JP2002118672A - 障害監視システム - Google Patents

障害監視システム

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JP2002118672A
JP2002118672A JP2000310921A JP2000310921A JP2002118672A JP 2002118672 A JP2002118672 A JP 2002118672A JP 2000310921 A JP2000310921 A JP 2000310921A JP 2000310921 A JP2000310921 A JP 2000310921A JP 2002118672 A JP2002118672 A JP 2002118672A
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JP2000310921A
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Koichi Usuda
光一 臼田
Toshiyuki Izumi
俊行 泉
Toichiro Amamiya
東一郎 雨宮
Koichiro Takai
浩一郎 高井
Taku Hidaka
卓 日高
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象システムの障害を切り分けるのに、
専門知識を有する監視要員が不要の障害監視システムを
提供する。 【解決手段】 エンド・ユーザ・システムが有する監視
対象システムの障害を監視する障害監視システムであ
る。前記エンド・ユーザ・システムは、前記監視対象シ
ステムの各障害を表す障害コード、及び該障害コードの
ランクを蓄積する第1データベースと、前記監視対象シ
ステムからの前記障害コードを受け、前記第1データベ
ースから前記障害コードのランクを求め、該ランクが所
定ランク以上か否かを判断する第1処理手段と、前記障
害コードの前記ランクが前記所定ランク以上の場合に
は、前記監視対象システムのコード及び前記障害コード
を、通信回線を介して監視センターに送信する第1通信
手段とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、工場や
倉庫又は配送センターなどに設置された物流システム、
生産管理システム又は在庫管理システムなどの監視対象
システムの障害を監視する障害監視システムの技術分野
に属し、特に、複数の監視対象システムを遠隔地に設置
された単一の監視センターから同時に監視する障害監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】工場、倉庫又は配送センターなどの建築
物内には、物流システム、生産管理システム又は在庫管
理システムなどが設置されている。これらの物流システ
ム、生産管理システム又は、在庫管理システムなどの監
視対象システムがトラブルや障害(以下、本明細書で
は、単に、障害という。)を発生した場合は、速やか
に、その障害を分析し、監視対象システムからその障害
を取り除いて復旧させる必要がある。
【0003】従来は、各監視対象システムに専門の障害
監視要員を配置していた。障害監視対象システムが障害
を起こした場合は、前記障害監視要員が障害を分析し、
自分で障害を取り除くか、又はその障害に対処できる保
守(サービス)センターに連絡をしていた。連絡を受け
た保守センターでは、修理要員を派遣して監視対象シス
テムから障害を取り除いていた。
【0004】また、他の従来技術としては、複数の監視
対象システムの各々と保守センターとを専用通信回線で
接続し、保守センター内で集中的に監視対象システムを
監視していた。監視対象システムに障害が生じた場合
は、保守センターに配置された監視要員が修理要員を派
遣するか、又はその障害に適する保守センターに連絡を
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、各監視
対象システムに専門の障害監視要員を配置する場合、こ
の監視要員には、システムの内容を把握し、障害の要因
を切り分けできるなどの専門知識が要求される。よっ
て、多数の建造物に配置された多数のシステムを監視す
るには、多数の専門の監視要員が必要とされる。また、
監視対象システムが24時間などのように長時間稼働す
る場合は、専門の監視要員の交代要員も必要となり、管
理運営費用が増加するという課題も生じる。
【0006】保守センターで集中的に監視対象システム
を監視する場合も同様に、保守センターに専門の監視要
