JP2002120809A - 物品供給装置の供給エラー検出機構 - Google Patents

物品供給装置の供給エラー検出機構

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JP2002120809A
JP2002120809A JP2000314212A JP2000314212A JP2002120809A JP 2002120809 A JP2002120809 A JP 2002120809A JP 2000314212 A JP2000314212 A JP 2000314212A JP 2000314212 A JP2000314212 A JP 2000314212A JP 2002120809 A JP2002120809 A JP 2002120809A
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Koji Namiki
興治 並木
Hideho Miyake
秀穂 三宅
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Pioneer Corp
Pioneer FA Corp
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Pioneer FA Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品供給装置において、供給対象の物品の形
状が小さい場合であっても、確実にその供給エラーを検
出することが出来るエラー検出機構を提供する。 【解決手段】 走行路に沿って走行されるエンボスベル
ト17Aの嵌合穴17Aa内に電子部品Pを供給する電
子部品供給装置1に取り付けられて電子部品Pが嵌合穴
17Aa内に完全に嵌合されていないことを検出する供
給エラー検出機構であって、エンボスベルト17Aの走
行路に近接する位置で嵌合穴17Aa内に嵌合された電
子部品Pとは係合しないが嵌合穴17Aa内に完全に嵌
合していない電子部品Pと係合する位置に移動自在に設
置された供給エラー検出用プレート17Cと、この供給
エラー検出用プレート17Cが持ち上げられたことを検
知する光ファイバセンサ17Eとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、部品などの物品
を所要の部位に供給するための物品供給装置において、
物品の供給エラーを検出するための機構に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、製品の組立ラ
インに部品を供給するためのテーピングや組立ラインに
おける部品の組み立ての際に、部品が適正な位置にテー
ピングされたり製品の適正な位置に組み付けられるよう
に、供給される部品に対して正確な位置決めが要求され
る。
【0003】例えば、電子機器に取り付けられる半導体
チップ等の小型の電子部品などは、組立ラインに供給す
るために、先ず、帯状のリボンやテープ等に所定の向き
に整列された状態でテーピング(仮止め)される。
【0004】また、この電子部品が組立ラインにおいて
プリント基板や半導体基板等に取り付けられる際に、そ
のプリント基板や半導体基板等の取付部位に正確に適合
するように、電子部品の位置や向きの矯正が行われる。
【0005】このような部品の位置や向きの矯正は、通
常、部品の供給を行う装置によって自動的に行われてい
るが、外形寸法が数mmしかないようなチップ状電子部
品等の極小型の部品については、その位置決めや向きの
矯正が特に難しいためにエラーが出易く、エラーが発生
した場合には迅速にそのエラーを検出して、対処する必
要がある。
【0006】しかしながら、上記のようなチップ状電子
部品等の極小型の部品については、その形状が小さいた
めにその位置や姿勢が検出し難く、このため、供給エラ
ーが生じた場合にそのエラーの発生が検出されずに、そ
の後の工程に重大な支障を来す場合が生じる虞がある。
【0007】この発明は、上記のような電子部品などの
物品を供給する装置における従来の問題点を解決するた
めに為されたものである。すなわち、この発明は、物品
供給装置において、供給対象の物品の形状が小さい場合
であっても、確実にその供給エラーを検出することが出
来るエラー検出機構を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による物品供
給装置の供給エラー検出機構は、上記目的を達成するた
めに、走行路に沿って走行される所要の部位に物品を供
給する物品供給装置に取り付けられて供給対象物品が所
要の部位の定位置に位置していないことを検出する供給
エラー検出機構であって、前記所要の部位の走行路に近
接する位置でこの所要の部位の定位置に位置する供給対
象物品とは係合しないが定位置に位置していない供給対
象物品と係合する位置に移動自在に設置された係合部材
と、この係合部材が移動されたことを検知する移動検知
部材とを備えていることを特徴としている。
【0009】この第1の発明による物品供給装置の供給
エラー検出機構は、供給対象物品が所要の部位、例えば
搬送ベルトの搬送位置に供給されてこの搬送ベルトの走
行にともなって搬送方向に走行される際に、供給エラー
によって、この供給された供給対象物品が所要の部位の
