JP2002123692A - 電子データ提供システムおよび電子データ提供方法 - Google Patents

電子データ提供システムおよび電子データ提供方法

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JP2002123692A
JP2002123692A JP2000315640A JP2000315640A JP2002123692A JP 2002123692 A JP2002123692 A JP 2002123692A JP 2000315640 A JP2000315640 A JP 2000315640A JP 2000315640 A JP2000315640 A JP 2000315640A JP 2002123692 A JP2002123692 A JP 2002123692A
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data
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electronic
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Yoshinori Uno
喜徳 宇野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子データの購入や再取得を容易に行うこと
ができ、操作性および信頼性に優れた電子データ提供シ
ステムおよび電子データ提供方法を提供する。 【解決手段】 複数の電子データを記憶し管理するライ
ブラリ11と、複数の利用ユーザに個別に割り当てら
れ、割り当てられた一のユーザのみアクセス可能なネッ
トストレージ20とを備え、ユーザの電子データ取得態
様として、ライブラリ11から直接ユーザ端末40に取
得する態様と、ライブラリ11からネットストレージ2
0に電子データをコピーし、後からユーザ端末40に取
得する態様と、ライブラリ11の電子データのリンクフ
ァイルをネットストレージ20に作成し、リンクファイ
ルを介してライブラリ11上の最新の電子データを取得
する態様を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを介してユーザに電子データを提供する電子デ
ータ提供システムおよび電子データ提供方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータで起動,表示,再生
される電子データはコンパクトディスク,フロッピー
(登録商標)ディスクなどの記録メディアに記録され、
消費者に配布されていた。この配布方法の場合、既存の
物流機構を利用するため、生産時から流通段階において
電子データが記録されたメディアの在庫管理等の問題が
生じる。
【0003】この問題に対し、近年の通信回線,通信機
器およびそれらに繋がれたコンピュータのハードウェア
・ソフトウェアの性能の進歩により、電子データは通信
回線(コンピュータネットワーク)を介して配布される
ようになってきた。これにより、ユーザは必要な電子デ
ータを通信回線を通じて直接入手できるようになった。
しかしながらこの流通方法においても、ユーザは配布さ
れた該電子データの記録された記録メディアの管理をす
る必要がある。
【0004】かかる問題を解決するために、ユーザが必
要なときに必要な電子データを入手する電子データ配信
方法が特開平10−222579において提案された。
この発明はユーザが利用可能な電子データのデータベー
スをあらかじめ用意し、このデータベースに従ってユー
ザは必要な電子データを必要時にダウンロードするもの
である。
【0005】このようにして、ユーザが電子データおよ
び該電子データの記録された記録メディアの管理が不要
な電子データ配信システムが実現された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0007】上記の特開平10−222579で開示さ
れたシステムでは、ユーザが利用可能な電子データの管
理は電子データの配信側のデータベースで一元管理して
いる。そのため、配信側で電子データの削除、変更が行
われた場合、ユーザは該電子データを利用できなくなる
という問題が生じる。さらに、多数のユーザが同時に同
一の電子データにアクセスした場合、処理速度が極端に
遅くなる、もしくはシステムが停止してしまう問題があ
る。
【0008】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、電子
データの購入や再取得を容易に行うことができ、操作性
および信頼性に優れた電子データ提供システムおよび電
子データ提供方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンピュータネットワークを介してユーザ
に電子データを提供する電子データ提供システムであっ
て、複数の電子データを記憶し管理するマスターデータ
管理手段と、複数の利用ユーザに個別に割り当てられ、
割り当てられた一のユーザのみアクセス可能な、複数の
ユーザデータ記憶手段と、ユーザに対して、前記マスタ
ーデータ管理手段に含まれる電子データの指定および該
電子データの取得態様の指定を促す手段と、前記取得態
様として、前記ユーザの端末に送信する態様が指定され
た場合に、前記指定された電子データを該端末に送信す
る手段と、前記取得態様として、前記ユーザのユーザデ
ータ記憶手段に送信する態様が指定された場合に、前記
指定された電子データの複製データまたは該電子データ
を参照する参照情報を、前記ユーザのユーザデータ記憶
手段に作成すると共に、前記ユーザの要求に応答して、
該複製データまたは該参照情報により参照される電子デ
ータを前記ユーザの端末に送信するユーザデータ管理手
段と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、前記取得態様として、前記ユーザの
端末に送信する態様が指定された場合には、前記指定さ
れた電子データを該端末に送信する際に、前記取得態様
として、前記ユーザのユーザデータ記憶手段に送信する
態様が指定された場合には、前記複製データまたは前記
参照情報を前記ユーザデータ記憶手段に作成する際と、
該複製データまたは該参照情報により参照される電子デ
ータを前記ユーザの端末に送信する際、のうちいずれか
前記ユーザが望む段階において、前記ユーザに対して前
記電子データの対価を課金する課金手段を備えるとよ
い。
【0011】また、電子データを供給するデータ供給者
に対して電子データの登録を促すと共に、登録された前
記電子データを、少なくとも前記データ供給者を特定す
る情報と関連付けて、前記マスターデータ管理手段に格
納する電子データ登録手段を備えるとよい。
【0012】また、電子データの売上金を該電子データ
を供給した前記データ供給者に分配する売上分配手段を
備えるとよい。
【0013】また、前記参照情報により参照される電子
データであって、該電子データが前記マスターデータ管
理手段に格納されている場合に、前記参照情報による参
照状態を維持したまま、前記電子データの内容を変更す
る電子データ変更手段を備えるとよい。
【0014】また、新規にデータ供給者となることを希
