JP2002116326A - 光ファイバ布線板及びその製造方法 - Google Patents

光ファイバ布線板及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ布線板において、スキンコートフ
ァイバに限らず、種々の光ファイバを利用でき、また、
布線中に光ファイバが破損しても、基板を再利用できる
こと。 【解決手段】 電気配線板1上の金属層6とその上の樹
脂層8からなる層3に、布線後の光ファイバ4が作る平
面回路パターンと等価なパターンのガイド溝2を形成
し、このガイド溝2に光ファイバ4を挿入し、挿入した
光ファイバ4を、接着剤5、あるいは、樹脂による被覆
層を用いてガイド溝2に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報処理装置、
光通信装置等に使用される光ファイバ布線板及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報処理装置や光通信装置等の回路ボ
ード間を光回路によりコンパクトに接続するための光バ
ックボードが開発されており、光ファイバを基板に布線
してなる光ファイバ布線板が用いられている。
【0003】従来の光ファイバ布線板は、図6に示すよ
うに、基板31上の接着層32にスキンコートファイバ
33を接着固定したものである。スキンコートファイバ
33は、通常の125μm径よりも細径の例えばシング
ルモード光ファイバに、例えばポリイミド等のポリマー
コートを行ってトータル外径を125μmとした特殊仕
様の光ファイバである。
【0004】図6に示す光ファイバ布線板は次のように
して製造される。まず、基板31上に例えばエポキシ系
接着剤を塗布して接着層32を形成する。次に、スプー
ルに巻き付けられたスキンコートファイバ33を布線ヘ
ッド34の先端にあるキャピラリ35を通して接着層3
2上に布線しながら接着固定する。更に、固定したスキ
ンコートファイバ33のポリマーコート材料よりもガラ
ス転移温度が低い熱可塑性の材料をオーバコート層(図
示省略)としてラミネートする(例えば、文献「Proc.
of 43rd ECTC, pp.711-717(1993)」参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の光ファイバ布線板及びその製造方法には、
以下に示す問題点がある。 (1) 光ファイバを基板31に接着固定するため、スキン
コートファイバ33という特殊仕様の光ファイバを用い
なければならず、布線できる光ファイバの種類が限定さ
れていた。 (2) 従来の光ファイバ布線板では、布線中にスキンコー
トファイバ33が破損すると、破損前に布線されたスキ
ンコートファイバ33が接着層32に接着されて既に固
定されているため、基板31の再利用が困難であった。 (3) 更に、基板31上の接着層32並びに固定したスキ
ンコートファイバ33をラミネートするオーバコート層
には、基板31のヴィアホール(図示省略)に通じる貫
通ホールがない。その結果、基板31としてプリント配
線板を用い、そのヴィアホールに電子部品や光部品等を
ピン立てしてはんだで固定するような通常の部品実装を
行うためには、オーバコート層のラミネート後にヴィア
ホールへの貫通ホールを個別に接着層32及びオーバコ
ート層にドリル等で形成しなければならず、製造が煩雑
であった。
【0006】本発明の課題は、上記の問題点を解決する
光ファイバ布線板及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は光
ファイバ布線板であり、ガイド溝を有する層と、前記ガ
イド溝に挿入された光ファイバと、この光ファイバを前
記ガイド溝に固定するファイバ固定手段を、基板の金属
層上に有することを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記ガイド溝を有する層は樹脂層であることを特徴
とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、前記ガイド溝を有する層は前記金属層とその上に形
成された樹脂層で構成されることを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項1から3い
ずれかにおいて、前記基板は電気配線板であることを特
徴とする。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項1から4い
ずれかにおいて、前記ファイバ固定手段は樹脂による被
覆層であることを特徴とする。
【0012】請求項6に係る発明は光ファイバ布線板の