定位置に位置決めされないまま走行されると、この供給
対象物品が、所要の部位の走行路に近接する位置に移動
自在に設置された係合部材と係合して、この係合部材
を、その定位置から移動させる。
【0010】そして、この定位置から移動した係合部材
が移動検知部材によって検知されて、所要の部位への供
給対象物品の供給エラーが検出される。
【0011】以上のように、この第1の発明によれば、
供給対象物品の供給エラーの発生の検出を、供給対象物
品の位置を直接検出する代わりに、この供給エラーが発
生した供給対象物品と係合してその定位置から移動され
る係合部材を検出することによって行うようにしたこと
により、供給対象物品が、その外形寸法が数ミリメート
ル程度の例えばチップ状電子部品のような極小型の物品
であるような場合であっても、供給エラーの発生が確実
に検出され、供給エラーの発生の検出ミスによって後の
工程におけるトラブルの発生を未然にかつ確実に防止す
ることが出来るようになる。
【0012】第2の発明による物品供給装置の供給エラ
ー検出機構は、前記目的を達成するために、第1の発明
の構成に加えて、前記所要の部位が、走行されるベルト
に形成された供給対象物品を収容するための嵌合凹部で
あり、係合部材が、このベルトの走行路上において供給
対象物品が挿入される嵌合凹部の開口部に近接する位置
に掛け渡されたプレート部材であることを特徴としてい
る。
【0013】この第2の発明による物品供給装置の供給
エラー検出機構によれば、供給対象物品がベルトに形成
された嵌合凹部内に完全に収容されずに開口部から外方
に突出した状態のまま走行すると、この供給対象物品が
ベルトの走行路上に掛け渡されたプレート部材と係合し
てプレート部材を持ち上げることにより、供給対象物品
がベルトの嵌合凹部内の定位置に位置されていない状
態、すなわち供給エラーが検出される。
【0014】これによって、プレート部材の形状が供給
対象物品と比較して十分に大きくなるように設定するこ
とによって、供給対象物品が小さい形状のものであって
も、確実にその供給エラーを検出することが出来るよう
になる。
【0015】第3の発明による物品供給装置の供給エラ
ー検出機構は、前記目的を達成するために、第1の発明
の構成に加えて、前記移動検知部材が、検知用光線の経
路が定位置に位置していない係合部材によって遮られる
位置に配置された光ファイバセンサであることを特徴と
している。
【0016】この第3の発明による物品供給装置の供給
エラー検出機構によれば、供給エラーによって定位置に
位置していない供給対象物品と係合して係合部材がその
定位置から移動すると、この係合部材が、光ファイバセ
ンサの検知用光線の経路を遮るので、供給エラーが発生
したことが確実に検知される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。なお、この発明は、部品などの様々な物品の
供給を行う物品供給装置について実施が可能であり、ま
た、部品のテーピングのみならず部品を製品の組立ライ
ンに直接供給するような装置についても適用が可能であ
るが、下記においては、この発明を、チップ状電子部品
を出荷や組立ラインへの供給のためのテーピングに使用
される電子部品供給装置に実施した例について説明を行
う。
【0018】図1は、この発明による供給エラー検出機
構が取り付けられる電子部品供給装置(物品供給装置)
の一例を示す平面図である。
【0019】この図1において、電子部品供給装置1の
基台2上のほぼ中央部に、水平面内において軸回りに回
転する回転テーブル3Aを備えた回転駆動部3が配置さ
れており、この回転テーブル3Aの外周部の8箇所の等
角度間隔位置に、それぞれ部品保持部4が取り付けら
れ、さらに回転テーブル3Aの上面中央部に吸引機構5
が取り付けられている。
【0020】そして、基台2上において回転駆動部3を
囲む円周上の等角度間隔位置に、図1において回転駆動
部3の右側方位置から反時計回り方向に順に、部品吸着
部11,吸着検出部12,部品方向検出部13,部品方
向矯正部14,センタリング部15,部品確認部16,
部品供給部17,部品供給確認部18が配置されてい
る。
【0021】基台2上には、さらに、部品供給部17の
図1において右側方に、電子部品をテープに仮止めする
テーピング部20が配置されている。
【0022】図2は、回転駆動部3を示す側面図であ
る。この図2において、回転テーブル3Aは、基台2上
に固定された支持フレーム3Bのモータベース3Ba上
に直立向きに支持されたDDモータ3Cの回転軸にその
中心が取り付けられて、水平向きに回転自在に支持され
ている。
【0023】この回転テーブル3Aの下方の間隔を空け
た固定位置に、DDモータ3Cに外嵌された支持盤3D
が、モータベース3Ba上に立設された四本の支柱3B
bによって回転テーブル3Aと同軸状に支持されてお
り、さらに、この支持盤3Dと回転テーブル3Aとの間
に、昇降盤3Eが回転テーブル3Aと同軸状に配置され
て、後述する昇降機構3Fによって昇降自在に支持され
ている。
【0024】昇降盤3Eを支持する昇降機構3Fは、モ
ータベース3Baの下方において支持フレーム3Bに回
転軸が水平向きになるように支持されたステッピングモ
ータ3Faと、このステッピングモータ3Faの回転軸
に取り付けられてモータベース3Baの下方の中央位置
