JP2002122818A - 丁 番 - Google Patents
丁 番Info
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- JP2002122818A JP2002122818A JP2000311806A JP2000311806A JP2002122818A JP 2002122818 A JP2002122818 A JP 2002122818A JP 2000311806 A JP2000311806 A JP 2000311806A JP 2000311806 A JP2000311806 A JP 2000311806A JP 2002122818 A JP2002122818 A JP 2002122818A
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Abstract
の高い丁番を低価格で提供する。 【解決手段】 ヨロイに連結される前丁番と、テンプル
に連結される手丁番とで構成される丁番において、手丁
番の回動を制御する接触面が丁番の内部となるようにす
る。このような丁番は、丁番自体の組み立て精度が、テ
ンプルやヨロイとロー付け等で連結する際の取り付け精
度に影響されない。従って、丁番を製造するための型を
一組用意することによって、様々なデザインのヨロイや
テンプルを取りつけることが出来る。
Description
良に関する。
時にファッション性に優れた物であることが望まれる。
けるテンプルを折りたたんで収納することが出来る。丁
番はレンズを備えたフロント部とテンプルとを連結して
おり、テンプルの開閉に対する十分な耐久性が必要とな
ると同時に、コンパクトで見栄えが良いことも要求され
る。
丁番の1例を示す図である。(a)は上面図、(b)は
A方向から見た側面図である。左側がフロント部、右側
がテンプルの方向で、テンプルを開いた状態を示してい
る。フロント側の部材すなわち前丁番21にテンプル側
の部材すなわち手丁番22の一部が挟着されネジ23で
B方向へ回動可能に止められている。前丁番21はヨロ
イ24にロー地付けされ、手丁番22はテンプル25に
ロー付けされている。図7(a)に示すテンプルを開い
た状態では、ヨロイ24の先端とテンプル25の先端と
が合口26で接しており、これによりC方向への回動が
制限される。
換の際には、テンプルと手丁番とがロー付けされている
ために手丁番も交換しなければならない。手丁番とテン
プルとのロー付け精度、すなわち取りつけ位置精度のバ
ラツキがあるため、テンプルを交換すると、同じ型を用
いて製造された手丁番に交換したとしても、再びネジ止
めをした場合に合口26にズレが生じやすく、見栄えが
悪くなったり快適な装用感が得られなくなるという不都
合がある。
ある。(a)は上面図、(b)はA方向から見た側面図
であり、左側がフロント部、右側がテンプルの方向で、
テンプルを開いた状態を示している。図7と同様にネジ
33により前丁番31と手丁番32がB方向に回動可能
に止められている。前丁番31はヨロイ34にロー付け
され、手丁番32はテンプル35にロー付けされてい
る。ヨロイ34とテンプル35のどちらか一方の首下寸
法を長くし、36で示す箇所で接することによりC方向
への回動が制限される。このような接触部を重ね合口と
呼ぶ。
番のようにテンプルを交換した場合にズレが生じるよう
な不都合は解決される。しかし、デザインが限定される
ことと、重なる部分36の表面が磨耗しやすいなどの欠
点がある。
とが1つの部材となっており、さらにテンプルと手丁番
とが1つの部材となったものである。図9の(a)は上
面図、(b)はA方向から見た側面図であり、左側がフ
ロント部、右側がテンプルの方向で、テンプルを開いた
状態を示している。図7と同様にネジ43により前丁番
41と手丁番42がB方向に回動可能に止められてい
る。ネジ43によって前丁番と連結された手丁番42の
先端は前丁番41の内部の44の点線で示す部分で接触
することにより、C方向への回動を制限される。このそ
うな構成を一個智あるいはスパルタ智と呼ぶ。丁番をこ
のようなコンパクトな構成とすることにより、眼鏡枠が
スッキリとした、見栄えの良いものとなる。
ことにより、ファッション性の高い眼鏡枠を提供するこ
とが可能となった。しかし、一個智では、デザインが変
わるたびに、前丁番と一体となったヨロイ及び手丁番と
一体となったテンプルを製造するために、それぞれの型
を用意する必要がある。デザインごとに型を新しく用意
することから、製造コストが高くなりやすい。
ァッション性の高い丁番を低価格で提供することを目的
とする。
枠のフロントとテンプルとを連結する丁番であって、フ
ロント側に連結される前丁番とテンプル側に連結される
手丁番とからなり、前記前丁番は、前記手丁番の一部を