望する者に対して、データ供給者の登録を促すと共に、
登録されたデータ供給者に対して、該データ供給者を特
定する情報を発行し、該情報を管理するデータ供給者管
理手段を備えるとよい。
【0015】また、前記マスターデータ管理手段に管理
された電子データを検索可能な電子データ検索手段を備
えるとよい。
【0016】また、電子データをユーザの端末に送信す
る際に、該電子データを暗号化する電子データ暗号化手
段を備えるとよい。
【0017】また、前記ユーザデータ記憶手段は階層構
造を有するとよい。
【0018】また、前記ユーザデータ管理手段は、ユー
ザからの要求があった場合、または、前記複製データも
しくは前記参照情報を前記ユーザデータ記憶手段に作成
する場合に、前記ユーザデータ記憶手段に新たな階層構
造を作成するとよい。
【0019】また、前記マスターデータ管理手段を独立
して動作可能な2以上のハードウェアにより構成し、電
子データを参照する複数の前記参照情報が所定数より多
くなった場合に、該電子データが格納されているハード
ウェアとは別のハードウェアに該電子データの複製デー
タを作成すると共に、前記複数の参照情報の少なくとも
一部について、参照する電子データを前記複製データに
変更する、負荷分散手段を備えるとよい。
【0020】また、前記ユーザデータ記憶手段はデータ
ベースを有し、前記参照情報は該データベースに記録さ
れるとよい。
【0021】また、前記参照情報はショートカットファ
イルであってもよい。
【0022】また、前記ユーザデータ記憶手段は、該ユ
ーザデータ記憶手段に作成された前記複製データまたは
前記参照情報に関する属性情報を有し、該属性情報は、
前記複製データまたは前記参照情報が参照する電子デー
タがユーザの端末に送信されたことがあるか否かの情報
を含むとよい。
【0023】また、前記属性情報は、前記複製データま
たは前記参照情報が参照する電子データが課金済みであ
るか否かの情報を含むとよい。
【0024】また、前記コンピュータネットワークはイ
ンターネットであるとよい。
【0025】また、前記電子データは、暗号化された著
作物データを含むとよい。
【0026】また、前記電子データは、広告データを含
むとよい。
【0027】さらに、本発明にあっては、複数の利用ユ
ーザに個別に割り当てられ、割り当てられた一のユーザ
のみアクセス可能な、複数のユーザデータ記憶手段を有
するシステムにおいて、コンピュータネットワークを介
してユーザに電子データを提供する電子データ提供方法
であって、ユーザに対して、電子データの指定および該
電子データの取得態様の指定を促すステップと、前記取
得態様として、前記ユーザの端末に送信する態様が指定
された場合に、前記指定された電子データを該端末に送
信するステップと、前記取得態様として、前記ユーザの
ユーザデータ記憶手段に送信する態様が指定された場合
に、前記指定された電子データの複製データまたは該電
子データを参照する参照情報を、該ユーザデータ記憶手
段に作成するステップと、前記ユーザの要求に応答し
て、前記複製データまたは前記参照情報により参照され
る電子データを前記ユーザの端末に送信するステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0028】また、前記取得態様として、前記ユーザの
端末に送信する態様が指定された場合に、前記指定され
た電子データを該端末に送信するステップは、前記ユー
ザに対して前記電子データの対価を課金するステップを
含むとよい。
【0029】また、前記取得態様として、前記ユーザの
ユーザデータ記憶手段に送信する態様が指定された場合
に、前記指定された電子データの複製データまたは該電
子データを参照する参照情報を、該ユーザデータ記憶手
段に作成するステップと、前記ユーザの要求に応答し
て、前記複製データまたは前記参照情報により参照され
る電子データを前記ユーザの端末に送信するステップ
と、のうちいずれか一方のステップは、前記ユーザに対
して前記電子データの対価を課金するステップを含むと
よい。
【0030】また、ユーザの端末中の電子データを該ユ
ーザのユーザデータ記憶手段に送信するステップを含む
とよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成については、
特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれ
らのみに限定する趣旨のものではない。
【0032】図1は、本発明の実施の形態に係る電子デ
ータ提供システムを構築するハードウェアの構成を模式
的に表したブロック図である。
【0033】図1に示されるように、本ハードウェア
は、少なくともCPU(Central Proces
sing Unit)1と、RAM(Random A
ccess Memory)2と、ROM(Read
Only Memory)3と、HDD(Hard D
isk Drive)4と、Net/IF(Netwo
rk Interface)5と、ディスプレイ6を備
えるコンピュータであって、例えば、パーソナル・コン
ピュータ,ワークステーション等を用いることができ
る。
【0034】CPU1は別名処理装置として観念される
部材であり、電子データまたはプログラムの演算処理を
行い、システム内の各装置に命令を送りその動作を制御
する部分である。
【0035】RAM2は別名主記憶装置(メインメモ
リ)と称され、任意のアドレスを指定して読み書きする
ことが可能な記憶装置であって、CPU1が演算処理を
実行する際に、電子データまたはプログラムを一時的に
読み込み、演算処理のワークスペースとして使用され
る。一方、ROM3は、ハードウェアを構成する各装置
の基本入出力システム(BIOS:Basic Inp
ut Output System)等を格納、保持す
るための記憶装置である。
【0036】HDD4は、主記憶装置の記憶容量を補う
ための補助記憶装置であり、電子データまたはプログラ
ムを格納、保持するものである。本実施の形態では、補
助記憶装置としてHDD4を使用しているが、その他に
も、例えば磁気ディスク装置,光ディスク装置,半導体
ディスク装置等による、リムーバブルHD,CD−RO
M,CD−R,CD−RW,MO等を好適に使用するこ
とができる。
【0037】本実施の形態の電子データ提供システムに
おいては、大量の電子データを取り扱うため、その電子
データの記憶装置としては、大容量かつ高速なHDD4
を用いることが好ましい。また、記憶装置の故障や電子
データの破損等のトラブルに対する耐障害性を向上する
ために、複数台のHDDを組み合わせてRAID(Re
dundant Arrays of Indepen
dent Disks)を構成したり、ミラーリングや
バックアップ等を行うとさらによい。
【0038】Net/IF5は、本ハードウェアを他の
ハードウェア(サーバ,端末等)とネットワーク接続す
るための装置であって、例えば、LAN(Local
Area Network)に接続するためのイーサネ
ット(登録商標)カード(アダプタ)、一般公衆回線ま
たはISDNに接続するためのモデムまたはTA(ター
ミナル・アダプタ)等の他、無線通信を実現するための
装置も含む。
【0039】ディスプレイ6は、演算処理の実行状況等
の表示を行う装置である。
