態である情報端
末装置の外観を示す斜視図である。また、図2は、図1
に示す情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図1に示すように本実施形態の情報端末装
置は、出力デバイスである液晶表示パネル5を備えた表
示部4が、入力デバイスであるキーボード2を備えた本
体1に、その背面側端において、本体1の両側のヒンジ
部3によって開閉可能すなわち折り畳み可能に支持され
ている携帯型のパーソナルコンピュータである。また、
本体1に対して表示部4を開閉可能に支持しているヒン
ジ部3の間には、リチウムイオン電池セル(不図示)を
内蔵したリチウムイオン二次電池パック8が着脱可能に
設けられている。
【0014】本実施形態の情報端末装置の概略の構成に
ついて図2を参照して説明する。図2に示すように、本
体1には、上述したキーボード2の他に、記憶デバイス
としてHDDユニット11が内蔵されている。また、表
示部3には、上述した液晶表示パネル5の他に、この情
報端末装置の内蔵電源であるポリマ二次電池ユニット7
が内蔵されている。
【0015】液晶表示パネル5は、バックライトが不要
な反射型のものである。そして、これら液晶表示パネル
5の制御、HDDユニット11の制御、ポリマ二次電池
ユニット7の充放電の制御、リチウムイオン二次電池パ
ック8の充放電の制御、およびこの情報端末装置全体の
動作制御を行う制御部9が本体1に設けられている。
【0016】この情報端末装置が実行するプログラム
は、HDDユニット11、および制御部9に設けられた
メモリの少なくとも一方に記録されている。制御部9に
よる、各デバイスの制御は、HDDユニット11または
メモリに記録されたプログラムに基づいて行われる。
【0017】また、この情報端末装置は、ACアダプタ
10からの電力供給によっても動作可能である。つま
り、本実施形態の情報端末装置は、ACアダプタ10
と、内蔵型のポリマ二次電池ユニット7と、着脱可能な
リチウムイオン二次電池8の3種類の電源を利用可能で
ある。各デバイスへの電力の供給は図2に太線で示して
いるように、制御部9を経由して行われる。
【0018】制御部9では、ACアダプタ10が接続さ
れているときには、ポリマ二次電池ユニット7およびリ
チウムイオン二次電池11からの電力供給を遮断してA
Cアダプタ10からの電力を利用し、ACアダプタ10
が接続されていないときにのみ、ポリマ二次電池ユニッ
ト7またはリチウムイオン二次電池11からの電力を選
択的に利用するように、電源供給ラインを制御してい
る。また、制御部9は、ACアダプタ10からの電力を
利用して、ポリマ二次電池ユニット7およびリチウムイ
オン二次電池11への充電も行わせる。
【0019】以下に、ポリマ二次電池ユニット7につい
て詳細に説明する。
【0020】ポリマ二次電池ユニット7は、表示部4の
内部で液晶表示パネル5の背面に設置されている。
【0021】ここで、表示部4の内部の構造について図
3を参照して説明する。図3は、図1に示す情報端末装
置の表示部を、内部の構造が見えるようにカバーを切断
して示す図である。液晶表示パネル5は、前カバー42
および後カバー41で構成される筐体の内部に設けられ
る。前カバー42には、液晶表示パネル5のための開口
部が形成されており、液晶表示パネル5はその表示面を
前カバー42に向けて設置される。液晶表示パネル5の
裏面(表示面と反対側の面)には金属製のパネル押さえ
フレーム43が両面テープによって固定されており、こ
のパネル押さえフレーム43を、液晶表示パネル5との
固定部位とは異なる位置で後カバー41にねじ止めする
ことで、液晶表示パネル5が表示部4内に固定されてい
る。ポリマ二次電池ユニット7は、後カバー41とパネ
ル押さえフレーム43との間のスペースに配置されてい
る。
【0022】このように、パネル押さえフレーム43を
介して液晶表示パネル5を後カバー41に固定すること
で、ポリマ二次電池ユニット7を配置するのに必要なス
ペースを確保しつつ、ポリマ二次電池ユニット7を後カ
バー41に確実に固定することができる。また、後カバ
ー41と液晶表示パネル5との間にパネル押さえフレー
ム43が介在しているため、表示部4を閉じた状態など
に後カバー41に衝撃が加わったような場合でも、パネ
ル押さえフレーム43が一種のダンパとして働き、衝撃
