JP2002118740A - レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体

Info

Publication number
JP2002118740A
JP2002118740A JP2001149632A JP2001149632A JP2002118740A JP 2002118740 A JP2002118740 A JP 2002118740A JP 2001149632 A JP2001149632 A JP 2001149632A JP 2001149632 A JP2001149632 A JP 2001149632A JP 2002118740 A JP2002118740 A JP 2002118740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
label
index
creating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001149632A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotake Amaike
寛武 天池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2001149632A priority Critical patent/JP2002118740A/ja
Publication of JP2002118740A publication Critical patent/JP2002118740A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サムネイル画像の大きさを必要以上に小さく
しなくてすむようなインデックス画像データを作成する
ことのできるレーベル画像データ作成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ネガフィルムから取得された原画像デー
タが記録されるCD−Rのレーベル面に、インデックス
画像を形成する装置であって、 複数の原画像データを
記憶する第1記憶部41と、インデックス画像を作成す
るためのテンプレートを記憶する第2記憶部42と、原
画像データのサムネイル画像データとテンプレートとを
画像合成する画像合成部43とを備え、画像合成部43
は、サムネイル画像データを短冊状の画像データに分割
処理すると共に、分割された短冊と短冊の間に、 他の
画像データの短冊状の画像データをはめ込み処理するこ
とで、インデックス画像データを作成し、レーベル面に
レンチキュラ−レンズシートが貼り付けられた時に、見
る方向によって異なるインデックス画像が見えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成媒体から
取得された原画像データが記録される記録媒体のレーベ
ル面に、インデックス画像を形成するためのレーベル画
像データ、を作成するレーベル画像データ作成装置及び
レーベル画像データ作成プログラム及びレーベル画像が
形成された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ラボ店(写真店)では、顧客から同時プ
リントや焼き増しプリントの依頼を受けると、ネガフィ
ルム(画像形成媒体に相当する。)の現像処理を行い、
印画紙(ペーパー)に画像を焼き付け露光した写真プリ
ントを作成し、現像済みのネガフィルムと共に写真プリ
ントを顧客に提供する。さらに、写真処理の分野におい
ても、デジタル技術の進歩により、現像済みネガフィル
ムの画像を写真プリントにするのではなく、ネガフィル
ムの画像をスキャナーにより読み取りデジタルデータ化
し、この画像データを記録媒体(CD−R等)に所定の
ファイル形式で保存して顧客に返却するというサービス
も浸透しつつある。顧客は、かかる画像データをパソコ
ンに取り込むことにより、種々の目的に活用することが
できる。
【0003】例えば、上記サービスの一例として、現像
済みネガフィルムの画像をスキャナーにより読み取り、
この読み取られた画像データをCD−Rに記録して顧客
に提供するものが知られている。顧客にCD−Rを提供
する場合には、CD−Rに画像データを書き込んだ後、
レーベル面にインデックス画像が印刷したものを提供し
ている。インデックス画像とは、画像を縮小化したサム
ネイル画像を所定のフォーマットに従い並べて配置した
画像のことであり、同時プリントサービスの分野におい
ては、インデックス画像をプリントしたインデックスプ
