JP2002119500A - X線画像診断装置 - Google Patents

X線画像診断装置

Info

Publication number
JP2002119500A
JP2002119500A JP2000315982A JP2000315982A JP2002119500A JP 2002119500 A JP2002119500 A JP 2002119500A JP 2000315982 A JP2000315982 A JP 2000315982A JP 2000315982 A JP2000315982 A JP 2000315982A JP 2002119500 A JP2002119500 A JP 2002119500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
arm
ray tube
flat sensor
ray image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000315982A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Ikeda
重之 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2000315982A priority Critical patent/JP2002119500A/ja
Publication of JP2002119500A publication Critical patent/JP2002119500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動時に際して小形化可能なX線画像撮影装
置を提供する。 【解決手段】 上記課題は、被検者1にX線を照射する
X線管球3と、X線管球3と対向配置され被検者1の透
過X線を検出しX線画像信号に変換しそのX線画像信号
を出力するX線平面センサ16と、X線管球3を支持す
るX線管球用アーム17と、X線平面センサ16を支持
する平面センサ用アーム15と、前記X線管球用アーム
17と平面センサ用アーム15のそれぞれの伸縮移動を
個別に制御するCアーム駆動部14とを備えたことで解
決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線源とX線検出
器とがアーム部によって支持される機構を有した移動形
X線画像診断装置に係り、装置の移動時にアーム部を小
形化できるX線画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線画像診断装置は、被検体にX
線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記
被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線源
とX線検出器とを支持するアーム部とを備えていた。
【0003】上記X線源は通常X線管球が用いられ、上
記X線検出器はイメージ・インテンシファイア(「I.
I.」という)が用いられていた。近年、I.I.から
X線平面センサ(「平面センサ」ともいう)に置き換え
られつつあり、平面センサはX線画像信号を直接出力で
きるので、I.I.からの光学像を撮影するTVカメラ
等が不要となり、X線画像診断装置が小形、軽量化され
ることが期待されてきた。
【0004】また、病院内の様々な場所でX線画像を撮
影する移動形X線画像撮影装置(「モバイル装置」とも
いう)においては、装置を運び込むあるいは運び出す部
屋の入口やエレベータで装置を出し入れしなければなら
ず、モバイル装置の移動時の小形化は特に必要であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のモバイ
ル装置のアーム部は、前記X線源とX線検出器の両方を
支持しているため、前記X線源とX線検出器との対向配
置関係を維持しやすいようにアーム部の形状がC字形あ
るいはΩ字形で固定されている。そのため、例えば、ア
ーム部の床−天井方向の長さを短くするために、アーム
部をモバイル装置の走行方向に倒して配置することを考
えると、アーム部の前記走行方向の長さが長くなるの
で、部屋やエレベータの壁に接触するなどの支障が出る
おそれがあった。本発明の目的は、移動時に際して小形
化可能なX線画像撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検体にX
線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記
被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線源
とX線検出器とを支持するアーム部とを備えたX線画像
診断装置において、前記アーム部は前記X線源を支持す
る第1のアーム部と前記X線検出器を支持する第2のア
ーム部とから構成されると共に、前記第1のアーム部と
前記第2のアーム部のそれぞれの伸縮移動を個別に制御
する手段を備えたことを特徴とするX線画像診断装置に
よって達成される。
【0007】また、前記X線検出部は前記被検体の透過
X線を検出しX線画像信号に変換しそのX線画像信号を
出力するX線平面センサであることを特徴とするX線画
像診断装置によって達成される。
【0008】また、前記第1のアーム部と前記第2のア
ーム部との一方のアーム部は他方のアーム部を収容する
構成としたことを特徴とするX線画像診断装置によって
達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のX線画像診断装置の実施
の形態について図を用いて説明する。
【0010】図1に本発明の実施形態の1例を示す。図
中1は被検者(被検体)、2は寝台、3はX線管球、4
はX線絞り、8はCアーム、9は上下支柱、10は上下
左右駆動部、11は移動台車、12は画像処理部、13
はテレビモニタ、14はCアーム駆動部、15は平面セ
ンサ用アーム、16は平面センサ、17はX線管球用ア
ームである。また、Cアーム8は平面センサ用アーム1
5とX線管球用アーム17とから形成されている。
【0011】また、平面センサ用アーム15は、X線検
出器が従来のI.I.から平面センサ16へ置き換わっ
たために軽量化され、その軽量化によってX線管球用ア
ーム17と比較してコンパクトな構造が可能となってい
る。このため、X線管球用アーム17の内部に平面セン
サ用アーム15を収容することが可能である。
【0012】図2にX線管球用アーム17と平面センサ
用アーム15の伸縮機構の構造の一例を示す。X線管球
用アーム17はその断面がC字形に形成され、その内部
に断面が矩形の平面センサ用アーム18がスライド可能
に組み合わされている。平面センサ用アーム15とX線
管球用アーム17にはそれぞれラック23が設けられて
おり、Cアーム駆動部14によって伸縮できる構造にな
っている。
【0013】図3にCアーム駆動部14の構造の一例を
示す。図3(a)は駆動系の側面図、図3(b)は駆動
系の平面図である。図中、19はピニオン、20はピニ
オンを取り付けるモータのシャフト、21はモータ、2
2はモータ駆動回路である。
【0014】モータ駆動回路22は、オペレータによっ
て所望するアームの伸縮状態に平面センサ用アーム15
又はX線管球用アーム17のそれぞれを移動制御する信
号を操作器(図示しない)に入力し、平面センサ用アー
ム15又はX線管球用アーム17のそれぞれのラックへ
ピニオンを介して結合されたモータ21の回転量とその
方向を設定する。モータ21はモータ駆動回路22での
設定に基づいてピニオン20を回転させる。ピニオン2