が液晶表示パネル5に直接作用するのを防止することが
できる。パネル押さえフレーム43によるダンパ効果
は、パネル押さえフレーム43と液晶表示パネル5との
固定、およびパネル押さえフレーム43を後カバー42
との固定を、互いに異なる位置で行うことにより、より
効果的に発揮される。
【0023】次に、ポリマ二次電池ユニット7の構成に
ついて図4を参照して説明する。図4は、図3に示すポ
リマ二次電池ユニットの構成を示す平面図である。図4
に示すように、ポリマ二次電池ユニット7は、12個の
電池セル45と、これら電池セル45に配線47によっ
て接続されたポリマ二次電池制御回路基板46とを有す
る。ポリマ二次電池制御回路基板46には、電池セル4
5の状態を監視し、監視結果に基づく制御部9(図2参
照)からの指令や電池セル45自身の状態に応じて電池
セル45の充放電等を制御する二次電池制御回路が設け
られている。電池セル45には、薄型のもの、例えば、
現在、携帯電話用の電池として一般的に用いられている
タイプの電池セルが用いられる。この種の電池セルは、
概ね厚みが5mm以下である。
【0024】12個の電池セル45は、4行×3列のマ
トリックス状に配列されており、同列に配列された4つ
が配線47により並列接続され、さらに、4つが並列接
続されたもので構成される3つの組が、ポリマ二次電池
制御回路基板46に形成された配線(不図示)により直
列接続されている。このように、複数個の電池セル45
をマトリックス配列することで、液晶表示パネル5の背
面側の面積を有効に活用することができる。さらに、マ
トリックス配列された電池セル45を、並列接続と直列
接続とを組み合わせて接続することで、電池セル45に
よる厚みを最小限に抑えつつ、この情報端末装置の各デ
バイスの動作に必要な電圧を確保するとともに、長時間
動作も可能な容量を確保することができる。また、各電
池セル45とポリマ二次電池制御回路基板46との間の
配線構造を単純化するため、各電池セル45は、外部端
子が全て同じ方向を向くように配置されている。
【0025】各電池セル45およびポリマ二次電池制御
回路基板46は、特にパッケージングされておらず、剥
き出しの状態でベース板48上に設置されている。した
がって、図3にも示したように、ポリマ二次電池ユニッ
ト7と液晶表示パネル5あるいはパネル押さえフレーム
43との間での短絡を防止するために、ポリマ二次電池
ユニット7とパネル押さえフレーム43との間に絶縁シ
ート44を介在させている。このように、各電池セル4
5を剥き出しの状態で設置することで、電池セル45を
パッケージングするための種々の要素が不要となり、そ
の分だけ、表示部4ひいては情報端末装置の薄型化およ
び軽量化が達成できる。絶縁シート44を介在させて
も、その厚み分は殆ど無視できる。また、前述したよう
に、本実施形態で用いている液晶表示パネルは、反射型
の表示パネルでありバックライトを必要としない。この
ことも、表示部4の薄型化および軽量化に有利である。
【0026】ところで、前述したように、ポリマ二次電
池ユニット7はポリマ二次電池制御回路基板46を有し
ているが、この基板はプリント回路基板であり、この基
板上に、ポリマ二次電池制御回路を構成する種々の電気
部品および電子部品が実装されている。そのため、プリ
ント回路基板自身の厚みおよび実装部品の高さにより、
ポリマ二次電池制御回路基板46は、ある程度の厚みを
有する。
【0027】液晶表示パネル5にも、制御部9(図2参
照)からの信号に応じて各画素を駆動表示パネル駆動回
路が設けられている。この駆動回路も、ポリマ二次電池
制御回路と同様に、プリント回路基板上に種々の電気部
品および電子部品を実装することで構成されており、こ
の駆動回路が形成された表示パネル駆動回路基板も、プ
リント回路基板自身の厚みおよび実装部品の高さを含め
ると、ある程度の厚みを有する。
【0028】そこで、図5に示すように、ポリマ二次電
池制御回路基板46と表示パネル駆動回路基板5aと
を、表示部4の厚み方向について互いに重ならない位置
に配置することで、液晶表示パネル5の背面にポリマ二
次電池ユニット7を配置することによる、表示部4の厚
みの増加を最小限に抑えることができる。図5では、表
示パネル駆動回路基板5aとポリマ二次電池制御回路基
板46との位置関係を分かり易くするため、両者を向き
の異なる斜線で表している。
【0029】次に、リチウムイオン二次電池パック8に
