JP2002122456A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2002122456A
JP2002122456A JP2000312560A JP2000312560A JP2002122456A JP 2002122456 A JP2002122456 A JP 2002122456A JP 2000312560 A JP2000312560 A JP 2000312560A JP 2000312560 A JP2000312560 A JP 2000312560A JP 2002122456 A JP2002122456 A JP 2002122456A
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Japan
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flow rate
shut
gas
valve
instantaneous flow
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JP2000312560A
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English (en)
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Kazumitsu Nukui
一光 温井
Mamoru Suzuki
守 鈴木
Michinori Komaki
充典 小牧
Takeshi Tashiro
健 田代
Hitoaki Ishino
仁朗 石野
Kazuo Kon
一生 今
Hiroto Uyama
浩人 宇山
Ikuo Maeda
郁雄 前田
Takeshi Morinaga
剛 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断弁が動作してガスの供給が完全に停止さ
れている状態で脈動が生じた場合に遮断中流量有りと誤
判定することがないガスメータを提案する。 【解決手段】 遮断弁10eが遮断動作してガスの供給が
完全に停止されている状態で脈動が生じたような場合に
は、脈動によるガスの瞬時流量10fの積算値10gは正負相
殺することにより0となるので、ガスの瞬時流量の積算
値に基づく判断により脈動が生じている場合にもガスの
供給が完全に停止しているかどうか正しく判断すること
ができる。そこで本発明のガスメータ10では、制御部10
aが遮断弁10eをいったん遮断動作させた後、遮断弁の遮
断中に瞬時流量積算部10bの出力する瞬時流量積算値10g
が所定値を超えたときに遮断弁を再動作させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの瞬時流量を
計測し、ガス計量値の算出し、安全上必要な場合にガス
遮断を行うガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスの瞬時流量を計測し、ガス計
量値を算出し、また安全上必要な場合にガス遮断を行う
機能を備えたマイコン搭載のガスメータとして、図4に
示す構成のものが知られている。この従来のガスメータ
1は、制御部1a、演算部1b、外部センサ1c、ガス
の瞬時流量を計測する流量センサ1d、遮断弁1e、そ
して計量部1hを備えている。
【0003】演算部1bは定期的に流量センサ1dから
ガス流量に応じた信号を取得し、瞬時流量1fを演算す
る。制御部1aは、瞬時流量1fからガスの異常使用を
検出した場合や外部センサ1cの信号状態により異常を
検出した場合に遮断弁1eを遮断動作させてガス機器へ
のガスの供給を停止する。計量部1hは、演算部1bの
出力する瞬時流量1fを積算してガス積算使用量を求め
て表示する。
【0004】ところが一般的に、遮断弁1eを閉じてガ
スの供給を停止した場合でも、遮断弁に不具合があった
り、遮断弁と流路との間にゴミが詰まっていたりすると
遮断弁が完全に流路を閉じられなくなり、ガスの供給が
完全に停止されずにガスが流れてしまう場合があること
が想定される。そのため、遮断弁が遮断している間にガ
スの流れを検出した場合(以下、「遮断中流量有り」と
称する)には、遮断弁を再動作させる制御を行うように
している。
【0005】そしてそのため、従来では、図5に示す制
御フローによって遮断中流量有りを検出すると遮断弁1
eを再動作させるようにしている。すなわち、制御部1
aが、1回目の遮断弁作動信号を受けて図5のフローチ
ャートの制御動作を開始し、流量センサ1dからの瞬時
流量1fを監視し(ステップS05,S10)、瞬時流
量が所定値以上あった場合に遮断弁を再度閉じさせる制
御をするのである(ステップS15,S20)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のガスメータの場合、次のような問題点があった。
図6に示すように、ガス配管2上で流量センサ1dは遮