員を配置する必要がある。特に、保守センターで、他種
類の監視対象システムを集中監視する場合は、対象とな
る総ての監視対象システムに対する専門知識が必要とさ
れ、監視要員の確保が困難である。
【0007】したがって、本発明の目的は、監視対象シ
ステムの障害を切り分けるのに、専門知識を有する監視
要員が不要の障害監視システムを提供することにある。
本発明の別の目的は、監視対象システムに所定ランク以
上の障害が生じた場合に、その障害内容を監視センター
へ自動的に連絡する障害監視システムを提供することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、複数の監視対象シス
テムを同時に、且つ常時監視できる障害監視システムを
提供することにある。本発明の更に異なる目的は、監視
センターが障害を検出した際にその障害に適切に保守セ
ンターへ自動的に連絡する障害監視システムを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載した発明に係る障害監
視システムは、エンド・ユーザ・システムが有する監視
対象システムの障害を監視する障害監視システムであっ
て、前記エンド・ユーザ・システムは、前記監視対象シ
ステムの各障害を表す障害コード、及び該障害コードの
ランクを蓄積する第1データベースと、前記監視対象シ
ステムからの前記障害コードを受け、前記第1データベ
ースから前記障害コードのランクを求め、該ランクが所
定ランク以上か否かを判断する第1処理手段と、前記障
害コードの前記ランクが前記所定ランク以上の場合に
は、前記監視対象システムのコード及び前記障害コード
を、通信回線を介して監視センターに送信する第1通信
手段とを具えていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の障
害監視システムにおいて、前記通信回線は公衆回線網で
あり、前記第1通信手段は、前記公衆回線網を介して、
前記監視対象システムのコード及び上記障害コードをダ
イアル・アップ通信により上記監視センターに送信する
ことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の障
害監視システムにおいて、前記監視センターは、前記エ
ンド・ユーザ・システムの前記監視対象システムのコー
ド、前記障害コード、並びに前記監視対象システムのコ
ード及び上記障害コードに対応する保守センター情報を
蓄積した第2データベースと、前記エンド・ユーザ・シ
ステムから前記監視対象システムのコード及び前記障害
コードを受ける第2通信手段と、該第2通信手段からの
前記監視対象システムのコード及び前記障害コードを受
け、前記監視対象システムのコード及び前記障害コード
に対応する保守センター情報を前記第2データベースか
ら求める第2処理手段と、該第2処理手段が求めた前記
保守センターに、前記監視対象システムのコード及び前
記障害コードを送信する第3通信手段とを具えているこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の障
害監視システムにおいて、前記保守センターは、機器
別、又はシステム別に複数設けられ、障害内容コードに
より、コール先を選択する機能を具えていることを特徴
とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の障
害監視システムにおいて、前記第1データベース、前記
第1処理手段及び前記第1通信号手段は、前記監視対象
システムが設置された建築物の管理/監視にも兼用され
ることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1記載の障
害監視システムにおいて、単一の前記監視センターが複
数個の前記エンド・ユーザ・システムの前記監視対象シ
ステムを監視することを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項3記載の障
害監視システムにおいて、前記第1及び第2通信手段
は、モデム又はターミナル・アダプタであることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施形態】以下に、添付図面を参照して、本発
明による障害監視システムの実施形態を説明する。図1
は、本発明の障害監視システムの全体的な機能ブロック
図である。工場、倉庫又は配送センターなどのエンド・
ユーザ・システム10には、物流システム、生産管理シ
ステム又は在庫管理システムなどの監視対象システム
(図示せず)が配置されている。これらの監視対象シス
