JP2002121471A - 塗料ベース剤及び重防食用塗料組成物 - Google Patents

塗料ベース剤及び重防食用塗料組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タール系重防食用塗料の塗装作業性に匹敵す
る付着性、防食性、耐衝撃性を具備した重防食用塗料、
及びそれに用いる塗料ベース剤。 【解決手段】 1分子中にアルコール性ヒドロキシ基を
2個以上含むポリオール樹脂又は1分子中にエポキシ基
を2個以上含むエポキシ樹脂からなる主剤100重量部
に対し、乾燥後の水分3重量%以下、灰分10重量%以
下の瀝青炭5〜200重量部、芳香族オリゴマー5〜2
00重量部及び芳香族炭化水素系溶剤20〜400重量
部を配合してなる塗料ベース剤。また、ポリオール樹脂
を主剤とする上記塗料ベース剤に、硬化剤のイソシアネ
ート基と塗料ベース剤のヒドロキシル基のモル比が0.
2〜2.0となるようにイソシアネート系硬化剤を配合
した重防食用ウレタン樹脂塗料。エポキシ樹脂を主剤と
する上記塗料ベース剤に、硬化剤のアミノ基と塗料ベー
ス剤のエポキシ基のモル比が0.2〜2.0となるよう
にアミン系硬化剤を配合した重防食用エポキシ樹脂塗
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼構造物、船舶、
鋼管等の防食塗料として広く利用されているエポキシ樹
脂塗料やウレタン樹脂塗料等の重防食用塗料組成物、及
びこれに用いる塗料ベース剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼構造物、鋼管、船舶、海洋構造
物などの重防食用途については、タールエポキシ樹脂塗
料、タールウレタン樹脂塗料等のタール系塗料が使用さ
れてきた。これらのタール系塗料は、非常に廉価である
他、乾燥硬化性が良好で、水分や酸素に対する優れた環
境遮断性に優れ、一度に乾燥膜厚500μm以上厚く塗
ることができる。また、耐水性、防食性、耐衝撃性及び
塗装作業性にも優れていることから、重防食用塗料とし
て永年にわたり使用され、使用実績も蓄積されている。
【0003】タール系塗料には、石炭をコールタールピ
ッチで加熱処理した膨潤炭が使用されている。この膨潤
炭は、付着性、乾燥性、可とう性が優れており、タール
系塗料以外にもコールタールエナメルの主原料として利
用されている。また、石炭自体の膨潤について研究され
ており、N−メチルピロリドン、ピリジン等の芳香族系
溶剤で膨潤することが知られている。
【0004】しかし、タール系塗料に含まれるコールタ
ールは、労働安全衛生法の特定化学物質等予防規則によ
る特別管理物質に該当し、タール系塗料は取り扱いに強
い規制を受けることになった。そこで、コールタールに
替えてキシレン樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂、フェ
ノール樹脂、クマロン樹脂、石油樹脂等のノンタール系
改質剤を用いた、いわゆる変性ウレタン樹脂塗料や変性
エポキシ樹脂塗料が防食性を要求される用途に使用され
るようになった。
【0005】しかしながら、ノンタール系改質剤を用い
た重防食用塗料では、主剤として使用する架橋樹脂と改
質剤との相溶性が低く、改質剤の添加量に制約があるた
め、従来の変性エポキシ樹脂塗料や変性ウレタン樹脂塗
料は、付着性などがタール系塗料より低いものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のター
ル系重防食用塗料の塗装作業性に匹敵する付着性、防食
性、耐衝撃性を具備した変性ウレタン樹脂塗料又は変性
エポキシ樹脂塗料、及びそれに用いる塗料ベース剤を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述した
