JP2002116612A - 現像剤補給容器 - Google Patents

現像剤補給容器

Info

Publication number
JP2002116612A
JP2002116612A JP2000304880A JP2000304880A JP2002116612A JP 2002116612 A JP2002116612 A JP 2002116612A JP 2000304880 A JP2000304880 A JP 2000304880A JP 2000304880 A JP2000304880 A JP 2000304880A JP 2002116612 A JP2002116612 A JP 2002116612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
container
plug
developer supply
screw hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000304880A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Fujita
庄一 藤田
Yasushi Sakida
裕史 崎田
Eiji Nishimitsu
英二 西光
Masahito Asanuma
雅人 浅沼
Koichi Takenouchi
幸一 竹ノ内
Hiroo Naoi
宏夫 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000304880A priority Critical patent/JP2002116612A/ja
Publication of JP2002116612A publication Critical patent/JP2002116612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬取扱い時に変形および破損しにくく、ま
た現像剤を現像装置に補給するとき、容器の内部空間と
外部空間との気圧差を解消して現像剤の漏出を防止す
る。 【解決手段】 現像剤3を収納する筒状の容器本体4に
は、天井板7が設けられ、天井板7にはねじ孔8が形成
される。ねじ孔8には、雄ねじを有する栓体5が、着脱
可能に螺合される。栓体5の上端部14に連結して固定
される保護部材12は、容器本体4の天井板7の外周部
付近に延びて、外周部を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、プリ
ンタ、ファクシミリなどの画像形成装置の現像剤を補給
するための現像剤補給容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、静電複写機、プリンタ、ファクシ
ミリなどの画像形成装置においては、回動する感光体上
に静電潜像を形成し、この静電潜像に粉体状の現像剤を
付着させ、形成された粉体画像を記録紙などに転写し、
定着することによって画像記録の形成が行われている。
画像形成にあたり、現像剤は現像とともに消費されるの
で、現像剤の消費に応じて現像装置に現像剤が補給され
る。
【0003】現像剤を、現像装置に補給する方法として
は、以下のような方法がとられている。補給される現像
剤を収容した現像剤補給容器を、蓋をして保管してお
き、現像剤を補給するとき、現像剤補給容器の蓋を外し
て、現像剤補給容器から現像装置へ補給する。また、蓋
のかわりにフィルム状のシール材を用いて、現像剤補給
容器を密封保管しておき、現像剤を補給するとき、現像
剤補給容器のシール材を剥離して、現像剤補給容器から
現像装置へ補給する。
【0004】現像剤補給容器は、ポリプロピレンなどの
合成樹脂、紙などの各種素材の単体またはこれらの複合
材料からなる容器本体および蓋体とを含む。蓋体には現
像剤の漏出を防止するシール部材などが装填され、蓋体
が容器本体に装着されて、現像剤補給容器の密封状態が
保たれる。
【0005】現像剤補給容器は、現像剤を収容した状態
で、生産場所から需要者のもとに輸送されて使用され
る。近年輸送機関の発達によって、航空機による輸送の
機会が増大している。航空機による輸送の場合、航空機
は高度を飛行するので、現像剤補給容器の周囲の気圧が
低下するのに対して、現像剤補給容器は前述のように密
封され、現像剤補給容器の内部は生産場所における気圧
のままである。したがって、現像剤補給容器内部の気圧
が外部の気圧よりも大きくなり、現像剤補給容器の内外
において気圧差が発生する。また、複写機などの広汎な
普及にともなって需要者の使用場所は拡大する傾向にあ
り、生産場所の気圧とおおいに異なる場所、たとえば1
800メートルを超えるような高地で使用される場合も
あり、このような場合にも現像剤補給容器の内外に気圧
差が生じる。
【0006】現像剤補給容器の内外において、気圧差が
生じたとき、現像剤補給容器の強度が、内外の気圧差に
耐えられず、現像剤補給容器が変形したり、破損すると
いう問題がある。また、現像剤補給容器の内外に気圧差
がある状態で、現像剤を現像装置に補給しようとする
と、現像剤補給容器本体から蓋体またはシールを外すと
き、現像剤が噴出して周囲を汚染してしまうという問題
がある。
【0007】このような、現像剤補給容器の内外に生じ
た気圧差に基づく容器の変形、破損および現像剤の漏出
という問題を解決するための先行技術として、実用新案
登録第2582138号公報が開示されている。
【0008】この先行技術は、現像剤補給容器の一部に
通気部が形成され、通気部は多孔質層と強度付与フィル
ムとを含む積層体を備える構成を開示する。積層体に備
えられる多孔質層の孔を通じて、現像剤補給容器内外の
空気の流通が確保されて気圧差が解消し、容器の塑性変
形が防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術の現像剤
補給容器には、以下のような問題点がある。前述のよう
に現像剤補給容器は、一般にポリプロピレンなどの合成