に配置されるとともに垂直面内において回転される図3
に示されるようなカム3Fbと、このカム3Fbとモー
タベース3Baとの間に昇降自在に配置されたリフトプ
レート3Fcと、このリフトプレート3Fcの下面に取
り付けられてカム3Fbの外周面に対して転動自在に接
触される従動ローラ3Fdと、リフトプレート3Fc上
に立設されてそれぞれ支持フレーム3Bの支柱3Bb内
を同軸状に貫通して昇降盤3Eに連結された四本のスラ
イドシャフト3Feとから構成されている。
【0025】そして、この昇降機構3Fは、カム3Fb
がステッピングモータ3Faによって両方向にステップ
回転されて、従動ローラ3Fdを介してリフトプレート
3Fcが昇降され、スライドシャフト3Feが軸方向に
スライドされることによって、昇降盤3Eを昇降させる
ようになっている。
【0026】図4は、部品保持部4を示す側面図であ
り、図5はその正面図である。この図4および5におい
て、回転テーブル3Aの外周部の8箇所に取り付けられ
た各部品保持部4は、それぞれ、回転テーブル3Aの径
方向に沿って外方に水平向きに突出する支持アーム4A
に、鉛直向きに延びるノズルシャフト4Bとガイドシャ
フト4Cが、その軸方向に沿ってスライド自在に取り付
けられている。
【0027】そして、このノズルシャフト4Bとガイド
シャフト4Cは、互いの上端部が支持アーム4Aの上方
に位置されるホルダ4Dによって連結され、また、互い
の下端部が支持アーム4Aの下方に位置されるホルダ4
Eによって連結されて、支持アーム4Aに対して上下向
きに一体的にスライドされるようになっている。
【0028】ノズルシャフト4Bには、その下端面に、
後述するようにチップ状電子部品を吸着して水平な状態
に保持するノズル4Baが設けられ、上端部に吸引ホー
ス連結部4Bbが設けられている。
【0029】支持アーム4Aの上方に位置するホルダ4
Dと支持アーム4Aとの間には、それぞれの側方に配置
された一対の引張りばね4Fが介装されていて、ノズル
シャフト4Bおよびガイドシャフト4Cを支持アーム4
Aに対して下向きにスライドする方向に付勢している。
【0030】そして、支持アーム4Aの下方に位置する
ホルダ4Eの内端部(図4において左側端部)には、カ
ムフォロア4Gが、支持アーム4Aの長手方向に沿った
水平向きの軸線を中心に回転自在に取り付けられてい
る。
【0031】この部品保持部4は、図2に示されるよう
に、回転テーブル3Aの8箇所の取付位置において、そ
れぞれ、支持アーム4Aの内端部(図4において左側端
部)が回転テーブル3Aの上面に固定されて、その長手
方向が回転テーブル3Aの径方向外方に延びるように取
り付けられ、このとき、ホルダ4Eの内端部に取り付け
られたカムフォロア4Gが、回転駆動部3の昇降盤3E
の外周面上に当接されてこの昇降盤3E上を転道する位
置に位置されている。
【0032】そして、ノズルシャフト4Bの吸引ホース
連結部4Bbに、吸引機構5に連結された吸引ホース6
が連結されている。
【0033】吸引機構5は、図6の片側断面図において
示されるように、回転テーブル3Aの中心部上面に同軸
状に配置されて回転テーブル3Aに対して一体回転する
ように固定された回転リング5Aと、この回転リング5
A上に同軸状に配置されて中心部がDDモータ3Cの固
定部分に回転不能にかつ上下動自在に連結されて下面が
回転リング5Aの上面に摺接されている固定プレート5
Bと、この固定プレート5Bの上方に間隔を開けて同軸
状に配置されて中心部がDDモータ3Cの固定部分に固
定された支持プレート5Cと、支持プレート5Cの下面
に上端部が固定され上端部が固定プレート5Bの上面に
嵌合されることによって支持プレート5Cと固定プレー
ト5Bとの間に鉛直向きに延びるように介装された複数
本(図示の例では4本)のシャフト5Dと、このシャフ
ト5Dにそれぞれ外嵌されることにより固定プレート5
Bと支持プレート5Cの間に介装されて固定プレート5
Bを下方向に付勢する圧縮ばね5Eとから構成されてい
る。
【0034】図7は、回転リング5Aを片側を断面して
示す側面図であり、図8はこの回転リング5Aの平面図
である。この図7および8において、回転リング5A
は、その外周部の8箇所の等角度間隔位置に、吸引ホー
ス6(図2参照)が連結される吸引ホース連結部5Aa
が形成されている。
【0035】そして、この回転リング5Aの上面の各吸
引ホース連結部5Aaに対応する位置に、同一の円周上
に配列された8個の円弧状の溝5Abが等間隔に形成さ
れていて、各溝5Abが対応する吸引ホース連結部5A
aにそれぞれ連通孔5Acを介して連通されている。
【0036】図9は、固定プレート5Bを示す底面図で
あり、図10はこの回転リング5Aの側断面図である。
この図9および10において、固定プレート5Bは、そ
の上面の8箇所の等角度間隔位置に、図示しない真空ポ
ンプに接続された吸引ホース7(図6参照)が連結され
る吸引ホース連結部5Baがそれぞれ形成されている。
【0037】固定プレート5Bの底面には、回転リング
5Aの溝5Abが配列されている円周と同一の径を有す
る円周上に配列された8個の円弧状の溝5Bbが等間隔
に形成されていて、各溝5Bbが対応する各吸引ホース
連結部5Baにそれぞれ連通孔5Bcを介して連通され
ている。そして、この固定プレート5Bの底面の外周部