ような石炭を事前にピッチ等の芳香族系重合物で加熱処
理した膨潤炭ではなく、塗料主剤としてのエポキシ樹脂
やポリオール樹脂に、未処理の石炭粉特に歴青炭を配合
する系について、各種変性剤を添加したり、各種溶剤で
希釈し、各濃度毎の主剤樹脂及び塗料の流動特性を調査
し、塗料としての安定性領域を検討した。その結果、歴
青炭に変性剤として芳香族オリゴマー及び芳香族系溶剤
を組み合わせることにより、事前の膨潤処理を必要とす
ることなく、塗料として適した不安定な膨潤状態とな
り、タールエポキシ樹脂塗料並みのチクソトロピー性を
有することを見出し、本発明に至った。
【0008】すなわち、本発明は、(a)1分子中にア
ルコール性ヒドロキシ基を2個以上含むポリオール樹脂
又は1分子中にエポキシ基を2個以上含むエポキシ樹脂
からなる主剤、(b)水分3重量%以下、灰分10重量
%以下の瀝青炭、(c)芳香族オリゴマー及び(d)芳
香族炭化水素系溶剤を必須成分とし、且つ主剤100重
量部に対し、瀝青炭5〜200重量部、芳香族オリゴマ
ー5〜200重量部及び(d)芳香族炭化水素系溶剤2
0〜400重量部を配合してなる塗料ベース剤である。
【0009】また、本発明は、1分子中にアルコール性
ヒドロキシ基を2個以上含むポリオール樹脂を主剤とす
る上記塗料ベース剤に、イソシアネート系硬化剤を配合
してなる二液型重防食用ウレタン樹脂塗料組成物であっ
て、イソシアネート系硬化剤のイソシアネート基(NC
O)と塗料ベース剤のヒドロキシル基(OH)のモル比
(NCO/OH)が0.2〜2.0である重防食用ウレ
タン樹脂塗料組成物である。
【0010】更に、本発明は、1分子中にエポキシ基を
2個以上含むエポキシ樹脂を主剤とする上記塗料ベース
剤に、アミン系硬化剤を配合する二液型の重防食用エポ
キシ樹脂塗料組成物であって、アミン系硬化剤のアミノ
基(NH2)と塗料ベース剤のエポキシ基(EP)のモ
ル比(NH2/EP)が0.2〜2.0である重防食用
エポキシ樹脂塗料組成物である。
【0011】本発明は、(a)主剤、(b)瀝青炭、
(c)芳香族オリゴマー及び(d)芳香族炭化水素系溶
剤を必須成分とする塗料ベース剤、並びにこの塗料ベー
ス剤と(e)硬化剤とからなる重防食用塗料組成物であ
るが、まず、これらに共通する成分である(b)成分で
ある瀝青炭について説明する。
【0012】本発明で使用する瀝青炭は、高炉コーク
ス、鋳物用コークス等の冶金用コークス製造の原料炭な
どとして用いられる炭化度の高い石炭である。瀝青炭に
は、非粘結性炭の他、弱粘結性炭、粘着性炭、強粘結性
炭等の粘結性炭があるが、本発明に使用する瀝青炭は粘
結性炭特に強粘結性炭が好ましい。この瀝青炭を100
〜200℃で乾燥、粉砕して使用する。通常、瀝青炭は
5〜20重量%の水分を含んでおり、そのまま使用する
と硬化剤のイソシアネートが水と反応するため、ポリオ
ールとの架橋反応が進まず、十分な防食性や塗膜強度が
出にくくなる。そのため、瀝青炭の水分は、少ないほど
好ましく、3重量%以下であることが必要である。ま
た、瀝青炭の灰分も少ないものが好ましく、多いものは
粉砕しにくく、塗料製造段階でも十分な分散ができない
ため、灰分は10重量%以下であることが必要である。
粉末度は通常の塗料成分と同程度でよいが、例えば実質
的に50μm以下であり、平均粒径としては5〜20μm
程度にするとよい。
【0013】また、(c)成分の芳香族オリゴマーとし
ては、変性エポキシ樹脂塗料等の重防食用塗料に使用さ
れるインデン−クマロン樹脂、キシレン樹脂、C9系樹
脂、フェノールノボラック樹脂、スチレン化フェノー
ル、ナフタリン系オリゴマーなどの芳香環骨格が主体と
なっている重量平均分子量が100〜5000程度の樹
脂が挙げられる。芳香族オリゴマーは歴青炭の充填効果
を高め、オリゴマー自体の性能例えば塗膜の耐水性、耐