ついて説明する。
【0030】図6に、リチウムイオン二次電池パック8
の平面図および右側面図を、表示部を閉じた状態での本
体とともに示す。
【0031】図6に示すように、リチウムイオン二次電
池パック8は、ヒンジ部3の間にちょうど填り込む略円
筒状の外形状を有している。リチウムイオン二次電池パ
ック8の内部には、リチウムイオン電池セル81が収容
されているとともに、ポリマ二次電池ユニット7と同様
に、リチウムイオン電池セル81の状態を監視し、監視
結果に基づく制御部9(図2参照)からの指令やリチウ
ム電池セル81自身の状態に応じてリチウムイオン電池
セル81の充放電を制御する二次電池制御回路が設けら
れている。
【0032】ヒンジ部3は、本体1と表示部4との間の
電気配線を保護しつつ、本体1に対して表示部4を支持
するという機能を有する。したがって、ヒンジ部3は、
情報端末装置の全幅にわたって表示部4を支持する必要
はなく、本実施形態でも両側部で支持しているだけであ
る。そこで、そのヒンジ部3の間の領域に電池パックを
設置することで、体積増加分を最小限に抑えつつ、AC
アダプタ10によらない電源を確保することができる。
その結果、携帯性を損なうことなく、ACアダプタ10
が使用できない屋外等での長時間駆動が可能となる。
【0033】ここではリチウムイオン二次電池パック8
をヒンジ部3の間に設けた例を示したが、リチウムイオ
ン二次電池パック8の位置はそれに限らず、この情報端
末装置の他のデバイスと厚み方向について重ならない位
置であればどこに設けてもよい。本実施形態ではリチウ
ムイオン二次電池パック8は着脱可能に設けられている
ので、その着脱時の操作性を考慮すると、リチウムイオ
ン二次電池パック8を設ける位置は本体1の背面側端部
が好ましい。
【0034】リチウムイオン二次電池パック8の前面に
は、本体1との電気的接続のためのコネクタ82が設け
られており、リチウムイオン二次電池パック8を本体1
の後方へ引き抜くことで、リチウムイオン二次電池パッ
ク8は本体1から取り外される。コネクタ82は、本体
1との間での、電力の供給や、リチウムイオン電池セル
81に関する情報の送信のための、複数のピンを有す
る。これらのピンが本体1側のコネクタに嵌合している
ことを本体1側で電気的に検出することで、リチウムイ
オン二次電池パック8が本体1に装着されていることが
認識される。
【0035】リチウムイオン二次電池パック8が本体1
に装着された状態では、リチウムイオン二次電池パック
8を電源として用いることもできるし、表示部4に内蔵
されたポリマ二次電池(以下、内蔵電池ともいう)を電
源として用いることもできる。本実施形態では、このよ
うな場合、リチウムイオン二次電池パック8を優先的に
使用し、その容量が少なくなったら内蔵電池を使用す
る。
【0036】ACアダプタ10が使用できない環境下で
は、内蔵電池も消耗した場合は、この情報端末装置を動
作させることはできない。ただし、リチウムイオン二次
電池パック8は本体1に対して着脱可能であるので、予
備のリチウムイオン二次電池パック8を携行しておき、
これと交換することにより、情報端末装置を引き続き動
作させることができる。
【0037】このように、2つの二次電池ユニットのう
ち一方を交換可能にし、更なる長時間動作を可能にする
という技術的思想によれば、リチウムイオン二次電池パ
ック8の代わりに、液晶表示パネル5の背面側に設置さ
れるポリマ二次電池ユニット7を着脱可能とすることも
考えられる。しかし、着脱可能とするためには、それに
対応する構造を、二次電池ユニットおよびそれが取り付
けられる側の双方に設ける必要がある。ポリマ二次電池
ユニット7を着脱可能とするためにこのような構造を表
示部3およびポリマ二次電池ユニット7に設けると、せ
っかくの表示部3の薄さが損なわれるおそれがある。し
たがって、着脱可能とする二次電池ユニットをリチウム
イオン二次電池パック8とすることは、一方の二次電池
ユニットを着脱可能としつつも情報端末装置の厚さの増
加を効果的に抑えるという点で好ましいものである。
【0038】2種類の電池を使用する場合、優先使用し
ている電池が消耗したら他方の電池に切り替える動作が
必要となる。この制御は、それぞれの電池の制御回路か
ら送られた電池電圧情報に基づいて本体側で行う。この
際、情報端末装置の各デバイスへの電力の供給が途絶え
