JP2002120585A - 変速装置のチェンジ機構 - Google Patents

変速装置のチェンジ機構

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JP2002120585A
JP2002120585A JP2000317964A JP2000317964A JP2002120585A JP 2002120585 A JP2002120585 A JP 2002120585A JP 2000317964 A JP2000317964 A JP 2000317964A JP 2000317964 A JP2000317964 A JP 2000317964A JP 2002120585 A JP2002120585 A JP 2002120585A
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貴洋 大野
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博志 友森
Yoji Onishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポジションレバーを、部品点数と組立工数を低
減しながら小さなスペースに設置できる構成を備えた変
速装置のチェンジ機構を提供する。 【解決手段】変速装置のシフトフォークを作動させるチ
ェンジドラム13と一体回転するチェンジカム7と、変
速装置のケース21に回転自在に支持されたチェンジシ
ャフト1と、チェンジシャフト1に固定されてチェンジ
ペダル31の操作に連動して回動しチェンジカム7を間
欠的に回動させるチェンジレバー2と、ケース21に固
定されてチェンジレバー2の回動範囲を規制するストッ
パ部材37と、ばね力を受けて回動しチェンジカム7に
係合してチェンジカム7を所定の回転位置に保持するポ
ジションレバー9とを備える。ポジションレバー9をス
トッパ部材37またはチェンジシャフト1で回動自在に
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動二輪
車に用いられる変速装置に組み込まれたミッションギャ
の組合せをチェンジペダルの操作に連動して変えて変速
を行うチェンジ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動二輪車の変速装置は、クラ
ンクケース内に組み込まれたミッションギャの組合せを
足踏み式のチェンジ機構を介して変えるようになってい
る。このチェンジ機構は、図11に示すように、クラン
クケース(図示せず)に回転自在に支持されたチェンジ
シャフト1と、チェンジシャフト1に固定されてチェン
ジシャフト1を支点に回動されるチェンジレバー2とを
備えている。このチェンジレバー2は、基端部がチェン
ジシャフト1に固着されたレバー本体2aと、先端部
(図の左端部)に一対のシフト爪2c,2cが一体に形
成されてレバー本体2aに摺動自在に保持されたスライ
ドプレート2bとからなる。チェンジ機構は、さらに、
周方向に等間隔に複数個(6個の場合を例示)形成され
た受動突部8がシフト爪2cで押圧されることによって
間欠的に回動するチェンジカム7と、このチェンジカム
7が軸方向の一端壁に固定されたチェンジドラム13
(図12)と、ばね10により矢印A方向に回動付勢さ
れてチェンジカム7の隣接する2つの受動突部8,8間
の位置決め凹部11に位置決めローラー12が係合され
るポジションレバー9とを有している(特開平11−1
15526号参照)。
【0003】前記チェンジ機構では、チェンジペダル
(図示せず)の操作によってチェンジシャフト1が何れ
かの方向に回転されることによって変速動作が行われ
る。例えば、チェンジチャフト1が図11の図示状態か
ら矢印B方向に回転された場合には、図12に示すよう
に、チェンジシャフト1に固定されたレバー本体2と一
体回動するスライドプレート2bのシフト爪2cが受動
突起8に当接したのちに、これを押圧することにより、
チェンジカム7を介してチェンジドラム13が所定角度
だけ間欠的に回転される。このチェンジドラム13の回
転により、これの外周面に複数本形成された螺旋状のカ
ム溝(図示せず)に自身の係合ピン(図示せず)が係合
されたシフトフォーク(図示せず)が、チェンジドラム
13の軸心に対し平行方向に移動され、周知のようにト
ランスミッションのギャの組合せが変更されて変速する
