JP2002115460A - 障子、建具および建物 - Google Patents

障子、建具および建物

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JP2002115460A JP2000311153A JP2000311153A JP2002115460A JP 2002115460 A JP2002115460 A JP 2002115460A JP 2000311153 A JP2000311153 A JP 2000311153A JP 2000311153 A JP2000311153 A JP 2000311153A JP 2002115460 A JP2002115460 A JP 2002115460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内部材や室外部材の機能をユーザーの要望
するものにでき、コストを低減できて安価に提供できる
障子を提供すること。 【解決手段】 障子5は、上框、下框および左右の竪框
を四周框組みして面材を組み込んで形成する。各框は、
室外部材10および室内部材15を備えて構成する。室
内部材15は、機能が異なりかつ室外部材10との取付
構造が共通する複数種類の室内部材16〜190から選
択し、室外部材10に組み合わす。複数種類の室内部材
16〜190が用意されているので、意匠(色調、触
感)や断熱性能、耐水性能等のユーザーが希望する機能
に応じた室内部材15を選択できる。各室内部材16〜
190において、室外部材10との取付構造が共通化さ
れているので、室内部材16〜190の種類が異なって
いても、室外部材10は1種類でよく、製造コストを低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障子、建具および
建物に関する。
【0002】
【背景技術】近年、需用者の要望に応じて断熱性能や意
匠が異なる複数種類のサッシ窓を生産するようになって
いる。例えば、サッシ窓の障子としては、従来、アルミ
形材のみで構成された框を用いた金属製の障子(一般障
子)や、樹脂のみで構成された框を用いた樹脂製の障子
(断熱障子)が用いられていた。
【0003】さらに、近年では、サッシの外観および内
観を、建物の外壁や内壁に調和させるためや、耐水性、
メンテナンス性、断熱性能等を考慮し、アルミ形材から
なる室外部材と、断熱性部材からなる室内部材とを組み
合わせた框を用いた障子も利用されるようになった。
【0004】このような室内部材に用いられる断熱性部
材としては、合成樹脂、木、さらには、近年、開発され
た合成木などが知られている。これらの各種材料は、機
能が異なるため、各材料に最適な形で設計していた。
【0005】すなわち、木は、厚さが薄くなると割れた
りして十分な強度が確保できないため、ある程度の厚み
を持つように設計する必要がある。一方で、合成樹脂や
合成木は、薄型成形が可能であり、薄型でも断熱性能が
確保できるため、材料使用量つまりコスト面を考慮し、
最小限の厚さで設計していた。なお、合成木は、木粉が
混入されるため、合成樹脂に比べると多少厚くする必要
がある。
【0006】従って、障子の框として、アルミ製の室外
部材に対し、合成樹脂製の室内部材、合成木製の室内部
材、木製の室内部材の各室内部材を組み合わせた場合
に、室外部材の断面形状などは室内部材の材質毎にまっ
たく異なるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各室外
部材の断面形状が、室内部材の材質によって異なると、
室外部材の種類が多くなって製造コストや管理コストが
高くなるという問題があった。特に、アルミ形材等を押
出成形するための金型は、製作コストが非常に高いた
め、断面形状の異なる室外部材や室内部材の種類を増や
すと製造コストが非常に高くなるという問題があった。
【0008】特に、近年では、建物の外観や内観にあっ
たサッシ窓等の建具を設置したいというユーザーの要望
が強まり、障子においても、室内面や室外面に露出する
部分(室内部材や室外部材)の材質をアルミ等の金属、
合成樹脂、合成木、木等から自由に選択したいという要
望がある。しかしながら、前述の通り、材質によって室
外部材や室内部材の断面形状、構造を異ならせた場合に
は、コストがかさみ、建具が高価になってしまうため、
実際にはユーザーの選択枝が少なく、希望する機能(断
熱性能や意匠)、値段の建具を選択できないという問題
があった。
【0009】本発明の目的は、室内部材や室外部材の意
匠、材質などの機能をユーザーの要望するものにでき、
かつコストを低減できて安価に提供できる障子、建具お
よび建物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の障子で
は、各種の材質に応じて最適な構造に設計していたため
に、材質によって断面構造が異なっていた点に着目し、
各種材質において成形、製造が可能な範囲で取付構造
(取付部の形状等)を共通化し、つまり機能の異なる室
内部材同士で室外部材との取付構造を共通化したり、機
能の異なる室外部材同士で室内部材との取付構造を共通
化することで、それらが取り付けられる室外部材や室内
部材の種類を少なくしてユーザーが希望する建具を安価
に提供できるようにしたものである。