テムは、専用端末装置や端末装置として作用するウィン
ドウズ(商標)に代表されるオペレーティング・システ
ム(OS)で作動するパーソナル・コンピュータ(P
C)やサーバーに結合されて制御される。
【0017】図1では、第1監視対象システム用の制御
用パーソナル・コンピュータ12と、第2監視対象シス
テム用の制御用パーソナル・コンピュータ14とを代表
的に示す。これらのパーソナル・コンピュータ12及び
14は、共通バス(制御バス、データ・バス及びアドレ
ス・バスなどから構成される。)16に結合される。な
お、パーソナル・コンピュータ12及び14には、必要
に応じて、入力装置(キーボード及びマウス)及び出力
装置(表示装置)が接続される。
【0018】次に、監視用パーソナル・コンピュータ・
システム18は、監視用ソフトウェアが組み込まれたパ
ーソナル・コンピュータ(PC)20と、このパーソナ
ル・コンピュータ20に接続された入出力装置(例え
ば、キーボード、マウス及び表示装置。)22と、パー
ソナル・コンピュータ20に接続された第1データベー
ス用ストレージ・ユニット24とを具えている。
【0019】処理手段として作用するパーソナル・コン
ピュータ20は、共通バス16を介してパーソナル・コ
ンピュータ12及び14に結合される。これらパーソナ
ル・コンピュータ12、14及び20は、例えばマイク
ロソフト社製のウィンドウズ(商標)NTや2000な
どのオペレーティング・システム(OS)上で動作す
る。
【0020】プロセス・ネットワークである共通バス2
6に結合されたプログラム・ロジック・コントローラ2
8及び30は、エンド・ユーザ・システム10が設置さ
れた建築物に配置された空調設備、電気設備、給排水設
備、ドア/窓などのセキュリティ設備などを管理/監視
する。共通バス26もパーソナル・コンピュータ20に
結合される。また、パーソナル・コンピュータ20は、
ターミナル・アダプタ(TA)32又はモデムを介して
公衆回線網34に接続されている。
【0021】パーソナル・コンピュータ12及び14の
各々は、監視対象システムを夫々制御するが、監視対象
システムの動作の監視も行い、監視対象システムが障害
を起こすと、その障害内容を示す障害コードを、バス1
6を介してパーソナル・コンピュータ20に伝送する。
【0022】第1データベース用ストレージ・ユニット
24は、例えばハードディスク又は光磁気ディスクであ
り、図2に示すようなデータベースのデータを蓄積して
いる。すなわち、ストレージ・ユニット24は、監視対
象システムの「名称」と、その監視対象システムが障害
を起こしたときにパーソナル・コンピュータ12及び1
4が発生する総ての「障害コード」を監視対象システム
別に蓄積している。
【0023】障害コードは、「ランクA〜C」に分類さ
れている。さらに、ストレージ・ユニット24は、必要
に応じて、各障害に対する「コメント」や「対応保守
先」も蓄積している。ストレージ・ユニット24に蓄積
された「障害コード」及びその「ランク」並びに「コメ
ント」、「対応保守先」は、必要に応じて、入出力装置
22を用いて、新たな入力及び変更が可能である。ま
た、「障害コード」は、監視対象システムが異なって
も、総て違うコードを利用することにより、「障害コー
ド」の認識エラーの可能性を低くできる。
【0024】このようなエンド・ユーザ・システム10
は複数組にわたって存在するが、各エンド・ユーザ・ユ
ニット10内の監視対象システムは、物流システム、生
産管理システム又は在庫管理システムなど任意のシステ
ムでよい。1つの監視センター36は、複数組のエンド
・ユーザ・システム10に対して設けられている。この
監視センター36は、エンド・ユーザ・システムからの
情報を受ける第2通信手段であるターミナル・アダプタ
(TA)38と、複数の保守センター42(代表的に1
つのみ示す)の情報ネットワークと通信を行う第3通信
手段であるターミナル・アダプタ40とを具えている。
ネットワークに対応するこれらターミナル・アダプタ3
8及び40は、公衆回線網34に結合されている。これ
らのターミナル・アダプタ38及び40はモデムでもよ
い。
【0025】上述したターミナル・アダプタ38及び4
0は、共通バス44に接続されている。処理手段として
のパーソナル・コンピュータ(PC)46は、バス44
に接続され、必要に応じて入出力装置(キーボード、マ
ウス、表示装置)にも接続されている。ハードディスク
又は光磁気ディスクであるデータベース用ストレージ・
ユニット48も、パーソナル・コンピュータ46に接続
されている。このストレージ・ユニット48は、エンド
・ユーザ・システムのコードと、各エンド・ユーザ・シ
