JP2002118811A - 撮影内容記録システムおよび撮影内容記録方法 - Google Patents

撮影内容記録システムおよび撮影内容記録方法

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JP2002118811A
JP2002118811A JP2000310320A JP2000310320A JP2002118811A JP 2002118811 A JP2002118811 A JP 2002118811A JP 2000310320 A JP2000310320 A JP 2000310320A JP 2000310320 A JP2000310320 A JP 2000310320A JP 2002118811 A JP2002118811 A JP 2002118811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムコーダによって記録されたビデオテープ
の内容を容易に、かつ正確に把握することが可能にす
る。 【解決手段】 撮影内容記録装置3では、撮像装置2の
撮像手段21による撮像中のビデオ信号、ビデオテープ
への記録時間情報、およびビデオテープ記録手段23の
記録動作を示す制御信号とを、ビデオ信号受信手段3
1、記録時間情報受信手段32および制御信号受信手段
33によってそれぞれ受信される。動作状況検出手段3
4は、受信された制御信号よりビデオテープ記録手段2
3の動作状況を検出し、この検出によって静止画像生成
手段35は、ビデオテープへの記録開始時における静止
画像のデータをビデオ信号から生成し、また、撮影内容
データ記憶手段36は、記録開始時および記録終了時の
時間情報を、受信した記録時間情報から設定して、対応
する静止画像のデータとともに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープに記
録した撮影内容を把握する情報をリアルタイムで記録す
る撮影内容記録システムおよび撮影内容記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カメラおよびマイクロフォンによる撮像
および収音機能と、ビデオテープへの記録機能とを具備
するカムコーダは、ニュース等の番組の取材において広
く使用されている。このようなカムコーダを用いて撮影
し、記録したビデオテープを編集するためには、記録済
みのビデオテープの内容を把握する必要がある。このた
めに従来では、ビデオテープを全長にわたって通常再生
する、あるいはシャトルモードにて再生することによっ
て記録内容を閲覧し、編集に必要と思われる重要な範囲
についてタイムコードを調べ、このタイムコードと、内
容に対する簡単な説明等を手書きで記録していた。な
お、シャトルモードとは、ビデオテープを数倍速等、通
常より速い任意の速度で走行させて再生する再生モード
で、おおよその内容がわかる程度の粗い画像が表示され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録済みのビ
デオテープの内容を把握する作業では、上記の方法では
すべての記録映像を閲覧するために長時間を要し、手書
きで記録したタイムコードは不正確である可能性があっ
た。また、手書きの記述による内容の説明では、記録さ
れた映像の内容を必ずしも的確に表現することはできな
かった。
【0004】カムコーダによる撮影後には、記録済みの
ビデオテープに対して必要な映像の抽出、組み立て、編
集等を行う作業が存在するが、前述した問題点は、これ
らの作業の効率や品質の向上を阻害していた。特に、映
像の撮影者と、撮影素材を利用する立場の制作者とが異
なるときは、ビデオテープの記録内容を正確に、かつ迅
速に伝えることができないため、改善する手段が望まれ
ていた。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、カムコーダによって記録されたビデオテー
プの内容を容易に、かつ正確に把握することが可能な撮
影内容記録システムを提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、カムコーダに
よって記録されたビデオテープの内容を容易に、かつ正
確に把握することが可能な撮影内容記録方法を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ビデオテープに記録した撮影内容を把握
する情報をリアルタイムで記録する撮影内容記録システ
ムにおいて、映像を撮像する撮像手段と、音声を収音す
る収音手段と、前記撮像手段による撮像画像のデータ、
および前記収音手段による入力音声のデータを前記ビデ
オテープに記録するビデオテープ記録手段と、前記撮像
画像によるビデオ信号を送信するビデオ信号送信手段
と、前記ビデオテープ記録手段による記録時間情報を送
信する記録時間情報送信手段と、前記ビデオテープ記録
手段による記録動作を示す制御信号を送信する制御信号
送信手段と、を具備する撮像装置と、前記ビデオ信号を
受信するビデオ信号受信手段と、前記記録時間情報を受
信する記録時間情報受信手段と、前記制御信号を受信す
る制御信号受信手段と、受信した前記制御信号より前記
ビデオテープ記録手段の動作状況を検出する動作状況検
出手段と、前記動作状況検出手段によって検出された前
記ビデオテープへの記録開始時または前記記録開始時か
ら一定時間後において、前記ビデオ信号より静止画像の
データを生成する静止画像生成手段と、受信した前記記
録時間情報より、前記動作状況検出手段によって検出さ
れた前記ビデオテープへの記録開始時および記録終了時
における時間情報を設定し、対応する前記静止画像のデ
ータとともに記憶する撮影内容データ記憶手段と、を具
備する撮影内容記録装置と、によって構成されることを
特徴とする撮影内容記録システムが提供される。
【0008】このような撮影内容記録システムでは、撮
像装置において、撮像手段および収音手段による撮像画
像および音声のデータが、ビデオテープ記録手段によっ
てビデオテープに記録され、撮影中の画像によるビデオ
信号、ビデオテープへの記録時間情報、およびビデオテ
ープ記録手段の記録動作を示す制御信号とが、ビデオ信
号送信手段、記録時間情報送信手段および制御信号送信
手段によって、それぞれ送信される。撮影内容記録装置
では、これらの信号をビデオ信号受信手段、記録時間情
報受信手段および制御信号受信手段によってそれぞれ受
信される。動作状況検出手段は、受信された制御信号よ
りビデオテープ記録手段の動作状況を検出する。この動
作状況の検出によって、静止画像生成手段は記録開始時
またはその一定時間後における静止画像のデータを、受
信したビデオ信号から生成し、また、撮影内容データ記
憶手段は、記録開始時および記録終了時の時間情報を、
受信した記録時間情報から設定して、この時間情報を対
応する静止画像のデータとともに記憶する。
【0009】このように、ビデオテープに記録された各
記録映像の開始時間および記録終了時間と、記録開始時
またはその一定時間後における静止画像のデータとが対
応されて記憶されるため、ビデオテープに記録されたさ
まざまな映像の記録範囲を容易に特定し、記録したおお
よその内容を把握することが可能になり、ビデオテープ
を用いたこの後の編集作業を効率よく行うことができ
る。また、記録された撮影内容の情報は、ビデオテープ
の管理データとして利用することも可能である。
【0010】また、本発明では、ビデオテープに記録し
た撮影内容を把握する情報をリアルタイムで記録する撮
影内容記録方法において、映像を撮像し、音声を収音し
て、前記映像および前記音声のデータを前記ビデオテー
プに記録する撮像装置より、撮影中のビデオ信号と、前
記ビデオテープへの記録にともなう記録時間情報と、前
記ビデオテープに対する記録動作を示す制御信号とを受
信し、受信した前記制御信号より検出した前記撮像装置
の記録開始時または前記記録開始時から一定時間後にお
ける静止画像のデータを前記ビデオ信号から生成し、受
信した前記制御信号より判断した前記撮像装置の記録開
始時および記録終了時における前記記録時間情報より、
前記ビデオテープへの記録開始時および記録終了時の各
時間情報を設定し、対応する前記静止画像のデータとと
もに記憶する、ことを特徴とする撮影内容記録方法が提
供される。
【0011】このような撮影内容記録方法では、撮像し
た画像および収音した音声のデータをビデオテープに記