衝撃性、可撓性を発揮し易くなる。分子量が200未満
ではオリゴマーとしての性能を発揮しずらくなり、塗膜
から滲み出し(ブリード)たり塗膜の形成がしずらくな
る。5000を超えると、粘着性が強くなりすぎてチキ
ソトロピーが低くなり施工性が悪くなる。芳香族オリゴ
マーは200重量部を超えて含有すると、ブリードが起
きたり塗膜の密着性が悪くなり、好ましくは10〜10
0重量部、より好ましくは20〜80重量部である。
【0014】(d)成分の芳香族炭化水素系溶剤は、
(b)成分の歴青炭と(a)成分の芳香族オリゴマーと
をなじませるためであり、特にキシレン、トルエンなど
が好ましい。芳香族炭化水素系溶剤は、加熱処理するこ
となく歴青炭の特に表面を安定なゲル(半溶解)状態と
し、タールエポキシ塗料並みのチクソトロピー性を発揮
できるようになる。脂肪族系溶剤やケトン系溶剤のみで
は歴青炭とのなじみが悪く、こうしたチクソトロピー性
を発揮できない。芳香族炭化水素系溶剤が400重量部
を超えると、顔料などを均一に分散した塗料として得る
ことができず、粘着性が低すぎて垂れてしまうし、チク
ソトロピー性や付着性も不十分となる。好ましくは、芳
香族炭化水素系溶剤を20〜100重量部にするとよ
い。なお、必要に応じて、芳香族炭化水素系溶剤に、例
えばメチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)等のケトン系溶剤、例えば酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等の脂肪族エステル系溶剤、又はこれら
の混合溶剤などを配合してもよい。
【0015】次に、(a)成分の主剤としては、ポリオ
ール樹脂又はエポキシ樹脂が使用される。主剤としての
ポリオール樹脂は、架橋塗膜を形成することが可能な2
個以上のアルコール性水酸基を1分子中にもつ通常のポ
リオールでよく、水酸基(OH)当量が100〜200
0程度のものであれば液状樹脂、固形樹脂を問わず使用
できる。また、各種の変性ポリオール、例えばビスフェ
ノールA型エポキシ骨格を有するエポキシポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ア
クリルポリオール、ひまし油ポリオールでもよく、更に
はキレート変性ポリオールや、これらの混合系でもよ
い。特に、防食性の観点からエポキシポリオールが好ま
しい。具体的には、ジイソプロパノールアミン、ジエタ
ノールアミン等のアルカノールアミンをビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ノポラックフェノール型エポキシ樹
脂等のエポキシ樹脂に付加反応させて得たエポキシポリ
オール、メタクリル酸のヒドロキシエステル等アルコー
ル性水酸基を有するアクリルモノマーをビニル重合させ
て得たアクリルポリオール、フタル酸等の2塩基酸とグ
リセリン等の多価アルコールを重縮合させて得たポリエ
ステルポリオール及び多価アルコールやビスフェノール
A等の多価フェノール類にエチレンオキサイドやプロピ
レンオキサイドを付加重合させて得たポリエーテルポリ
オールなどが挙げられる。特に、コストと性能のバラン
スの点から、ビスフェノールA型エポキシ樹脂にアルカ
ノールアミン、特にジイソプロパノールアミンを付加反
応させたエポキシポリオールが好ましい。
【0016】また、主剤としてのエポキシ樹脂は、架橋
塗膜を形成することが可能な2個以上のエポキシ基をも
つ通常のエポキシ樹脂でよく、エポキシ当量が180〜
2200からなるものを液状樹脂、固形樹脂を問わず使
用できる。特に、各種の変性エポキシ樹脂、例えばビス
フェノールA型(2,2'-ビス(4-ヒドロキシフェニル)
プロパン型)、ビスフェノールF型(ビス(4-ヒドロキシ
