JP2002119188A - 単軌条用薬液散布装置 - Google Patents

単軌条用薬液散布装置

Info

Publication number
JP2002119188A
JP2002119188A JP2000313696A JP2000313696A JP2002119188A JP 2002119188 A JP2002119188 A JP 2002119188A JP 2000313696 A JP2000313696 A JP 2000313696A JP 2000313696 A JP2000313696 A JP 2000313696A JP 2002119188 A JP2002119188 A JP 2002119188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
chemical
angle
spraying
jet head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000313696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3853145B2 (ja
Inventor
Tsukasa Nagaki
司 長木
Mikio Ogawa
幹雄 小川
Taro Kubota
太郎 久保田
Kenji Tanaka
健治 田中
Megumi Fujiwara
惠 藤原
Akiyoshi Ikeda
彰美 池田
Tetsuaki Yoneyama
徹朗 米山
Hatsuo Fujii
初郎 藤井
Toyoji Otsuka
豊史 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOEI SANGYO
MONORAIL INDUSTRIES CO Ltd
MONOREELE KOGYO KK
Kioritz Corp
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Nikkari Co Ltd
Sasaki Co Ltd
YONEYAMA KOGYO KK
Koei Sangyo Inc
Original Assignee
KOEI SANGYO
MONORAIL INDUSTRIES CO Ltd
MONOREELE KOGYO KK
Kioritz Corp
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Nikkari Co Ltd
Sasaki Co Ltd
YONEYAMA KOGYO KK
Koei Sangyo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOEI SANGYO, MONORAIL INDUSTRIES CO Ltd, MONOREELE KOGYO KK, Kioritz Corp, Bio Oriented Technology Research Advancement Institution, Nikkari Co Ltd, Sasaki Co Ltd, YONEYAMA KOGYO KK, Koei Sangyo Inc filed Critical KOEI SANGYO
Priority to JP2000313696A priority Critical patent/JP3853145B2/ja
Publication of JP2002119188A publication Critical patent/JP2002119188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3853145B2 publication Critical patent/JP3853145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 急傾斜果樹園に横方向に延びるようにS字状
に立設された横方向単軌条に架設されて薬液散布作業を
行う単軌条用薬液散布装置の改良。 【解決手段】 .急傾斜果樹園に立設されたS字状の
横方向単軌条7に駆動車10及び薬液散布装置14を架
設し、該薬液散布装置の噴頭31を、機体の進行方向左
右にその傾斜角度が回動調整できる構造とし、薬液散布
装置14が横方向単軌条7を走行する際、その走行移動
に関連して噴頭31を回動させ、急傾斜地の山側Y、あ
るいは谷側Tへの薬液散布が適切な角度で行われるよう
にした。.噴頭31の薬液散布角度を山側Y、あるい
は谷側Tへ調整する機構として、薬液散布装置14が横
方向単軌条7を通る軌条位置に噴頭31の角度を自動的
に制御する制御装置を設けた。.噴頭31の薬液散布
角度を自動制御する制御装置を、機械的に制御する機械
的制御手段、あるいは電子的に制御する電子的制御手段