録する撮像装置から、撮影中の画像によるビデオ信号、
ビデオテープへの記録時間情報、およびビデオテープ記
録手段の記録動作を示す制御信号とをそれぞれ受信し、
制御信号よりビデオテープ記録手段の動作状況を検出す
る。この動作状況の検出より、記録開始時またはその一
定時間後における静止画像のデータを、受信したビデオ
信号から生成し、また、記録開始時および記録終了時の
時間情報を、受信した記録時間情報から設定して、この
時間情報を対応する静止画像のデータとともに記憶す
る。このように、ビデオテープに記録された各記録映像
の開始時間および記録終了時間と、記録開始時またはそ
の一定時間後における静止画像のデータとが対応されて
記憶されるため、ビデオテープに記録されたさまざまな
映像の記録範囲を容易に特定し、記録したおおよその内
容を把握することが可能になり、ビデオテープを用いた
この後の編集作業を効率よく行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明の撮影内容記録シス
テムの概要について説明する。図1に本発明の撮影内容
記録システムの概略構成を示す。
【0013】撮影内容記録システム1は、映像の撮影お
よび収音を行い、撮像画像および音声のデータをビデオ
テープに記録する撮像装置2と、撮像装置2からの受信
信号より、ビデオテープに記録した内容を把握するため
の情報を記録する撮影内容記録装置3によって構成され
る。撮像装置2は、映像を撮像する撮像手段21と、音
声を収音する収音手段22と、撮像画像および入力音声
のデータをビデオテープに記録するビデオテープ記録手
段23と、撮像画像によるビデオ信号を送信するビデオ
信号送信手段24と、ビデオテープへの記録時間情報を
送信する記録時間情報送信手段25と、ビデオテープ記
録手段23による記録動作を示す制御信号を送信する制
御信号送信手段26と、収音手段22によって収音され
た音声信号を送信する音声信号送信手段27によって構
成される。この撮像装置2は例えば、映像の撮影および
収音を行うカメラおよびマイクロフォンを具備するビデ
オカメラ部と、撮像画像および入力音声をカセット式の
ビデオテープに記録するVTR(Video Tape Recorde
r)部とが一体となったカムコーダとして実現される。
【0014】また、撮影内容記録装置3は、撮像装置2
から送信されたビデオ信号を受信するビデオ信号受信手
段31と、記録時間情報を受信する記録時間情報受信手
段32と、制御信号を受信する制御信号受信手段33
と、受信した制御信号よりビデオテープ記録手段23の
動作状況を検出する動作状況検出手段34と、受信した
ビデオ信号より静止画像のデータを生成する静止画像生
成手段35と、受信した記録時間情報よりビデオテープ
への記録開始時および記録終了時における時間情報を設
定し、対応する静止画像のデータ等とともに記憶する撮
影内容データ記憶手段36と、音声信号を受信する音声
信号受信手段38と、受信された音声信号より音声デー
タを生成する音声データ生成手段39と、受信されたビ
デオ信号から撮影中の動画像の圧縮データを生成する動
画像生成手段40によって構成される。この撮影内容記
録装置3は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピ
ュータ装置であり、その場合は、記憶装置に記憶された
処理プログラムをCPU(中央演算処理装置)で実行す
ることにより、上記の各処理手段を実現する。
【0015】この撮影内容記録システム1は、撮像装置
2を用いて撮影し、ビデオテープに記録したさまざまな
映像データを、その後の編集作業時に利用しやすくする
ために、ビデオテープへの記録時に、撮影内容記録装置
3において、各映像データの記録開始および記録終了時
間や、その内容の理解を助ける静止画像等をリアルタイ
ムに記録するためのシステムである。撮像装置2は、撮
像手段21によって撮像中の画像を、ビデオ信号送信手
段24を介してビデオ信号として撮影内容記録装置3に
対して常時送信する。このビデオ信号は、画像信号とフ
レーム同期信号とを含むコンポジット信号であり、RC
Aコネクタによって接続されたライン出力用の同軸ケー
ブル、あるいはBNC(Bayonet Neill-Concelman)ケ
ーブル等によって送信される。また、ビデオテープへの
記録動作中には、この動作にともなう記録時間情報が記
録時間情報送信手段25より送信される。さらに、ビデ
オテープの記録動作状況を示す制御情報が制御信号送信
手段26より送信される。この記録時間情報および制御
信号の送受信は、RS−422AあるいはRS−232
C規格等に準拠するインタフェースが用いられる。
【0016】撮影内容記録装置3は、送信されたビデオ
信号、記録時間情報および制御信号を、ビデオ信号受信
手段31、記録時間情報受信手段32、および制御信号
受信手段33によってそれぞれ受信する。動作状況検出
手段34は、受信された制御信号よりビデオテープ記録
手段23の動作状況を検出する。制御信号は、例えば、
ビデオテープ記録手段23の動作状態が記録動作のスタ
ンバイ状態、前記ビデオテープが走行した記録動作の開
始状態、および記録開始後のビデオテープの走行安定状
態をそれぞれ示す3種類のフラグとして示され、動作状
況検出手段34は、これらのフラグのON、OFFの組
み合わせによって、ビデオテープ記録手段23の動作状
態の変化を検出する。この制御信号のデータ形式は、例
えば業務用ビデオ機器の制御用信号伝送規格である後述
する9ピンプロトコルに準拠する。なお、この9ピンプ
ロトコルの仕様については後述する。
【0017】静止画像生成手段35は、動作状況検出手
段34による検出に基づいて、ビデオテープへの記録開
始時を検知し、この時点またはその一定時間後において
受信したビデオ信号より、JPEG(Joint Photograph
ic coding Experts Group)方式等を用いた静止画像の
データを生成する。この静止画像のデータはデータ圧縮
処理がなされていてもよい。撮影内容データ記憶手段3
6は、動作状況検出手段34による検出に基づくビデオ
テープへの記録開始時および記録終了時において受信し
た各記録時間情報を、記録開始時および記録終了時の時
間情報として設定し、生成された静止画像のデータと対
応させて記憶する。
【0018】これによって、撮像装置2においてビデオ
テープに記録された各記録映像の開始時および記録終了
時の時間情報が撮影内容記録装置3において設定され、
この記録開始時またはその一定時間後における静止画像
のデータが生成されて、各時間情報と静止画像のデータ
とが対応されて記憶されるため、ビデオテープを用いた
この後の編集作業において、記録されたさまざまな映像
の記録範囲を時間情報によって容易に特定することがで
き、また静止画像によって記録されたおおよその撮影内
容を把握することが可能になり、編集作業を効率よく行
うことができるようになる。
【0019】また、撮影内容表示手段37は、撮影内容
データ記憶手段36によって設定された記録開始時およ
び記録終了時の時間情報と、静止画像生成手段35によ
って生成された静止画像とを対応させて表示する。この
撮影内容表示手段37は、例えばCRT(Cathode Ray
Tube)や液晶等によるモニタ装置として実現される。撮
影内容表示手段37による表示では、撮影内容データ記
憶手段36において記録されている、ビデオテープへの
記録状況や記録内容を示す静止画像が、記録にともなっ
て順次表示され、この表示を閲覧することによって現在
のビデオテープの記録内容や、ビデオテープ記録手段2
3の動作状況、および撮影内容記録装置3の動作を、作
業中に確認することができる。
【0020】さらに、撮像装置2からは、収音手段22
によって収音された音声信号が音声信号送信手段27に
よって送信され、また、撮影内容記録装置3は、音声信
号受信手段38によってこの音声信号を受信し、受信さ
れた音声信号より音声データ生成手段39によって音声
データを生成する。音声信号は例えば、ライン音声入出
力用の同軸ケーブル、あるいはBNCケーブルによって
伝送される。音声データ生成手段39は、動作状況検出
手段34による検出に基づくビデオテープへの記録開始
時から記録終了時までに受信された音声信号より、音声
データを生成する。この音声データはデータ圧縮処理が
なされていてもよい。データ圧縮処理としては、例えば
MP3(Moving Picture coding Experts Group Audio