フェニル)メタン型)エポキシ樹脂、更にはキレート変性
エポキシ樹脂や、ダイマー酸変性エポキシ樹脂、プロピ
レンオキサイド変性エポキシ樹脂、スルフィド含有エポ
キシ樹脂等の特殊エポキシ樹脂などを単独で使用しても
よいし、2種以上を混合系で使用してもよい。また、無
溶剤型塗料とする場合は、低粘度化のために各種モノグ
リシジルエーテル、ジグリシジルエーテル等の反応性希
釈剤を併用することができるが、この場合2個以上のエ
ポキシ基を有する化合物は主剤として扱う。
【0017】(a)成分の主剤と(b)成分の瀝青炭と
の配合割合は、主剤100重量部に対し、瀝青炭5〜1
00重量部、好ましくは20〜60重量部である。瀝青
炭が5重量部に満たないと防食性能の向上が少なく、コ
スト的にも不利となる。一方、100重量部を超えると
比重が小さく架橋樹脂による瀝青炭表面の濡れ性が悪く
なり、塗膜に空隙ができるため密着力や塗膜強度が低下
する。
【0018】本発明の重防食用塗料組成物は、上記の塗
料ベース剤に(e)成分の硬化剤を配合したものである
が、その使用の態様により顔料や種々の添加剤や溶剤を
配合することができる。
【0019】本発明の重防食用塗料組成物は、重防食用
ウレタン樹脂塗料組成物と重防食用エポキシ樹脂塗料組
成物の2種類がある。重防食用ウレタン樹脂塗料組成物
は、塗料ベース剤として1分子中にアルコール性ヒドロ
キシ基を2個以上含むポリオール樹脂を主剤とする前記
塗料ベース剤を使用し、(e)成分の硬化剤としてイソ
シアネート系硬化剤を必須成分として配合するものであ
る。一方、重防食用エポキシ樹脂塗料組成物は、塗料ベ
ース剤として1分子中にエポキシ基を2個以上含むエポ
キシ樹脂を主剤とする前記塗料ベース剤を使用し、
(e)成分の硬化剤としてアミン系硬化剤を必須成分と
して配合するものである。
【0020】重防食用ウレタン樹脂塗料組成物に配合す
るイソシアネート硬化剤としては、イソシアネート基を
1分子中に2個以上有する化合物であればよく、汎用
型、難黄変型(紫外線暴露下での変色性)、無黄変型
(紫外線暴露下での変色性)など広く適用できる。汎用
型としては、トリレンジイソシアネート(以下、TDI
と略称する)、TDIのトリメチロールプロパン(以
下、TMPと略称する)アダクト物、TDIの3量化物
であるイソシアヌレート、4,4'-ジフェニルジフェニ
ルメタンジイソシアネート(以下、MDIと略称す
る)、ポリメリックジフェニルメタンジイソシアネート
(以下、ポリメリックMDIと略称する)などが挙げら
れる。また、難黄変型としては、キシリレンジイソシア
ネート(以下、XDIと略称する)が挙げられる。更
に、無黄変型としては、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(以下、HDIと略称する)、イソホロンジイソシア
ネート(以下、IPDIと略称する)、水添XDI及び
水添MDIなどが挙げられる。特に、コストと性能のバ
ランスの点から、TDIのTMPアダクト物及びポリメ
リックMDIが好ましい。
【0021】ここで、イソシアネート硬化剤の配合量
は、NCO/OHモル比で0.2〜2.0、塗膜性能の
面から0.5〜1.0が好ましい。本発明のウレタン樹
脂塗料組成物は、顔料、揺変剤、溶剤などを混合分散さ
せてなる塗料ベース剤と、イソシアネート系硬化剤との
二液から配合調製することがよく、使用前は2液となっ
ていて、使用直前に混合して調製することがよい。
【0022】重防食用エポキシ樹脂塗料組成物に配合す
るアミン系硬化剤としては、ポリアミド系硬化剤、脂肪
族若しくは芳香族アミン、又はこれらの各種変性アミン
(マンニッヒ変性、アダクト変性等)、ケチミン系硬化
剤などを使用できる。
【0023】アミン系の硬化剤の配合量は、アミノ基
(NH2)/エポキシ基(EP)モル比で0.2〜2.