ようになっている。
【0004】前記チェンジレバー2は、これの長孔17
の孔端縁に、クランクケース(図示せず)に固定された
ストッパ部材14が当接した時点で回動を規制される。
このとき、ポジションレバー9の位置決めローラー12
は、チェンジカム7の山部を乗り越えて隣接する次の位
置決め凹部11に嵌まり込み、チェンジカム7を変速さ
れた所定の回転位置に保持する。一方、チェンジレバー
2の復帰ばね18は、チェンジレバー2の回動時に上側
延出端部18aがストッパ部材14に係止され、かつ下
側延出端部18bがレバー本体2aに一体形成された係
合片19を介して撓められている。したがって、変速終
了後には復帰ばね18の復元力によって図11の元の待
機状態に戻る。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】ところで、ポジションレバー9は、図11
に示すように、自身の回転中心C1と位置決めローラー
12の中心C2とを結ぶ直線が、位置決めローラー12
の中心C2とチェンジカム7の回転中心C3、つまりチ
ェンジドラム13の中心とを結ぶ直線に対しほぼ垂直と
なるように配置される。すなわち、ポジションレバー9
は、位置決めローラー12の回動方向をチェンジカム7
の径方向にほぼ一致させることにより、位置決めローラ
12がばね10の付勢力を最大限効果的に受けて位置決
め凹部11に安定して嵌まり込むように配置されてい
る。
【0006】ポジションレバー9は、上述の配置で設け
る必要があることから、6速の変速装置の場合、その配
設位置が図11に実線および2点鎖線でそれぞれ示す4
か所のうちの何れかの配置に必然的に決まってしまう。
すなわち、ポジションレバー9は、何れの場合もチェン
ジカム7の近傍箇所において支軸20をチェンジカム7
から離間させて位置決めローラ12が位置決め凹部11
に嵌まり込む配置で設置しなければならないので、チェ
ンジカム7の周囲にはポジションレバーの設置スペース
が必要となり、これがチェンジ機構の小型化を阻害する
一因になっている。また、クランクケースにおけるチェ
ンジカム7の近傍箇所には、ポジションレバー9の支軸
20やこれを回動自在に支持する機構などを設けなけれ
ばならず、その分だけ部品点数や組立工数が多くなって
コスト高となる。
【0007】本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、ポジションレバーを、部品点数と組立工数を
低減しながら小さなスペースに設置できる構成を備えた
変速装置のチェンジ機構を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、変速装置のシフトフォークを作動さ
せるチェンジドラムを回転させるチェンジ機構におい
て、前記チェンジドラムと一体回転するチェンジカム
と、変速装置のケースに回転自在に支持されたチェンジ
シャフトと、前記チェンジシャフトに固定されてチェン
ジペダルの操作に連動して回動し前記チェンジカムを間
欠的に回転させるチェンジレバーと、前記ケースに固定
されて前記チェンジレバーの回動範囲を規制するストッ
パ部材と、ばね力を受けて回動し前記チェンジカムに係
合して前記チェンジカムを所定の回転位置に保持するポ
ジションレバーとを備え、前記ポジションレバーが、前
記ストッパ部材に回動自在に支持された構成になってい
る。
【0009】この変速装置のチェンジ機構では、ポジシ
ョンレバーが、チェンジレバーの回動範囲規制用のスト
ッパ部材を支軸に兼用して回動自在に取り付けられてい
るから、ポジションレバーの支軸が不要になるので、そ
の分だけ部品点数や組立工数が低減してコストダウンを
図ることができる。また、ポジションレバーは、ストッ
パ部材に回動自在に支持されることから必然的に、チェ
ンジレバーに対し重ね合わせ状態に対面する配置となる
ので、チェンジカムの周囲にポジションレバーの設置ス
ペースが不要となる。これにより、このチェンジ機構は
前記省スペース化した分だけ小型化できる。
【0010】また、第1の発明の好ましい実施形態で
は、前記ストッパ部材の両端部が前記ケースに支持され
ている。この構成によれば、ポジションレバーをストッ
パ部材に回動自在に支持しているから、ポジションレバ
ーの回動付勢用ばねを嵌め込むためのスペースを確保す
るために、ケースに突設されてストッパ部材の一端部を
支持するボスの突出長さを大きくし、そのボスの外周に