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜地果樹園に対
して縦方向に延びるように立設された縦方向単軌条に、
牽引車に連結されて移動する運搬台車に荷物を積載して
運搬する親機を架設し、該縦方向単軌条から横方向に延
びるように立設された横方向単軌条に駆動車及び薬液散
布装置からなる子機を架設して、薬液散布作業を行うよ
うにした単軌条用薬液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、山地のような急傾斜地に果樹(例
えば蜜柑)を栽培している果樹園に対して、傾斜方向に
対して縦方向に延びるようにして単軌条を立設し、この
単軌条に牽引車に牽引されて移動する運搬台車を設け、
この運搬台車上に荷物を積載して運搬するようにした単
軌条運搬装置が知られている。
【0003】上記のような単軌条運搬装置においては、
単軌条の始端位置と急傾斜果樹園との間を、運搬台車に
資材や収穫果実などの荷物を積載して上下方向に運搬す
ることができることで、それまでの人力での運搬作業に
よる重労働や危険な作業が解消され、また、運搬作業が
大幅に能率化されている。しかし、果樹園内における作
業の機械化はあまり進んでおらず、例えば、横方向の運
搬作業や果樹の病害虫防除作業を目的とした薬剤散布、
肥料散布などの管理作業に多くの労力を要している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、急傾斜
果樹園内においては、縦方向の単軌条運搬装置までの横
方向の運搬作業や管理作業等は人力に頼らざるを得ず、
重労働であるばかりでなく危険な作業であり、これらを
解消するために、果樹園内作業を機械化する必要があっ
た。本発明はこのような事情に基いてなされたもので、
急傾斜果樹園において、縦方向の運搬作業は従来設けら
れている縦方向の単軌条運搬装置により行い、この縦方
向の単軌条と回行部を接近させて果樹園内をS字状に往
復して延びる横方向単軌条を立設し、この横方向単軌条
に薬液散布装置を備えた子機を架設し、該子機を横方向
単軌条に沿って移動させて薬液散布作業を自動的に行え
るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を特徴としている。 A.急傾斜地に対して縦方向に延びるように立設された
縦方向単軌条に、牽引車に連結されて移動する運搬台車
に荷物を積載して運搬する親機を架設し、該縦方向単軌
条から横方向に延びるように立設されたS字状の横方向
単軌条に駆動車及び薬液散布装置からなる子機を架設し
て薬液散布作業を行うようにし、前記薬液散布装置の噴
頭を、機体の進行方向左右にその傾斜角度が回動調整で
きる構造とし、薬液散布装置が横方向単軌条を走行する
際、その走行移動に関連して噴頭を回動させ、急傾斜地
の山側、あるいは谷側への薬液散布が適切な角度で行わ
れるようにした。
【0006】B.前記噴頭の薬液散布角度を山側、ある
いは谷側へ調整する機構として、薬液散布装置が横方向
単軌条を通る軌条位置に噴頭の角度を自動的に制御する
制御装置を設けた。 C.前記噴頭の薬液散布角度を自動制御する制御装置
を、機械的に制御する機械的制御手段、あるいは電子的
に制御する電子的制御手段とした。
【0007】
【作用】上記の構成により本発明の単軌条用薬液散布装
置は、以下の作用を行う。 .薬液散布装置の噴頭を、機体の進行方向左右にその
傾斜角度が回動調整できる構造とし、薬液散布装置が横
方向単軌条を走行する際、その走行移動に関連して噴頭
を回動させ、急傾斜地の山側、あるいは谷側への薬液散
布が適切な角度で行われるようにすることで、上下方向
に傾斜がある果樹園において、横方向単軌条に沿って薬
液散布装置を走行させるだけで、山側及び谷側の果樹に
対して、薬液を自動的に、かつ適切な角度でムラなく散
布し、精度の良い薬液散布作業が行える。また、薬液の
散布ロスも防止される。
【0008】.噴頭の薬液散布角度を山側、あるいは
谷側へ調整する機構として、薬液散布装置が横方向単軌
条を通る軌条位置に噴頭の角度を自動的に制御する制御
装置を設けることで、薬液散布装置が横方向単軌条の回
行部を通過するときに噴頭の傾斜角度が自動的に切り換
えられ、無人薬液散布作業が可能となる。 .噴頭の薬液散布角度を自動制御する制御装置を、機
械的に制御する機械的制御手段、あるいは電子的に制御
する電子的制御手段とすることで、薬液散布装置が横方
向単軌条の回行部を通過するときに噴頭の傾斜角度を自
動的に切り換えて精度の高い無人薬液散布作業が可能と
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2に
おいて、符号1は急傾斜地に設けられた果樹園Aに向け
て、縦方向に延びるようにして支柱2を介してほぼ所定
高さに立設され、長さ方向に沿ってラック1aを有する
