JP2002122304A - ボイラ装置 - Google Patents

ボイラ装置

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JP2002122304A
JP2002122304A JP2000314083A JP2000314083A JP2002122304A JP 2002122304 A JP2002122304 A JP 2002122304A JP 2000314083 A JP2000314083 A JP 2000314083A JP 2000314083 A JP2000314083 A JP 2000314083A JP 2002122304 A JP2002122304 A JP 2002122304A
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furnace
burners
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boiler
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Noriyuki Oyatsu
紀之 大谷津
Satohiko Mine
聡彦 嶺
Noboru Takarayama
登 寳山
Miki Shimogoori
三紀 下郡
Akira Baba
彰 馬場
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低空気比燃焼を可能にして、NOxなどの排
出量を増加することなく、未燃成分の排出量の少ないボ
イラ装置を提供する。 【解決手段】 排ガスの流れに沿って一対の相対する前
壁21と後壁22にそれぞれが空気比を1以上にした複
数のバーナ2−1,2−1,11−1,11−2を備え
た複数段のバーナ段を設置した対向燃焼型のボイラ装置
において、排ガスの流れの最前流段に位置するバーナ1
1−1,11−2は、各バーナ11−1,11−2から
の噴流31が火炉1の水平断面内で旋回するように設置
されている。なお、前記旋回を確実に行わせるため、例
えば、各バーナの中心軸を相対する火炉壁面の中央から
互いにずらして設置したり、火炉壁面に対して所定の角
度で設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火炉内の混合を促進
して未燃成分を低減させることができるボイラ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】事業用および産業用ボイラにおいては、
一般に火炉内において還元雰囲気を形成して、窒素酸化
物(以下、NOxと称する)を低減しようとする二段燃
焼方が採用されている。この方法は、バーナ部からの空
気流量より少なく(空気比<1.0)して、不足分の空
気をバーナ部の後流から供給するものである。しかしな
がら、この二段燃焼法を用いると、バーナの後流に不足
分の空気を供給する空気口(アフターエアポート、以下
AAPと称する)を設置するため、ボイラ火炉が大きく
なるといった問題がある。また、バーナからAAPまで
の領域は、空気不足の領域(還元領域)となるため、未
燃成分が多量に発生し、AAPからの空気によって酸化
されずにすり抜けた未燃成分はそのまま炉外に排出され
るとともに、還元領域で発生する還元性硫黄化合物の火
炉水壁への接触が問題となる。このため、近年ではAA
Pを削除し、バーナ部の空気量を理論空気量より多く
(空気比>1)する燃焼方法(単段燃焼法)が復活して
きた。
【0003】図7は従来技術におけるボイラ火炉とバー
ナ配置を説明するための概略図で、(a)は縦断側面
図、(b)は前壁側のバーナ配置を後壁側から見た状態
で示す図、(c)は火炉を水平に切断して示す水平断面
図、図8は従来技術における空気比と未燃成分との関係
を示すグラフである。
【0004】図7に示すように、従来のボイラ火炉にお
いて対向燃焼させる場合、火炉71は前壁73と後壁7
4と右側壁75そして左側壁76によりほぼその水平断
面が矩形になるように形成され、対向する前壁73と後
壁74の壁面にはそれぞれ、各段に3つのバーナ72が
配置されたものが3段、合計9つのバーナ72が設けら
れ、前流側のバーナの直上に後流側バーナが配置され、
向かい合った前壁73のバーナ72と後壁74のバーナ
72の中心軸をほぼ一致させて配置されている。各段に
設置された複数のバーナ72へは、それぞれ1台の粉砕
機(ミル)(図示しない)から分割して燃料(微粉炭)が供
