JP2002120305A - 紙製箱の製造装置 - Google Patents

紙製箱の製造装置

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JP2002120305A
JP2002120305A JP2000316031A JP2000316031A JP2002120305A JP 2002120305 A JP2002120305 A JP 2002120305A JP 2000316031 A JP2000316031 A JP 2000316031A JP 2000316031 A JP2000316031 A JP 2000316031A JP 2002120305 A JP2002120305 A JP 2002120305A
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Nobutaka Kitamura
信孝 北村
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KITAMURA SHIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱側が二重の紙製重箱の製造における歩留ま
りを改善し、作業能率を上げる。 【解決手段】 箱底に下側から当接する底部当て板31
と、箱側に外側から当接する複数の外側部当て板21,
21…とによって紙製重箱の箱本体を拘束しておき、箱
本体の上方から、箱底位置において外側部当て板21,
21…に向けて開拡動作する複数の内側部当て板11,
11…を備える中子10を下降させ、複数面の箱側を複
数の外側部当て板21,21…と対応する内側部当て板
11,11…との間に同時に挟み込んで加圧接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙製の重箱等の
紙製箱を製造する際の接着工程において利用する紙製箱
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から紙製箱は種々様々ものが製造さ
れているが、この紙製箱には、内箱とその外側の外箱
(本明細書中では、この外箱を「側枠」として説明す
る。)とが二重構造の紙製箱がある。その代表的なもの
として、結婚式等の祝典の引き出物として用いられる紙
製の重箱がある。量産漆器においては、合成樹脂製の生
地の使用が一般的になっているが、廃棄に際しての環境
負荷が大きい点が問題視されている。そこで、結婚式等
の祝典の引き出物として用いられる重箱のように、施さ
れる図案の関係から、一回限りしか使用されない蓋然性
の大きい重箱については、簡単に廃棄することができる
紙材料を用いて、漆器の重箱に対して遜色のない高品質
感と豪華さとを併せ持つ紙製重箱が考案され、利用者側
の賛同を得て普及しつつある。
【0003】紙製重箱は、他の用途の紙箱(紙製容器)
と異なり、箱本体を二段以上重ねて、二段重、三段重と
して用いられることがあるため、二段以上重ねた場合の
上下の箱本体の位置ずれを防止するとともに、重なり合
った上下の箱本体間に段差が生じないものとされること
が多い。このため、紙製重箱においては、四周の側面を
形成する箱側を段付きの二重に形成し、段の部分に上に
載せる紙製重箱の箱側を受け入れるように重ねることに
よって、上下の紙製重箱の箱側の面位置を一致させるよ
うに工夫している。図12は、紙製重箱の内箱61とそ
の外側の側枠(外箱)62とからなる箱本体6であり、
内箱61と側枠(外箱)62とは、接着剤を介して貼着
され、段付きのための段差63dや上底63cになって
いる。なお、図12は、蓋体等は省略された図である。
【0004】箱側(箱本体6の四周側面)を段付きの二
重に形成するための方法として、箱底61aと箱側とか
らなる一重の内箱61と、内箱61の箱側の外側に重ね
る側枠62とを別個に作り、側枠62内に内箱61を接
着剤を介して嵌め込むようにして両者を貼り合わせる方
法が採られる。側枠62の高さと内箱61の箱側の高さ
は、ほぼ同等に設定されており、内箱61と側枠62と
の貼合せ作業は、内箱61の箱側の外側面に接着剤を塗
布し、塗布した接着剤が半乾き状態となるのを待った
上、側枠62内に内箱61を嵌め込み、接着剤を介して