製造方法であり、基板の金属層上に、布線後の光ファイ
バが作る平面回路と等価なパターンの貫通溝を有する樹
脂層をスクリーン印刷により形成する工程と、前記金属
層上に形成された樹脂層をエッチングマスクとして前記
金属層をエッチングし、前記樹脂層の貫通溝から前記金
属層内に達するガイド溝を形成する工程と、このガイド
溝に光ファイバを挿入する工程と、ガイド溝に挿入され
た光ファイバの固定手段としてガイド溝に接着剤を充填
する工程を含むことを特徴とする。
【0013】請求項7に係る発明は光ファイバ布線板の
製造方法であり、基板の金属層上に、布線後の光ファイ
バが作る平面回路と等価なパターンの貫通溝を有する樹
脂層をスクリーン印刷により形成する工程と、前記金属
層上に形成された樹脂層をエッチングマスクとして前記
金属層をエッチングし、前記樹脂層の貫通溝から前記金
属層内に達するガイド溝を形成する工程と、このガイド
溝に光ファイバを挿入する工程と、ガイド溝に挿入され
た光ファイバの固定手段として同光ファイバを覆う被覆
層を樹脂で形成する工程を含むことを特徴とする。
【0014】請求項8に係る発明は光ファイバ布線板の
製造方法であり、請求項6または7に記載の方法で光フ
ァイバ布線板を製造し、更に、前記固定手段の上に第2
の金属層を形成する工程と、この第2の金属層上に、布
線後の第2の光ファイバが作る平面回路と等価なパター
ンの貫通溝を有する第2の樹脂層をスクリーン印刷によ
り形成する工程と、この第2の樹脂層をエッチングマス
クとして第2の金属層をエッチングし、第2の樹脂層の
貫通溝から第2の金属層内に達する第2のガイド溝を形
成する工程と、この第2のガイド溝に第2の光ファイバ
を挿入する工程と、第2のガイド溝に挿入された第2の
光ファイバの固定手段として第2のガイド溝に接着剤を
充填するか、あるいは、第2の光ファイバを覆う第2の
被覆層を樹脂で形成する工程を、1回または複数回繰り
返して実施することを特徴とする。
【0015】請求項9に係る発明は光ファイバ布線板の
製造方法であり、請求項6から8いずれかにおいて、前
記基板は部品をピン立てするためのヴィアホールを有す
る電気配線板であり、前記スクリーン印刷に、前記ヴィ
アホールをマスクする目つぶしが形成されたスクリーン
マスクを用いることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、本
発明の実施形態例を説明する。
【0017】[第1実施例]図1に、本発明の第1実施
例として、光ファイバ布線板の断面構造を示す。図1
中、1は電気配線板、2はガイド溝、3はガイド溝2を
有する層、4は光ファイバ、5は光ファイバ4をガイド
溝2に固定する接着剤である。
【0018】電気配線板1は表裏両面に金属層6、7を
備えるプリント配線板であり、金属層6、7の少なくと
も片方に電子回路パターンが形成されている。金属層
6、7は例えば銅、アルミニウム、金等からなる層であ
る。
【0019】電気配線板1の片面の金属層6上に樹脂層
8が備えられている。
【0020】この樹脂層8に、光ファイバ4の布線後の
回路パターンに対応したパターンで、貫通溝9が形成さ
れている。この貫通溝9は樹脂層8直下の金属層6まで
達し、全体として光ファイバ挿入用ガイド溝2となって
いる。従って、本例では、樹脂層8と金属層6がガイド
溝2を有する層3を構成している。
【0021】ガイド溝2のうち、樹脂層8における貫通
溝9は例えばスクリーン印刷により形成され、金属層6
における溝は例えばエッチングにより樹脂層8の貫通溝
9と同じか近似のパターンで形成されている。
【0022】このようなガイド溝2内に光ファイバ4が
挿入され、更にガイド溝2に接着剤5が充填されること
により、光ファイバ4がガイド溝2に固定されている。
即ち、光ファイバ4の上部が接着剤5で覆われて、ガイ
ド溝2内に光ファイバ4が埋め込まれ、固定されてい
る。
【0023】図1において、光ファイバ4の接着固定に
使用する接着剤5としては、例えばエポキシ系接着剤や
感光性接着剤、あるいは、粘着剤付きテープを使用して
も良い。また、電気配線板1の金属膜6、7には、はん
だレジストが形成されていても良い。
【0024】以上説明した光ファイバ布線板では、従来
のような基板上の接着層にスキンコートファイバを接着
固定したものではなく、層3に形成したガイド溝2に沿
うように光ファイバ4を挿入して固定手段(本例では接
着剤5)で固定したものであるから、光ファイバ4とし
ては、スキンコートファイバ以外にも、通常用いられて
いる種々の光ファイバを利用することができる。
【0025】また、ガイド溝2が樹脂層8からその直下
の金属層6内に達しているので、光ファイバ4を挿入・