給される。
【0005】このような単段燃焼法では、バーナ部の火
炎後流に還元領域が形成されないため、NOxの低減が
難しいといった問題がある。そこで、バーナ火炎内で高
温還元雰囲気を形成するバーナを用い、バーナ単体での
排出NOxの低減を計るとともに、全体の空気比(炉出
口のO濃度)を低減してNOxの発生を抑制する必要
がある。この低空気比燃焼では、図8に示すように、各
バーナからの燃料量にアンバランスが生じると、空気比
の高い場合に比べて、炉出口での未燃成分が大幅に増加
してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、高空気比燃焼で燃料のアンバランスによってそ
れほど未燃成分の増加が問題にならない場合にはよい
が、低空気比燃焼で燃料のアンバランスにより、未燃成
分の増加が著しい場合には、未燃成分が火炉系外へ多量
に排出されてしまうという問題が発生する。本発明はこ
のような要望に鑑みてなされたもので、その目的は、低
空気比燃焼を可能にして、NOxなどの排出量を増加す
ることなく、未燃成分の排出量の少ないボイラ装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、排ガスの流れに沿って一対の相対する火
炉壁面にそれぞれが空気比を1以上にした複数のバーナ
を備えた複数段のバーナ段を設置した対向燃焼型のボイ
ラ装置において、前記排ガスの流れの最前流段に位置す
るバーナはその噴射がボイラの水平断面内で旋回するよ
うに設置されていることを特徴としている。このよう
に、排ガスの流れの最前流段に位置するバーナの噴射が
ボイラの水平断面内で旋回流を形成しているので、炉内
における混合を促進して、すり抜けを防止することがで
きる。
【0008】この場合、前記最前流段に位置するバーナ
はその中心軸が前記相対する壁部の中央から互いにずら
して設置される。また、前記最前流段に位置するバーナ
はその中心軸が前記火炉壁面に対して傾斜するように、
かつそれらの噴射方向が交差しないように配置される。
さらに、前記最前流段に位置するバーナはその中心軸が
前記火炉壁面に対して傾斜するように、かつそれらの噴
射方向が中心に向かうように設置される。その際、前記
最前流段に位置するバーナの中心軸の傾斜角度は前記火
炉壁面に対して30〜80°の角度に設定することが好
ましく、さらに、前記傾斜角度は適宜変更できるように
しておくとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態
において、同等とみなせる各部には同一参照番号を付
し、重複する説明は適宜省略する。
【0010】<第1の実施形態>図1は本発明の第1の
実施の形態に係るボイラ火炉を説明するための概略図、
図2は図1の最前流段バーナの配置と噴流の流れを説明
するための水平断面図である。図1及び図2に示すよう
に、火炉1は前壁21、後壁22、右側壁23および左
側壁24によりほぼその水平断面が矩形になるように形
成されている。バーナ段は、燃焼排ガスの流れに沿って
最前流に位置して旋回流を形成する最前流段バーナと、
その後流に位置する複数の後流段バーナとから構成され
ている。最前流段バーナは前壁21に設置されたバーナ
11−1と、後壁22に設置されたバーナ11−2とか
ら構成され、後流段バーナは前壁21に設置されたバー
ナ2−1と、後壁22に設置されたバーナ2−2とから
構成されている。最前流段バーナと後流段バーナから供
給される空気量は、いずれも理論空気量より若干多く供
給されるように制御され、火炎内以外はいずれの領域も
酸化雰囲気となっている。そして、火炉1の出口におけ
るO濃度が、例えば微粉炭ボイラでは定格負荷で1〜
4パーセント、望ましくは2パーセント以下になるよう
に制御される。また、各バーナ11−1,11−2,2
−1,2−2は、火炉1内に高温還元雰囲気を形成する
低NOxバーナ構造となっている。
【0011】図1の微粉炭ボイラにおいては、最前流段
バーナの2つのバーナ11−1,11−2には1台の粉
砕機3から燃料である微粉炭が供給され、後流段バーナ
のバーナ2−1および2−2にはそれぞれ1台の粉砕機
3a,3bから燃料が分割供給されている。なお、図示
していないが、燃料供給法としては,前壁側のバーナ1
1−1,2−1に1台の粉砕機、そして後壁側のバーナ
11−2,2−2にも1台の粉砕機を用いても、前後壁
ごとあるいは各バーナ段ごとに別個の粉砕機を用いて分
割供給してもよい。図1においてはバーナへの空気系統
