JP2002119789A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2002119789A
JP2002119789A JP2000313168A JP2000313168A JP2002119789A JP 2002119789 A JP2002119789 A JP 2002119789A JP 2000313168 A JP2000313168 A JP 2000313168A JP 2000313168 A JP2000313168 A JP 2000313168A JP 2002119789 A JP2002119789 A JP 2002119789A
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JP
Japan
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washing
laundry
aid
water
dewatering tub
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Application number
JP2000313168A
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English (en)
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Yuko Omura
優子 大村
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽に洗濯助剤を投入する洗濯助剤
投入装置を有する洗濯機において、洗濯物に付着した雑
菌やしみなどの洗剤だけでは落ちない汚れを除去し、さ
らに、洗濯物に洗濯助剤を残留させないようにする。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽2の内底部にパルセーター
8を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽2およびパルセー
ター8をモータ5により駆動するとともに、洗濯兼脱水
槽2内に第1の給水弁14により給水し、洗濯兼脱水槽
2内に第2の給水弁15により洗濯兼脱水槽2内に洗濯
助剤を投入する。制御装置17によりモータ5、第1の
給水弁14、第2の給水弁15などの動作を制御し、複
数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終すすぎより
も前のすすぎ行程で第2の給水弁15を駆動するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽に洗
濯助剤を投入する洗濯助剤投入装置を有する洗濯機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機は、図4に示すように構成
していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図4に示すように、外槽1は、回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽2を内包し、吊り棒3により洗濯
機外枠4に吊り下げている。モータ5は、Vベルト6お
よび減速機構7を介して洗濯兼脱水槽2および洗濯兼脱
水槽2の内底部に回転自在に配設したパルセーター8を
回転駆動する。洗濯兼脱水槽2の上部には、液体を内封
した液体バランサー9を固定している。給水弁10は、
洗濯兼脱水槽2内に水を給水するものであり、水位検知
手段11は、外槽1内の水位を検知するもので、排水弁
12は外槽1内の洗濯水を排水するものである。制御装
置13は、モータ5、給水弁10、排水弁12などを制
御して、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御す
るものである。
【0004】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入し、給水弁10と水
位検知手段11によって洗濯兼脱水槽2内に所定の水位
に給水し、モータ5を駆動してパルセーター8を回転
し、洗い行程を実行する。洗い行程終了後、排水弁12
により外槽1内の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して
洗濯兼脱水槽2を回転して、中間脱水行程を実行する。
【0005】その後、給水弁10と水位検知手段11に
よって洗濯兼脱水槽2内に所定の水位に給水し、モータ
5を駆動してパルセーター8を回転し、すすぎ行程を実
行する。もう一度、中間脱水とすすぎ行程を実施し、最
後にモータ5を駆動して洗濯兼脱水槽2を回転し、脱水
行程を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の洗濯
機では、洗い行程に洗剤を投入し、パルセーター8の回
転により洗濯物に機械力を加えることにより、洗濯物に
付着していた汗、脂、泥などの汚れを落としていた。ま
た、すすぎ行程で洗剤液を水で希釈することにより、洗
濯物から洗剤成分を除去していた。