断弁1eに並列して設置されている。そして遮断弁1e
が完全に閉じていてガスの供給が完全に停止されている
場合でも、ガス圧の変動などの外乱によって配管2内の
ガスに、図3(a)に示すような脈動が生じることがあ
る。このような脈動があれば、流量センサ1dはそれを
検出して流量信号を演算部1bに出力し、演算部1bは
この信号から瞬時流量を演算して制御部1aに出力し、
制御部1aは遮断中流量有りと判断して遮断弁1eを再
度動作させることになる。
【0007】しかしながら、遮断弁が完全にガス流を停
止させている場合、図3(a)に示すような脈動は正方
向と負方向にほぼ等量ずつ揺れ動くので、瞬時流量の一
定時間の積分をとれば実質流量は0になるはずである。
【0008】ところが従来は、このような場合にも瞬時
の流量を検出すれば遮断中流量有りと判断して、不必要
に遮断弁を再動作させる可能性があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、遮断弁が動作してガスの供給が完全に
停止されている状態で脈動が生じた場合に遮断中流量有
りと誤判定することがないガスメータを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のガスメ
ータは、ガスの瞬時流量を検出する流量センサと、前記
流量センサの出力する流量信号に基づいて瞬時流量を演
算する瞬時流量演算部と、ガスの供給を遮断する遮断弁
と、前記遮断弁の遮断中に前記瞬時流量演算部の出力す
る瞬時流量を積算して瞬時流量積算値を出力する瞬時流
量積算部と、外部からの信号に基づき、又は前記瞬時流
量演算部の出力する瞬時流量に基づき異常発生と判断し
た時に前記遮断弁を遮断動作させ、前記遮断弁の遮断中
に前記瞬時流量積算部の出力する瞬時流量積算値が所定
値を超えたときに前記遮断弁を再動作させる制御部とを
備えたものである。
【0011】遮断弁が遮断動作してガスの供給が完全に
停止されている状態で脈動が生じたような場合には、脈
動によるガスの瞬時流量の積算値は正負相殺されること
により0となるので、ガスの瞬時流量の積算値に基づく
判断により脈動が生じている場合にもガスの供給が完全
に停止しているかどうか正しく判断することができる。
【0012】そこで請求項1の発明のガスメータでは、
制御部が外部からの信号に基づき、又は瞬時流量演算部
の出力する瞬時流量に基づき異常発生と判断して遮断弁
を遮断動作させ、さらに遮断弁の遮断中に瞬時流量積算
部の出力する瞬時流量積算値が所定値を超えたときに遮
断弁を再動作させるようにしたことにより、遮断弁の遮
断中に脈動が生じた場合でも、ガスの供給が完全に停止
しているかどうか正しく判断し、遮断弁を不必要に再動
作させるのを防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明のガスメータの1つの
実施の形態の構成を示している。本実施の形態のガスメ
ータ10は、制御部10a、演算部10b、地震センサ
や圧力センサなどの外部センサ10c、ガスの瞬時流量
を計測する流量センサ10d、遮断弁10e、そして計
量部10hを備えている。
【0014】流量センサ10dはガス流を計測し、ガス
流量に応じた信号(パルス列信号)を演算部10bに出
力する働きをする。この流量センサ10dは従来例と同
様、図6に示すように遮断弁10eに並列して配管2上
に設置されている。
【0015】演算部10bは定期的に流量センサ10d
からガス流量に応じた信号を取得し、適宜のデータ変換
処理によって瞬時流量10fを求めて出力する働きをす
る。本実施の形態の場合、演算部10bはさらに、遮断
弁10eの遮断中時に瞬時流量10fの積算演算を行
い、積算流量10gを求めて出力する機能も備えてい
る。
【0016】制御部10aは、瞬時流量10fからガス
の異常使用を検出した場合や外部センサ10cの信号状
態により異常を検出した場合に遮断弁10eを遮断させ
てガス機器へのガスの供給を停止する働きをする。本実
施の形態の場合、制御部10aはさらに、積算流量10
gから遮断弁10eの遮断中のガス供給の有無を判断
し、ガス供給が完全に停止していないと判断した場合に
遮断弁10eを再動作させる機能も備えている。
【0017】計量部10hは、演算部10bの出力する
瞬時流量10fを積算してガス積算使用量を求めて表示
する働きをする。
【0018】次に、上記の構成のガスメータ10の動作
について、図2のフローチャート及び図3の特性図を用
いて説明する。遮断弁作動信号を受けて図2のフローチ
ャートの動作を開始し、演算部10bは流量センサ10
dからの流量に応じた信号を瞬時流量10fに変換して
出力する(ステップS105,S110)。演算部10
bはまた、瞬時流量10fを積算して積算流量10gを
求めて出力する(ステップS115)。
【0019】制御部10aは、積算流量10gが所定値
以上あった場合にガス供給が完全に停止していないとみ
なし、遮断弁を再度閉じる制御をする(ステップS12
0〜S130)。しかし制御部10aは、瞬時流量10
fが0でなくても、積算流量10gが所定値以上でなけ