前記ばねを巻装することになる。そのために、ストッパ
部材にかかる荷重に起因する曲げ力がボスの根元部に作
用するが、ストッパ部材が両端支持されているので、ボ
スの根元部に作用する曲げ応力を低減することができ
る。
【0011】第2の発明に係る変速装置のチェンジ機構
は、前記第1の発明のストッパ部材に代えて、チェンジ
シャフトにポジションレバーを回動自在に支持してい
る。
【0012】この変速装置のチェンジ機構では、ポジシ
ョンレバーが、チェンジシャフトを支軸に兼用して回動
自在に取り付けられているので、第1の発明と同様に、
ポジションレバーの支軸が不要となり、それだけ部品点
数および組立工数が低減してコストダウンを図ることが
できるとともに、ポジションレバーを、チェンジレバー
に対し重ね合わせ状態に対面させた配置で設けることが
できるので、チェンジカムの周囲にポジションレバーの
設置スペースが不要となり、それに伴い省スペース化し
た分だけ小型化できる。しかも、チェンジカムは、チェ
ンジシャフトに回動自在に支持されているから、チェン
ジシャフトに近接して設置できるので、一層小型化でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1は、第1実
施形態に係る変速装置のチェンジ機構を示す切断平面
図、図2および図3は図1のII−II線断面図およびIII
−III 線断面図であり、これらの図において、図10お
よび図11と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付してある。本発明に係る変速装置のチェンジ機構は、
自動二輪車において、一般にクランクケースの後方にお
ける出力軸の下方位置に内蔵されている。
【0014】図1において、チェンジドラム13は、軸
受22を介して、変速装置のケースとなるクランクケー
ス21の中間支持壁23と端壁(図示せず)に両端を回
転自在に支持されている。チェンジカム7は、中間支持
壁23の左側に配置されたカバー48によって覆われた
収納室24内に配置され、チェンジドラム13の一端壁
に、ボルト27により固定されている。チェンジドラム
13の外周面には、図示しないシフトフォークのシフタ
ーピンが係合する螺旋状のカム溝30が複数本形成され
ており、チェンジカム7によってチェンジドラム13を
間欠的に回転させることにより、カム溝30がシフトフ
ォークをチェンジドラム13の軸心方向に移動させてギ
ヤの組合せを変更するようになっている。チェンジカム
7には、チェンジドラム13との接合面と反対側の面に
おける同一円上に、図2に示すように、6個の受動突部
8が等間隔に配設されているとともに、外周端面におけ
る隣接する受動突部8の間に、円弧状の6個の位置決め
凹部11が形成されている。
【0015】図1に示すチェンジシャフト1の左端部に
は、先端部にチェンジペダル31が設けられたアーム部
32の基端部が固着されており、チェンジシャフト1に
おける収納室24内の箇所には、チェンジレバー2のレ
バー本体2aの基部が溶接により固着されている。この
レバー本体2aの前部には、段付きリベット33が図の
右方に突出した状態に固着される一方で、チェンジシャ
フト1におけるレバー本体2aの基部と中間支持壁23
との間の箇所には、段付きのカラー(スペーサ)34が
嵌着されている。前記スライドプレート2bは、前記段
付きリベット33とカラー34とにより、レバー本体2
に対しこれの長手方向(図の上下方向)に摺動自在に支
持されている。
【0016】段付きリベット33とチェンジシャフト1
との中間位置には、チェンジレバー2の回動範囲を規制
するためのストッパ部材37が配置されている。このス
トッパ部材37は、これの一端部に形成されたねじ部3
7aを中間支持壁23に突設されたボス部23aの雌ね
じ部23cにねじ込むことにより、固着されている。ス
トッパ部材37の他端部のシャフト部37bが、レバー
本体2aの長孔17に遊嵌されている。
【0017】一方、スライドプレート2bには、段付き
リベット33およびストッパ部材37のシャフト部37
bを、前後(図1の上下)にほぼスライドストローク分
の遊びを有し、かつチェンジレバー2の回動時における
上下の揺動ストローク分の遊びを有して挿入させるガイ
ド孔38(形状は図3を参照)と、カラー34を前後に
スライドストローク以上の遊びを持って挿入させる切欠
き39とが形成されている。図2に示すスライドプレー