0、塗膜性能の面から0.5〜1.0が好ましい。本発
明のエポキシ樹脂塗料組成物は、顔料、揺変剤、溶剤な
どを混合分散させた塗料ベース剤と、イソシアネート系
硬化剤との二液から配合調製することがよく、使用前は
2液となっていて、使用直前に混合して調製することが
よい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の重防食用塗料組成物は、
塗料ベース剤と硬化剤の二液から構成されるが、顔料、
揺変剤等の添加剤は、塗料ベース剤に混合分散すること
が好ましい。顔料としては、着色顔料、体質顔料や防錆
顔料などが挙げられる。着色顔料としては、例えば酸化
チタンやカーボンブラック、ベンガラ等の無機系着色顔
料が挙げられ、体質顔料としては、例えばタルク、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、クレー、シリカ、マイカな
どが挙げられる。また、ステンレス、MIO等の鱗片状
顔料も使用できる。防錆顔料としては、例えばアルカリ
性顔料である亜酸化鉛、鉛丹など、酸化性防錆顔料であ
るジンククロメート、ストロンチウムクロメートなど、
安定な化合物による防錆被膜層を形成するリン酸亜鉛、
リンモリブデン酸亜鉛、リン酸アルミニウムなどが挙げ
られる。
【0025】本発明の塗料ベース剤や塗料組成物には、
その他各種添加剤を配合することができる。例えば、顔
料分散剤、消泡剤、レベリング剤、タレ止め剤、脱水剤
等の添加剤が使用できる。なお、揺変剤は、塗装1回当
たりの膜厚を大きくし、塗膜のタレを小さくし、更に塗
装中の粘度を小さくし作業性を高める目的で添加される
ものであり、具体的には酸化ポリエチレンワックス、脂
肪酸アマイドワックス、有機ベントナイトなどが使用で
きる。
【0026】本発明の重防食用塗料組成物は、使用に際
して、二液型としては、例えば次のように適用できる。
すなわち、主剤、瀝青炭、芳香族オリゴマー、芳香族炭
化水素系溶剤を含む溶剤及び顔料その他通常の各種添加
剤等をボールミル等で所定の割合で混合分散させて塗料
ベース剤を製造したのち、この塗料ベース剤に、例えば
芳香族炭化水素系、脂肪族エステル系等の溶剤とともに
硬化剤を配合し、撹袢、混合して重防食塗料を調製する
ことができる。そして、この調製した重防食塗料を、被
塗装物の外面に適宜の乾燥膜厚み300μm程度となる
ようにエアレス塗装機又は刷毛などで塗装し、塗膜を硬
化させることにより、目的とする塗膜を形成することが
できる。
【0027】なお、従来の芳香族オリゴマーを配合した
ノンタール系塗料では、主剤の架橋樹脂との相溶性が低
く芳香族オリゴマーの添加量に制約があった。これに対
し、本発明の重防食用塗料組成物は、歴青炭を配合する
ことにより、芳香族オリゴマーとのゲル化状態を形成さ
せ、芳香族オリゴマーの添加量を増やすことが可能とな
った。それによって、空隙を埋め緻密な塗膜が形成さ
れ、防食に必要な耐水性、接着性、耐衝撃性に寄与する
改質剤の効果を十分引き出すことができるものと考えら
れる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により具体
的に説明する。なお、特に断りのない限り、部は重量部
を表し、%は重量%を表す。瀝青炭として、K−9炭
(ロシア産、水分0.34%、灰分9.7%、炭化度8
8.8%)、池島炭(日本産、水分1.56%、灰分6.