樹脂が素材として使用され、現像剤補給容器の内部を見
ることができるように、容器本体が透明または半透明に
なる程度の厚みに薄く成形されている。したがって、現
像剤補給容器の強度、特に隅部の強度は小さく、現像剤
補給容器が、運搬および取扱いされるとき、衝撃力が加
えられると変形または破損することが起こる。
【0010】先行技術の構成では、現像剤補給容器内外
の気圧差が解消されるので、容器外に気圧変動が生じた
場合における容器の変形、破損および現像剤の漏出を防
止することができるけれども、現像剤補給容器の運搬取
扱い時に、衝撃力を受けた場合における容器の変形、破
損および現像剤の漏出の問題については解決されない。
【0011】本発明の目的は、運搬取扱い時に衝撃力を
受けても変形および破損しにくく、また容器の密封性に
優れ、さらに現像剤を現像装置に補給するとき、容器内
外の気圧差を容易に解消し、現像剤の漏出を防止するこ
とができる現像剤補給容器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)現像剤
を収納し、縦の軸線を有する筒状の容器本体であって、
上端部には天井板が設けられ、天井板には前記軸線と同
軸のねじ孔が形成され、底部付近には現像剤を排出する
排出口が形成されている容器本体と、(b)ねじ孔に着
脱可能に螺合する雄ねじを有する栓体と、(c)栓体の
上端部に連結して固定され、天井板の外周部付近に延び
る保護部材とを含むことを特徴とする現像剤補給装置で
ある。
【0013】本発明に従えば、現像剤補給容器の容器本
体には天井板が設けられ、天井板にはねじ孔が形成さ
れ、ねじ孔には着脱可能に栓体が設けられ、栓体には、
栓体の上端部に連結して固定され天井板の外周部付近に
延びる保護部材が設けられるので、容器本体における強
度の小さい天井板の外周部が保護部材によって保護さ
れ、現像剤補給容器が運搬および取扱いされるときに衝
撃力を受けることがあっても変形または破損することが
ない。
【0014】また、栓体を容器本体の天井板に形成され
たねじ孔から徐徐に緩めて取外すことによって、ねじ孔
が、容器本体の内部空間と外部空間とに通じる空気流通
路となり、容器本体内外の気圧差が解消されるので、現
像剤を現像装置に補給するとき、現像剤が容器本体から
噴出することがなく、現像剤の漏出による周囲の汚染を
防止することができる。
【0015】また本発明は、ねじ孔は、天井板の上方ま
たは下方に延びる筒体内面に形成され、栓体をねじ孔か
ら締めつけを緩めた状態で、容器本体の内部空間と外部
空間とが連通されることを特徴とする現像剤補給装置で
ある。
【0016】また本発明は、ねじ孔の内周面と栓体の雄
ねじの外周面との隙間によって、前記連通が達成される
ことを特徴とする現像剤補給装置である。
【0017】本発明に従えば、栓体をねじ孔から締めつ
けを緩めた状態で、容器本体の内部空間と外部空間と
が、ねじ孔の内周面と栓体の雄ねじの外周面との隙間に
よって連通されるので、栓体を容器本体から完全に取外
すことなく、容器本体内外の気圧差を解消することがで
きる。また、栓体をねじ孔から締めつけを緩める動作に
よって、容器本体の内部空間と外部空間とが連通されて
空気流通路が確保されるので、容器本体内外の気圧差の
解消を精度よく容易に行うことができる。したがって、
現像剤を現像装置に補給する作業を能率よく行うことが
でき、また現像剤が容器本体から噴出することがなく、
現像剤の漏出による周囲の汚染を一層確実に防止するこ
とができる。
【0018】また本発明は、栓体に軸線方向に延びる切
り欠きが形成され、その切り欠きを介して前記連通が達
成されることを特徴とする現像剤補給容器である。
【0019】本発明に従えば、後述の図5に示すよう
に、栓体に軸線方向に延びる切り欠きが形成されるの
で、栓体をねじ孔から締めつけを緩めるとき、容器本体
の内部空間と外部空間との空気流通路を切り欠きによっ
て確実に確保することができる。したがって、容器本体
内外の空気流通路を切り欠きによって確実に確保し、気
圧差の解消を行うことができるので、現像剤を現像装置
に補給するとき、現像剤が容器本体から噴出することが
なく、現像剤の漏出による周囲の汚染を確実に防止する
ことができる。
【0020】また本発明は、筒体の容器本体内方の端部
には、栓体による閉塞時に、栓体の下端部に弾発的に当
接する円環状のシール部材が装着されることを特徴とす
る現像剤補給装置である。
【0021】本発明に従えば、筒体の容器本体内方の端
部には、栓体による閉塞時に、栓体の下端部に弾発的に
当接する円環状のシール部材が装着されるので、栓体を
容器本体に装着したとき、栓体の下端部と円環状のシー
ル部材とが密着し、容器本体内に現像剤を確実に密封す
ることができる。したがって、運搬および取扱い時にお
いて現像剤補給容器から現像剤が漏出することがない。
【0022】また本発明は、筒体の容器本体外方の端部
には、弾性を有する円環状のシール部材が装着されるこ
とを特徴とする現像剤補給装置である。
【0023】本発明に従えば、筒体の容器本体外方の端
部には、弾性を有する円環状のシール部材が装着される
ので、栓体を容器本体に装着したとき、栓体の上端部付
近と円環状のシール部材とが密着し、容器本体内に現像
剤を確実に密封することができる。したがって、運搬お
よび取扱い時において現像剤補給容器から現像剤が漏出
することがない。
【0024】また本発明は、筒体の容器本体内方の端部
には、多孔性のフィルタ部材が装着されることを特徴と
する現像剤補給装置である。
【0025】また本発明は、筒体の容器本体内方の端部
には、現像剤の粒径よりも小さい通気孔を有するフィル
ムが装着されることを特徴とする現像剤補給装置であ
る。
【0026】本発明に従えば、筒体の容器本体内方の端
部には、フィルタ部材または現像剤の粒径よりも小さい
通気孔を有するフィルムが装着されるので、栓体をねじ
孔から締めつけを緩めるとき、現像剤が容器本体から噴
出することを確実に防止できる。すなわち、栓体をねじ
孔から締めつけを緩め、容器本体の内部空間と外部空間
とを連通させて空気流通路を確保し、気圧差を解消する
