JP2002117919A - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

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JP2002117919A
JP2002117919A JP2000308914A JP2000308914A JP2002117919A JP 2002117919 A JP2002117919 A JP 2002117919A JP 2000308914 A JP2000308914 A JP 2000308914A JP 2000308914 A JP2000308914 A JP 2000308914A JP 2002117919 A JP2002117919 A JP 2002117919A
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JP
Japan
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contact
wire
connector
case
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JP2000308914A
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English (en)
Inventor
Mikio Majima
幹男 間嶋
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JIYARUKO KK
Original Assignee
JIYARUKO KK
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材に接点用金具を取付けることなく、線材
そのものを接点として使用し、それ故に、特殊な専用工
具を用いることなく線材の長さを自由に短かくできる挿
込型の多極コネクタを提供すること。 【解決手段】 絶縁材で被覆された少なくとも2本の導
電性線材2の一側を前記被覆を除去して適宜長さ露出さ
せ、この露出部分を含む前記導電性線材2の一側を電気
絶縁性の上,下ケース4,5により抜脱不能且つ互いに
接触しないように固定すると共に、前記ケース4,5の
上面又は下面に、前記露出部分を露出させて、相手方コ
ネクタB,Cの接点b1,c1に直接接触する接点部3を形
成し、前記ケース4,5を相手方コネクタB,Cに嵌合
したとき、前記接点部3が相手方コネクタB,Cの接点
b1,c1に直接接触するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンやコ
ンパクトディスクプレーヤー等のオーディオ,ビデオ系
電気機器やその他の電気機器に、外部スピーカなどを接
続する際に使用して有用な挿込型の多極コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョンやコンパクトディ
スクプレーヤーなどのオーディオ,ビデオ系の機器用の
内蔵アンプや別設アンプなどに、例えば外部スピーカを
接続する場合には、多極コネクタを使用することが多い
が、従来の雄側コネクタは、極線材の先端に接点用の専
用金具を取付けており、これを雌側コネクタに挿込んで
そのコンタクトに嵌合させる形態であった。
【0003】しかしながら、線材の先端に接点用金具を
別に取付ける従来構造のものにあっては、部品点数が多
くなるため、コスト高になって不経済であるばかりでな
く、線材と接点用金具の結合に専用のカシメ工具などを
要するなど、組立手間も余計にかかるという問題があ
る。
【0004】また、例えば外部スピーカを機器本体から
離れた場所に設置することの多いオーディオ,ビデオ機
器においては、スピーカ用の接続コードを機器本体の配
置を考えて、最長レベルの長さの線材を用いて形成して
いる場合が多いため、接続コードの長さをそれ程必用と
しない場合には、前記コードを短くすることがあるが、
コードを短くするにはその先端に設けられているコネク
タケースを取外して、短かくしたコードの先端に取外し
たコネクタケースを付け直す必用がある。しかし、この
ためには特殊な治具が必要となり、この治具を使用しな
ければ、接続コードの長さを使用者が好みの長さに加工
することが出来ないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術に鑑み、線材に接点用金具を取付けることな
く、線材そのものを接点として使用し、それ故に、特殊