【0011】具体的には、本発明の障子は、上框、下框
および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んで形
成された障子であって、前記各框は、室外部材および室
内部材を備えて構成され、室内部材は、機能が異なりか
つ室外部材との取付構造が共通する複数種類の室内部材
から選択されて室外部材に組み合わされていることを特
徴とする。
【0012】なお、本発明において、機能とは、断熱性
能、耐水性能等の障子に求められる各種性能と、色や光
沢、触感(表面粗さ)等の意匠とを含むものである。従
って、機能が異なるとは、各種性能や意匠などの各項目
の内の少なくとも1つが異なることを意味する。また、
本発明において、障子とは、建具において開閉される可
動障子に限らず、扉(戸)等の可動するもの、さらには
嵌め殺し窓において、枠に固定(嵌め込まれた)ものも
含む。
【0013】本発明においては、障子の各框を室外部材
および室内部材で構成し、この室内部材を、機能が異な
りかつ室外部材との取付構造が共通する複数種類用意し
ているので、意匠(色調、触感つまり表面粗さ等)や断
熱性能、耐水性能等のユーザーが希望する機能に応じた
室内部材を選択することができる。さらに、各種の室内
部材において、室外部材との取付構造が共通化されてい
るので、室内部材の種類が異なっていても、室外部材は
材質が異なるものを用意しない限り1種類でよく、製造
コストを低減できる。
【0014】これらにより、障子の室内部材の意匠、材
質などの機能をユーザーが要望するものにでき、かつ従
来のように、室内部材の材質毎に異なる構造の室外部材
を用意する必要がないため、コストを低減できて安価に
提供することができる。
【0015】また、本発明の障子は、上框、下框および
左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んで形成され
た障子であって、前記各框は、室外部材および室内部材
を備えて構成され、室外部材は、機能が異なりかつ室内
部材との取付構造が共通する複数種類の室外部材から選
択されて室内部材に組み合わされていることを特徴とす
る。
【0016】本発明においては、障子の室外部材とし
て、機能が異なりかつ室内部材との取付構造が共通する
複数種類の室外部材を用意しているので、意匠や断熱性
能、耐水性能等のユーザーが希望する機能に応じた室外
部材を選択でき、かつ室外部材の種類が異なっていて
も、室内部材は材質が異なるものを用意しない限り1種
類でよいため、製造コストを低減できる。
【0017】これらにより、障子の室外部材の意匠、材
質などの機能をユーザーが要望するものにでき、かつ従
来のように、室内部材の材質毎に異なる構造の室外部材
を用意する必要がないため、コストを低減できて安価に
提供することができる。
【0018】本発明の障子は、上框、下框および左右の
竪框を四周框組みして面材を組み込んで形成された障子
であって、前記各框は、室外部材および室内部材を備え
て構成され、室内部材は、機能が異なりかつ室外部材と
の取付構造が共通する複数種類の室内部材から選択さ
れ、室外部材は、機能が異なりかつ室内部材との取付構
造が共通する複数種類の室外部材から選択されているこ
とを特徴とする。
【0019】本発明においては、障子の室内部材および
室外部材を、機能が異なりかつ室外部材および室内部材
との取付構造が共通する複数種類ずつ用意しているの
で、意匠や断熱性能、耐水性能等のユーザーが希望する
機能に応じた室内部材および室外部材を自由に選択して
組み合わせることができる。
【0020】そして、各室内部材および室外部材は、相
手側との取付構造が共通化されているため、機能が同一
のもの(材質が同一のもの)は1種類のみ用意すればよ
く、製造コストを低減できる。例えば、室内部材とし
て、合成木製、木製、合成樹脂製、金属製(アルミ形材
製)、樹脂金属複合材製(樹脂と金属とを2層等に積層
したもの等)、の材質(機能)が異なる5種類の室内部
材が用意され、室外部材として、合成木製、木製、合成
樹脂製、金属製(アルミ形材製)、樹脂金属複合材製
(樹脂と金属とを2層等に積層したもの等)、の材質
(機能)が異なる5種類の室外部材が用意されている場
合、従来であれば、各室内部材は、5種類の室外部材に
合わせた構造のものを5種類ずつ用意しなければなら
ず、各室外部材も、5種類の室内部材に合わせて5種類
ずつ用意しなければならない。従って、室内部材として
は、(材質が異なる5種類)×(構造が異なる5種類)
の計25種類用意しなければならず、室外部材も同様に
25種類用意しなければならない。
【0021】これに対し、本発明では、構造が異なるも
のは用意する必要がないため、室内部材および室外部材
は、それぞれ材質の異なる5種類ずつ用意すればよい。
従って、従来であれば、室内外部材で計50種類必要な
ところを、本発明では10種類と1/5でよく、製造コ
ストを大幅に低減できる。
【0022】これらにより、障子の室外部材の意匠、材
質などの機能をユーザーが要望するものにでき、かつコ
ストを低減できて安価に提供することができる。その
上、室内部材と室外部材とを組み合わせる際に、従来で
あれば、同じ材質の部材であっても組み合わせる相手に
よって構造が異なるために、組み合わせ可能な構造のも