Layer-3)方式等が用いられる。撮影内容データ記憶手
段36はこの音声データを、記録開始時および記録終了
時の時間情報および静止画像のデータと対応させて記憶
する。これによって、ビデオテープを用いたこの後の編
集作業において、それぞれの記録範囲の内容を静止画像
とともに、音声データを再生した音声によって確認する
ことができ、撮影内容をより正確に把握することが可能
になる。
【0021】また、動画像生成手段40は、受信された
ビデオ信号から撮影中の動画像の圧縮データを生成す
る。このデータ圧縮としては、Motion JPEG
方式やMPEG2方式等が用いられる。生成された動画
像は、撮影内容表示手段37において、記録開始時およ
び記録終了時の時間情報および静止画像とともに表示す
る。これによって、撮像手段21による現在の撮像画像
と、ビデオテープへの記録状況や記録内容を示す静止画
像とを、作業中に同時に閲覧することができ、撮影内容
に対する正確な理解に役立つ。また、動作状況検出手段
34による検出に基づくビデオテープへの記録開始時か
ら記録終了時までに受信されたビデオ信号より、動画像
の圧縮データを生成し、撮影内容データ記憶手段36
は、生成された記録中における動画像の圧縮データを、
記録開始時および記録終了時の時間情報および静止画像
のデータと対応させて記憶する。これによって、ビデオ
テープを用いたこの後の編集作業において、それぞれの
記録範囲の内容を、動画像の圧縮データを再生した動画
像によって確認することができ、撮影内容をより正確に
把握することが可能になる。
【0022】なお、撮影内容記録装置3は、記録された
各撮影内容に関する情報を記述した関連情報が入力され
る関連情報入力手段を具備してもよい。この関連情報に
は、例えば撮影された日時、撮影者名または取材者名、
事件名等の内容を示すコメント、所属する放送局名等、
この映像素材に関連する情報が記述され、ビデオテープ
への記録開始前にあらかじめ撮影者あるいは取材者等に
よって入力される。撮影内容データ記憶手段36は、入
力された関連情報を、記録開始時および記録終了時の時
間情報および静止画像のデータと対応させて記憶する。
これによって、この後の編集作業において、それぞれの
記録範囲の内容をより正確に把握することが可能にな
る。また、入力された関連情報を、記録開始時および記
録終了時の時間情報および静止画像のデータに対応させ
て、撮影内容表示手段37において表示することも可能
であり、これによって、記録作業中に記録内容を確認す
ることができる。
【0023】また、撮影内容記録装置3は、GPS(Gl
obal Positioning System)衛星からの電波を受信し
て、撮影内容記録装置3の現在位置を検出する現在位置
検出手段を具備してもよい。この現在位置検出手段は電
波を受信するアンテナを具備し、動作状況検出手段34
による検出に基づくビデオテープに記録開始時におい
て、複数のGPS衛星から受信した電波から、撮影内容
記録装置3の現在位置の経度、緯度等の現在位置情報を
算出する。算出された現在位置情報は、撮影内容データ
記憶手段36によって、記録開始時および記録終了時の
時間情報および静止画像のデータと対応して記憶され
る。これによって、撮影が行われている場所を示す情報
が自動的に記録され、この後の編集作業において、地図
データベース等を併用することによって、記録が行われ
た地名や建物名等を特定することが可能になる。また、
算出された現在位置情報を、記録開始時および記録終了
時の時間情報および静止画像のデータに対応させて、撮
影内容表示手段37において表示することも可能であ
り、これによって、記録作業中に記録内容を確認するこ
とができる。
【0024】さらに、撮影内容記録装置3は、受信され
た音声信号に基づいて音声を認識し、文字データに変換
する音声認識手段を具備してもよい。この音声認識手段
は、音声信号受信手段38で受信された音声信号から声
の情報を抽出し、発せられた言葉を認識して文字データ
に変換する。出力された文字情報は、撮影内容データ記
憶手段36によって、記録開始時および記録終了時の時
間情報および静止画像のデータと対応して記憶される。
これによって、この後の編集作業において、それぞれの
記録範囲の内容をより正確に把握することが可能にな
る。
【0025】また、上記の撮影内容記録システム1で
は、ビデオ信号、記録時間情報、制御信号および音声信
号の送受信は、有線通信によって行われていたが、無線
通信によって行われてもよい。この場合、撮影内容記録
装置3の設置位置に関係なく、撮像装置2を移動させる
ことができるため、現場での撮影作業を容易にする。ま
た、遠隔地で使用されている撮像装置2から、撮影内容
記録装置3に対してデータを送信することで、各地の撮
影現場におけるビデオテープへの記録内容を集中的に確
認することができる。
【0026】次に、本発明の撮影内容記録システムの具
体的な実施例について説明する。図2に、本発明の実施
例である閲覧情報記録システムにおけるシステム構成例
を示す。
【0027】閲覧情報記録システム4は、カメラ部によ
って撮影された映像を、デジタル方式によってビデオテ
ープに記録するカムコーダ5と、カムコーダ5から送信
されるビデオ信号や制御信号等を受信して、ビデオテー
プの記録内容を閲覧可能にするための閲覧情報の記録処
理を行うパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称す
る)6によって構成される。カムコーダ5は、カメラ部
によって撮影中の画像を、ビデオ信号としてPC6に送
信し、また、収音中の音声信号をPC6に送信する。ま
た、カムコーダ5は、ビデオテープへの記録動作の状態
を示す制御信号と、ビデオテープへの記録動作にともな
うタイムコードを送信する。PC6は、カムコーダ5が
使用される現場において、例えば撮影者に同行する取材
者等に携帯される等の状態で使用され、カムコーダ5か
ら送信されたビデオ信号、音声信号、制御信号およびタ
イムコードを受信し、これらの受信信号より、ビデオテ
ープの記録内容を閲覧可能にする閲覧情報を、カムコー
ダ5による記録作業と同時に記録する。この閲覧情報
は、記録開始時間および記録終了時間の情報とともに、
静止画像、音声、動画像等のデータや、文字情報等を含
み、その後に、記録済みのビデオテープを用いて行われ
る編集作業時に利用されて、ビデオテープの内容を容易
に把握できるようにする。
【0028】次に、図3にカムコーダ5の装置構成の概
要を示す。カムコーダ5は、ビデオテープ51aを走行
させ、記録信号を読み取るメカデッキ部51と、メカデ
ッキ部51におけるビデオテープ51aの走行を制御す
るサーボコントローラ52と、映像の撮影および音声の
収音を行うカメラ部53と、撮影および収音した信号の
記録再生処理等を行うビデオ・オーディオプロセッサ5
4と、ビデオ・オーディオプロセッサ54から出力され
たビデオ信号および音声信号の送信を行うインタフェー
ス(I/F)55と、LTC(LongitudinalTime Cod
e)の記録および再生処理を行うLTCリーダ56と、
装置全体の制御をつかさどるシステムコントローラ57
と、制御信号等の送受信を行うインタフェース(I/
F)58と、カムコーダ5の動作状況等の種々のデータ
が表示される、蛍光管あるいは液晶等によるデータディ
スプレイ59と、ユーザが操作入力を行うためのコント
ロールパネル60によって構成される。
【0029】メカデッキ部51は、ビデオテープ51a
を適切に供給し、巻き取るSリールモータ51bおよび
Tリールモータ51cと、ビデオテープ51aへの信号
の書き込みおよび読み取りを行う図示しない回転ヘッド
を回転駆動するドラムモータ51dと、ビデオテープ5
1aの走行速度を安定させるキャプスタンモータ51e
と、ビデオテープ51aのコントロール信号の読み取り
および書き込みを行うコントロールヘッド51fと、L
TCの書き込みおよび読み取りを行うタイムコードヘッ
ド51gによって構成される。また、カメラ部53は、
撮像対象からの入射光を集光するレンズ53aと、集光
された入射光を受光して電気信号に変換するCCD(Ch
arge-Coupled Devices)53bと、変換された映像信号
に対して信号処理を行うビデオプロセッサ53cと、撮
像中の映像をモニタするための液晶モニタ用のファイン
ダ53dと、音声を収音して電気信号に変換するマイク
ロフォン53eと、変換された音声信号に対して信号処