な専用工具を用いることなく線材の長さを自由に短かく
できる挿込型の多極コネクタを提供することを、その課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、絶縁材で被覆さ
れた少なくとも2本の導電性線材の一側を前記被覆を除
去して適宜長さ露出させ、この露出部分を含む前記導電
性線材の一側を電気絶縁性の上,下ケースにより抜脱不
能且つ互いに接触しないように固定すると共に、前記ケ
ースの上面又は下面に、前記露出部分を露出させて、相
手方コネクタの接点に直接接触する接点部を形成し、前
記ケースを相手方コネクタに嵌合したとき、前記接点部
が相手方コネクタの接点に直接接触するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0007】即ち、本発明は、挿込型多極コネクタにお
いて、従来のコネクタのように線材の先端部に接点用の
専用金具を取付けないので、部品点数を少なくできて材
料コストや組立手間の低減を図ることができ、また、線
材の長さが長過ぎた場合には、専用工具を用いることな
く容易に好みの長さに調整加工できる。なお、上,下ケ
ースには、導電性線材の極性、又は、ケースの向きを間
違えることのない識別形状、具体的には、一例としてケ
ースの断面形状を挿込み方向と直行する面において非対
称に形成することが好ましい。また、線材には撚り線を
使用する方が良いが、単芯線に適用することも可能であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
により説明する。図1は本発明の一例のコネクタを組立
てる前の状態の斜め上方から見た斜視図、図2は同じく
下方から見た斜視図、図3は組立後の本発明コネクタを
下面側から見た斜視図、図4相手方コネクタに嵌合した
状態の断面図である。
【0009】図1〜図3において、1は、細い銅線を撚
った2本の導電性線材2を互に絶縁して絶縁被覆1aを施
した可撓性の2極コードで、2本の線材2,2は、その
先端側の被覆1aを除去して露出させ、この露出部分に後
述する相手方コネクタの接点に接触するための接点部3
が形成できるように、その露出長さを調整している。な
お、2本の線材2は、それぞれに絶縁被覆1aを施した2
本のコード1により形成する場合もある。
【0010】4,5は、前記の接点部3となる部分と被
覆1aの端末部分を含めたコード1を固定して保持する電
気絶縁性の上ケースと下ケースで、下ケース5の前半側
両側51,51は上ケース4の前半部41を抱持するように立
つ壁状に形成されていると共に、下ケース5の内面に
は、2本の線材2,2を案内する浅い溝状をなすガイド
部52,52が設けられ、かつ、このガイド部52,52の中間
には前記線材2,2をケース5の下面側に露出させるた
めの長穴53,53が形成されている。
【0011】一方、上ケース4の下面であって、前記ガ
イド部52,52における長穴53,53に対応する部位には、
前記露出線材2,2の接点部3,3を下方へ向け押圧す
る凸部42,42が長穴53,53と平行な向きに2個形成され
ていると共に、この凸部42,42の前方に露出線材2,2
の先端部を係止するための係止部43,43が形成されてい
る。
【0012】上記の上,下ケース4,5の後部両側に
は、互に対向する部位に、両ケース4,5を合着一体化
するための係止爪付きの起立片54,54と、この起立片5
4,54を嵌合する係止孔44,44が設けられていて、上下
のケース4,5を、間に接点部3,3を含めたコード1
を配して重合することにより、上ケース4の凸部42,42
が接点部3,3を下向きに押圧して下ケース5の長穴5
3,53からこのケース5の下面側からやや突出するよう
に露出させる。なお、上下のケース4,5は、この例で
は分離合着式に形成したが、両ケース4,5の前部又は
後部若しくは一側部を蝶着構造にして開閉合着式に形成
してもよい。以上により本発明の一例の挿込み型の多極
コネクタAを構成する。
【0013】上記例において、コード1の線材2には撚
り線のような良好な可撓性並びに易切断性のものを使用
することが望ましい。また、線材2に接点部3を形成す
るため被覆1aの除去が長すぎて露出部分が長過ぎる場合
は、予め所要長さに切断しておくか、接点部3を形成し
た後に上ケース4の係止部44,44からはみ出した先端側
を切断すればよい。
【0014】ここで、接点部3,3は下ケース5の透孔
53,53からその下面側に露出し、上ケース4の凸部43,
43の作用によりこの状態が強制支持されるので、本発明
コネクタを相手方コネクタに挿込み嵌合した場合、相手