リントが知られている。CD−Rを受け取った顧客は、
レーベル面に印刷されているインデックス画像を見るこ
とにより、そのCD−Rにどのような画像データが記録
されているかを直ちに認識することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インデ
ックス画像を形成するレーベル面の面積には限りがある
ため、サムネイル画像(コマ画像)の数が増えてくる
と、サムネイル画像の大きさが小さくなり、見えにくく
なる。記録される画像のうちのいくつかを抜粋してイン
デックス画像を形成する方法も考えられるが、記録され
ている画像のすべてがインデックス画像で確認できない
と、顧客にとっては不便である。また、インデックス画
像にはサムネイル画像のみならず、ラボ店の表示、タイ
トルの表示、その他、日付等の表示を行うこともあるた
め、そのためのエリアも確保しなければならない。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、サムネイル画像の大きさを必要以上
に小さくしなくてすむようなインデックス画像データを
作成することのできるレーベル画像データ作成装置、及
び、レーベル画像データ作成プログラム、及び、かかる
装置でレーベル画像の作成された記録媒体を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るレーベル画像データ作成装置は、画像形成
媒体から取得された原画像データが記録される記録媒体
のレーベル面に、『インデックス画像を形成するための
レーベル画像データ』、を作成するレーベル画像データ
作成装置であって、複数の前記原画像データを記憶する
第1記憶部と、前記インデックス画像を作成するための
テンプレートを記憶する第2記憶部と、複数の前記原画
像データの各サムネイル画像データと前記テンプレート
とを画像合成する画像合成部とを備え、前記画像合成部
は、前記サムネイル画像データを短冊状の画像データに
分割処理すると共に、分割された短冊と短冊の間に、
他の画像データを分割処理することにより得られた他の
短冊状の画像データをはめ込み処理することで、インデ
ックス画像データを作成し、前記記録媒体の前記レーベ
ル面にレンチキュラ−レンズシートが貼り付けられた時
に、見る方向によって異なるインデックス画像が見える
ようなインデックス画像データを作成可能にしたことを
特徴とするものである。
【0007】この構成によるレーベル画像データ作成装
置の作用・効果は、以下の通りである。まず、ネガフィ
ルム等の画像形成媒体から原画像データが取得され記憶
される。原画像データとは、サムネイル画像データを取
得する前の画像データのことを指す。例えば、ネガフィ
ルム1本全体の画像データ、コマ画像単位の画像データ
である。また、一方、インデックス画像を作成するため
のテンプレートも記憶されている。このテンプレートに
サムネイル画像データを嵌めこむ(画像合成)すること
により、インデックス画像データを作成することができ
る。
【0008】この処理を行うにあたり、サムネイル画像
データを短冊状の画像データに分割処理する(図4参
照)。例えば、2つの画像Aと画像Bがあったとする。
画像Aを短冊状に(A1,A2,A3,A4…)に分割
し、画像Bも短冊状に(B1,B2,B3,B4…)に
分割する。そして、画像Bの短冊を画像Aの短冊の間に
嵌め込む。つまり、(A1,B2,A3,B4…)のよ
うに並べる。つまり、画像Aと画像Bの短冊をそれぞれ
1つおきに選択し、交互に並べた短冊画像とする。この
画像は、元の画像A、画像Bと同じ大きさとすることが
できる。この例では、2つの画像A,Bについて説明し
たが、3つ以上の画像についても同様に分割して嵌め込
みをすることができる。以上のように処理をすれば、画
像Aと画像Bを形成するために必要としていた面積を半
分にすることができる。3つ以上の画像について同様の
処理をすれば、更なる効果を有する。
【0009】上記のごとくインデックス画像データを作
成し、このデータに基づいてレーベル画像(インデック
ス画像)をレーベル面に形成する。そして、このレーベ
ル面にレンチキュラ−レンズシートを貼り付ける。レン
チキュラ−レンズとは、かまぼこ型レンズを多数並べた
ものであり、このレンズを使用することにより、ある方
向からは画像Aが見え、別の方向からは画像Bを見るこ
とができる。その結果、サムネイル画像の大きさを必要
以上に小さくしなくてすむようなインデックス画像デー
タを作成することのできるレーベル画像データ作成装置
を提供することができる。
【0010】なお、このレーベル画像データ作成装置
が、実際にレーベル画像をレーベル面に形成(印刷等)