のを選択しなければならず、部品管理や組立作業が煩雑
になるが、本発明では、取付構造が共通化しているた
め、材質のみを選択すればよく、部品管理や組立作業が
簡単になり、作業性を向上することもできる。
【0023】ここで、前記室内部材は、断熱性能および
意匠の少なくとも一方が異なることで機能が異なるよう
に構成されていることが好ましい。より具体的には、前
記室内部材は、(a)木製の室内部材、(b)合成木製
の室内部材、(c)樹脂製の室内部材、(d)金属製の
室内部材、(e)樹脂金属複合材製(樹脂と金属とを積
層したもの等)の室内部材、のいずれか2種類以上から
なる材質の異なる室内部材から選択されていることが好
ましい。
【0024】なお、本発明において合成木とは、熱可塑
性樹脂等の合成樹脂と、木粉とを混合溶融して成形さ
れ、この木粉の混合割合が30重量%以上のものを意味
する。一方、木粉が30重量%以下の場合には、樹脂の
性質が強くなるため、木粉入り樹脂つまり(c)樹脂製
の室内部材や室外部材となる。なお、木粉とは、木材を
粉砕して得られるものに限らず、椰子殻、コーヒーか
す、古紙、廃材などのセルロース系材料を粉砕等で粉状
にしたものを含むものである。
【0025】このような本発明によれば、室内部材を選
択することで、断熱性能や意匠(色調等)を選択するこ
とができるため、ユーザーの希望に対応することができ
る。また、(a)木製の室内部材および(b)合成木製
の室内部材を選択すれば、障子の室内意匠(内装仕上
げ)を木目調にすることができ、和室や洋室を問わず、
上質なものにできる。さらに、(c)樹脂製の室内部
材、(d)金属製の室内部材、(e)樹脂金属複合材製
の室内部材を選択すれば、障子の断熱性能を向上させた
り、耐水性能や耐候性を向上させるなど、性能や内観意
匠を様々に設定できる。
【0026】また、前記室外部材は、断熱性能および意
匠の少なくとも一方が異なることで機能が異なるように
構成されていることが好ましい。より具体的には、前記
室外部材は、(A)木製の室外部材、(B)合成木製の
室外部材、(C)樹脂製の室外部材、(D)金属製の室
外部材、(E)樹脂金属複合材製(金属と樹脂とを積層
したもの等)の室外部材、のいずれか2種類以上からな
る材質の異なる室外部材から選択されていることが好ま
しい。
【0027】このような本発明によれば、室外部材を選
択することで、断熱性能や意匠(色調等)を選択するこ
とができるため、ユーザーの希望に対応することができ
る。また、(D)金属製の室外部材や(E)樹脂金属複
合材製の室外部材を選択すれば、耐候性や耐水性能に優
れた障子にすることができる。さらに、(A)木製の室
外部材、(B)合成木製の室外部材、(C)樹脂製の室
外部材、(E)樹脂金属複合材製の室外部材を選択すれ
ば、断熱性能を向上することができる。なお、(A)木
製の室外部材は、耐水性能等の面で他の材質に比べて劣
るが、耐水性塗料等を塗布したりすることで対応でき
る。また、障子を屋内において各部屋を仕切るドアや障
子として利用する場合には、問題なく使用することがで
きる。
【0028】ここで、室内部材が複数設けられる場合に
は、各室内部材は、室外部材との取付部の形状および寸
法が互いに同一とされていることで取付構造が共通化さ
れていることが好ましい。さらに、室外部材が複数設け
られる場合には、各室外部材は、室内部材との取付部の
形状および寸法が互いに同一とされていることで取付構
造が共通化されていることが好ましい。
【0029】このように室内外部材の取付部の形状、寸
法が同一であれば、例えば押出成形によって製造が可能
な、合成木、樹脂、金属(アルミ)等の金型や製造設備
を一部共用することなどもでき、製造効率を向上するこ
とができる。
【0030】さらに、前記室内部材は、見込み寸法が異
なるものが複数種類用意されていることが好ましい。ま
た、前記室外部材も、見込み寸法が異なるものが複数種
類用意されていることが好ましい。
【0031】このような見込み寸法が異なるものが用意
されていれば、例えば、見込み寸法を厚くすることで断
熱性能を向上させたりすることができる。さらに、建物
に組み込まれている建具枠(窓枠)には、例えば70mm
見込みと100mm見込みとの見込み寸法が異なる2種類
の建具枠が通常利用されている。このような見込み寸法
の異なる建具枠に組み込まれる障子も、見込み寸法を異
ならせる必要がある場合に、室内部材や室外部材あるい
は両部材を見込み寸法の異なるものに交換することで対
応できる。
【0032】本発明の建具は、上枠、下枠および左右の
縦枠を四周枠組みした建具枠と、上框、下框および左右
の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え
て構成される建具であって、前記建具枠に組み込まれる
障子は、前述の各障子から選択されて組み込まれている
ことを特徴とするものである。
【0033】このような建具では、障子の框として、様
々な室内外部材を自由に選択して組み合わせることがで
き、断熱性能、意匠、コストなどに応じて各種障子を自
由に選択でき、ユーザーの様々な要望にも十分に対応で
きる。
【0034】ここで、前記建具枠の室内側に露出する部
分および室外側に露出する部分は、障子の室内部材およ
び室外部材とそれぞれ同じ材質とされていることが好ま
しい。例えば、障子の室内部材が合成木製室内部材なら