挟着するための開口部と、ヨロイと連結するための連結
部を有し、前記手丁番は、前記開口部に装着されるため
の突出部と、テンプルと連結するための連結部とを有
し、前記開口部に前記突出部を装着することによって前
記前丁番と前記手丁番とを蝶着し、テンプルを開いた状
態では、前記開口部の内部の面と、前記突出部の先端の
面とが接触する接触面1を有すること特徴とする丁番を
提供する。
丁番において、前記手丁番と前記前丁番とはテンプルを
開いた状態で、前記接触面1とは異なる面で接触するこ
とを特徴とする丁番を提供する。
丁番において、前記接触面1により眼鏡枠のテンプルの
回動が制御されることを特徴とする請求項1に記載の丁
番を提供する。
び、フロント側に連結される前丁番とテンプル側に連結
される手丁番とからなる丁番を有する眼鏡枠であって、
前記前丁番は、前記手丁番の一部を挟着するための開口
部と、ヨロイと連結するための連結部を有し、前記手丁
番は、前記開口部に装着されるための突出部と、テンプ
ルと連結するための連結部とを有し、前記開口部に前記
突出部を装着することによって前記前丁番と前記手丁番
とを蝶着し、テンプルを開いた状態では、前記開口部の
内部の面と、前記突出部の先端の面とが接触する接触面
1を有すること特徴とする眼鏡枠を提供する。
結される前丁番とテンプル側に連結される手丁番とで構
成し、手丁番に突出部と、テンプルと連結するための連
結部とを設け、前丁番に手丁番の突出部を挟着するため
の開口部と、ヨロイと連結するための連結部とを設け、
開口部に突出部を装着することによって前丁番と手丁番
とを回動可能に蝶着し、手丁番の回動を制限する接触面
を丁番の内部とすることによって、丁番を小型化するも
のである。
とが連結された状態でのテンプルの開きを制限する手丁
番と前丁番との接触面が、丁番の内部に設けられている
ため、手丁番とテンプルとのロー付けによる取り付け精
度が、丁番自体の取り付け精度に影響しない。従って、
テンプルと共に手丁番を交換した場合でも、ガタが生じ
難く、外観上も見栄えの良いものとなる。
テンプルとは別の部材となっているため、丁番に汎用性
を持たせることが出来る。一個智のようにヨロイと前丁
番とが一体となった部品の型及びテンプルと手丁番とが
一体となった型は形状が複雑になるために、丁番のみ、
ヨロイのみ、テンプルのみなどの型に比べて、1つの型
を作成する費用が割高となる。丁番、ヨロイ、テンプル
それぞれの型を用意し、丁番をヨロイ及びテンプルとロ
ー付け等によって取り付けたほうが製造コストを安くす
ることができる。
て、ヨロイ又はテンプルのデザインが変わっても丁番は
同じ型によって製造されたものを用いることが出来る。
これにより、デザインを変更した際にはヨロイ又はテン
プルの新しい型を用意するだけで、丁番の型は新しく用
意する必要はない。1つの丁番の型によって、多くのデ
ザインの眼鏡枠の丁番を製造することが出来るため、さ
らに製造コストを安くすることが出来る。
トでファッション性の高い丁番を低価格で提供すること
が可能となる。また、従来の一個智は同じデザインで数
種類の異なる長さのテンプルを製造するためには、テン
プルの長さごとに手丁番と一体となったテンプルの型を
用意していた。
が用意されているため、長さの種類に応じたテンプルの
型を用意すれば良い。こうすれば、形状が比較的単純な
テンプルの型をいくつか用意するだけなので、形状が複
雑なテンプルと手丁番が一体となった型を、テンプルの
長さに応じて用意するよりも製造コストをかなり安くす
ることが出来る。
は、洋白、チタン、モネルなどを用いることが出来る。
また、ヨロイ及びテンプルの材料は、洋白、チタン、チ
タン合金、ステンレス、ハイニッケルなど、一般的に眼
鏡枠の材料として用いられるものを使用することが出
来、特に限定するものではない。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
説明する。図6は本発明の丁番を用いた眼鏡枠を示す。
図1は図6の眼鏡枠の丁番を示す図であり、(a)は丁
番の上面図、(b)はA方向から見た側面図である。1
は前丁番、2は手丁番を示す。前丁番、手丁番はそれぞ
れ上面図(a)で略円形となるコマと呼ばれる部分と、
コマから延びた馬蹄と呼ばれる部分から構成されてい
る。前丁番の馬蹄とヨロイの先端部4とはロー付けによ
って固着されている。また、手丁番の馬蹄とテンプルの
先端部5もロー付によって固着されている。
は前丁番の上面図、(b)はA方向から見た側面図であ
る。本実施例の前丁番の材料は洋白である。前丁番1の
コマの部分にはネジを通すための孔6が開けられてお
り、孔6の内部にはネジ山が設けられている。さらに側
面図(b)に示すように、ネジを通す方向と交差するよ
うに開口部7が設けられている。
は手丁番の上面図、(b)はA方向から見た側面図であ
る。本実施例の手丁番の材料は洋白である。前丁番1の