とき、フィルタ部材またはフィルムが、空気のみを通過
させて現像剤が通過することを阻止するので、現像剤が
容器本体から噴出することがなく、現像剤の漏出による
周囲の汚染を防止することができる。
【0027】また本発明は、現像剤を補給する補給開口
を有し、容器本体の底部の排出口を部分的に封止する板
状の封止部材と、封止部材に摺動自在に乗載され、補給
開口を開閉する板状の開閉部材と、前記軸線と同軸に設
けられ、栓体と開閉部材とを連結する連結部材とを含む
ことを特徴とする現像剤補給容器である。
【0028】本発明に従えば、栓体と開閉部材とが、連
結部材によって連結されるので、栓体をねじ孔から締め
つけを緩めるために回転することによって、開閉部材を
も連動して回転し、補給開口を開放することができる。
したがって、栓体を回転してねじ孔から締めつけを緩め
ることによって、容器本体の内部空間と外部空間とを連
通し、空気流通路を確保して気圧差を解消することがで
き、また栓体に連動させて開閉部材を回転し、補給開口
を開放して現像装置へ現像剤を補給することができるの
で、現像剤を現像剤補給容器から現像装置に補給する作
業の能率向上を実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る現像剤補給容器1の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図2は図1に示す現像剤補給容器1の構成を簡略化
して示す斜視図であり、図3は図1に示す現像剤補給容
器1を現像装置2に装着した状態を示す図である。現像
剤補給容器1は、大略的に現像剤3を収納する容器本体
4と、容器本体4に着脱自在に設けられる栓体5と、栓
体5の上端部14に連結して固定され、天井板7の外周
部付近に延びる保護部材12とを含む。
【0030】容器本体4は、ポリプロピレン樹脂製であ
り、縦の軸線を有する大略筒状の形状を有し、厚みが2
mm程度に成形される。より詳細には、容器本体4の上部
は筒状および下部は中空円錐体状の形状を有する。容器
本体4の上部が筒状の形状を有するのは、容器本体4の
内部空間に現像剤3を収納する容積を大きくとるためで
ある。また、容器本体4の下部が、中空円錐体状の形状
を有するのは、現像剤3を容器本体4の内部に残留させ
ることなく円滑に排出するためである。
【0031】容器本体4の上端部6には天井板7が設け
られ、天井板7には前記軸線と同軸のねじ孔8が形成さ
れ、底部9付近には現像剤3を排出する排出口10が形
成される。また、容器本体4の底部9付近であって排出
口10の周囲には、フランジ11が設けられる。フラン
ジ11は、合成樹脂製の円環状部材であり、現像剤補給
容器1を現像装置2に装着したとき、現像装置2の補給
口30周辺に当接し、現像装置2との接触面積を大きく
する。現像剤3を現像装置2に補給するとき、現像剤3
は、現像剤補給容器1の内部において拡散するけれど
も、フランジ11と現像装置2の補給口30周辺とが当
接して形成される大きな接触面積によって、現像剤補給
容器1が現像装置2に装着されている部位の周辺に現像
剤3を漏洩することが防止される。
【0032】前述のように、容器本体4の厚みは2mm
程度であり、特に天井板7の外周部は成形の隅部となる
ので、強度の点においてもその他の部位よりも小さくな
る傾向がある。したがって、現像剤補給容器1が、運搬
および取扱いされるとき、衝撃力を受けると、天井板7
の外周部が最も変形、破損などの損傷を受けやすい。
【0033】栓体5は、前記ねじ孔8に着脱可能に螺合
する雄ねじを有する。保護部材12は、円板状の保護底
部18と、保護底部18の円周に連なり保護底部18に
対して垂直に延びる保護壁部19とからなる帽子状の形
状を有し、容器本体4と同一のポリプロピレン樹脂、紙
およびアルミニウムなどの単一素材またはこれらの素材
の複合材料製であり、前述のように栓体5の上端部14
に連結して固定され、天井板7の外周部付近に延びる。
【0034】現像剤補給容器1は、生産場所において生
産されるとき、容器本体4内に現像剤3が収納される。
現像剤3が収納された容器本体4の排出口10の周辺に
は、フィルム状の開封シート13が、接着剤またはヒー
トシールによって貼着されて、排出口10が封止され
る。一方、ねじ孔8には、栓体5が雄ねじによって螺合
され、栓体5をねじ孔8に締めた状態で、栓体5の雄ね
じとねじ孔8に形成される雌ねじとの、ねじの山と谷と
が、栓体5をねじ孔8に締めつける締めつけ力によって
押圧され、ねじ孔8が封止される。
【0035】容器本体4の排出口10と、ねじ孔8とが
封止されることによって、容器本体4内に現像剤3が密
封される。また、栓体5をねじ孔8に締めた状態で、栓
体5の上端部14に連結して固定される保護部材12
は、天井板7の外周部を覆い、運搬および取扱い時の衝
撃力から天井板7の外周部を保護する。このようにし
て、現像剤3は容器本体4内に密封され、また他の部位
に比べて強度が小さい容器本体4の天井板7の外周部
が、保護部材12によって保護されるので、現像剤補給
容器1が、生産場所から使用場所まで輸送、運搬および
取扱いされるとき、変形、破損することがなく、また現
像剤3が漏洩することもない。
【0036】使用場所まで輸送された現像剤補給容器1
は、まず栓体5のねじ孔8からの締めつけを緩めて、容
器本体4の内部空間と外部空間との気圧差が解消され
る。その後、開封シート13を容器本体4から取外し、
現像剤補給容器1を現像装置2に装着して現像剤3を補
給する。容器本体4の内部空間と外部空間との気圧差を
解消することなく、開封シート13を容器本体4から取
外すと、使用場所の気圧が、現像剤補給容器1を生産し
た場所の気圧よりも低い場合、容器本体4内に収納され
ていた現像剤3が、容器本体4から外部空間へ噴出し、
周辺を汚染する。
【0037】図4は、現像剤補給容器1の栓体5をねじ
孔8から締めつけを緩めた状態を示す断面図である。開
封シート13を現像剤補給容器1から取外す前に、栓体
5を軸線まわりに矢符15に示す方向に回転し、ねじ孔
8から締めつけを緩める。栓体5をねじ孔8から締めつ