方コンタクト(接点)との接触が不良,不能になるよう
なおそれはない。また、ケース4,5は、線材2,2の
極性を識別したり、相手側コネクタに逆相で接続されな
いように、断面外形を挿込み方向に直行する面において
非対称形状とし、相手側コネクタの挿入口もこれに合せ
た形状にすることが望ましい。
【0015】図4において、BとCは、本発明コネクタ
Aを挿し込む2口の相手方コネクタで、各コネクタB,
Cの夫々の挿入口の内部には例えばアンプのスピーカ出
力用のプラスとマイナスの2つの接点b1(図4では接点
b1は1つしか見えない)と、同じ構成の接点c1とが配さ
れており、図示した例のように、コネクタAを一方のコ
ネクタCに挿し込み嵌合させると、2本の線材2,2に
より形成した接点部3,3が2つの接点c1に接触して導
通状態となる。
【0016】上記の挿入状態において、上ケース4の上
面に設けた上向きの凸部45は相手方コネクタCの天井に
設けた下向き凸部c2を押上げつつ越えて挿入されるの
で、これにより節度よく相手側コネクタCに係合され
る。一方、本発明コネクタAを相手方コネクタCから引
き抜くときも、前記凸部45が挿入時とは逆方向から凸部
c2を押し上げるように越えて引抜かれるので、多少の引
張力が挿入時のコード1に掛かっても抜けることはな
く、また、これによって節度よく引き抜かれる。なお、
b2はもう一方の相手方コネクタBの天井に設けた下向き
凸部で、前記コネクタCにおける凸部c2と同じ作用をす
る。以上の説明は、本発明を2極コネクタに適用例であ
るが、本発明は3極以上の多極コネクタに適用できるこ
と勿論である。この場合には、3極用以上の3本以上の
線材2を上記実施例の場合と同様に構成した上,下ケー
ス4,5に保持させるようにすればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述の通りであって、絶縁材で
被覆された少なくとも2本の導電性線材の一側を前記被
覆を除去して適宜長さ露出させ、この露出部分を含む前
記導電性線材の一側を電気絶縁性の上,下ケースにより
抜脱不能且つ互いに接触しないように固定すると共に、
前記ケースの上面又は下面に、前記露出部分を露出させ
て、相手方コネクタの接点に直接接触する接点部を形成
し、前記ケースを相手方コネクタに嵌合したとき、前記
接点部が相手方コネクタの接点に直接接触するようにし
たから、従来のコネクタのように線材の先端部に接点用
の専用金具を取付ける必要がなく、部品点数を少なくで
きて材料コストや組立手間の低減を図ることができ、ま
た、コードの長さを短かくしたい場合でも専用の接点用
金具を使用しないので専用治具を用いずに容易に好みの
長さに加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のコネクタを組立てる前の状態の
斜め上方から見た斜視図。
【図2】同じく下方から見た斜視図。
【図3】組立後の本発明コネクタを下面側から見た斜視
図。
【図4】相手方コネクタに嵌合した状態の断面図。
【符号の説明】
A 本発明コネクタ 1 コード 2 導電性線材 3 接点部 4 上ケース 41 上ケースの前半部 42 下向き凸部 43 係止部 44 係止孔 45 上向き凸部 5 下ケース 51 下ケースの前部 52 ガイド部 53 長穴 54 起立片 B,C 相手方コネクタ b1,c1 接点 b2,c2 下向き凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材で被覆された少なくとも2本の導
    電性線材の一側を前記被覆を除去して適宜長さ露出さ
    せ、この露出部分を含む前記導電性線材の一側を電気絶
    縁性の上,下ケースにより抜脱不能且つ互いに接触しな
    いように固定すると共に、前記ケースの上面又は下面
    に、前記露出部分を露出させて、相手方コネクタの接点
    に直接接触する接点部を形成し、前記ケースを相手方コ
    ネクタに嵌合したとき、前記接点部が相手方コネクタの
    接点に直接接触するようにしたことを特徴とする多極コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 上,下ケースは、複数の導電性線材の極
    性、又は、ケースの向きを識別できるように形成した請
    求項1に記載の多極コネクタ。
  3. 【請求項3】 導電性線材として、撚り線を用いた請求
    項1又は2に記載の多極コネクタ。
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