固定するのに十分な深さを得ることができる。言い換え
れば、樹脂層8を厚くすれば樹脂層8中の溝だけで十分
な深さとなるが、一般に精細な溝付きの厚い樹脂層を1
回のスクリーン印刷で形成することは難しく、複数回重
ね塗りする必要がある。これに対して、金属層6まで至
るガイド溝2を形成する場合は、樹脂層8は薄くて良
く、1回のスクリーン印刷で形成できる。
【0026】更に、布線中に光ファイバ4が破損して
も、破損前に布線された光ファイバ4はガイド溝2に挿
入されているだけであるから、破損前に布線された光フ
ァイバ4を除去すれば、電気配線板1を再利用すること
ができる。
【0027】[第2実施例]図2に、本発明の第2実施
例として、別の光ファイバ布線板の断面構造を示す。本
例の光ファイバ布線板は、図1に示した光ファイバ布線
板とは、接着剤5に代えて、樹脂による被覆層10によ
り、光ファイバ4がガイド溝2に固定されている点が異
なる。従って、図2中、電気配線板1、光ファイバ挿入
用ガイド溝2、光ファイバ4、電気配線板1両面の各金
属層6、7、並びに、ガイド溝2を有する層3を金属層
6とともに構成する樹脂層8、樹脂層8における貫通溝
9は、図1に示した同一符号のものと同じであり、重複
する説明を省く。
【0028】即ち、本例では、金属層6と樹脂層8から
なる層3に形成されたガイド溝2内に光ファイバ4が挿
入され、その上に樹脂でできた被覆層10が積層される
ことにより、光ファイバ4がガイド溝2に固定されてい
る。つまり、光ファイバ4の上部が被覆層10で覆われ
て、ガイド溝2内に光ファイバ4が埋め込まれ、固定さ
れている。
【0029】図2において、光ファイバ4の固定に使用
する被覆層10はペースト状あるいは液状樹脂を用いて
形成することができるが、これらに限らず、粘着剤付き
樹脂フイルムを積層しても良い。また、必要に応じて、
ガイド溝2内に、図1と同様接着剤5を充填しても良
い。
【0030】本例においても、光ファイバ4としては、
スキンコートファイバ以外にも、通常用いられている種
々の光ファイバを利用することができる。また、ガイド
溝2が樹脂層8からその直下の金属層6内に達している
ので、光ファイバ4を挿入・固定するのに十分な深さを
得ることができる。更に、布線中に光ファイバ4が破損
しても、電気配線板1を再利用することができる。
【0031】[第3実施例]図3に、本発明の第3実施
例として、光ファイバ布線板の製造方法の一例を示す。
図3中、1は電気配線板、2は光ファイバ挿入用ガイド
溝、3はガイド溝2を有する層、4は光ファイバ、5は
光ファイバ4をガイド溝2に固定する接着剤、6及び7
は電気配線板1表裏両面の各金属層、8は金属層6とと
もにガイド溝2を有する層3を構成する樹脂層、9は樹
脂層8における貫通溝、12はスキージ、13はペース
ト状樹脂、14はスクリーンマスクである。
【0032】電気配線板1は例えばポリイミド系のプリ
ント基板であり、金属層6、7の少なくとも片方に電子
回路パターンが形成され、また、図3(a)に示すよう
に、ヴィアホール11を有している。
【0033】スクリーンマスク14は例えばポリエステ
ル等の樹脂繊維からなる例えば開口径250メッシュ、
張力1.55kg/cm2 (10kg/in2 )のもの
である。このスクリーンマスク14には、図3(b)に
示すように、電気配線板1のヴィアホールのうち、図示
していない電子部品や光部品をピン立てする位置のヴィ
アホール11をマスキングするために、例えば感光性樹
脂を用いて例えば500μm径の第1の目つぶし15が
形成されている。更に、スクリーンマスク14にはガイ
ド溝形成用に、例えば幅150μm、100μm間隔
(従って、ピッチは250μm)で、布線後の光ファイ
バ4が作る平面回路と等しい形状の第2の目つぶし16
が形成されている。
【0034】まず、図3(b)に示すように、電気配線
板1の金属層6上に、スクリーンマスク14をオフコン
タクト(非接触)の状態で配置する。その際、スクリー
ンマスク14の第1の目つぶし15を電気配線板1のヴ
ィアホール11と位置合わせする。
【0035】その後、スクリーンマスク14上に例えば
ポリイミドからなるペースト状樹脂13を供給し、例え
ばポリウレタンからなるスキージ12を、印圧を加えな
がら紙面右方向に一定速度で移動させることにより、ペ
ースト状樹脂13をスクリーンマスク14上にならして
電気配線板1の金属層6上にペースト状樹脂13をスク
リーン印刷する。
【0036】次に、ペースト状樹脂13が表面に印刷さ
れた電気配線板1を例えば100°Cで乾燥させた後、
300〜400°Cで加熱する。これにより、ペースト
状樹脂13が固化し、電気配線板1に固定され、図3