二重になった内箱61の箱側と側枠62とを指先で万遍
なく挟むようにして実施される。この際、側枠62の上
端縁は、内箱61の箱側より一段下がった位置に貼着さ
れ、したがって、出来上がった箱本体6の箱側の上端縁
は、段付きに形成されるとともに、側枠62の下端縁
は、内箱61の箱底61aより下側に突出した状態とな
る。そこで、2個以上の箱本体を重ね合せたときに、上
位置の箱本体6の側枠62の下端縁が下位置の箱本体6
の箱側の上端縁の段差を解消するように嵌まり込むこと
となり、上下の箱本体6間の面位置が一致するととも
に、両者の位置ずれが防止される。
【0005】内箱と側枠とを接着する際の接着剤には、
取扱い性と仕上がり状態が良好な酢酸ビニル樹脂エマル
ジョン系の水性接着剤が用いられる。また、内箱の外側
面に接着を塗布した後、接着剤が半乾き状態になるのを
待ってから接着するのは、直ちに接着すると、接着剤の
流動性が高すぎるために、接着剤を挟んで位置する内箱
と側枠との位置関係が定まり難いためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の紙製重箱の
製造に際し、上記要領によって内箱61と側枠62とを
貼り合わせる場合には、作業能率を一定限度以上に向上
させることができないという貼合せ作業全体についての
問題の他、貼合せ不良による側枠の浮き上がりや、側枠
の位置ずれが生じるという個々的な問題があった。
【0007】作業能率を上げることができないという問
題に関しては、その原因として、貼合せ作業において、
接着剤が半乾き状態となるのを待たなければならないた
め、その間、作業員が次順位の内箱に対する接着剤の塗
布作業等をして時間埋めをしたとしても、結果的に、同
一の内箱を手に取ったり置いたりする無駄な作業手数を
要するということがある。また、作業員は、内箱61の
4面(箱側の各面)について指で挟む同じ内容の作業を
反復することを要するという点も挙げられる。
【0008】また、側枠62の浮き上がりの多くは、作
業員が、箱側の一面に気を取られて作業している間に他
面側の接着剤が乾燥してしまうことに起因し、側枠62
の位置ずれは、作業員が、接着剤の半乾き状態の見極め
を過って流動性が高すぎる状態で作業を進めた結果であ
ることが多い。
【0009】そこで、本発明は、内箱と側枠との貼合せ
不良や側枠の位置ずれの発生を防止し、歩留まりを改善
するとともに、接着剤を介して対面する内箱の箱側と側
枠とを内側と外側とから同時に加圧可能とすることによ
って、貼合せ作業全体の作業能率を向上することができ
る紙製箱の製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の紙製箱の製造装置は、紙製
箱の底面を形成する箱底に下側から当接する底部当て板
と、紙製箱の周囲の側面を形成する箱側に外側から当接
する複数の外側部当て板と、箱底と箱側に紙製箱の内側
から当接する上下動自在の中子とを備え、中子は、直立
の直動アクチュエータに固定する逆多角錘形のカムブロ
ックと、各外側部当て板に対応して設けられ、それぞれ
カムブロックに相対上下動可能に取り付ける複数の分割
部材とを備え、各分割部材は、直立の直動アクチュエー
タの下降動作によってカムブロックより先順位に箱底に
到達した後、対応する各外側部当て板に向かって駆動す
ることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、箱底が底部当て板に当
接することで、箱底の高さ位置が定まり、複数の外側部
当て板が箱側に外側から当接することで、箱側が外側に
膨出することが阻止されるとともに、中子に対する紙製
重箱の位置が定まる。中子は、直立の直動アクチュエー
タを介して上下動自在であり、位置決めされた紙製重箱
の箱底に向けて下降することができる。中子が下降する
と、中子を構成する複数の分割部材がカムブロックより
先順位に箱底に到達する。この結果、分割部材の下降動
作は停止するが、分割部材に対して相対上下動可能であ
るカムブロックは、さらに下降する。カムブロックは、
逆多角錘形であるから、さらなる下降動作によって、停
止している複数の分割部材を周囲に押し広げるように外
側に向けて駆動する。つまり、直動アクチュエータの下