本線ラインの単軌条(モノレール)で、この単軌条1に
架設され、エンジンにより駆動走行する牽引車3に連結
されて移動する乗用台車4及び荷物台車5を有し、荷物
台車5上に荷物を積載して縦方向に運搬するようにした
従来周知の単軌条運搬装置(親機)6を構成している。
果樹園A内には、図3にも示すように、縦方向の単軌条
1に沿う所定範囲に渡って横方向にS字状に往復して延
び、その等高線方向に沿う横移動部分の端部で傾斜上方
あるいは下方に向け回行する支線ラインである横方向単
軌条7を、支柱7aにより果樹(蜜柑)B列に沿って立
設している。横方向単軌条7は、その回行部7cを単軌
条1と可及的に接近させており、この位置で搬送物を中
継できるようにしてあり、また、分岐線7bを設けてい
る。
【0010】牽引車3は、単軌条1の所定位置あるいは
終端部で自動停止する周知の自動停止機構、降坂すると
き常に一定の速度を保つための降坂ブレーキ、駐停車さ
せるための駐停車ブレーキ、緊急ブレーキ等を具備して
いる。乗用台車4は、急傾斜地でも楽な姿勢で乗車でき
るスィングシートからなる座席、降坂ブレーキ、非常用
駐停車ブレーキ等を具備している。荷物台車5は、果樹
園Aで使用される肥料や管理用資材を運搬し、果樹園A
で収穫した果樹等を積載して単軌条1の所定位置まで運
搬(降坂)して降ろしたり、他の運搬車に積み換えたり
する。この実施例では、肥料や管理用資材等を積載して
果樹園Aまで運搬するほか、防除用薬液を600L収容
する薬液タンクを積載して運搬し、図4に示す薬液散布
作業を行う運搬・作業装置8に対して横方向単軌条7の
回行部7cにおいて薬液を補給するのにも用いられる。
【0011】横方向単軌条7に架設される運搬・作業装
置8は、エンジン9により駆動走行する駆動車10と、
この駆動車10に連結されて移動する台車11及び12
と、この台車11,12上に積載されて薬液を150L
収容する薬液タンク13及び薬液散布装置14とから構
成されている。前記台車11及び12は、薬液タンク1
3及び薬液散布装置14を積載して防除作業に用いるほ
か、例えば、肥料や管理用資材、収穫した蜜柑を収容す
るコンテナを多数個積載して運搬する運搬作業にも用い
ることができる。また、駆動車10に連結される運搬台
車を別途用意してもよい。
【0012】駆動車10は、図5ないし図7に示すよう
に、車体15に搭載されたエンジン9から動力を受けて
変速する変速機16を設け、この変速機16の下側の車
体15に、前後一対の上側駆動輪17を横方向単軌条7
の上面と対応させて軸支している。上側駆動輪17,1
7の前後両側の車体15に一端を枢支し、下方に向け逆
ハ字状に延びる揺動支持アーム19,19の他端に、前
後一対の下側駆動輪18を横方向単軌条7の下面と対応
させ、かつ上側駆動輪17と対向させて軸支している。
上側駆動輪17及び下側駆動輪18はゴム輪からなり、
横方向単軌条7を上下から挟んで転接している。上側駆
動輪17及び下側駆動輪18の回転軸にはそれぞれスプ
ロケット17a,18aが固設され、変速機16の出力
軸20に固設したスプロケット20aから1本のチェー
ン21により回転駆動するように巻回され、上側駆動輪
17及び下側駆動輪18を回転駆動して機体を走行させ
るようにしている。
【0013】前記変速機16には、機体の中立位置と前
・後進とを切り換える前後進切り換えレバー16aが設
けられている。揺動支持アーム19,19の先端部間に
は、下側駆動輪18,18間を弾持する弾持機構22が
設けられ、横方向単軌条7に対する下側駆動輪18,1
8の転接圧を調整するようにしている。変速機16に近
接して動力接断・ブレーキ装置23が設けられ、この動
力接断・ブレーキ装置23に操作レバー兼自動停止レバ
ー23aが設けられている。前記横方向単軌条7の上面
及び下面には、上側駆動輪17及び下側駆動輪18の転
接摩擦を増大させるためのローレット24加工が施され
ている。図5ないし図7において符号25はバッテリ、
26は駆動車10に台車11を連結するためのヒッチで
ある。27は横方向単軌条7の支柱7aから側方に突出
していて、駆動車10が走行しているときに操作レバー
兼自動停止レバー23aと当接すると、該レバー23a
を回動させて動力接断・ブレーキ装置23により上側駆
動輪17及び下側駆動輪18への動力を断つと共に、ブ
レーキをかけて機体の走行を自動停止させるための自動
停止用突起である。この突起27は作用位置と非作用位
置とに移動可能である。なお、ローレット24は回行部
7cのみに形成してもよく、また、他の摩擦材に代えて
もよいものである。
【0014】薬液散布装置14は、図8及び図9に示す
ように、台車12上にエンジン28を搭載し、このエン
ジン28に続いて減速装置29,軸流ファン30,噴頭
31を順に配設した有気噴霧式のものである。噴頭31
は、背面視で扇形状をなしていて、わずかに後傾姿勢と
なっており、回転部31aを中心に機体進行方向左右に
