JP2002117479A - 信号感知誘導システム - Google Patents

信号感知誘導システム

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JP2002117479A
JP2002117479A JP2000307090A JP2000307090A JP2002117479A JP 2002117479 A JP2002117479 A JP 2002117479A JP 2000307090 A JP2000307090 A JP 2000307090A JP 2000307090 A JP2000307090 A JP 2000307090A JP 2002117479 A JP2002117479 A JP 2002117479A
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receiver
light
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signal sensing
antenna
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JP2000307090A
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Susumu Miyaike
享 宮池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の視覚障害者用信号認識装置は、視覚障
害者が横断歩道にいなくても常に音が発せられるため、
その周辺への騒音となってしまう可能性があった。 【解決手段】 信号機S、S1の灯火の少なくとも1個か
らの光を検知する手段2と、該検知手段2による検知に
より作動する発信手段5と、視覚障害者が携帯する、発
信手段5からの電磁波の受信機3により構成し、検知手
段2で信号機S、S1の特定の灯火からの特定の波長の光
を検知すると、発信手段5が作動してアンテナ4から地
上へ電磁波が放射される。そして、視覚障害者が携帯し
た受信機3で電磁波が受信されると、受信機3が振動し
たり、受信機3から音が発せられて、視覚障害者に横断
歩道への進入の可否を確認させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横断歩道に設置さ
れた信号機の色を視覚障害者に認識させる様にした信号
感知誘導システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる視覚障害者用信号認識装置
にあっては、信号機が「青」の時に、信号機付近に設置
されたスピーカーからメロディー等の音が流れるものが
主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記視覚障害
者用信号認識装置にあっては、視覚障害者が横断歩道に
いなくても常に音が発せられるため、その周辺への騒音
になってしまう等解決せねばならない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、周辺への騒音になってしまう課題に鑑み、信
号機の灯火の少なくとも1個からの光を検知する手段
と、該検知手段による検知により作動する発信手段と、
視覚障害者が携帯する、発信手段からの電磁波の受信機
により構成し、検知手段で信号機の特定の灯火からの特
定の波長の光を検知すると、発信手段が作動してアンテ
ナから地上へ電磁波が放射される。そして、視覚障害者
が携帯した受信機で電磁波が受信されると、受信機が振
動したり、受信機から音が発せられて、視覚障害者に横
断歩道への進入の可否を確認させる様にして、上記課題
を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。ここに、図1は本発明に係る信号感
知誘導システム1の概略断面図、図2は交差点に信号感
知誘導システム1を取付けた状態を示す平面図、図3は
図2の拡大図である。図1に示す様に、視覚障害者に対
し、横断の可否を確認するための歩行者用又は車両用の
信号機S、S1の灯火を認識させる信号感知誘導システム
1にあっては、信号機S、S1における2個又は3個の灯
火から発せられる光を検知する手段2と、該検知手段2
の検知により作動する発信手段5と、視覚障害者が携帯
する、発信手段5からの電磁波の受信機3により構成さ
れている。
【0006】検知手段2にあっては、図2に示す様に、