ないようにするために、後から使用する方の電力供給ラ
インを繋いだ後に、先に使用している方の電力供給ライ
ンを切る。もちろん、ACアダプタ10が接続されてい
る場合には、ACアダプタ10の電力を利用する。
【0039】ここで、ポリマ二次電池ユニット7および
リチウムイオン二次電池パック8にそれぞれ設けられて
いる二次電池制御回路による充放電制御ついて、ポリマ
二次電池ユニット7に設けられている二次電池制御回路
を例に挙げて、その回路図である図7を参照しつつ説明
する。なお、図7には、電池の充放電に関する本体の主
要な要素も併せて示している。また、図7では省略して
いるが、本体1側の電力および信号の入出力ラインは、
ポリマ二次電池ユニット7だけでなく、リチウムイオン
二次電池パック8にもパラレルに接続されている。
【0040】図7に示すように、この制御回路は、以下
に示す充放電の処理を実行する充放電制御部76と、電
池セル45の電圧検出のために充放電制御部76からの
指令に基づいて電池セル45と直列に接続されるダミー
抵抗73と、ハイバネーションに備えて電池セル45の
電力を蓄えておくコンデンサ74と、電池セル45の充
電制御のためのチャージ回路75と、充放電制御部76
での充放電の制御のための参照値として、満充電時の電
圧や後述する終了電圧など、電池セル45の固有の情報
を蓄積しておくEEPROM79と、二次電池制御回路
を本体1の制御部(図2参照)に電気的に接続するため
のコネクタ72を有する。
【0041】充電制御について説明する。充電制御のフ
ローチャートを図8に示す。
【0042】まず、電池セル45が満充電の状態である
か否かをチェックする(ステップ101。これは、例え
ば、電池セル45間の電圧を検出するなどして行うこと
ができる。満充電の状態であれば、次の処理まで待機し
ている(ステップ102)。満充電の状態でなければ、
電池セル45への充電開始条件が整っているかどうかを
判断する(ステップ103)。充電開始条件としては、
(1)電池セル45の温度が所定の温度以下になってい
ること、(2)本体1側にACアダプタ10が接続され
ていること等が挙げられる。電池セル45の温度は、温
度センサ78で検出される。
【0043】ここで充電開始条件が整っていなければ、
充電は行わず、次の処理を行うまで待機する(ステップ
102)。充電開始条件が整っていれば、スイッチ77
bをオンし、満充電となるまで急速充電する(ステップ
104,105)。充電の際は、ACアダプタ10から
の電力が本体1側のチャージ回路91によって所定の電
圧および電流とされて、コネクタ72を介してポリマ二
次電池ユニット7のチャージ回路75へ供給され、この
チャージ回路75で、電池セル45の充電に適した充電
条件で制御されて電池セル45へ供給される。本体1側
にもチャージ回路91があるのは、図7に示した本体1
側の要素は、ポリマ二次電池ユニット7だけでなくリチ
ウムイオン二次電池パック8にも共通に用いているから
である。
【0044】満充電か否かの検出は、電池セル45の電
圧変化による方法や、温度変化による方法など、公知の
方法を適用することができる。また、電池セル45の状
態の変化によらず、一定の時間が経過したら充電終了と
してもよい。電池セル45が満充電されたら、急速充電
を停止し(ステップ106)、次の処理を行うまで待機
する(ステップ102)。
【0045】以上が、ポリマ二次電池ユニット7に対す
る充電処理である。この処理は、この情報端末装置の電
源投入直後、または一定の時間間隔、またはユーザの操
作により任意に行わせることができる。また、リチウム
イオン二次電池パック8の場合は、本体1に対して着脱
可能であるので、上記の他に、リチウムイオン二次電池
パック8が装着されていることが本体1で認識された時
点でも行われる。
【0046】二次電池制御回路では上述のようにして充
電制御を行っているが、本体1にリチウムイオン二次電
池パック8が装着されている場合、どちらの二次電池に
充電を行うかは、本体1の制御部9で制御する。本実施
形態では、内蔵電池すなわちポリマ二次電池ユニット7
を優先的に充電する。したがって、ポリマ二次電池7お
よびリチウムイオン二次電池8の双方とも満充電の状態
でない場合は、制御部9は、先にポリマ二次電池7に対
して充電を行わせ、それが終了したらリチウムイオン二
次電池8に対して充電を行わせる。