ト2bの前端部両側に形成された上下のシフト爪2c,
2cは、チェンジカム7における後方側に位置する2個
の受動突部8,8に上下から間隔を存して対向してい
る。このスライドプレート2bは、レバー本体2aに設
けた係止部2aaとスライドプレート2bに設けた係止
部2baとの間に懸架された一対のばね41により、チ
ェンジカム7側へ常時ばね力が付加されている。
【0018】チェンジレバー2の長孔17は、これに挿
通されたストッパ部材37のシャフト部37bに対し、
上下にほぼ揺動ストローク分の遊びを有した形状になっ
ている。チェンジレバー2の復帰ばね18は、図1に示
すチェンジシャフト1に嵌着されたばね支持ボス40に
巻かれており、これの両延出端部18a,18bは、図
2に示すように、ストッパ部材37のシャフト部37b
を上下から挟む状態で前方へ平行に延びており、各々の
先端が、レバー本体2aの先端部を切り起こして形成さ
れた係合片19に対し、上下から当接されている。
【0019】この実施形態のチェンジ機構は、ポジショ
ンレバー9が前記ストッパ部材37に回動自在に支持さ
れていることを特徴としている。すなわち、図1に示す
ポジションレバー9は、これの基部9aが両側に配され
たワッシャ42および段付きカラー43と共にストッパ
部材37のシャフト部37bに挿通され、かつストッパ
部材37のシャフト部37bにおけるねじ部37aの近
傍箇所に設けられた中間ねじ部(図示せず)に螺着され
たナット44の締付けによって、ボス部23aの先端面
に押し付けられて、ワッシャ42および段付きカラー4
3を介して回動自在に取り付けられている。
【0020】前記ポジションレバー9をチェンジカム7
に係合させる方向に回動させる回動付勢用のばね10
は、ボス部23aの外周に巻装され、一端部10a(図
3)が中間支持壁23に掛け止めされ、かつ他端部10
b(図3)がポジションレバー9に係止されている。
【0021】つぎに、前記チェンジ機構による変速装置
の変速動作を説明する。一般に、自動二輪車では、図1
のチェンジペダル31を押し上げることにより第1速か
ら第5速の間でシフトアップされ、逆にチェンジペダル
31が押し下げることによりシフトダウンされる。すな
わち、チェンジレバー2は、前記チェンジペダル31の
操作に連動してチェンジシャフト1を支軸として上方ま
たは下方へ一定ストロークだけ回動され、図2のスライ
ドプレート2bの上下何れかのシフト爪2cが受動突部
8に係合してチェンジカム7を介しチェンジドラム13
をシフトアップ方向またはシフトダウン方向に1ピッチ
だけ回転させ、これにより変速される。チェンジレバー
2が下方へ回動した状態を図4に示す。
【0022】前記変速が終了したとき、ポジションレバ
ー9は、その位置決めローラ12がチェンジカム7の山
部を乗り越えて次の位置決め凹部11に嵌まり込む。ま
た、チェンジドラム13の回転過程において、復帰ばね
18の一方の延出端部、図4では上方の延出端部18a
が、ストッパ部材37のシャフト部37bに係止され、
かつ他方の延出端部18bがチェンジレバー2の係合片
19により押圧されて撓められる。したがって、変速終
了後は、チェンジレバー2が復帰ばね18の復元力によ
って元の状態に復帰する。この復帰過程において、チェ
ンジカム7の受動突部8に係止していたシフト爪2c
は、次の受動突部8に当接したのちに、弧状となった前
縁部が受動突部8に摺動しながら押圧されることによ
り、スライドプレート2bは一対のばね41,41の付
勢力に抗してチェンジシャフト1側にスライド移動して
退避する。これにより、シフト爪2cは、受動突部8を
乗り越えることができる。
【0023】ここで、図2に示すように、ポジションレ
バー9は、自身の回転中心C1、つまりストッパ部材3
7の中心と位置決めローラー12の中心C2とを結ぶ直
線が、位置決めローラー12の中心C2とチェンジカム
7の回転中心C3とを結ぶ直線に対しほぼ垂直となるよ
う配置され、位置決めローラー12の回動方向がチェン
ジカム7の径方向にほぼ一致している。これにより、ポ
ジションレバー9の位置決めローラ12は、従来のチェ
ンジ機構と同様に、ばね10の回動付勢力を常に最大限
効果的に受けて位置決め凹部11に嵌まり込む。
【0024】したがって、このチェンジ機構では、ポジ
ションレバー9が、ストッパ部材37を支軸に兼用して
回動自在に取り付けられているので、ポジションレバー
9の支軸が不要となり、その分だけ部品点数や組立工数