【0040】また、図示しないが、本システムのメンテ
ナンス時などには、各種データを入力するための入力手
段も必要となる。入力手段としては、キーボード,マウ
ス等がある。
【0041】本実施の形態の電子データ提供システム
は、上記ハードウェア単体で構成することもできるが、
取り扱う電子データの数または容量、利用ユーザの数、
処理負荷等に応じて、複数台のハードウェアを使用して
システムを構築することが望ましい。
【0042】図2に本発明の実施の形態に係る電子デー
タ提供システムの構成図を示す。
【0043】電子データ提供システム10は、少なくと
も、電子データを記憶・管理するマスターデータ管理手
段としてのライブラリ11と、複数の利用ユーザに個別
に割り当てられるユーザデータ記憶手段たるネットスト
レージ20と、ネットストレージ20を管理するユーザ
データ管理手段としてのネットストレージ管理システム
12と、ユーザ端末40とのデータ送受信を行う端末イ
ンターフェイス13とを備える。
【0044】ライブラリ11は、電子データ提供システ
ム10が取り扱う電子データのマスターデータ、すなわ
ち、ユーザに提供される電子データのコピー元となる電
子データを、該電子データに関わる属性情報と関連付け
て記憶し管理しているデータベースである。少なくと
も、ネットストレージ管理システム12とのデータの通
信が可能に設けられている。
【0045】データベースとは、一般的には多数の情報
(データ)の集合を意味するが、本明細書では、このよ
うな概念的な意味のみならず、データベースという場合
には、これらの情報(データ)を有機的に関連付けし管
理するプログラムも含み、さらには、情報を格納したH
D等の記録媒体、および、これらの記録媒体を備えたコ
ンピュータ全体のごとく物理的な装置(ハードウェア)
のことをも意味する。
【0046】ただし、データベースの区分には、情報の
概念的な区分が重要であって、物理的な(ハードウェア
的な)記録媒体の区別は関係がない。よって、複数のデ
ータベースという場合には、例えば1つの磁気ディスク
や光ディスクの中に格納された概念的に複数の情報の集
合体の場合があり、1つのデータベースという場合に
は、複数の磁気ディスクや光ディスクまたはコンピュー
タの中に格納された概念的に単数の情報の集合体の場合
がある。
【0047】また、電子データとは、コンピュータ読み
取り可能なデジタルデータ全般をいい、本明細書では特
にその種類を限定しない。電子データの種類としては、
例えば、音楽データ,書籍データ,映像データ,ゲー
ム,アプリケーション等がある。さらに、電子データは
必ずしも単一のファイルである必要はなく、複数のファ
イルにより構成される場合もある。例えば、一の電子デ
ータの中に、他の電子データの試用版を含めたり、広告
データを含めることが可能である。
【0048】ネットストレージ20はユーザ専用の電子
データ(ユーザデータ)の記録手段であって、例えばH
DD4により構成することができる。電子データ提供シ
ステム10内には各ユーザに対応付けられた複数のネッ
トストレージ20があり、一のネットストレージ20に
は、それに対応付けられたユーザもしくはネットストレ
ージ管理システム12の管理者しかアクセスできないよ
うになっている。ユーザは自分のネットストレージ20
に対して、所望の電子データの記録,読み込み,消去等
の操作を行うことができる。
【0049】ネットストレージ管理システム12は、少
なくとも、ライブラリ11,端末インターフェイス1
3,ネットストレージ20とデータ通信可能に設けられ
ており、これらの間でのユーザデータのやり取りを管理
するユーザデータ管理手段である。
【0050】端末インターフェイス13は、電子データ
提供システム10とユーザ端末40との間のデータ送受
信を担い、例えばWWWサーバで構成することができ
る。端末インターフェイス13はユーザが電子データ提
供システム10にログインする際にユーザ認証を求める
機能を備えており、これにより、ユーザは自分に割り当
てられたネットストレージ20にアクセス可能となる。
【0051】ユーザ端末40は、少なくとも通信機能を
備え、もしくは通信機と接続でき、端末インターフェイ
ス13とのデータの通信が可能であり、電子データを実
行するための機能を備える。端末の形状および機能は特
に限定しないが、携帯電話機能を有する、もしくは携帯
電話とケーブルもしくは赤外線通信により接続可能な携
帯型端末であることは好ましい形態のひとつである。
【0052】電子データの実行態様は、電子データの種
類によって種々の態様があり、また実行に際して他のソ
フトウェアやハードウェアが必要となる場合がある。例
えば、音楽データの場合には、音楽を再生するためのソ
フトウェアとスピーカー、ヘッドフォン等のハードウェ
アが必要となるし、映像データの場合には、静止画を表
示または動画を再生するためのソフトウェアおよびディ
スプレイ等のハードウェアが必要となる。
【0053】ただし、端末によっては扱われる電子デー
タの全てを実行(表示,再生を含む)できなくてもよ
い。例えば、音楽データのみを再生できる機能を有する
ものでもかまわない。
【0054】以上、電子データ提供システム10の主要
な構成について述べたが、本実施の形態では、さらに、
課金分配システム14,アーティスト登録部15,アー
ティストライブラリ16,電子データ登録部17,暗号
化エンジン18,検索エンジン19を備えている。これ
らは必須の構成ではないが、備えることが望ましい。
【0055】課金分配システム14は、電子データを購
入したユーザに対して、その電子データの対価を課金す
る課金手段としての機能と、その電子データを電子デー
タ提供システム10に供給したデータ供給者に対して
は、電子データの売上金を分配する売上分配手段として
の機能を有している。ユーザに対しては、利用している
ネットストレージ20の容量もしくは使用頻度に応じて
課金してもよい。
【0056】ユーザに対する課金の回収方法は特に限定
せず、ユーザの新規登録時に課金方法を登録してもよい
し、電子データの購入時に入力してもよい。決済手段と
して通信回線を利用した決済方法を利用するのは好まし
い課金方法の一つである。
【0057】また、データ供給者に対する売上金の分配
方法も特に限定しない。データ供給者登録システムを備
え、あらかじめデータ供給者を登録しておくのもよい。
決済手段として通信回線を利用した決済方法を利用する
のは好ましい方法の一つである。
【0058】また、これらの決済の手続きを外部の電子
決済システムを利用して行ってもよい。少なくとも売上
金が権利者に分配されればよい。
【0059】あるいは、電子データ提供システム10内
で通用する仮想的な電子マネーを用意し、ユーザに対す
る課金およびデータ供給者に対する決済を電子マネーに
より行う方法も考えられる。これによれば、データ供給
者は電子データを販売して得た利益を、次にユーザとし
ての立場から、電子データの購入に使用することができ
るため、電子データ提供システム10の活用機会を増や
すことができる。
【0060】ところで、ここで言うデータ供給者とは、
電子データを電子データ提供システム10に供給し、そ
の対価を得る権利を有する権利者を指し、個人でも法人
でも構わない。以下では、便宜上、データ供給者とは電
子データを作成するアーティストであるとして説明す