(c)に示すように、例えば厚さ65μmの樹脂層8が
形成される。この樹脂層8には、スクリーンマスク15
のマスク形状(第1の目つぶし15及び第2の目つぶし
16)に合わせて、例えば500μm径の貫通ホール1
7と、幅150μmの貫通溝9が同時に形成されてい
る。貫通ホール17はヴィアホール11に貫通してい
る。
【0037】次に、貫通ホール17及び貫通溝9を有す
る樹脂層8をエッチングレジストとして用いて、この樹
脂層8の下に形成されている厚さ例えば35μmの金属
層6をエッチングする。これにより、図3(d)に示す
ように、全体として深さ100μmの凹状のガイド溝2
が形成される。
【0038】その後、図3(e)に示すように、例えば
シングルモードの裸光ファイバ4(例えば外径125μ
m)をガイド溝2に沿うようにしてガイド溝2に挿入し
ていく。
【0039】最後に、ガイド溝2の回路パターンに沿い
ながら、図3(f)に示すように、光ファイバ4を覆う
ように接着剤5をガイド溝2に充填し、光ファイバ4を
ガイド溝2に固定する。つまり、光ファイバ4の上部を
接着剤5で覆うことにより、ガイド溝2内に光ファイバ
4を埋め込み、固定する。
【0040】以上説明した光ファイバ布線板の製造方法
では、ヴィアホール11に通じる貫通ホール17をドリ
ル等で後から個別に開ける必要がない。つまり、光ファ
イバ布線上で電子部品や光部品を電気配線板1のヴィア
ホール11にピン立てする場合、従来では光ファイバ布
線板の形成後にヴィアホール11に通じる貫通ホールを
ドリル等で個別に開ける必要があったが、本例ではスク
リーン印刷の工程で光ファイバ挿入用のガイド溝2と同
時に貫通ホール17が形成されるため、製造工程が簡略
化し、光ファイバ布線板の製造コストが低下する。
【0041】更に、電気配線板1の表面に多少の凹凸が
あっても、スクリーン印刷を用いることにより、容易に
ペースト状樹脂13のパターン印刷を行うことができ
る。
【0042】[第4実施例]図4に、本発明の第4実施
例として、光ファイバ布線板の製造方法の別の例を示
す。本例の光ファイバ布線板の製造方法と、図3に示し
た方法との違いは、ガイド溝2に挿入した光ファイバ4
の固定方法であり、ガイド溝2に光ファイバ4を挿入し
た後に、接着剤5に代えて、樹脂による被覆層10を積
層している点が異なる。従って、図4中、電気配線板
1、光ファイバ挿入用ガイド溝2、ガイド溝2を有する
層3、光ファイバ4、電気配線板1の金属層6、7、並
びに、ガイド溝2を有する層3を金属層6とともに構成
する樹脂層8、樹脂層8の貫通溝9、ヴィアホール1
1、スキージ12、ペースト状樹脂13、スクリーンマ
スク14、ヴィアホールマスク用の第1の目つぶし1
5、ガイド溝形成用の第2の目つぶし16、貫通ホール
17は、図3に示した同一符号のものと同じである。
【0043】具体的には、本例においても、まず、図4
(b)に示すように、電気配線板1の金属層6上に、ス
クリーンマスク14をオフコンタクトの状態で設置し、
第1の目つぶし15を電気配線板1のヴィアホール11
と位置合わせする。
【0044】次に、スクリーンマスク14上にペースト
状樹脂13を供給し、スキージ12を印圧を加えながら
紙面右方向に一定速度で移動させて、金属層6にペース
ト状樹脂13を印刷する。
【0045】次に、電気配線板1を例えば100°Cで
乾燥させた後、300〜400°Cで加熱することによ
り、図4(c)に示すように、例えば厚さ65μmの樹
脂層8を形成する。この樹脂層8には、スクリーンマス
ク14のマスク形状に合わせて、ヴィアホール11に通
じる例えば500μm径の貫通ホール17と、幅150
μmの貫通溝9が同時に形成されている。
【0046】次に、樹脂層8をエッチングレジストとし
て用いて、この樹脂層8下の金属層6をエッチングする
ことにより、図4(d)に示すように、深さ100μm
の凹状のガイド溝2を形成する。
【0047】その後、図4(e)に示すように、例えば
シングルモードの裸光ファイバ4(外径125μm)を
ガイド溝2に沿うようにしてガイド溝2に挿入してい
く。
【0048】最後に、ガイド溝2の回路パターンに沿い
ながら、図4(f)に示すように、光ファイバ4を覆う
ように樹脂による被覆層10をガイド溝2上に積層し、
この被覆層10で光ファイバ4をガイド溝2に固定す
る。即ち、光ファイバ4の上部を被覆層10で覆うこと
により、ガイド溝2内に光ファイバ4を埋め込み、固定
する。
【0049】光ファイバ4を固定する被覆層10として
は、スクリーンマスク14とは別の、ヴィアホールマス
ク用目つぶしのみを有するスクリーンマスク(図示省
略)を用いて、次の工程、を繰り返すことにより、