理を行うオーディオプロセッサ53fと、カメラ部53
の制御を行うカメラコントローラ53gによって構成さ
れる。
【0030】このカムコーダ5では、撮影者によるコン
トロールパネル60からの入力に応じて、システムコン
トローラ57によって撮影対象の映像および音声の取り
込み、およびビデオテープ51aへの記録動作等が制御
される。また、システムコントローラ57からは、タイ
ムコードやメカデッキ部51の動作状況を示す信号がデ
ータディスプレイ59に出力され、これらの信号に応じ
てデータが表示される。カメラコントローラ53gは、
システムコントローラ57からの制御信号に応じてカメ
ラ部53を動作させる。ビデオプロセッサ53cおよび
オーディオプロセッサ53fは、撮像および収音された
画像および音声信号を、色差信号に変換してファインダ
53dに出力するとともに、これらの信号をビデオ・オ
ーディオプロセッサ54に出力する。
【0031】コントロールパネル60より撮影映像の記
録を開始させる入力が行われると、システムコントロー
ラ57は、サーボコントローラ52を介してメカデッキ
部51の記録動作を開始させる。また、ビデオ・オーデ
ィオプロセッサ54に対して、入力された画像および音
声信号にMPEG2方式による圧縮処理や変調等を行わ
せ、VITC(Vertical Interval Time Code)ととも
に、ドラムモータ51dの搭載する回転ヘッドに出力さ
せる。さらに、LTCリーダ56を介してタイムコード
ヘッド51gに対してLTCのデータを出力する。回転
ヘッドは、ビデオテープ51a上のヘリカルトラックを
なぞるように、ビデオテープ51aの走行方向に対して
斜めに回転している。サーボコントローラ52は、メカ
デッキ部51の各モータに取り付けられた図示しない周
波数発生器と、コントロールヘッド51fから供給され
るコントロール信号に基づいて各モータの駆動を制御
し、これによってビデオ信号等がビデオテープ51a上
に正確に記録される。また、タイムコードヘッド51g
によって、LTCがビデオテープ51aの長手トラック
に記録されるとともに、記録開始時にはLTCのユーザ
ーズビットを利用してショットマークが記録される。
【0032】また、ビデオ・オーディオプロセッサ54
は、ビデオプロセッサ53cおよびオーディオプロセッ
サ53fより入力された画像および音声信号を、それぞ
れライン出力信号としてインタフェース55に出力す
る。画像信号は、フレーム同期信号を含むコンポジット
・ビデオ信号に変換されて出力される。インタフェース
55は、ビデオ出力および音声出力用の独立したRCA
コネクタを具備し、ビデオ信号および音声信号は同軸ケ
ーブルを介して送信される。また、システムコントロー
ラ57は、インタフェース58を介してPC6と通信
し、制御信号やデータを送受信する。ビデオテープ51
aへの記録動作中においては、システムコントローラ5
7は、コントロールパネル60およびサーボコントロー
ラ52からの出力信号に基づいて、メカデッキ部51に
よる記録動作を示す制御信号を出力し、また、記録動作
にともなうタイムコードをインタフェース58に出力す
る。なお、この制御信号およびタイムコードは、9ピン
プロトコルによるデータ形式を用い、RS−422A規
格に準拠したインタフェースを介してPC6に対して伝
送されるが、実際には、インタフェース58は、制御信
号を送受信するリモートコントロール用端子と、タイム
コードを送信する専用端子を具備し、これらの信号はイ
ンタフェース58から出力された後、図示しない変換ア
ダプタによって9ピンプロトコルによるデータ形式に変
換され、シリアルケーブルを介してPC6に対して送信
される。
【0033】ここで、カムコーダ5からPC6に対して
送信される制御信号は、ビデオテープ51aへの記録動
作の状態が記録動作のスタンバイ状態、ビデオテープ5
1aの走行がメカデッキ部51において開始された記録
動作の開始状態、および記録開始直後で、ビデオテープ
51aの走行が安定した状態をそれぞれ示す3種類のフ
ラグとして示され、これらの組み合わせによって動作状
態が伝送される。このような制御信号のデータ形式は、
業務用ビデオ機器の制御用信号伝送規格である9ピンプ
ロトコルに準拠し、これらの3種類のフラグはそれぞれ
「REC」「PLAY」「SERVO LOCK」とい
うデータにセットされる。
【0034】このような制御信号は、コントロールパネ
ル60からの入力、およびサーボコントローラ52から
の出力信号に基づいて、システムコントローラ57によ
って出力される。コントロールパネル60は、記録動作
を開始させるために、RECボタンおよびPLAYボタ
ンの2つの操作ボタンを具備する。撮影者が撮影画像の
記録を開始する際は、まずRECボタンを押し、これを
押したままの状態でPLAYボタンを押すことで、ビデ
オテープ51aの走行が開始される。すなわち、REC
ボタンのみが押された状態では、メカデッキ部51は記
録動作のスタンバイ状態となる。また、ビデオテープ5
1aが走行を開始した直後は、メカデッキ部51では、
コントロールヘッド51fで読み取られたコントロール
信号を用いてサーボコントローラ52によるサーボがか
けられるまで、ビデオテープ51aの走行が安定しない
ため、この状態ではビデオテープ51aへの信号記録は
まだ行われない。この後、サーボが正常にかかり、ビデ
オテープ51aの走行が安定したときに、サーボコント
ローラ52からこの旨を示す信号がシステムコントロー
ラ57に出力され、ビデオテープ51aへの信号記録が
開始される。
【0035】前述した「REC」「PLAY」「SER
VO LOCK」の3つのフラグは、コントロールパネ
ル60においてRECボタンが押され、記録動作のスタ
ンバイ状態となったとき「REC」が1とされ、PLA
Yボタンが押されてビデオテープ51aの走行が開始さ
れたとき「PLAY」が1とされ、ビデオテープ51a
の走行安定状態となったとき「SERVO LOCK」
が1とされる。すなわち、カムコーダ5における記録動
作状況として、「REC」「PLAY」のうち、0が1
つでもある状態からともに1となったとき、ビデオテー
プ51aの走行が開始されたことを、また、「REC」
「PLAY」「SERVO LOCK」にうち、0が1
つでもある状態からすべてが1となったとき、ビデオテ
ープ51aへの記録が開始されたことを、さらに、コン
トロールパネル60のSTOPボタンが押される等によ
って、3つのフラグがすべて1である状態から1つでも
0となったとき、ビデオテープ51aへの記録が中止さ
れたことをそれぞれ検出することが可能となる。
【0036】次に、図4にカムコーダ5における動作の
フローチャートを示す。ステップS401において、カ
ムコーダ5ではカメラ部53において画像が撮像され、
音声が収音されている。撮像画像はファインダ53dに
表示され、インタフェース55からは、この撮像および
収音によるビデオ信号および音声信号が、PC6に対し
て送信されている。また、メカデッキ部51にはビデオ
テープ51aが装着されて停止状態となっており、この
停止時におけるタイムコードがデータディスプレイ59
において表示されている。ステップS402において、
コントロールパネル60のRECボタンおよびPLAY
ボタンが同時に押されると、ステップS403に進み、
システムコントローラ57はこれを検出して、メカデッ
キ部51にビデオテープ51aの走行を開始させ、デー
タディスプレイ59に表示させたタイムコードを進行さ
せる。また、これと同時に、「REC」「PLAY」の
フラグをともに1とした制御信号を、インタフェース5
8より送信する。ステップS404において、サーボコ
ントローラ52によるサーボがかけられて、ビデオテー
プ51aの走行が安定し、記録が開始される。また、こ
れと同時に「SERVO LOCK」のフラグを1とし
た制御信号を送信し、さらに、タイムコードの送信を開
始し、これ以後、ビデオテープ51aへの記録にともな
って、送信されるタイムコードの値が変化する。ステッ
プS405において、コントロールパネル60のSTO
Pボタンが押されると、ステップS406に進み、ビデ
オテープ51aの行が停止して信号の記録が中止され
る。このとき、3つのフラグのうち、いずれかが0とさ
れた制御信号を送信し、タイムコードの送信を停止し
て、ステップS401の状態に戻る。この後、ビデオテ
ープ51aへ信号が記録されるたびに、ステップS40
1〜406が繰り返される。