横断歩道の信号機S、S1の電柱又は信号機S、S1近傍の
ポール等の柱Pに設置し、検知手段2の視野Vを、横断
歩道を挟んで反対側の信号機S、S1を常時監視出来る様
に設定している。又、図1に示す様に、検知手段2を電
源部8に接続し、該電源部8は検知手段2を取付けた柱
Pに設置した太陽光発電蓄電器2aであったり、一般的な
AC電源7とする。そして、検知手段2に対し、太陽光
発電蓄電器2aをケーブルCで接続し、AC電源7を電源
切替部6を介してケーブルC1で接続している。又、太陽
光発電蓄電器2aは、外周部に複数枚の太陽電池パネル
9、9a…を周設すると共に、蓄電部(図示せず)を内設
している。そして、電源切替部6により、太陽光発電蓄
電器2a又はAC電源7のどちらかに切替える様にしてい
る。尚、太陽光発電蓄電器2aは360 °方向の太陽光を受
光する全方向型のものであり、しかも数時間の受光で検
知手段2の数日間分の消費電力を蓄電部に蓄電可能であ
る。
【0007】又、発信手段5にあっては、図1に示す様
に、変換機5aとアンテナ4により構成され、変換機5aを
太陽光発電蓄電器2a内部に設け、アンテナ4と変換機5a
をケーブルC2で接続すると共に、アンテナ4を横断歩道
の地下に埋設している。そして、検知手段2で得た検知
結果を発信手段5の変換機5aで電気信号に変換しアンテ
ナ4へ送る様にしている。尚、発信手段5は、本実施例
の様に太陽光発電蓄電器2a内部に設けてもよいし、太陽
光発電蓄電器2a以外の場所、例えば、検知手段2内部に
設けてもよい。
【0008】又、受信機3にあっては、視覚障害者の胸
ポケットに差し込んだり、ベルトに引っ掛けたりするこ
とが出来る様な形状を有するものと、視覚障害者が保持
する杖に組み込んだものとがある。又、受信機3による
視覚障害者の検知手段として振動又は音があり、振動を
発するためのバイブレーター又は音声出力回路を受信機
3に内蔵している。
【0009】又、図1に示す様に、歩道及び車道の横断
歩道に点字ブロックB、B1…を進行方向に列設してい
る。そして、アンテナ4を点字ブロックB、B1…の中又
は下方に敷設して地下に埋設してもよい。
【0010】又、信号感知誘導システム1は、アンテナ
4の放射する電磁波の到達範囲を垂直方向及び水平方向
に調整可能であり、垂直方向の電波到達範囲Hは横断歩
道の表面を基準として上方30cmから150 cmまでで調整す
ることが出来る一方、水平方向の電波到達範囲Wは、図
3に示す様に、アンテナ4の敷設方向の直交方向に横断
歩道の幅と合わせて一定幅を有する様に調整することが
出来る。
【0011】次に、本発明に係る信号感知誘導システム
1の作用について説明する。信号機S、S1は、灯火が
「青」、「黄」、「赤」と変わる度に、「青(=502n
m)」、「黄(=588 nm)」、「赤(=618 nm)」の異
なった波長の光を放射しており、図3に示す様に、検知
手段2は、横断歩道を挟んで反対に位置する他方の信号
機S1を常時監視し、信号機S1が「青」となった場合に、
「青」の波長(=502 nm)の光を検知する。そして、検
知手段2は信号機S1が「青」の間中、発信手段5が作動
し、該発信手段5の変換機5aにより検知結果を電気信号
に変換して横断歩道の地下に埋設したアンテナ4に送
る。そして、アンテナ4への通電により該アンテナ4か
ら電磁波が放射され、横断歩道の点字ブロックB、B1…
を透過させて地上の横断歩道上方へ放射する。一方、信
号機S1が「青」から「黄」、「赤」となると、検知手段
2は信号機S1の「黄(=588 nm)」及び「赤(=618 n
m)」の波長の光を検知することが出来ないので、検知
手段2は検知不能な状態で電気信号を太陽光発電蓄電器
2aの発信手段5へ送信せず、その結果、発信手段5のア
ンテナ4からは電磁波が放射されない。上記説明は、一
般的な車両用の3色灯の信号機S、S1を検知手段2が認
識する場合における信号感知誘導システム1の作用であ
るが、横断歩道に設置された歩行者用の2色灯の信号機
S、S1(図示せず)においても、検知手段2の視野Vを
歩行者用の信号機S、S1をとらえる様に設定すれば、検
知手段2は歩行者用の信号機S、S1の「青」も検知する
ことが出来る。
【0012】そして、視覚障害者が横断歩道の手前に到
達し、信号機S1に直面する横断歩道を渡ろうとするとき
に、信号機S1が「青」の場合はアンテナ4が電磁波を放
射しているので、視覚障害者が携帯した受信機3が電磁
波を受信し、受信機3自体が振動したり、音が発せられ
たりすることで視覚障害者が信号機S1の「青」を認識す
る。一方、視覚障害者が横断歩道の手前に到達し、信号