ステムに設置されている監視対象システムのコードと、
かかる監視対象システムに対応する障害コードと、これ
ら監視対象システム及び障害コードに対応する保守セン
ターのコードとを、それらの関係を示すように蓄積して
いる。データベース48は、必要に応じて、各障害コー
ドに対応して、その障害の初期対応(対処)を説明する
データを蓄積してもよい。出力装置としてのプリンタ5
0もバス44に接続されている。監視センター36は、
プログラムに応じてパーソナル・コンピュータ46によ
り制御される。
【0026】次に、図1に示す障害監視システムの動作
を説明する。監視用パーソナル・コンピュータ・システ
ム18の動作は、その監視プログラムに応じて、パーソ
ナル・コンピュータ20により制御される。図3は、エ
ンド・ユーザ・システム10の動作を説明する流れ図で
ある。
【0027】ステップ52において、パーソナル・コン
ピュータ20は、パーソナル・コンピュータ12及び1
4の少なくとも一方が障害コードを発生したか否か、即
ち、パーソナル・コンピュータ12及び14に夫々結合
された監視対象システムが障害を起こしたか否かを監視
する。障害が発生しない場合(ノー)には、ステップ5
2の初めに戻り、障害が生じるまでステップ52を繰り
返す。
【0028】パーソナル・コンピュータ20が障害コー
ド及び障害システムのコードをバス16から受信すると
(イエス)、ステップ54に進む。このステップ54で
は、パーソナル・コンピュータ20は、データベース2
4にアクセスし、監視対象システム及び障害コードか
ら、その障害のランクを判断する。
【0029】本実施例においては、障害ランクはA〜C
に分類されている。ランクA及びBが、緊急に保守を必
要とするランクである。ランクCの場合(ノー)は、ス
テップ56で、その障害に関する記録を保持して、ステ
ップ52に戻る。このランクCの障害は、緊急保守を必
要とせず、定期保守のときなどに処理すればよい程度の
障害である。
【0030】ステップ54において、障害のランクがA
又はB、即ち、一定ランク以上と判断された場合(イエ
ス)は、ステップ58に進む。このステップ54におい
て、第1段階の障害切り分けが行われる点に留意された
い。上記ターミナル・アダプタ32は、通常、公衆回線
網34には接続されておらず、通信が必要になったとき
にのみアクセスされて、公衆回線網34と接続される。
すなわち、ターミナル・アダプタ32による接続は、ダ
イアル・アップ接続となる。よって、エンド・ユーザ・
システム10が外部から不正アクセスされる可能性が低
くなり、ネットワークのセキュリティが向上する。
【0031】ステップ58において、パーソナル・コン
ピュータ20がターミナル・アダプタ32をアクセス
し、公衆回線網34を介して、監視センター36にダイ
アル・アップ接続する。監視センター36のターミナル
・アダプタ38から受信可能の応答信号を受信すると、
パーソナル・コンピュータ20は、障害を起こした監視
対象システムのコード及びその障害コードを監視センタ
ー36へ送信する。
【0032】送信が終了すると、ステップ60にて、送
信内容及びそれまでの動作を記録し、ステップ52に戻
る。なお、ステップ56及び60の記録は、パーソナル
・コンピュータ20のハードディスク、又はストレージ
・ユニット24への電子的記録や、必要に応じてプリン
タを用いた紙媒体への記録である。上述のステップ52
〜60は、エンド・ユーザ・システム10が無人であっ
ても自動的に処理される点に留意されたい。
【0033】図4は、監視センター36(図1)の動作
を説明する流れ図である。監視センター36の動作は、
監視プログラムに従って、パーソナル・コンピュータ4
6が制御する。なお、監視センター36は、複数のエン
ド・ユーザ・システム10からの障害情報を受信する点
に留意されたい。
【0034】ステップ62において、パーソナル・コン
ピュータ46は、ターミナル・アダプタ38が任意のエ
ンド・ユーザ・システム10からの障害情報を受信した
か否かを判断する。ターミナル・アダプタ38は、公衆
回線網34から呼出を受けた際にアクティブとなり、受
信した障害情報を、バス44を介してパーソナル・コン
ピュータ46へ転送する。ステップ62において、障害
情報を受信しない場合(ノー)は、ステップ62の初め
に戻り、その後も障害情報を受信するまで、ステップ6
2を繰り返す。
【0035】ステップ62で障害情報を受信した場合
(イエス)は、ステップ64に進む。このステップ64
では、パーソナル・コンピュータ46がデータベース4
8にアクセスし、受信した障害情報の監視対象システム
のコード及び障害コードから、この障害を処理するのに