【0047】このように、ポリマ二次電池ユニット7に
対して優先的に充電を行うことで、リチウムイオン二次
電池パック8を優先的に使用することと相まって、リチ
ウムイオン二次電池パック8を消耗した時点では、ポリ
マ二次電池ユニット7は必ず満充電の状態となってい
る。したがって、リチウムイオン二次電池パック8が消
耗した後、この二次電池パックを充電済みのものと交換
するまでの間の電源を確保することができる。
【0048】次に、放電制御について説明する。放電制
御のフローチャートを図9に示す。
【0049】通常の放電中は、スイッチ77b,77d
がオンされ、スイッチ77cがオフとなっており、電池
セル45の電力が消費される。
【0050】まず、スイッチ77cをオフとした状態
で、コンデンサ74の電圧をチェックする(ステップ1
21)。そして、コンデンサ74の電圧が、所定の電圧
以上であるか否かを判断し(ステップ122)、所定の
電圧以上であれば、本体1側からのハイバネーション指
示待ちの状態となる(ステップ123)。ここで、コン
デンサ74の容量は、ハイバネーションのためにこの情
報端末装置の各デバイスを動作させるのに十分な容量で
あり、所定の電圧とは、ハイバネーションを行える最低
限の容量がコンデンサ74に蓄えられているときの電圧
である。
【0051】一方、コンデンサ74の電圧が所定の電圧
よりも低ければ、電池セル45の電圧をチェックする
(ステップ125)。その後、電池セル45の電圧が、
電池セル45が消耗し実質的にこの情報端末装置の各デ
バイスを動作させることのできない電圧である終了電圧
以下であるか否かを判断する(ステップ126)。電池
セル45の電圧のチェックは、スイッチ77bをオフす
る一方、スイッチ77aをオンし、ダミー抵抗73を電
池セル45に接続することで行うことができる。
【0052】電池セル45の電圧が終了電圧以下であれ
ば、電池セルの残量なしの信号を本体1へ送り(ステッ
プ127)、本体1側での終了処理を、サスペンドな
ど、大きな容量を必要としない他のデータ保護機構に変
更させる(ステップ129)。また、これに伴い、本体
1側では、ユーザに対して残量なしの旨の視覚的あるい
は聴覚的警告を発する。
【0053】電池セル45の電圧が終了電圧以下よりも
高ければ、スイッチ77cをオンとして電池セル45か
らの電流によってコンデンサ74に電荷をチャージし
(ステップ128)、再びステップ121へ戻る。つま
り、電池セルが終了電圧以下にならない間は、電池セル
45によってコンデンサ74に電荷がチャージされる。
【0054】コンデンサ電圧が所定の電圧以上であり、
かつ、電池セル45の電圧が終了電圧以下であるとき、
その旨が充放電制御部を介して通信され、その信号を受
けて、本体1側では、充放電制御部76へハイバネーシ
ョン指示を通知するとともに、ユーザに対して聴覚的あ
るいは視覚的警告を発する。
【0055】本体1からハイバネーション指示があった
ら、コンデンサ74への切り替え処理を行う(ステップ
124)。具体的には、スイッチ77cをオンするとと
もに、スイッチ77bをオフし、放電経路を電池セル4
5ではなくコンデンサ74へ切り替えている。つまり、
コンデンサ74の電力がコネクタ72の放電端子を介し
て本体1へ供給される。本体1側では、コンデンサ74
から供給された電力を利用してハイバネーション処理を
行う。
【0056】以上述べたように、ハイバネーション用の
電力をコンデンサ74に常時確保しておくことで、電池
セル45の電力を有効に利用しつつ、ハイバネーション
を確実に行うことができる。
【0057】ポリマ二次電池ユニット7において上述し
たハイバネーションのための準備を行うのは、ACアダ
プタ10が使用できない環境下では、ポリマ二次電池ユ
ニット7が最後の電源として使用されるからである。し
たがって、リチウムイオン二次電池パック8について
は、その後の電源が必ず確保されているため、ハイバネ
ーションに関連する処理は不要である。
【0058】ただし、リチウムイオン電池セル81の電
圧が終了電圧以下になった後は、電源をリチウムイオン
二次電池パック8からポリマ二次電池ユニット7へ切り
替える必要がある。そこで、リチウムイオン二次電池パ
ック8の放電処理においては、電池セルの電圧が終了電
圧以下になり、残量なしが本体1に通信された後、本体
1側で、電源の切り替え処理を行う。