コマの部分にはネジを通すための孔8が開けられてお
り、側面図(b)に示すように、手丁番のコマの部分は
薄い突出部となっている。手丁番の孔8にはネジ山は設
けられていない。
を前丁番の開口部7に挿着し、ネジ止めすることによっ
て、ネジと嵌合していない手丁番はネジを軸として回動
可能となる。また、図1(a)のC方向へ手丁番及びテ
ンプルを回動させようとする手丁番の突出部9の先端の
面12が前丁番の開口部の面11と接することにより、
C方向へ動かすことが出来なくなる。
手丁番に洋白製のテンプルをそれぞれロー付けし、前丁
番と手丁番とを蝶着した様子を図4及び図5に示した。
図4はテンプルを開いた状態、図5はテンプルを折りた
たんだ状態である。
も表面に角面を持たず、丸みを帯びたデザインとなって
おり、人や物に触れた場合でも、人や物を傷つけ難い構
造となっている。図5のように折りたたんだ状態でも尖
った部分が無いため安全である。
た眼鏡枠ではテンプルがヨロイより外側に位置するよう
になる。このような構成は、図7のような合口を持つ丁
番を用いた眼鏡枠よりもテンプルの開き幅を大きくする
ことが出来る。さらに、テンプルを大きく開いた場合に
は、テンプル5の先端が前丁番1とヨロイ4との連結付
近に接触することによりテンプルの開きが制御される。
顔幅や左右の耳の間の距離が長いために、本実施例のよ
うなテンプルを大きく開くことが出来る丁番を用いた眼
鏡枠が好ましい。また、成長に合わせて長さの異なるテ
ンプルに交換しても、快適な装用感が損なわれることは
無い。
によって、コンパクトでファッション性が高い眼鏡枠を
低価格で提供することが出来る。
て、様々なサイズやテンプルを低価格で提供できるた
め、眼鏡枠のデザインの幅が広がり、顧客の選択肢を増
やすことが可能となる。さらに、低価格化により、同じ
デザインでテンプルの長さが異なる眼鏡枠の種類を増や
すことにより、装用者にピッタリしたサイズの眼鏡枠の
選択肢を増やすことも可能となる。
図、(b)は側面図である。
面図、(b)は側面図である。
面図、(b)は側面図である。
の上面図である。
プルを折りたたんだ状態の、丁番の上面図である。
る。
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】眼鏡枠のフロントとテンプルとを連結する
丁番であって、フロント側に連結される前丁番とテンプ
ル側に連結される手丁番とからなり、前記前丁番は、前
記手丁番の一部を挟着するための開口部と、ヨロイと連
結するための連結部を有し、前記手丁番は、前記開口部
に装着されるための突出部と、テンプルと連結するため
の連結部とを有し、前記開口部に前記突出部を装着する
ことによって前記前丁番と前記手丁番とを蝶着し、テン
プルを開いた状態では、前記開口部の内部の面と、前記
突出部の先端の面とが接触する接触面1を有すること特
徴とする丁番。 - 【請求項2】前記手丁番と前記前丁番とはテンプルを開
いた状態で、前記接触面1とは異なる面で接触すること
を特徴とする請求項1に記載の丁番。 - 【請求項3】前記接触面1により眼鏡枠のテンプルの回
動が制御されることを特徴とする請求項1に記載の丁
番。 - 【請求項4】ヨロイ、テンプル及び、フロント側に連結
される前丁番とテンプル側に連結される手丁番とからな
る丁番を有する眼鏡枠であって、前記前丁番は、前記手
丁番の一部を挟着するための開口部と、ヨロイと連結す
るための連結部を有し、前記手丁番は、前記開口部に装
着されるための突出部と、テンプルと連結するための連
結部とを有し、前記開口部に前記突出部を装着すること
によって前記前丁番と前記手丁番とを蝶着し、テンプル
を開いた状態では、前記開口部の内部の面と、前記突出
部の先端の面とが接触する接触面1を有すること特徴と
する眼鏡枠。
Priority Applications (1)
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JP2000311806A JP4830192B2 (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 丁番 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347493U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-05-02 |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311806A patent/JP4830192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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