300度の角度範囲で往復回動調節可能に支持されてい
る。噴頭31には、回転部31aを回転駆動する環状の
スプロケット32が設けられ、このスプロケット32
に、軸流ファン30の風胴30aの頂部に設置された噴
頭回動用モータ33の出力軸に取付けられたスプロケッ
ト33aとの間においてチェーン34が巻回され、噴頭
回動用モータ33の回転により噴頭31の左右傾斜角度
を回動調節するようにしている。この噴頭31の回動調
節は、噴頭回動用モータ33を機械的に制御し、あるい
は電子的に制御して自動制御される。また、噴頭31に
は、多数のノズル31bが設けられ、これらノズル31
bに薬液タンク13に収容された薬液が供給されて、軸
流ファン30からの風力により有気噴霧されて果樹Bに
向け散布される(図14参照)。
【0015】薬液タンク13を積載した台車11の下部
位置には、図10ないし図13に示すように、横方向単
軌条7の側面に向けて接触棒35a,36aを有するリ
ミットスイッチからなる第1のセンサ35と第2のセン
サ36が、その高さを上下にわずかにずらせ、かつ左右
の間隔を調節可能に設けられている。横方向単軌条7の
回行部7cの側面には、第1の検知板37と第2の検知
板38が、軌条の長さ方向に所定の間隔を開けて、かつ
その間隔を調節可能に設置されている。そして、運搬・
作業装置8の往行程で第1のセンサ35の接触棒35a
が第1の検知板37と接すると噴頭回動用モータ33の
スイッチがオンし、スプロケット33a−チェーン34
−スプロケット32を介して噴頭31を回転部31aを
中心に左右の一方に回動させる。第2のセンサ36の接
触棒36aが第2の検知板38と接すると、噴頭回動用
モータ33のスイッチがオフとなって噴頭31の回動が
停止する。運搬・作業装置8の復行程においては、第2
のセンサ36の接触棒36aが第2の検知板38と接す
ると噴頭回動用モータ33のスイッチがオンし、噴頭3
1を往行程とは逆方向に回動させる。第1のセンサ35
の接触棒35aが第1の検知板37と接すると、噴頭回
動用モータ33のスイッチはオフとなって噴頭31の回
動が停止する。
【0016】従って、薬液散布装置14の噴頭31は、
機体の進行方向左右にその傾斜角度が回動調整できる構
造であり、運搬・作業装置8が横方向単軌条7の回行部
7cを走行する際、回行部7cの通過に関連して噴頭3
1を自動的に回動させることにより、図14に示すよう
に、急傾斜地の山側Y、あるいは谷側Tへの薬液散布角
度の調節が可能で、果樹に対して適切な角度で薬液散布
が行われる。また、必要に応じて山側Yから谷側Tへ、
あるいは谷側Tから山側Yへ薬液散布方向の切り換えも
可能である。噴頭31は、その薬液散布方向を山側Y、
あるいは谷側Tにして、運搬・作業装置8が横方向単軌
条7の直進走行部を走行して散布作業を行ってから回行
部7cを通る際に、第1のセンサ35と第2のセンサ3
6及び第1の検知板37と第2の検知板38の接触作用
により、それまでの散布角度が変更される。この第1の
センサ35と第2のセンサ36及び第1の検知板37と
第2の検知板38による機械的切り換え制御手段に代え
て、電子制御(例えば光電センサ)により切り換える電
子的切り換え手段にしてもよい。
【0017】噴頭角度自動制御の具体的な目的を、往行
程(登り)を例にして説明する。散布作業開始地点(実
施例ではS字状軌条7の最下端部)において、傾斜谷側
Tに向けて散布するように噴頭31の向きを所定の角度
に設定する。噴頭角度制御用の第1のセンサ35及び第
2のセンサ36は、上下方向に若干位置をずらせて設置
してあり、検知板37,38の軌条7側面への設置位置
を上下にずらすことによって、どちらのセンサに接触さ
せるかを選択可能となっている。センサ35,36が検
知板37,38に接触することによって噴頭角調節用モ
ータ33が回転するが、例えば先に第1のセンサ35が
第1の検知板37に接触した場合は時計回り(または反
時計回り)に回転し、次に第2のセンサ36が第2の検
知板38に接触して回転が停止する。先に第2のセンサ
36が第2の検知板38に接触した場合はその逆の動作
となる。
【0018】作業を開始すると、谷側Tに向けて散布を
行いながら、横方向(ほぼ等高線方向)に走行を続け、
やがて最初の回行部7cにさしかかる。回行部7cを通
過して逆向き横方向への走行になると必然的に山側Yに
向けた散布となるが、谷側T散布のために噴頭角度が水
平に対してやや下向きに設定されているので、山側Y散
布に適した水平に対してやや上向きに変更する必要が生
じる。検知板37,38が主として回行部7cに設置さ
れ、噴頭角度の自動調節を行うのはこのためである。
【0019】等高線方向に走行しながら、傾斜山側Yま
たは谷側Tに向けて散布を行う場合においても、傾斜角
度や果樹Bの大きさ、配置などによって散布の向きを調
節する必要が生じる場合がある。この場合には、回行部