【0059】この処理について、図7を、リチウムイオ
ン二次電池パック8の制御回路であると仮定して(実
際、ポリマ二次電池ユニット7の制御回路とリチウムイ
オン二次電池パック8とは同じものである。)説明す
る。電池セルの電圧を検出した結果、その電圧が終了電
圧以下であれば、充放電制御部76は、その旨を本体1
のパワー制御部93へ通信する。パワー制御部93は、
それを受けて、リチウムイオン二次電池パック8から本
体1のDC/DCコンバータ94への電力供給経路のス
イッチ92をオフにする。これによりリチウムイオン二
次電池パック8の電力は本体1に供給されなくなる。こ
のスイッチ92は、ポリマ二次電池ユニット7と接続さ
れる電力供給経路にも設けられており、前述した電源切
り替え動作はこのスイッチ92の切り替えによって行わ
れる。
【0060】二次電池の制御回路側にも、放電経路中に
スイッチ77dが設けられているが、このスイッチ77
dは、コネクタ72が本体1側に接続されている間は常
時オンされており、上述の電源切り替えのためには用い
られない。このスイッチ77dがオフされるのは、二次
電池側のエラーが充放電制御回路76で検出された場合
である。二次電池側のエラーとは、二次電池の過放電お
よび過電流が挙げられる。
【0061】なお、図7に示した例では、ハイバネーシ
ョン用の電力を蓄えるコンデンサ74が設けられている
場合を示したが、電池セル安定した電力を供給できるも
のであれば、コンデンサ74は不要である。この場合、
終了電圧は、ハイバネーション用の電力を供給するのに
十分な容量が残っているときの電圧とされ、図9に示し
たフローチャートにおいて、コンデンサへのチャージに
関するステップは不要となる。つまり、電池の電圧が終
了電圧以下になったら(ステップ126)、残量無しを
本体に通信して(ステップ127)終了する。本体で
は、残量無しが通信されたら、二次電池に残っている容
量を利用してハイバネーションを実行する。
【0062】上述した実施形態では、本発明を携帯型の
パーソナルコンピュータに適用した例を述べたが、本発
明は、少なくとも二次電池で動作することのできる情報
端末装置であれば、いかなるものにも適用することがで
きる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
つの二次電池ユニットを有することで、一方の二次電池
を消耗しても他方の二次電池を使用することができ、A
Cアダプタが使用できない環境下であっても長時間の動
作が可能となる。しかも、一方の二次電池ユニットを液
晶表示パネルの背面側に配置し、他方の二次電池ユニッ
トをそれとは異なる位置に配置することで、二次電池ユ
ニットを2つ備えたことによる厚みの増加を最小限に抑
えることができる。
【0064】また、2つの二次電池ユニットのうちいず
れか一方を着脱可能とすることで、両方の二次電池ユニ
ットを使い切った場合でも、着脱可能な二次電池ユニッ
トを充電済みのものと交換し、情報端末装置を引き続き
動作させることができる。この場合、液晶表示パネルの
背面側に配置された二次電池ユニットではない二次電池
ユニットを着脱可能とすることで、表示部の薄さを損な
ことはなくなる。
【0065】さらに、一方の二次電池ユニットを着脱可
能とした場合、放電時は着脱可能な二次電池ユニットを
もう一方の二次電池ユニットに優先して放電させ、充電
時は、着脱可能な二次電池ユニットよりももう一方の二
次電池ユニットを優先して充電させることで、一方の二
次電池ユニットが消耗した場合でも、消耗した二次電池
ユニットを交換するまでの間の電源を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である情報端末装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す情報端末装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図1に示す情報端末装置の表示部を、内部の構
造が見えるようにカバーを切断して示す図である。
【図4】図3に示すポリマ二次電池ユニットの構成を示
す平面図である。
【図5】図1に示す情報端末装置の表示部内での、ポリ
マ二次電池制御回路基板と表示パネル制御回路基板との
位置関係を示す図である。
【図6】図1に示すリチウムイオン二次電池パックの構