形成することができる。 まず、ヴィアホールマスク用目つぶしを電気配線板1
のヴィアホール11(貫通ホール17)と位置合わせし
た後、スクリーンマスク上にペースト状樹脂を供給し、
スキージを印圧を加えながら紙面右方向に一定速度で移
動させることにより、光ファイバ4を挿入したガイド溝
2上にペースト状樹脂を印刷する。 次に、電気配線板1を例えば100°Cで乾燥させた
後、300〜400°Cで加熱することにより、例えば
厚さ65μmの被覆層10を形成する。これにより、光
ファイバ4に樹脂による被覆層10が積層され、この被
覆層10によって光ファイバ4がガイド溝2に固定され
る。この被覆層10には、スクリーンマスクのマスク形
状(ヴィアホールマスク用目つぶし)に合わせて、例え
ば500μm径の貫通ホールが形成されている。
【0050】本例の光ファイバ布線板の製造方法におい
ても、スクリーン印刷の工程で光ファイバ挿入用のガイ
ド溝2と同時に貫通ホール17が形成されるため、製造
工程が簡略化し、光ファイバ布線板の製造コストが低下
する。更に、電気配線板1の表面に多少の凹凸があって
も、スクリーン印刷を用いることにより、容易にペース
ト状樹脂13のパターン印刷を行うことができる。
【0051】[第5実施例]図5に、本発明の第5実施
例として、別の光ファイバ布線板の断面構造を示す。本
例の光ファイバ布線板は、電気配線板1上に光ファイバ
を2層、布線したものである。図5中、1は電気配線
板、2はガイド溝、3はガイド溝2を有する層、4は光
ファイバ、6及び7は電気配線板1の金属層、8は樹脂
層、9は樹脂層8における貫通溝、10は光ファイバ4
をガイド溝2に固定する樹脂による被覆層、11はヴィ
アホール、18は第2の金属層、19は第2の樹脂層、
20は第2のガイド溝、21は第2のガイド溝を有する
層、22は第2の光ファイバ、23は第2の被覆層(第
2の光ファイバ22を第2ガイド溝20に固定する樹脂
による被覆層)、24は貫通ホールである。
【0052】即ち、本例の光ファイバ布線板では、1層
目の光ファイバ布線として、電気配線板1の金属層6と
その上の樹脂層8からなる層3に形成されたガイド溝2
内に光ファイバ4が挿入され、その上に樹脂からなる被
覆層10が積層されて光ファイバ4がガイド溝2に固定
されている。その際、樹脂層8には電気配線板1のヴィ
アホール11に通じる貫通ホールが形成されている。ま
た、2層目の光ファイバ布線として、1層目のファイバ
固定手段である被覆層10の上に第2の金属層18が形
成され、この第2の金属層18とその上の第2の樹脂層
19からなる層21に形成された第2のガイド溝20内
に第2の光ファイバ22が挿入され、その上に樹脂から
なる第2の被覆層23が積層されて第2の光ファイバ2
2が第2ガイド溝20に固定されている。その際、第2
の樹脂層19には1層目の貫通ホール17及び電気配線
板1のヴィアホール11に通じる貫通ホール24が形成
されている。
【0053】この場合、1層目のガイド溝2の回路パタ
ーンと2層目のガイド溝20の回路パターンとは、同一
であっても、あるいは、異なっていても良い。
【0054】また、光ファイバ4と第2の光ファイバ2
2は同一でなくても良い。
【0055】更に、本例では、光ファイバ布線が2層で
あるが、2層目と同様の構造のものを更に積層し、全体
として3層以上の布線であっても良い。
【0056】また、本例では、光ファイバ4、22を固
定する手段がともに、樹脂による被覆層10、23であ
るが、一方のみ、あるいは、両方とも、図1または図3
に示した構造と同様に接着剤5としても良い。
【0057】次に、図5に示した光ファイバ布線板の製
造方法の手順例を下記〜に示す。
【0058】まず、第4実施例(図4及びその説明)
と同じ手順で、光ファイバ4をガイド溝2に挿入し、樹
脂による被覆層10で固定する。即ち、図4(b)に示
したように、スクリーンマスク14をオフコンタクト
(非接触)の状態で、第1の目つぶし15を電気配線板
1のヴィアホール11と位置合わせして配置する。その
後、スクリーンマスク14上にペースト状樹脂13を供
給し、スキージ12でペースト状樹脂13をならして金
属層6上にスクリーン印刷する。次に、電気配線板1を
乾燥・加熱してペースト状樹脂13を電気配線板1に固
定し、図4(c)に示すように、樹脂層8を形成する。
この樹脂層8には、ヴィアホール11に通じる貫通ホー
ル17と、布線後の光ファイバ4の回路パターンに等価
の貫通溝9が同時に形成されている。次に、樹脂層8を
エッチングレジストとして用いて、金属層6をエッチン
グし、図4(d)に示すように、ガイド溝2を形成す
る。その後、図4(e)に示すように、シングルモード