7c以外にも検知板を設置して適正化を図ることができ
る。往行程を終了して復行程を開始する場合は、噴頭角
を復行程の初期状態(往行程終了時とは逆向き)に設定
する。往行程走行時と復行程走行時とでは、第1のセン
サ35と第2のセンサ36が検知板37,38に接触す
る順番が全く逆になるため、往行程で散布していない側
への散布方向が適正に制御される。以上のことから、薬
液散布装置14は果樹Bに対して薬液を適切な角度でム
ラなく、かつ精度良く散布することが可能となり、その
結果、薬液の散布ロスを防止することができる。
【0020】また本発明では、急傾斜地の果樹園Aに対
し、S字状の横方向単軌条7を敷設した支線ラインと、
傾斜縦方向に単軌条1を敷設した本線ラインとを設け、
横方向単軌条7の回行部7cにおいて支線ラインと本線
ラインとを可及的に接近配置し、支線ラインで等高線方
向の搬送を行い、支線ラインの回行部7cで本線ライン
との中継を行う搬送方式を構成している。運搬・作業装
置8が支線ラインを走行する行程で傾斜山側Y、あるい
は傾斜谷側Tに向けて薬液散布を行い、支線ラインの回
行部7cにおいて本線ラインを走行する荷物台車5に積
載された薬液タンクから、支線ラインの薬液タンク13
に対し薬液を補給する方式がとられている。なお、上記
本線ラインに架設される単軌条運搬装置(親機)5、及
び支線ラインに架設される運搬・作業装置8(子機)の
制御は有人、無人(自動)、リモコンのいずれで行うよ
うにしてもよい。
【0021】次に、上記のような構成の単軌条運搬・作
業装置の動作について説明する。急傾斜地にある果樹園
Aに対して傾斜縦方向の運搬作業を行うときは、本線ラ
インの単軌条1に架設された単軌条運搬装置(親機)6
の荷物台車5上に荷物を積載し、作業者は乗用台車4に
乗って、あるいは自動(無人)により果樹園Aの目的場
所まで搬送し、荷物を果樹園Aまで運び上げる。また、
果樹園Aで収穫された果実を積載して傾斜下方に運び降
ろす。果樹園A内においては、支線ラインであるS字状
の横方向単軌条7に架設された運搬・作業装置8(子
機)が走行移動して運搬作業や薬液散布作業等を行う。
この際、単軌条1と可及的に接近している回行部7c部
分において積み荷の受け継ぎや薬液の補給が行われる。
【0022】運搬・作業装置8によって果樹(蜜柑)B
列に対して薬液散布作業を行うときは、駆動車10によ
り運搬・作業装置8を横方向単軌条7に沿って一方に走
行させながら、薬液散布装置14の噴頭31により薬液
タンク13に収容された薬液を果樹Bに向けて散布す
る。その際に噴頭31は、傾斜山側Y、あるいは傾斜谷
側Tの一方の果樹Bに向けて傾斜させた状態で薬液散布
を行う。そして、運搬・作業装置8が横方向単軌条7の
直進走行部から回行部7cを通るとき、第1のセンサ3
5が第1の検知板37と接して噴頭回動用モータ33の
スイッチをオンにし、噴頭31を回転部31aを中心に
回動させる。第2のセンサ36が第2の検知板38と接
すると、噴頭回動用モータ33のスイッチがオフとなっ
て噴頭31の回動が停止する。そのとき、運搬・作業装
置8は回行部7cに沿って旋回しており、噴頭31は、
予め設定された角度で対向する傾斜山側Y、あるいは傾
斜谷側Tの果樹Bに対して適切な薬液散布を行う。噴頭
31の傾斜角度の調整は、必要があれば横方向単軌条7
の直進走行部においても行われる。
【0023】運搬・作業装置8が横方向単軌条7の終端
に達したならば、運搬・作業装置8をそれまでとは逆方
向に走行させて薬液散布作業が行われる。この復行程で
は、往行程とは逆の傾斜谷側T、あるいは傾斜山側Yに
散布が行われる。運搬・作業装置8が横方向単軌条7の
直進走行部から回行部7cを通るとき、まず、第2のセ
ンサ36が第2の検知板38と接して噴頭回動用モータ
33のスイッチがオンとなり、噴頭31を回動させる。
次に、第1のセンサ35が第1の検知板37と接すると
噴頭回動用モータ33のスイッチはオフとなって噴頭3
1の回動が停止する。従って、運搬・作業装置8が横方
向単軌条7を往復することにより、果樹B列に対して傾
斜山側Yと傾斜谷側Tの両側から薬液散布が行われ、散
布ムラのない防除作業が行われる。このような薬液散布
作業中に、薬液タンク13内の薬液がなくなるか少なく
なったときには、本線ラインと接近した横方向単軌条7
の回行部7cにおいて、本線ラインを走行する荷物台車
5に積載された薬液タンクから、薬液タンク13に対し
薬液を補給する。
【0024】運搬・作業装置8(子機)の台車11及び
12には、薬液タンク13及び薬液散布装置14を積載
して防除作業に用いているが、台車11及び12から薬
液タンク13及び薬液散布装置14を取り外して、台車
11及び12に、収穫した蜜柑を収容するコンテナを多
数個積載して運搬する運搬作業にも用いることもでき
る。また、駆動車10から台車11及び12を取り外し
て別に用意した運搬台車を連結し、運搬作業に用いるこ