【0037】次に、図5にPC6の装置構成の概要を示
す。PC6は、ROMおよびRAM等を具備し、PC6
全体の制御をつかさどるCPU61と、各種の処理プロ
グラムやデータが記憶されるハードディスクドライブ
(以下、HDDと略称する)62と、カムコーダ5との
制御信号やデータ等の送受信を行うインタフェース(I
/F)63と、カムコーダ5からのビデオ信号および音
声信号を受信するビデオ入力ボード64と、各種のプロ
グラムやデータをPC6に対して供給し、また記憶する
フロッピーディスクドライブ(以下、FDDと略称す
る)65と、各種のプログラムやデータをPC6に対し
て供給するCD−ROM(Compact Disk Read-Only Mem
ory)ドライブ66と、画像を表示するCRTや液晶等
のモニタ67と、データの入力を行うキーボード68
と、現在位置を検出するGPSレシーバ70と接続して
データの送受信を行うインタフェース69によって構成
される。
【0038】このPC6は、閲覧情報記録プログラム6
2aをCD−ROMドライブ66等からダウンロードし
てHDD62に記憶し、ユーザによるキーボード68か
らの操作に応じて、この閲覧情報記録プログラム62a
をCPU61が読み出して実行することによって、ビデ
オテープ51aへの記録内容が記述される閲覧情報62
bをHDD62に記憶する処理を行う。また、PC6
は、カムコーダ5と電気的に有線接続し、撮影現場にお
いて取材者に使用されることから、ノート型等の持ち運
びが可能なPCが好適である。
【0039】閲覧情報記録プログラム62aが実行され
ると、カムコーダ5から送信されたビデオ信号および音
声信号が、ビデオ入力ボード64によって受信される。
ビデオ入力ボード64は、ビデオ信号および音声信号の
ライン入力用のRCAコネクタをそれぞれ具備する。受
信されたビデオ信号は、ビデオ入力ボード64によって
Motion JPEG(Joint Photographic coding
Experts Group)方式あるいはMPEG2方式による動
画圧縮処理が施され、PC6で処理が可能なデータに変
換される。また、カムコーダ5から送信された制御信号
およびタイムコードは、インタフェース63によって受
信される。インタフェース63はRS−232C規格に
準拠しており、カムコーダ5から送信され、9ピンプロ
トコルに基づくデータに変換された信号は、図示しない
変換アダプタによってRS−232C規格の信号に変換
された後、インタフェース63において受信する。ま
た、インタフェース69はUSB(Universal Serial B
us)規格に準拠し、GPSレシーバ70とシリアルケー
ブルによって接続する。
【0040】ビデオ入力ボード64で受信され、生成さ
れた動画像は、モニタ67において表示され、取材者は
カムコーダ5のカメラ部53によって現在撮影されてい
る映像を、モニタ67において確認することができる。
カムコーダ5において、撮影映像のビデオテープ51a
への記録が開始されると、PC6はこの動作を示す制御
信号をインタフェース63によって受信し、このとき同
時に受信したタイムコードを閲覧情報62bに記憶す
る。また、受信しているビデオ信号から、制御信号受信
時点またはその一定時間後における静止画像のデータを
生成し、閲覧情報62bにおいてタイムコードに対応さ
せて記憶する。この静止画像はJPEG方式等を用いて
データ圧縮処理されていてもよい。さらに、この静止画
像とタイムコードは、モニタ67において、撮影中の動
画像とともに表示される。これによって、閲覧情報62
bの設定を確認することができる。カムコーダ5におい
てビデオテープ51aへの記録が中止されると、この動
作を示す制御信号およびこのときのタイムコードを受信
して、タイムコードを閲覧情報62bに記憶するととも
に、モニタ67に表示する。この後、カムコーダ5にお
ける記録開始、中止の動作に応じて、閲覧情報62bの
データが蓄積される。
【0041】閲覧情報62bには、以上の手順によって
記録開始時間と記録終了時間、およびこの範囲の静止画
像のデータが記録され、これによってビデオテープ51
aのおおよその記録内容について把握することができる
ようになる。また、閲覧情報62bには、ビデオテープ
51aへの記録内容を正確に把握するために、例えば記
録された日時や撮影者名または取材者名、取材対象の事
件名や撮影対象を説明するコメント等、記録内容に関連
する情報を付加して記憶させてもよい。日時の情報は、
PC6の具備するタイムカウンタ機能を利用し、ビデオ
テープ51aへの記録開始時に自動的に閲覧情報62b
に記憶される。また、その他の関連情報は、キーボード
68によって事前に入力して設定しておき、ビデオテー
プ51aの記録動作開始と同時に閲覧情報62bに記憶
される。さらに、この記録動作開始時において、GPS
レシーバ70によって算出された現在位置の情報を、閲
覧情報62bに記憶してもよい。GPSレシーバ70
は、ビデオテープ5aへの記録開始とともに、複数のG
PS衛星からの電波を受信し、この受信信号を信号処理
して測位に用いられるデータを抽出し、現在の緯度およ
び経度を算出して出力する。算出された位置情報は、閲
覧情報62bに自動的に記憶される。
【0042】ここで、図6に、記憶された閲覧情報62
bのモニタ67における表示画面の構成例を示す。閲覧
情報記録プログラム62a実行中のモニタ67における
表示画面600は、記録された閲覧情報を表示する閲覧
情報表示部610と、カムコーダ5のカメラ部53にお
いて撮影中の画像が表示される撮影画像表示部620で
構成される。閲覧情報表示部610は、ビデオテープ5
1aに記録開始時点で、入力されたビデオ信号より生成
された静止画像を表示する静止画像表示窓611と、ビ
デオテープ51aの記録範囲を示すタイムコードや記録
された内容に関する情報を文字情報によって表示する文
字情報表示窓612を具備する。図6では、文字情報表
示窓612において、ビデオテープ51aの記録範囲に
おける記録開始時のタイムコード、記録された日時、放
送局名と撮影者名あるいは取材者名、撮影場所名、およ
び記録された場所の緯度、経度の値が表示されている。
このうち、記録開始時のタイムコードは、カムコーダ5
から送信された記録開始時におけるタイムコードであ
り、記録された日時、放送局名と撮影者名あるいは取材
者名、および撮影場所名は、あらかじめ設定されて、閲
覧情報62bの記憶時に自動的に付加された情報であ
る。また、記録された場所の緯度、経度の値は、閲覧情
報62bの記憶時に、GPSレシーバ70によって自動
的に測位され、付加された情報である。
【0043】一方、撮影画像表示部620は、カムコー
ダ5から送信されたビデオ信号から生成された動画像を
表示する撮影画像表示窓621と、カムコーダ5におい
てビデオテープ51aへの記録が行われているときに点
灯してこの旨を表示する記録表示部622を具備する。
カムコーダ5からは、ビデオテープ51aへの記録中で
あるか否かにかかわらず、常時ビデオ信号が送信される
ので、この撮影画像表示窓621によって、カムコーダ
5のカメラ部53において撮影中の画像をリアルタイム
にモニタすることができる。また、記録表示部622で
は、カムコーダ5において、撮影画像のビデオテープ5
1aへの記録動作が行われているか否かが通知される。
【0044】以上のような表示画面600を用いて、取
材者は閲覧情報62bの記憶データを、撮影作業中に確
認することが可能となる。また、HDD62に記憶され
た閲覧情報62bのデータは、撮影作業の終了後に、フ
ロッピー(登録商標)ディスク等の搬送可能な記憶媒体
に記録されて、編集作業を行う放送局等にビデオテープ
51aとともに届けられる。編集作業においては、この
閲覧情報62bを用いて、記録済みのビデオテープ51
aから必要な範囲を短時間で探すことができ、かつ撮影
した内容を編集者に正確かつ迅速に伝えることができ
る。また、閲覧情報62bは、大量に保存されたビデオ
テープの管理業務にも使用することができ、分類や検索
等を容易に可能にする。このような編集作業やビデオテ
ープの管理の際には、図6に示した閲覧情報表示部61
0のような構成の画面をモニタ装置に表示することによ
り、ビデオテープ51aの記録内容を容易に把握するこ
とが可能となる。
【0045】また、閲覧情報62bに記憶された、撮影
日時や撮影者名等の種々の文字情報によって、ビデオテ
ープ51aの記録内容をより正確に把握できる。さら