等の適宜な裸光ファイバ4(外径125μm)をガイド
溝2に沿うよにしてガイド溝2に挿入する。次に、ガイ
ド溝2の回路パターンに沿いながら、図4(f)に示す
ように、光ファイバ4を覆うように樹脂による被覆層1
0をガイド溝2上に積層し、この被覆層10で光ファイ
バ4をガイド溝2に固定する。これにより、1層目の光
ファイバ布線が達成される。被覆層10は、前述のよう
に、スクリーンマスク14とは別の、ヴィアホールマス
ク用目つぶしのみを有するスクリーンマスク(図示省
略)を用いて、スクリーン印刷により形成することがで
きる。
【0059】次に、被覆層10の上に第2の金属層1
8として、銅、アルミニウム、金等の層を形成する。こ
こでは、第2の金属層18にはヴィアホール11に通じ
る貫通ホールが既に明けられているものとする。
【0060】次に、スクリーンマスクとして、ヴィア
ホール11及びそれに通じる第2の金属層18の貫通ホ
ールをマスキングするための第1の目つぶしと、布線後
の第2の光ファイバ22が作る平面回路と等しい形状
(例えば幅150μm、100μm間隔)の第2の目つ
ぶしが形成されているものを用いる。従って、ここで用
いるスクリーンマスクの第2の目つぶしは、スクリーン
スク14と同じである必要はない。このようなスクリー
ンマスクをオフコンタクト(非接触)の状態で、第1の
目つぶしをヴィアホール11に通じる貫通ホールと位置
合わせして配置する。
【0061】その後、スクリーンマスク上にペースト
状樹脂を供給し、スキージでペースト状樹脂をならして
第2の金属層18上にスクリーン印刷する。
【0062】次に、電気配線板1を乾燥・加熱してペ
ースト状樹脂を電気配線板1に固定し、第2の樹脂層1
9を形成する。この樹脂層19には、ヴィアホール11
に通じる貫通ホール24と、布線後の第2の光ファイバ
22の回路パターンに等価の貫通溝が同時に形成されて
いる。
【0063】次に、第2の樹脂層19をエッチングレ
ジストの用い、第2の金属層18をエッチングし、例え
ば深さ100μmの第2のガイド溝20を形成する。
【0064】その後、第2の光ファイバ22(シング
ルモード等、外径125μmの適宜な裸光ファイバ)を
第2のガイド溝20に沿うようにして挿入する。
【0065】次に、第2のガイド溝20の回路パター
ンに沿いながら、第2の光ファイバ22を覆うように樹
脂による第2の被覆層23を第2のガイド溝20上に積
層し、この被覆層23で第2の光ファイバ22を第2の
ガイド溝20に固定する。即ち、第2の光ファイバ22
の上部を第2の被覆層23で覆うことにより、第2のガ
イド溝20内に第2の光ファイバ22を埋め込み、固定
する。これにより、2層目の光ファイバ布線が達成され
る。第2の被覆層23も、ヴィアホールマスク用目つぶ
しのみを有する別のスクリーンマスク(図示省略)を用
いて、スクリーン印刷により形成することができる。
【0066】上記手順〜を必要回数繰り返すことに
より、光ファイバを2層、あるいは3層以上布線した光
ファイバ布線板を製造することができる。
【0067】また、上記手順を第3実施例(図3及び
その説明)と同じ手順に代えることにより、ガイド溝2
に挿入した光ファイバ4を、樹脂による被覆層10に代
えて、接着剤5で固定することができる。
【0068】更に、上記手順を、第3実施例(図3及
びその説明)と同様、第2のガイド溝20の回路パター
ンに沿いながら第2の光ファイバ22を覆うように接着
剤を第2のガイド溝20に充填する手順に代えることに
より、第2のガイド溝20に挿入した第2の光ファイバ
22を、樹脂による第2の被覆層23に代えて、接着剤
で固定することができる。
【0069】ここで、第2の金属層18にヴィアホール
11に通じる貫通ホールがない場合は、手順における
エッチングの際に、ヴィアホール11に通じる貫通ホー
ル24が第2のガイド溝20と同時に形成される。
【0070】本例においても、第2の光ファイバ22と
しては、スキンコートファイバ以外にも、通常用いられ
ている種々の光ファイバを利用することができる。ま
た、第2のガイド溝22が第2の樹脂層19からその直
下の第2の金属層18内に達しているので、第2の光フ
ァイバ22を挿入・固定するのに十分な深さを得ること
ができる。更に、布線中に第2の光ファイバ22が破損
しても、それを取り替えるだけで、1層目が布選済みの
電気配線板1を再利用することができる。また、光ファ
イバ布線板の製造方法に際して、スクリーン印刷の工程
で光ファイバ挿入用の第2のガイド溝20と同時に貫通
ホール24が形成されるため、製造工程が簡略化し、光
ファイバ布線板の製造コストが低下する。更に、1層目
の表面に多少の凹凸があっても、スクリーン印刷を用い
