JP2002123274A - 曲データ配信装置および曲データ配信方法 - Google Patents

曲データ配信装置および曲データ配信方法

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JP2002123274A
JP2002123274A JP2000315262A JP2000315262A JP2002123274A JP 2002123274 A JP2002123274 A JP 2002123274A JP 2000315262 A JP2000315262 A JP 2000315262A JP 2000315262 A JP2000315262 A JP 2000315262A JP 2002123274 A JP2002123274 A JP 2002123274A
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music
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Shigeru Yoda
茂 依田
Yoshito Yamaguchi
善登 山口
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが制作した曲を発表する場を提供した
り、制作した曲を有料配信し、その配信料金を曲制作に
関わったユーザに分配する曲データ配信装置およびその
方法を実現する。 【解決手段】 ユーザから提供される曲要素を曲データ
として曲データベース23aに登録する。ユーザが入手
したい曲データを指定すると、該当する曲データを曲デ
ータベース23aから読み出して当該ユーザに配信し、
配信された曲データにユーザが新たな曲要素を付加して
登録要求を出すと、当該ユーザから提供される新たな曲
要素を、該当する曲データに付加して曲データベース2
3aに更新登録する。曲データが配信されたユーザから
配信料金を徴収し、徴収した配信料金を、その配信され
た曲データの曲要素を提供したユーザに分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
を用いたデータ配信サービスに関し、特に、ユーザが協
力して曲を制作したり、制作した曲を発表する場を提供
する一方、制作した曲を聞きたいユーザに有料で配信
し、その配信料金を曲制作に関わったユーザに分配する
サービスを実現する曲データ配信装置および曲データ配
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット利用人口の増加に
伴って様々なビジネスモデルが生れつつあり、曲データ
配信サービスもその一形態として知られている。曲デー
タ配信サービスは、インターネットを介して接続される
配信事業者およびその配信事業者と配信契約したユーザ
からなり、ユーザが配信事業者のサイトにアクセスして
所望の曲データについてダウンロードを要求すると、そ
の要求に応じて配信事業者が対応する曲データをユーザ
へ送出する一方、当該ユーザからその料金を徴収するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来の曲データ
配信サービスの多くは、メジャー・レーベルが制作した
人気曲をユーザ側に配信するだけなので、例えばアマチ
ュアコンサートのように、世間の耳目を集めていないが
才能の富むミュージシャンの曲などを発表する場には成
り難い。従って、従来のデータ配信サービスは、新人ミ
ュージシャンの曲などをリリースする、所謂インディー
ズ・レーベルを好んで聞くユーザにとっては魅力のない
サービスになっているし、また、制作した曲を発表する
場を求めるミュージシャン志望のユーザにとっては興味
が湧かないサービスと言える。
【0004】そこで、ユーザが制作した曲を他のユーザ
に聞いてもらうという、謂わばアマチュアコンサート的
な形態のサービスが望まれている。また、曲制作と言っ
ても、一人で作詞、作曲あるいは編曲して一つの曲にま
とめる能力に恵まれた人は稀で、作詞は得意だが作曲で
きない等、通常、得手不得手が存在する。この為、作詞
が得意なユーザ、作曲が得意なユーザあるいは編曲が得
意なユーザが集って互いに協力し合って曲制作したり、
そうして制作した曲を発表する場をネット上に提供する
サービスも必要になっている。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ユーザが協力して曲を制作したり、制作した
曲を発表する場を提供することができ、しかも、そうし
て制作した曲を聞きたいユーザに有料で配信し、その配
信料金を曲制作に関わったユーザに分配することができ
る曲データ配信装置および曲データ配信方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介してア
クセスしてくるユーザから提供される情報であって、曲
を構成する詞、曲および編曲の各部分のいずれか又はそ
れら部分を組合せた曲要素を曲データとして記憶管理す
る曲データベース手段と、前記ユーザが所望の曲要素を
検索するよう要求した場合、その所望の曲要素の曲デー
タを前記曲データベース手段から検索し、検索結果を当
該ユーザに返送する検索手段と、この返送された検索結
果の内から前記ユーザが入手したい曲データを指定した
場合、該当する曲データを前記曲データベース手段から
読み出して当該ユーザに配信する配信手段と、この配信
された曲データに前記ユーザが新たな曲要素を付加して
登録するよう要求した場合、当該ユーザから提供される
新たな曲要素を、該当する曲データに付加して前記曲デ
ータベース手段に更新登録する登録手段と、前記配信手
段によって曲データが配信されたユーザから配信料金を
徴収する一方、その配信された曲データの曲要素を提供
したユーザに、徴収した配信料金を分配して支払う支払
手段とを具備することを特徴とする。
【0007】上記請求項1に従属する請求項2記載の発
明では、前記配信手段は検索手段から返送された検索結
果の内から前記ユーザが試用したい曲データを指定した
場合、該当する曲データを前記曲データベース手段から
読み出し、それを試用データに変換してから当該ユーザ
に配信することを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明では、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザから提供される情報で
あって、曲を構成する詞、曲および編曲の各部分のいず
れか又はそれら部分を組合せた曲要素を曲データとして
曲データベースに登録する登録過程と、 前記ユーザが
所望の曲要素を検索するよう要求した場合、その所望の
曲要素の曲データを前記曲データベースから検索し、検
索結果を当該ユーザに返送する検索過程と、この検索過
程にて返送された検索結果の内から前記ユーザが入手し
たい曲データを指定した場合、該当する曲データを前記
曲データベースから読み出して当該ユーザに配信する配
信過程と、この配信過程にて配信された曲データに前記
ユーザが新たな曲要素を付加して登録するよう要求した
場合、当該ユーザから提供される新たな曲要素を、該当
する曲データに付加して前記曲データベースに更新登録
する更新登録過程と、前記配信過程にて曲データが配信
されたユーザから配信料金を徴収する一方、その配信さ
れた曲データの曲要素を提供したユーザに、徴収した配
信料金を分配して支払う支払過程とを具備することを特
徴とする。
【0009】上記請求項3に従属する請求項4記載の発
明では、前記配信過程は検索過程にて返送された検索結
果の内から前記ユーザが試用したい曲データを指定した
場合、該当する曲データを前記曲データベースから読み
出し、それを試用データに変換してから当該ユーザに配
信することを特徴としている。
【0010】本発明では、ネットワークを介してアクセ
スしてくるユーザから提供され、曲を構成する詞、曲お
よび編曲の各部分のいずれか又はそれら部分を組合せた
曲要素を曲データとして曲データベースに登録してお
き、ユーザが所望の曲要素を検索するよう要求すると、
その所望の曲要素の曲データを曲データベースから検索
し、検索結果を当該ユーザに返送する。そして、この返
送された検索結果の内からユーザが入手したい曲データ
を指定すると、該当する曲データを曲データベースから
読み出して当該ユーザに配信し、配信された曲データに
ユーザが新たな曲要素を付加して登録するよう要求した
場合には、当該ユーザから提供される新たな曲要素を、
該当する曲データに付加して曲データベースに更新登録
するので、ユーザが協力して曲を制作したり、制作した
曲を発表する場を提供することが可能になっている。ま
た、曲データが配信されたユーザから配信料金を徴収す
る一方、その配信された曲データの曲要素を提供したユ
ーザに、徴収した配信料金を分配して支払うので、制作
した曲を聞きたいユーザに有料で配信し、その配信料金
を曲制作に関わったユーザに分配するサービスを提供す
ることが可能になっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態について説明する。 A.概要 図1は実施の一形態による曲データ配信システムの概略
構成を示す図である。この図に示すシステムは、インタ
ーネット等のネットワークNTを介して互いに接続され
るユーザ1(ユーザ端末10)および配信事業者2(曲
データ配信装置20)からなる。このような構成におい
て、配信事業者2は、複数のユーザ1が協力して曲を制
作したり、制作した曲を発表する場を提供する一方、そ
うして制作した曲を聞きたいユーザ1に有料で配信し、
その配信料金から手数料を差し引いた残額を曲制作に関
わった各ユーザ1に分配するサービスを提供する。
【0012】B.システム構成 次に、図1を参照して曲データ配信システムの構成につ
いて説明する。ユーザ1が備えるユーザ端末10は、例
えば周知のWebブラウザを備えるパーソナルコンピュ
ータから構成され、ネットワークNTを経由して配信事
業者2の音楽データ配信装置20にアクセスするもので
あり、その特徴的な処理動作については追って述べる。
ユーザ端末10は、パーソナルコンピュータに限らず、
例えばブラウザ機能を備えた携帯電話や無線携帯端末で
あっても構わず、その場合、無線接続する接続業者50
を経由してネットワークNTに接続する形態となる。
【0013】配信事業者2が備える曲データ配信装置2
0は、プロキシーサーバ21、配信管理サーバ22およ
びデータベース23から構成される。プロキシーサーバ
21は、後述する配信管理サーバ22側に接続されるイ
ントラネット(図示略)とインターネット等のネットワ
ークNTとを遮断する機能を備えると共に、両ネットワ
ーク間の通信を制御する。具体的には、アクセス認証さ
れた正当なユーザ1、つまり、配信事業者2にユーザ登
録したユーザ端末10からの転送要求のみを配信管理サ
ーバ22へ中継する一方、それに対応する配信管理サー
バ22からの各レスポンスを該当するユーザ端末10に
返送する。
【0014】配信管理サーバ22は、プロキシーサーバ
21を介してサイトアクセスしてくるユーザ端末10か
らの要求に応じたWebページ画面データ(HTMLフ
ァイル)を送出してWebページを閲覧させ、このWe
bページを閲覧したユーザ端末10からの要求に応じた
処理を実行する。すなわち、配信管理サーバ22では、
作詞、作曲、編曲をそれぞれ担当した各ユーザ1からの
登録要求に応じて、これらユーザ1からそれぞれ送出さ
れる曲要素(以下、詞部分データ、曲部分データおよび
編曲部分データと称す)を曲データとして後述するデー
タベース23に登録する。
【0015】また、配信管理サーバ22では、データベ
ース23に登録された曲データの購入要求をユーザ1か
ら受けた場合、その要求を出したユーザ1に曲データを
有料でダウンロードする一方、このダウンロードされた
曲データの制作に関わった各ユーザ1に配信料金から手
数料を差し引いた残額を分配する。具体的には、曲デー
タをダウンロードしたユーザ1に対してはダウンロード
(曲データ配信)が完了した時点で、配信管理サーバ2
2がネットワークNTを介してバンキングシステム40
にアクセスし、データベース23に登録される各ユーザ
1毎の属性の内から該当ユーザ1の決済条件を参照して
オンライン決済する。一方、ダウンロードされた曲デー
タの制作に関わった各ユーザ1に対してはダウンロード
が完了した時で、配信管理サーバ22が後述する課金処
理を実行して曲データの制作に関わった各ユーザ1毎の
支払い額を算出し、それに基づき各ユーザ1の指定口座
に入金するようバンキングシステム40に依頼する。
【0016】データベース23は、配信管理サーバ22
がユーザ1より受信した曲データをデータベース登録す
る曲データベース23aと、個人データベース23bと
を備える。曲データベース23aは、図2に図示する通
り、ヘッダデータHDおよび実データRDとから構成さ
れる複数の曲データ(1)〜(N)をそれぞれ1レコー
ドとして記憶管理する。ヘッダデータHDは、データ種