を低減してコストダウンを図ることができる。また、ポ
ジションレバー9は、チェンジレバー2に対し重ね合わ
せ状態に対面させてストッパ部材37を支点として回動
する配置となるので、チェンジカム7の周囲にポジショ
ンレバー9の設置スペースが不要となる。したがって、
このチェンジ機構は上述の省スペース化した分だけ小型
化できる。
【0025】図5は第2実施形態に係る変速装置のチェ
ンジ機構を示す切断平面図であり、同図において、図1
と同一若しくは同等のものは同一の符号を付して、重複
する説明を省略する。つぎに、この実施形態のチェンジ
機構が第1実施形態のチェンジ機構と相違する構成につ
いてのみ説明する。チェンジレバー2の回動範囲規制用
のストッパ部材47は、第1実施形態と同位置に設けら
れて、ポジションレバー9の支軸として兼用されている
点において第1実施形態と同様であるが、両端部をクラ
ンクケース21における中間支持壁23とカバー48と
に跨がって支持できる長さを有しており、シャフト部4
7bの一端部に短いねじ部47aを有するとともに、シ
ャフト部47bの中間部に鍔部47cが形成されてい
る。また、中間支持壁23のボス部23aには、第1実
施形態の雌ねじ部23cに代えて、ストッパ部材47を
挿通させる貫通した挿通孔23dが設けられている。一
方、クランクケース21のカバー48の内面側には、ス
トッパ部材47の他端部を挿入させる支持孔48aが形
成されている。
【0026】前記ストッパ部材47は、そのシャフト部
47bの一端部がボス部23aの挿通孔23dに挿通さ
れ、かつシャフト部47bの他端部がカバー48の支持
孔48aに挿入されることによって両端支持されている
とともに、挿通孔23dから導出したねじ部47aに螺
合されたナット49の締め付けにより固定されている。
ポジションレバー9は、その基部9aがストッパ部材4
7に挿通され、ナット49の締付けによって鍔部47c
とボス部23aの先端面との間に挟持されて、基部9a
の両側に配した段付きカラー43およびワッシャ42を
介してストッパ部材47に回動自在に支持されている。
【0027】このチェンジ機構は、ポジションレバー9
がストッパ部材47に回動自在に支持されているので、
第1実施形態の場合と同様に、部品点数および組立工数
を低減し、小型化が可能となる。さらに、この第2実施
形態では、次に説明する利点がある。
【0028】すなわち、中間支持壁23に設けたボス部
23aは、ばね10を巻装するために、その突出長さが
大きくなっている。そのために、主としてチェンジレバ
ー2の回動の際に、復帰ばね18からストッパ部材37
にかかる荷重に起因する大きな曲げ力がボス部23aの
根元部23aaに作用する。これに対し、この実施形態
のボス部23aは、第1実施形態と同様の高さと径を有
する形状であるが、ストッパ部材47が両端支持されて
いるので、復帰ばね18のばね力に起因するボス部23
aの根元部23aaの曲げ応力が小さくなる。
【0029】図6および図7は、何れも第2実施形態の
変形例を示す要部の切断平面図であり、いずれも図5と
同様の効果を得られるものである。図6では、シャフト
の中間部に鍔部51aを設けた形状としたストッパ部材
51の両端部を、クランクケース21の中間支持壁23
およびカバー48の各々の支持孔23e,48aに挿入
して、ストッパ部材51を両端支持するとともに、カバ
ー48の支持孔48aの底部に挿入した皿ばね52によ
り、ストッパ部材51を中端支持壁23側に向けてばね
力を付加している。ポジションレバー9の基部9aは、
これの両側に配した段付きカラー43およびワッシャ4
2を介して、ストッパ部材51の鍔部51aによってボ
ス部23aの先端面に押し付けられることにより、回転
自在に支持されている。
【0030】図7では、図6と同様に、鍔部51aを有
するストッパ部材51の両端部を、クランクケース21
の中間支持壁23およびカバー48の各々の支持孔23
e,48aに挿入して、ストッパ部材51を両端支持し
ており、図5の皿ばね52による固定手段に代えて、カ
バー48の支持孔48aの外側に連設された雌ねじ部4
8bにボルト53を外側から螺合して、このボルト53
のねじ込みによってストッパ部材51を中間支持壁23
側に押圧している。これにより、ポジションレバー9の
基部9aは、これの両側に配した段付きカラー43およ
びワッシャ42を介してストッパ部材51の鍔部51a
でボス部23aの先端面に押し付けることにより、回転