ること、並びに、第2の金属層18を形成したことによ
り、容易にペースト状樹脂のパターン印刷を行うことが
できる。
【0071】以上、図1〜図5を参照して説明した各実
施例において、光ファイバ布線の基板として電気配線板
1を用いたが、その金属層は片面(6または7)あるい
は両面(6及び7)にあっても良い。また、金属層6、
7に電子回路パターンが全く形成されていない基板を用
いても良い。また、電気配線板1であっても、片面また
は両面の金属層に電子回路パターンが形成されているも
のに限らず、基板内部に電子回路パターンが1層または
多層形成されているものでも良い。樹脂層8の下の金属
層6に電子回路パターンが形成されるものでは、金属層
6のエッチングにより電子回路パターンが影響を受けな
いように、電子回路パターンあるいは光ファイバ4の回
路パターンの一方または両方を工夫しておけば良い。更
に、ヴィアホール11がない電気配線板であっても良
い。
【0072】電気配線板1の材質はポリイミド系に限る
ことなく、ガラスエポキシや、ガラスレジン等であって
も良い。
【0073】また、スクリーンマスク14の材質もポリ
エステル系に限ることなく、ナイロンやステンレス鋼等
であっても良い。更に、スクリーン印刷方法はオフコン
タクト(非接触式)に限ることなく、オンコンタクト
(接触式)であっても良い。更に、スキージ12の材料
についてもポリウレタンに限ることなく、弾力性があり
ペースト状樹脂13の中の溶剤に侵されないものであれ
ば何でも良い。更に、ペースト状樹脂13はポリイミド
に限ることなく、エポキシやシリコーン、紫外線硬化型
エポキシ等であっても良い。しかも、樹脂層8と被覆層
10、あるいは、第2の樹脂層19と第2の被覆層23
は、互いに密着性があれば同一材料である必要はない。
また、接着剤5はエポキシ系接着剤や感光性接着剤の
他、粘着剤付きテープでも良く、接着または粘着により
光ファイバ4を固定できれば良い。また、被覆層10及
び第2の被覆層23の形成は、ペースト状あるいは液状
樹脂をスクリーン印刷することに限らず、粘着剤付き樹
脂フィルムを樹脂層8または第2の樹脂層19にラミネ
ートしても良い。更に、光ファイバ4及び第2の光ファ
イバ22は外径を含めてその種類に特に制限を受けるこ
とがないので、シングルモードファイバに限ることな
く、ガラス系のマルチモードファイバや、POF、スキ
ンコートファイバであっても、本発明を逸脱するもので
はない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ布線板は、ペースト状樹脂をスクリーン印刷すること
等により形成したガイド溝内に光ファイバが挿入され、
接着剤により、または、樹脂による被覆層により光ファ
イバが固定されたものであるため、適用できる光ファイ
バはスキンコートファイバに限らず、通常用いられる種
々の光ファイバを利用することができる。また、布線中
に光ファイバが破損しても、それまでにガイド溝に挿入
した光ファイバを除去すれば、基板を再利用することが
できる。更に、光ファイバ挿入用のガイド溝が樹脂層か
らその直下の金属層内に達していることにより、光ファ
イバを挿入・固定するのに十分な深さのガイド溝を得る
ことができる。また、光ファイバ布線板の製造に際し、
樹脂層を形成する面に多少の凹凸があっても、スクリー
ン印刷を用いることにより、容易に樹脂層のパターン印
刷を行うことができる。更に、スクリーン印刷の工程で
光ファイバ挿入用のガイド溝と同時にヴィアホールに通
じる貫通ホールが形成されるため、ドリル等による個別
の穴明けが不要であり、製造工程が簡略化し、光ファイ
バ布線板の製造コストが低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ布線板の構造例を示す
断面図。
【図2】本発明に係る光ファイバ布線板の別の構造例を
示す断面図。
【図3】本発明に係る光ファイバ布線板の製造方法の一
例を説明する図。
【図4】本発明に係る光ファイバ布線板の製造方法の別
の例を説明する図。
【図5】本発明に係る光ファイバ布線板の別の構造例を
示す断面図。
【図6】従来の光ファイバ布線板の製造方法を説明する
図。
【符号の説明】
1 電気配線板 2 ガイド溝 3 ガイド溝を有する層 4 光ファイバ 5 接着剤(ファイバ固定手段) 6、7 金属層 8 樹脂層 9 貫通溝 10 樹脂による被覆層(ファイバ固定手段) 11 ヴィアホール 12 スキージ 13 ペースト状樹脂 14 スクリーンマスク 15 第1の目つぶし(ヴィアホールマスク用) 16 第2の目つぶし(ガイド溝形成用) 17 貫通ホール 18 第2の金属層 19 第2の樹脂層(ファイバ固定手段) 20 第2のガイド溝 21 第2のガイド溝を有する層 22 第2の光ファイバ 23 樹脂による第2の被覆層(ファイバ固定手段) 24 貫通ホール 31 基板 32 接着層 33 スキンコートファイバ 34 布線ヘッド 35 キャピラリ