ば、窓枠の室内露出部も合成木製とされ、室外部材が樹
脂製室外部材ならば、窓枠の室外露出部も樹脂製とされ
ていればよい。この際、窓枠も、障子と同様に、室内部
材および室外部材で構成されている場合には、各室内部
材、室外部材の材質を障子と揃えればよい。また、窓枠
が枠本体とカバー材とで構成されている場合には、枠本
体やカバー材の材質を障子に合わせればよい。
【0035】このような構成にすれば、窓枠および障子
の外観および内観を同一にでき、意匠性に優れた建具を
構成することができる。
【0036】ここで、前記建具枠の各枠は、枠本体と枠
本体の室内側に取り付けられたカバー材とを備えて構成
され、前記カバー材は、見込み寸法の異なる複数種類の
カバー材から選択されて枠本体に組み合わされているこ
とが好ましい。このようなカバー材は、枠本体と異な
り、障子を支持するものではなく、強度面の制限が無い
ため、その材質は、木、合成木、樹脂等に自由に設定で
きる。このため、枠本体をアルミ等の金属製とした場合
でも、カバー材は、木、合成木、樹脂などに設定でき、
障子の室内部材に合わせて選択することもでき、建具と
して統一した内観にするなど意匠性を簡単に向上するこ
とができる。さらに、見込み寸法が異なるカバー材を用
意しているので、建具枠が取り付けられる建物の壁など
における納まりに応じてカバー材を適宜選択することが
でき、仕上げ処理が簡単になり、良好な納まりにするこ
とができる。
【0037】また、本発明の建物は、前記建具が、その
取付位置における環境の違いに応じて選択されて取り付
けられていることを特徴とするものである。このような
本発明では、断熱性能や意匠などのユーザーの要望に応
じて、室外部材および室内部材を自由に組み合わせるこ
とができるため、建物の立地地域、環境、建物における
窓の設置位置、ユーザーの好み等に合わせた最適な建具
が組み込まれた建物に設定できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。なお、各図面においては図面
を見やすくするために、窓枠や障子等の主要な構成部材
には断面を示すハッチングを省略して記載している。
【0039】本実施形態は、建具である嵌め殺し窓(F
IX窓)に本発明を適用したものであり、図1に示すよ
うに、窓枠1として、(ア)上枠および縦枠がアルミ材
等の金属材で構成され、下枠がアルミ材等の非鉄金属製
の室内部材および室外部材と、これらの室内外部材を連
結する断熱部材とからなる断熱形材で構成されたアルミ
形材断熱窓枠であって70mm見込み寸法の窓枠2と、
(イ)上枠および縦枠がアルミ材等の金属材で構成さ
れ、下枠が断熱形材で構成されたアルミ形材断熱窓枠で
あって100mm見込み寸法の窓枠3との2種類の窓枠が
用意されている。
【0040】なお、これらの各アルミ形材断熱窓枠2,
3においては、各枠は、具体的には後述するが、アルミ
形材や断熱形材で構成される枠本体と、この枠本体の室
内側露出面を被覆する断熱性カバーとで構成されてい
る。
【0041】また、障子5としては、各框が室外部材1
0および室内部材15で構成されたものが用意されてい
る。ここで、室外部材10や室内部材15としては、そ
れぞれ木製、合成木製、樹脂製、アルミ形材製の材質が
異なる5種類のものを用意できる。但し、本実施形態で
は、図2,3にも示すように、室外部材10としては、
(A)木製室外部材11、(B)合成木製室外部材1
2、(C)樹脂製室外部材13、(D)アルミ形材製室
外部材14、(E)樹脂金属複合材製の室外部材140
の5種類の室外部材から、(D)アルミ形材製室外部材
14のみが用意されている。また、室内部材としては、
(a)木製室内部材16、(b)合成木製室内部材1
7、(c)樹脂製室内部材18、(d)アルミ形材製室
内部材19、(e)樹脂金属複合材製の室内部材190
の材質が異なる5種類のものが用意されている。
【0042】ここで、合成木製の各部材12,17は、
熱可塑性樹脂に対して木粉を30〜70重量%混入した
材料を押出成形することで製造されている。木粉とは、
木材を粉砕して得られるものに限らず、椰子殻、コーヒ
ーかす、古紙、廃材などのセルロース系材料を粉砕等で
粉状にしたものを含むものである。熱可塑性樹脂として
は、ポリプロピレンまたはポリエチレン等のオレフィン
系樹脂や塩化ビニル樹脂等である。なお、木製の部材1
1,16が中実であるのに対し、合成木製の場合には、
押出成形が可能なため、中空形状とされている。
【0043】また、樹脂製の各部材13,18は、ポリ
塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂等を押出成形すること
で製造されている。また、樹脂製の各部材13,18に
は、木粉を30重量%以下程度の少量混入した木粉入り
樹脂によって製造されたものも含まれる。なお、樹脂
は、合成木に比べて強度が高く、かつ成形時の流動性等
も優れているため、樹脂製の各部材13,18の肉厚
は、合成木製の各部材13,18に比べて薄くされ、中
空部が大きな形状とされている。
【0044】さらに、アルミ形材製の各部材14,19
は、剛性が高く、樹脂のように中空形状にして強度を確
保する必要がないため、取付部19A側の端部が開口さ
れた形状に押出成形されている。これにより、取付部1
9A側にはばね性が与えられ、室内部材や室外部材に密