【0007】しかしながら、汚れた洗濯物を数日放置し
ておき、洗濯物に雑菌が多く繁殖していたり、洗濯物に
食べこぼしなどのしみ汚れがある場合、洗い行程での洗
剤と機械力の効果だけで、雑菌やしみ汚れを除去するこ
とは困難であった。また、洗剤と同時に、除菌剤や漂白
剤を投入しても、洗濯物に多量の汗、脂、泥などの汚れ
が付着しているので、充分な効果が発揮されず、雑菌や
しみ汚れを完全に除去することは困難であった。
【0008】また、除菌剤を含む仕上げ剤を最後のすす
ぎに入れた場合、雑菌を除去する効果は期待できるが、
除菌剤が洗濯物に残留し、皮膚に悪影響を与える可能性
があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物に付着した雑菌やしみなどの洗剤だけでは落ちない汚
れを除去し、さらに、洗濯物に洗濯助剤を残留させない
ようにすることを第1の目的としている。
【0010】また、洗濯助剤を自動投入することによ
り、毎回手動で投入する手間を省き、投入量のばらつき
による雑菌やしみなどの汚れ除去性能の低下や、すすぎ
不足を防止することを第2の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗濯兼脱水槽の内底部にパルセータ
ーを回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽およびパルセータ
ーを駆動手段により駆動するとともに、洗濯兼脱水槽内
に給水手段により給水し、洗濯兼脱水槽内に洗濯助剤投
入手段により洗濯兼脱水槽内に洗濯助剤を投入し、制御
手段により給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入手段など
の動作を制御するよう構成し、制御手段は、複数回のす
すぎ行程を実行可能であって、最終すすぎよりも前のす
すぎ行程で洗濯助剤投入手段を駆動するように構成した
ものである。
【0012】これにより、最終すすぎよりも前のすすぎ
行程で洗濯助剤を投入することにより、洗濯物に付着し
た雑菌やしみなどの洗剤だけでは落ちない汚れを除去す
ることができ、さらに、それより後のすすぎ行程で洗濯
助剤を希釈し、洗濯物に洗濯助剤を残留させないように
することができる。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために、
複数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗濯助剤ケースと、洗濯
助剤を自動投入する洗濯助剤自動投入手段を備えたもの
である。
【0014】これにより、適正量の洗濯助剤を自動投入
することができるので、洗濯ごとに洗濯助剤を投入する
手間を省くことができる。また、洗濯助剤の不足による
洗濯物に付着した雑菌やしみなどの汚れの除去性能の低
下や、洗濯助剤の入れすぎによる洗濯助剤の洗濯物への
残留を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給
水手段と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設
したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽および前記パル
セーターを駆動する駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽内に
洗濯助剤を投入する少なくとも1つの洗濯助剤投入手段
と、前記給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入手段などの
動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、複
数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終すすぎより
も前のすすぎ行程で前記洗濯助剤投入手段を駆動するよ
うに構成したものであり、最終すすぎよりも前のすすぎ
行程で除菌剤、漂白剤などの洗濯助剤を投入することに
より、洗濯物に付着した雑菌やしみなどの洗剤だけでは
落ちない汚れを除去することができ、さらに、それより
後のすすぎ行程で洗濯助剤を希釈し、洗濯物に洗濯助剤
が残留しないようにすることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗
濯助剤ケースと、洗濯助剤を自動投入する少なくとも1
つの洗濯助剤自動投入手段を備えたものであり、適正量
の洗濯助剤を自動投入することができるので、洗濯ごと
に洗濯助剤を投入する手間を省くことができ、また、洗
濯助剤の不足による洗濯物に付着した雑菌やしみなどの
汚れの除去性能の低下や、洗濯助剤の入れすぎによる洗
濯助剤の洗濯物への残留を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは、
同一符号を付して説明を省略する。
【0018】(実施例1)図1に示すように、第1の給
水弁(給水手段)14は、洗濯兼脱水槽2内に直接水を
給水するものであり、第2の給水弁(洗濯助剤投入手
段)15は、洗濯助剤投入ケース16を通して洗濯兼脱