などは省略している。
【0012】図2に示すように、最前流段バーナのバー
ナ11−1は右側壁23寄りの前壁21に、そしてバー
ナ11−2は左側壁24寄りの後壁22に設置すること
により、これらバーナ11−1,11−2の中心軸をず
らしている。これにより、火炉1内にはバーナ11−
1,11−2からの噴流31により旋回流を形成するこ
とができる。この旋回流は、上昇しながら後流側のバー
ナ2−1,2−2からの噴流を巻き込み、火炉1全体の
混合を促進して、燃料量のアンバランスにより発生する
未燃成分を抑制することができる。
【0013】このように最前流側のバーナ11−1,1
1−2からの噴射は、火炉1の水平断面内で旋回流とな
るため、この部分での混合を促進するとともに、このバ
ーナ段以降のバーナ段であるバーナ2−1,2−2の噴
射にも影響し、火炉1全体のO濃度を均一にすること
ができる。このため、低空気比燃焼を実施したとき、未
燃成分増加で問題になる各バーナへの燃料量のアンバラ
ンスが生じても、未燃成分などの火炉系外への排出を抑
制することができる。これにより、低空気比燃焼が可能
となり、ボイラ出口のNOx濃度を増加することなく、
未燃成分の抑制が可能になる。また、最前流段のバーナ
11−1,11−2以降の領域を全て酸化雰囲気にする
ことができるため、火炉1全体で還元物質が水壁に接触
するのを防ぐことができる。さらに、最前流段のバーナ
11−1,11−2では、火炉1の水平断面内に旋回流
を形成するため、後流段バーナ2−1,2−2の直下に
配置する必要はなく、バーナの容量を自由に選定でき、
大容量バーナの採用も可能になる。
【0014】<第2の実施形態>図3は本発明の第2の
実施形態における最前流段バーナの配置と噴流の流れを
説明するための水平断面図である。
【0015】この第2の実施形態においては、最前流段
バーナが前壁21に設置された2つのバーナ12−1,
12−2と、後壁22に設置された2つのバーナ12−
3,12−4の合計4つのバーナで構成されている。そ
して、バーナ12−1は右側壁23寄りの前壁21に設
置され、バーナ12−2は中央よりやや左側壁24寄り
の前壁21に設置されている。一方、これらバーナ12
−1,12−2と相対するバーナ12−3,12−4
は、バーナ12−4が左側壁24寄りの後壁22に、そ
してバーナ12−3が中央よりやや右側壁23寄りの後
壁22に設置されている。この配置により、火炉1内に
はバーナ12−1と12−3からの噴流31aと、バー
ナ12−2と12−4からの噴流31bとによる2組の
旋回流を形成することができる。
【0016】その他、特に説明しない各部は前述の第1
の実施形態と同様に構成されている。
【0017】<第3の実施形態>図4は本発明の第3の
実施形態における最前流段バーナの配置と噴流の流れを
説明するための水平断面図である。
【0018】この第3の実施形態においては、最前流段
バーナを前壁21のほぼ中央に設置した1つのバーナ1
3−1と、このバーナと相対するように後壁22のほぼ
中央に設置した1つのバーナ13−2の2つで構成して
いる。これらバーナ13−1,13−2はその噴射方向
が火炉壁面に対してそれぞれ30〜80°偏向させて、
言い換えれば前壁21、後壁22に対してそれらの壁面
から前記角度ずらして設置されている。これにより、火
炉1内にはバーナ13−1による噴流32aと、この噴
流32aと交差しないバーナ13−2による噴流32b
とにより2つの旋回流を形成することができる。バーナ
13−1,13−2の噴出方向を壁面から30〜80°
の角度(壁面に立てた法線に対して10〜60°)とす
ることにより、これらバーナからの噴流によって火炉1
の水平断面のほぼ全てを網羅することができる。
【0019】その他、特に説明しない各部は前述の第1
の実施形態と同様に構成されている。
【0020】<第4の実施形態>図5は本発明の第4の
実施形態における最前流段バーナの配置と噴流の流れを
説明するための水平断面図である。
【0021】この第4の実施形態においては、最前流段
バーナを前壁21の右側壁23寄りにバーナ14−1
を、後壁22の左側壁24寄りにバーナ14−2をそれ
ぞれ中心軸をずらして設置するとともに、各バーナ14
−1,14−2の噴射方向を第3実施の形態と同様に、
火炉壁面に対して互いに30〜80°というようにずら
して設置し、それぞれの噴出方向が火炉1の水平断面の
中心方向に向けるようにしている。これにより、火炉1
内にはバーナ14−1,14−2からの噴流33により
上述した第1の実施の形態と同様な旋回流を形成するこ