の溝5Bbを囲む部分には、リング状のシール材5Bd
が貼着されている。
【0038】この固定プレート5Bの各溝5Bbは、回
転リング5Aがその回転にともなって後述するような工
程位置に位置された際に、回転リング5Aの各溝5Ab
に対してそれぞれ一対一の関係で連通され、回転リング
5Aが各工程位置間を回転するときには、各溝5Bbが
回転リング5Aの互いに隣接する二つの溝5Abに跨っ
た状態で連通されるようになっている。
【0039】そして、この溝5Bbと溝5Ab間の密閉
は、シール材5Bdによって保持され、さらに、固定プ
レート5Bと支持プレート5Cとの間に介装された圧縮
ばね5Eによって固定プレート5Bが回転リング5Aに
押圧される方向に付勢されることにより、その密閉度が
確保されている。
【0040】回転リング5Aの各吸引ホース連結部5A
aには、一端部が部品保持部4のノズルシャフト4Bの
吸引ホース連結部4Bbに連結された吸引ホース6の他
端部がそれぞれ連結されている。
【0041】固定プレート5Bの吸引ホース連結部5B
aには、図示しない真空ポンプに接続された吸引ホース
7が、支持プレート5Cに形成された貫通孔に挿通され
て支持された状態で、上方から連結されている。
【0042】そして、この吸引ホース7のうち、部品確
認部16と部品供給部17に対応して形成されている吸
引ホース連結部5Baおよび溝5Bbに接続されている
吸引ホース7には、図示しない電磁弁が取り付けられて
いて、吸引ホース7による吸引がオン・オフされるよう
になっている。
【0043】電子部品吸着部11は、基台2上の図1に
おいて右上の部分に配置された電子部品給送部11Aか
ら給送されてくる図11に示されるような電子部品P
を、部品保持部4に一個ずつ吸着させる機構であり、図
1から分かるように、電子部品給送部11Aから部品給
送ライン11Bが、電子部品吸着部11と対向する位置
に位置された部品保持部4の下方に延びて、電子部品P
を後述する吸着位置に給送するようになっている。
【0044】吸着検出部12は、電子部品吸着部11に
おいて部品保持部4に電子部品Pが吸着されて保持され
たか否かを検出する機構であり、光ファイバセンサ12
Aによって、部品保持部4のノズル4Baに電子部品P
が保持されているか否かを検出するようになっている。
【0045】部品方向検出部13は、電子部品吸着部1
1において部品保持部4に保持されている電子部品Pの
向きを検出する機構であり、カメラ部13Aを備えてい
て、このカメラ部13Aによって撮影されたノズル4B
aに保持されている電子部品Pの画像を制御装置の画像
解析プログラムによって解析することにより、その電子
部品Pの向きを検出するようになっている。
【0046】部品方向矯正部14は、電子部品吸着部1
1において部品保持部4に吸着された電子部品Pの向き
が設定された向きと異なる場合に、この電子部品Pの向
きを設定された向きに揃うように矯正する機構であり、
図示しないステッピングモータによって正逆両方向に回
転される部品ホルダ14Aを備えていて、この部品ホル
ダ14Aに部品保持部4に保持された電子部品Pを係止
して一体的に回転させることにより、電子部品Pの向き
を矯正するようになっている。
【0047】センタリング部15は、部品方向矯正部1
4において方向の矯正が行われた電子部品Pを部品保持
部4に保持された状態でセンタリングする機構であっ
て、部品保持部4のノズル4Baが下降位置に位置され
た際に、図示しないカム構造によって作動されるスライ
ドプレート15Aによって、ノズル4Baに保持されて
いる電子部品Pをその四方から押圧することにより、電
子部品Pのノズル4Baに対する保持位置の矯正(セン
タリング)を行うようになっている。
【0048】部品確認部16は、センタリング部15に
おけるセンタリングの後、電子部品Pが部品保持部4か
ら落下したり部品保持部4に正しい姿勢で吸着されてい
るか否かを検出する機構であり、光ファイバセンサ16
Aによって、部品保持部4のノズル4Baに保持された
電子部品Pの有無および姿勢の検出を行うようになって
いる。
【0049】そして、この部品確認部16は、部品保持
部4のノズル4Baに設定された姿勢で保持されていな
い電子部品Pを投下するための図示しない廃棄ボックス
を備えている。
【0050】部品供給部17は、部品保持部4に吸着さ
れている電子部品Pをテーピングのためのエンボスベル
トに装着する第7の工程を行う部分である。
【0051】この部品供給部17は、図1に示されるよ
うに、この部品供給部17の上方に位置される部品保持
部4のノズルシャフト4Bの真下位置に、回転テーブル
3Aの回転方向に対する接線方向に沿って走行するよう
に、エンボスベルト17Aが配置されている。
【0052】このエンボスベルト17Aは、図1の左側
からテーピング部20の方向にエンドレスで走行される
ようになっており、その表面に、電子部品Pの外形とほ
ぼ同じ形状を有していて後述するように電子部品Pが嵌
合される嵌合穴17Aaが、ベルトの走行方向に沿って
等間隔に、かつ、長手方向がエンボスベルト17Aの幅
方向に向くように形成されている。
【0053】そして、このエンボスベルト17Aは、図
示しないステッピングモータによって、部品供給部17
の上方に位置決めされた部品保持部4のノズルシャフト
4Bの真下に嵌合穴17Aaが順次位置決めされるよう