着するように構成されている。
【0045】また、樹脂金属複合材製の各部材140,
190は、室内部材や室外部材との取付部190Aがポ
リ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂等で形成され、室外
側あるいは室内側に露出する表面部190Bが金属(ア
ルミ形材等)で形成されている。そして、樹脂製の取付
部190Aと金属製の表面部190Bとは、ビス、かし
め、接着剤等の固定手段によって互いに固定されてい
る。このため、アルミ形材断熱窓枠2,3と同様に、樹
脂製の取付部190Aによって断熱性能が確保され、か
つ金属製の表面部190Bにより耐候性、耐水性等が確
保される。また、金属的な外観、内観を求める場合にも
利用できる。
【0046】これらの各室内部材16〜19,190
は、室外部材14への取付構造や取付寸法(取付部16
A〜19A,190Aの高さ寸法H1等)が共通化され
ており、各室内部材16〜19,190から選択したも
のを室外部材14に自由に組み合わせて框を構成するこ
とができるようにされている。そして、障子5は、室外
部材10および室内部材15を組み合わせて框を構成
し、さらにガスケット等を介して単板ガラスや複層ガラ
ス(網入りガラスも含む)を框に組み込んで構成され
る。
【0047】窓枠2,3は、見込み寸法は約70mmおよ
び100mmと異なるが、共通した障子を組み込むことが
できるように、室外側の戸当たり部および室内側の戸当
たり部間の寸法L4が共通化されている。
【0048】そして、建物にサッシ窓として設置する場
合には、その建物の立地条件や意匠のユーザーの要望等
に応じて、窓枠2,3の一方を選択して設置するととも
に、室内部材16〜19,190から選択した室内部材
と室外部材14とを組み合わせた障子を組み込んで窓枠
2,3に固定することで、FIXのサッシ窓を構成して
いる。
【0049】図4および図5は、障子の各框を(D)ア
ルミ形材製室外部材14と、(a)木製室内部材16と
を組み合わせて形成してアルミ木複合障子6を構成し、
このアルミ木複合障子6を窓枠2に組み込んだサッシ窓
100の縦断面図および横断面図である。
【0050】窓枠2は、上枠21、下枠22と左右両端
の縦枠23とを四角枠状に接合して形成されている。
【0051】上枠21および左右両端の縦枠23は、非
鉄金属であるアルミを押出成形によって一体成形したア
ルミ形材製の枠本体に断熱性カバー221,223を取
り付けて構成されている。また、下枠22は、非鉄金属
であるアルミ製の室外部材22Aと、アルミ製の室内部
材22Bと、これらの室外部材22Aおよび室内部材2
2Bを連結するウレタン樹脂製の断熱部材22Cとで構
成された枠本体に、断熱性カバー222を取り付けて構
成されている。
【0052】なお、下枠22は、樹脂注入方式で製造さ
れている。すなわち、前記室外部材22Aおよび室内部
材22Bは、それぞれアルミの押出成形によって一体成
形されており、この一体成形された枠22の凹状のウレ
タン注入ポケットにウレタン樹脂を注入して硬化させた
後に、前記室外部材22Aおよび室内部材22Bの連結
部をカッター等で切断して分離することで下枠22を製
造している。
【0053】なお、下枠22は、合成樹脂製の帯板状の
断熱部材を各室内外部材間に1枚以上配置してかしめて
連結して構成したものを用いてもよい。
【0054】断熱性カバー221は、上枠21の下面の
室内側部分に取り付けられている。同様に、断熱性カバ
ー222は下枠22の室内部材22Bの上面に取り付け
られ、断熱性カバー223は縦枠23の室内面に取り付
けられている。
【0055】各断熱性カバー221〜223には、アル
ミ木複合障子6が当接される室内側戸当たり部221A
〜223Aがそれぞれ一体に形成されている。そして、
この室内側戸当たり部221A〜223Aには、アルミ
木複合障子6の室内面に当接し、かつ四周連続するシー
ル材(気密材)25が取り付けられている。
【0056】そして、各断熱性カバー221〜223
は、障子6の内周面から少なくとも各枠21〜23の室
内側端縁まで延長され、枠21〜23において障子6を
固定した際に室内側に露出する露出面部を被覆してい
る。
【0057】また、各枠21〜23の室外側近傍には、
障子6が当接する室外側戸当たり部21D〜23Dが一
体に形成されている。そして、これらの室外側戸当たり
部21D〜23Dにも、四周連続するシール材(気密
材)26が取り付けられている。
【0058】一方、窓枠2内に配置されるアルミ木複合
障子6は、上框31、下框32、および左右の竪框33
を四周框状に組んで構成されている。そして、各框31
〜33の内周面には、複層ガラス35が複層ガスケット
36を介して嵌合されている。
【0059】各框31〜33は、それぞれアルミ形材製
室外部材14で構成された室外部材31A〜33Aと、
木製室内部材16で構成された室内部材31B〜33B
とで構成されている。そして、これらの各框31〜33
において、室外部材31A〜33Aがそれぞれ室外側戸
当たり部21D〜23Dのシール材26に当接され、室
内部材31B〜33Bが室内側戸当たり部221A〜2
23Aのシール材25に当接するように構成されてい
る。
【0060】下枠22の室外側上面には樹脂もしくは金
属製の位置決め部材101が固定され、上枠21の室外