する機能を有するか否かは、問わないものとする。
【0011】本発明の好適な実施形態として、前記他の
画像データが、他のサムネイル画像データであるものが
あげられる。
【0012】上記の例における画像Aと画像Bの組み合
わせとしては、例えば、画像Aがサムネイル画像であ
り、画像Bがタイトル画像等という組み合わせもある
が、画像Aも画像Bもサムネイル画像であれば、サムネ
イル画像の大きさを必要以上に小さくしなくてすむとい
う点で効果的である。なお、画像A,Bだけでなく画像
C、画像D…も更に付け加えて嵌め込みを行うような場
合は、画像C,Dはサムネイル画像であっても良いし、
サムネイル画像以外の画像であってもよい。
【0013】上記特徴を有するレーベル画像データ作成
装置は、下記の処理を実行させるためのプログラムをコ
ンピュータにインストールすることにより、構成するこ
とができる。
【0014】すなわち、複数の前記原画像データを取得
する処理と、前記インデックス画像を作成するためのテ
ンプレートを取得する処理と、複数の前記原画像データ
から各サムネイル画像データを取得する処理と、前記各
サムネイル画像データと前記テンプレートとを画像合成
する画像処理であって、前記サムネイル画像データを短
冊状の画像データに分割処理すると共に、分割された短
冊と短冊の間に、 他の画像データを分割処理すること
により得られた他の短冊状の画像データをはめ込み処理
することで、インデックス画像データを作成する処理と
をコンピュータに実行させ、前記記録媒体の前記レーベ
ル面にレンチキュラーレンズシートが貼り付けられた時
に、見る方向によって異なるインデックス画像が見える
ようなインデックス画像データを作成可能にしたことを
特徴とするレーベル画像データ作成プログラムである。
【0015】なお、インストールする方法については特
定の方法に限定されるものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係るレーベル画像データ
作成装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。
【0017】図1は、写真処理システムを示す構成図で
ある。この写真処理システムは、大きく分けてプリンタ
プロセッサー1と、スキャナー装置2と、CD−R書き
込み装置3とから構成される。また、プリンタプロセッ
サー1とスキャナー装置2、及び、スキャナー装置2と
CD−R書き込み装置3とは、通信ケーブル4,5によ
り接続されている。
【0018】プリンタプロセッサー1は、プリンタ部1
Aとプロセッサー部1Bとを有しており、スキャナー装
置2から送信されてきた画像データに基づいて写真プリ
ントを作成する。プリンタ部1Aの上部には、2機のペ
ーパーマガジン10a,10bが装着される。ペーパー
マガジン10a,10bには、ロール状にペーパー(写
真感光材料に相当する。)が収容されており、いずれか
のペーパーマガジン10a,10bからペーパーが装置
内部に引き出されるようになっている。装置内部のペー
パーの搬送経路を破線で示す。プリンタ部1Aには、ペ
ーパーをプリントサイズにカットするカッター11と、
ペーパーに画像を露光するデジタル式の露光エンジン1
3と、プリンタプロセッサー1の各部の作動制御を行う
コントローラ12とを備えている。
【0019】プロセッサー部1Bには、露光済みのペー
パーに対して現像処理・乾燥処理を行い、仕上がりの写
真プリントとして装置外部に排出する。排出された写真
プリントは、1オーダー毎にソータ(集積装置)により
集積される。
【0020】スキャナー装置2は、画像形成媒体から画
像データを取り込むための装置である。画像形成媒体が
ネガフィルム(写真フィルム)である場合には、ネガフ
ィルムをネガキャリア20にセットすることでネガフィ
ルムの画像を取得することができる。そのための読み取
り用光源部21も備えられている。モニター22は、読
み取られた画像を表示させるものである。さらに、画像
形成媒体として写真フィルム以外からも画像データを取
得することができ、例えば、写真プリント、任意の印刷
物、デジタルカメラの記憶媒体等からも画像データを取
得することができる。そのためのドライバ装置23設け
られている。
【0021】CD−R書き込み装置3は、スキャナー装
置2により取得した画像データを所定のファイル形式で
CD−Rに書き込むための装置である。ファイル形式と
しては、JPEG、GIFF、ビットマップ等があげら
れるが、特定のファイル形式に限定されるものではな
い。CD−R書き込み装置3は、大きく分けて、書き込
み本体部30、パソコン本体部31、モニター31Mと