に、走行駆動されるようになっている。
【0054】この部品供給部17には、さらに、図12
に拡大して示されるように、部品保持部4による電子部
品Pのエンボスベルト17Aへの供給位置の直ぐ下流側
の位置において、エンボスベルト17Aの走行路を形成
するフレーム17B上の、部品供給部17の走行路の上
方を直角向きに交差するとともに、エンボスベルト17
Aの上面およびこのエンボスベルト17Aの嵌合穴17
Aa内に嵌合された電子部品Pの上面と僅かの間隔を開
けて対向する位置に、供給エラー検出用プレート17C
が、フレーム17Bの上面から上方に離間自在に載置さ
れている。
【0055】この供給エラー検出用プレート17Cのエ
ンボスベルト17Aの走行方向において下流側の端面
は、フレーム17B上に固定されたカバープレート17
Dに当接されており、また、フレーム17B上に設けら
れた図示しない突起に係合することによって、フレーム
17B上の上述した定位置に位置決めされている。
【0056】さらに、フレーム17B上には、エンボス
ベルト17Aを挟んで供給エラー検出用プレート17C
の両側に位置するように配置された一対の検出ヘッド1
7Ea,17Ebを有する光ファイバセンサ17Eが取
り付けられている。
【0057】そして、この一対の検出ヘッド17Eaと
17Ebは、その間で照射される光線の経路が定位置に
ある供給エラー検出用プレート17Cの上面の直ぐ上方
を通過する位置に取り付けられている。
【0058】部品供給確認部18は、部品保持部4に保
持されたままになっている電子部品Pを検出する機構で
あり、光ファイバセンサ18Aによって、部品供給部1
7において供給が行われずにノズル4Baに保持された
ままになっている電子部品Pを検出するようになってい
る。
【0059】テーピング部20は、部品供給部17から
嵌合穴17Aaに電子部品Pが嵌合された状態で走行さ
れてくるエンボスベルト17Aに粘着テープTを張り合
わせて、この嵌合穴17Aa内に嵌合されている電子部
品Pを粘着テープTにテーピング(仮止め)する構成に
なっている。
【0060】次に、供給エラー検出機構の作動を、電子
部品供給装置1の部品供給動作と合わせて説明する。
【0061】電子部品供給装置1の部品供給は、回転駆
動部3において、DDモータ3Cの駆動により、回転テ
ーブル3Aが45度ずつあらかじめ設定された時間間隔
ごとにステップ回転されて、回転テーブル3Aの外周部
に配置されたそれぞれの部品保持部4が、電子部品吸着
部11,吸着検出部12,部品方向検出部13,部品方
向矯正部14,センタリング部15,部品確認部16,
部品供給部17,部品供給確認部18に対向する位置に
順次移動して、各工程を経ることにより、連続的に行わ
れる。
【0062】このとき、回転テーブル3Aのステップ回
転によって各部品保持部4が各工程位置間を移動してい
る間は、回転駆動部3の昇降機構3Fのリフトプレート
3Fcがカム3Fbによって上昇位置に位置されていて
(図2に図示されている状態)、これにより、上昇位置
にある昇降盤3E上を転動する各部品保持部4のカムフ
ォロア4Gがその上昇位置に支持されて、ノズルシャフ
ト4Bが上昇位置に保持される。
【0063】そして、各部品保持部4が、電子部品吸着
部11および吸着検出部12,部品方向検出部13,部
品方向矯正部14,センタリング部15,部品確認部1
6,部品供給部17,部品供給確認部18とそれぞれ対
向する位置に位置決めされた際に、DDモータ3Cの駆
動に同期して昇降機構3Fのステッピングモータ3Fa
が駆動され、カム3Fbのカム面に沿って従動ローラ3
Fdが下降してリフトプレート3Fcおよび昇降盤3E
が下降位置に位置されることにより、各部品保持部4の
ノズルシャフト4Bが引張りばね4Fの付勢力によって
下降されて、各部における後述するような各動作位置に
位置される。
【0064】昇降機構3Fは、上記の下降動作の後、設
定時間が経過すると、上記と反対方向に駆動され、カム
3Fbのカム面に沿って従動ローラ3Fdが上昇されて
リフトプレート3Fcおよび昇降盤3Eが上昇位置に位
置されることにより、カムフォロア4Gが持ち上げられ
ることによって、各部品保持部4のノズルシャフト4B
が上昇される。
【0065】そして、この昇降機構3Fの上昇動作に同
期して、DDモータ3Cが駆動されて回転テーブル3A
がステップ回転されることにより、各部品保持部4が次
の工程位置に移動される。なお、DDモータ3Cとステ
ッピングモータ3Faの同期制御は、図示しない制御装
置によって行われる。
【0066】さらに、この電子部品供給装置1の部品供
給動作時には、吸引機構5の固定プレート5Bの溝5B
bにそれぞれ接続された各吸引ホース7(図6,9,1
0参照)が連結されている図示しない真空ポンプが駆動
されて、各吸引ホース7による吸引が行われる。
【0067】以上のような電子部品供給装置1の駆動が
開始されると、部品供給動作の第1工程が行われる電子
部品吸着部11において、電子部品給送部11Aに搬入
された電子部品Pが、この電子部品給送部11Aにおい
て発生される遠心力によって一列に整列されて、部品給
送ライン11Bに沿って部品保持部4による吸引位置に
向けて給送される。
【0068】このとき、部品給送ライン11Bを給送さ
れる電子部品Pは、表向き(図11において端子Paが