る。
【0061】アーティスト登録部15は、電子データ提
供システム10に電子データの供給を行うことを希望す
る新たなアーティスト30の登録を行う手段である。登
録項目は氏名・住所など個人を特定できる項目を登録で
きるのが好ましい。また、売上金の分配方法等を登録す
るのも好ましい。その他、E−mailアドレス、電話
連絡先、そのアーティスト30に関する検索キーワード
などを登録するのも好ましい。また、アーティスト30
にID.Noを発行するのも処理を円滑に行うために有
効な方法のひとつである。
【0062】また、すでに登録したアーティスト30の
登録内容の変更手段を備えてもよい。アーティスト登録
部15により登録・変更されたアーティスト30の情報
は、アーティストライブラリ16にて記憶・管理されて
いる。ここでは、アーティスト登録部15とアーティス
トライブラリ16でデータ供給者管理手段を構成してい
る。
【0063】電子データ登録部17は、アーティスト3
0が作成した電子データを容易に登録できる電子データ
登録手段である。アーティスト30は通信回線を通じて
電子データ登録部17にアクセスすることができ、電子
データ登録部17は、アーティストの認証を行った後、
電子データの登録を行うためのインターフェイスを表示
する。
【0064】電子データの登録の際には、登録する電子
データの他、その電子データの御試し版であるダイジェ
スト版、電子データのネットストレージ20へのリンク
ファイル作成の可否(リンクファイルについては後述す
る)、電子データのジャンル、電子データに関する検索
キーワード、紹介文、暗号化の必要の有無、価格、登録
期限、アーティスト名、アーティストID.Noなどの
属性を登録できると好ましい。また、電子データにI
D.Noを発行するのも処理を円滑に行うために有効な
方法のひとつである。
【0065】また、このすでに登録した電子データの登
録内容の変更手段を備え、電子データの内容、もしくは
電子データに含まれる広告データ、その他の登録内容を
更新し最新のデータに変更する手段を備えてもよい。時
節に対応した広告データを挿入することはよい広告方法
である。
【0066】暗号化エンジン18は、必要に応じて電子
データを暗号化し、暗号化した電子データを復号化する
鍵をユーザに与える機能を有する電子データ暗号化手段
である。電子データは簡単に複製を作ることができると
いう利点がある反面、不正コピーが容易に作られてしま
うという問題がある。そこで、不正コピーを防止し、ア
ーティストの利益を保護するために、暗号化した電子デ
ータを扱う機能をサポートしている。暗号鍵としては、
各ユーザまたは端末毎に発行されるユーザIDまたは端
末ID等を利用してもよい。
【0067】検索エンジン19は、ライブラリ11上の
電子データおよびアーティストライブラリ16に登録さ
れたアーティストの検索を行うことができる検索手段で
ある。検索キーワードとしては、上述した検索キーワー
ドの他、属性情報も利用することができる。また、ライ
ブラリ11およびアーティストライブラリ16のデータ
ベースはシソーラスを含み、あいまいな検索キーワード
や感性言語のようなキーワードから希望する電子データ
を見つけ出すことができる構造となっている。
【0068】次に、ネットストレージ20の構成と、ラ
イブラリ11およびネットストレージ20における電子
データの取り扱いについて、さらに詳しく説明する。
【0069】ネットストレージ20が階層構造を持つこ
とは好ましいネットストレージ20の形態の一つであ
る。階層構造の作成、変更、削除については、ユーザが
自由に行うことができることはもちろんであるが、ネッ
トストレージ管理システム12が行う場合もある。ジャ
ンル別、アーティスト別、作成日別等、電子データの属
性に応じて階層を作成してもよいし、電子データの対価
を支払済みのものと未払いのもので分けてもよく、ユー
ザデータの管理を容易化する効果がある。
【0070】ネットストレージ20の各階層には、ライ
ブラリ11の電子データ(マスターデータ)の複製デー
タである電子データを格納することができるが、電子デ
ータ本体は置かずライブラリ11もしくはネットストレ
ージ20の他の階層に格納されている電子データを参照
する参照情報たるリンクファイルを格納することもでき
る。ライブラリ11から電子データを取得する際に、ネ
ットストレージ20に複製データとリンクファイルのい
ずれが作成されるかは、ユーザが指定する取得態様に応
じて決定される。
【0071】リンクファイルは、複数の電子データの参
照情報、すなわち電子データの本来の存在場所の情報を
まとめて管理している電子データリンクデータベースで
あってもよいし、単数の電子データの存在場所を指し示
すいわゆるショートカットファイル(あるいはエイリア
スファイルとも称される)であってもよい。いずれにし
ても、ライブラリ11もしくはネットストレージ20の
他の階層にある電子データを呼び出すことができるリン
クファイルをネットストレージ20の所望の複数の階層
に置くことができるように構成する。
【0072】マスターデータの複製データは電子データ
としての実体を含むのに対し、リンクファイルは電子デ
ータの実体を含まない。そのため、リンクファイルの形
式でネットストレージ20に格納された電子データをダ
ウンロードするときは、そのリンクファイルが参照する
先に存在する電子データの実体がダウンロードされるこ
ととなる。
【0073】上述したように、アーティスト30は、電
子データ登録部17を介して、自分が登録した電子デー
タの内容について随時変更することができる。このと
き、ライブラリ11に格納されているマスターデータは
新しいデータに更新されるが、電子データ更新後もリン
クファイルからの参照が失われないように、その参照の
基礎となる情報については変更されないようになってい
る。
【0074】したがって、ネットストレージ20にライ
ブラリ11のマスターデータのリンクファイルを格納す
るという取得態様においては、ユーザは常に最新の内容
を含んだ電子データを得ることができる。また、アーテ
ィスト30は、電子データの内容またはそれに付随する
広告データを随時新しい内容に差し替えることができ、
時間の経過によりデータ内容が陳腐化してしまうことが
避けられる。これによれば、ユーザが長期間保有すると
予想される電子データにも、短期的内容の広告を含ませ
ることが可能となる。
【0075】ライブラリ11上にある電子データのリン
クファイルが複数のユーザにより多数作成されてかつ、
その複数のユーザが同時にその電子データのダウンロー
ドを行ってもデータ処理速度が低下しないように、ライ
ブラリ11上にある電子データのリンクファイルが多数
作成された場合、本システムを構成する複数のハードウ
ェアのうちの他のハードウェア上にその電子データの複
製を作成し複数のユーザからの要求を分散させる負荷分
散手段を備えることが望ましい。
【0076】また、ネットストレージ20中には各階層
にある電子データおよびリンクファイルの属性情報を記
録したTOCファイル(Table Of Conte
nsファイル)を備えてもよい。TOCファイルに記録
される電子データの属性情報とは、その電子データの作
者名、価格、購入日などが挙げられる。また、その電子
データのダウンロード回数なども記録してもよい。