向きの駆動力カムブロックと分割部材の相対動作によっ
て水平方向の駆動力に変換され、複数面の箱側は、直動
アクチュエータの駆動力に応じた力で分割部材と対応す
る外側部当て板との間に挟み込まれて同時に加圧され
る。したがって、接着剤を介して対面する内箱の箱側と
側枠とを内側と外側とから同時に加圧可能とする。
【0012】本発明の請求項2記載の紙製箱の製造装置
は、前記複数の外側部当て板を、それぞれ外側部当て板
に対して垂直方向に作動するスライド位置決め機構を介
して取り付けることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、スライド位置決め機構
は、外側部当て板に対して垂直方向に作動するので、外
側部当て板を平行移動させて位置決めすることができ
る。したがって、サイズの異なる紙製箱を扱うことがで
きる他、各分割部材と対応する外側部当て板間の間隙を
調整することができる。
【0014】本発明の請求項3記載の紙製箱の製造装置
は、前記スライド位置決め機構が、外側部当て板と箱側
との間に間隙を設ける開拡位置と外側部当て板を箱側に
当接させる閉縮位置との間を往復運動する水平の直動ア
クチュエータであることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、紙製箱の箱側に対応す
る複数の外側部当て板を水平の直動アクチュエータを介
して開拡位置に移動させて紙製箱をそれらの間に手早く
セットし、その後、外側部当て板を箱側に当接する閉縮
位置に移動させることができる。
【0016】本発明の請求項4記載の紙製箱の製造装置
は、前記直立の直動アクチュエータと水平の直動アクチ
ュエータとが、水平の直動アクチュエータが閉縮位置に
至った後、直立の直動アクチュエータを介して中子の下
降動作が完了するように連動することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、水平の直動アクチュエ
ータによって外側部当て板を介して箱側を外側から拘束
しておきながら、直立の直動アクチュエータによって内
側部当て板を駆動して箱側を加圧する一連の動作を一操
作によって完了することができる。
【0018】本発明の請求項5記載の紙製箱の製造装置
は、前記分割部材が外側部当て板に対応する内側部当て
板を備え、内側部当て板と外側部当て板とをそれぞれ交
換自在とすることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、異なるサイズの紙製箱
を扱う際において、箱側のサイズに一致する外側部当て
板と内側部当て板とを用いることができるので、箱側全
体を均一に加圧することができる。
【0020】本発明の請求項6記載の紙製箱の製造装置
は、前記外側部当て板にヒータを付設することを特徴と
する。
【0021】この発明によれば、ヒータによって外側部
当て板を加熱することによって、外側部当て板と内側部
当て板との間に箱側を挟むと同時に外側部当て板の熱を
接着剤に伝達し、接着剤の凝固に要する時間を短縮する
ことができる。
【0022】本発明の請求項7記載の紙製箱の製造装置
は、前記底部当て板を、その下方に設けられる送りねじ
機構を介して上下動自在とすることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、紙製箱のサイズに応じ
て箱底の高さ位置を調節することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を引用しながら本発明
の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態では、正
方形型の紙製重箱で説明するが、本発明は、内箱とその
外側の側枠とが二重構造の紙製箱の製造に広く適用可能
であり、その形状も正方形型、長方形型や、その他の多
角形状紙製箱にも適用可能である。
【0025】本実施の形態の紙製箱の製造装置は、4個
の内側部当て板11,11…を備え、直立の直動アクチ
ュエータ16に取り付けられた上下動自在の中子10
と、それぞれスライド位置決め機構20,20…によっ
て支持した4個の外側部当て板21,21…と、上下動
自在の底部当て板31とを主要部材とし、水平のテーブ