DT、曲名SN、作詞者LW、作曲者CPおよび編曲者
ARから構成される。データ種DTは曲データの属性、
すなわち、どのような曲要素であるかを識別する情報で
ある。データ種DTの値が「1」の場合には詞部分デー
タを、「2」の場合には曲部分データを、「3」の場合
には詞+曲部分データを、「4」の場合には上記「2」
に対応した曲部分データを編曲した編曲部分データを、
「5」の場合には上記「3」に対応した詞+曲部分デー
タの曲部分データを編曲した編曲部分データをそれぞれ
表す。
【0017】したがって、データ種DTの値が「1」で
あると、ヘッダデータHDは曲名SNおよび作詞者LW
を、データ種DTの値が「2」であると、ヘッダデータ
HDは曲名SNおよび作曲者CPを有することになる。
また、データ種DTの値が「3」であると、ヘッダデー
タHDは曲名SN、作詞者LWおよび作曲者CPを有
し、さらにデータ種DTの値が「4」であると、ヘッダ
データHDは曲名SN、作曲者CPおよび編曲者AR
を、データ種DTの値が「5」であると、ヘッダデータ
HDは曲名SN、作詞者LW、作曲者CPおよび編曲者
ARを有することになる。
【0018】個人データベース23cは、ユーザ登録し
た各ユーザ1毎の個人属性を記憶管理する。個人データ
ベース23cにデータベース登録される個人属性とは、
例えばユーザ名およびパスワードからなる識別データS
Dや、配信料金徴収および配信報酬支払いを行う際に参
照される決済条件(口座名義および口座番号等を表す)
などを指す。
【0019】C.動作 次に、図3〜図44を参照して上記構成による曲データ
配信システムの動作について説明する。以下では、最初
に曲データ配信装置20側の動作を説明した後、続いて
ユーザ端末10側の動作を説明する。 (1)曲データ配信装置20の動作 曲データ配信装置20では、図3〜図7に示す配信処理
と図8〜図12に示す課金処理A〜Eとが実行される。
配信処理はプロキシーサーバ21および配信管理サーバ
22の動作からなり、プロキシーサーバ21では後述す
るステップSA1〜SA6を実行し、配信管理サーバ2
2ではステップSA7以降を実行する。課金処理A〜E
は、配信処理からコールされるものであり、配信管理サ
ーバ22が実行する。以下、配信処理と課金処理A〜E
とに分けてその動作について述べて行く。
【0020】a.配信処理の動作 まずステップSA1では、プロキシーサーバ21がユー
ザ端末10側からの接続要求の有無を判断する。接続要
求が無ければ判断結果は「NO」となり、後述のステッ
プSA8に処理を進めるが、接続要求があると判断結果
は「YES」となり、ステップSA2に進み、所定のプ
ロトコル(例えばTCP/IP)に従って接続要求した
ユーザ端末10との接続を確立する。そして、ステップ
SA3,SA4では、接続確立したユーザ端末10側か
ら送出される識別データSD(ユーザ名およびパスワー
ド)を、一定時間中に受信したか否かをプロキシーサー
バ21が判断する。この一定時間中に識別データSDを
受信しなかった場合にはタイムアウトとなり、ステップ
SA4の判断結果が「YES」となり、ステップSA6
に進み、回線切断して上述のステップSA1に処理を戻
す。
【0021】一方、タイムアウトする前にユーザ端末1
0からの識別データSD(ユーザ名およびパスワード)
を受信すると、ステップSA3の判断結果が「YES」
となり、ステップSA5に進む。ステップSA5では、
受信した識別データSDに基づきプロキシーサーバ21
がアクセス認証を行う。正規ユーザ、つまりユーザ登録
したユーザ1でなければ、ここでの判断結果は「NO」
となり、上述したステップSA3に処理を戻して配信管
理サーバ22側とのアクセスを拒否するが、正規ユーザ
としてアクセス認証された場合には、判断結果が「YE
S」となり、次のステップSA7に処理を進める。
【0022】正規ユーザと認証されたユーザ端末10が
配信管理サーバ22にアクセスしてくると、配信管理サ
ーバ22ではステップSA7以降の処理を実行する。す
なわち、配信管理サーバ22は、ユーザ端末10へWe
bページに相当する各種画面を送出したり、それら画面
を閲覧するユーザ端末10からの要求に応じた処理を実
行する。以下では、配信管理サーバ22からユーザ端末
10に送出する各種画面の説明を交えながら、その画面
を閲覧するユーザ端末10からの要求に対応した配信管
理サーバ22の動作について説明する。
【0023】メニュー画面MNの送出 ステップSA7に進むと、配信管理サーバ22は、ユー
ザ端末10に対してメニュー画面MNを送出する。メニ
ュー画面MNとは、図13に図示する一例のように、登
録アイコンRIC、購入アイコンKICおよび終了アイ
コンEICを備える画面である。このメニュー画面MN
を画面表示したユーザ端末10において、登録アイコン
RICがマウス等のポインティングデバイスでクリック
された(以下、クリック操作と称する)場合には、曲デ
ータ配信装置20側に登録A画面要求が送出される。ま
た、購入アイコンKICがクリック操作された場合に
は、曲データ配信装置20側に購入画面要求が送出され
る。終了アイコンEICがクリック操作された場合に
は、曲データ配信装置20との接続が切断される。
【0024】登録A画面TAGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MNに
て登録アイコンRICがクリック操作されると、ユーザ
端末10から登録A画面要求が送出される。配信管理サ
ーバ22がこれを受信すると、ステップSA8の判断結
果が「YES」となり、次のステップSA9に処理を進
め、登録A画面TAGをユーザ端末10に送出する。な
お、登録A画面要求を受信しなければ、判断結果は「N
O」となり、後述するステップSA10に処理を進め
る。
【0025】登録A画面TAGは、図14に図示する一
例のように、新規登録アイコンST、アレンジアイコン
ARおよび戻るアイコンBKを備える。この登録A画面
TAGを画面表示したユーザ端末10において、新規登
録アイコンSTがクリック操作された場合には、曲デー
タ配信装置20側に登録B画面要求が送出される。アレ
ンジアイコンARがクリック操作された場合には、曲デ
ータ配信装置20側に登録D画面要求が送出される。戻
るアイコンBKがクリック操作された場合には、画面表
示が上述したメニュー画面MN(図13参照)に戻され
る。
【0026】登録B画面TBGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される登録A画面TAGに
て新規登録アイコンSTがクリック操作されると、ユー
ザ端末10から登録B画面要求が送出される。配信管理
サーバ22がそれを受信すると、ステップSA10の判
断結果が「YES」となり、次のステップSA11に処
理を進め、登録B画面TBGをユーザ端末10に送出す
る。なお、登録B画面要求を受信しなければ判断結果は
「NO」となり、図4のステップSA12以降に処理を
進める。
【0027】登録B画面TBGは、図15に図示する一
例のように、ユーザ1が制作した曲要素、つまり、詞部
分データ、曲部分データあるいは詞部分データ+曲部分
データのいずれかを曲データ配信装置20側に登録する
為の作詞アイコンLW、作曲アイコンSW、作詞+作曲
アイコンLSおよび戻るアイコンBKを備える。この登
録B画面TBGを画面表示したユーザ端末10におい
て、上記アイコンLW,SW,LSのいずれかがクリッ
ク操作された場合には、曲データ配信装置20側に登録
C画面要求が送出される。戻るアイコンBKがクリック
操作された場合には、画面表示が上述した登録A画面T
AG(図14参照)に戻される。
【0028】登録C画面TCGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される登録B画面TBGに
て作詞アイコンLW、作曲アイコンSW、作詞+作曲ア
イコンLSのいずれかがクリック操作された場合、もし
くは後述する登録D画面TDG(図17参照)にて曲ア
イコンSWAあるいは詞+曲アイコンLSAがクリック
操作された場合には、ユーザ端末10から登録C画面要
求が送出される。配信管理サーバ22がそれを受信する
と、図4に示すステップSA12の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSA13に処理を進め、登録
C画面TCGをユーザ端末10に送出する。なお、登録
C画面要求を受信しなければ判断結果は「NO」とな
り、ステップSA14以降に処理を進める。
【0029】登録C画面TCGは、図16に図示する一
例のように、曲名、作詞者、作曲者および編曲者をそれ
ぞれ表示する表示エリアE1〜E4、曲要素(詞部分デ
ータ、曲部分データ、詞+曲部分データおよび編曲部分
データ等)を格納したファイル名を入力する入力エリア
E5、送信アイコンTRおよび中止アイコンCANを備
える。この登録C画面TCGを画面表示したユーザ端末
10において、送信アイコンTRがクリック操作された
場合には、曲データ配信装置20側に登録する曲要素の
属性を表すヘッダデータHDと登録する曲要素(実デー
タRDに相当)とを格納したファイルが曲データ配信装
置20に送出される。中止アイコンBKがクリック操作
された場合には、各エリアE1〜E5の表示内容がクリ
アされる一方、画面表示が上述した登録B画面TBG
(図15参照)に戻される。
【0030】登録D画面TDGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される登録A画面TAG
(図14参照)にてアレンジアイコンARがクリック操
作されると、ユーザ端末10から登録D画面要求が送出
される。配信管理サーバ22がそれを受信すると、図4
に示すステップSA16の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSA17に処理を進め、登録D画面T
DGをユーザ端末10に送出する。なお、登録D画面要
求を受信しなければ判断結果は「NO」となり、ステッ
プSA18以降に処理を進める。
【0031】登録D画面TDGは、図17に図示する一
例のように、曲部分データのアレンジを選択する曲アイ
コンSWA、詞+曲部分データのアレンジを選択する詞
+曲アイコンLSAおよび戻るアイコンBKを備える。
この登録D画面TDGを画面表示したユーザ端末10に
おいて、曲アイコンSWAもしくは詞+曲アイコンLS
Aがクリック操作された場合には、登録C画面要求が曲
データ配信装置20に送出される。戻るアイコンBKが
クリック操作された場合には、画面表示が上述した登録
A画面TAG(図14参照)に戻される。
【0032】購入画面KGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MN
(図13参照)にて購入アイコンKICアがクリック操
作されると、ユーザ端末10から購入画面要求が送出さ
れる。配信管理サーバ22がそれを受信すると、図4に
示すステップSA18の判断結果が「YES」となり、
次のステップSA19に処理を進め、購入画面KGをユ
ーザ端末10に送出する。なお、購入画面要求を受信し
なければ判断結果は「NO」となり、ステップSA20
以降に処理を進める。
【0033】購入画面KGは、図18に図示する一例の
ように、曲データベース23aに登録される曲データを
購入する場合、すなわち、曲データ配信を受ける際に操
作するアイコンとして、詞部分データのみの配信を要求
する「詞のみ」アイコンLO、曲部分データのみの配信
を要求する「曲のみ」アイコンSO、詞部分データと曲
部分データとの配信を要求する「詞+曲」アイコンLS
および戻るアイコンBKを備える。
【0034】この購入画面KGを画面表示したユーザ端
末10において、「詞のみ」アイコンLOがクリック操
作された場合には、詞のみリスト画面要求が曲データ配
信装置20に送出される。「曲のみ」アイコンSOがク
リック操作された場合には、曲のみリスト画面要求が曲
データ配信装置20に送出される。「詞+曲」アイコン
LSがクリック操作された場合には、詞+曲リスト画面
要求が曲データ配信装置20に送出される。戻るアイコ
ンBKがクリック操作された場合には、画面表示が前述
したメニュー画面MN(図13参照)に戻される。
【0035】リスト画面LGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される購入画面KGにて
「詞のみ」アイコンLO、「曲のみ」アイコンSOおよ
び「詞+曲」アイコンLSがクリック操作されると、ク
リック操作されたアイコンに応じたリスト画面要求(詞
のみリスト画面要求、曲のみリスト画面要求、詞+曲リ
スト画面要求)が送出される。以下、これら画面要求を
受信した場合の、配信管理サーバ22の動作について述
べる。
【0036】(イ)詞のみリスト画面要求を受信した場
合 詞のみリスト画面要求を受信した場合には、図4に示す
ステップSA20の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSA21に処理を進め、ヘッダデータHDのデ