とができる。
【0022】なお、上述した第3および第4の実施の形
態における最前流段のバーナの噴出方向は前記30〜8
0°の範囲で適宜変更できるようにしてもよい。適宜変
更できるようにすることにより、火炉1の出口で検出さ
れる一酸化炭素(CO)など未燃成分の量から最適な角
度を設定することができる。
【0023】<第5の実施形態>図6は本発明の第5の
実施形態における最前流段バーナの配置と噴流の流れを
説明するための水平断面図である。
【0024】この第5の実施形態においては、最前流段
バーナを前壁21と右側壁23とのコーナ部に設置した
バーナ15−1と、後壁22と左側壁24とのコーナ部
に設置したバーナ15−2とで構成したものである。な
お、効果的な噴流を得るために、各バーナ15−1,1
5−2の中心軸は互いにずらして噴出させる必要があ
る。これにより図示するような噴流34を得ることがで
き、火炉1のコーナ部を上昇する未燃成分などを抑制す
ることができる。なお、この第5の実施の形態において
は、1つの対角線上にバーナを設けているが、他方の対
角線上にも対向するようにバーナ、すなわち4つのコー
ナ部にそれぞれバーナを設けてもよい。
【0025】以上のように本発明になるボイラ装置で
は、排ガスの流れに沿って空気比1以上の複数のバーナ
段を有するので、各段の各バーナへの燃料量のアンバラ
ンスによって生じる未燃成分などを抑制するのに効果的
である。特に、低空気比燃焼をすると、燃料のアンバラ
ンスにより未燃成分が急激に増加してしまうが、これを
効率よく抑制することが可能であるため、単段燃焼にお
ける低空気比燃焼が容易に達成できる。この低空気比燃
焼が可能になると排ガス量を減少できるため、ボイラ火
炉を小さくすることができ、また排ガス処理設備および
空気供給系(送風機など)のコンパクト化が計れる。そ
して、単段燃焼によって増加するNOx濃度を抑制する
効果も生じる。
【0026】さらに、火炉の水壁表面を酸化剤である空
気によって覆うことができるため、特に微粉炭燃焼用の
ボイラにおいては、水壁表面への燃焼灰の衝突を防止
し、炉壁での灰付着によるスラッギングなどを抑制する
ことができる。また、硫黄分の多い燃料を用いた場合に
も、火炉水壁表面での硫黄化合物による反応を極力抑制
することができる。
【0027】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、本
発明によれば、排ガスの流れの最前流段に位置するバー
ナの噴射がボイラの水平断面内で旋回流を形成している
ので、炉内における混合を促進して、すり抜けを防止す
ることができる。すなわち、最前流側バーナで形成され
る旋回流は火炉の水平断面全体に拡がり、さらには後流
側バーナにも影響し、燃料量などのアンバランスによっ
て生じた未燃成分を多量に含む排ガスを巻き込み、火炉
内で均一なO濃度にすることができ、この結果、排ガ
ス中の未燃成分を減少させることができる。このため、
最前流段のバーナは最低2本設置すればよく、後流側バ
ーナの本数および配置に関係なく設置することができ、
ボイラ定格負荷に応じてバーナ容量と本数を自由に設定
でき、大容量バーナの採用も可能になる。大容量バーナ
の採用により制御面および経済面に有効である。
【0028】また、本発明によれば、最前流段に位置す
るバーナの中心軸を相対する壁部の中央から互いにずら
して設置したので、これらバーナにより形成される旋回
流は、上昇しながら後流側のバーナからの噴流を巻き込
み、火炉全体の混合を促進して、燃料量のアンバランス
により発生する未燃成分を抑制することができる。ま
た、本発明によれば、最前流段に位置するバーナの中心
軸が火炉の壁面に対して傾斜し、かつそれらの噴射方向
が交差しないように配置されているので、この配置によ
り、火炉内には2つの旋回流を形成することができるま
た、本発明によれば、最前流段に位置するバーナの中心
軸が火炉の壁面に対して傾斜し、かつそれらの噴射方向
が中心に向かうように設置されているので、火炉内には
バーナからの噴流により水平断面全体に拡がる旋回流を
形成することができる。
【0029】また、本発明によれば、最前流段に位置す
るバーナの中心軸の傾斜角度が火炉の壁面に対して30
〜80°に設定されているので、バーナからの噴流によ
って火炉の水平断面のほぼ全てを網羅することができ
る。
【0030】さらに、本発明によれば、バーナの傾斜角
度を調整すれば、バーナからの噴流によって火炉の水平