造を説明するための図であり、(a)は本体の一部を破
断して示す平面図、(b)は右側面図である。
【図7】図4に示すポリマ二次電池ユニットの二次電池
制御回路の回路図である。
【図8】ポリマ二次電池ユニットの二次電池制御回路に
よる充電制御のフローチャートである。
【図9】ポリマ二次電池ユニットの二次電池制御回路に
よる放電制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 キーボード 3 ヒンジ部 4 表示部 5 液晶表示パネル 5a 表示パネル駆動回路基板 7 ポリマ二次電池ユニット 8 リチウムイオン二次電池パック 9 制御部 10 ACアダプタ 11 HDDユニット 41 後カバー 42 前カバー 43 パネル押さえプレート 44 絶縁シート 45 電池セル 46 ポリマ二次電池制御回路基板 47 配線 48 ベース板 81 リチウムイオン電池セル 82 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳澤 守 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA13 DB16 EA04 5H040 AA02 AS12 AT01 AT04 AY04 CC20 CC30 CC42 DD06 NN03 NN05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給用の2つの二次電池ユニット
    と、 前記2つの二次電池ユニットから選択的に供給される電
    力で駆動可能な液晶表示パネルを備えた表示部と、 前記各二次電池ユニットおよび前記液晶表示パネルの制
    御を行う制御部とを有し、 前記2つの二次電池ユニットは、一方が前記表示部内で
    前記液晶表示パネルの背面側に配置され、他方が、前記
    一方の二次電池ユニットとは異なる位置に配置されてい
    る情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示パネルの背面側に配置され
    た二次電池ユニットとは異なる位置に配置された二次電
    池ユニットは、この情報端末装置の他のデバイスと重な
    らない位置に配置されている、請求項1に記載の情報端
    末装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの二次電池ユニットのいずれか
    一方が着脱可能に設けられている、請求項1または2に
    記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記着脱可能に設けられている二次電池
    ユニットは、前記液晶表示パネルの背面側に配置された
    二次電池ユニットとは異なる位置に配置された二次電池
    ユニットである、請求項3に記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部は、前記制御部を内蔵する本
    体に対して折り畳み可能に支持されており、前記液晶表
    示パネルの背面側に配置された二次電池ユニットとは異
    なる位置とは、前記本体の、前記表示部を支持している
    領域である、請求項3または4に記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示パネルの背面側に配置され
    た二次電池ユニットは、前記表示部内に固定されてい
    る、請求項5に記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記着脱可能に設けられた二次電池ユニ
    ットは、前記本体との電気的接続のためのコネクタを有
    し、前記制御部は、前記コネクタが前記本体に接続され
    たことを電気的に検出するによって、前記着脱可能に設
    けられた二次電池ユニットが装着されたことを認識す
    る、請求項5または6に記載の情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記着脱可能に設けられ
    た二次電池ユニットの装着を認識した場合は、前記着脱
    可能に設けられた二次電池ユニットを着脱可能に設けら
    れていない二次電池ユニットよりも優先的に使用させ