とができる。これらの運搬物を本線ラインの単軌条運搬
装置(親機)6の荷物台車5に積み換えるには、本線ラ
インと接近した横方向単軌条7の回行部7cにおいて中
継される。運搬・作業装置8が移動しながら運搬作業や
薬液散布作業等を行うとき、横方向単軌条7の上面及び
下面にはローレット24加工が施されているので、運搬
・作業装置8が等高線方向に走行するときはもとより、
特に傾斜している回行部7cを走行するときにも、上側
駆動輪17及び下側駆動輪18の横方向単軌条7に対す
る転接摩擦が大きくなっており、上側駆動輪17及び下
側駆動輪18がスリップを起こすようなことはない。
【0025】なお、本発明の単軌条運搬・作業装置は、
急傾斜地の果樹園に限らず、平坦地の農用地、その他の
運搬・作業手段にも適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明による単軌条
運搬・作業装置によれば、以下の効果を奏することがで
きる。 .急傾斜地に対して縦方向に延びるように立設された
縦方向単軌条に、牽引車に連結されて移動する運搬台車
に荷物を積載して運搬する親機を架設し、該縦方向単軌
条から横方向に延びるように立設されたS字状の横方向
単軌条に駆動車及び薬液散布装置からなる子機を架設し
て薬液散布作業を行うようにし、前記薬液散布装置の噴
頭を、機体の進行方向左右にその傾斜角度が回動調整で
きる構造とし、薬液散布装置が横方向単軌条を走行する
際、その走行移動に関連して噴頭を回動させ、急傾斜地
の山側、あるいは谷側への薬液散布が適切な角度で行わ
れるようにしたので、上下方向に傾斜がある果樹園にお
いて、横方向単軌条に沿って薬液散布装置を走行させる
だけで、山側及び谷側の果樹に対して、薬液を自動的
に、かつ適切な角度でムラなく散布し、精度の良い薬液
散布作業を実施することができる。また、薬液の散布ロ
スも防止することができる。
【0027】.噴頭の薬液散布角度を山側、あるいは
谷側へ調整する機構として、薬液散布装置が横方向単軌
条を通る軌条位置に噴頭の角度を自動的に制御する制御
装置を設けたので、薬液散布装置が横方向単軌条の回行
部を通過するときに噴頭の傾斜角度を自動的に切り換え
て、精度の高い無人薬液散布作業を実施することができ
る。 .噴頭の薬液散布角度を自動制御する制御装置を、機
械的に制御する機械的制御手段、あるいは電子的に制御
する電子的制御手段としたので、薬液散布装置が横方向
単軌条の回行部を通過するときに噴頭の傾斜方向及び傾
斜角度が自動的に切り換えられ、無人薬液散布作業が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傾斜縦方向単軌条及び運搬装置(親機)の側面
図である。
【図2】傾斜縦方向の単軌条及び横方向(S字状)単軌
条を敷設した状態の急傾斜果樹園の平面図である。
【図3】縦方向の単軌条及び横方向(S字状)単軌条を
敷設した状態の急傾斜果樹園の部分概念図である。
【図4】横方向単軌条に架設された運搬・作業装置(子
機)の側面図である。
【図5】横方向単軌条に架設された駆動車の側面図であ
る。
【図6】同平面図である。
【図7】同後面図である。
【図8】横方向単軌条に架設された薬液散布装置の側面
図である。
【図9】同背面図である。
【図10】薬液タンク台車に設けたセンサ部分の平面図
である。
【図11】同側面図である。
【図12】同センサ部分の側面図である。
【図13】同背面図である。
【図14】横方向単軌条に架設された運搬・作業装置
(子機)の作業説明図である。
【符号の説明】
1 傾斜地縦方向の単軌条(本線ライン) 1a ラッ
ク 2 支柱 3 牽引車 4 乗用台車 5 荷物台車 6 単軌条運搬装置(親機) 7 S字状をした横方向単軌条(支線ライン) 7a
支柱 7b 分岐線 7c 回行部 8 運搬・作業装置(子機) 9,28 エンジン 10 駆動車 11,12 台車 13 薬液タンク 14 薬液散布装置(有気噴霧式) 15 車体 16 変速機 16a 前後進切り換えレバー 17 上側駆動輪 17a スプロケット 18 下側駆動輪 18a スプロケット 19 揺動支持アーム 20 変速機の出力軸 20a スプロケット 21 1本のチェーン 22 弾持機構 23 動力接断・ブレーキ装置 23a 操作レバー兼
自動停止レバー 24 ローレット(摩擦材) 25 バッテリ 26 ヒッチ 27 自動停止用突起 29 減速装置 30 軸流ファン 31 噴頭 31a 回転部 31b ノズル 32 スプロケット 33 噴頭回動用モータ 33a スプロケット 34 噴頭回動用チェーン 35 第1のセンサ(リミットスィッチ) 35a 第1の接触棒 36 第2のセンサ(リミットスィッチ) 36a 第2の接触棒 37 第1の検知板 38 第2の検知板 A 果樹園(山成園) B 果樹(蜜柑) Y 山側果樹への噴霧 T 谷側果樹への噴霧