3%、炭化度81.3%)を使用した。瀝青炭は約15
0℃のロータリーキルンで乾燥したのち、アトマイザー
で粉砕し、粉砕度が実質的に50μm以下で、平均粒径
が10μm程度のものを使用した。なお、水分と灰分は
乾燥粉砕後に測定したものである。また、芳香族オリゴ
マーとして、クマロン樹脂(新日鐵化学製、エスクロ
ン、固形、重量平均分子量750〜800)、フェノー
ルノボラック樹脂(新日鐵化学製、エスキッド、液状、
重量平均分子量200〜500)、C9系石油樹脂(日石
化学製、ネオポリマーE−100、固形、重量平均分子
量800)及びキシレン樹脂(三菱ガス化学製、ニカノー
ルLLL、液状、重量平均分子量300〜350)を使
用した。
【0029】実施例1 主剤のポリオールとして、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(東都化成製、エポトートYD−128)にジイソプ
ロパノールアミン(市販特級試薬)を付加反応させて得た
ヒドロキシ基当量が202g/eqであるエポキシポリオー
ルの50%溶液(トルエン:MEK:MIBK=50:
30:20部の混合溶剤)を使用した。このエポキシポ
リオール50%溶液200部(エポキシポリオール10
0部)、瀝青炭としてK−9炭40部、扁平タルク36
0部、クマロン樹脂120部、溶剤としてトルエン60
部とメチルエチルケトン(MEK)60部を配合し、ディ
スパーで分散して塗料ベース剤を調製した。硬化剤とし
ては、ポリイソシアネートとしてイソシアネート基当量
が323g/eqであるトリレンジイソシアネート(TDI)
のトリメチロールプロパンアダクト物75%酢酸エチル
溶液(武田薬品工業製、タケネートD−103H)を使用
した。前記塗料ベース剤に前記硬化剤をNCO基/エポ
キシポリオール樹脂のOH基の配合量が0.8(モル比)
になるように配合し、撹拌混合して塗料を調製したの
ち、エアレス塗装機でブラスト鋼板に塗装しで試験片を
調製した。また、耐屈曲性用にはサンドペーパーによる
処理を行った鋼鈑に刷毛塗りをして試験片を調製した。
調製した塗料の評価は、JIS K5400に準じて行
った。なお、(1)密着性(2)耐衝撃性については下
記により評価した。配合及び評価結果を表1に示す。 (1)密着性:JIS K5400 9.1の耐塩水噴
霧性試験1カ月実施後の塗膜の密着力で評価した。密着
力測定はASTM D 4541に準拠し、引張り試験
機のクロスヘッドスピードは5mm/分とした。 (2)耐衝撃性:JIS K5400 8.3.2のデ
ュポン式の衝撃試験に準拠し、500gのおもりを50c
mから試験片に落下したとき塗膜の割れ・はがれがある
かどうかを評価した。評価基準は次のとおりである。 ○ : 塗膜の割れ・はがれなし × : 塗膜の割れ・はがれあり
【0030】実施例2 実施例1のK−9炭を10部、扁平タルク390部とし
た以外は、実施例1と同様の方法で塗料を調製し、評価
を行った。配合及び評価結果を表1に示す。
【0031】実施例1のK−9炭を80部、扁平タルク
320部とした以外は、実施例1と同様の方法で塗料を
調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表1に示
す。
【0032】実施例4 実施例1のクマロン樹脂の代わりにフェノールノボラッ
ク樹脂120部を使用した以外は、実施例1と同様の方
法で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を
表1に示す。
【0033】実施例5 実施例1のクマロン樹脂の代わりにC9系石油樹脂12
0部を使用した以外は実施例1と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表1に示す。
【0034】実施例6 実施例1のクマロン樹脂の代わりにキシレン樹脂120
部を使用した以外は、実施例1と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表1に示す。
【0035】実施例7 実施例1のクマロン樹脂を180部とした以外は、実施
例1と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合
及び評価結果を表1に示す。
【0036】実施例8 実施例1のK−9炭を80部、クマロン樹脂を180
部、扁平タルク320部とした以外は、実施例1と同様
の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結
果を表1に示す。
【0037】実施例9 実施例1のK−9炭の代わりに池島炭40部、クマロン
樹脂180部を使用した以外は、実施例1と同様の方法
で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表