水槽2内に直接水を給水し、洗濯助剤投入ケース16内
に投入した除菌剤(洗濯助剤)を洗濯兼脱水槽2内に流
し入れながら給水するものである。第2の給水弁15と
洗濯助剤投入ケース16により洗濯助剤投入装置を構成
している。
【0019】制御装置(制御手段)17は、モータ5、
第1の給水弁14、第2の給水弁15、排水弁12など
の動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程
を逐次制御するとともに、複数回のすすぎ行程を実行可
能であって、最終すすぎよりも前のすすぎ行程で第2の
給水弁15を駆動して、洗濯助剤投入ケース16内に投
入された洗濯助剤を洗濯兼脱水槽2内に流し入れながら
給水するよう構成している。
【0020】上記構成において動作を説明する。洗濯兼
脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入し、洗濯助剤投入ケー
ス16内に除菌剤を投入しておく。制御装置17に設け
たスタートスイッチ(図示せず)を押すと、第1の給水
弁14と水位検知手段11によって、洗濯兼脱水槽2内
に所定の水位に給水する。そして、モータ5を駆動し
て、パルセーター8を回転して、洗い行程を実行する。
【0021】この洗い行程で、洗剤と機械力の効果によ
り、洗濯物に付着している汗や脂、泥などの汚れが除去
される。洗い行程終了後、排水弁12を作動して、洗濯
兼脱水槽2内の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して、
洗濯兼脱水槽2を回転させ、中間脱水行程を実行し、洗
剤成分や汚れを排出する。
【0022】つぎに、第2の給水弁15により、洗濯助
剤投入ケース16を通して洗濯兼脱水槽2内に給水し、
洗濯助剤投入ケース16に予め投入されている除菌剤を
洗濯兼脱水槽2内に流し入れながら、水位検知手段11
により所定水位まで給水する。その後、パルセーター8
を回転させ、洗濯物に付着している雑菌に除菌剤を作用
させ、雑菌を除去するとともに、洗濯物に含まれる洗剤
成分を希釈する。
【0023】つぎに、もう一度、排水行程と中間脱水行
程を実行し、洗剤成分や除菌成分、雑菌を排出する。そ
して、第1の給水弁15と水位検知手段11によって、
洗濯兼脱水槽2内に給水し、パルセーター8を回転さ
せ、2回目のすすぎ行程を実行する。このとき、1回目
のすすぎ行程で投入された除菌剤が水で十分希釈され
る。その後、排水弁12を作動して、洗濯兼脱水槽2内
の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽
2を回転させ、脱水行程を実行する。
【0024】このように、洗い行程では、洗濯物に付着
している汗や脂、泥などの汚れを洗剤により除去し、そ
の後の排水、中間脱水で洗剤、汗、脂、泥などの汚れを
含んだ洗濯水が排出される。その後、1回目のすすぎ行
程で、除菌剤が投入され、洗濯物に残留している雑菌を
除去する。このとき、洗い行程で汗、脂、泥などの汚れ
が除去されているので、除菌剤が洗濯物に付着している
雑菌に直接作用することができるので、効果的に雑菌を
除去することができる。つぎに、2回目のすすぎ行程
で、1回目のすすぎ行程で投入された除菌剤を十分希釈
することができるので、洗濯物に除菌剤が残留すること
がない。
【0025】なお、本実施例では、洗濯助剤として、除
菌剤を例に説明しているが、漂白剤など洗剤と共存しな
い方が効果を発揮する洗濯助剤でもよい。また、本実施
例では、第2の給水弁15と洗濯助剤投入ケース16と
で構成した洗濯助剤投入装置が1つの場合を示したが、
除菌剤を投入する洗濯助剤投入装置と漂白剤を投入する
洗濯助剤投入装置など複数設けてもよい。
【0026】(実施例2)図2に示すように、給水弁1
8は洗濯兼脱水槽2内に給水するものである。複数回分
の除菌剤(洗濯助剤)19を洗濯助剤ケース20内に貯
蔵し、洗濯助剤ケース20内の除菌剤19を自動ポンプ
(洗濯助剤自動投入手段)21により適正量吐出し、供
給通路22を通して洗濯兼脱水槽2内に供給するよう構
成している。
【0027】制御装置23は、図3に示すように、マイ
クロコンピュータで構成した制御手段24を有してお
り、この制御手段24は、パワースイッチング手段25
を介して、モータ5、給水弁18、排水弁12、自動ポ
ンプ21などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水など
の一連の行程を逐次制御する。布量検知手段26は、洗
濯兼脱水槽2内に投入された洗濯物の量を検知するもの
で、布量検知手段26の信号を制御手段24に入力して
いる。
【0028】水量判定手段27は、布量検知手段26に
より検知した布量に応じた水量を判定するもので、この
判定した水量に応じて、給水弁18および水位検知手段
11により洗濯兼脱水槽2内に給水する。洗濯助剤投入
量判定手段28は水量判定手段27の信号を取り込ん
で、水量に応じた洗濯助剤量を判定し、自動ポンプ21
により、すすぎ1回目に、洗濯兼脱水槽2内に適正量の
洗濯助剤を投入するよう構成している。なお、29は商
用電源、30は電源スイッチである。他の構成は上記実
施例1と同じである。
【0029】上記構成において動作を説明する。複数回