側下面には板バネ等で形成された係合部材102が固定
されている。この位置決め部材101、係合部材102
により、障子6の各框31,32が枠21,22に係止
される。さらに、断面クランク状に折曲されかつ竪框3
3の側面にビス等で固定された固定金具105には、縦
枠23を介してビス106がねじ込まれ、これにより障
子6は窓枠2に固定されてFIX窓100が形成されて
いる。なお、断熱性カバー223には、カバー223を
縦枠23に固定するビスを被覆するための樹脂製のカバ
ー224がはめ込まれている。
【0061】なお、障子6の見込み寸法(室内外方向の
寸法)はL1とされている。また、各框31〜33の室
内部材31B〜33Bにおいて、室外部材31A〜33
Aからの突出寸法(室内外方向の寸法)はL2,L3と
されている。一方、窓枠2において、室外側戸当たり部
21D〜23Dおよび室内側戸当たり部221A〜22
3A間の寸法は前述の通りL4とされている。
【0062】さらに、各上下框31,32の室内部材3
1B,32Bにおいて、室外部材31A,32Aに取り
付けられる取付部16A(室外部材31A,32Aの凹
部内に挿入されている部分)の見付け(高さ)寸法はH
1、室外部材31A,32Aからガラス側に突出された
突出部(ガラス保持片の部分)の見付け寸法はH2、室
外部材31A,32Aから窓枠側に突出されたシール当
接部の見付け寸法はH3とされている。
【0063】同様に、各竪框33の室内部材33Bにお
いて、室外部材33Aに取り付けられる取付部16Aの
見付け(幅)寸法はW1、室外部材33Aからガラス側
に突出された突出部(ガラス保持片部分)の見付け寸法
はW2、室外部材33Aから窓枠側に突出されたシール
当接部の見付け寸法はW3とされている。
【0064】そして、これらの各寸法L1〜L4,H1
〜H3,W1〜W3は、後述する各障子や各枠でも同一
である。なお、各寸法の具体的な値は、実施にあたって
適宜設定すればよい。
【0065】また、本実施形態においては、窓枠の幅寸
法や高さ寸法は各窓枠において同一とされている。この
窓寸法や高さ寸法は、設置する窓の大きさに応じて設定
される。
【0066】次に、(D)アルミ形材製室外部材14と
(b)合成木製室内部材17とを組み合わせてアルミ合
成木複合障子7を構成し、このアルミ合成木複合障子7
を窓枠2に組み込んだサッシ窓(FIX窓)110につ
いて、図6の縦断面図および図7の横断面図を参照して
説明する。なお、以下の説明において前記サッシ窓10
0の各構成要素と同一あるいは相当構成要素には同一符
号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
【0067】窓枠2は、サッシ窓100と同一のもので
ある。一方、窓枠2内に配置されるアルミ合成木複合障
子7は、各上框31〜33の室内部材31B〜33B
を、合成木製室内部材17で構成した点のみがサッシ窓
100と相違し、室外部材31A〜33A等の構成は同
一である。
【0068】また、アルミ合成木複合障子7の室内部材
31B〜33Bは、室外部材31A〜33A内に取り付
けられる取付部17Aの室外側端部形状および寸法(取
付部17Aの見込み寸法等が、木製室内部材16で構成
された室内部材31B〜33Bと多少相違するが、室内
露出部の外形やその寸法等は同一である。従って、アル
ミ合成木複合障子7の各寸法L1〜L4、H1〜H3,
W1〜W3は、アルミ木複合障子6と同一である。
【0069】以上、各框31〜33の室内部材31B〜
33Bとして、(a)木製室内部材16を用いたアルミ
木複合障子6、(b)合成木製室内部材17を用いたア
ルミ合成木複合障子7について説明したが、他の室内部
材、つまり、(c)樹脂製室内部材18を用いたアルミ
樹脂複合障子や、(d)アルミ形材製室内部材19を用
いたアルミ形材障子、(e)樹脂金属複合材製の室内部
材190を用いたアルミ樹脂金属複合障子も、前記各障
子6,7と同様の構成になる。なお、アルミ樹脂金属複
合障子は、金属としてアルミ形材を用いれば、アルミ樹
脂アルミ複合障子つまりアルミ形材断熱障子となる。
【0070】すなわち、図2,3に示すように、(c)
樹脂製室内部材18は、(b)合成木製室内部材17と
外周形状および寸法がほぼ同一である。このため、
(c)樹脂製室内部材18は、(b)合成木製室内部材
17と同じ取付方法で、室外部材14に取り付けられ
る。また、(d)アルミ形材製室内部材19も、室内側
に露出する部分の外周形状等は、各室内部材16〜18
と同一である。また、取付部19Aは、室外部材14に
係止、ビス止めされる部分の位置(寸法)等は各室内部
材16〜18と同一である。このため、(d)アルミ形
材製室内部材19も他の室内部材16〜18と同じ取付
方法で、室外部材14に取り付けられる。さらに、
(e)樹脂金属複合材製室内部材190も、室内側に露
出する部分の外周形状等は、各室内部材16〜19と同
一である。また、取付部190Aは、室外部材14に係
止、ビス止めされる部分の位置(寸法)等は各室内部材
16〜19と同一である。このため、(e)樹脂金属複
合材製室内部材190も他の室内部材16〜19と同じ
取付方法で、室外部材14に取り付けられる。
【0071】次に、これらの各障子6,7を、窓枠3と
を組み合わせたサッシ窓(FIX窓)120について、