に、閲覧情報62bに記憶された撮影場所の緯度および
経度の値を利用して、地図データベースを検索し、例え
ば住所や建物名等、撮影が行われた場所の情報を正確に
かつ自動的に抽出でき、このビデオテープ51aの編集
や放送の際に地図画像を組み合わせて示す等の利用方法
も可能となる。
【0046】次に、図7にPC6における動作のフロー
チャートを示す。ステップS701において、閲覧情報
記録プログラム62aの実行によって、カムコーダ5の
カメラ部53の撮影映像によるビデオ信号を、ビデオ入
力ボード64において受信して、Motion−JPE
GあるいはMPEG2方式によって圧縮処理された動画
像としてモニタ67において表示している。また、キー
ボード68からは、閲覧情報62bに記憶するための関
連情報が入力されて設定されている。ステップS702
において、カムコーダ5から送信される制御信号を監視
し、静止画像のデータ記憶・表示処理、およびタイムコ
ード記憶・表示処理等、ビデオテープ51aへの記録開
始にともなう各処理に対する待機状態となる。
【0047】ステップS703において、受信した制御
信号において、「REC」「PLAY」「SERVO
LOCK」の各フラグが、0が1つでもである状態から
すべてが1の状態となり、これによってビデオテープ5
1aへの記録が開始されたことを判断すると、ステップ
S704に進み、このとき受信したタイムコードを閲覧
情報62bに記憶し、また、受信したビデオ信号からこ
のタイムコードにおけるフレームを抽出して、例えばJ
PEG方式の圧縮処理を施した静止画像のデータを生成
し、閲覧情報62bにタイムコードと関連させて記憶す
る。さらに、設定されていた関連情報に、このときの日
付と時間を付加して、閲覧情報62bに記憶する。ま
た、PC6はインタフェース69を介してGPSレシー
バ70に対して位置情報の出力命令信号を送信し、GP
Sレシーバ70はこの時点でのPC6の位置を測位し、
緯度および経度を算出して出力し、PC6はこの情報を
閲覧情報62bに記憶する。さらに、このように閲覧情
報62bに記憶されたタイムコード、静止画像、関連情
報および位置情報を、モニタ67に表示された閲覧情報
表示部610に表示する。以上の処理が終了すると、ス
テップS705に進み、カムコーダ5からの制御信号に
対する待機状態となる。
【0048】ステップS706において、受信した制御
信号において、「REC」「PLAY」「SERVO
LOCK」の各フラグのうち1つでも0になり、ビデオ
テープ51aへの記録が中止されたことを判断すると、
ステップS707に進み、このとき受信されるタイムコ
ードを閲覧情報62bに記憶する。この後、ステップS
702に戻り、再びビデオテープ51aへの記録開始に
ともなう処理に対する待機状態となり、以後、記録開始
および中止を判断するたびに、ステップS702〜70
7の処理が繰り返され、閲覧情報62bが蓄積される。
【0049】また、閲覧情報62bには、ビデオテープ
51aの記録データをより正確に把握できるようにする
ために、さらに次に示す他のデータを記憶させることが
できる。そのデータとは、例えばビデオテープ51aに
記録された音声のデータ、あるいは動画像の圧縮データ
である。
【0050】PC6は、ビデオ入力ボード64より、カ
ムコーダ5によって撮影中のビデオ信号とともに、収音
中の音声信号を常時受信している。この音声信号より、
ビデオテープ51aへの記録開始から記録中止までの範
囲で、例えばMP3方式等のデータ圧縮処理等を施した
音声データを生成し、閲覧情報62bの中に記録範囲の
タイムコード等と対応させて記憶することができる。閲
覧情報62bにこのような音声データを付加することに
より、カムコーダ5による撮影終了後、記録済みのビデ
オテープ51aを用いずに、閲覧情報62bのみを用い
て、記録されたインタビュー内容を確認する、あるいは
この内容を書き取る等の作業を行うことが可能になる。
このような作業は、撮影作業の終了後に直ちに行うこと
ができ、例えば記録済みのビデオテープ51aの搬送作
業に関係なく、PC6において行うことができるため、
取材者にとっては時間の節約となる。
【0051】また、PC6は、ビデオ入力ボード64よ
り受信されるビデオ信号から、ビデオテープ51aへの
記録開始から記録中止までの範囲で、Motion J
PEG等のデータ圧縮方法を用いた動画像の圧縮データ
を生成し、閲覧情報62bの中に記録範囲のタイムコー
ド等と対応させて記憶することができる。閲覧情報62
bにこのような動画像データを付加することにより、撮
影作業の終了後、直ちにビデオテープ51aの記録デー
タを確認し、ビデオテープ51aを用いずに、その後の
編集作業に必要な記録範囲を大まかに決めることができ
るため、編集作業に撮影者や取材者の意志が反映されや
すくなり、また、編集作業時の労力を削減し、時間を節
約することができる。
【0052】次に、閲覧情報62bにこのような音声デ
ータあるいは動画像データを記憶する際の処理について
説明する。図8に、音声データの記憶に際するPC6に
おける動作のフローチャートを示す。なお、音声および
動画像のデータを生成する際、生成開始および終了のタ
イミングは音声、動画像の双方とも同じであるので、こ
こでは音声データの記録についてのみ説明する。
【0053】ステップS801において、閲覧情報記録
プログラム62aの実行によって、カムコーダ5からの
ビデオ信号および音声信号を受信して、ビデオ信号より
動画像の圧縮データを生成して、モニタ67において表
示している。また、閲覧情報62bに記憶するための関
連情報が入力され、設定されている。ステップS802
において、カムコーダ5から送信される制御信号を監視
し、静止画像のデータ記憶・表示処理、タイムコード記
憶・表示処理、動画像データの記録処理等、ビデオテー
プ51aへの記録開始にともなう各処理に対する待機状
態となる。ステップS803において、受信した制御信
号において、「REC」「PLAY」の各フラグが、0
が1つでもある状態からすべてが1の状態となり、これ
によってビデオテープ51aの走行が開始されたことを
判断すると、ステップS804に進み、受信している音
声データによるMP3方式の音声データの生成を開始す
る。生成中のデータはHDD62において一時的に記憶
する。
【0054】ステップS805において、受信した制御
信号において、「SERVO LOCK」のフラグが1
となり、これによってビデオテープ51aへの記録が開
始されたことを判断すると、ステップS806に進み、
受信したタイムコードを閲覧情報62bに記憶し、ま
た、受信したビデオ信号からこのタイムコードにおける
静止画像のデータを生成し、閲覧情報62bにタイムコ
ードと関連させて記憶する。さらに、設定されていた関
連情報と、GPSレシーバ70から出力された位置情報
を、閲覧情報62bに記憶し、このように閲覧情報62
bに記憶されたタイムコード、静止画像、関連情報およ
び位置情報を、モニタ67に表示された閲覧情報表示部
610に表示する。なお、音声データの生成が、ビデオ
テープ51aへの記録開始時の前であるビデオテープ5
1aの走行開始時に開始されるのは、PC6で実行され
るプログラム上の特性によって、音声信号の受信から実
際に音声データの生成が開始されるまでに、多少の遅延
が生じるためである。以上の処理が終了すると、ステッ
プS807に進み、カムコーダ5からの制御信号に対す
る待機状態となる。
【0055】ステップS808において、受信した制御
信号において、「REC」「PLAY」「SERVO
LOCK」の各フラグのうち1つでも0になり、ビデオ
テープ51aへの記録が中止されたことを判断すると、
ステップS809に進み、このとき受信されるタイムコ
ードを閲覧情報62bに記憶するとともに、音声データ
の生成を終了し、このデータを閲覧情報62bに記憶す
る。この後、ステップS802に戻り、再びビデオテー
プ51aへの記録開始にともなう処理に対する待機状態
となり、以後、記録開始および中止を判断するたびに、
ステップS802〜809の処理が繰り返され、閲覧情
報62bが蓄積される。
【0056】なお、上記の閲覧情報記録システム4にお
いて、カムコーダ5からPC6へのビデオ信号、音声信
号、制御信号およびタイムコードの送信は、無線通信を
介して行われてもよい。これによって、撮影現場におい
てPC6の設置位置にかかわらず、カムコーダ5を移動
させることができ、撮影作業の自由度が増す。また、P
C6は、上記の各信号を受信するインタフェースを複数