    る、請求項7に記載の情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記着脱可能に設けられた二次電池ユニ
    ットは、該二次電池ユニットの状態を監視し、その監視
    結果に基づく前記制御部からの指令によって前記着脱可
    能に設けられた二次電池ユニットの充放電を制御する二
    次電池制御部を有する、請求項8に記載の情報端末装
    置。
  10. 【請求項10】 前記二次電池制御部は、前記着脱可能
    に設けられた二次電池ユニットの電圧を測定し、該電圧
    が、この情報端末装置を実質的に動作させることのでき
    ない電圧である終了電圧以下となったとき、前記制御部
    は、前記着脱可能に設けられた二次電池ユニットから前
    記着脱可能に設けられていない二次電池ユニットへ電源
    を切り替える、請求項9に記載の情報端末装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記着脱可能に設けら
    れた二次電池ユニットの装着を認識した場合、前記着脱
    可能に設けられた二次電池ユニットよりも着脱可能に設
    けられていない二次電池ユニットに優先的に充電させ
    る、請求項7ないし10のいずれか1項に記載の情報端
    末装置。
  12. 【請求項12】 前記液晶表示パネルは反射型の表示パ
    ネルである、請求項1ないし11のいずれか1項に記載
    の情報端末装置。
  13. 【請求項13】 前記液晶表示パネルの背面側に配置さ
    れた二次電池ユニットは、パッケージングされないで配
    置されている少なくとも1つの電池セルを有する、請求
    項1ないし12のいずれか1項に記載の情報端末装置。
  14. 【請求項14】 前記液晶表示パネルの背面側に配置さ
    れた二次電池ユニットと前記液晶表示パネルとの間に絶
    縁シートを有する、請求項13に記載の情報端末装置。
  15. 【請求項15】 複数個の前記電池セルが行方向および
    列方向のマトリックスに配列されている、請求項13ま
    たは14に記載の情報端末装置。
  16. 【請求項16】 前記電池セルは、前記行方向または前
    記列方向のいずれかの方向に配列されたもの同士が直列
    接続され、前記直列接続された電池セルの組同士が並列
    接続されている、請求項15に記載の情報端末装置。
  17. 【請求項17】 前記各電池セルは、外部端子が全て同
    じ方向を向くように配置されている、請求項16に記載
    の情報端末装置。
  18. 【請求項18】 前記液晶表示パネルは、その裏面が、
    前記表示部の筐体を構成するカバー部材にフレーム部材
    を介して固定されている、請求項1ないし17のいずれ
    か1項に記載の情報端末装置。
  19. 【請求項19】 前記液晶表示パネルと前記フレーム部
    材との固定部と、前記フレーム部材と前記カバー部材と
    の固定部とは、互いに異なる位置である、請求項18記
    載の情報端末装置。
  20. 【請求項20】 前記筐体の内部には、前記液晶表示パ
    ネルを駆動するパネル駆動回路が形成されたプリント基
    板と、前記液晶表示パネルの背面側に配置された二次電
    池ユニットの充放電を制御する制御回路が形成されたプ
    リント基板とが設けられており、両プリント基板は前記
    表示部の厚み方向について互いに重ならない位置に配置
    されている、請求項18または19に記載の情報端末装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020054218A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 セイコーエプソン株式会社 モバイルデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020054218A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 セイコーエプソン株式会社 モバイルデバイス
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