れば遮断弁10eを再度閉じる制御を行わない(ステッ
プS120でNOに分岐)。
【0020】図3(a)に示すように、遮断弁10eが
閉じてガスの供給が完全に停止している状態でも、圧力
変動その他に起因して脈動が発生すれば瞬時流量は検出
される。しかしながら、この場合には瞬時流量は正負ほ
ぼ等量に発生するので、瞬時流量の積算値はほぼ0とな
る。
【0021】他方、図3(b)に示すように、遮断弁1
0eが不完全に閉じているためにガス供給が完全に停止
していない状態で脈動が発生すれば、瞬時流量は正側に
オフセットした状態で振動することになり、瞬時流量の
積算値は必ず正側に出る。
【0022】このために、上述したように遮断弁10e
の遮断動作後に瞬時流量を積算し、その積算値が所定値
を超えなければガス供給は完全に停止されているものと
みなして瞬時流量があっても再動作させず、瞬時流量の
積算値が所定値を超えたときにガス供給の不完全停止と
みなして再度遮断弁10eを遮断動作させるようにし
て、不必要に遮断弁10eが遮断動作を繰り返すのを防
止できるのである。
【0023】なお、積算流量10gの比較値をいくらに
するかは実状に即して適宜に設定されるものであり、そ
の数値が限定されることはない。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
遮断弁をいったん遮断動作させた後には、瞬時流量積算
値が所定値を超えたときに初めて遮断弁を再動作させる
ようにしたので、遮断弁の遮断中に脈動が生じた場合で
もガスの供給が完全に停止しているかどうか正しく判断
することができ、遮断弁が不必要に遮断動作を繰り返す
のを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】上記の実施の形態による遮断弁の遮断制御のフ
ローチャート。
【図3】遮断弁の遮断中に発生する脈動と実質積算流量
との関係を示すグラフ。
【図4】従来例の構成を示すブロック図。
【図5】従来例による遮断弁の遮断制御のフローチャー
ト。
【図6】遮断弁と瞬時流量センサとの配置関係を示す説
明図。
【符号の説明】
10 ガスメータ 10a 制御部 10b 演算部 10c 外部センサ 10d 流量センサ 10e 遮断弁 10f 瞬時流量 10g 積算流量 10h 計量部
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 守 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 小牧 充典 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 田代 健 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 石野 仁朗 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 今 一生 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 宇山 浩人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 前田 郁雄 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 森永 剛 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 Fターム(参考) 2F030 CB01 CB09 CC13 CE02 CF05 CF11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの瞬時流量を検出する流量センサ
    と、 前記流量センサの出力する流量信号に基づいて瞬時流量
    を演算する瞬時流量演算部と、 ガスの供給を遮断する遮断弁と、 前記遮断弁の遮断中に前記瞬時流量演算部の出力する瞬
    時流量を積算して瞬時流量積算値を出力する瞬時流量積
    算部と、 外部からの信号に基づき、又は前記瞬時流量演算部の出
    力する瞬時流量に基づき異常発生と判断した時に前記遮
    断弁を遮断動作させ、前記遮断弁の遮断中に前記瞬時流
    量積算部の出力する瞬時流量積算値が所定値を超えたと
    きに前記遮断弁を再動作させる制御部とを備えて成るガ
    スメータ。
JP2000312560A 2000-10-12 2000-10-12 ガスメータ Pending JP2002122456A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113050522A (zh) * 2021-03-31 2021-06-29 广州燃气集团有限公司 基于安全监控功能物联网智能燃气表的阀门状态检测方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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