具備して、複数のカムコーダ5から同時に各データを受
信するようにしてもよい。これによって、複数のカムコ
ーダ5を使用する撮影現場において、この閲覧情報記録
システム4を適用することが可能になり、各カムコーダ
5におけるビデオテープ51aの記録内容を1台のPC
6にて一度に把握することができる。
【0057】最後に、上記の閲覧情報記録システム4に
おいて使用される制御信号のデータ形式である9ピンプ
ロトコルについて説明する。図9に、9ピンプロトコル
における伝送データのビット構成を、また図10に、9
ピンプロトコルにおけるステータス信号の割り当ての一
部をそれぞれ示す。
【0058】9ピンプロトコルは、業務用ビデオ機器の
制御信号として現在一般的に使用されているデータ形式
である。図9に示すように、伝送されるシリアル信号の
ビット構成は、1つのスタートビット、0から7までの
8つのデータビット、1つのパリティビット、および1
つのストップビットによって構成される。また、各デー
タビットにおいて伝送されるステータス信号は図10の
ように割り当てられ、それぞれのステータス信号の送受
信によってVTRの再生、録画動作やモード設定、入出
力切り換え等の遠隔操作やデータの送信等を可能にす
る。上述した閲覧情報記録システム4では、このうちビ
ット1、データナンバー1の「REC」、ビット0、デ
ータナンバー1の「PLAY」、およびビット7、デー
タナンバー2の「SERVO LOCK」をそれぞれフ
ラグとして用い、カムコーダ5におけるビデオテープ5
1aへの記録動作状況を示す情報が伝送される。
【0059】このように、閲覧情報記録システム4にお
ける制御信号の送受信では、現在、業務用ビデオ機器に
おいて一般的に使用されている9ピンプロトコルを使用
可能であるため、システム構築が容易に可能となり経済
的である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮影内容
記録システムでは、ビデオテープに記録された各記録映
像の記録開始時間および記録終了時間と、撮像装置から
受信したビデオ信号から、記録開始時において生成した
静止画像とが、撮影内容データ記憶手段によって対応さ
れて記憶されるため、このデータを用いて、ビデオテー
プに記録されたさまざまな映像の記録範囲を容易に特定
し、記録したおおよその内容を把握することが可能にな
り、ビデオテープを用いたこの後の編集作業を効率よく
行うことができる。
【0061】また、本発明の撮影内容記録方法では、ビ
デオテープに記録された各記録映像の記録開始時間およ
び記録終了時間と、撮像装置から受信したビデオ信号か
ら、記録開始時において生成した静止画像とが対応され
て記憶されるため、このデータを用いて、ビデオテープ
に記録されたさまざまな映像の記録範囲を容易に特定
し、記録したおおよその内容を把握することが可能にな
り、ビデオテープを用いたこの後の編集作業を効率よく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影内容記録システムの概略構成を示
す図である。
【図2】本発明の実施例である閲覧情報記録システムに
おけるシステム構成例を示す図である。
【図3】カムコーダの装置構成の概要を示す図である。
【図4】カムコーダにおける動作のフローチャートを示
す。
【図5】PCの装置構成の概要を示す図である。
【図6】記憶された閲覧情報のモニタにおける表示画面
の構成例を示す図である。
【図7】PCにおける動作のフローチャートを示す。
【図8】音声データの記憶に際するPCにおける動作の
フローチャートを示す。
【図9】9ピンプロトコルにおける伝送データのビット
構成を示す図である。
【図10】9ピンプロトコルにおけるステータス信号の
割り当ての一部を示す図である。
【符号の説明】
1……撮影内容記録システム、2……撮像装置、3……
撮影内容記録装置、21……撮像手段、22……収音手
段、23……ビデオテープ記録手段、24……ビデオ信
号送信手段、25……記録時間情報送信手段、26……
制御信号送信手段、27……音声信号送信手段、31…
…ビデオ信号受信手段、32……記録時間情報受信手
段、33……制御信号受信手段、34……動作状況検出
手段、35……静止画像生成手段、36……撮影内容デ
ータ記憶手段、37……撮影内容表示手段、38……音
声データ受信手段、39……音声データ生成手段、40
……動画像生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510L 5/91 510J 5/92 5/91 J 5/92 H Fターム(参考) 5C018 FA01 FB01 FB04 5C022 AA01 AC69 AC75 AC79 CA00 5C053 FA10 FA14 FA23 GA11 GB06 GB11 GB36 HA27 HA29 JA03 JA22 KA04 KA21 KA24 LA01 LA06 LA11 LA14 5D077 AA22 CA02 CA11 DC03 DC11 EA33 EA34 GA04 HC03 HC12 HC17 HC21 5D110 AA13 AA27 AA29 BB18 DA02 DA06 DA10 DA11 DA17 DA20 DB03 DC05 DC16 EA08 EA09 FA08

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープに記録した撮影内容を把握
    する情報をリアルタイムで記録する撮影内容記録システ
    ムにおいて、 映像を撮像する撮像手段と、 音声を収音する収音手段と、 前記撮像手段による撮像画像のデータ、および前記収音
    手段による入力音声のデータを前記ビデオテープに記録
    するビデオテープ記録手段と、 前記撮像画像によるビデオ信号を送信するビデオ信号送
    信手段と、 前記ビデオテープ記録手段による記録時間情報を送信す
    る記録時間情報送信手段と、 前記ビデオテープ記録手段による記録動作を示す制御信
    号を送信する制御信号送信手段と、 を具備する撮像装置と、 前記ビデオ信号を受信するビデオ信号受信手段と、 前記記録時間情報を受信する記録時間情報受信手段と、 前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、 受信した前記制御信号より前記ビデオテープ記録手段の
    動作状況を検出する動作状況検出手段と、 前記動作状況検出手段によって検出された前記ビデオテ
    ープへの記録開始時または前記記録開始時から一定時間
    後において、前記ビデオ信号より静止画像のデータを生
    成する静止画像生成手段と、 受信した前記記録時間情報より、前記動作状況検出手段
    による検出に基づいて前記ビデオテープへの記録開始時
    および記録終了時における時間情報を設定し、対応する
    前記静止画像のデータとともに記憶する撮影内容データ
    記憶手段と、 を具備する撮影内容記録装置と、 によって構成されることを特徴とする撮影内容記録シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は、前記収音手段によって
    出力された音声信号を送信する音声信号送信手段を有
    し、前記撮影内容記録装置は、送信された前記音声信号
    を受信する音声信号受信手段と、受信した前記音声信号
    より前記記録開始時から前記記録終了時までの音声デー
    タを生成する音声データ生成手段とを有し、前記撮影内
    容データ記憶手段は、前記記録開始時および前記記録終
    了時の時間情報と前記静止画像のデータとに対応させ
    て、前記音声データを記憶することを特徴とする請求項
    1記載の撮影内容記録システム。
  3. 【請求項3】 前記撮影内容記録装置は、前記記録開始
    時および前記記録終了時の時間情報と前記静止画像とを
    対応させて表示する撮影内容表示手段を具備することを
    特徴とする請求項1記載の撮影内容記録システム。
  4. 【請求項4】 前記撮影内容記録装置は、受信した前記
    ビデオ信号から撮影中の動画像の圧縮データを生成する
    動画像生成手段を具備し、前記撮影内容表示手段は、前
    記動画像生成手段によって生成された撮影中の動画像
    を、前記記録開始時および前記記録終了時の時間情報と
    前記静止画像とともに表示することを特徴とする請求項