1に示す。
【0038】実施例10 実施例1のK−9炭の代わりに池島炭80部、クマロン
樹脂180部、扁平タルク320部を使用した以外は、
実施例1と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。
配合及び評価結果を表1に示す。
【0039】比較例1 実施例1のK−9炭を使用せず、扁平タルク400部を
使用した以外は、実施例1と同様の方法で塗料を調製
し、評価を行った。配合及び評価結果を表2に示す。
【0040】比較例2 比較例1の扁平タルクを320部とした以外は、比較例
1と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合及
び評価結果を表2に示す。
【0041】比較例3 比較例1のクマロン樹脂を180部とした以外は、比較
例1と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合
及び評価結果を表2に示す。
【0042】比較例4 比較例1の扁平タルクを320部、クマロン樹脂180
部とした以外は、比較例1と同様の方法で塗料を調製
し、評価を行った。配合及び評価結果を表2に示す。
【0043】比較例5 比較例1のクマロン樹脂の代わりにフェノールノボラッ
ク樹脂120部を使用した以外は、比較例1と同様の方
法で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を
表2に示す。
【0044】比較例6 比較例1のクマロン樹脂の代わりにC9系石油樹脂12
0部を使用した以外は比較例1と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表2に示す。
【0045】比較例7 比較例1のクマロン樹脂の代わりにキシレン樹脂120
部を使用した以外は、比較例1と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表2に示す。
【0046】実施例11 塗料ベース樹脂としてエポキシ樹脂(東都化成製、エポ
トートYD−014、エポキシ当量950)100部、
瀝青炭としてK−9炭30部、クマロン樹脂90部、顔
料として扁平タルク370部、溶剤としてトルエン15
0部とMEK80部を配合し、ディスパーで分散して塗
料ベース剤を調製した。この塗料ベース剤に、硬化剤と
して変性ポリアミドアミン(大日本インキ化学工業
(株)製、商品名、ラッカマイドTD−973)をアミ
ノ基(NH2)/エポキシ基のモル比が0.8になるよ
うに配合し、撹拌混合して塗料を調製したのち、エアレ
ス塗装機でブラスト鋼板に塗装しで試験片を調製した。
得られた塗料の評価を実施例1と同様の評価方法により
行った。配合及び評価結果を表3に示す。
【0047】実施例12 実施例11のK−9炭を12部、扁平タルク388部と
した以外は、実施例11と同様の方法で塗料を調製し評
価を行った。配合及び評価結果を表3に示す。
【0048】実施例13 実施例11のK−9炭を70部、扁平タルク330部と
した以外は、実施例11と同様の方法で塗料を調製し評
価を行った。配合及び評価結果を表3に示す。
【0049】実施例14 実施例11のクマロン樹脂の代わりにフェノールノボラ
ック樹脂90部とした以外は、実施例11と同様の方法
で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表
3に示す。
【0050】実施例15 実施例11のクマロン樹脂の代わりにC9系石油樹脂9
0部を使用した以外は、実施例11と同様の方法で塗料
を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表3に示
す。
【0051】実施例16 実施例11のクマロン樹脂の代わりにキシレン樹脂90
部を使用した以外は、実施例11と同様の方法で塗料を
調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表3に示
す。
【0052】実施例17 実施例11のクマロン樹脂150部とした以外は、実施
例11と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配
合及び評価結果を表3に示す。
【0053】実施例18 実施例11のK−9炭70部、扁平タルク330部、ク
マロン樹脂150部とした以外は、実施例11と同様の
方法で塗料を調製し評価を行った。配合及び評価結果を
表3に示す。
【0054】実施例19 実施例11のK−9炭の代わりに池島炭30部、クマロ
ン樹脂150部を使用した以外は、実施例11と同様の
方法で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果