自在に安定に支持されている。
【0031】図8は、第3実施形態に係る変速装置のチ
ェンジ機構を示す切断平面図、図9は図8のIX-IX 線断
面図であり、これらの図において、図1および図2と同
一若しくは同等のものには同一の符号を付して、重複す
る説明を省略し、第1実施形態と相違する構成について
のみ説明する。この実施形態のチェンジ機構では、図8
に示すポジションレバー9がチェンジシャフト1に回動
自在に支持されている。すなわち、ポジションレバー9
の基部9aは、チェンジシャフト1に固着されたスペー
サ54と中間支持壁23とにより両側から保持されて、
チェンジシャフト1に回転自在に支持されている。ポジ
ションレバー9の回動付勢用ばね10は、前記スペーサ
54に巻装されて、一端部を中間支持壁23の係止部
(図示せず)に、他端部をポジションレバー9にそれぞ
れ係止されている。
【0032】チェンジドラム13およびこれの端面に固
着されたチェンジカム7は、ポジションレバー9に対し
所定の相対位置とするために、第1実施形態の場合より
もチェンジシャフト1側に近接した位置に配置されてい
る。すなわち、図9に示すように、チェンジカム7は、
自身の回転中心C3と位置決めローラー12の中心C2
とを結ぶ直線が、位置決めローラー12の中心C2とボ
ジションレバー9の回転中心C1、つまりチェンジシャ
フト1の軸心とを結ぶ直線に対しほぼ垂直となる位置に
配置されている。
【0033】このチェンジ機構では、チェンジカム7お
よびチェンジドラム13がチェンジシャフト1に近接し
た位置に配置されていることにより、ストッパ部材37
は、チェンジシャフト1の下方位置に配置されて、図8
の中間支持壁23に固定されている。それに伴って、チ
ェンジレバー57のレバー本体57aは、図10(a)
に示すように、下方に延設された突出部59に、ストッ
パ部材37を遊嵌させる長孔17と係合片19が形成さ
れている。したがって、図9のチェンジレバー57の復
帰ばね18は、ボス40に巻装されるとともに、その両
延出端部18a,18bが下方に向け平行に突出され
て、ストッパ部材37を両側から挟みながら、各々の先
端がチェンジレバー57の係止片19に当接されてい
る。
【0034】また、チェンジレバー57のスライドプレ
ート57bは、前端部両側を折り返して形成された一対
のシフト爪60,60が、チェンジカム7におけるチェ
ンジシャフト1とは反対側の受動突部8に係合するよう
配置されて、レバー本体57aに対し前後方向に摺動自
在で、かつ上下方向に一体的に回動するよう支持されて
いる。すなわち、スライドプレート57bは、図10
(b)に示すように、前後方向に延びる長孔状のガイド
孔38と切欠き39とが形成され、図8に示すように、
レバー本体57aに固定された一対のガイド部材61,
61を、ガイド孔38および切欠き39にそれぞれ挿通
させるとともに、各ガイド部材61,61の先端にそれ
ぞれ固着された保持片62,62とレバー本体57aと
により、両側から摺動自在に保持されている。また、ス
ライドプレート57bは、図9のレバー本体57aとの
間に懸架されたばね41により、チェンジシャフト1側
に向かうばね力が付加されて、一対のシフト爪60,6
0がチェンジカム7の受動突部8に係合可能な位置に保
持されている。
【0035】このチェンジ機構では、ポジションレバー
9が、チェンジシャフト1を支軸に兼用して回動自在に
取り付けられているので、第1実施形態と同様に、ポジ
ションレバー9の支軸が不要となり、それに伴い部品点
数および組立工数が低減してコストダウンを図ることが
できる。また、ポジションレバー9を、チェンジレバー
57に対し重ね合わせ状態に対面させてチェンジシャフ
ト1を支点として回動する配置となるので、チェンジカ
ム7の周囲にポジションレバー9の設置スペースが不要
となり、しかも、チェンジカム7およびチェンジドラム
13をチェンジシャフト1に近接して配置できるので、
第1実施形態よりもさらに小型化できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明に係る変速装置のチ
ェンジ機構によれば、ポジションレバーがストッパ部材
またはチェンジシャフトを支軸に兼用して回動自在に取
り付けられた構成としたので、ポジションレバーの支軸
を設ける必要がなくなり、その分だけ部品点数や組立工
数を低減してコストダウンを図ることができる。また、