断面のほぼ全てを旋回流が網羅するように設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るボイラ火炉を
説明するための概略図である。
【図2】図1の最前流段のバーナの配置と噴流の流れを
説明するための火炉の水平断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における最前流段バ
ーナの配置と噴流の流れを説明するための火炉の水平断
面図である
【図4】本発明の第3の実施の形態における最前流段バ
ーナの配置と噴流の流れを説明するための火炉の水平断
面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態における最前流段バ
ーナの配置と噴流の流れを説明するための火炉の水平断
面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態における最前流段バ
ーナの配置と噴流の流れを説明するための火炉の水平断
面図である。
【図7】従来技術におけるボイラ火炉とバーナ配置を説
明するための概略図で、(a)は縦断側面図、(b)は
前壁側のバーナ配置を後壁側から見た状態で示す図、
(c)は火炉を水平に切断して示す水平断面図である。
【図8】従来技術における空気比と未燃成分との関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 火炉 2,11,13,14,15 バーナ 3 粉砕機 21 前壁 22 後壁 23 右側壁 24 左側壁 31,32,33,34 噴流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寳山 登 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 下郡 三紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 馬場 彰 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 Fターム(参考) 3K091 AA01 AA03 BB02 BB25 CC13 EC08 EC13 EC23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガスの流れに沿って相対する一対の火
    炉壁面にそれぞれ空気比が1以上の複数のバーナを複数
    段備えた対向燃焼型のボイラ装置において、 前記排ガスの流れの最前流段に位置するバーナは、各バ
    ーナからの噴射流がボイラの水平断面内で旋回するよう
    に設置されていることを特徴とするボイラ装置。
  2. 【請求項2】 前記最前流段に位置するバーナは、各バ
    ーナの中心軸が前記相対する火炉壁面の中央から互いに
    ずらして設置されていることを特徴とする請求項1記載
    のボイラ装置。
  3. 【請求項3】 前記最前流段に位置するバーナは、各バ
    ーナの中心軸が前記壁面に対して傾斜するように、か
    つ、各バーナの噴射方向が交差しないように配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  4. 【請求項4】 前記最前流段に位置するバーナは、各バ
    ーナの中心軸が前記壁面に対して傾斜するように、か
    つ、各バーナの噴射方向が中心に向かうように設置され
    ていることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  5. 【請求項5】 前記最前流段に位置するバーナの中心軸
    の傾斜角度は、前記壁面とのなす角が30〜80°であ
    ること特徴とする請求項3および4のいずれか1項に記
    載のボイラ装置。
  6. 【請求項6】 前記傾斜角度は変更可能に設定されてい
    ることを特徴とする請求項5記載のボイラ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187356A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Babcock Hitachi Kk 燃焼炉とボイラ装置
CN111365732A (zh) * 2020-02-28 2020-07-03 广东电科院能源技术有限责任公司 一种对冲锅炉燃尽风自适应控制方法、系统及设备

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