下側になる向き)の状態で、かつ、その長手方向が給送
方向に沿う向きに整列される。
【0069】そして、部品保持部4による吸引位置(以
下、第1工程位置という)において、この第1工程位置
に部品保持部4が回転テーブル3Aのステップ回転によ
って位置決めされると、前述したように昇降機構3Fの
作動によってノズルシャフト4Bが下降されて、その下
端部に設けられているノズル4Baが、部品給送ライン
11Bによって給送されてきた先頭の電子部品Pの上面
にほぼ接触する高さ位置に位置される。
【0070】このとき、吸引機構5の固定プレート5B
の電子部品吸着部11に対応して形成されている溝5B
bと、そのとき第1工程位置に位置されている部品保持
部4に対応して回転リング5Aに形成されている溝5A
bとが一対一の対応で連通されて、部品保持部4のノズ
ル4Baが、ノズルシャフト4Bおよび吸引ホース6,
回転リング5Aの溝5Ab,固定プレート5Bの溝5B
b,吸引ホース7を介して真空ポンプによる吸引を行っ
ていることによって、第1工程位置に給送されてきた先
頭の電子部品Pが、下降位置にある部品保持部4のノズ
ル4Baによって一個ずつ吸着される。
【0071】この後、回転駆動部3の昇降機構3Fが前
述したような上昇動作を行うことによって、部品保持部
4のノズルシャフト4Bが上昇されて、ノズル4Baに
吸着された電子部品Pが部品給送ライン11Bから持ち
上げられる。
【0072】そして、この後、前述したように回転駆動
部3のDDモータ3Cの駆動によって回転テーブル3A
がステップ回転されることにより、部品保持部4は、第
1工程位置から次の吸着検出部12に対向する位置(以
下、第2工程位置)に移動されて、位置決めされる。
【0073】この回転テーブル3Aのステップ回転によ
って部品保持部4が移動される際にも、吸引機構5の回
転リング5Aの溝5Abが固定プレート5Bの対応する
二つの溝5Bb間に跨って連通されることにより、ノズ
ル4Baにおける吸引は維持されている。
【0074】第2工程位置において、第1工程位置から
移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、前述
したような回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によ
ってノズルシャフト4Bが下降されて、ノズル4Baに
電子部品Pが保持されている場合には、その電子部品P
が光ファイバセンサ12Aによって検出される。
【0075】この電子部品Pの検出の後、前述した回転
駆動部3の昇降機構3Fによる上昇動作によってノズル
シャフト4Bが上昇され、さらに、回転テーブル3Aの
ステップ回転によって、部品保持部4は、第2工程位置
から次の部品方向検出部13に対向する位置(以下、第
3工程位置)に吸引状態を維持したまま移動されて、位
置決めされる。
【0076】この第3工程位置において、第2工程位置
から移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、
回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によって、ノズ
ルシャフト4Bが下降されて、そのノズル4Baに吸着
されている電子部品Pが、部品方向検出部13による撮
影位置に位置される。
【0077】そして、この電子部品Pの底面(図11参
照)が、部品方向検出部13のカメラ部13Aによって
撮影され、その画像信号が図示しない制御装置に送信さ
れて、画像解析プログラムによって画像解析されること
により、ノズル4Baに吸着されている電子部品Pの前
後の向きが検出される。
【0078】この電子部品Pの方向検出の後、回転駆動
部3の昇降機構3Fによる上昇動作によってノズルシャ
フト4Bが上昇され、さらに、回転テーブル3Aのステ
ップ回転によって、部品保持部4は、第3工程位置から
次の部品方向矯正部14と対向する位置(以下、第4工
程位置)に吸引状態を維持したまま移動されて、位置決
めされる。
【0079】この第4工程位置において、第3工程位置
から移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、
回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によってノズル
シャフト4Bが下降され、そのノズル4Baに吸着され
ている電子部品Pが、部品方向矯正部14の部品ホルダ
14Aに係止される。
【0080】そして、その後、部品ホルダ14Aが、部
品方向検出部13において検出された電子部品Pの保持
方向に対応した後述するような方向に90度回転される
ことによって、電子部品Pの保持方向が設定された向き
に向くように矯正される。
【0081】以上のようにして、電子部品Pの保持方向
の矯正が行われた後、回転駆動部3の昇降機構3Fによ
る上昇動作によってノズルシャフト4Bが上昇され、さ
らに、回転テーブル3Aのステップ回転によって、部品
保持部4は、第4工程位置から次のセンタリング部15
に対向する位置(以下、第5工程位置)に吸引状態を維
持したまま移動されて、位置決めされる。
【0082】この第5工程位置において、第4工程位置
から移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、