最適な、又は適する保守センターのコードを検索する。
このステップ64において、第2段階の障害切り分けが
行われる。
【0036】ステップ66において、検索した保守セン
ター42へ、ターミナル・アダプタ40及び公衆回線網
34を介して、エンド・ユーザ・システムのコード、監
視対象システムのコード及び障害のコードを送信する。
なおその際、その障害の初期対応(対処)を説明するデ
ータも送信してよい。この送信は複数箇所の保守センタ
ー42へのコールとしても実施される。その前提とし
て、保守センター42は機器別又はシステム別に複数設
けられ、障害の内容コードによりコール先を選択する機
能を具えたものとして実施される(請求項4記載の発
明)。
【0037】次に、ステップ68において、ステップ6
2〜66までの動作及び障害情報を電子的に記録すると
共に、必要に応じて、プリンタ50を用いてプリント・
アウトによる記録を行う。その後、ステップ62に戻
る。
【0038】保守センター42は、必要に応じて保守要
員を対象となるエンド・ユーザ・システム10へ派遣す
る。また、場合によっては保守センター42の保守要員
が、エンド・ユーザ・システム10の監視対象システム
の要員に適切な指示を行ってもよい。上述のステップ6
2〜68は、監視センター36が無人であっても自動的
に処理できる点に留意されたい。
【0039】以上は、本発明の好適な実施形態について
説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の
変形変更が可能である。例えば、エンド・ユーザ・シス
テム10において、空調設備、電気設備、給排水設備、
ドア/窓などのセキュリティ設備などを管理/監視する
プログラム・ロジック・コントローラ28及び30を監
視センター36から遠隔制御したり、これらプログラム
・ロジック・コントローラからの障害情報を監視センタ
ー36に送信するために、監視用パーソナル・コンピュ
ータ・システム18及びターミナル・アダプタ32を兼
用してもよい。
【0040】監視センター36が保守センター42にエ
ンド・ユーザ・システムのコード、監視対象システムの
コード及び障害コードを送信する代わりに、エンド・ユ
ーザ・システム名、監視対象システム名、及び障害の種
類名をテキスト形式で送信してもよい。この場合、通信
手段としてファクシミリを利用してもよい。また、監視
センター36への自動コール機能であるステップ58
や、保守センター42への自動コール機能であるステッ
プ66の動作は、必要に応じてオフにできるようにして
もよい。
【0041】上述の実施例では、公衆回線網34を用い
て、ダイアル・アップ通信を行ったが、その代わりに、
専用回線を用いてもよい。或いはインターネットによる
セキュリティ機能付きバーチャル・プライベート・ネッ
トワーク(VPN)による通信を行ってもよい。バーチ
ャル・プライベート・ネットワーク通信には、マイクロ
ソフト社のPPTPプロトコールなどを利用できる。
【0042】また、上述の実施例では、監視センター3
6は、ターミナル・アダプタ38及び40を別々に用い
たが、これらは単一のターミナル・アダプタを兼用して
もよい。また、エンド・ユーザ・システム10の数や、
保守センター42の数が多い場合は、ターミナル・アダ
プタやモデムなどの通信手段の数を増やしてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1〜7記載の発明に係る障害監視
システムによれば、監視対象システムの障害を自動的に
切り分けるので、専門知識を有する監視要員が不要とな
る。
【0044】また、単一の監視センターにより、複数の
監視対象システムを同時に24時間にわたって常時監視
ができる。さらに、監視対象システムに所定ランク以上
の障害が生じた場合には、その障害内容を監視センター
へ自動的に連絡するので、緊急性のある障害に迅速に対
応できる。
【0045】監視センターが障害を検出した際に、その
障害に適切な保守センターに自動的に連絡できる。更
に、障害監視項目とランクの追加や変更が、エンド・ユ
ーザ・システム10側で簡単に行える等々の顕著な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る障害監視システムの好適な実施例
の機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る障害監視システムのエンド・ユー
ザ・システムにおけるデータベースの構造を説明する図
である。
【図3】本発明に係る障害監視システムのエンド・ユー
ザ・システム側の動作を説明する流れ図である。
【図4】本発明に係る障害監視システムの監視センター