分の除菌剤19を洗濯助剤ケース20に投入しておく。
洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入すると、布量検知手段
26により、投入した洗濯物の量を判定する。布量検知
手段26の信号に基づき、水量判定手段27が洗濯水量
を判定し、給水弁18と水位検知手段11により、所定
量給水する。
【0030】所定量の洗剤を投入した後、モータ5を駆
動してパルセーター8を回転し、洗い行程を実行する。
この洗い行程で、洗剤と機械力により、洗濯物に付着し
ている汗や脂、泥などの汚れが除去される。洗い行程終
了後、排水弁12を作動して、洗濯兼脱水槽2内の洗濯
水を排水し、モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽2を回
転させ、中間脱水行程を実行し、洗剤成分や汚れを排出
する。
【0031】つぎに、1回目のすすぎ行程を実行する。
給水弁18と水位検知手段11によって、水量判定手段
27により判定した洗濯水量まで、洗濯兼脱水槽2内に
給水するとともに、洗濯助剤投入量判定手段28は、水
量判定手段27の信号を取り込んで水量に応じた除菌剤
量を判定し、自動ポンプ21により洗濯兼脱水槽2内に
除菌剤19を投入する。パルセーター8を回転させ、洗
濯物に付着している雑菌に除菌剤19を作用させ、雑菌
を除去するとともに、洗濯物に含まれる洗剤成分を希釈
する。
【0032】つぎに、もう一度、排水行程と中間脱水行
程を実行し、洗剤成分や除菌成分、雑菌を排出する。そ
して、2回目のすすぎ行程を実行する。給水弁18と水
位検知手段11により水量判定手段27により判定した
洗濯水量まで、洗濯兼脱水槽2内に給水し、パルセータ
ー8を回転させる。このとき、1回目のすすぎ行程で投
入された除菌剤が水で十分希釈される。その後、排水弁
12を作動して、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水を排水し、
モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽2を回転させ、脱水
行程を実行する。
【0033】このように、適正量の除菌剤19を自動投
入するので、洗濯ごとに除菌剤19を投入する手間が必
要でなく、また、水量に応じた量の除菌剤19が投入さ
れるので、効果的に雑菌を除去することができる。ま
た、除菌剤19を入れすぎることがないので、除菌剤1
9をしっかりすすぐことができ、洗濯物に除菌剤19が
残留することがない。
【0034】なお、本実施例では、洗濯助剤として、除
菌剤を例に説明しているが、漂白剤など洗剤と共存しな
いほうが効果を発揮する洗濯助剤でもよい。また、本実
施例では、洗濯助剤ケース20内の除菌剤19を自動投
入する自動ポンプ21が1つの場合を示したが、除菌剤
19を自動投入する自動ポンプと漂白剤を自動投入する
自動ポンプなど複数設けてもよい。
【0035】また、洗濯助剤自動投入手段として、自動
ポンプ21について説明したが、シリンダー等で構成し
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に
給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転
自在に配設したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽およ
び前記パルセーターを駆動する駆動手段と、前記洗濯兼
脱水槽内に洗濯助剤を投入する少なくとも1つの洗濯助
剤投入手段と、前記給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入
手段などの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、複数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終
すすぎよりも前のすすぎ行程で前記洗濯助剤投入手段を
駆動するように構成したから、洗い行程で、洗濯物に付
着している汗や脂、泥などの汚れを洗剤により除去した
上で、最終すすぎよりも前のすすぎ行程で除菌剤、漂白
剤などの洗濯助剤を投入することにより、洗濯物に残留
している雑菌やしみを効果的に除去することができる。
さらに、それより後のすすぎ行程で、先に投入された洗
濯助剤を十分希釈することができるので、洗濯物に洗濯
助剤を残留させないようにすることができる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗濯助剤ケースと、洗濯助
剤を自動投入する少なくとも1つの洗濯助剤自動投入手
段を備えたから、適正量の洗濯助剤を自動投入すること
ができるので、洗濯ごとに洗濯助剤を投入する手間を省
くことができ、また、水量に応じた量の洗濯助剤が投入
されるので、洗濯助剤の不足による洗濯物に付着した雑
菌やしみなどの汚れの除去性能の低下や、洗濯助剤の入
れすぎによる洗濯助剤の洗濯物への残留を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機のブロック回路図