けを緩めた状態で、ねじ孔8の内周面と栓体5の雄ねじ
の外周面との間には、わずかな隙間が形成され、その隙
間を通じて容器本体4の内部空間から排出された空気
は、まず天井板7と保護部材12とによって形成される
空間16に達する。天井板7と保護部材12とによって
形成される空間16に達した空気は、さらに保護部材1
2の内周面と天井板7の外周部との隙間17を通過して
外部空間に達する。このようにして、容器本体4の内部
空間と外部空間とが連通され、容器本体4の内外の気圧
差が解消される。
【0038】容器本体4の内外の気圧差を解消した後、
現像剤補給容器1から開封シート13を取外すことによ
って、現像剤3を容器本体4の外部空間に噴出させるこ
となく、現像剤補給容器1を現像装置2に装着し、現像
剤3を補給する作業を行うことができる。
【0039】現像剤を現像剤補給容器から現像装置に補
給するに際し、現像剤補給容器が密封された状態で、現
像剤補給容器を振って現像剤を撹拌することが、一般的
に行われる。現像剤補給容器を振った状態では、容器本
体内に空気と混じった現像剤が充満しているので、現像
剤補給容器を振った後、数十秒の間静置してから容器本
体内外の気圧差を解消し、開封シートを取外して現像装
置に装着することが望ましい。
【0040】次に、現像剤補給容器1から現像剤3が補
給される現像装置2について説明する。現像装置2は、
現像剤補給容器1から補給された現像剤を蓄えるホッパ
部21と、感光体22に担持される静電潜像をホッパ部
21の現像剤を用いて現像する現像部23とを含む。ホ
ッパ部21は、合成樹脂製の細長い容器であり、現像剤
補給装置1の排出口10から排出される現像剤を、ホッ
パ部21の上部に形成される補給口30から導入して収
容空間に蓄える。ホッパ部21の現像部23に臨む側に
は、ホッパ部21の長手方向に平行に軸線を有し、現像
部23に現像剤を補給する補給ローラ24が、ホッパ部
21に回転自在に支持される。
【0041】現像部23は、現像剤収容部29と、第1
および第2撹拌ローラ25,26と、現像ローラ27
と、ドクターブレード28とを含む。現像剤収容部29
は、ホッパ部21と同様の合成樹脂製であり、細長い形
状を有する。補給ローラ24によってホッパ部21から
補給される現像剤を収容する。第1および第2撹拌ロー
ラ25,26は、現像剤収容部29に回転自在に支持さ
れ、電動機などによって現像剤収容部29の長手方向に
平行な軸線まわりに回転駆動される。これによって、ホ
ッパ部21から補給ローラ24によって現像剤収容部2
9に補給された現像剤は、さらに撹拌されて現像ローラ
27に供給される。
【0042】現像ローラ27は、アルミニウム製であ
り、直円筒状の形状を有し、内部に円筒または円柱状の
永久磁石片が配列される。現像ローラ27は、現像剤収
容部29に回転自在に支持され、第1および第2撹拌ロ
ーラ25,26の回転軸線と平行な軸線まわりに回転駆
動される。ドクターブレード28は、現像ローラ27に
内包される磁石の磁力によって現像ローラ27の円周面
上に吸着され穂立ちした現像剤の厚みを均一にする。
【0043】現像装置2では、以下のように現像が行わ
れる。現像装置2に装着された現像剤補給容器1から、
前述のようにしてホッパ部21に現像剤が補給される。
ホッパ部21に補給された現像剤は、補給ローラ24に
よって現像剤収容部29に送られ、第1および第2撹拌
ローラ25,26によってさらに撹拌されるとともに搬
送され、現像ローラ27に供給される。現像ローラ27
に吸着されて穂立ちした現像剤は、ドクターブレード2
8によって厚みを均一に規制された後、感光体22の表
面に付着されて静電潜像の現像が行われる。
【0044】図5は本発明の第2の実施の形態である現
像剤補給容器36の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図6は図5に示す現像剤補給容器36の栓体37を
示す斜視図である。本発明の現像剤補給容器36は、実
施の第1形態の現像剤補給容器1と類似し、対応する部
分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0045】第2の実施の形態では、現像剤補給容器3
6の栓体37には、栓体37の軸線方向に延びる切り欠
き38が形成され、容器本体39のねじ孔40は、容器
本体39の天井板7の上方に延びる筒体41の内面に形
成される。
【0046】栓体37をねじ孔40から締めつけを緩め
るとき、切り欠き38を介して容器本体39の内部空間
と外部空間との連通が達成される。すなわち、容器本体
39の内外の気圧差を解消するための空気流通路が、切
り欠き38によって確実に確保される。容器本体39の
内部空間と外部空間との空気流通路を切り欠き38によ
って確保し、容器本体39内外の気圧差の解消を確実に
行うことができるので、現像剤3を現像装置2に補給す
るとき、現像剤3が容器本体39から噴出することがな
く、現像剤の漏出による周囲の汚染を防止することがで
きる。
【0047】図7は本発明の第3の実施の形態である現
像剤補給容器46の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図8は図7に示す現像剤補給容器46において、栓
体5による閉塞状態を示す要部拡大図である。本発明の
現像剤補給容器46は、実施の第1形態の現像剤補給容
器1と類似し、対応する部分には同一の参照符号を付し
て説明を省略する。
【0048】第3の実施の形態では、現像剤補給容器4
6の容器本体47には、容器本体47の天井板7の下方
に延びる筒体48が設けられ、筒体48の容器本体47
内方の端部49には、栓体5による閉塞時に、栓体5の
下端部50に弾発的に当接する円環状のシール部材51
が装着される。シール部材51は、たとえばゴムなどの
弾性を有する素材からなる。ここで、容器本体47の天
井板7に形成されるねじ孔8は、筒体48の内面まで延
長されて形成されてもよい。
【0049】栓体5をねじ孔8に締めつけ、栓体5によ
ってねじ孔8を閉塞したとき、栓体5の下端部50と、