【0077】ネットストレージ20の各階層に格納され
た電子データの一覧を表示する際に、TOCファイルの
データをもとに、電子データの表示順序を名前順、購入
日順、ダウンロード回数順等に切り換えて表示すること
ができる。
【0078】本実施の形態では、ネットストレージ20
は、ネットストレージ20上の電子データもしくはリン
クファイルについて、その対価を支払済みか未払いであ
るかの情報を属性情報の一つとして備えてる。したがっ
て、ネットストレージ20へ電子データのコピーもしく
はリンクファイルを作成する際に、必ずしも課金を要求
しなくてもよい。未課金のままでネットストレージ20
に電子データのコピーもしくはリンクファイルの作成を
するのも電子データ提供方法のひとつの態様である。
【0079】これにより、ユーザはすぐに購入する必要
のない電子データについても、ネットストレージ20に
とりあえず保持することができるようになり、また、ユ
ーザはネットストレージ20にアクセスする度にそれら
の電子データを目にしてリマインドするので、電子デー
タの購入機会を効果的に増大させることができる。
【0080】ただし、電子データがユーザ端末40で再
生・表示された場合には確実に課金を要求し、著作権の
保護を行う。以下の説明では電子データが端末にダウン
ロードされる際には確実に課金するものとしている。
【0081】電子データもしくはリンクファイルの課金
情報の属性情報を課金情報記録ファイルとして記録して
も良いが、上述のTOCファイルに記録するのはネット
ストレージ20上のファイル構成を単純にするための良
い方法である。また、ネットストレージ20は未課金の
電子データをもしくはリンクファイルを入れておく専用
の階層をもっていてもよい。
【0082】ネットストレージ管理システム12は、各
ユーザのネットストレージ20中の電子データおよびリ
ンクファイルもしくはTOCファイルの内容より、各ユ
ーザの嗜好を分析し、そのネットストレージ20の階層
にそのユーザへのおすすめの電子データの未課金の電子
データをコピーもしくはリンクファイルを作成してもよ
い。
【0083】以上、本実施の形態に係る電子データ提供
システムの構成について説明したが、本システムは通信
プロトコルとして少なくともTCP/IPをサポートし
ており、インターネットを介してユーザ端末40,アー
ティスト30,外部電子決済システム50等と通信可能
な構成になっている。
【0084】次に、上記構成に基づく、本実施の形態の
電子データ提供システムの処理の流れについて説明す
る。
【0085】まず、アーティストの登録処理について説
明し、以下、電子データの登録処理、ライブラリ11か
ら電子データをユーザ端末40にダウンロードする処
理、ネットストレージ20に電子データをコピーする処
理、ネットストレージ20に電子データのリンクファイ
ルを作成する処理、ネットストレージ20から電子デー
タをユーザ端末40にダウンロードする処理、ネットス
トレージ20からリンクファイルが参照する電子データ
をユーザ端末40にダウンロードする処理、ユーザ端末
40上の電子データをネットストレージ20にアップロ
ードする処理、について順次説明する。
【0086】まず、新規アーティストの登録方法および
登録内容の変更処理の一例を図3に示す。
【0087】アーティストは、コンピュータネットワー
クを介して電子データ提供システム10にアクセスし、
アーティストの登録処理のメニューに入る。アーティス
ト登録部15は、アーティストの新規登録か既に登録済
みの内容の変更かの入力を促すので、アーティストは自
分の行う処理内容を選択する(S101)。
【0088】アーティストの新規登録が選ばれた場合、
アーティスト登録部15は、アーティストに対して新規
登録用のユーザインターフェイスを表示し、登録内容の
入力を促す。登録内容としては、例えば氏名・住所など
個人を特定できる項目、および売上金の分配方法、E−
mailアドレス、電話連絡先、そのアーティストに関
する検索キーワードなどがある。その際のユーザインタ
ーフェイスの例を図11に示す。アーティストは、登録
内容の入力を終えたら送信ボタンを押し、登録内容をア
ーティスト登録部15へ送信する(S102)。
【0089】アーティスト登録部15は、アーティスト
から受信した登録内容に不備がないかを確認した後、そ
のアーティストに対してアーティストID.Noを発行
し通知する(S103)。さらに新規登録のアーティス
トをアーティストID.Noとともにアーティストライ
ブラリ16に記録する。
【0090】一方、S101において、アーティストの
登録内容の変更が選ばれた場合、アーティスト登録部1
5は、アーティストを特定するために認証処理を行う。
例えばアーティストID.Noから登録内容の変更をす
るアーティストを選択する。アーティストの選択方法と
してアーティストID.Noでなくそのほかの登録内容
を元にアーティストを選択してもよい(S104)。
【0091】認証完了後、アーティスト登録部15は、
登録内容変更用のユーザインターフェイスを表示し、ア
ーティストに対して変更内容の入力を促す。その際のユ
ーザインターフェイスの例を図11に示す。アーティス
トは、変更内容の入力を終えたら送信ボタンを押し、変
更内容をアーティスト登録部15へ送信する(S10
5)。
【0092】アーティスト登録部15は、アーティスト
から受信した変更内容に不備がないかを確認した後、変
更したアーティストの登録内容をアーティストライブラ
リ16に記録し、その処理を受けたことをアーティスト
へ通知する(S106)。
【0093】次に、新規電子データの登録方法および登
録内容の変更処理の一例を図4に示す。
【0094】アーティストは、コンピュータネットワー
クを介して電子データ提供システム10にアクセスし、
電子データの登録処理のメニューに入る。電子データ登
録部17は、電子データの新規登録か既に登録済みの電
子データの内容の変更かの入力を促すので、アーティス
トは自分の行う処理内容を選択する(S201)。
【0095】電子データの新規登録が選ばれた場合、電
子データ登録部17は、アーティストに対して新規登録
用のユーザインターフェイスを表示し、登録する電子デ
ータ等の入力を促す。登録内容としては、電子データの
他に、電子データのダイジェスト版、電子データのリン
クの可否、電子データの属するジャンル、電子データに
関する検索キーワードおよび紹介文、暗号化の必要性有
無、価格、登録期限、アーティスト名およびアーティス
トID.Noなどの属性情報がある。その際のユーザイ
ンターフェイスの例を図12に示す。アーティストは、
登録内容の入力を終えたら送信ボタンを押し、登録内容
を電子データ登録部17へ送信する(S202)。
【0096】電子データ登録部17は、アーティストか
ら受信した登録内容に不備がないかを確認した後、その
アーティストに対して電子データID.Noを発行し通
知する。さらに新規登録の電子データを電子データI
D.Noとともにライブラリ11に記録する(S20
3)。
【0097】一方、S201において、電子データの登
録内容の変更が選ばれた場合、電子データ登録部17
は、電子データを特定するための処理を行う。例えば電
子データID.No等から変更対象の電子データを特定
する。電子データの特定方法として、電子データID.