ル板51を備えるワークテーブル50に組み付けられて
いる(図1)。
【0026】ワークテーブル50は、4本の脚52,5
2…を介して腰掛け作業に適する高さに設定され、手前
側には、左右に振り分けて直立の直動アクチュエータ1
6用の一対の操作ボタンB1,B1が配設されている。
また、ワークテーブル50の背面側には、テーブル板5
1の中央方向に向けて突出する水平姿勢のコラムヘッド
53bを備えるコラム53が立設されている
【0027】本実施の形態における直立の直動アクチュ
エータ16には、エアシリンダが選択され、直立の直動
アクチュエータ16は、ロッド16rを下向きにした倒
立姿勢でコラムヘッド53bに固定されている。直立の
直動アクチュエータ16は、作業員の安全確保の観点か
ら、一対の操作ボタンB1,B1の双方が押されている
ことを条件としてロッド16rを押し出す向きに作動
し、この条件が満たされない場合には、自動的にロッド
16rを後退させるように制御される。これらの制御
は、図示しないが、ワークテーブル50の下に配置され
るボックス内に制御手段(CPU等)が内蔵されて行わ
れる。なお、直立の直動アクチュエータ16と後述する
水平の直動アクチュエータ23は、エアシリンダが使用
されているが、油圧シリンダ等の他のシリンダの使用が
可能である。
【0028】中子10は、頂部を削除した逆4角錐形の
カムブロック13と、カムブロック13の各斜面13a
に対して相補的な角度の斜面12aで当接する4個の分
割部材12,12…と、各分割部材12を介してカムブ
ロック13に取り付ける4個の内側部当て板11,11
…等からなり、直立の直動アクチュエータ16のロッド
16rの先端に取り付けられている(図1,図2)。
【0029】カムブロック13の上部には、角柱状の取
付け部13cと円柱状の取付け部13dとが一体成形さ
れており、中子10と直立の直動アクチュエータ16と
は、ロッド16rの先端に設けたねじ部16sをカムブ
ロック13の取付け部13dに螺入した上、ロックナッ
ト16bを締め込んで固定されている。直立の直動アク
チュエータ16には、ロッド16rの回転動作を禁止す
るためのガイドロッド17が付設される(図1)。ガイ
ドロッド17の一端は、取付け部13dからコラムヘッ
ド53bの下面に沿って突設したブラケット17cに固
定され、他端は、コラムヘッド53bに埋設した滑り軸
受け17bを貫通して上方に抜けている。一方、角柱状
の取付け部13cからは、四方に向けて段付きに曲げ加
工したブラケット14,14…が垂設され、各ブラケッ
ト14には、上下方向に長い一対の長孔14h,14h
…が横並びにして形成されている(図1,図2)。
【0030】各分割部材12は、平面形状が方形である
一体部材を対角線位置で切断したような平面形状を有
し、そのカムブロック13側には、斜面12aを上方に
延長するためのガイド部12cが一体成形され、周辺側
には、フランジ部12fが一体成形されている(図2,
図3)。そして、カムブロック13の取付け部13cか
ら垂設された各ブラケット14の下端部は、ガイド部1
2cとの間に一定の間隔を保ってガイド部12cとオー
バラップしている。
【0031】各分割部材12のガイド部12cからは、
前面側に下垂したブラケット14の長孔14h,14h
に対応する一対のガイドピン15,15が横向きに突設
され、ガイドピン15,15の先端は、長孔14h,1
4h内に通されている。一対のガイドピン15,15に
は、ガイド部12cとブラケット14との間に作用する
一対の圧縮ばね15s,15sが所定の予圧を付与した
状態で装填され、各分割部材12をカムブロック13の
斜面13aに押し付けている。したがって、4個の分割
部材12,12…は、いずれも、カムブロック13に対
して相対上下動可能であるが、中子10が空間に浮いて
いる状態では、圧縮ばね15sと斜面12a,13aの
作用による下向きの分力と自重とによって、カムブロッ
ク13に対して下がりきった下限位置に位置し、各分割
部材12の底面12bは、カムブロック13の底面13
bに対して下方に位置している(図2)。また、この時
点では、4個の分割部材12,12…は、カムブロック
13を取り囲んで集合した状態となっている(図3)。
【0032】4個の内側部当て板11は、4個の分割部