筒体48の容器本体47内方の端部49に装着されたシ
ール部材51とが、当接するので、容器本体47内に現
像剤3を確実に密封することができる。また、前述のよ
うに栓体5の雄ねじとねじ孔8に形成される雌ねじと
の、ねじの山と谷とが、栓体5をねじ孔8に締めつける
締めつけ力によって押圧され、ねじ孔8が封止される。
したがって、現像剤補給容器46の運搬および取扱い時
において、現像剤補給容器46から現像剤3が漏出する
ことがない。
【0050】図9は本発明の第4の実施の形態である現
像剤補給容器56の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図10は図9に示す現像剤補給容器56において、
栓体62による閉塞状態を示す要部拡大図である。本発
明の現像剤補給容器56は、実施の第1形態の現像剤補
給容器1と類似し、対応する部分には同一の参照符号を
付して説明を省略する。
【0051】第4の実施の形態では、現像剤補給容器5
6の容器本体57のねじ孔66は、容器本体57の天井
板7の上方に延びる筒体58の内面に形成され、筒体5
8の容器本体57外方の端部59には、弾性を有する円
環状のシール部材60が装着される。シール部材60
は、ゴムなどの弾性を有する素材からなり、筒体58の
容器本体57外方の端部59の内周上縁に形成される段
差部61に装着される。
【0052】本実施の形態における栓体62には、保護
部材12が固定される上端部63付近に雄ねじに加工さ
れないシール押え部64が形成される。栓体62をねじ
孔66に締めつけ、栓体62によってねじ孔66を閉塞
したとき、栓体62のシール押え部64の容器本体57
に臨む端部65とシール部材60とが密着するので、容
器本体57内に現像剤3を確実に密封することができ
る。また、前述のように栓体62の雄ねじとねじ孔66
に形成される雌ねじとの、それぞれのねじの山と谷と
が、栓体62をねじ孔66に締めつける締めつけ力によ
って押圧され、ねじ孔66が封止される。したがって、
現像剤補給容器56の運搬および取扱い時において、現
像剤補給容器56から現像剤3が漏出することがない。
【0053】図11は本発明の第5の実施の形態である
現像剤補給容器71の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図12は図11に示す現像剤補給容器71におい
て、栓体5による閉塞状態を示す要部拡大図である。本
発明の現像剤補給容器71は、実施の第1形態の現像剤
補給容器1と類似し、対応する部分には同一の参照符号
を付して説明を省略する。
【0054】第5の実施の形態では、現像剤補給容器7
1の容器本体72には、容器本体72の天井板7の下方
に延びる筒体73が設けられ、筒体73の容器本体72
内方の端部74には、多孔性のフィルタ部材75が装着
される。フィルタ部材75は、たとえば焼結金属または
不織布などの素材からなる偏平な部材である。ここで、
容器本体72の天井板7に形成されるねじ孔8は、筒体
73の内面まで延長されて形成されてもよい。
【0055】図13は本発明の第6の実施の形態である
現像剤補給容器76の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図14は図13に示す現像剤補給容器76におい
て、栓体5による閉塞状態を示す要部拡大図である。本
発明の現像剤補給容器76は、実施の第1形態の現像剤
補給容器1と類似し、対応する部分には同一の参照符号
を付して説明を省略する。
【0056】第6の実施の形態では、現像剤補給容器7
6の容器本体77には、容器本体77の天井板7の下方
に延びる筒体78が設けられ、筒体78の容器本体77
内方の端部79には、現像剤の粒径よりも小さい通気孔
を有するフィルム80が装着される。フィルム80は、
微小孔を多数有する、たとえば多孔質のポリマーフィル
ムなどが好適である。ここで、容器本体77の天井板7
に形成されるねじ孔8は、筒体78の内面まで延長され
て形成されてもよい。
【0057】現像剤補給容器から現像装置2に現像剤3
を補給するとき、容器本体から開封シート13を取外す
前に、前述のように、栓体5を軸線まわりに矢符15に
示す方向に回転し、ねじ孔8から締めつけを緩めた状態
で、ねじ孔8の内周面と栓体5の雄ねじの外周面との間
に形成される隙間を通じて、容器本体の内部空間と外部
空間とが連通される。容器本体の内部空間と外部空間と
が連通され、容器本体内外の気圧差が解消されるとき、
容器本体内部の空気は、容器本体の外部に向ってねじ孔
8を通過するけれども、容器本体内部の現像剤3は、筒
体の容器本体内方の端部に装着されたフィルタ部材75
またはフィルム80によって、ねじ孔8の通過を阻止さ
れる。
【0058】このように、本発明の第5および第6の実
施の形態においては、筒体の容器本体内方の端部にフィ
ルタ部材75またはフィルム80が装着されるので、栓
体5をねじ孔8から締めつけを緩めて、容器本体の内外
の気圧差を解消するとき、現像剤3は容器本体から噴出
することがなく、現像剤3の漏出による周囲の汚染を確
実に防止することができる。
【0059】図15は本発明の第7の実施の形態である
現像剤補給容器81の構成を簡略化して示す断面図であ
り、図16は図15に示す現像剤補給容器81の要部の
斜視図である。本発明の現像剤補給容器81は、実施の
第1形態の現像剤補給容器1と類似し、対応する部分に
は同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0060】第7の実施の形態の現像剤補給容器81
は、現像剤を補給する補給開口82を有し、容器本体8
3の底部9の排出口10を部分的に封止する板状の封止
部材84と、封止部材84に摺動自在に乗載され、補給
開口82を開閉する板状の開閉部材85と、前記軸線と
同軸に設けられ、雄ねじと開閉部材85とを連結する連
結部材86とを含む。本実施の形態では、容器本体83
のねじ孔87は、容器本体83の天井板7の上方に延び
る筒体88の内面に形成される。
【0061】封止部材84は、合成樹脂製の円形の板状