から構成されている。また、CD−R書き込み装置3
は、画像データの書き込みだけでなく、CD−Rのレー
ベル面にレーベル画像を印刷することもできる。このレ
ーベル画像は、書込みされる画像のサムネイルを並べて
配置したインデックス画像である。このインデックス画
像を見ることにより、CD−Rにどのような画像が記録
されているかを直ちに認識することができる。
【0022】<制御ブロック図>図2は、スキャナー装
置2及びCD−R書き込み装置3のうちのレーベル画像
データ作成装置として機能する部分のブロック構成図で
ある。
【0023】画像データ入力部40は、先ほど説明した
ネガキャリア20やドライバ装置23であり、画像形成
媒体から画像データが入力される。第1記憶部41は、
画像形成媒体から入力された原画像データが記憶される
フレームメモリである。ここで原画像データとは、後述
するサムネイル画像データを取得する前の画像データの
ことをいう。画像形成媒体がネガフィルムである場合に
は、ネガフィルムの全体の画像データから切り出された
コマ画像のデータが原画像データに該当する。
【0024】第2記憶部42は、インデックス画像デー
タを作成するためのテンプレートが格納されるメモリで
ある。テンプレートは、CD−Rに記録される画像数等
に応じて、複数用意されている。画像合成部43は、第
2記憶部42のテンプレートと第1記憶部41の原画像
データから取得されるサムネイル画像データとを画像合
成してインデックス画像データを作成する。なお、イン
デックス画像データを作成するにあたり、単にテンプレ
ートにサムネイル画像データを合成するのではなく、後
述する分割処理とはめ込み処理とを実行する。第1記憶
部41と第2記憶部は、ハードウェアとして別々の記憶
装置でもよいが、必ずしも別々である必要はない。
【0025】制御部44は、主としてCPUにより構成
され、各部の作動の制御を行う。書き込みヘッド45
は、第1記憶部41の原画像データを所定のファイル形
式でCD−Rの記録面に書き込む。印刷ヘッド46は、
インデックス画像データを受け取って、CD−Rのレー
ベル面にインデックス画像を印刷する。なお、インデッ
クス画像データも書き込みヘッド45により書き込むよ
うにしてもよい。
【0026】上記において、第1記憶部41、第2記憶
部42、画像合成部43を装置のどの部分に設けるかに
ついて、次の3通りが考えられる。 (A)第1記憶部41、第2記憶部42、画像合成部4
3をスキャナー装置2に設ける場合。この場合は、スキ
ャナー装置2がレーベル画像データ作成装置として機能
することになる。 (B)第1記憶部41、第2記憶部42、画像合成部4
3をCD−R書き込み装置3に設ける場合。この場合
は、CD−R書き込み装置3がレーベル画像データ作成
装置として機能することになる。
【0027】(C)第1記憶部41、第2記憶部42、
画像合成部43の機能をスキャナー装置2とCD−R書
き込み装置3に分散して設ける場合。この場合は、スキ
ャナー装置2及びCD−R書き込み装置3がレーベル画
像データ作成装置として機能することになる。 本発明に係るレーベル画像データ作成装置としては、上
記のいずれで構成してもよい。
【0028】<画像合成部における画像処理>次に、画
像合成部43における画像処理について説明する。イン
デックス画像は、既に述べたように原画像のサムネイル
を並べて配置したものであるが、書き込まれる画像数が
増えてくると、サムネイルの数も増えてくる。
【0029】しかしながら、インデックス画像を形成す
るレーベル面の面積には限りがあるため、サムネイル画
像(コマ画像)の数が増えてくると、サムネイル画像の
大きさが小さくなり、見えにくくなる。また、インデッ
クス画像にはサムネイル画像のみならず、ラボ店の表
示、タイトルの表示、その他、日付等の表示を行うこと
もあるため、そのためのエリアも確保しなければならな
い。
【0030】そこで、CD−Rのレーベル面にレンチキ
ュラ−レンズシートを貼り付け、見る方向によって異な
るインデックス画像が見えるようなインデックス画像デ
ータを作成することにしている。ここで、レンチキュラ
−レンズの原理を図3により説明する。
【0031】レンチキュラ−レンズ15は、かまぼこ状
のレンズ15aが多数並べて配置されたものであり、レ
ンチキュラ−レンズシートを形成されたインデックス画
像16の面上に貼り付ける。多数のレンズ15aの特性
により、インデックス画像16のうちのAの部分が見え
る位置と、Bの部分が見える位置とがある。つまり、見
る方向によってAの部分が見えたり、Bの部分が見えた
りする(図3(a)参照)。
【0032】そこで、画像合成部43では、サムネイル