ータ種DT(図2参照)が「1」の曲データを曲データ
ベース23aから抽出する。つまり、曲データベース2
3aから詞部分データとして登録された曲データだけを
選び出す。次いで、ステップSA22では、こうして選
び出された曲データ(詞部分データ)のヘッダデータH
Dから曲名SNおよび作詞者LWを読み出し、それを一
覧表示するリスト画面LGを作成する。そして、ステッ
プSA23ではそのリスト画面LGをユーザ端末10側
に送出する。
【0037】ところで、リスト画面LGとは、図19に
図示する一例のように、指定条件に基づき曲データベー
ス23aから抽出された曲データのヘッダ内容、つま
り、曲名SN、作詞者LW、作曲者CPおよび編曲者A
Rを一覧表示する表示欄LTの他、試用アイコンTY、
購入アイコンBYおよび中止アイコンCANを備える。
したがって、詞のみリスト画面要求に応じて作成される
リスト画面LGでは、曲名SNおよび作詞者LWを有す
る詞部分データが表示欄LT中に一覧表示される。この
表示欄LTでは、クリック操作に応じて所望の欄を個別
に選択したり、あるいはドラッグ操作に応じて複数の欄
を一括して選択することが可能になっている。
【0038】こうしたリスト画面LGを画面表示したユ
ーザ端末10において、試用アイコンTYがクリック操
作された場合には、表示欄LT中で選択された欄に対応
する曲データの試用配信を要求する試用データ要求が送
出される。購入アイコンBYがクリック操作された場合
には、表示欄LT中で選択された欄に対応する曲データ
のダウンロードを要求する購入要求が送出される。中止
アイコンCANがクリック操作された場合には、画面表
示が前述したメニュー画面MN(図13参照)に戻され
る。
【0039】(ロ)曲のみリスト画面要求を受信した場
合 曲のみリスト画面要求を受信した場合には、図5に示す
ステップSA24の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSA25に処理を進め、ヘッダデータHDのデ
ータ種DT(図2参照)が「2」の曲データを曲データ
ベース23aから抽出する。つまり、曲データベース2
3aから曲部分データとして登録された曲データだけを
選び出す。次いで、ステップSA26では、こうして選
び出された曲データ(曲部分データ)のヘッダデータH
Dから曲名SNおよび作曲者CPを読み出し、それを一
覧表示するリスト画面LGを作成する。この場合、リス
ト画面LGには、曲名SNおよび作曲者CPを有する曲
部分データが表示欄LT中に一覧表示される。そして、
ステップSA27では、そのリスト画面LGをユーザ端
末10側に送出する。
【0040】(ハ)詞+曲リスト画面要求を受信した場
合 詞+曲リスト画面要求を受信した場合には、図5に示す
ステップSA28の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSA29に処理を進め、ヘッダデータHDのデ
ータ種DTが「3(詞+曲部分データ)」,「4(曲部
分データを編曲した編曲部分データ)」,「5(詞+曲
部分データを編曲した編曲部分データ)」の曲データを
曲データベース23aから抽出する。続く、ステップS
A30では、抽出した曲データのヘッダデータHDの内
容を一覧表示するリスト画面LGを作成する。そして、
ステップSA31では、そのリスト画面LGをユーザ端
末10側に送出する。
【0041】なお、データ種DTが「3」の場合には、
曲名SN、作詞者LWおよび作曲者CPを有する詞+曲
部分データがリスト画面LGの表示欄LT中に表示され
る。また、データ種DTが「4」の場合には、曲名S
N、作曲者CPおよび編曲者ARを有する編曲部分デー
タがリスト画面LGの表示欄LT中に表示される。さら
に、データ種DTが「5」の場合には、曲名SN、作詞
者LW、作曲者CPおよび編曲者ARを有する編曲部分
データがリスト画面LGの表示欄LT中に表示される。
【0042】試用データの配信 リスト画面LGが画面表示されたユーザ端末10におい
て、表示欄LT中にて試用したい曲内容(ヘッダ)を選
択して試用アイコンTYをクリック操作すると、試用配
信を要求する試用データ要求が送出される。配信管理サ
ーバ22がこれを受信すると、図6に示すステップSA
32の判断結果が「YES」となり、ステップSA33
に処理を進め、表示欄LT中で選択された曲データを曲
データベース23aから読み出して試用データに変換し
た後、続くステップSA34では試用配信を要求したユ
ーザ端末10側に試用データを送信する。
【0043】なお、上記ステップSA33にて行われる
試用データの変換とは、例えば表示欄LT中で選択され
た曲内容が曲部分データである場合、最初の1フレーズ
分の曲部分データだけを配信対象にして短縮化したり、
あるいは選択された曲内容が詞部分データである場合、
その詞部分データが表す詞を音声合成した音データに変
換する操作を指す。
【0044】曲データの配信 リスト画面LGが画面表示されたユーザ端末10におい
て、表示欄LT中から購入したい曲内容(ヘッダ)を選
択して購入アイコンBYをクリック操作すると、購入要
求が送出される。配信管理サーバ22がこれを受信する
と、ステップSA35の判断結果が「YES」となり、
ステップSA36に処理を進め、表示欄LT中で選択さ
れた曲内容に対応する曲データを曲データベース23a
から読み出し、購入要求を出したユーザ端末10側に配
信する。
【0045】そして、曲データの配信が完了すると、配
信管理サーバ22は、ステップSA37以降に処理を進
め、配信した曲データの種類に応じた課金処理を実行す
る。すなわち、詞部分データのみの曲データを配信した
時には、その曲データに含まれるヘッダデータHDのデ
ータ種DTが「1」なので、ステップSA37の判断結
果が「YES」となり、ステップSA38に進み、後述
する課金処理Aを実行する。曲部分データのみの曲デー
タを配信した時には、その曲データに含まれるヘッダデ
ータHDのデータ種DTが「2」なので、ステップSA
39の判断結果が「YES」となり、ステップSA40
に進み、後述する課金処理Bを実行する。
【0046】詞+曲部分データの曲データを配信した時
には、その曲データに含まれるヘッダデータHDのデー
タ種DTが「3」なので、ステップSA41の判断結果
が「YES」となり、ステップSA42に進み、後述す
る課金処理Cを実行する。曲部分データを編曲した編曲
部分データである曲データを配信した時には、その曲デ
ータに含まれるヘッダデータHDのデータ種DTが
「4」なので、図7に示すステップSA43の判断結果
が「YES」となり、ステップSA44に進み、後述す
る課金処理Dを実行する。詞+曲部分データを編曲した
編曲部分データである曲データを配信した時には、その
曲データに含まれるヘッダデータHDのデータ種DTが
「5」なので、ステップSA45の判断結果が「YE
S」となり、ステップSA46に進み、後述する課金処
理Eを実行する。
【0047】b.課金処理の動作 次に、図8〜図12を参照して課金処理の動作について
説明する。上述したように、配信管理サーバ22では、
配信した曲データの種類に応じた課金処理A〜Eを実行
している。以下では、これら課金処理A〜E毎の動作に
ついて述べる。
【0048】課金処理Aの動作 配信処理のステップSA38(図6参照)を介して課金
処理Aが実行されると、配信管理サーバ22は図8に示
すステップSB1に処理を進める。ステップSB1で
は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の決済条件の内
から曲データ(詞部分データ)を購入したユーザ1の決
済条件を読み出し、その決済条件に従ってバンキングシ
ステム40に購入代金Aの口座引き落としを依頼する。
そして、ステップSB2では、そうして徴収した購入代
金Aの9割を作詞者の口座に入金するようバンキングシ
ステム40に依頼する。
【0049】次いで、ステップSB3では購入代金Aの
1割を配信手数料として配信事業者2の口座に入金する
ようバンキングシステム40に依頼する。この後、ステ
ップSB4では、購入したユーザ1に対して領収書に相
当する課金情報を、例えば図20に図示する画面として
送出する。このように、詞部分データが購入された場合
には、購入したユーザ1から徴収した購入代金Aの1割
を配信手数料として配信事業者2が差し引き、残りの9
割が作詞者に支払われるようになっている。
【0050】課金処理Bの動作 配信処理のステップSA40(図6参照)を介して課金
処理Bが実行されると、配信管理サーバ22は図9に示
すステップSC1に処理を進める。ステップSC1で
は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の決済条件の内
から曲データ(曲部分データ)を購入したユーザ1の決
済条件を読み出し、その決済条件に従ってバンキングシ
ステム40に購入代金Bの口座引き落としを依頼する。
そして、ステップSB2では、徴収した購入代金Bの9
割を作曲者の口座に入金するようバンキングシステム4
0に依頼する。
【0051】次いで、ステップSC3では購入代金Aの
1割を配信手数料として配信事業者2の口座に入金する
ようバンキングシステム40に依頼する。この後、ステ
ップSC4では、購入したユーザ1に対して領収書に相
当する課金情報を、例えば図20に図示する画面として
送出する。このように、曲部分データが購入された場合
には、購入したユーザ1から徴収した購入代金Bの1割
を配信手数料として配信事業者2が差し引き、残りの9
割が作曲者に支払われるようになっている。
【0052】課金処理Cの動作 配信処理のステップSA42(図6参照)を介して課金
処理Cが実行されると、配信管理サーバ22は図10に
示すステップSD1に処理を進める。ステップSD1で
は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の決済条件の内
から曲データ(詞+曲部分データ)を購入したユーザ1
の決済条件を読み出し、その決済条件に従ってバンキン
グシステム40に購入代金(A+B)の口座引き落とし
を依頼する。そして、ステップSD2では、徴収した購
入代金(A+B)の内、金額Aの9割を作詞者の口座に
入金するようバンキングシステム40に依頼する。
【0053】次いで、ステップSD3では、徴収した購
入代金(A+B)の内、金額Bの9割を作曲者の口座に
入金するようバンキングシステム40に依頼する。続く
ステップSD4では、購入代金(A+B)の1割を配信
手数料として配信事業者2の口座に入金するようバンキ
ングシステム40に依頼する。この後、ステップSD5
では、購入したユーザ1に対して領収書に相当する課金
情報を、例えば図20に図示する画面として送出する。
このように、詞+曲部分データが購入された場合には、
購入したユーザ1から徴収した購入代金(A+B)の1
割を配信手数料として配信事業者2が差し引き、その残
りの内、購入代金Aの9割が作詞者に、購入代金Bの9
割が作曲者にそれぞれ支払われるようになっている。
【0054】課金処理Dの動作 配信処理のステップSA44(図7参照)を介して課金
処理Dが実行されると、配信管理サーバ22は図11に
示すステップSE1に処理を進める。ステップSE1で
は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の決済条件の内
から曲データ(編曲部分データ)を購入したユーザ1の
決済条件を読み出し、その決済条件に従ってバンキング
システム40に購入代金(B+C)の口座引き落としを
依頼する。そして、ステップSE2では、徴収した購入
代金(B+C)の内、金額Bの9割を作曲者の口座に入
金するようバンキングシステム40に依頼する。
【0055】次いで、ステップSE3では、徴収した購
入代金(B+C)の内、金額Cの9割を編曲者の口座に
入金するようバンキングシステム40に依頼する。続く
ステップSE4では、購入代金(B+C)の1割を配信
手数料として配信事業者2の口座に入金するようバンキ
ングシステム40に依頼する。この後、ステップSE5
では、購入したユーザ1に対して領収書に相当する課金
情報を、例えば図20に図示する画面として送出する。
このように、編曲部分データが購入された場合には、購
入したユーザ1から徴収した購入代金(B+C)の1割
を配信手数料として配信事業者2が差し引き、その残り
の内、購入代金Bの9割が作曲者に、購入代金Cの9割
が編曲者にそれぞれ支払われるようになっている。
【0056】課金処理Eの動作 配信処理のステップSA46(図7参照)を介して課金
処理Eが実行されると、配信管理サーバ22は図12に
示すステップSF1に処理を進める。ステップSF1で
は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の決済条件の内
から曲データ(詞+曲部分データを編曲した編曲部分デ
ータ)を購入したユーザ1の決済条件を読み出し、その