側の動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
10 エンド・ユーザ・システム 12、14 監視対象システム用の制御用パーソナル
・コンピュータ 16、26、44 バス 18 監視用パーソナル・コンピュータ・システム 20、46 パーソナル・コンピュータ(処理手段) 22 入出力装置 24、48 ストレージ・ユニット(データベース) 28、30 プログラム・ロジック・コントローラ 32、38、40 ターミナル・アダプタ(通信手
段) 34 公衆回線網 36 監視センター 42 保守センター 50 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 東一郎 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 高井 浩一郎 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 日高 卓 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 Fターム(参考) 5H223 AA20 CC08 DD03 DD07 EE06 5K101 KK13 MM07 NN21 RR12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンド・ユーザ・システムが有する監視対
    象システムの障害を監視する障害監視システムであっ
    て、 前記エンド・ユーザ・システムは、前記監視対象システ
    ムの各障害を表す障害コード、及び該障害コードのラン
    クを蓄積する第1データベースと、 前記監視対象システムからの前記障害コードを受け、前
    記第1データベースから前記障害コードのランクを求
    め、該ランクが所定ランク以上か否かを判断する第1処
    理手段と、 前記障害コードの前記ランクが前記所定ランク以上の場
    合には、前記監視対象システムのコード及び前記障害コ
    ードを、通信回線を介して監視センターに送信する第1
    通信手段とを具えていることを特徴とする、障害監視シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記通信回線は公衆回線網であり、 前記第1通信手段は、前記公衆回線網を介して、前記監
    視対象システムのコード及び上記障害コードをダイアル
    ・アップ通信により上記監視センターに送信することを
    特徴とする、請求項1記載の障害監視システム。
  3. 【請求項3】前記監視センターは、 前記エンド・ユーザ・システムの前記監視対象システム
    のコード、前記障害コード、並びに前記監視対象システ
    ムのコード及び上記障害コードに対応する保守センター
    情報を蓄積した第2データベースと、 前記エンド・ユーザ・システムから前記監視対象システ
    ムのコード及び前記障害コードを受ける第2通信手段
    と、 該第2通信手段からの前記監視対象システムのコード及
    び前記障害コードを受け、前記監視対象システムのコー
    ド及び前記障害コードに対応する保守センター情報を前
    記第2データベースから求める第2処理手段と、 該第2処理手段が求めた前記保守センターに、前記監視
    対象システムのコード及び前記障害コードを送信する第
    3通信手段とを具えていることを特徴とする、請求項1
    記載の障害監視システム。
  4. 【請求項4】前記保守センターは、機器別、又はシステ
    ム別に複数設けられ、障害内容コードにより、コール先
    を選択する機能を具えていることを特徴とする、請求項
    3記載の障害監視システム。
  5. 【請求項5】前記第1データベース、前記第1処理手段
    及び前記第1通信号手段は、前記監視対象システムが設
    置された建築物の管理/監視にも兼用されることを特徴
    とする、請求項1記載の障害監視システム。
  6. 【請求項6】単一の前記監視センターが複数個の前記エ
    ンド・ユーザ・システムの前記監視対象システムを監視
    することを特徴とする、請求項1記載の障害監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2通信手段は、モデム又は
    ターミナル・アダプタであることを特徴とする、請求項
    3記載の障害監視システム。
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