【図4】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
2 洗濯兼脱水槽 5 モータ(駆動手段) 8 パルセーター 14 第1の給水弁(給水手段) 15 第2の給水弁(洗濯助剤投入手段) 17 制御装置(制御手段)
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月24日(2000.11.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 洗濯機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽に洗
濯助剤を投入する洗濯助剤投入装置を有する洗濯機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機は、図4に示すように構成
していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図4に示すように、外槽1は、回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽2を内包し、吊り棒3により洗濯
機外枠4に吊り下げている。モータ5は、Vベルト6お
よび減速機構7を介して洗濯兼脱水槽2および洗濯兼脱
水槽2の内底部に回転自在に配設したパルセーター8を
回転駆動する。洗濯兼脱水槽2の上部には、液体を内封
した液体バランサー9を固定している。給水弁10は、
洗濯兼脱水槽2内に水を給水するものであり、水位検知
手段11は、外槽1内の水位を検知するもので、排水弁
12は外槽1内の洗濯水を排水するものである。制御装
置13は、モータ5、給水弁10、排水弁12などを制
御して、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御す
るものである。
【0004】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入し、給水弁10と水
位検知手段11によって洗濯兼脱水槽2内に所定の水位
に給水し、モータ5を駆動してパルセーター8を回転
し、洗い行程を実行する。洗い行程終了後、排水弁12
により外槽1内の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して
洗濯兼脱水槽2を回転して、中間脱水行程を実行する。
【0005】その後、給水弁10と水位検知手段11に
よって洗濯兼脱水槽2内に所定の水位に給水し、モータ
5を駆動してパルセーター8を回転し、すすぎ行程を実
行する。もう一度、中間脱水とすすぎ行程を実施し、最
後にモータ5を駆動して洗濯兼脱水槽2を回転し、脱水
行程を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の洗濯
機では、洗い行程に洗剤を投入し、パルセーター8の回
転により洗濯物に機械力を加えることにより、洗濯物に
付着していた汗、脂、泥などの汚れを落としていた。ま
た、すすぎ行程で洗剤液を水で希釈することにより、洗
濯物から洗剤成分を除去していた。
【0007】しかしながら、汚れた洗濯物を数日放置し
ておき、洗濯物に雑菌が多く繁殖していたり、洗濯物に
食べこぼしなどのしみ汚れがある場合、洗い行程での洗
剤と機械力の効果だけで、雑菌やしみ汚れを除去するこ
とは困難であった。また、洗剤と同時に、除菌剤や漂白
剤を投入しても、洗濯物に多量の汗、脂、泥などの汚れ
が付着しているので、充分な効果が発揮されず、雑菌や
しみ汚れを完全に除去することは困難であった。
【0008】また、除菌剤を含む仕上げ剤を最後のすす
ぎに入れた場合、雑菌を除去する効果は期待できるが、
除菌剤が洗濯物に残留し、皮膚に悪影響を与える可能性
があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物に付着した雑菌やしみなどの洗剤だけでは落ちない汚
れを除去し、さらに、洗濯物に洗濯助剤を残留させない
ようにすることを第1の目的としている。
【0010】また、洗濯助剤を自動投入することによ
り、毎回手動で投入する手間を省き、投入量のばらつき
による雑菌やしみなどの汚れ除去性能の低下や、すすぎ
不足を防止することを第2の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗濯兼脱水槽の内底部にパルセータ
ーを回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽およびパルセータ
ーを駆動手段により駆動するとともに、洗濯兼脱水槽内
に給水手段により給水し、洗濯兼脱水槽内に洗濯助剤投
入手段により洗濯兼脱水槽内に洗濯助剤を投入し、制御
手段により給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入手段など
の動作を制御するよう構成し、制御手段は、複数回のす
すぎ行程を実行可能であって、最終すすぎよりも前のす
すぎ行程で洗濯助剤投入手段を駆動するように構成した
ものである。
【0012】これにより、最終すすぎよりも前のすすぎ
行程で洗濯助剤を投入することにより、洗濯物に付着し
た雑菌やしみなどの洗剤だけでは落ちない汚れを除去す