障子として(b)合成木製室内部材17を用いたアルミ
合成木複合障子7を用いた例を図8の縦断面図および図
9の横断面図を参照して説明する。なお、以下の説明に
おいて前記サッシ窓100,110の各構成要素と同一
あるいは相当構成要素には同一符号を付し、説明を省略
あるいは簡略する。
【0072】アルミ合成木複合障子7は、前記サッシ窓
110と同一である。一方、窓枠3は、100mm見込み
の窓枠である点で、70mm見込みの窓枠2を用いている
前記サッシ窓110と相違する。具体的には、窓枠3
は、室外側戸当たり部21D〜23Dの室外側部分が室
外側に向かって延長されているとともに、窓台や柱に当
接する室内側部分も室内側に向かって延長されて見込み
寸法が大きくされている。具体的には、見込み寸法(窓
枠の室外端から窓台や柱などに当接する部分までの室内
外方向の寸法)L6が115mmとされており、見込み寸
法L5が71mmであった窓枠2よりも大きくされてい
る。
【0073】窓枠3は、上枠71、下枠72と左右両端
の縦枠73とを四角枠状に接合して形成されている。上
枠71および左右両端の縦枠73は、非鉄金属であるア
ルミを押出成形によって一体成形したアルミ形材製の枠
本体に断熱性カバー271,273を取り付けて構成さ
れている。また、下枠72は、非鉄金属であるアルミ製
の室外部材72Aと、アルミ製の室内部材72Bと、こ
れらの室外部材72Aおよび室内部材72Bを連結する
ウレタン樹脂製の断熱部材72Cとで構成された枠本体
に、断熱性カバー272を取り付けて構成されている。
【0074】このサッシ窓(FIX窓)120において
も、窓枠3の見込み寸法L6が、窓枠2の見込み寸法L
5と相違するだけであり、他の各寸法L1〜L4,H1
〜H3,W1〜W3は前記サッシ窓110と同一であ
る。また、納まりの相違によって、断熱性カバー271
〜273の形状は、多少相違するが、その他の基本的な
構成は類似する。特に、各戸当たり部間の寸法L4は窓
枠2と同一であるため、窓枠2,3で同じ障子6,7を
組み込むことができるように構成されている。
【0075】なお、他の各障子(アルミ木複合障子6、
アルミ樹脂複合障子、アルミ形材障子、アルミ樹脂金属
複合障子)と窓枠3とを組み合わせた各サッシ窓も、サ
ッシ窓(FIX窓)120と同様のため、説明を省略す
る。
【0076】このような本実施形態においては、サッシ
窓を設置する建物を建てる地域や環境、建物におけるサ
ッシ窓の設置箇所、意匠等を考慮して、窓枠2,3を選
択すると共に、障子5の室内部材15を5種類の室内部
材16〜19,190から選択して室外部材14と組み
合わせて、アルミ木複合障子6、アルミ合成木複合障子
7、アルミ樹脂複合障子、アルミ形材障子、アルミ樹脂
金属複合障子のいずれかを構成し、選択した障子を前記
窓枠2,3に組み合わせて各サッシ窓100,110,
120等を構成すればよい。
【0077】例えば、耐久性やコストを重視する場合に
は、コストパフォーマンスに優れた(d)アルミ形材製
室内部材19を用いたアルミ形材障子を選択すればよ
い。また、断熱性能を重視しかつ内壁の色に合わせて障
子の色を選択したい場合には、比較的カラーリングの自
由度が高い(c)樹脂製室内部材18を用いたアルミ樹
脂複合障子を選択すればよい。さらに、障子の室内面に
おいて天然木の木質感、触感を希望する場合には、
(a)木製室内部材16を用いたアルミ木複合障子6を
選択すればよい。また、天然木と同様に柾目模様を表現
できて天然木に近い十分な木質感、触感を得ることがで
きると共に、耐水性等にも優れた性能を得たい場合に
は、(b)合成木製室内部材17を用いたアルミ合成木
複合障子7を選択すればよい。また、障子の室内面にお
いて金属的な質感、触感を希望し、かつ断熱性能も高め
たい場合には、(e)樹脂金属複合材製室内部材190
を用いたアルミ樹脂金属複合障子を選択すればよい。
【0078】なお、窓枠2,3は、壁の納まりや断熱性
能等を考慮し、適宜選択すればよい。さらに、各障子
は、各窓枠2,3に対して着脱可能であるから、窓枠
2,3が既に設置されているサッシ窓において、障子を
適宜交換して断熱性能を変化させてもよい。
【0079】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 (1) 障子を構成するにあたって、1種類の室外部材14
と、5種類の室内部材16〜19,190とを用意し、
これらの室内外部材を自由に組み合わせて5種類の障子
を構成できるので、室内側の内部意匠や断熱性能等の機
能の異なる各種の障子を容易に構成することができ、ユ
ーザーの要望する障子を提供することができる。その
上、各室内部材16〜19,190の室外部材14との
取付部16A〜19A,190Aの取付構造が共通化さ
れているので、1種類の室外部材14に、機能が異なる
各室内部材16〜19,190を自由に選択して組み合
わせることができる。このため、材質が異なる各室内部
材16〜19,190毎に、構造が異なる室外部材14
を用意する必要が無く、室外部材14の種類を1種類に
できるため、製造コストを大幅に低減できる。さらに、
室外部材14が1種類であるから、その管理コストを大
幅に軽減でき、室外部材14と各室内部材16〜19,
190との取付構造も共通化されているので、障子の組