部材である。封止部材84には、部分的に半月状の補給
開口82が形成される。封止部材84は、容器本体83
の底部9の排出口10に装着され、排出口10を部分的
に封止する。開閉部材85は、合成樹脂または金属製の
ほぼ半円形を有する板状部材であり、封止部材84に摺
動自在に乗載される。また、開閉部材85の直辺部89
には、仕切り板90が設けられてもよい。連結部材86
は、硬質の合成樹脂または金属製の棒状部材であり、両
端部が栓体5および開閉部材85に固定され、栓体5と
開閉部材85とを連結する。
【0062】現像剤補給容器81から現像装置2への現
像剤3の補給は、以下のように行われる。現像剤補給容
器81から開封シート13を取外し、現像剤補給容器8
1を現像装置2の補給口30に装着する。次に、現像剤
補給容器81の栓体5を軸線まわりに矢符15方向に回
転し、栓体5をねじ孔87から締めつけを緩める。栓体
5と開閉部材85とは、連結部材86によって連結され
ているので、開閉部材85は、栓体5の回転に連動して
封止部材84の上で摺動しながら栓体5と同一方向に回
転し、開閉部材85によって閉じられていた封止部材8
4の補給開口82が開放される。開放された補給開口8
2から、現像装置2の補給口30に現像剤3が補給され
る。現像剤3を現像装置2に補給する速度は、補給開口
82の開放量によって調整される。また補給開口82の
開放量は、開閉部材85が連結部材86によって連結さ
れている栓体5の角変位量を調整することによって調整
される。
【0063】本実施の形態では、栓体5と開閉部材85
とが連結部材86によって連結されるので、栓体5を回
転することによって、開閉部材85も連動して回転し、
封止部材84に形成された補給開口82を開放すること
ができる。また栓体5をねじ孔87から締めつけを緩め
ることによって、ねじ孔87の内周面と栓体5の雄ねじ
の外周面との間に形成される隙間を通じて、容器本体の
内部空間と外部空間とが連通される。したがって、栓体
5をねじ孔87から締めつけを緩めるように回転するこ
とによって、容器本体83内外の空気流通路を確保して
気圧差を解消することができ、また現像装置2へ現像剤
3を補給することができるので、現像剤3を現像剤補給
容器81から現像装置2に補給する作業の能率向上を実
現できる。
【0064】また、開閉部材85の直辺部89に仕切り
板90が設けられるとき、補給開口82を開放すると仕
切り板90は補給開口82の直上に位置する。したがっ
て、容器本体83から現像装置2に補給される現像剤3
は、容器本体83内において一旦仕切り板90の上に落
下し、その後仕切り板90を回り込んで補給開口82に
落下して現像装置2に補給されるので、現像剤3を不要
に飛散させることがない。
【0065】以上のように、本発明の第1〜第7の実施
の形態によれば、保護部材12は帽子状の形状であるけ
れども、これに限定されることなく、たとえば円板状な
どであってもよい。また、栓体に形成される切り欠き3
8は溝状であるけれども、これに限定されることなく、
切り欠きはスリットであってもよく、また孔が形成され
てもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、現像剤補給容器の容器
本体には天井板が設けられ、天井板にはねじ孔が形成さ
れ、ねじ孔には着脱可能に栓体が設けられ、栓体には、
栓体の上端部に連結して固定され天井板の外周部付近に
延びる保護部材が設けられるので、容器本体における強
度の小さい天井板の外周部が保護部材によって保護さ
れ、現像剤補給容器が運搬および取扱いされるときに衝
撃力を受けることがあっても変形または破損することが
ない。
【0067】また、栓体を容器本体の天井板に形成され
たねじ孔から徐徐に緩めて取外すことによって、ねじ孔
が、容器本体の内部空間と外部空間とに通じる空気流通
路となり、容器本体内外の気圧差が解消されるので、現
像剤を現像装置に補給するとき、現像剤が容器本体から
噴出することがなく、現像剤の漏出による周囲の汚染を
確実に防止することができる。
【0068】また本発明によれば、栓体をねじ孔から締
めつけを緩めた状態で、容器本体の内部空間と外部空間
とが、ねじ孔の内周面と栓体の雄ねじの外周面との隙間
によって連通されるので、栓体を容器本体から完全に取
外すことなく、容器本体内外の気圧差を解消することが
できる。また、栓体をねじ孔から締めつけを緩める動作
によって、容器本体の内部空間と外部空間とが連通され
て空気流通路が確保されるので、容器本体内外の気圧差
の解消を精度よく容易に行うことができる。
【0069】したがって、現像剤を現像装置に補給する
作業を能率よく行うことができ、また現像剤が容器本体
から噴出することがなく、現像剤の漏出による周囲の汚
染を一層確実に防止することができる。
【0070】また本発明によれば、栓体に軸線方向に延
びる切り欠きが形成されるので、栓体をねじ孔から締め
つけを緩めるとき、容器本体の内部空間と外部空間との
空気流通路を切り欠きによって確実に確保することがで
きる。したがって、容器本体内外の空気流通路を切り欠
きによって確実に確保し、気圧差の解消を行うことがで
きるので、現像剤を現像装置に補給するとき、現像剤が
容器本体から噴出することがなく、現像剤の漏出による
周囲の汚染を防止することができる。
【0071】また本発明によれば、筒体の容器本体内方
の端部には、栓体による閉塞時に、栓体の下端部に弾発
的に当接する円環状のシール部材が装着されるので、栓
体を容器本体に装着したとき、栓体の下端部と円環状の
シール部材とが密着し、容器本体内に現像剤を確実に密
封することができる。したがって、運搬および取扱い時
において現像剤補給容器から現像剤が漏出することがな
い。
【0072】また本発明によれば、筒体の容器本体外方
の端部には、弾性を有する円環状のシール部材が装着さ
れるので、栓体を容器本体に装着したとき、栓体の上端
部付近と円環状のシール部材とが密着し、容器本体内に
現像剤を確実に密封することができる。したがって、運
搬および取扱い時において現像剤補給容器から現像剤が