決済条件に従ってバンキングシステム40に購入代金
(A+B+C)の口座引き落としを依頼する。そして、
ステップSF2では、徴収した購入代金(A+B+C)
の内、金額Aの9割を作詞者の口座に入金するようバン
キングシステム40に依頼する。
【0057】次いで、ステップSF3では、徴収した購
入代金(A+B+C)の内、金額Bの9割を作曲者の口
座に入金するようバンキングシステム40に依頼する。
続くステップSF4では、徴収した購入代金(A+B+
C)の内、金額Cの9割を編曲者の口座に入金するよう
バンキングシステム40に依頼する。そして、ステップ
SF5では、購入代金(A+B+C)の1割を配信手数
料として配信事業者2の口座に入金するようバンキング
システム40に依頼する。この後、ステップSF6で
は、購入したユーザ1に対して領収書に相当する課金情
報を、例えば図20に図示する画面として送出する。
【0058】このように、詞+曲部分データを編曲した
編曲部分データが購入された場合には、購入したユーザ
1から徴収した購入代金(A+B+C)の1割を配信手
数料として配信事業者2が差し引き、その残りの内、購
入代金Aの9割が作詞者に、購入代金Bの9割が作曲者
に、購入代金Cの9割が編曲者にそれぞれ支払われるよ
うになっている。
【0059】(2)ユーザ端末10の動作 次に、図21〜図44を参照してユーザ端末10の動作
について説明する。以下では、最初にユーザ端末10で
実行されるメインルーチンの動作について述べた後、こ
のメインルーチンからコールされる各種処理を順次説明
して行く。
【0060】a.メインルーチンの動作 メインルーチンが実行されると、ユーザ端末10はステ
ップSG1に処理を進め、各種レジスタやフラグをゼロ
リセットしたり、初期値セットするイニシャライズを行
った後、図示されていないモード設定処理に応じた動作
を実行する。モード設定処理では、オンラインモードあ
るいはオフラインモードが設定される。オンラインモー
ドに設定された場合、ステップSG2の接続処理が実行
される。接続処理では、ネットワークNTを介して曲デ
ータ配信装置20側にアクセスしたオンライン状態にて
後述する登録処理や購入処理が行われる。
【0061】一方、オフラインモード下では作成モー
ド、アレンジモードあるいはその他の処理を選択的に実
行する。作成モードに設定された場合、ステップSG3
の作成処理が実行される。作成処理では、曲データ配信
装置20側との接続を断ったオフライン状態で作詞又は
作曲する処理が行われる。アレンジモードに設定された
場合、ステップSG4のアレンジ処理が実行される。ア
レンジ処理では、曲データ配信装置20側との接続を断
ったオフライン状態で、例えば後述する購入処理にて曲
データ配信装置20側からダウンロードした詞部分デー
タに曲をつけたり、曲部分データに詞をつける他、曲部
分データを編曲する処理が行われる。メインルーチンで
は、端末電源がオフされるか、あるいは停止イベントを
発生するスイッチ操作がなされる迄、設定されるモード
に応じてステップSG2〜SG5の各処理を継続的に実
行するようになっている。
【0062】b.接続処理の動作 次に、図22を参照して接続処理の動作について説明す
る。上述したステップSG2を介して接続処理が実行さ
れると、ユーザ端末10は図22に示すステップSH1
に処理を進め、ネットワークNTを介して曲データ配信
装置20側に接続要求を送出する。この接続要求に対応
した応答が有ると、ステップSH2に進み、所定のプロ
トコル(例えばTCP/IP)に従って曲データ配信装
置20(プロキシーサーバ21)との接続を確立する。
接続が確立すると、ステップSH3に進み、識別データ
SD(ユーザ名およびパスワード)を送出し、続くステ
ップSH4、SH5ではタイムアウト時間以内にアクセ
ス認証されるか否かを判断する。
【0063】タイムアウト時間以内にアクセス認証され
なければ、ステップSH5の判断結果が「NO」とな
り、ステップSH3に処理を戻して再び識別データSD
を送信してアクセス認証の可否を待つ。そして、タイム
アウト時間を超えてもアクセス認証されない場合には、
ステップSH5の判断結果が「NO」となり、ステップ
SH6にて曲データ配信装置20との接続を切断する。
一方、タイムアウト時間以内にアクセス認証されると、
ステップSH7に進み、曲データ配信装置20側からメ
ニュー画面MN(図13参照)が送出される迄待機す
る。そして、メニュー画面MNを受信し終えると、ステ
ップSH7の判断結果が「YES」となり、ステップS
H8に処理を進め、受信したメニュー画面MNを閲覧す
る状態になる。
【0064】次いで、ステップSH9では、図13に図
示したメニュー画面MNに配設されるアイコンがクリッ
ク操作される迄待機する。そして、いずれかのアイコン
がクリック操作されると、判断結果が「YES」とな
り、次のステップSH10にてクリック操作されたアイ
コン種を判別し、その判別結果に応じた処理を実行す
る。すなわち、登録アイコンRICがクリック操作され
た場合には、ステップSH11に進み、登録処理を実行
する。登録処理とは、後述の作成処理にて作成した曲要
素(詞部分データ、曲部分データあるいは編曲部分デー
タのいずれか)を曲データ配信装置20に送出して曲デ
ータベース23aに曲データとして登録するものであ
り、その詳細については追って述べる。
【0065】購入アイコンKICがクリック操作された
場合には、ステップSH12に進み、購入処理を実行す
る。購入処理とは、曲データベース23aに登録された
曲データ(曲要素)の内から所望のものを選択して曲デ
ータ配信装置20から配信を受けるものであり、その詳
細については追って述べる。終了アイコンEICがクリ
ック操作された場合には、ステップSH6に進み、曲デ
ータ配信装置20との接続を切断して接続処理を完了さ
せ、前述したメインルーチンに処理を戻す。
【0066】以上のように、接続処理では、識別データ
SDの送出に応じて曲データ配信装置20から正規ユー
ザとしてアクセス認証されると、曲データ配信装置20
が送出するメニュー画面MNを閲覧する状態となり、閲
覧しているメニュー画面MNの登録アイコンRIC、購
入アイコンKICおよび終了アイコンEICのクリック
操作に対応した処理を実行するようになっている。
【0067】c.登録処理の動作 次に、図23〜図32を参照して登録処理の動作につい
て説明する。上述したようにメニュー画面MNに配設さ
れる登録アイコンRICをクリック操作すると、図23
に示す登録処理が実行され、ステップSJ1に処理を進
め、登録A画面要求を曲データ配信装置20に送出し、
続くステップSJ2では登録A画面TAG(図14参
照)を受信するまで待機する。
【0068】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が登録A画面要求に応じて登録A画面TA
Gをユーザ端末10に送出すると、ステップSJ2の判
断結果が「YES」となり、次のステップSJ3に進
み、受信した登録A画面TAGを画面表示する。次い
で、ステップSJ4では、登録A画面TAGに配設され
る新規登録アイコンST、アレンジアイコンARおよび
戻るアイコンBKのいずれかがクリック操作される迄待
機し、続くステップSJ5以降ではクリック操作される
アイコンに応じた処理を実行する。以下、クリック操作
されるアイコン毎の動作について述べる。
【0069】戻るアイコンBKをクリック操作した場
合 戻るアイコンBKをクリック操作すると、ステップSJ
5の判断結果が「YES」となり、ステップSJ6に進
み、登録A画面TAGをクリアして登録処理を完了さ
せ、前述した接続処理(図22参照)に戻り、メニュー
画面MNを閲覧する状態に戻る。
【0070】新規登録アイコンSTをクリック操作し
た場合 新規登録アイコンSTをクリック操作すると、図24に
示すステップSJ7の判断結果が「YES」となり、ス
テップSJ8〜SJ10を介して登録B画面要求に応じ
て曲データ配信装置20(配信管理サーバ22)から送
出される登録B画面TBG(図15参照)を受信して画
面表示する。次いで、ステップSJ11では、登録B画
面TBGに配設される作詞アイコンLW、作曲アイコン
SW、作詞+作曲アイコンLSおよび戻るアイコンBK
のいずれかがクリック操作される迄待機し、ステップS
J12以降ではクリック操作されるアイコンに応じた処
理を実行する。以下、クリック操作されるアイコン毎の
動作について述べる。
【0071】(イ)作詞アイコンLWをクリック操作し
た場合 後述の作成処理にて作成した詞部分データを曲データベ
ース23aに登録させるべく作詞アイコンLWをクリッ
ク操作すると、ステップSJ12の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSJ13に進み、データ種D
Tに対応した値を一時記憶するレジスタA1に「1」を
セットする。なお、データ種DTが「1」の場合とは前
述したように、詞部分データを表す。次いで、ステップ
SJ14では、ユーザ端末10の内部メモリ(図示略)
に予め記憶される識別データSDから抽出したユーザ名
をレジスタA3にセットする。
【0072】なお、ユーザ端末10の内部メモリに設け
られるレジスタA1〜A5には、前述したヘッダデータ
HD(図2参照)に対応する内容、すなわち、レジスタ
A1にはデータ種DT、レジスタA2には曲名SN、レ
ジスタA3には作詞者LW、レジスタA4には作曲者C
PおよびレジスタA5には編曲者ARがそれぞれストア
されるようになっている。したがって、上記ステップS
J14にてレジスタA3にセットされたユーザ名は作詞
者LWとなる。
【0073】次に、ステップSJ15〜SJ17では、
登録C画面要求を送出し、これに応じて曲データ配信装
置20(配信管理サーバ22)から送出される登録C画
面TCG(図16参照)を受信して画面表示する。登録
C画面TCGが画面表示されると、図25に示すステッ
プSJ18に進み、登録C画面TCG中のエリアE2
(図16参照)にレジスタA3の内容を表示する。つま
り、自己のユーザ名が作詞者としてエリアE2に表示さ
れることになる。次いで、ステップSJ19では、詞部
分データを格納したファイル名が登録C画面TCG中の
エリアE5に入力されたか否か、つまり、曲データ配信
装置20側に転送するファイル指定データが入力された
かどうかを判断する。
【0074】エリアE5にファイル指定データが入力さ
れない場合には、判断結果が「NO」となり、後述する
ステップSJ26に処理を進めるが、ファイル指定デー
タが入力されると、判断結果は「YES」となり、次の
ステップSJ20に進む。ステップSJ20では、登録
C画面TCGのエリアE5に、入力されたファイル名を
表示する。次に、ステップSJ21では、その入力指定
されたファイルに登録される曲名(詞名)を読み出して
レジスタA2にセットする一方、その曲名を登録C画面
TCGのエリアE1に表示する。なお、ここで言う入力
指定されたファイルとは、後述する作成処理(図43参
照)にて作成されるファイルであり、後述するように作
成処理では、作成したファイルのヘッダに曲名を登録す
るようになっている。したがって、このステップSJ2
1では詞部分データが格納されたファイルから読み出さ
れた曲名(詞名)がレジスタA2にストアされる一方、
当該レジスタA2にストアされた曲名を登録C画面TC
GのエリアE1に表示するようになっている。
【0075】さて、こうして詞部分データを曲データ配
信装置20側に送信する準備が整うと、ユーザ1は登録
C画面TCGの送信アイコンTRをクリック操作する。
すると、ステップSJ22の判断結果が「YES」とな
り、ステップSJ23に進み、レジスタA1に格納され
た値「1」をデータ種DT、レジスタA2に格納された
曲名SNおよびレジスタA3に格納されたユーザ名を作
詞者LWとしたヘッダデータHDを作成する。次に、ス
テップSJ24では、この作成したヘッダデータHDと
実データRDに相当する詞部分データとが格納される指
定ファイルデータを曲データ配信装置20側へ送信す
る。これにより、曲データ配信装置20では受信したフ
ァイルデータ(ヘッダデータHDおよび実データRD)
を、曲データ(詞部分データ)として曲データベース2
3aにデータベース登録する。
【0076】そして、ユーザ端末10では、ファイルデ
ータを送信した後には、ステップSJ25に進み、登録
C画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メニュ
ー画面MNを閲覧する状態に復帰する。なお、登録C画
面TCGの中止アイコンCANがクリック操作された場
合には、ステップSJ26の判断結果が「YES」とな
り、ステップSJ27に進み、各レジスタA1,A2お
よびA5の内容をゼロクリアしてステップSJ25に進
み、登録C画面TCGをクリアして登録処理を完了さ
せ、メニュー画面MNを閲覧する状態に復帰する。
【0077】(ロ)作曲アイコンSWをクリック操作し
た場合 後述の作成処理にて作成した曲部分データを曲データベ