材12のフランジ部12fにねじ11bを用いて交換自
在に取り付けられ、分割部材12と挙動を共にする(図
2,図3)。
【0033】一方、4個の外側部当て板21,21…
は、スライド位置決め機構20を介してワークテーブル
50のテーブル板51上に位置決め可能に取り付けられ
ている(図1)。なお、各スライド位置決め機構20と
外側部当て板21との間には、内部にヒータ24aを組
み込んだヒータユニット24が介装される(図4)。各
スライド位置決め機構20は、テーブル板51に固定す
るスライドベース22と、スライドベース22にスライ
ド動作可能に取り付ける水平の直動アクチュエータ23
とからなる。水平の直動アクチュエータ23は、2本の
ロッド23r,23rを備えるエアシリンダであり、ロ
ッド23r,23rの先端には、共通の連結板23fが
取り付けられている。ただし、この実施の形態において
は、水平の直動アクチュエータ20は、ロッド23r,
23rをロックし、水平の直動アクチュエータ20自体
を移動させるようにして利用している。すなわち、スラ
イドベース22には、2本の案内溝22a,22aが設
けられ、水平の直動アクチュエータ23は、案内溝22
a,22aに摺動自在に係合している。水平の直動アク
チュエータ23には、一対のロックねじ23b,23b
が設けられており、ロックねじ23b,23bを締め込
むことによって、任意の位置に固定することができる。
このため、スライドベース22には、位置決め用のスケ
ール(目盛り)22sが添設されとともに、水平の直動
アクチュエータ23側には、合い印23sが刻印されて
いる。
【0034】ヒータ24aには、ニクロム線のヒータが
用いられ、ヒータ24aは、絶縁性の充填材を充填した
ヒータユニット24の内部に埋め込まれている。ヒータ
ユニット24の後面には、ロッド23r,23rの連結
板23fに対応する連結板24fが取り付けられてお
り、ヒータユニット24と水平の直動アクチュエータ2
0とは、連結板23f,24fを介して連結される。ま
た、各外側部当て板21は、ヒータユニット24の前面
に密着させて交換自在にねじ止めされる。この際、外側
部当て板21は、水平の直動アクチュエータ20のスラ
イド方向と直角となるように調整されている。
【0035】このように、それぞれ外側部当て板21,
21…を取り付けた4個のスライド位置決め機構20,
20…は、外側部当て板21,21…を中子10を下降
させた場合における内側部当て板11,11…に対峙
し、内側部当て板11,11…に正確に平行となるよう
にテーブル板51上に放射状に配置して固定される(図
1)。
【0036】底部当て板31は、送りねじ機構30を介
してテーブル板51に上下動自在に取り付けられている
(図1,図5)。これは、紙製重箱の水平姿勢を正確に
保つためと、紙製重箱の箱底61aの高さ(上げ底)6
3cが異なる種類のものにも対応させるためである。送
りねじ機構30は、テーブル板51の裏面に固定する固
定シャーシ32と4本の送りねじ35,35…を介して
固定シャーシ32に取り付ける可動シャーシ33等から
なる(図5)。固定シャーシ32は、底板32dと底板
32dの両側に位置する一対の側板32b,32bとか
らなり、側板32b,32bには、テーブル板51に固
定するためのフランジ32fが設けられている。固定シ
ャーシ32の底板32dには、軸受けを介して4本の送
りねじ35,35…が回転自在に立設され、そのうち1
本の送りねじ35の下端は、底板32dを貫通して裏面
側に抜け出ている。そして、底板32dの裏面に抜けた
送りねじ35の下端には、回転ハンドル36が取り付け
られている。また、4本の送りねじ35,35…の底板
32d寄りには、それぞれ同じ歯数のスプロケット35
sが固定され、4個のスプロケット35s,35s…間
には、チェーン37が巻き掛けられている。したがっ
て、回転ハンドルを回すと、4本の送りねじが同方向に
等量回転する。
【0037】一方、可動シャーシ33は、天板33aと
底板33dと左右の側板33b,33bとからなり、固
定シャーシ32内に収まる大きさに設定されている。可
動シャーシ33の底板33dの裏面には、4本の送りね
じ35,35…の位置に対応する4箇所にネジブラケッ
ト33n,33n…が固定され、各送りねじ35の中間