ることができ、さらに、それより後のすすぎ行程で洗濯
助剤を希釈し、洗濯物に洗濯助剤を残留させないように
することができる。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために、
複数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗濯助剤ケースと、洗濯
助剤を自動投入する洗濯助剤自動投入手段を備えたもの
である。
【0014】これにより、適正量の洗濯助剤を自動投入
することができるので、洗濯ごとに洗濯助剤を投入する
手間を省くことができる。また、洗濯助剤の不足による
洗濯物に付着した雑菌やしみなどの汚れの除去性能の低
下や、洗濯助剤の入れすぎによる洗濯助剤の洗濯物への
残留を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給
水手段と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設
したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽および前記パル
セーターを駆動する駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽内に
洗濯助剤を投入する少なくとも1つの洗濯助剤投入手段
と、前記給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入手段などの
動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、複
数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終すすぎより
も前のすすぎ行程で前記洗濯助剤投入手段を駆動するよ
うに構成したものであり、最終すすぎよりも前のすすぎ
行程で除菌剤、漂白剤などの洗濯助剤を投入することに
より、洗濯物に付着した雑菌やしみなどの洗剤だけでは
落ちない汚れを除去することができ、さらに、それより
後のすすぎ行程で洗濯助剤を希釈し、洗濯物に洗濯助剤
が残留しないようにすることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗
濯助剤ケースと、洗濯助剤を自動投入する少なくとも1
つの洗濯助剤自動投入手段を備えたものであり、適正量
の洗濯助剤を自動投入することができるので、洗濯ごと
に洗濯助剤を投入する手間を省くことができ、また、洗
濯助剤の不足による洗濯物に付着した雑菌やしみなどの
汚れの除去性能の低下や、洗濯助剤の入れすぎによる洗
濯助剤の洗濯物への残留を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは、
同一符号を付して説明を省略する。
【0018】(実施例1)図1に示すように、第1の給
水弁(給水手段)14は、洗濯兼脱水槽2内に直接水を
給水するものであり、第2の給水弁(洗濯助剤投入手
段)15は、洗濯助剤投入ケース16を通して洗濯兼脱
水槽2内に直接水を給水し、洗濯助剤投入ケース16内
に投入した除菌剤(洗濯助剤)を洗濯兼脱水槽2内に流
し入れながら給水するものである。第2の給水弁15と
洗濯助剤投入ケース16により洗濯助剤投入装置を構成
している。
【0019】制御装置(制御手段)17は、モータ5、
第1の給水弁14、第2の給水弁15、排水弁12など
の動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程
を逐次制御するとともに、複数回のすすぎ行程を実行可
能であって、最終すすぎよりも前のすすぎ行程で第2の
給水弁15を駆動して、洗濯助剤投入ケース16内に投
入された洗濯助剤を洗濯兼脱水槽2内に流し入れながら
給水するよう構成している。
【0020】上記構成において動作を説明する。洗濯兼
脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入し、洗濯助剤投入ケー
ス16内に除菌剤を投入しておく。制御装置17に設け
たスタートスイッチ(図示せず)を押すと、第1の給水
弁14と水位検知手段11によって、洗濯兼脱水槽2内
に所定の水位に給水する。そして、モータ5を駆動し
て、パルセーター8を回転して、洗い行程を実行する。
【0021】この洗い行程で、洗剤と機械力の効果によ
り、洗濯物に付着している汗や脂、泥などの汚れが除去
される。洗い行程終了後、排水弁12を作動して、洗濯
兼脱水槽2内の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して、
洗濯兼脱水槽2を回転させ、中間脱水行程を実行し、洗
剤成分や汚れを排出する。
【0022】つぎに、第2の給水弁15により、洗濯助
剤投入ケース16を通して洗濯兼脱水槽2内に給水し、
洗濯助剤投入ケース16に予め投入されている除菌剤を
洗濯兼脱水槽2内に流し入れながら、水位検知手段11
により所定水位まで給水する。その後、パルセーター8
を回転させ、洗濯物に付着している雑菌に除菌剤を作用
させ、雑菌を除去するとともに、洗濯物に含まれる洗剤
成分を希釈する。
【0023】つぎに、もう一度、排水行程と中間脱水行