ース23aに登録させるべく登録B画面TBGの作曲ア
イコンSWをクリック操作すると、図26のステップS
J28の判断結果が「YES」となり、次のステップS
J29に進み、データ種DTに対応した値を一時記憶す
るレジスタA1に「2」をセットする。なお、データ種
DTが「2」の場合とは前述したように、曲部分データ
を表す。次いで、ステップSJ30では、ユーザ端末1
0の内部メモリに予め記憶される識別データSDから抽
出したユーザ名をレジスタA4にセットする。なお、レ
ジスタA4にセットされるユーザ名はヘッダデータHD
中の作曲者CPとなる。
【0078】次に、ステップSJ31〜SJ33では、
登録C画面要求を送出し、これに応じて曲データ配信装
置20(配信管理サーバ22)から送出される登録C画
面TCG(図16参照)を受信して画面表示する。続い
て、ステップSJ34では、登録C画面TCG中のエリ
アE3にレジスタA4の内容を表示する。つまり、自己
のユーザ名が作曲者としてエリアE3に表示されること
になる。この後、図25のステップSJ19に戻り、曲
データ配信装置20側に転送するファイル指定データが
入力されたかどうかを判断し、ファイル指定データが入
力されると、ステップSJ20に進む。
【0079】ステップSJ20では、登録C画面TCG
のエリアE5に、入力されたファイル名を表示し、続く
ステップSJ21では、曲部分データを格納したファイ
ルから読み出された曲名がレジスタA2にストアされる
一方、当該レジスタA2にストアされた曲名を登録C画
面TCGのエリアE1に表示する。こうして曲部分デー
タを曲データ配信装置20側に送信する準備が整うと、
ユーザ1は登録C画面TCGの送信アイコンTRをクリ
ック操作する。すると、ステップSJ22の判断結果が
「YES」となり、ステップSJ23に進み、レジスタ
A1に格納された値「2」をデータ種DT、レジスタA
2に格納された曲名SNおよびレジスタA4に格納され
たユーザ名を作曲者CPとするヘッダデータHDを作成
する。
【0080】次に、ステップSJ24では、この作成し
たヘッダデータHDと実データRDに相当する曲部分デ
ータとを格納するファイルデータを曲データ配信装置2
0側へ送信する。これにより、曲データ配信装置20で
は受信したファイルデータ(ヘッダデータHDおよび実
データRD)を、曲データ(詞部分データ)として曲デ
ータベース23aにデータベース登録する。そして、ユ
ーザ端末10では、ヘッダデータHDおよび指定ファイ
ルデータを送信した後には、ステップSJ25に進み、
登録C画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メ
ニュー画面MNを閲覧する状態に復帰する。
【0081】(ハ)作詞+作曲アイコンLSをクリック
操作した場合 後述の作成処理にて作成した詞+曲部分データを曲デー
タベース23aに登録させるべく登録B画面TBGの作
詞+作曲アイコンLSをクリック操作すると、図27の
ステップSJ35の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSJ36に進み、データ種DTに対応した値を
一時記憶するレジスタA1に「3」をセットする。な
お、データ種DTが「3」の場合とは前述したように、
詞+曲部分データを表す。次いで、ステップSJ37で
は、ユーザ端末10の内部メモリに予め記憶される識別
データSDから抽出したユーザ名を、レジスタA3,A
4にそれぞれセットする。なお、レジスタA3,A4に
それぞれセットされるユーザ名は、ヘッダデータHD中
の作詞者LWおよび作曲者CPとなる。
【0082】次に、ステップSJ38〜SJ40では、
登録C画面要求を送出し、これに応じて曲データ配信装
置20(配信管理サーバ22)から送出される登録C画
面TCGを受信して画面表示する。続いて、ステップS
J41,SJ42では、登録C画面TCG中のエリアE
2にレジスタA3の内容を、エリアE3にレジスタA4
の内容をそれぞれ表示する。つまり、自己のユーザ名が
作詞者および作曲者として表示されることになる。この
後、図25のステップSJ19に戻り、曲データ配信装
置20側に転送するファイル指定データが入力されたか
どうかを判断し、ファイル指定データが入力されると、
ステップSJ20に進む。
【0083】ステップSJ20では、登録C画面TCG
のエリアE5に、入力されたファイル名を表示し、続く
ステップSJ21では、詞+曲部分データを格納したフ
ァイルから読み出された曲名がレジスタA2にストアさ
れる一方、当該レジスタA2にストアされた曲名を登録
C画面TCGのエリアE1に表示する。こうして詞+曲
部分データを曲データ配信装置20側に送信する準備が
整うと、ユーザ1は登録C画面TCGの送信アイコンT
Rをクリック操作する。すると、ステップSJ22の判
断結果が「YES」となり、ステップSJ23に進み、
レジスタA1に格納された値「3」をデータ種DT、レ
ジスタA2に格納された曲名SN、レジスタA3に格納
されたユーザ名を作詞者LWおよびレジスタA4に格納
されたユーザ名を作曲者CPとするヘッダデータHDを
作成する。
【0084】次に、ステップSJ24では、この作成し
たヘッダデータHDと実データRDに相当する詞+曲部
分データとを格納したファイルデータを曲データ配信装
置20側へ送信する。これにより、曲データ配信装置2
0では受信したファイルデータ(ヘッダデータHDおよ
び実データRD)を、曲データとして曲データベース2
3aにデータベース登録する。そして、ユーザ端末10
では、ファイルデータを送信した後には、ステップSJ
25に進み、登録C画面TCGをクリアして登録処理を
完了させ、メニュー画面MNを閲覧する状態に復帰す
る。
【0085】(ニ)戻るアイコンBKをクリック操作し
た場合 登録B画面TBG(図15参照)の戻るアイコンBKが
クリック操作されると、図27に示すステップSJ43
の判断結果が「YES」となり、ステップSJ44に進
み、登録B画面TBGをクリアして登録A画面TAGを
閲覧する状態に戻す。
【0086】アレンジアイコンARをクリック操作し
た場合 登録A画面TAGを閲覧する状態において、アレンジア
イコンARをクリック操作すると、図28に示すステッ
プSJ45の判断結果が「YES」となり、ステップS
J46〜SJ48を介して登録D画面要求に応じて曲デ
ータ配信装置20(配信管理サーバ22)から送出され
る登録D画面TDG(図17参照)を受信して画面表示
する。次いで、ステップSJ49では、登録D画面TD
Gに配設される曲アイコンSWA、詞+曲アイコンLS
Aおよび戻るアイコンBKのいずれかがクリック操作さ
れる迄待機し、ステップSJ50以降ではクリック操作
されるアイコンに応じた処理を実行する。以下、クリッ
ク操作されるアイコン毎の動作について述べる。
【0087】(イ)戻るアイコンBKをクリック操作し
た場合 登録D画面TDGで戻るアイコンBKをクリック操作す
ると、ステップSJ50の判断結果が「YES」とな
り、ステップSJ51に進み、登録D画面TDGをクリ
アし、登録A画面TAGを閲覧する状態に戻る。
【0088】(ロ)曲アイコンSWAをクリック操作し
た場合 後述するアレンジ処理にて編曲された編曲部分データを
曲データベース23aに登録させるべく、登録D画面T
DGで曲アイコンSWAをクリック操作すると、図29
に示すステップSJ52の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSJ53に進み、データ種DTに対応
した値を一時記憶するレジスタA1に「4」をセットす
る。なお、データ種DTが「4」の場合とは前述したよ
うに、編曲部分データを表す。次いで、ステップSJ5
4では、ユーザ端末10の内部メモリに予め記憶される
識別データSDから抽出したユーザ名をレジスタA5に
セットする。なお、レジスタA5にセットされるユーザ
名はヘッダデータHD中の編曲者ARとなる。
【0089】次に、ステップSJ55〜SJ57では、
登録C画面要求を送出し、これに応じて曲データ配信装
置20(配信管理サーバ22)から送出される登録C画
面TCGを受信して画面表示する。登録C画面TCGが
画面表示されると、次のステップSJ58に進み、登録
C画面TCG中のエリアE4(図16参照)にレジスタ
A5の内容を表示する。つまり、自己のユーザ名が編曲
者としてエリアE4に表示されることになる。次いで、
ステップSJ59では、編曲部分データを格納したファ
イル名が登録C画面TCG中のエリアE5に入力された
か否か、つまり、曲データ配信装置20側に転送するフ
ァイル指定データが入力されたかどうかを判断する。
【0090】エリアE5にファイル指定データが入力さ
れない場合には、判断結果が「NO」となり、後述する
ステップSJ69に処理を進めるが、ファイル指定デー
タが入力されると、判断結果は「YES」となり、次の
ステップSJ60に進む。ステップSJ60では、登録
C画面TCGのエリアE5に、入力されたファイル名を
表示する。そして、図30に示すステップSJ61に処
理を進め、指定されたファイルに格納される曲データの
内からヘッダデータHDを読み出す。次いで、ステップ
SJ62では、このヘッダデータHDの作曲者CPを登
録C画面TCGのエリアE3に表示する。続いて、ステ
ップSJ63では、ヘッダデータHDの曲名SNを登録
C画面TCGのエリアE1に表示する。
【0091】こうして編曲部分データを曲データ配信装
置20側に送信する準備が整うと、ユーザ1は登録C画
面TCGの送信アイコンTRをクリック操作する。する
と、ステップSJ64の判断結果が「YES」となり、
ステップSJ65に進み、上記ステップSJ61にて読
み出されたヘッダデータHDに対し、レジスタA5の内
容を編曲者ARとして登録する。続いて、ステップSJ
66では、そのヘッダデータHD中のデータ種DTをレ
ジスタA1の値に書換える。以上のようにして、編曲部
分データを格納するファイル中のヘッダデータHDが編
曲部分データに対応するよう更新されると、ステップS
J67に進み、曲データ配信装置20側へ送信する。こ
れにより、曲データ配信装置20では受信したファイル
データを曲データ(編曲部分データ)として曲データベ
ース23aにデータベース登録する。
【0092】そして、ユーザ端末10では、指定ファイ
ルデータを送信した後、ステップSJ68に進み、登録
C画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メニュ
ー画面MNを閲覧する状態に復帰する。なお、登録C画
面TCGの中止アイコンCANがクリック操作された場
合には、ステップSJ69の判断結果が「YES」とな
り、ステップSJ70に進み、各レジスタA1,A5の
内容をゼロクリアしてステップSJ68に進み、登録C
画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メニュー
画面MNを閲覧する状態に復帰する。
【0093】(ハ)詞+曲アイコンLSAをクリック操
作した場合 後述するアレンジ処理にて詞+曲部分データを編曲した
編曲部分データを曲データベース23aに登録させるべ
く、登録D画面TDGで詞+曲アイコンLSAをクリッ
ク操作すると、図31に示すステップSJ71の判断結
果が「YES」となり、次のステップSJ72に進み、
データ種DTに対応した値を一時記憶するレジスタA1
に「5」をセットする。なお、データ種DTが「5」の
場合とは前述したように、詞+曲部分データの曲部分デ
ータを編曲した編曲部分データを表す。次いで、ステッ
プSJ73では、ユーザ端末10の内部メモリに予め記
憶される識別データSDから抽出したユーザ名をレジス
タA5にセットする。なお、レジスタA5にセットされ
るユーザ名はヘッダデータHD中の編曲者ARとなる。
【0094】次に、ステップSJ74〜SJ76では、
登録C画面要求を送出し、これに応じて曲データ配信装
置20(配信管理サーバ22)から送出される登録C画
面TCGを受信して画面表示する。登録C画面TCGが
画面表示されると、次のステップSJ77に進み、登録
C画面TCG中のエリアE4(図16参照)にレジスタ
A4の内容を表示する。つまり、自己のユーザ名が編曲
者としてエリアE4に表示されることになる。次いで、
ステップSJ78では、編曲部分データを格納したファ
イル名が登録C画面TCG中のエリアE5に入力された
か否か、つまり、曲データ配信装置20側に転送するフ
ァイル指定データが入力されたかどうかを判断する。
【0095】エリアE5にファイル指定データが入力さ
れない場合には、判断結果が「NO」となり、後述する
ステップSJ89に処理を進めるが、ファイル指定デー
タが入力されると、判断結果は「YES」となり、次の
ステップSJ79に進む。ステップSJ79では、登録
C画面TCGのエリアE5に、入力されたファイル名を
表示する。そして、図32に示すステップSJ80に処
理を進め、指定されたファイルに格納される曲データの
内からヘッダデータHDを読み出す。次いで、ステップ
SJ81では、このヘッダデータHDの作詞者LWを登