部はネジブラケット33nに螺合し、上端部は、可動シ
ャーシ33内に抜けている。そして、底部当て板31
は、可動シャーシ33の天板33aに交換自在に取り付
けられている。なお、底部当て板31は、可動シャーシ
33の天板33aより一回り大きく、また、テーブル板
51には、可動シャーシ33が通過できる寸法の角孔5
1hが設けられている(図6)。そこで、底部当て板3
1は、送りねじ機構30をテーブル板51に組み付けた
後にテーブル板51の上側から天板33aに固定され
る。
【0038】本実施の形態における紙製箱の製造装置
は、次のようにして用いることによって、能率良く紙製
重箱の箱本体6を組み立てることができる。前提とし
て、完成した場合の紙製重箱の箱本体6について説明す
る(図7,図12)。箱本体6は、箱底61aと四周の
側面を形成する箱側61b,61b…とからなる内箱6
1と、内箱61の箱側の外側に貼着される側枠62とか
らなる二重のものであり、側枠62は、内箱61の各箱
側61bに対応する4面の枠面62a,62a…とから
なる。したがって、内箱61と側枠62とを一体化して
得られる箱本体6については、内箱61の箱底61aが
そのまま箱本体6の箱底61aを形成し、内箱の箱側6
1b,61b…と側枠62の枠面62a,62a…とが
一体となって箱本体6の箱側63を形成することとな
る。ただし、側枠62は、内箱の箱側61bの上端縁か
ら所定寸法下げて貼着され、箱本体6の箱側63には、
段差63dが形成されるとともに、側枠62の下端縁
は、箱底61aから下方に突出した状態となる。即ち、
箱底61aは、所定高さ63cの上げ底になる。
【0039】先ず、送りねじ機構30の回転ハンドル3
6を操作してテーブル51の高さを、その紙製重箱に対
応させるために調節する(図5)。また、スライド位置
決め機構20,20…を操作して外側部当て板21,2
1…を箱本体(紙製重箱)6の側枠62の寸法に合わせ
て位置決めをする(図1,図6)。このとき、4個の外
側部当て板21,21…内に側枠62が間隙を生じるこ
となく緊密に嵌まり込むだけではなく、前後左右の外側
部当て板21,21…が、直立の直動アクチュエータ1
6の中心CLについて対称の位置に来るように調節しな
ければならない(図6)。次に、送りねじ機構30を操
作し、可動シャーシ33を介して底部当て板31の高さ
位置を調節する。底部当て板31の高さ位置によって、
箱底61aの高さ位置および段差63dの幅と側枠62
の箱底61aからの突出量を調節することができる。ま
た、ヒータ24aを利用して作業する場合には、ヒータ
24aを予熱しておくことを要する。
【0040】この後、側枠62を外側部当て板21,2
1…内に嵌め込むようにセットすると、側枠62は、テ
ーブル板51上において四方から外側部当て板21,2
1…に拘束されるので、外側に膨出するように変形しな
いようになる(図6)。次に、箱側61b,61b…の
外側面に接着剤を塗布した内箱61を側枠62内に嵌め
込む(図7)。このとき内箱61と側枠62との位置関
係は、箱底61aが底部当て板31に当接することによ
って定まるので、作業内容は、単に内箱61を上から押
すのみの簡単なものとなる。
【0041】側枠62と内箱61のセット完了後、一対
の操作ボタンB1,B1を押し、直立の直動アクチュエ
ータ16を介して中子10を下降させる(図8)。中子
10が下降すると、分割部材12,12…の底面12b
が先順位に箱底61aに到達し、この時点で各分割部材
12および内側部当て板11の下降動作は停止する。し
かし、カムブロック13は、分割部材12,12…に対
して相対上下動可能であるから、4個の分割部材12,
12…の間に割り込むように下降動作を継続し、分割部
材12,12…を対応する外側部当て板21,21…に
向けて変位させる(図2の二点鎖線,図9の矢印参
照)。そこで、紙製重箱の箱側63、つまり、重なり合
った内箱61の箱側61bと側枠62の枠面62aとが
四周同時に内側部当て板11,11…と外側部当て板2
1,21…との間に挟み込まれ、所定時間の加圧下にお
いて均一に接着される。この際、ヒータ24aが熱せら
れていれば、加圧時間は大幅に短縮される。
【0042】ここで、紙製重箱は、そのほとんどが正方
形型であるが、本発明の紙製箱の製造装置は、長方形型