0はラック23をアームの周方向に移動させることによ
り、平面センサ用アーム15又はX線管球用アーム17
のそれぞれをX線管球3と平面センサ16が近づく方
向、離れる方向に伸縮させる。このような機構を設ける
ことにより、検査時と移動時とでCアームの形状を変更
することが可能となる。
【0015】図4にCアームの形状の変更の例を示す。
図4は平面センサ用アーム15のみを矢印方向へ旋回さ
せた状態を示している。このような態様とすることによ
り装置全体の床面からの高さを低くコンパクト化でき、
検査室内の取り回し、別室への移動などが容易になると
共に、病院等の他施設に接触する可能性が少なくなり安
全性が確保できる。
【0016】更に、被検者を撮影しようとして被検者に
装置を近付ける場合、X線管球3と平面センサ16を別
々に移動することにより、操作者はそれぞれの移動に際
して注意を払いやすく、被検者や前記他施設などとの接
触等を防ぐことができる。
【0017】また、平面センサ用アーム15又はX線管
球用アーム17のそれぞれに位置センサを設け、平面セ
ンサ16がX線管球3の対向する位置に移動してX線撮
影可能となったときを前記位置センサで検出して、平面
センサ用アーム15又はX線管球用アーム17のそれぞ
れのアームの伸縮が停止することにより検査状態の設定
が容易になる。
【0018】また、X線管3とX線管球用アーム17と
を床面に近づく方向に移動することにより、平面センサ
用アーム15がX線管球用アーム17に組み込まれてい
るので、平面センサ用アーム15と平面センサ16の床
面からの高さを低くすることも可能である。
【0019】図5に装置の全長を抑える第2の実施形態
を示す。この例ではCアーム駆動部14によって、平面
センサ用アーム15がX線管球3方向に、X線管球用ア
ーム17が平面センサ16方向に移動した状態である。
この例では装置の全長が短くできる他に、装置の移動時
で床面に障害物が多いときにX線管球3がその障害物と
接触することを防止できる。
【0020】次に、装置をエレベータに移動する動作を
説明する。図6は装置をエレベータ61内に移動する例
を示したものである。
【0021】図6(a)は平面センサ用アーム15とX
線管球用アーム17を伸ばした態様を示し、図6(b)
は床面から上方向に障害物があった場合の態様を示し、
図6(c)は床面から上下方向に障害物があった場合の
態様を示している。
【0022】つまり、計測時には図6(a)の状態と
し、計測が終わって廊下などの天井方向に照明などの障
害物が想定される場合は図6(b)の状態とし、エレベ
ータ71に乗せる場合には床面からの上下方向にモバイ
ル装置を縮めなければならないので図6(c)の状態と
するのである。このようにすることにより、装置の全長
が短くなり検査室内の取りまわし、例えば旋回等を容易
にできる。
【0023】また、別室への移動における廊下曲がり角
の通過やエレベーター搭載などを容易にすることができ
る。実際の使用時においては図4と図5の中間の形状も
自由に選択できるため、天井や床の障害物の状態などの
必要に応じた最適な形状を選択して使用できることはい
うまでもない。
【0024】また、検査時においても、平面センサ16
とX線管球3が対向する位置で平面センサ用アーム15
をX線管球用アーム17にロックしてそれ以降はX線管
球用アーム17を駆動することにより従来のCアーム形
のX線画像診断装置のような制御を行うことも可能であ
る。
【0025】本実施形態により、平面センサ用アーム1
5とX線管球用アーム17をそれぞれ個別に移動できる
ので、検査室での移動を容易にし、被検者1の安全性も
確保できる。また、装置の高さや全長を必要に応じて変
えることができるので、検査室間の移動がスムーズにな
ると共に、X線CT装置やMRI装置等の検査装置が設
置された検査室への移動ができるようになる。
【0026】また、本実施形態では平面センサ用アーム
15がX線管球用アーム17に収容できる構成となって
いるが、勿論その逆の構成であるX線管球用アームが平
面センサ用アームに収容されるような構成となっていて
もよい。つまり、両アームの一方が他方を収容する構成
とすれば、両アームの占有スペースが共用されるため
に、アーム部の小形化に寄与できるからである。
【0027】また、本発明の要旨は、X線源とX線検出
器を支持するアームを縮めて装置の移動時において小形
化することであるから、X線源がX線管球でないX線
源、平面センサでないX線検出器(例えば、I.I.)
等にそれぞれを置換したX線画像診断装置であっても本
発明に含まれることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明は、移動時に際して小形化可能な
X線画像撮影装置を提供するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の実施形態を示す図。
【図2】平面センサ用アームとX線管球用アームの伸縮
とそれぞれのアームの組込の例を示す図。
【図3】アーム駆動系の例を示す図。
【図4】アームの伸縮の態様を示す図。
【図5】図4と異なるアームの伸縮の態様を示す図。
【図6】装置の移動動作の例を示す図。
【符号の説明】
1…被検者、2…寝台、3… X線管球、4…X線絞
り、8…Cアーム、9…上下支柱、10…上下左右駆動
部、11…移動台車、12…画像処理部、13…テレビ
モニタ、14…Cアーム駆動部、15…平面センサ用ア
ーム、16…平面センサ、17…X線管球用アーム、1
9…ピニオン、20…シャフト、21…モータ、22…
モータ駆動回路、23…ラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体にX線を照射するX線源と、この
    X線源と対向配置され前記被検体の透過X線を検出する
    X線検出器と、前記X線源とX線検出器とを支持するア
    ーム部とを備えたX線画像診断装置において、前記アー
    ム部は前記X線源を支持する第1のアーム部と前記X線
    検出器を支持する第2のアーム部とから構成されると共
    に、前記第1のアーム部と前記第2のアーム部のそれぞ
    れの伸縮移動を個別に制御する手段を備えたことを特徴
    とするX線画像診断装置。
  2. 【請求項2】 前記X線検出部は前記被検体の透過X線
    を検出しX線画像信号に変換しそのX線画像信号を出力
    するX線平面センサであることを特徴とする請求項1に
    記載のX線画像診断装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のアーム部と前記第2のアーム
    部との一方のアーム部は他方のアーム部を収容する構成
    としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のX線画
    像診断装置。
JP2000315982A 2000-10-17 2000-10-17 X線画像診断装置 Pending JP2002119500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315982A JP2002119500A (ja) 2000-10-17 2000-10-17 X線画像診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315982A JP2002119500A (ja) 2000-10-17 2000-10-17 X線画像診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002119500A true JP2002119500A (ja) 2002-04-23