ポジションレバーは、チェンジカムの近傍箇所において
支軸をチェンジカムから離間させた向きで配置していた
従来の配置とは異なり、チェンジレバーに対し重ね合わ
せ状態に対面させてストッパ部材またはチェンジシャフ
トを支点として回動する配置となるので、チェンジカム
の周囲にポジションレバーの設置スペースが不要とな
り、その省スペース化した分だけ小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る変速装置のチェン
ジ機構を示す切断平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】同上のチェンジ機構の変速操作した状態の左側
面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る変速装置のチェン
ジ機構を示す切断平面図である。
【図6】同上実施形態の変形例を示す要部の切断平面図
である。
【図7】同上実施形態の他の変形例を示す要部の切断平
面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る変速装置のチェン
ジ機構を示す切断平面図である。
【図9】図8のIX-IX 線断面図である。
【図10】(a),(b)は図8のチェンジレバーおよ
びスライドプレートをそれぞれ示す左側面図である。
【図11】従来の変速装置のチェンジ機構を示す左側面
図である。
【図12】同上のチェンジ機構の変速操作した状態の左
側面図である。
【符号の説明】
1…チェンジシャフト、2,57…チェンジレバー、2
a,57a…レバー本体、2b,57b…スライドプレ
ート、7…チェンジカム、9…ポジションレバー、10
…ポジションレバーの回動付勢用ばね、13…チェンジ
ドラム、21…クランクケース(ケース)、31…チェ
ンジペダル、37,47,51…ストッパ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 洋二 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 Fターム(参考) 3D040 AA01 AB10 AC24 AC27 AC42 3J067 AA13 AB01 BA17 EA66 FB83 FB85 GA05 3J070 AA33 BA71 CC03 CD05 CD21 CD33 CD35 DA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速装置のシフトフォークを作動させる
    チェンジドラムを回転させるチェンジ機構であって、 前記チェンジドラムと一体回転するチェンジカムと、 変速装置のケースに回転自在に支持されたチェンジシャ
    フトと、 前記チェンジシャフトに固定されてチェンジペダルの操
    作に連動して回動し前記チェンジカムを間欠的に回転さ
    せるチェンジレバーと、 前記ケースに固定されて前記チェンジレバーの回動範囲
    を規制するストッパ部材と、 ばね力を受けて回動し前記チェンジカムに係合して前記
    チェンジカムを所定の回転位置に保持するポジションレ
    バーとを備え、 前記ポジションレバーは、前記ストッパ部材に回動自在
    に支持されている変速装置のチェンジ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ストッパ部材は
    その両端部が前記ケースに支持されている変速装置のチ
    ェンジ機構。
  3. 【請求項3】 変速装置のシフトフォークを作動させる
    チェンジドラムを回転させるチェンジ機構であって、 前記チェンジドラムと一体回転するチェンジカムと、 変速装置のケースに回転自在に支持されたチェンジシャ
    フトと、 前記チェンジシャフトに固定されてチェンジペダルの操
    作に連動して回動し前記チェンジカムを間欠的に回転さ
    せるチェンジレバーと、 前記ケースに固定されて前記チェンジレバーの回動範囲
    を規制するストッパ部材と、 ばね力を受けて回動し前記チェンジカムに係合して前記
    チェンジカムを所定の回転位置に保持するポジションレ
    バーとを備え、 前記ポジションレバーは前記チェンジシャフトに回動自
    在に支持されている変速装置のチェンジ機構。
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