やその他の多角形状の紙製箱にも適用可能である。即
ち、長方形の紙製重箱(箱本体)を加工する場合には、
対向方向に位置する一対の分割部材12,12と内側部
当て板11,11間にスペーサ11s,11sを介装す
るとともに、他方の一対の分割部材12,12の内側部
当て板11,11を長いものと交換することによって対
応することができる(図10)。ただし、この場合は、
スペーサ11s,11sを介装した内側部当て板11,
11に対応する外側部当て板21,21は、スライド位
置決め機構20を介して位置調節し、長い内側部当て板
11,11に対応する外側部当て板21,21は、同等
の長さを有するものに交換するものとする。
【0043】また、逆6角錐形のカムブロック13と内
側部当て板11,11…を取り付けた6分割の分割部材
12,12…とを組み合わせるとともに、内側部当て板
11,11…に対応する6個の外側部当て板21,21
…を用いることによって、亀甲形の紙製重箱の加工にも
利用することができる(図11)。また、円弧状の曲面
に形成した内側部当て板11,11…および外側部当て
板21,21…を用いれば、円形の紙製重箱に適応する
ことができる。
【0044】以上の実施の形態における内側部当て板1
1、スライド位置決め機構20、ヒータユニット24、
送りねじ機構30は、必ずしも必要なものではなく、省
略することができる。内側部当て板11を省いて分割部
材12で直接に箱側を加圧することができ、ヒータユニ
ット24を省いても箱側63の四周を同時に加圧するこ
とによる能率改善効果が得られ、外側部当て板21およ
び底部当て板31は、直接テーブル板51に固定して利
用することができるからである。
【0045】また、以上の実施の形態においては、スラ
イド位置決め機構を構成20する水平の直動アクチュエ
ータ23を固定して利用しているが、作動させることに
よってより高度な利用が可能である。この場合は、スラ
イドベース22に対して水平の直動アクチュエータ23
の位置を調節し、ロッド23r,23rの前進限におい
て外側部当て板21が箱側63に当接する閉縮位置を求
める。ここで、ロッド23r,23rを後退させたとき
の位置を開拡位置とすれば、開拡位置においては、必然
的に箱側63と外側部当て板21との間に間隙を生じる
こととなる。したがって、箱側63を取り囲む複数の外
側部当て板21を開拡位置に位置決めして、その間に側
枠62をセットし、その後に外側部当て板21を閉縮位
置に移動するようにすれば、側枠62のセット時点で
は、側枠62と外側部当て板21との間に余裕があるた
めセット時間が短縮できるとともに、さらに、水平の直
動アクチュエータ23と直立の直動アクチュエータ16
とを、水平の直動アクチュエータ23が閉縮位置に至っ
た後、直立の直動アクチュエータ16を介して中子10
の下降動作が完了するように連動させることにより、側
枠62と接着剤を塗布した内箱61とを仮に組み合わせ
たものを外側部当て板内21にセットし、操作ボタンB
1,B1を押す作業のみで、側枠62と内箱61との位
置決めから箱側63の加圧に至る作業を短時間で完了す
ることができる。また、紙製箱の製造装置は、紙製重箱
に限らず、同様の構造を有する他の紙箱(紙製容器)の
製造にも有効に活用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る紙製箱の製造装置によれ
ば、中子は、直立の直動アクチュエータに固定する逆多
角錘形のカムブロックと、各外側部当て板に対応して設
けられ、それぞれカムブロックに相対上下動可能に取り
付ける複数の分割部材とを備えることから、複数の外側
部当て板とそれに対応する分割部材との間に、箱側の外
周を同時に挟み込んで加圧することができるので、複数
面の箱側が異なる時期に加圧されることによる接着不良
が解消され、歩留まりが改善されるとともに、作業能率
を向上させることができる。また、ヒータによって外側
部当て板を加熱することによって、外側部当て板と内側
部当て板との間に箱側を挟むと同時に外側部当て板の熱
を接着剤に伝達し、接着剤の凝固に要する時間を大幅に
短縮することが可能になる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態における中子の断面図である。