Family

ID=18794994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000315982A Pending JP2002119500A (ja) 2000-10-17 2000-10-17 X線画像診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002119500A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029202A3 (en) * 2005-09-09 2007-12-27 Koninkl Philips Electronics Nv X-ray examination apparatus
CN104684483A (zh) * 2012-10-02 2015-06-03 卡尔斯特里姆保健公司 快速帧率无线成像
JP2021121351A (ja) * 2016-03-09 2021-08-26 メドトロニック・ナビゲーション,インコーポレーテッド 変形可能なイメージングシステム
US11564646B2 (en) 2016-03-09 2023-01-31 Medtronic Navigation, Inc. Transformable imaging system

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029202A3 (en) * 2005-09-09 2007-12-27 Koninkl Philips Electronics Nv X-ray examination apparatus
JP2009507548A (ja) * 2005-09-09 2009-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ X線検査装置
US7585110B2 (en) 2005-09-09 2009-09-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. X-ray examination apparatus
CN104684483A (zh) * 2012-10-02 2015-06-03 卡尔斯特里姆保健公司 快速帧率无线成像
JP2015532143A (ja) * 2012-10-02 2015-11-09 ケアストリーム ヘルス インク 高速フレームレートワイヤレス撮影
US10076293B2 (en) 2012-10-02 2018-09-18 Carestream Health, Inc. Rapid frame-rate wireless imaging system
JP2021121351A (ja) * 2016-03-09 2021-08-26 メドトロニック・ナビゲーション,インコーポレーテッド 変形可能なイメージングシステム
US11564646B2 (en) 2016-03-09 2023-01-31 Medtronic Navigation, Inc. Transformable imaging system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960006653B1 (ko) 의료용 x선촬영장치
US8360639B2 (en) Radiation imaging system and assist apparatus for the same
JPS641139B2 (ja)
US11445991B2 (en) X-ray device and method for medical imaging
US6302580B1 (en) Apparatus for solid state digital imager tracking radiography
JP2002119500A (ja) X線画像診断装置
JP5553965B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2003047608A (ja) X線撮影装置
US9848839B2 (en) Radiographic device
JP4679253B2 (ja) 移動型x線装置
US6632019B2 (en) Radiographic apparatus
JP2006246989A (ja) X線透視撮影台
JP2007111150A (ja) 平行リンク型テーブル及び断層像撮影装置
JP5091506B2 (ja) X線診断装置
JPH08168480A (ja) X線診断装置
JP3908711B2 (ja) X線撮影装置
JP2010220817A (ja) X線撮影装置
JP2010284375A (ja) X線診断装置
KR101496622B1 (ko) 엑스레이 테이블 및 이를 구비하는 엑스레이 시스템
US20220280125A1 (en) X-ray bed
JP2000023964A (ja) X線画像診断装置
JP2003010164A (ja) X線撮影装置
JP2005218462A (ja) X線診断装置
JP2006280782A (ja) 放射線画像撮影装置
JP2004216193A (ja) 2方向x線透視撮影装置