画像データを短冊状の画像データに分割処理する。これ
を図4により分かりやすく説明する。例えば、2つの画
像Aと画像Bがあったとする((a)(b)参照)。画
像Aを短冊状に(A1,A2,A3,A4…)に分割
し、画像Bも短冊状に(B1,B2,B3,B4…)に
分割する((c)(d)参照)。分かりやすくするため
に、分割数を20としているが、実際はもっと多数の短
冊に分割処理される。そして、画像Bの短冊を画像Aの
短冊の間に嵌め込む。つまり、(A1,B2,A3,B
4…)のように並べる。つまり、画像Aと画像Bの短冊
をそれぞれ1つおきに選択し、交互に並べた短冊画像と
する((e)参照)。この合成画像は、元の画像A、画
像Bと同じ大きさとすることができる。したがって、画
像の面積を増やさないで、2種類の画像を表示させるこ
とができる。したがって、 サムネイル画像の大きさを
必要以上に縮小化することを抑えることができる。
【0033】なお、短冊状に分割処理するにあたり、画
像Aの短冊の幅と画像Bの短冊の幅は、レンチキュラ−
レンズ15のピッチP(図3参照)の1/2になるよう
に設定する。
【0034】この例では、2つの画像A,Bについて説
明したが、3つ以上の画像についても同様に分割して嵌
め込みをすることができる。図3(b)は、3つの画像
A,B,Cを分割処理してはめ込む場合の例である。各
画像の短冊の幅は、レンチキュラ−レンズ15のピッチ
Pの1/3になるように設定される。分割処理をする場
合の分割数は、インデックス画像の解像度を考慮して決
めることができる。
【0035】<インデックス画像データ作成手順>次
に、インデックス画像データ作成手順を図5のフローチ
ャートにより説明する。
【0036】まず、画像処理部43は、第1記憶部41
から原画像データを取得し、これをもとにサムネイル画
像データを取得する(#1、#2)。サムネイル画像デ
ータのデータサイズは、CD−Rに記録されるべき画像
数により決まる。また、第2記憶部42からテンプレー
トを取得する(#3)。
【0037】そして、既に述べたような分割処理とはめ
込み処理を行い(#4)、インデックス画像データを作
成する(#5)。インデックス画像データを作成するま
での所定の手順は、プログラムにより実行することがで
きる。このプログラムを装置にインストールすることに
より、レーベル画像データ作成装置を構成することがで
きる。なお、インストールをする方法は、任意の方法で
行うことができる。
【0038】原画像データは、書き込みヘッド45に転
送され、CD−Rに記録される。インデックス画像デー
タは印刷ヘッド46に転送されてCD−Rのレーベル面
に印刷される。なお、印刷する場合には、レーベル面に
直接印刷してもよいし、レーベル面に貼り付けられるシ
ールに印刷をしてもよい。シールに印刷する場合、先に
シールに印刷をしてから、印刷済みのシールをレーベル
面に貼り付けてもよいし、レーベル面にシールを貼り付
けてから印刷をしてもよい。
【0039】図6は、レーベル面に印刷された状態のC
D−Rの外観を示す図である。このレーベル面にレンチ
キュラ−レンズシートを貼り付ける。これにより、見る
方向によって、図7(a)にように見えたり、(b)の
ように見えたりする。
【0040】<別実施形態> (1)図1において、スキャナー装置2とCD−R書き
込み装置3とは別装置で構成し通信ケーブルで接続して
いるが、これらを一体化した装置で構成してもよい。す
なわち、レーベル画像データ作成装置として、単一の装
置で構成してもよいし、複数の装置を接続して構成して
もよい。
【0041】(2)本実施形態では、原画像データから
得られたサムネイル画像データどうしをはめ込み合成し
ているが、これに限定されるものではない。例えば、サ
ムネイル画像データとラボ店やメーカーの表示・広告、
サムネイル画像データと任意の画像データとを組み合わ
せることもできる。また、サムネイル画像データどうし
を合成する場合も、例えば、撮影された日付や場所によ
ってグループ分けするようにすれば、インデックス画像
の価値を高めることができる。
【0042】(3)記録媒体は、CD−R以外にもDV
DやMO等でもよい。 (4)画像形成媒体はネガフィルムに限定されるもので
はなく,ラボ店(写真店)で扱われているデジタルスチ
ルカメラの記録媒体でもよいことは言うまでもない。そ
して、 顧客の要望に応じて、 ネガフィルムと上記記録
媒体が併用されるケースでは、 スキャナー(ネガキャ
リア20を用いた入力)と、ドライバ装置23(上記記
録媒体が装着される)とを併用して、第1記憶部41に
画像データを記憶させることになる。また、デジタルス
チルカメラの記録媒体のみを活用するケースでは、上記