回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によってノズル
シャフト4Bが下降され、そのノズル4Baに吸着され
ている電子部品Pが、センタリング部15のセンタリン
グ位置に位置される。
【0083】そして、このセンタリング部15によるセ
ンタリングの後、回転駆動部3の昇降機構3Fによる上
昇動作によって電子部品Pがノズルシャフト4Bととも
に上昇され、さらに、回転テーブル3Aのステップ回転
によって、部品保持部4は、第5工程位置から次の部品
確認部16に対向する位置(以下、第6工程位置)に吸
引状態を維持したまま移動されて、位置決めされる。
【0084】この第6工程位置において、第5工程位置
から移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、
回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によって、ノズ
ルシャフト4Bが下降されて、光ファイバセンサ16A
により、ノズル4Baに電子部品Pが保持されているか
否かと、電子部品Pが保持されている場合にその保持姿
勢が設定された姿勢であるか否かの検出が行われる。
【0085】このとき、制御装置は、電子部品Pが設定
された姿勢で保持されていないことを検知した場合に
は、吸引機構5の固定プレート5Bの部品確認部16に
対応する溝5Bbに接続されている吸引ホース7に取り
付けられた電磁弁を閉鎖することにより、ノズル4Ba
に吸着されている電子部品Pを廃棄ボックス内に落下さ
せて廃棄する。
【0086】この電子部品Pの吸着状態の確認の後、回
転駆動部3の昇降機構3Fによる上昇動作によって、ノ
ズルシャフト4Bが上昇され、さらに、回転テーブル3
Aのステップ回転によって、部品保持部4は、この第6
工程位置から次の部品供給部17に対向する位置(以
下、第7工程位置)に吸引状態を維持したまま移動され
て、位置決めされる。
【0087】この第7工程位置において、第6工程位置
から移動されてきた部品保持部4が位置決めされると、
回転駆動部3の昇降機構3Fの下降動作によって、ノズ
ルシャフト4Bが下降されて、ノズル4Baがエンボス
ベルト17Aの嵌合穴17Aaへの電子部品Pの挿入位
置に位置され、この後、吸引機構5の固定プレート5B
の部品供給部17に対応する溝5Bbに接続された吸引
ホース7の電磁弁が、制御装置による制御によって閉じ
られる。
【0088】これによって、この第7工程位置に位置さ
れている部品保持部4がそのノズル4Baに電子部品P
を設定された状態で保持している場合には、吸引ホース
7の電磁弁の閉鎖によって、ノズル4Baに保持されて
いる電子部品Pが、その真下に位置するエンボスベルト
17Aの嵌合穴17Aa内に挿入された状態で離脱され
る(図1および12参照)。
【0089】このとき、部品保持部4のノズル4Baか
らの離脱の際に、電子部品Pがエンボスベルト17Aの
嵌合穴17Aa内に完全に挿入されずに供給エラーが発
生して、電子部品Pの一部が嵌合穴17Aa内から上方
に突出してしまった場合に、この供給エラーが発生した
嵌合穴17Aaが部品保持部4による電子部品Pの供給
位置からエンボスベルト17Aの走行にともなって下流
側に移動した際に、図13に示されるように、嵌合穴1
7Aaから上方に突出している電子部品Pが係合して、
エンボスベルト17Aの走行路上に掛け渡された状態で
載置されている供給エラー検出用プレート17Cが持ち
上げられる。
【0090】そして、この電子部品Pによって持ち上げ
られた供給エラー検出用プレート17Cが、光ファイバ
センサ17Eの一対の検出ヘッド17Ea,17Eb間
において照射される光線の経路を遮ることにより、電子
部品Pが嵌合穴17Aa内に完全に収容されていない状
態、すなわち、供給エラーが発生したことが、光ファイ
バセンサ17Eに接続された図示しない制御装置によっ
て検出される。
【0091】制御装置は、この供給エラーを検出した場
合には、電子部品供給装置1の駆動を停止して、嵌合穴
17Aa内に完全に収容されていない電子部品Pが後の
工程が行われるテーピング部20に移動されて、このテ
ーピング部20におけるトラブルが発生するのを防止す
る。
【0092】以上のように、電子部品Pの供給エラーの
発生の検出を、電子部品Pの位置を直接検出する代わり
に、この供給エラーが発生した電子部品Pによって持ち
上げられる供給エラー検出用プレート17Cを検出する
ことによって行うようにしたことによって、電子部品P
が、その外形寸法が数ミリメートル程度の極小型の部品
である場合であっても、供給エラーの発生が確実に検出
され、供給エラーの発生の検出ミスによって、装置の故
障などのトラブルが発生するのを確実に防止することが
出来るようになる。
【0093】以上のような電子部品Pの部品供給部17
における供給が正常に行われた後、回転駆動部3の昇降
機構3Fによる上昇動作によってノズルシャフト4Bが
上昇され、さらに、回転テーブル3Aのステップ回転に
よって、部品保持部4は、この第7工程位置から次の部
品供給確認部18に対向する位置(以下、第8工程位
置)に移動されて、位置決めされる。
【0094】そして、この第8工程位置において、部品
供給確認部18の光ファイバセンサにより、電子部品P