漏出することがない。
【0073】また本発明によれば、筒体の容器本体内方
の端部には、フィルタ部材または現像剤の粒径よりも小
さい通気孔を有するフィルムが装着されるので、栓体を
ねじ孔から締めつけを緩めるとき、現像剤が容器本体か
ら噴出することを確実に防止できる。すなわち、栓体を
ねじ孔から締めつけを緩め、容器本体の内部空間と外部
空間とを連通させて空気流通路を確保し、気圧差を解消
するとき、フィルタ部材またはフィルムが、空気のみを
通過させて現像剤が通過することを阻止するので、現像
剤が容器本体から噴出することがなく、現像剤の漏出に
よる周囲の汚染を防止することができる。
【0074】また本発明によれば、栓体と開閉部材と
が、連結部材によって連結されるので、栓体をねじ孔か
ら締めつけを緩めるために回転することによって、開閉
部材をも連動して回転し、補給開口を開放することがで
きる。したがって、栓体を回転してねじ孔から締めつけ
を緩めることによって、容器本体の内部空間と外部空間
とを連通し、空気流通路を確保して気圧差を解消するこ
とができ、また栓体に連動させて開閉部材を回転し、補
給開口を開放して現像装置へ現像剤を補給することがで
きるので、現像剤を現像剤補給容器から現像装置に補給
する作業の能率向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である現像剤補給容器1
の構成を簡略化して示す断面図である。
【図2】図1に示す現像剤補給容器1の構成を簡略化し
て示す斜視図である。
【図3】図1に示す現像剤補給容器1を現像装置2に装
着した状態を示す図である。
【図4】現像剤補給容器1の栓体5をねじ孔8から締め
つけを緩めた状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である現像剤補給容
器36の構成を簡略化して示す断面図である。
【図6】図5に示す現像剤補給容器36の栓体37を示
す斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態である現像剤補給容
器46の構成を簡略化して示す断面図である。
【図8】図7に示す現像剤補給容器46において、栓体
5による閉塞状態を示す要部拡大図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態である現像剤補給容
器56の構成を簡略化して示す断面図である。
【図10】図9に示す現像剤補給容器56において、栓
体62による閉塞状態を示す要部拡大図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態である現像剤補給
容器71の構成を簡略化して示す断面図である。
【図12】図11に示す現像剤補給容器71において、
栓体5による閉塞状態を示す要部拡大図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態である現像剤補給
容器76の構成を簡略化して示す断面図である。
【図14】図13に示す現像剤補給容器76において、
栓体5による閉塞状態を示す要部拡大図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態である現像剤補給
容器81の構成を簡略化して示す断面図である。
【図16】図15に示す現像剤補給容器81の要部の斜
視図である。
【符号の説明】
1,36,46,56,71,76,81 現像剤補給
容器 2 現像装置 3 現像剤 4,39,47,57,72,77,83 容器本体 5,37,62, 栓体 12 保護部材 38 切り欠き 51,60 シール部材 75 フィルタ部材 80 フィルム 84 封止部材 85 開閉部材 86 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西光 英二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 浅沼 雅人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 竹ノ内 幸一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 直井 宏夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA03 AA05 AA12 AA14 AA34 CA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)現像剤を収納し、縦の軸線を有す
    る筒状の容器本体であって、上端部には天井板が設けら
    れ、天井板には前記軸線と同軸のねじ孔が形成され、底
    部付近には現像剤を排出する排出口が形成されている容
    器本体と、(b)ねじ孔に着脱可能に螺合する雄ねじを
    有する栓体と、(c)栓体の上端部に連結して固定さ
    れ、天井板の外周部付近に延びる保護部材とを含むこと
    を特徴とする現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】 ねじ孔は、 天井板の上方または下方に延びる筒体内面に形成され、 栓体をねじ孔から締めつけを緩めた状態で、容器本体の
    内部空間と外部空間とが連通されることを特徴とする請
    求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 【請求項3】 ねじ孔の内周面と栓体の雄ねじの外周面
    との隙間によって、前記連通が達成されることを特徴と
    する請求項1または2に記載の現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】 栓体に軸線方向に延びる切り欠きが形成
    され、その切り欠きを介して前記連通が達成されること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の現像剤補
    給容器。
  5. 【請求項5】 筒体の容器本体内方の端部には、栓体に