ドライバ装置23に装着された記録媒体から第1記憶部
41に画像データを記憶させる構成になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理システムの構成を示す図
【図2】レーベル画像データ作成装置の制御ブロック構
成図
【図3】レンチキュラ−レンズの原理を説明する図
【図4】画像処理の内容を示す図
【図5】インデックス画像データ作成手順を示すフロー
チャート
【図6】レーベル面に印刷された状態のCD−Rの外観
を示す図
【図7】インデックス画像の見え方の違いを説明する図
【符号の説明】
2 スキャナー装置 3 CD−R書き込み装置 40 画像データ入力部 41 第1記憶部 42 第2記憶部 43 画像合成部 44 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成媒体から取得された原画像デー
    タが記録される記録媒体のレーベル面に、インデックス
    画像を形成するためのレーベル画像データ、を作成する
    レーベル画像データ作成装置であって、 複数の前記原画像データを記憶する第1記憶部と、 前記インデックス画像を作成するためのテンプレートを
    記憶する第2記憶部と、 複数の前記原画像データの各サムネイル画像データと前
    記テンプレートとを画像合成する画像合成部とを備え、 前記画像合成部は、前記サムネイル画像データを短冊状
    の画像データに分割処理すると共に、分割された短冊と
    短冊の間に、 他の画像データを分割処理することによ
    り得られた他の短冊状の画像データをはめ込み処理する
    ことで、インデックス画像データを作成し、 前記記録媒体の前記レーベル面にレンチキュラ−レンズ
    シートが貼り付けられた時に、見る方向によって異なる
    インデックス画像が見えるようなインデックス画像デー
    タを作成可能にしたことを特徴とするレーベル画像デー
    タ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記他の画像データが、他のサムネイル
    画像データであることを特徴とする請求項1に記載のレ
    ーベル画像データ作成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成媒体から取得された原画像デー
    タが記録される記録媒体のレーベル面に、インデックス
    画像を形成するためのレーベル画像データ、を作成する
    レーベル画像データ作成プログラムであって、 複数の前記原画像データを取得する処理と、 前記インデックス画像を作成するためのテンプレートを
    取得する処理と、 複数の前記原画像データから各サムネイル画像データを
    取得する処理と、 前記各サムネイル画像データと前記テンプレートとを画
    像合成する画像処理であって、前記サムネイル画像デー
    タを短冊状の画像データに分割処理すると共に、分割さ
    れた短冊と短冊の間に、 他の画像データを分割処理す
    ることにより得られた他の短冊状の画像データをはめ込
    み処理することで、インデックス画像データを作成する
    処理とをコンピュータに実行させ、 前記記録媒体の前記レーベル面にレンチキュラ−レンズ
    シートが貼り付けられた時に、見る方向によって異なる
    インデックス画像が見えるようなインデックス画像デー
    タを作成可能にしたことを特徴とするレーベル画像デー
    タ作成プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のレーベル画像デ
    ータ作成装置により作成されたレーベル画像データに基
    づいてレーベル画像を記録媒体のレーベル面に形成する
    と共に、前記レーベル面にレンチキュラ−レンズシート
    を貼り付けたことを特徴とする記録媒体。
JP2001149632A 2001-05-18 2001-05-18 レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体 Withdrawn JP2002118740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149632A JP2002118740A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149632A JP2002118740A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002118740A true JP2002118740A (ja) 2002-04-19