録C画面TCGのエリアE2に表示する。続いて、ステ
ップSJ82では、ヘッダデータHDの曲名SNを登録
C画面TCGのエリアE1に表示する。
【0096】こうして編曲部分データを曲データ配信装
置20側に送信する準備が整うと、ユーザ1は登録C画
面TCGの送信アイコンTRをクリック操作する。する
と、ステップSJ84の判断結果が「YES」となり、
ステップSJ85に進み、上記ステップSJ80にて読
み出されたヘッダデータHDに対し、レジスタA5の内
容を編曲者ARとして登録する。続いて、ステップSJ
86では、そのヘッダデータHD中のデータ種DTをレ
ジスタA1の値に書換える。以上のようにして、編曲部
分データを格納するファイル中のヘッダデータHDが編
曲部分データに対応するよう更新されると、ステップS
J87に進み、曲データ配信装置20側へ送信する。こ
れにより、曲データ配信装置20では受信したファイル
データを、曲データ(詞+編曲部分データ)として曲デ
ータベース23aにデータベース登録する。
【0097】そして、ユーザ端末10では、指定ファイ
ルデータを送信した後、ステップSJ88に進み、登録
C画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メニュ
ー画面MNを閲覧する状態に復帰する。なお、登録C画
面TCGの中止アイコンCANがクリック操作された場
合には、ステップSJ89の判断結果が「YES」とな
り、ステップSJ90に進み、各レジスタA1およびA
5の内容をゼロクリアしてステップSJ88に進み、登
録C画面TCGをクリアして登録処理を完了させ、メニ
ュー画面MNを閲覧する状態に復帰する。
【0098】d.購入処理 次に、図33を参照して購入処理の動作について説明す
る。上述したようにメニュー画面MN(図13参照)に
配設される購入アイコンKICをクリック操作すると、
図33に示す登録処理が実行され、ステップSK1に処
理を進め、購入画面要求を曲データ配信装置20に送出
し、続くステップSK2では要求した購入画面KG(図
18参照)を受信するまで待機する。
【0099】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が購入画面要求に応じて購入画面KGをユ
ーザ端末10に送出すると、ステップSK2の判断結果
が「YES」となり、次のステップSK3に進み、受信
した購入画面KGを画面表示する。次いで、ステップS
K4では、購入画面KGに配設される「詞のみ」アイコ
ンLO、「曲のみ」アイコンSO、「詞+曲」アイコン
LSおよび戻るアイコンBKのいずれかがクリック操作
される迄待機し、続くステップSK5以降ではクリック
操作されるアイコンに応じた処理を実行する。
【0100】すなわち、「詞のみ」アイコンLOをクリ
ック操作した場合には、ステップSK5の判断結果が
「YES」となり、ステップSK6に進み、後述する詞
リスト表示処理を実行し、詞部分データとして登録され
た曲データを曲データベース23aから検索して一覧表
示し、その内から購入したいものを選択して曲データ配
信装置20から配信を受ける。また、「曲のみ」アイコ
ンSOをクリック操作した場合には、ステップSK7の
判断結果が「YES」となり、ステップSK8に進み、
後述する曲リスト表示処理を実行し、曲部分データとし
て登録された曲データを曲データベース23aから検索
して一覧表示し、その内から購入したいものを選択して
曲データ配信装置20から配信を受ける。
【0101】「詞+曲」アイコンLSをクリック操作し
た場合には、ステップSK9の判断結果が「YES」と
なり、ステップSK10に進み、後述する詞+曲リスト
表示処理を実行し、詞+曲部分データとして登録された
曲データを曲データベース23aから検索して一覧表示
し、その内から購入したいものを選択して曲データ配信
装置20から配信を受ける。戻るアイコンBKをクリッ
ク操作した場合には、ステップSK11の判断結果が
「YES」となり、ステップSK12に進み、購入画面
KGをクリアして購入処理を完了させ、前述した接続処
理(図22参照)に戻り、メニュー画面MNを閲覧する
状態に戻る。
【0102】詞リスト表示処理の動作 次に、図34〜図36を参照して詞リスト表示処理の動
作について説明する。上述したように、購入画面KGに
て「詞のみ」アイコンLOがクリック操作されると、ス
テップSK6(図33参照)を介して図34に示す詞リ
スト表示処理が実行され、ステップSL1に処理を進め
る。ステップSL1では、詞のみリスト画面要求を曲デ
ータ配信装置20に送出し、続くステップSL2では要
求した詩のみリスト画面LG(図19参照)を受信する
まで待機する。
【0103】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が詞のみリスト画面要求に応じて曲データ
ベース23aから詩部分データのみの曲データを検索
し、その検索結果、すなわち曲名SNおよび作詞者LW
を有する曲データ(詞部分データ)を表示欄LT中に一
覧表示した詞のみリスト画面LGをユーザ端末10に送
出する。すると、ユーザ端末10ではステップSL2の
判断結果が「YES」となり、次のステップSL3に進
み、受信した詞のみリスト画面LGを画面表示する。次
いで、ステップSL4では、詞のみリスト画面LGの表
示欄LT中に一覧表示される曲データ(詩部分データ)
の内、最上位欄の表示形態をビット反転させる等して仮
の選択状態に設定しておく。
【0104】次に、ステップSL5では、選択操作の有
無、つまり、表示欄LT中に一覧表示される曲データの
内からクリック操作されたものがあるかどうかを判断す
る。選択操作が行わなければ、判断結果が「NO」とな
り、後述するステップSL7に進むが、選択操作が行わ
れると、表示欄LT中でクリック操作された欄の表示形
態をビット反転して選択状態に設定する。続いて、ステ
ップSL7以降では、詞のみリスト画面LGに配設され
る試用アイコンTY、購入アイコンBYおよび中止アイ
コンCANのいずれかがクリック操作されたかを判断
し、クリック操作されたアイコン種に応じた処理を実行
する。以下、クリック操作されたアイコン種に応じた処
理について述べる。
【0105】(イ)中止アイコンCANがクリック操作
された場合 この場合、ステップSL8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSL9に進み、詞のみリスト画面LG
を消去して前述した購入画面KGを閲覧する状態に戻
る。
【0106】(ロ)試用アイコンTYがクリック操作さ
れた場合 詞のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(詞部分データ)を試しに聴くべく、試用アイコンT
Yをクリック操作すると、図35に示すステップSL1
0の判断結果が「YES」となり、ステップSL11に
進み、試用データ要求を送出し、続くステップSL12
では要求した試用データを受信するまで待機する。
【0107】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が試用データ要求に応じた曲データを曲デ
ータベース23aから読み出して試用データに変換して
ユーザ端末10に送出すると、ユーザ端末10では上記
ステップSL12の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSL13に進み、受信した試用データを再生す
る。つまり、前述したように、曲データ配信装置20か
ら送出される試用データは、詞部分データが表す詞を音
声合成した音データに変換されており、これを再生する
ことで詞部分データの試し聴きが行われるようになって
いる。
【0108】試用データ再生後、図示していないが、詞
のみリスト画面LG上に「戻りアイコン」を備えたウイ
ンドウが表示され、このウインドウ中の「戻りアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSL14の判断結
果が「YES」となり、次のステップSL15に進む。
ステップSL15では、受信した試用データを消去し、
続くステップSL16では「戻りアイコン」を備えたウ
インドウ表示をクリアして前述したステップSL5(図
34参照)に処理を戻し、詞のみリスト画面LGを閲覧
する状態に戻す。
【0109】(ハ)購入アイコンBYがクリック操作さ
れた場合 詞のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(詞部分データ)を購入すべく、購入アイコンBYを
クリック操作すると、図36に示すステップSL17の
判断結果が「YES」となり、ステップSL18に進
み、詞のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲
データ(詞部分データ)の配信を要求する購入要求を送
出し、続くステップSL19では要求した曲データ(詞
部分データ)を受信するまで待機する。
【0110】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が購入要求された曲データを曲データベー
ス23aから読み出してユーザ端末10に配信すると、
ユーザ端末10では上記ステップSL19の判断結果が
「YES」となり、次のステップSL20に進み、ダウ
ンロードした曲データ(詞部分データ)を指定エリアに
ストアする。この後、ユーザ端末10は、ステップSL
21に処理を進め、曲データ配信装置20から送出され
る課金情報を受信する迄待機し、それを受信すると、こ
こでの判断結果が「YES」となり、ステップSL22
に進み、受信した課金情報を図20に図示した態様で表
示する。
【0111】課金情報を画面表示した後、図示していな
いが、課金情報画面の上に「OKアイコン」を備えたウ
インドウが表示され、このウインドウ中の「OKアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSL23の判断結
果が「YES」となり、次のステップSL24に進む。
ステップSL24では、この「OKアイコン」を備えた
ウインドウ表示および課金情報画面の表示をクリアして
前述したステップSL5(図34参照)に処理を戻し、
詞のみリスト画面LGを閲覧する状態に戻す。
【0112】曲リスト表示処理の動作 次に、図37〜図39を参照して曲リスト表示処理の動
作について説明する。前述したように、購入画面KG
(図18参照)にて「曲のみ」アイコンSOがクリック
操作されると、ステップSK8(図33参照)を介して
図37に示す曲リスト表示処理が実行され、ステップS
M1に処理を進める。ステップSM1では、曲のみリス
ト画面要求を曲データ配信装置20に送出し、続くステ
ップSM2では要求した曲のみリスト画面LGを受信す
るまで待機する。
【0113】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が曲のみリスト画面要求に応じて曲データ
ベース23aから曲名SNおよび作曲者CPを有する曲
データ(曲部分データ)を検索し、その検索結果を表示
欄LT中に一覧表示した曲のみリスト画面LGをユーザ
端末10に送出する。すると、ユーザ端末10ではステ
ップSM2の判断結果が「YES」となり、次のステッ
プSM3に進み、受信した曲のみリスト画面LGを画面
表示する。次いで、ステップSM4では、曲のみリスト
画面LGの表示欄LT中に一覧表示される曲データ(曲
部分データ)の内、最上位欄の表示形態をビット反転さ
せる等して仮の選択状態に設定しておく。
【0114】次に、ステップSM5では、選択操作の有
無、つまり、表示欄LT中に一覧表示される曲データの
内からクリック操作されたものがあるかどうかを判断す
る。選択操作が行わなければ、判断結果が「NO」とな
り、後述するステップSM7に進むが、選択操作が行わ
れると、表示欄LT中でクリック操作された欄の表示形
態をビット反転して選択状態に設定する。続いて、ステ
ップSM7以降では、曲のみリスト画面LGに配設され
る試用アイコンTY、購入アイコンBYおよび中止アイ
コンCANのいずれかがクリック操作されたかを判断
し、クリック操作されたアイコン種に応じた処理を実行
する。以下、クリック操作されたアイコン種に応じた処
理について述べる。
【0115】(イ)中止アイコンCANがクリック操作
された場合 この場合、ステップSM8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSM9に進み、曲のみリスト画面LG
を消去して購入画面KGを閲覧する状態に戻る。
【0116】(ロ)試用アイコンTYがクリック操作さ
れた場合 曲のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(曲部分データ)を試しに聴くべく、試用アイコンT
Yをクリック操作すると、図38に示すステップSM1
0の判断結果が「YES」となり、ステップSM11に