程を実行し、洗剤成分や除菌成分、雑菌を排出する。そ
して、第1の給水弁15と水位検知手段11によって、
洗濯兼脱水槽2内に給水し、パルセーター8を回転さ
せ、2回目のすすぎ行程を実行する。このとき、1回目
のすすぎ行程で投入された除菌剤が水で十分希釈され
る。その後、排水弁12を作動して、洗濯兼脱水槽2内
の洗濯水を排水し、モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽
2を回転させ、脱水行程を実行する。
【0024】このように、洗い行程では、洗濯物に付着
している汗や脂、泥などの汚れを洗剤により除去し、そ
の後の排水、中間脱水で洗剤、汗、脂、泥などの汚れを
含んだ洗濯水が排出される。その後、1回目のすすぎ行
程で、除菌剤が投入され、洗濯物に残留している雑菌を
除去する。このとき、洗い行程で汗、脂、泥などの汚れ
が除去されているので、除菌剤が洗濯物に付着している
雑菌に直接作用することができるので、効果的に雑菌を
除去することができる。つぎに、2回目のすすぎ行程
で、1回目のすすぎ行程で投入された除菌剤を十分希釈
することができるので、洗濯物に除菌剤が残留すること
がない。
【0025】なお、本実施例では、洗濯助剤として、除
菌剤を例に説明しているが、漂白剤など洗剤と共存しな
い方が効果を発揮する洗濯助剤でもよい。また、本実施
例では、第2の給水弁15と洗濯助剤投入ケース16と
で構成した洗濯助剤投入装置が1つの場合を示したが、
除菌剤を投入する洗濯助剤投入装置と漂白剤を投入する
洗濯助剤投入装置など複数設けてもよい。
【0026】(実施例2)図2に示すように、給水弁1
8は洗濯兼脱水槽2内に給水するものである。複数回分
の除菌剤(洗濯助剤)19を洗濯助剤ケース20内に貯
蔵し、洗濯助剤ケース20内の除菌剤19を自動ポンプ
(洗濯助剤自動投入手段)21により適正量吐出し、供
給通路22を通して洗濯兼脱水槽2内に供給するもので
ある。すなわち、洗濯助剤ケース20と自動ポンプ21
により、洗濯助剤投入装置を構成している。
【0027】制御装置23は、図3に示すように、マイ
クロコンピュータで構成した制御手段24を有してお
り、この制御手段24は、パワースイッチング手段25
を介して、モータ5、給水弁18、排水弁12、自動ポ
ンプ21などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水など
の一連の行程を逐次制御する。布量検知手段26は、洗
濯兼脱水槽2内に投入された洗濯物の量を検知するもの
で、布量検知手段26の信号を制御手段24に入力して
いる。
【0028】水量判定手段27は、布量検知手段26に
より検知した布量に応じた水量を判定するもので、この
判定した水量に応じて、給水弁18および水位検知手段
11により洗濯兼脱水槽2内に給水する。洗濯助剤投入
量判定手段28は水量判定手段27の信号を取り込ん
で、水量に応じた洗濯助剤量を判定し、自動ポンプ21
により、すすぎ1回目に、洗濯兼脱水槽2内に適正量の
洗濯助剤を投入するよう構成している。なお、29は商
用電源、30は電源スイッチである。他の構成は上記実
施例1と同じである。
【0029】上記構成において動作を説明する。複数回
分の除菌剤19を洗濯助剤ケース20に投入しておく。
洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入すると、布量検知手段
26により、投入した洗濯物の量を判定する。布量検知
手段26の信号に基づき、水量判定手段27が洗濯水量
を判定し、給水弁18と水位検知手段11により、所定
量給水する。
【0030】所定量の洗剤を投入した後、モータ5を駆
動してパルセーター8を回転し、洗い行程を実行する。
この洗い行程で、洗剤と機械力により、洗濯物に付着し
ている汗や脂、泥などの汚れが除去される。洗い行程終
了後、排水弁12を作動して、洗濯兼脱水槽2内の洗濯
水を排水し、モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽2を回
転させ、中間脱水行程を実行し、洗剤成分や汚れを排出
する。
【0031】つぎに、1回目のすすぎ行程を実行する。
給水弁18と水位検知手段11によって、水量判定手段
27により判定した洗濯水量まで、洗濯兼脱水槽2内に
給水するとともに、洗濯助剤投入量判定手段28は、水
量判定手段27の信号を取り込んで水量に応じた除菌剤
量を判定し、自動ポンプ21により洗濯兼脱水槽2内に
除菌剤19を投入する。パルセーター8を回転させ、洗
濯物に付着している雑菌に除菌剤19を作用させ、雑菌
を除去するとともに、洗濯物に含まれる洗剤成分を希釈
する。
【0032】つぎに、もう一度、排水行程と中間脱水行
程を実行し、洗剤成分や除菌成分、雑菌を排出する。そ
して、2回目のすすぎ行程を実行する。給水弁18と水
位検知手段11により水量判定手段27により判定した
洗濯水量まで、洗濯兼脱水槽2内に給水し、パルセータ
ー8を回転させる。このとき、1回目のすすぎ行程で投
入された除菌剤が水で十分希釈される。その後、排水弁
12を作動して、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水を排水し、