機S1に直面する横断歩道を渡ろうとするときに、信号機
S1が「黄」又は「赤」の場合はアンテナ4から電磁波が
放射されていないので、視覚障害者が携帯した受信機3
が電磁波を受信出来ない。そのため、受信機3自体が振
動したり、音が発せられたりすることがなく、視覚障害
者が信号機S1が「黄」又は「赤」であることを認識す
る。
【0013】
【発明の効果】要するに本発明は、信号機S、S1の灯火
の少なくとも1個からの光を検知する手段2と、該検知
手段2による検知により作動する発信手段5と、視覚障
害者が携帯する、発信手段5からの電磁波の受信機3に
より構成したので、横断歩道に近づくと受信機3により
横断歩道への進入の可否を確認出来るため、道路内への
飛び出し等による事故を防止することが出来る。加え
て、検知手段2からの電磁波は受信機3を携帯した視覚
障害者のみに受信されるだけで、その他の通行者、周辺
住民には何も感じないため、従来の視覚障害者用信号認
識装置の様な周辺への騒音を防止することが出来る。
又、検知手段2が信号機S、S1の特定の灯火からの光を
検知する様にしたため、信号機S、S1に付設された制御
盤の回路を改造せずに、横断歩道の信号機S、S1近傍に
信号感知誘導システム1を設置出来る。
【0014】又、発信手段5におけるアンテナ4を横断
歩道の下に埋設したので、アンテナ4が人の目に付かな
いため、横断歩道に信号感知誘導システム1を設置する
前と殆ど変わりない景観を維持することが出来、且つ、
横断歩道にいれば、受信機3で確実に電磁波を受信出来
るため、視覚障害者が横断歩道上を確実に歩行すること
が出来る。
【0015】又、アンテナ4から放射される電磁波を調
節自在な範囲に限定して放射する様にしたので、信号感
知誘導システム1を設置する横断歩道の状況により、必
要な範囲に電磁波を到達させる様にすることが出来ると
共に、横断歩道周辺に不要な電磁波を放出させないた
め、電磁波による電波障害を防ぐことが出来る。
【0016】又、横断歩道の点字ブロックB、B1…を進
行方向に列設したので、視覚障害者が横断歩道の点字ブ
ロックB、B1…に案内されて、蛇行せず進行方向に向か
って真っ直ぐに最短距離で渡ることが出来、よって、短
時間で横断歩道を渡りきることが出来る等その実用的効
果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号感知誘導システムの概略断面図である。
【図2】交差点の信号機に信号感知誘導システムを取付
けた状態を示す平面図である。
【図3】図2の拡大図である。
【符号の説明】
1 信号感知誘導システム 2 検知手段 3 受信機 4 アンテナ 5 発信手段 B、B1… 点字ブロック S、S1 信号機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号機の灯火の少なくとも1個からの光
    を検知する手段と、該検知手段による検知により作動す
    る発信手段と、視覚障害者が携帯する、発信手段からの
    電磁波の受信機により構成したことを特徴とする信号感
    知誘導システム。
  2. 【請求項2】 発信手段におけるアンテナを横断歩道の
    下に埋設したことを特徴とする請求項1記載の信号感知
    誘導システム。
  3. 【請求項3】 アンテナから放射される電磁波を調節自
    在な範囲に限定して放射する様にしたことを特徴とする
    請求項2記載の信号感知誘導システム。
  4. 【請求項4】 横断歩道に点字ブロックを進行方向に列
    設したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の信号
    感知誘導システム。
JP2000307090A 2000-10-06 2000-10-06 信号感知誘導システム Pending JP2002117479A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193766A (ja) * 2005-12-20 2007-08-02 Rcs:Kk 移動体あるいは歩行者の移動を支援するための情報発信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007193766A (ja) * 2005-12-20 2007-08-02 Rcs:Kk 移動体あるいは歩行者の移動を支援するための情報発信装置

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