を表3に示す。
【0055】実施例20 実施例11のK−9炭の代わりに池島炭70部、扁平タ
ルク330部、クマロン樹脂150部を使用した以外
は、実施例11と同様の方法で塗料を調製し、評価を行
った。配合及び評価結果を表3に示す。
【0056】比較例8 実施例11のK−9炭を使用せず、扁平タルク400部
を使用した以外は、実施例11と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表4に示す。
【0057】比較例9 比較例8の扁平タルクを330部とした以外は、比較例
8と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合及
び評価結果を表4に示す。
【0058】比較例10 比較例8のクマロン樹脂を150部とした以外は、比較
例8と同様の方法で塗料を調製し、評価を行った。配合
及び評価結果を表4に示す。
【0059】比較例11 比較例8のクマロン樹脂を150部、扁平タルクを33
0部とした以外は、比較例8と同様の方法で塗料を調製
し、評価を行った。配合及び評価結果を表4に示す。
【0060】比較例12 比較例8のクマロン樹脂の代わりにフェノールノボラッ
ク樹脂90部を使用した以外は、比較例8と同様の方法
で塗料を調製し、評価を行った。配合及び評価結果を表
4に示す。
【0061】比較例13 比較例8のクマロン樹脂の代わりにC9系石油樹脂90
部を使用した以外は、比較例8と同様の方法で塗料を調
製し、評価を行った。配合及び評価結果を表4に示す。
【0062】比較例14 比較例8のクマロン樹脂の代わりにキシレン樹脂90部
を使用した以外は、比較例8と同様の方法で塗料を調製
し、評価を行った。配合及び評価結果を表4に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】
【発明の効果】本発明は、従来の変性エポキシ樹脂塗料
又は変性ウレタン樹脂塗料に瀝青炭を配合することによ
り、改質剤である芳香族オリゴマーとのゲル化状態を形
成し、空隙を埋め緻密な塗膜が形成され、防食に必要な
耐水性、接着性、耐衝撃性に寄与する改質剤の効果を十
分引き出すことができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 秀吉 福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46− 80 新日鐵化学株式会社九州製造所内 Fターム(参考) 4J038 CG141 CH121 CM032 CR012 DA062 DA102 DB061 DB071 DB351 DB391 DB401 DB471 DD141 DF021 DF061 DG111 DG131 DG161 DG191 DG271 DG281 DG291 DH002 GA03 HA026 JA05 JB02 JB06 JB18 KA03 KA06 KA08 KA20 MA14 NA03 NA11 NA12 NA24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1分子中にアルコール性ヒドロキ
    シ基を2個以上含むポリオール樹脂又は1分子中にエポ
    キシ基を2個以上含むエポキシ樹脂からなる主剤、
    (b)水分3重量%以下、灰分10重量%以下の瀝青
    炭、(c)芳香族オリゴマー及び(d)芳香族炭化水素
    系溶剤を必須成分とし、且つ主剤100重量部に対し、
    瀝青炭5〜200重量部、芳香族オリゴマー5〜200
    重量部及び芳香族炭化水素系溶剤20〜400重量部を
    配合してなる塗料ベース剤。
  2. 【請求項2】 1分子中にアルコール性ヒドロキシ基を
    2個以上含むポリオール樹脂を主剤とする請求項1記載
    の塗料ベース剤に、イソシアネート系硬化剤を配合して
    なる二液型重防食用ウレタン樹脂塗料組成物であって、
    イソシアネート系硬化剤のイソシアネート基(NCO)
    と塗料ベース剤のヒドロキシル基(OH)のモル比(N
    CO/OH)が0.2〜2.0である重防食用ウレタン
    樹脂塗料組成物。
  3. 【請求項3】 1分子中にエポキシ基を2個以上含むエ
    ポキシ樹脂を主剤とする請求項1記載の塗料ベース剤
    に、アミン系硬化剤を配合する二液型の重防食用エポキ
    シ樹脂塗料組成物であって、アミン系硬化剤のアミノ基
    (NH2)と塗料ベース剤のエポキシ基(EP)のモル
    比(NH2/EP)が0.2〜2.0である重防食用エ
    ポキシ樹脂塗料組成物。
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