進み、試用データ要求を送出し、続くステップSM12
では要求した試用データを受信するまで待機する。
【0117】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が試用データ要求に応じた曲データを曲デ
ータベース23aから読み出して試用データに変換して
ユーザ端末10に送出すると、ユーザ端末10では上記
ステップSM12の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSM13に進み、受信した試用データを再生す
る。つまり、前述したように、曲データ配信装置20か
ら送出される試用データは、曲全体の内、最初の1フレ
ーズ分だけを配信対象にして短縮化されており、これを
再生することで曲部分データの試し聴きが行われるよう
になっている。
【0118】試用データ再生後、図示していないが、曲
のみリスト画面LG上に「戻りアイコン」を備えたウイ
ンドウが表示され、このウインドウ中の「戻りアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSM14の判断結
果が「YES」となり、次のステップSM15に進む。
ステップSM15では、受信した試用データをクリア
し、続くステップSM16では「戻りアイコン」を備え
たウインドウ表示をクリアして前述したステップSM5
(図37参照)に処理を戻し、曲のみリスト画面LGを
閲覧する状態に戻す。
【0119】(ハ)購入アイコンBYがクリック操作さ
れた場合 曲のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(曲部分データ)を購入すべく、購入アイコンBYを
クリック操作すると、図39に示すステップSM17の
判断結果が「YES」となり、ステップSM18に進
み、曲のみリスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲
データ(曲部分データ)の配信を要求する、購入要求を
送出し、続くステップSM19では要求した曲データ
(曲部分データ)を受信するまで待機する。
【0120】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が購入要求された曲データを曲データベー
ス23aから読み出してユーザ端末10に配信すると、
ユーザ端末10では上記ステップSM19の判断結果が
「YES」となり、次のステップSM20に進み、ダウ
ンロードした曲データ(曲部分データ)を指定エリアに
ストアする。この後、ユーザ端末10は、ステップSM
21に処理を進め、曲データ配信装置20から送出され
る課金情報を受信する迄待機し、それを受信すると、こ
こでの判断結果が「YES」となり、ステップSM22
に進み、受信した課金情報を図20に図示した態様で表
示する。
【0121】課金情報を画面表示した後、図示していな
いが、課金情報画面の上に「OKアイコン」を備えたウ
インドウが表示され、このウインドウ中の「OKアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSM23の判断結
果が「YES」となり、次のステップSM24に進む。
ステップSM24では、この「OKアイコン」を備えた
ウインドウ表示および課金情報画面の表示をクリアして
前述したステップSM5(図37参照)に処理を戻し、
曲のみリスト画面LGを閲覧する状態に戻す。
【0122】詞+曲リスト表示の動作 次に、図40〜図42を参照して曲リスト表示処理の動
作について説明する。前述したように、購入画面KG
(図18参照)にて「詞+曲」アイコンLSがクリック
操作されると、ステップSK10(図33参照)を介し
て図40に示す詞+曲リスト表示処理が実行され、ステ
ップSN1に処理を進める。ステップSN1では、詞+
曲リスト画面要求を曲データ配信装置20に送出し、続
くステップSN2では要求した詞+曲リスト画面LGを
受信するまで待機する。
【0123】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が詞+曲リスト画面要求に応じて曲データ
ベース23aから曲名SN、作詞者LWおよび作曲者C
Pを有する曲データ(詞+曲部分データ)を検索し、そ
の検索結果を表示欄LT中に一覧表示した詞+曲リスト
画面LGをユーザ端末10に送出する。すると、ユーザ
端末10ではステップSN2の判断結果が「YES」と
なり、次のステップSN3に進み、受信した詞+曲リス
ト画面LGを画面表示する。次いで、ステップSN4で
は、詞+曲リスト画面LGの表示欄LT中に一覧表示さ
れる曲データ(詞+曲部分データ)の内、最上位欄の表
示形態をビット反転させる等して仮の選択状態に設定し
ておく。
【0124】次に、ステップSN5では、選択操作の有
無、つまり、表示欄LT中に一覧表示される曲データの
内からクリック操作されたものがあるかどうかを判断す
る。選択操作が行わなければ、判断結果が「NO」とな
り、後述するステップSN7に進むが、選択操作が行わ
れると、表示欄LT中でクリック操作された欄の表示形
態をビット反転して選択状態に設定する。続いて、ステ
ップSN7以降では、詞+曲リスト画面LGに配設され
る試用アイコンTY、購入アイコンBYおよび中止アイ
コンCANのいずれかがクリック操作されたかを判断
し、クリック操作されたアイコン種に応じた処理を実行
する。以下、クリック操作されたアイコン種に応じた処
理について述べる。
【0125】(イ)中止アイコンCANがクリック操作
された場合 この場合、ステップSN8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSN9に進み、詞+曲リスト画面LG
を消去して購入画面KGを閲覧する状態に戻る。
【0126】(ロ)試用アイコンTYがクリック操作さ
れた場合 詞+曲リスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(詞+曲部分データ)を試しに聴くべく、試用アイコ
ンTYをクリック操作すると、図41に示すステップS
N10の判断結果が「YES」となり、ステップSN1
1に進み、試用データ要求を送出し、続くステップSN
12では要求した試用データを受信するまで待機する。
【0127】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が試用データ要求に応じた曲データを曲デ
ータベース23aから読み出して試用データに変換して
ユーザ端末10に送出すると、ユーザ端末10では上記
ステップSN12の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSN13に進み、受信した試用データを再生す
る。つまり、前述したように、曲データ配信装置20か
ら送出される試用データは、詞部分データについては詞
を音声合成した音データに変換され、一方、曲部分デー
タについては最初の1フレーズ分だけを配信対象にして
短縮化されており、これらを個別に再生することで詞+
曲部分データの試し聴きが行われるようになっている。
また、詞を音声合成した音データと曲部分データとを同
期して再生する態様にしても構わない。
【0128】試用データ再生後、図示していないが、詞
+曲リスト画面LG上に「戻りアイコン」を備えたウイ
ンドウが表示され、このウインドウ中の「戻りアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSN14の判断結
果が「YES」となり、次のステップSN15に進む。
ステップSN15では、受信した試用データを消去し、
続くステップSN16では「戻りアイコン」を備えたウ
インドウ表示をクリアして前述したステップSN5(図
40参照)に処理を戻し、詞+曲リスト画面LGを閲覧
する状態に戻す。
【0129】(ハ)購入アイコンBYがクリック操作さ
れた場合 詞+曲リスト画面LGの表示欄LTにて選択した曲デー
タ(詞+曲部分データ)を購入すべく、購入アイコンB
Yをクリック操作すると、図42に示すステップSN1
7の判断結果が「YES」となり、ステップSN18に
進み、詞+曲リスト画面LGの表示欄LTにて選択した
曲データ(詞+曲部分データ)の配信を要求する、購入
要求を送出し、続くステップSN19では要求した曲デ
ータ(詞+曲部分データ)を受信するまで待機する。
【0130】そして、曲データ配信装置20(配信管理
サーバ22)が購入要求された曲データを曲データベー
ス23aから読み出してユーザ端末10に配信すると、
ユーザ端末10では上記ステップSN19の判断結果が
「YES」となり、次のステップSN20に進み、ダウ
ンロードした曲データ(詞+曲部分データ)を指定エリ
アにストアする。この後、ユーザ端末10は、ステップ
SN21に処理を進め、曲データ配信装置20から送出
される課金情報を受信する迄待機し、それを受信する
と、ここでの判断結果が「YES」となり、ステップS
N22に進み、受信した課金情報を図20に図示した態
様で表示する。
【0131】課金情報を画面表示した後、図示していな
いが、課金情報画面の上に「OKアイコン」を備えたウ
インドウが表示され、このウインドウ中の「OKアイコ
ン」をクリック操作すると、ステップSN23の判断結
果が「YES」となり、次のステップSN24に進む。
ステップSN24では、この「OKアイコン」を備えた
ウインドウ表示および課金情報画面の表示をクリアして
前述したステップSN5(図40参照)に処理を戻し、
詞+曲リスト画面LGを閲覧する状態に戻す。
【0132】e.作成処理の動作 次に、図43を参照して作成処理の動作について説明す
る。前述したメインルーチン(図21参照)のステップ
SG3を介して作成処理が実行されると、ユーザ端末1
0は図43に示すステップSO1に処理を進め、端末の
動作モードが曲データ配信装置20側との接続を断った
オフライン状態で作詞又は作曲を行う作成モードに設定
されているか否かを判断する。そして、作成モード下に
あれば、図示されていない作成画面に配設されるアイコ
ンのクリック操作に応じた処理を実行する。
【0133】つまり、作詞アイコン(不図示)がクリッ
ク操作された場合には、ステップSO2の判断結果が
「YES」となり、ステップSO3に進み、詞部分デー
タを作成する作詞処理を実行する。作曲アイコン(不図
示)がクリック操作された場合には、ステップSO4の
判断結果が「YES」となり、ステップSO5に進み、
曲部分データを作成する作曲処理を実行する。終了アイ
コン(不図示)がクリック操作された場合には、ステッ
プSO6の判断結果が「YES」となり、ステップSO
7に進む。
【0134】ステップSO7では、ファイル格納すべき
データ、すなわち、詞部分データ、曲部分データもしく
は詞+曲部分データが作成された場合、それを指定ファ
イルとして格納する一方、上記作詞処理あるいは作曲処
理にてユーザ1が入力した曲名(詞名)をその指定ファ
イルのヘッダに登録した後、作成モードを完了させてメ
インルーチンに処理を戻す。なお、ファイルヘッダに登
録される曲名は、前述した新規登録動作(図25のステ
ップSJ21参照)にてファイルヘッダから読み出さ
れ、レジスタA2にストアされるようになっている。
【0135】f.アレンジ処理の動作 次に、図44を参照してアレンジ処理の動作について説
明する。前述したメインルーチン(図21参照)のステ
ップSG4を介してアレンジ処理が実行されると、ユー
ザ端末10は図44に示すステップSP1に処理を進め
る。ステップSP1では、端末の動作モードが曲データ
配信装置20側との接続を断ったオフライン状態で、曲
データ配信装置20側からダウンロードした詞部分デー
タに曲をつけたり、曲部分データに詞をつける他、曲部
分データを編曲するアレンジモードに設定されているか
否かを判断する。そして、アレンジモード下にあれば、
ステップSP2に進み、原曲部分データ(あるいは原詞
部分データ)が格納されるファイルを指定する。以後、
図示されていないアレンジ画面に配設されるアイコンの
クリック操作に応じた処理を実行する。
【0136】つまり、作詞アイコン(不図示)がクリッ
ク操作された場合には、ステップSP3の判断結果が
「YES」となり、ステップSP4に進み、原曲部分デ
ータに詞をつける処理を実行し、これにより作成される
詞+曲部分データを指定ファイルに格納する。作曲アイ
コン(不図示)がクリック操作された場合には、ステッ
プSP5の判断結果が「YES」となり、ステップSP
6に進み、原詞部分データに曲をつける処理を実行し、
これにより作成される詞+曲部分データを指定ファイル
に格納する。編曲アイコン(不図示)がクリック操作さ
れた場合には、ステップSP7の判断結果が「YES」
となり、ステップSP8に進み、原曲部分データを編曲
して編曲部分データを作成して指定ファイルに格納する
処理を実行する。終了アイコン(不図示)がクリック操
作された場合には、ステップSP9の判断結果が「YE
S」となり、アレンジモードを完了させてメインルーチ
ンに処理を戻す。