フロントページの続き (71)出願人 000240547 米山工業株式会社 愛媛県松山市空港通3丁目2番15号 (71)出願人 390040235 モノレール工業株式会社 愛媛県温泉郡川内町大字北方甲705番地 (71)出願人 592070937 光永産業株式会社 愛媛県伊予市宮下96番地1 (72)発明者 長木 司 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 小川 幹雄 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 久保田 太郎 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 田中 健治 東京都青梅市末広町1丁目7番地2 株式 会社共立内 (72)発明者 藤原 惠 岡山県岡山市乙多見482番地1 株式会社 ニッカリ内 (72)発明者 池田 彰美 岡山県岡山市乙多見482番地1 株式会社 ニッカリ内 (72)発明者 米山 徹朗 愛媛県松山市空港通3丁目2番15号 米山 工業株式会社内 (72)発明者 藤井 初郎 愛媛県温泉郡川内町大字北方甲705番地 モノレール工業株式会社内 (72)発明者 大塚 豊史 愛媛県伊予市宮下96番地1 光永産業株式 会社内 Fターム(参考) 2B121 CB02 CB24 CB34 CB35 CB47 CB66 EA24 FA04 4D074 AA05 BB06 CC05 CC55 FF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急傾斜地に対して縦方向に延びるように
    立設された縦方向単軌条に、牽引車に連結されて移動す
    る運搬台車に荷物を積載して運搬する親機を架設し、該
    縦方向単軌条から横方向に延びるように立設されたS字
    状の横方向単軌条に駆動車及び薬液散布装置からなる子
    機を架設して薬液散布作業を行うようにし、 前記薬液散布装置の噴頭を、機体の進行方向左右にその
    傾斜角度が回動調整できる構造とし、薬液散布装置が横
    方向単軌条を走行する際、その走行移動に関連して噴頭
    を回動させ、急傾斜地の山側、あるいは谷側への薬液散
    布が適切な角度で行われるようにしたことを特徴とする
    単軌条用薬液散布装置。
  2. 【請求項2】 前記噴頭の薬液散布角度を山側、あるい
    は谷側へ調整する機構として、薬液散布装置が横方向単
    軌条を通る軌条位置に噴頭の角度を自動的に制御する制
    御装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の単軌条
    用薬液散布装置。
  3. 【請求項3】 前記噴頭の薬液散布角度を自動制御する
    制御装置を、機械的に制御する機械的制御手段、あるい
    は電子的に制御する電子的制御手段としたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の単軌条用薬液散布装置。
JP2000313696A 2000-10-13 2000-10-13 単軌条用薬液散布装置 Expired - Lifetime JP3853145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313696A JP3853145B2 (ja) 2000-10-13 2000-10-13 単軌条用薬液散布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313696A JP3853145B2 (ja) 2000-10-13 2000-10-13 単軌条用薬液散布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002119188A true JP2002119188A (ja) 2002-04-23
JP3853145B2 JP3853145B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=18793072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000313696A Expired - Lifetime JP3853145B2 (ja) 2000-10-13 2000-10-13 単軌条用薬液散布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3853145B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101810157A (zh) * 2010-03-23 2010-08-25 奕永庆 农田喷药施肥系统及喷药施肥方法