Family

ID=18994771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001149632A Withdrawn JP2002118740A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002118740A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100624282B1 (ko) * 2005-06-02 2006-09-19 주식회사 대우일렉트로닉스 Dvd 디스크의 내용 정보를 이미지 코드화하여 관리하는보안 dvd 기록/재생장치 및 방법
US7738126B2 (en) 2002-06-25 2010-06-15 Sony Dadc Austria Ag Method for generating disk label print data
US7922271B2 (en) 2005-06-29 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Label printer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7738126B2 (en) 2002-06-25 2010-06-15 Sony Dadc Austria Ag Method for generating disk label print data
KR100624282B1 (ko) * 2005-06-02 2006-09-19 주식회사 대우일렉트로닉스 Dvd 디스크의 내용 정보를 이미지 코드화하여 관리하는보안 dvd 기록/재생장치 및 방법
US7922271B2 (en) 2005-06-29 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Label printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4558860B2 (ja) 画像印刷システム
US8782506B2 (en) Method and apparatus for creating album, and recording medium
JP3653334B2 (ja) 画像印刷装置およびシステムならびに画像ファイル装置およびシステム
JP3980689B2 (ja) 写真画像のプリント方法およびその方法に使用する写真プリンタ
JP2008236468A (ja) 画像ファイル管理装置及びプログラム
US20090249196A1 (en) Calendar outputting method and apparatus for the same, and recording medium
JP2002008350A (ja) 画像記録方法および装置並びに記録媒体
JP2001109080A (ja) 画像作成装置
JP2002118740A (ja) レーベル画像データ作成装置及びレーベル画像データ作成プログラム及び記録媒体
JP4671257B2 (ja) 記録媒体書き込み装置
JP2006027121A (ja) 写真アルバムの作成方法及びこれを用いた写真アルバム作成システム
JP2006060317A (ja) 写真プリント装置
JP2006053671A (ja) 情報記録システム
JP2007184712A (ja) 画像処理装置
JP3973651B2 (ja) 画像ファイル装置
JPS6265576A (ja) Crt合成画像焼付け方法
JP3766428B2 (ja) 画像ファイル装置
JP3766427B2 (ja) 画像ファイル装置
JP3655717B2 (ja) 画像合成装置および方法
JP2005333519A (ja) プリント作成システム、及びプリント作成方法
JP4274122B2 (ja) 画像処理装置
JP2005096453A (ja) 画像印刷装置
JP2003169276A (ja) 撮影データプリント装置
JP2008092448A (ja) 写真プリント装置と写真プリント装置のためのプログラム
JP2002023277A (ja) 写真パックサービス方法及び写真パック作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070105

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805