Noではなく、その他の登録内容を元に特定することも
できる。また、そのアーティストがその電子データに対
して変更を行うことができる権限を有しているかどうか
の認証処理も行う(S204)。
【0098】電子データの特定完了後、電子データ登録
部17は、登録内容変更用のユーザインターフェイスを
表示し、アーティストに対して変更内容の入力を促す。
その際のユーザインターフェイスの例を図12に示す。
アーティストは、変更内容の入力を終えたら送信ボタン
を押し、変更内容を電子データ登録部17へ送信する
(S205)。
【0099】電子データ登録部17は、アーティストか
ら受信した変更内容に不備がないかを確認した後、変更
した電子データの登録内容をライブラリ11に記録する
(S206)。
【0100】次に、ユーザが電子データ提供システム1
0から電子データを取得する処理について説明する。
【0101】ユーザは、電子データ提供システム10に
ログインすると、端末インターフェイス13を介して、
ライブラリ11または自分のネットストレージ20に格
納されている電子データの一覧を見ることができる。本
システムでは、電子データの取得方法として、以下に述
べるような種々の態様があり、ユーザは所望の取得態様
を指定して電子データを取得することができる。以下の
処理では、ユーザは既に電子データ提供システム10に
ログインしているものとして説明を行う。
【0102】まず、電子データをライブラリ11から直
接ユーザ端末40にダウンロードする処理を図5に示
す。
【0103】ユーザは取得したい電子データを選択し、
さらに、「端末にDownLoad」する取得態様を指
定して、端末インターフェイス13に指示を送信する
(S301)。その際のユーザインターフェイスの例を
図13に示す。
【0104】端末インターフェイス13は、ユーザが選
択した電子データをライブラリ11から取得し、さら
に、その電子データの属性情報から暗号化の必要性の有
無を確認する(S302)。
【0105】暗号化が必要な場合は、暗号化エンジン1
8によって電子データの暗号化を行う(S303)。
【0106】端末インターフェイス13は、その電子デ
ータの属性情報から価格を調べ、ユーザに対して電子デ
ータの対価の支払いを要求する。その際のユーザインタ
ーフェイスの例を図14に示す。なお、実際の課金処理
は課金分配システム14が行う(S304)。
【0107】支払い処理が正常に行われた後、端末イン
ターフェイス13は電子データをユーザ端末40に送信
する(S305)。
【0108】次に、ライブラリ11上の電子データをネ
ットストレージ20上にコピーする処理を図6に示す。
【0109】ユーザはライブラリ11に含まれる電子デ
ータから取得したい電子データを選択し、さらに、「ネ
ットストレージにコピー」する取得態様とネットストレ
ージ上のコピー先を指定し、端末インターフェイス13
に指示を送信する(S401)。その際のユーザインタ
ーフェイスの例を、電子データの選択とそれのコピーの
指示については図13に、コピー先の指示については図
15に示す。
【0110】端末インターフェイス13は、ユーザに対
して、電子データの対価の支払いをこの段階で行うかど
うかを確認する(S402)。その際のユーザインター
フェイスの例を図16に示す。S402において、ユー
ザが課金処理をこの段階で行うことを選択した場合は、
課金分配システム14によって、その電子データの対価
が課金される(S403)。
【0111】端末インターフェイス13は、その電子デ
ータの属性情報から暗号化の必要性の有無を確認し(S
404)、暗号化が必要な場合は、暗号化エンジン18
によって電子データの暗号化を行う(S405)。
【0112】ネットストレージ管理システム12は、そ
の電子データをネットストレージ上にコピーし、その電
子データをコピーしたネットストレージ20の階層上の
TOCファイルに電子データの属性情報、課金情報など
を記入する(S406)。
【0113】次に、ライブラリ11上の電子データのリ
ンクファイルをネットストレージ20上に作成する処理
を図7に示す。
【0114】ユーザはライブラリ11に含まれる電子デ
ータから取得したい電子データを選択し、さらに、「リ
ンクファイルの作成」を行う取得態様とネットストレー
ジ上のリンクファイルの作成先を指定し、端末インター
フェイス13に指示を送信する(S501)。その際の
ユーザインターフェイスの例を、電子データの選択とそ
れのリンクファイル作成の指示については図13に、リ
ンクファイル作成先の指示については図15に示す。
【0115】端末インターフェイス13は、ユーザに対
して、電子データの対価の支払いをこの段階で行うかど
うかを確認する(S502)。その際のユーザインター
フェイスの例を図16に示す。S502において、ユー
ザが課金処理をこの段階で行うことを選択した場合は、
課金分配システム14によって、その電子データの対価
が課金される(S503)。
【0116】ネットストレージ管理システム12は、そ
の電子データのリンクファイルをネットストレージ20
上に作成し、その電子データのリンクファイルを作成し
たネットストレージ20の階層上のTOCファイルに電
子データの属性情報、課金情報などを記入する(S50
4)。
【0117】次に、ネットストレージ20上の電子デー
タをユーザ端末40にダウンロードする処理を図8に示
す。
【0118】ユーザはネットストレージ20に含まれる
電子データから取得したい電子データを選択し、さら
に、「端末にDownLoad」する取得態様を指定
し、端末インターフェイス13に指示を送信する(S6
01)。その際のユーザインターフェイスの例を図17
に示す。
【0119】ネットストレージ管理システム12は、そ
の電子データが記録された階層のTOCファイルから、
その電子データが課金済みか未払いかを確認する(S6
02)。
【0120】その電子データの対価が未払いであった場
合、端末インターフェイス13はその電子データの価格
を確認し、課金分配システム14に課金処理の指示を行
う(S603)。そして、課金分配システム14はユー
ザに対して、その電子データの対価を課金する(S60
4)。
【0121】端末インターフェイス13は、その電子デ
ータをユーザ端末40に送信し、その電子データが記録
されたネットストレージ20上の階層のTOCファイル
を更新する(S605)。
【0122】次に、ネットストレージ20上のリンクフ
ァイルに関連付けられた電子データをユーザ端末40に
ダウンロードする処理を図9に示す。
【0123】ユーザは、ネットストレージ20に含まれ
るリンクファイルのうち、取得したい電子データのリン
クファイルを選択し、さらに、そのリンクファイルが参
照する電子データを「端末にDownLoad」する取
得態様を指定し、端末インターフェイス13に指示を送
信する(S701)。その際のユーザインターフェイス
の例を図17に示す。
【0124】ネットストレージ管理システム12は、そ
のリンクファイルが記録された階層のTOCファイルか
ら、そのリンクファイルが参照する電子データが課金済
みか未払いかを確認する(S702)。
【0125】その電子データの対価が未払いであった場
合、端末インターフェイス13はその電子データの価格
を確認し、課金分配システム14に課金処理の指示を行
う(S703)。そして、課金分配システム14はユー
ザに対して、その電子データの対価を課金する(S70
4)。
【0126】端末インターフェイス13は、ライブラリ
11からリンクファイルが参照する電子データを取得す
ると共に、その電子データの属性情報から暗号化の必要
性の有無を確認し(S705)、暗号化が必要な場合
