JP2002116090A - 温度検出装置及びその製造方法 - Google Patents

温度検出装置及びその製造方法

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JP2002116090A
JP2002116090A JP2000310946A JP2000310946A JP2002116090A JP 2002116090 A JP2002116090 A JP 2002116090A JP 2000310946 A JP2000310946 A JP 2000310946A JP 2000310946 A JP2000310946 A JP 2000310946A JP 2002116090 A JP2002116090 A JP 2002116090A
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temperature detecting
terminal
temperature
manufacturing
resin
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Kazumoto Kikuchi
一元 菊池
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護キャップを用いないで、成形樹脂を注入
する際に圧力が加わっても、温度検出部が動かない温度
検出装置の製造方法を提供すること。 【構成】 サーミスタ素子1などからなる温度検出部1
0をターミナル挿入部9に挿入する際に、温度検出部1
0がターミナル固定用の板5に接触することにより変形
する。そして、ターミナル固定用の板5が変形すること
により反力が生じ、この反力を活かすことにより、ター
ミナル3をターミナル固定用の板5で押さえて固定す
る。よって、保護キャップを用いないで、温度検出装置
の形状を樹脂により成形する際に、注入される成形樹脂
8の圧力が加わっても、温度検出部10が動かない温度
検出装置の製造方法を提供することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度検出装置及び
その製造方法に関し、特にターミナルを金型に固定する
工程に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、外部と電気的に接続するためのター
ミナルや、サーミスタ素子などが一体となった温度検出
装置が知られている。
【0003】例えば、図4に示されるように、特開平7
−27622号公報にて開示されている温度検出装置が
挙げられる。これは、温度検出装置の形状を樹脂により
成形する際に、注入される成形樹脂8の圧力によって、
サーミスタ素子1が外部へ露出してしまうのを防止する
ために、温度検出部10の上からPBT(ポリブチレン
テレフタレート)などからなる円錐形の保護キャップ6
を被せたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
で用いた保護キャップ6は、別部品としてあらかじめ作
成しなければならないため、温度検出装置を構成する構
成部品の増加によりコストアップに繋がるという欠点が
ある。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、保護
キャップを用いないで、成形樹脂を注入する際に圧力が
加わっても、温度検出部が動かない温度検出装置の製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の温度検
出装置の製造方法は、金型の内部に樹脂を注入する際
に、ターミナル及びサーミスタ素子を有する温度検出部
を、ばねによって金型に固定することを特徴としてい
る。
【0007】このような温度検出装置の製造方法によ
り、温度検出部を金型に固定する際に、ばねが温度検出
部に接触しばねが変形する。
【0008】そして、この変形により反力が生じ、この
反力を活かすことにより、温度検出部を押さえて固定す
ることができる。
【0009】よって、保護キャップを用いないで、温度
検出装置の形状を成形する際に注入される樹脂の圧力が
加わっても、温度検出部が動かない温度検出装置の製造
方法を提供することが可能となる。
【0010】請求項2に記載の温度検出装置の製造方法
は、温度検出部を金型に固定するばねが円弧状であるこ
とを特徴としている。
【0011】ばねが円弧状であることにより、温度検出
部を金型に固定する際に、十分な反力を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図面に従って説明する。
【0013】図1と図3には、本実施形態の温度検出装
置の工程図を示す。又、図2には、図1の一部拡大図を
示す。
【0014】本実施形態では、図1に示されるように、
サーミスタ素子1にリード線2が接続され、リード線2
の先端部には、外部への信号伝達用のターミナル3が形
成されている。
【0015】4a、4bは温度検出装置を成形樹脂8に
より成形するための成形金型であり、成形金型4bのタ
ーミナル挿入部9の内部には、ステンレスなどからなる
ターミナル固定用の板5があらかじめ設置されている。
【0016】ターミナル挿入部9には、サーミスタ素子
1とリード線2、ターミナル3を接続した温度検出部1
0が挿入されている。
【0017】また、図2に示されるように、ターミナル
固定用の板5は、十分な反力を得るために円弧状に形成
し、成形金型4b−1及び4b−2により固定される。
【0018】つまり、図3に示されるように、ターミナ
ル固定用の板5は、ターミナル挿入部9に向かって円弧
状に配置されており、図中の矢印の方向から温度検出部
10がターミナル挿入部9に挿入されることで、ターミ
ナル固定用の板5が変形し、ターミナル固定用の板5自
身の反力によって、ターミナル3を固定するものであ
る。
【0019】以上のように、本実施形態によると、温度
検出部10をターミナル挿入部9に挿入する際に、温度
検出部10がターミナル固定用の板5に接触することに
より、ターミナル固定用の板5が変形する。
【0020】そして、ターミナル固定用の板5が変形す
ることにより反力が生じ、この反力を活かすことによ
り、ターミナル固定用の板5がターミナル3を押さえて
固定する。
【0021】よって、保護キャップ6を用いないで、温
度検出装置の形状を樹脂により成形する際に、注入され
る成形樹脂8の圧力が加わっても、温度検出部10が動
かない温度検出装置の製造方法を提供することが可能と
なる。
【0022】尚、本発明は、上記実施形態に限られるも
のではなく、様々な態様に適用可能である。
【0023】最後に、本実施形態の温度検出装置の製造
工程を図1を用いて簡単に説明する。
【0024】まず、サーミスタ素子1、リード線2、タ
ーミナル3をはんだなどにより接続し、温度検出部10
を形成する。
【0025】次に、温度検出部10を成形金型4b内の
ターミナル挿入部9に挿入し、あらかじめターミナル挿
入部9の内部に配置されたターミナル固定用の板5によ
って、温度検出部10を成形金型4bに固定する。
【0026】そして、成形金型4aに設けられた注入口
から、成形金型4a及び4b内に、PBTなどからなる
成形樹脂8を注入した後、成形金型4a及び4bから温
度検出装置を取り出すと完成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の温度検出装置の工程図を示す図で
ある。
【図2】本実施形態の温度検出装置の一部拡大図を示す
図である。
【図3】本実施形態の温度検出装置の工程図を示す図で
ある。
【図4】従来の温度検出装置の工程図を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1…サーミスタ素子、2…リード線、3…ターミナル、
4a、4b−1、4b−2…成形金型、5…ターミナル
固定用の板、6…保護キャップ、7…コネクタ、8…成
形樹脂、9…ターミナル挿入部 10…温度検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターミナル及びサーミスタ素子を有する
    温度検出部を形成する温度検出部形成工程と、 前記温度検出部をばねによって金型に固定する温度検出
    部固定工程と、 前記金型の内部に樹脂を注入する樹脂注入工程とを備え
    ることを特徴とする温度検出装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ばねは円弧状であることを特徴とす
    る請求項1に記載の温度検出装置の製造方法。
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