【図3】図2のX−X線矢視図である。
【図4】上記実施の形態におけるスライド位置決め機構
の分解斜視図である。
【図5】上記実施の形態における送りねじ機構の斜視図
である。
【図6】上記実施の形態における動作説明図である。
【図7】上記実施の形態における動作説明図である。
【図8】上記実施の形態における動作説明図である。
【図9】上記実施の形態における動作説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す中子の平面図
である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す中子と外側部
当て板の配置図である。
【図12】紙製重箱の構成を示す図であり、(a)はそ
の分解斜視図であり、(b)はその内箱とその外側の側
枠とを重ね合わせた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
6 箱本体 10 中子 11 内側部当て板 12 分割部材 13 カムブロック 16 直立の直動アクチュエータ 20 スライド位置決め機構 21 外側部当て板 23 水平の直動アクチュエータ 24 ヒータユニット 24a ヒータ 31 底部当て板 61a 箱底 63 箱側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B31B 15/64 B31B 15/64

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製箱の底面を形成する箱底に下側から
    当接する底部当て板と、紙製箱の周囲の側面を形成する
    箱側に外側から当接する複数の外側部当て板と、箱底と
    箱側に紙製箱の内側から当接する上下動自在の中子とを
    備え、 中子は、直立の直動アクチュエータに固定する逆多角錘
    形のカムブロックと、各外側部当て板に対応して設けら
    れ、それぞれカムブロックに相対上下動可能に取り付け
    る複数の分割部材とを備え、各分割部材は、直立の直動
    アクチュエータの下降動作によってカムブロックより先
    順位に箱底に到達した後、対応する各外側部当て板に向
    かって駆動することを特徴とする紙製箱の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の外側部当て板を、それぞれ外
    側部当て板に対して垂直方向に作動するスライド位置決
    め機構を介して取り付けてなる請求項1に記載の紙製箱
    の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド位置決め機構が、外側部当
    て板と箱側との間に間隙を設ける開拡位置と外側部当て
    板を箱側に当接させる閉縮位置との間を往復運動する水
    平の直動アクチュエータであることを特徴とする請求項
    2に記載の紙製箱の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記直立の直動アクチュエータと水平の
    直動アクチュエータとは、水平の直動アクチュエータが
    閉縮位置に至った後、直立の直動アクチュエータを介し
    て中子の下降動作が完了するように連動することを特徴
    とする請求項3に記載の紙製箱の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記分割部材が外側部当て板に対応する
    内側部当て板を備え、外側部当て内側部当て板とをそれ
    ぞれ交換自在としてなる請求項1記載の紙製箱の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記外側部当て板にヒータを付設するこ
    とを特徴とする請求項1記載の紙製箱の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記底部当て板を、その下方に設けられ
    る送りねじ機構を介して上下動自在としてなる請求項1
    記載の紙製箱の製造装置。
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