モータ5を駆動して、洗濯兼脱水槽2を回転させ、脱水
行程を実行する。
【0033】このように、適正量の除菌剤19を自動投
入するので、洗濯ごとに除菌剤19を投入する手間が必
要でなく、また、水量に応じた量の除菌剤19が投入さ
れるので、効果的に雑菌を除去することができる。ま
た、除菌剤19を入れすぎることがないので、除菌剤1
9をしっかりすすぐことができ、洗濯物に除菌剤19が
残留することがない。
【0034】なお、本実施例では、洗濯助剤として、除
菌剤を例に説明しているが、漂白剤など洗剤と共存しな
いほうが効果を発揮する洗濯助剤でもよい。また、本実
施例では、洗濯助剤ケース20と、この洗濯助剤ケース
20内の除菌剤19を自動投入する自動ポンプ21とで
構成された洗濯助剤自動投入装置が1つの場合について
説明したが、この洗濯助剤自動投入装置以外には、例え
ば、漂白剤を自動投入する洗濯助剤自動投入装置を併設
しても良く、要するに、洗濯助剤自動投入装置は複数設
けても良い。そして、複数設けることで、洗濯助剤の種
類とその目的に応じた効果が得られることは言うまでも
ない
【0035】また、洗濯助剤自動投入手段として、自動
ポンプ21について説明したが、シリンダー等で構成し
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に
給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転
自在に配設したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽およ
び前記パルセーターを駆動する駆動手段と、前記洗濯兼
脱水槽内に洗濯助剤を投入する少なくとも1つの洗濯助
剤投入手段と、前記給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入
手段などの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、複数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終
すすぎよりも前のすすぎ行程で前記洗濯助剤投入手段を
駆動するように構成したから、洗い行程で、洗濯物に付
着している汗や脂、泥などの汚れを洗剤により除去した
上で、最終すすぎよりも前のすすぎ行程で除菌剤、漂白
剤などの洗濯助剤を投入することにより、洗濯物に残留
している雑菌やしみを効果的に除去することができる。
さらに、それより後のすすぎ行程で、先に投入された洗
濯助剤を十分希釈することができるので、洗濯物に洗濯
助剤を残留させないようにすることができる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗濯助剤ケースと、洗濯助
剤を自動投入する少なくとも1つの洗濯助剤自動投入手
段を備えたから、適正量の洗濯助剤を自動投入すること
ができるので、洗濯ごとに洗濯助剤を投入する手間を省
くことができ、また、水量に応じた量の洗濯助剤が投入
されるので、洗濯助剤の不足による洗濯物に付着した雑
菌やしみなどの汚れの除去性能の低下や、洗濯助剤の入
れすぎによる洗濯助剤の洗濯物への残留を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機のブロック回路図
【図4】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】 2 洗濯兼脱水槽 5 モータ(駆動手段) 8 パルセーター 14 第1の給水弁(給水手段) 15 第2の給水弁(洗濯助剤投入手段) 17 制御装置(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に
    給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転
    自在に配設したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽およ
    び前記パルセーターを駆動する駆動手段と、前記洗濯兼
    脱水槽内に洗濯助剤を投入する少なくとも1つの洗濯助
    剤投入手段と、前記給水手段、駆動手段、洗濯助剤投入
    手段などの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御
    手段は、複数回のすすぎ行程を実行可能であって、最終
    すすぎよりも前のすすぎ行程で前記洗濯助剤投入手段を
    駆動するように構成した洗濯機。
  2. 【請求項2】 複数回分の洗濯助剤を貯蔵する洗濯助剤
    ケースと、洗濯助剤を自動投入する少なくとも1つの洗
    濯助剤自動投入手段を備えた請求項1記載の洗濯機。
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WO2023199625A1 (ja) * 2022-04-12 2023-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機及び洗濯方法

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