が部品保持部4に保持されたままになっていることが検
出された場合には、次の第1工程位置以降に行われる各
工程動作をキャンセルする。
【0095】以上のようにして、各部品保持部4が回転
テーブル3Aのステップ回転にともなって第1から第8
の各工程位置を順次経由してゆくことにより、部品供給
部17のエンボスベルト17Aの嵌合穴17Aa内に電
子部品Pがそれぞれ同一向きに整列された状態で嵌合さ
れてゆく。
【0096】そして、このエンボスベルト17Aの嵌合
穴17Aa内に嵌合された電子部品Pは、エンボスベル
ト17Aの走行にともなってテーピング部20内に順次
送り込まれて、このテーピング部20において粘着テー
プTにテーピングされる(図1参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による供給エラー検出機構が取り付け
られた電子部品供給装置の実施形態における一例を示す
平面図である。
【図2】同部品供給装置の回転駆動部を示す側面図であ
る。
【図3】同回転駆動部のカム機構を示す側面図である。
【図4】同部品供給装置の部品保持部を示す側面図であ
る。
【図5】同部品保持部の正面図である。
【図6】同部品供給装置の吸引機構の構成を示す片側断
面図である。
【図7】同吸引機構の回転リングを示す片側断面図であ
る。
【図8】同回転リングの底面図である。
【図9】同吸引機構の固定プレートを示す底面図であ
る。
【図10】図9のX−X線における断面図である。
【図11】同部品供給装置の供給対象の電子部品を示す
底面図である。
【図12】この発明による供給エラー検出機構の実施形
態における一例を示す側断面図である。
【図13】同例において供給エラー検出時の状態を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1 …電子部品供給装置(物品供給装置) 2 …基台 3 …回転駆動部 3A …回転テーブル 3C …DDモータ 3E …昇降盤 3F …昇降機構 3Fa …ステッピングモータ 3Fb …カム 3Fc …リフトプレート 3Fd …従動ローラ 3Fe …スライドシャフト 4 …部品保持部(物品保持部材) 4A …支持アーム 4B …ノズルシャフト 4Ba …ノズル 4F …引張りばね 4G …カムフォロア 5 …吸引機構 5A …回転リング 5Aa …吸引ホース連結部 5Ab …溝 5Ac …連通孔 5B …固定プレート 5Ba …吸引ホース連結部 5Bb …溝 5Bc …連通孔 5Bd …シール材 6 …吸引ホース 7 …吸引ホース 11 …部品吸着部 11A …部品給送部 11B …部品給送ライン 12 …吸着検出部 12A …光ファイバセンサ 13 …部品方向検出部 13A …カメラ部 14 …部品方向矯正部 14A …部品ホルダ 15 …センタリング部 15A …スライダプレート 16 …部品確認部 16A …光ファイバセンサ 17 …部品供給部 17A …エンボスベルト 17Aa …嵌合穴(嵌合凹部) 17B …フレーム(走行路) 17C …供給エラー検出用プレート(係合部材,
プレート部材) 17D …カバープレート 17E …光ファイバセンサ(移動検知部材) 17Ea,17Eb…検出ヘッド 18 …部品供給確認部 18A …光ファイバセンサ P …電子部品(供給対象物品)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路に沿って走行される所要の部位に
    物品を供給する物品供給装置に取り付けられて供給対象
    物品が所要の部位の定位置に位置していないことを検出
    する供給エラー検出機構であって、 前記所要の部位の走行路に近接する位置でこの所要の部
    位の定位置に位置する供給対象物品とは係合しないが定
    位置に位置していない供給対象物品と係合する位置に移
    動自在に設置された係合部材と、 この係合部材が移動されたことを検知する移動検知部材
    と、 を備えていることを特徴とする物品供給装置の供給エラ
    ー検出機構。
  2. 【請求項2】 前記所要の部位が、走行されるベルトに
    形成された供給対象物品を収容するための嵌合凹部であ
    り、係合部材が、このベルトの走行路上において供給対
    象物品が挿入される嵌合凹部の開口部に近接する位置に
    掛け渡されたプレート部材である請求項1に記載の物品
    供給装置の供給エラー検出機構。
  3. 【請求項3】 前記移動検知部材が、検知用光線の経路
    が定位置に位置していない係合部材によって遮られる位
    置に配置された光ファイバセンサである請求項1に記載
    の物品供給装置の供給エラー検出機構。
JP2000314212A 2000-10-13 2000-10-13 物品供給装置の供給エラー検出機構 Abandoned JP2002120809A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016159755A1 (en) * 2015-03-27 2016-10-06 Intotest Sdn Bhd A testing and taping machine

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