【0137】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、配信事業者2では、ネットワークを介してアクセス
してくるユーザから提供される曲要素を曲データとして
曲データベース23aに登録しておき、ユーザが所望の
曲要素を検索するよう要求すると、その所望の曲要素の
曲データを曲データベース23aから検索し、検索結果
を当該ユーザに返送する。
【0138】そして、この返送された検索結果の内から
ユーザが入手したい曲データを指定すると、配信事業者
2では該当する曲データを曲データベースから読み出し
て当該ユーザに配信し、配信された曲データにユーザが
新たな曲要素を付加して登録するよう要求した場合に
は、配信事業者2が当該ユーザから提供される新たな曲
要素を、該当する曲データに付加して曲データベース2
3aに更新登録するので、ユーザが協力して曲を制作し
たり、制作した曲を発表する場を提供することが出来
る。
【0139】また、配信事業者2は、曲データが配信さ
れたユーザから配信料金を徴収する一方で、その配信さ
れた曲データの曲要素を提供したユーザに、徴収した配
信料金を分配して支払う仕組みを備えるので、制作した
曲を聞きたいユーザに有料で配信し、その配信料金を曲
制作に関わったユーザに分配するサービスを提供するこ
とが出来る。
【0140】なお、上述した実施の形態では、作詞又は
作曲する作成処理や詞部分データに曲をつけたり、曲部
分データに詞をつける他、曲部分データを編曲するアレ
ンジ処理をユーザ端末10側で行うようにしたが、これ
に替えて、作成処理およびアレンジ処理の各機能を曲デ
ータ配信装置20側に具備させるようにしても良い。こ
のようにすれば、ユーザ端末10は曲データを曲データ
配信装置20からダウンロードしたり、あるいは曲デー
タ配信装置20に曲データをアップロードするだけの機
能を備えれば良く、結果的に端末構成を簡素化すること
ができる。さらに、作成処理およびアレンジ処理の各プ
ログラムを曲データ配信装置20側に設けておき、ユー
ザ端末10からの要求に応じて、曲データ配信装置20
がユーザ端末10に必要なプログラムをダウンロードす
る態様にしても構わない。
【0141】
【発明の効果】請求項1,3に記載の発明によれば、ネ
ットワークを介してアクセスしてくるユーザから提供さ
れ、曲を構成する詞、曲および編曲の各部分のいずれか
又はそれら部分を組合せた曲要素を曲データとして曲デ
ータベースに登録しておき、ユーザが所望の曲要素を検
索するよう要求すると、その所望の曲要素の曲データを
曲データベースから検索し、検索結果を当該ユーザに返
送する。そして、この返送された検索結果の内からユー
ザが入手したい曲データを指定すると、該当する曲デー
タを曲データベースから読み出して当該ユーザに配信
し、配信された曲データにユーザが新たな曲要素を付加
して登録するよう要求した場合には、当該ユーザから提
供される新たな曲要素を、該当する曲データに付加して
曲データベースに更新登録するので、ユーザが協力して
曲を制作したり、制作した曲を発表する場を提供するこ
とが出来る。加えて、曲データが配信されたユーザから
配信料金を徴収する一方、その配信された曲データの曲
要素を提供したユーザに、徴収した配信料金を分配して
支払うようにしたので、制作した曲を聞きたいユーザに
有料で配信し、その配信料金を曲制作に関わったユーザ
に分配するサービスを提供することができる。請求項
2,4に記載の発明によれば、返送された検索結果の内
からユーザが試用したい曲データを指定すると、該当す
る曲データを曲データベースから読み出し、それを試用
データに変換してから当該ユーザに配信するので、ユー
ザは試用データを再生することで試し聴きすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の一形態である曲データ配信
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】データベース23の構成を示す図である。
【図3】曲データ配信装置20側で実行される配信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図4】曲データ配信装置20側で実行される配信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図5】曲データ配信装置20側で実行される配信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図6】曲データ配信装置20側で実行される配信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図7】曲データ配信装置20側で実行される配信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図8】曲データ配信装置20側で実行される課金処理
Aの動作を示すフローチャートである。
【図9】曲データ配信装置20側で実行される課金処理
Bの動作を示すフローチャートである。
【図10】曲データ配信装置20側で実行される課金処
理Cの動作を示すフローチャートである。
【図11】曲データ配信装置20側で実行される課金処
理Dの動作を示すフローチャートである。
【図12】曲データ配信装置20側で実行される課金処
理Eの動作を示すフローチャートである。
【図13】メニュー画面MNの一例を示す図である。
【図14】登録A画面TAGの一例を示す図である。
【図15】登録B画面TBGの一例を示す図である。
【図16】登録C画面TCGの一例を示す図である。
【図17】登録D画面TDGの一例を示す図である。
【図18】購入画面KGの一例を示す図である。
【図19】リスト画面LGの一例を示す図である。
【図20】課金情報画面の一例を示す図である。
【図21】ユーザ端末10側のメインルーチンの動作を
示すフローチャートである。
【図22】ユーザ端末10において実行される接続処理
の動作を示すフローチャートである。
【図23】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図24】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図25】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図26】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図27】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図28】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図29】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図30】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図31】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図32】ユーザ端末10において実行される登録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図33】ユーザ端末10において実行される購入処理
の動作を示すフローチャートである。
【図34】ユーザ端末10において実行される詞リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図35】ユーザ端末10において実行される詞リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図36】ユーザ端末10において実行される詞リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図37】ユーザ端末10において実行される曲リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図38】ユーザ端末10において実行される曲リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図39】ユーザ端末10において実行される曲リスト
表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図40】ユーザ端末10において実行される詞+曲リ
スト表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図41】ユーザ端末10において実行される詞+曲リ
スト表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図42】ユーザ端末10において実行される詞+曲リ
スト表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図43】ユーザ端末10において実行される作成処理
の動作を示すフローチャートである。
【図44】ユーザ端末10において実行されるアレンジ
処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 配信事業者 10 ユーザ端末 20 曲データ配信装置 21 プロキシーサーバ 22 配信管理サーバ 23 データベース 23a 曲データベース 23b 個人データベース 40 バンキングシステム 50 接続業者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザから提供される情報であって、曲を構成する詞、
    曲および編曲の各部分のいずれか又はそれら部分を組合
    せた曲要素を曲データとして記憶管理する曲データベー
    ス手段と、 前記ユーザが所望の曲要素を検索するよう要求した場
    合、その所望の曲要素の曲データを前記曲データベース
    手段から検索し、検索結果を当該ユーザに返送する検索
    手段と、 この返送された検索結果の内から前記ユーザが入手した
    い曲データを指定した場合、該当する曲データを前記曲
    データベース手段から読み出して当該ユーザに配信する
    配信手段と、 この配信された曲データに前記ユーザが新たな曲要素を
    付加して登録するよう要求した場合、当該ユーザから提
    供される新たな曲要素を、該当する曲データに付加して
    前記曲データベース手段に更新登録する更新登録手段
    と、 前記配信手段によって曲データが配信されたユーザから
    配信料金を徴収する一方、その配信された曲データの曲
    要素を提供したユーザに、徴収した配信料金を分配して
    支払う支払手段とを具備することを特徴とする曲データ
    配信装置。
  2. 【請求項2】 前記配信手段は、検索手段から返送され
    た検索結果の内から前記ユーザが試用したい曲データを
    指定した場合、該当する曲データを前記曲データベース
    手段から読み出し、それを試用データに変換してから当
    該ユーザに配信することを特徴とする請求項1記載の曲
    データ配信装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザから提供される情報であって、曲を構成する詞、
    曲および編曲の各部分のいずれか又はそれら部分を組合
    せた曲要素を曲データとして曲データベースに登録する
    登録過程と、 前記ユーザが所望の曲要素を検索するよう要求した場
    合、その所望の曲要素の曲データを前記曲データベース
    から検索し、検索結果を当該ユーザに返送する検索過程
    と、 この検索過程にて返送された検索結果の内から前記ユー
    ザが入手したい曲データを指定した場合、該当する曲デ
    ータを前記曲データベースから読み出して当該ユーザに
    配信する配信過程と、 この配信過程にて配信された曲データに前記ユーザが新
    たな曲要素を付加して登録するよう要求した場合、当該
    ユーザから提供される新たな曲要素を、該当する曲デー
    タに付加して前記曲データベースに更新登録する更新登
    録過程と、 前記配信過程にて曲データが配信されたユーザから配信
    料金を徴収する一方、その配信された曲データの曲要素
    を提供したユーザに、徴収した配信料金を分配して支払
    う支払過程とを具備することを特徴とする曲データ配信
    方法。
  4. 【請求項4】 前記配信過程は、検索過程にて返送され
    た検索結果の内から前記ユーザが試用したい曲データを
    指定した場合、該当する曲データを前記曲データベース
    から読み出し、それを試用データに変換してから当該ユ
    ーザに配信することを特徴とする請求項3記載の曲デー
    タ配信方法。
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