は、暗号化エンジン18によって電子データの暗号化を
行う(S706)。
【0127】端末インターフェイス13は、その電子デ
ータをユーザ端末40に送信し、その電子データを参照
していたリンクファイルが記録されたネットストレージ
20上の階層のTOCファイルを更新する(S70
8)。
【0128】次に、ユーザ端末40中にある電子データ
をネットストレージ20に転送する処理を図10に示
す。
【0129】ユーザは、ユーザ端末40に含まれる電子
データから、ネットストレージ20に転送したい電子デ
ータを選択し、さらに、ネットストレージ上の転送先
(階層)を指定する。その際のユーザインターフェイス
の例を、電子データの選択については図18に、転送先
の指示については図15に示す。
【0130】転送指示を行うと、その電子データが端末
インターフェイス13に送信する(S802)。
【0131】ネットストレージ管理システム12は、そ
の電子データを指定されたネットストレージ20の指定
された階層へ記録し、電子データが記録された階層のT
OCファイルを更新する。
【0132】以上説明したように、本実施の形態の電子
データ提供システムでは、利用ユーザの各々に対して、
一のユーザのみ利用可能な記録スペースであるネットス
トレージ20を用意したので、電子データの取得態様お
よび課金方法に自由度を持たせることができ、操作性に
優れたシステムを実現することができた。
【0133】また、ネットストレージ20に存在するリ
ンクファイルの数に応じて、リンクファイルが参照する
電子データを多重化し、システムの応答性および信頼性
を向上することができた。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、利用ユ
ーザに対してユーザデータ記憶手段を割り当てたので、
ユーザは、取得した電子データの管理を容易に行うこと
ができると共に、マスターデータ管理手段またはユーザ
端末の電子データが削除された後でも該電子データを再
取得して利用を継続することができる。
【0135】さらに、ユーザデータ記憶手段に電子デー
タを参照する参照情報を保持し、該参照情報を用いてマ
スターデータ管理手段に格納された電子データを取得で
きるようにしたので、常に最新の電子データを取得する
ことが可能となる。電子データに広告データを含めた場
合は、時間の経過や季節等に応じて広告データの内容を
随時更新することにより、その価値が陳腐化することの
ない広告および電子データの提供が可能となる。
【0136】さらに、電子データの取得態様、課金タイ
ミングに自由度を持たせたので、ユーザの利用機会およ
び購買機会を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子データ提供シス
テムを構築するハードウェアの模式的構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電子データ提供シス
テムの構成図である。
【図3】新規アーティストの登録方法および登録内容の
変更処理を示す図である。
【図4】新規電子データの登録方法および登録内容の変
更処理を示す図である。
【図5】電子データをライブラリから直接ユーザ端末に
ダウンロードする処理を示す図である。
【図6】ライブラリ上の電子データをネットストレージ
上にコピーする処理を示す図である。
【図7】ライブラリ上の電子データのリンクファイルを
ネットストレージ上に作成する処理を示す図である。
【図8】ネットストレージ上の電子データをユーザ端末
にダウンロードする処理を示す図である。
【図9】ネットストレージ上のリンクファイルに関連付
けられた電子データをユーザ端末にダウンロードする処
理を示す図である。
【図10】ユーザ端末中にある電子データをネットスト
レージに転送する処理を示す図である。
【図11】アーティストの登録処理のユーザーインター
フェイスを示す図である。
【図12】電子データの登録処理のユーザーインターフ
ェイスを示す図である。
【図13】取得する電子データの選択および取得態様の
指示を行うユーザーインターフェイスを示す図である。
【図14】電子データの対価の支払い要求のユーザーイ
ンターフェイスを示す図である。
【図15】コピー先の指示を行うユーザーインターフェ
イスを示す図である。
【図16】電子データの対価の支払いを行うか否かを確
認するユーザーインターフェイスを示す図である。
【図17】ネットストレージから電子データを取得する
際のユーザーインターフェイスを示す図である。
【図18】ユーザ端末からネットストレージに電子デー
タを転送する際のユーザーインターフェイスを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 HDD 5 Net/IF 6 ディスプレイ 10 電子データ提供システム 11 ライブラリ 12 ネットストレージ管理システム 13 端末インターフェイス 14 課金分配システム 15 アーティスト登録部 16 アーティストライブラリ 17 電子データ登録部 18 暗号化エンジン 19 検索エンジン 20 ネットストレージ 30 アーティスト 40 ユーザ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 512 512 12/00 545 12/00 545F

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワークを介してユーザ
    に電子データを提供する電子データ提供システムであっ
    て、 複数の電子データを記憶し管理するマスターデータ管理
    手段と、 複数の利用ユーザに個別に割り当てられ、割り当てられ
    た一のユーザのみアクセス可能な、複数のユーザデータ
    記憶手段と、 ユーザに対して、前記マスターデータ管理手段に含まれ
    る電子データの指定および該電子データの取得態様の指
    定を促す手段と、 前記取得態様として、前記ユーザの端末に送信する態様
    が指定された場合に、前記指定された電子データを該端
    末に送信する手段と、 前記取得態様として、前記ユーザのユーザデータ記憶手
    段に送信する態様が指定された場合に、前記指定された
    電子データの複製データまたは該電子データを参照する
    参照情報を、前記ユーザのユーザデータ記憶手段に作成
    すると共に、前記ユーザの要求に応答して、該複製デー
    タまたは該参照情報により参照される電子データを前記
    ユーザの端末に送信するユーザデータ管理手段と、 を備えることを特徴とする電子データ提供システム。
  2. 【請求項2】前記取得態様として、前記ユーザの端末に
    送信する態様が指定された場合には、前記指定された電
    子データを該端末に送信する際に、 前記取得態様として、前記ユーザのユーザデータ記憶手
    段に送信する態様が指定された場合には、前記複製デー
    タまたは前記参照情報を前記ユーザデータ記憶手段に作
    成する際と、該複製データまたは該参照情報により参照
    される電子データを前記ユーザの端末に送信する際、の
    うちいずれか前記ユーザが望む段階において、 前記ユーザに対して前記電子データの対価を課金する課
    金手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子
    データ提供システム。
  3. 【請求項3】電子データを供給するデータ供給者に対し
    て電子データの登録を促すと共に、 登録された前記電子データを、少なくとも前記データ供
    給者を特定する情報と関連付けて、前記マスターデータ