    よる閉塞時に、栓体の下端部に弾発的に当接する円環状
    のシール部材が装着されることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  6. 【請求項6】 筒体の容器本体外方の端部には、弾性を
    有する円環状のシール部材が装着されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  7. 【請求項7】 筒体の容器本体内方の端部には、多孔性
    のフィルタ部材が装着されることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  8. 【請求項8】 筒体の容器本体内方の端部には、現像剤
    の粒径よりも小さい通気孔を有するフィルムが装着され
    ることを特徴とする求項1〜4のいずれかに記載の現像
    剤補給装置。
  9. 【請求項9】 現像剤を補給する補給開口を有し、容器
    本体の底部の排出口を部分的に封止する板状の封止部材
    と、 封止部材に摺動自在に乗載され、補給開口を開閉する板
    状の開閉部材と、 前記軸線と同軸に設けられ、栓体と開閉部材とを連結す
    る連結部材とを含むことを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の現像剤補給容器。
JP2000304880A 2000-10-04 2000-10-04 現像剤補給容器 Pending JP2002116612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304880A JP2002116612A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 現像剤補給容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304880A JP2002116612A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 現像剤補給容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002116612A true JP2002116612A (ja) 2002-04-19

Family

ID=18785848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000304880A Pending JP2002116612A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 現像剤補給容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002116612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7362986B2 (en) 2004-10-29 2008-04-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge in image-forming device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7362986B2 (en) 2004-10-29 2008-04-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge in image-forming device
US7529502B2 (en) 2004-10-29 2009-05-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge in image-forming device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4257386B2 (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
US6493516B2 (en) Toner container and method of determining abnormality of toner container
JP3523129B2 (ja) トナー収納容器
JP4359482B2 (ja) トナー収納容器及びトナー充填方法
JP4022351B2 (ja) 現像剤収納容器
US5907747A (en) Prefilled, presealed toner cartridge insert
JP2002116612A (ja) 現像剤補給容器
TWI661948B (zh) 調色劑容器配送端的密封
JP4113830B2 (ja) 画像形成装置
JP4359483B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JPH062368U (ja) トナーカートリッジ
JPS60146271A (ja) 現像剤容器
JP3804114B2 (ja) トナー補給容器
JPH05142940A (ja) 現像剤補給装置
JP2001213486A (ja) 粉体補給容器
JPH1039601A (ja) 現像剤容器
JP2001337526A (ja) トナー補給容器
JPH08146745A (ja) 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ
JP2000010393A (ja) トナー容器
JPH11231623A (ja) トナーカートリッジの補修方法
JP2002072644A (ja) トナー補給装置および画像形成装置
JPH11282237A (ja) トナー収納容器
JP2001194879A (ja) トナー補給装置
JPS60147761A (ja) 静電荷像現像剤の排出方法
JPH1090984A (ja) トナー補給容器