    3記載の撮影内容記録システム。
  5. 【請求項5】 前記動画像生成手段は、受信した前記ビ
    デオ信号より前記記録開始時から前記記録終了時までの
    すべて、または一部の範囲における記録中の動画像の圧
    縮データを生成し、前記撮影内容データ記憶手段は、前
    記記録開始時および前記記録終了時の時間情報と前記静
    止画像とに、前記記録中の動画像を対応させて記憶する
    ことを特徴とする請求項4記載の撮影内容記録システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記撮影内容記録装置は、前記記録開始
    時から前記記録終了時までの各範囲の記録内容について
    の関連情報を入力する関連情報入力手段を具備し、前記
    撮影内容表示手段は、前記関連情報を、前記記録開始時
    および前記記録終了時の時間情報と前記静止画像とに対
    応させて表示することを特徴とする請求項3記載の撮影
    内容記録システム。
  7. 【請求項7】 前記撮影内容データ記憶手段は、前記記
    録開始時および前記記録終了時の時間情報と前記静止画
    像のデータとに対応させて、前記関連情報を記憶するこ
    とを特徴とする請求項6記載の撮影内容記録システム。
  8. 【請求項8】 前記関連情報は、記録した日時、記録者
    名、および記録内容や撮影目的等を表すコメントを含む
    ことを特徴とする請求項7記載の撮影内容記録システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記撮影内容記録装置は、GPS衛星か
    らの電波を受信して、前記撮影内容記録装置の現在位置
    を検出する現在位置検出手段を具備し、前記撮影内容表
    示手段は、前記現在位置検出手段より出力される現在位
    置情報を、前記記録開始時および前記記録終了時の時間
    情報と前記静止画像とに対応させて表示することを特徴
    とする請求項3記載の撮影内容記録システム。
  10. 【請求項10】 前記撮影内容データ記憶手段は、前記
    記録開始時および前記記録終了時の時間情報と前記静止
    画像のデータとに対応させて、前記現在位置情報を記憶
    することを特徴とする請求項9記載の撮影内容記録シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記ビデオ信号、前記記録時間情報お
    よび前記制御信号は、無線通信によって送受信されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮影内容記録システム。
  12. 【請求項12】 前記音声信号は無線通信によって送受
    信されることを特徴とする請求項2記載の撮影内容記録
    システム。
  13. 【請求項13】 前記撮影内容記録装置は、受信された
    前記音声信号に基づいて音声を認識し、文字データに変
    換する音声認識手段を具備し、前記文字データは、前記
    撮影内容データ記憶手段によって、前記記録開始時およ
    び前記記録終了時の時間情報と前記静止画像のデータと
    に対応して記憶されることを特徴とする請求項2記載の
    撮影内容記録システム。
  14. 【請求項14】 前記静止画像生成手段によって生成さ
    れる前記静止画像のデータは、データ圧縮処理がなされ
    ていることを特徴とする請求項1記載の撮影内容記録シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記音声データ生成手段によって生成
    される前記音声データは、データ圧縮処理がなされてい
    ることを特徴とする請求項2記載の撮影内容記録システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記制御信号は、前記ビデオテープ記
    録手段の動作状態が記録動作のスタンバイ状態、前記ビ
    デオテープが走行した記録動作の開始状態、および記録
    開始後のビデオテープの走行安定状態をそれぞれ示す第
    1、第2および第3のフラグとして示され、前記動作状
    況検出手段による検出に基づいて、前記第1、第2およ
    び第3のフラグがすべて1となったとき、前記撮影内容
    データ記憶手段が前記ビデオテープ記録手段による前記
    記録開始時の時間情報を設定するとともに、前記静止画
    像生成手段が前記静止画像のデータを生成し、前記第
    1、第2および第3のフラグのうち1つでも0となった
    とき、前記撮影内容データ記憶手段が前記記録終了時の
    時間情報を設定することを特徴とする請求項1記載の撮
    影内容記録システム。
  17. 【請求項17】 前記制御信号は、前記ビデオテープ記
    録手段の動作状態が記録動作のスタンバイ状態、前記ビ
    デオテープが走行した記録動作の開始状態、および記録
    開始後のビデオテープの走行安定状態をそれぞれ示す第
    1、第2および第3のフラグとして示され、前記動作状
    況検出手段による検出に基づいて、前記第1および第2
    のフラグがすべて1となったとき、前記音声データ生成
    手段が前記音声データの生成を開始し、前記第1、第2
    および第3のフラグがすべて1となったとき、前記撮影
    内容データ記憶手段が前記ビデオテープ記録手段による
    前記記録開始時の時間情報を設定するとともに、前記静
    止画像生成手段が前記静止画像のデータを生成し、前記
    第1、第2および第3のフラグのうち1つでも0となっ
    たとき、前記撮影内容データ記憶手段が前記記録終了時
    の時間情報を設定するとともに、前記音声データ生成手
    段が前記音声データの生成を終了することを特徴とする
    請求項2記載の撮影内容記録システム。
  18. 【請求項18】 前記制御信号は、前記ビデオテープ記
    録手段の動作状態が記録動作のスタンバイ状態、前記ビ
    デオテープが走行した記録動作の開始状態、および記録
    開始後のビデオテープの走行安定状態をそれぞれ示す第
    1、第2および第3のフラグとして示され、前記動作状
    況検出手段による検出に基づいて、前記第1および第2
    のフラグがすべて1となったとき、前記動画像生成手段
    は前記動画像の圧縮データの生成を開始し、前記第1、
    第2および第3のフラグがすべて1となったとき、前記
    撮影内容データ記憶手段が前記ビデオテープ記録手段に
    よる前記記録開始時の時間情報を設定するとともに、前
    記静止画像生成手段が前記静止画像のデータを生成し、
    前記第1、第2および第3のフラグのうち1つでも0と
    なったとき、前記撮影内容データ記憶手段が前記記録終
    了時の時間情報を設定するとともに、前記動画像生成手
    段が前記動画像の圧縮データの生成を終了することを特
    徴とする請求項5記載の撮影内容記録システム。
  19. 【請求項19】 前記制御信号のデータ形式は9ピンプ
    ロトコルに準拠することを特徴とする請求項16〜18
    のいずれかに記載の撮影内容記録システム。
  20. 【請求項20】 ビデオテープに記録した撮影内容を把
    握する情報をリアルタイムで記録する撮影内容記録方法
    において、 映像を撮像し、音声を収音して、前記映像および前記音
    声のデータを前記ビデオテープに記録する撮像装置よ
    り、撮影中のビデオ信号と、前記ビデオテープへの記録
    にともなう記録時間情報と、前記ビデオテープに対する
    記録動作を示す制御信号とを受信し、 受信した前記制御信号より判断した前記撮像装置の記録
    開始時または前記記録開始時から一定時間後における静
    止画像のデータを前記ビデオ信号から生成し、 受信した前記制御信号より検出した前記撮像装置の記録
    開始時および記録終了時における前記記録時間情報よ
    り、前記ビデオテープへの記録開始時および記録終了時
    の各時間情報を設定し、対応する前記静止画像のデータ
    とともに記憶する、 ことを特徴とする撮影内容記録方法。
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