フロントページの続き (72)発明者 恒次 秀起 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA25 CA52

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド溝を有する層と、前記ガイド溝に
    挿入された光ファイバと、この光ファイバを前記ガイド
    溝に固定するファイバ固定手段を、基板の金属層上に有
    することを特徴とする光ファイバ布線板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ布線板にお
    いて、前記ガイド溝を有する層は樹脂層であることを特
    徴とする光ファイバ布線板。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ファイバ布線板にお
    いて、前記ガイド溝を有する層は前記金属層とその上に
    形成された樹脂層で構成されることを特徴とする光ファ
    イバ布線板。
  4. 【請求項4】 請求項1から3いずれかに記載の光ファ
    イバ布線板において、前記基板は電気配線板であること
    を特徴とする光ファイバ布線板。
  5. 【請求項5】 請求項1から4いずれかに記載の光ファ
    イバ布線板において、前記ファイバ固定手段は樹脂によ
    る被覆層であることを特徴とする光ファイバ布線板。
  6. 【請求項6】 基板の金属層上に、布線後の光ファイバ
    が作る平面回路と等価なパターンの貫通溝を有する樹脂
    層をスクリーン印刷により形成する工程と、前記金属層
    上に形成された樹脂層をエッチングマスクとして前記金
    属層をエッチングし、前記樹脂層の貫通溝から前記金属
    層内に達するガイド溝を形成する工程と、このガイド溝
    に光ファイバを挿入する工程と、ガイド溝に挿入された
    光ファイバの固定手段としてガイド溝に接着剤を充填す
    る工程を含むことを特徴とする光ファイバ布線板の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 基板の金属層上に、布線後の光ファイバ
    が作る平面回路と等価なパターンの貫通溝を有する樹脂
    層をスクリーン印刷により形成する工程と、前記金属層
    上に形成された樹脂層をエッチングマスクとして前記金
    属層をエッチングし、前記樹脂層の貫通溝から前記金属
    層内に達するガイド溝を形成する工程と、このガイド溝
    に光ファイバを挿入する工程と、ガイド溝に挿入された
    光ファイバの固定手段として同光ファイバを覆う被覆層
    を樹脂で形成する工程を含むことを特徴とする光ファイ
    バ布線板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の方法で光ファ
    イバ布線板を製造し、更に、前記固定手段の上に第2の
    金属層を形成する工程と、この第2の金属層上に、布線
    後の第2の光ファイバが作る平面回路と等価なパターン
    の貫通溝を有する第2の樹脂層をスクリーン印刷により
    形成する工程と、この第2の樹脂層をエッチングマスク
    として第2の金属層をエッチングし、第2の樹脂層の貫
    通溝から第2の金属層内に達する第2のガイド溝を形成
    する工程と、この第2のガイド溝に第2の光ファイバを
    挿入する工程と、第2のガイド溝に挿入された第2の光
    ファイバの固定手段として第2のガイド溝に接着剤を充
    填するか、あるいは、第2の光ファイバを覆う第2の被
    覆層を樹脂で形成する工程を、1回または複数回繰り返
    して実施することを特徴とする光ファイバ布線板の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項6から8いずれかに記載の光ファ
    イバ布線板の製造方法において、前記基板は部品をピン
    立てするためのヴィアホールを有する電気配線板であ
    り、前記スクリーン印刷に、前記ヴィアホールをマスク
    する目つぶしが形成されたスクリーンマスクを用いるこ
    とを特徴とする光ファイバ布線板の製造方法。
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