CN111480641A (zh) * 2020-06-04 2020-08-04 陆军军 一种适应作物生长全过程的智能喷药设备及其工作方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154424A (ja) * 1991-12-04 1993-06-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 電磁誘導式薬剤散布機に対する薬剤補給装置
JPH067862U (ja) * 1992-06-24 1994-02-01 ヤンマー農機株式会社 薬剤散布機における噴霧方向制御装置
JPH0870750A (ja) * 1994-09-05 1996-03-19 Nitsukari:Kk モノレール式無人走行防除装置
JPH09298905A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Kawasaki Giken Kk 茶園における障害物回避方法並びにこれを行う自走式茶園管理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154424A (ja) * 1991-12-04 1993-06-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 電磁誘導式薬剤散布機に対する薬剤補給装置
JPH067862U (ja) * 1992-06-24 1994-02-01 ヤンマー農機株式会社 薬剤散布機における噴霧方向制御装置
JPH0870750A (ja) * 1994-09-05 1996-03-19 Nitsukari:Kk モノレール式無人走行防除装置
JPH09298905A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Kawasaki Giken Kk 茶園における障害物回避方法並びにこれを行う自走式茶園管理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101810157A (zh) * 2010-03-23 2010-08-25 奕永庆 农田喷药施肥系统及喷药施肥方法
CN111480641A (zh) * 2020-06-04 2020-08-04 陆军军 一种适应作物生长全过程的智能喷药设备及其工作方法
CN111480641B (zh) * 2020-06-04 2021-12-07 陆军军 一种适应作物生长全过程的智能喷药设备及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3853145B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3554132A (en) Vehicle conveyor
CA3029865A1 (en) Kit comprising a stilt vehicle and trailer used to transport the same
KR200435299Y1 (ko) 농업용 다용도 운반차
KR100720621B1 (ko) 농작물 재배용 하우스형 시설의 농약 자동살포장치
CN106275485A (zh) 一种分立式模块化大型飞艇转运放飞系统及方法
CZ305287B6 (cs) Postřikové zařízení
JP2002120717A (ja) 単軌条運搬・作業装置
JP2002119188A (ja) 単軌条用薬液散布装置
JP2002119104A (ja) 単軌条作業装置
US2957534A (en) Wheeled agricultural vehicle with traction unit
CN106004890A (zh) 一种蔬菜果园用单轨运输设备
JP7179480B2 (ja) レール走行車運搬台車
JP3030433B1 (ja) 単軌条運搬機用台車
JP2003061408A (ja) 単軌条作業装置
US5083804A (en) Hard cart for use in transporting a self-propelled vehicle
JPH10136859A (ja) 茶用噴霧装置
JP2000108894A (ja) 単軌条運搬・作業装置
JPS6380871A (ja) 畝間通路の走行車
JP3272760B2 (ja) 自走散布車の横搬送台車保持機構
JPH11253088A (ja) 自走式防除機
JPH07236400A (ja) 自走式果樹用防除機
JPH077714Y2 (ja) 散水装置
JPH08107725A (ja) 自動液体散布装置
JPH0639571Y2 (ja) 散水装置
JP2574001B2 (ja) 搬送用作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6