    管理手段に格納する電子データ登録手段を備えることを
    特徴とする請求項1または2に記載の電子データ提供シ
    ステム。
  4. 【請求項4】電子データの売上金を該電子データを供給
    した前記データ供給者に分配する売上分配手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子データ提供シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記参照情報により参照される電子データ
    であって、該電子データが前記マスターデータ管理手段
    に格納されている場合に、 前記参照情報による参照状態を維持したまま、前記電子
    データの内容を変更する電子データ変更手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載
    の電子データ提供システム。
  6. 【請求項6】新規にデータ供給者となることを希望する
    者に対して、データ供給者の登録を促すと共に、 登録されたデータ供給者に対して、該データ供給者を特
    定する情報を発行し、該情報を管理するデータ供給者管
    理手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のうちい
    ずれか1項に記載の電子データ提供システム。
  7. 【請求項7】前記マスターデータ管理手段に管理された
    電子データを検索可能な電子データ検索手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載
    の電子データ提供システム。
  8. 【請求項8】電子データをユーザの端末に送信する際
    に、該電子データを暗号化する電子データ暗号化手段を
    備えることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1
    項に記載の電子データ提供システム。
  9. 【請求項9】前記ユーザデータ記憶手段は階層構造を有
    することを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項
    に記載の電子データ提供システム。
  10. 【請求項10】前記ユーザデータ管理手段は、 ユーザからの要求があった場合、または、前記複製デー
    タもしくは前記参照情報を前記ユーザデータ記憶手段に
    作成する場合に、 前記ユーザデータ記憶手段に新たな階層構造を作成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の電子データ提供シス
    テム。
  11. 【請求項11】前記マスターデータ管理手段を独立して
    動作可能な2以上のハードウェアにより構成し、 電子データを参照する複数の前記参照情報が所定数より
    多くなった場合に、 該電子データが格納されているハードウェアとは別のハ
    ードウェアに該電子データの複製データを作成すると共
    に、前記複数の参照情報の少なくとも一部について、参
    照する電子データを前記複製データに変更する、負荷分
    散手段を備えることを特徴とする請求項1〜10のうち
    いずれか1項に記載の電子データ提供システム。
  12. 【請求項12】前記ユーザデータ記憶手段はデータベー
    スを有し、前記参照情報は該データベースに記録される
    ことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1項に
    記載の電子データ提供システム。
  13. 【請求項13】前記参照情報はショートカットファイル
    であることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか
    1項に記載の電子データ提供システム。
  14. 【請求項14】前記ユーザデータ記憶手段は、該ユーザ
    データ記憶手段に作成された前記複製データまたは前記
    参照情報に関する属性情報を有し、 該属性情報は、前記複製データまたは前記参照情報が参
    照する電子データがユーザの端末に送信されたことがあ
    るか否かの情報を含むことを特徴とする請求項1〜13
    のうちいずれか1項に記載の電子データ提供システム。
  15. 【請求項15】前記属性情報は、前記複製データまたは
    前記参照情報が参照する電子データが課金済みであるか
    否かの情報を含むことを特徴とする請求項14に記載の
    電子データ提供システム。
  16. 【請求項16】前記コンピュータネットワークはインタ
    ーネットであることを特徴とする請求項1〜15のうち
    いずれか1項に記載の電子データ提供システム。
  17. 【請求項17】前記電子データは、暗号化された著作物
    データを含むことを特徴とする請求項1〜16のうちい
    ずれか1項に記載の電子データ提供システム。
  18. 【請求項18】前記電子データは、広告データを含むこ
    とを特徴とする請求項1〜17のうちいずれか1項に記
    載の電子データ提供システム。
  19. 【請求項19】複数の利用ユーザに個別に割り当てら
    れ、割り当てられた一のユーザのみアクセス可能な、複
    数のユーザデータ記憶手段を有するシステムにおいて、 コンピュータネットワークを介してユーザに電子データ
    を提供する電子データ提供方法であって、 ユーザに対して、電子データの指定および該電子データ
    の取得態様の指定を促すステップと、 前記取得態様として、前記ユーザの端末に送信する態様
    が指定された場合に、前記指定された電子データを該端
    末に送信するステップと、 前記取得態様として、前記ユーザのユーザデータ記憶手
    段に送信する態様が指定された場合に、前記指定された
    電子データの複製データまたは該電子データを参照する
    参照情報を、該ユーザデータ記憶手段に作成するステッ
    プと、 前記ユーザの要求に応答して、前記複製データまたは前
    記参照情報により参照される電子データを前記ユーザの
    端末に送信するステップと、 を含むことを特徴とする電子データ提供方法。
  20. 【請求項20】前記取得態様として、前記ユーザの端末
    に送信する態様が指定された場合に、前記指定された電
    子データを該端末に送信するステップは、 前記ユーザに対して前記電子データの対価を課金するス
    テップを含むことを特徴とする請求項19に記載の電子
    データ提供方法。
  21. 【請求項21】前記取得態様として、前記ユーザのユー
    ザデータ記憶手段に送信する態様が指定された場合に、
    前記指定された電子データの複製データまたは該電子デ
    ータを参照する参照情報を、該ユーザデータ記憶手段に
    作成するステップと、 前記ユーザの要求に応答して、前記複製データまたは前
    記参照情報により参照される電子データを前記ユーザの
    端末に送信するステップと、 のうちいずれか一方のステップは、 前記ユーザに対して前記電子データの対価を課金するス
    テップを含むことを特徴とする請求項19または20に
    記載の電子データ提供方法。
  22. 【請求項22】ユーザの端末中の電子データを該ユーザ
    のユーザデータ記憶手段に送信するステップを含むこと
    を特徴とする請求項19,20または21に記載の電子
    データ提供方法。
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