立作業性も向上できる。従って、各室内部材16〜1
9,190と室外部材14とを組み合わせたアルミ木複
合障子6、アルミ合成木複合障子7、アルミ樹脂複合障
子、アルミ形材障子、アルミ樹脂金属複合障子を安価に
提供することができる。
【0080】(2) 障子を、室外部材14および各室内部
材16〜19,190を組み合わせて構成しているの
で、各建物や建物における窓の設置位置、さらにはユー
ザーの要望に合わせた断熱性能や意匠の障子つまりサッ
シ窓を容易に設定することができる。この結果、従来の
断熱サッシ窓ではコスト面や機能面で見合わなかったた
めに一般的なサッシ窓を用いていた地方においても、そ
れほどコストを増加させることなく断熱性能を向上させ
たサッシ窓を用いることができる。このため、建物にお
ける冷暖房効果を向上できて省エネルギー化も図ること
ができるとともに、結露の発生も押さえることができ
る。
【0081】(3) 各室内部材16〜19,190は、室
外部材14からの見込み寸法L2,L3や高さ寸法H
3、見付け寸法W3が同一とされているので、各室内部
材16〜19,190のいずれを選択した場合でも、各
室内部材16〜19,190に当接するシール材25等
の付属部品を共通化でき、コストを低減できる。
【0082】(4) 各室内部材16〜19,190は、室
外部材14からの高さ寸法H2や見付け寸法W2が同一
とされているので、障子の面材であるガラス35を支持
する支持構造を共通化でき、ガスケット36等も複層ガ
ラス用および単板ガラス用ではそれぞれ同一のものにす
ることができる。このため、ガラス35やガスケット3
6等の部品の種類を少なくでき、組立間違いや発注間違
い等も少なくでき、在庫管理や物流管理なども簡易にな
るため、製造、在庫管理等のコストを低減することがで
きる。
【0083】(5) 各室内部材16〜19,190は、上
下框31,32の室内部材31B,32B同士や、竪框
33の室内部材33B同士で、それぞれ室内側露出面部
の外周形状や寸法等が同一とされているので、押出成形
によって製造が可能な、合成木、樹脂、金属(アルミ)
等の金型や製造設備を一部共用することなどもでき、製
造効率を向上することができる。その上、各室内部材1
6〜19,190において、上下框31,32用の室内
部材31B,32Bは同一形状であり、左右の各竪框3
3用の室内部材33Bも同一形状であるため、室内部材
としては、各材質毎に2種類の室内部材を製造すればよ
く、この点でも種類を少なくできて、製造、管理等のコ
ストをより一層低減することができる。
【0084】(6) 窓枠2,3は、室外側戸当たり部21
D〜23Dおよび室内側戸当たり部221A〜223A
間の寸法L4が同一であるため、アルミ木複合障子6、
アルミ合成木複合障子7、アルミ樹脂複合障子、アルミ
形材障子、アルミ樹脂金属複合障子の各障子は窓枠2,
3に自由に取り付けることができる。このため、例えば
アルミ木複合障子6が取り付けられていた建物であって
も、後から他のアルミ合成木複合障子7、アルミ樹脂複
合障子、アルミ形材障子、アルミ樹脂金属複合障子に交
換して断熱性能や意匠を変えたサッシ窓を容易に構成す
ることができる。特に、各障子は、シール材25,26
等の取付位置も同一とされているので、簡単に交換する
ことができ、既設のサッシ窓(FIX窓)の断熱性能も
簡単にかつ安価に変更することができる。
【0085】(7) 窓枠2,3の室内露出面部には断熱性
カバー221〜223,271〜273が被覆されてい
るので、窓枠2、3での結露を抑えることができ、窓枠
2,3における断熱性能も高めることができる。さら
に、カバー材221〜223,271〜273は、枠本
体と異なり、障子を支持するものではなく、強度面の制
限が無いため、その材質は、木、合成木、樹脂等に自由
に設定できる。このため、本実施形態のように枠本体を
アルミ形材断熱材とした場合でも、カバー材221〜2
23,271〜273は、木、合成木、樹脂などに設定
でき、障子の室内部材に合わせて選択することもでき、
建具として統一した内観にするなど意匠性を簡単に向上
することができる。
【0086】(8) 窓枠2,3において、上枠21,71
や縦枠23,73は、額縁の室内面には延長されておら
ず、断熱性カバー221,223,271,273のみ
を延長しているので、断熱性カバー221,223,2
71,273の額縁の室内面に延長された部分には上枠
21,71や縦枠23,73が直接接触せず、枠材から
の熱伝達を抑えることができる。このため、仮に上枠2
1,71や縦枠23,73が外気で冷やされた場合で
も、断熱性カバー221,223,271,273の室
内側端部には熱が伝導しにくいため、結露の発生を抑え
ることができる。
【0087】(9) 一方、窓枠2,3の下枠22,72
は、膳板の室内面まで延長されているが、断熱部材22
C,72Cを介在させて室外部材22A,72Aと室内
部材22B,72Bとの熱伝導を抑えているため、室内
部材22B,72Bによって断熱性カバー222,27
2が冷やされることがほとんどなく、結露発生を抑える
ことができる。
【0088】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、図10〜17に示すように、縦辷
り出し窓400,410,420,430に本発明を適
用したものである。なお、各縦辷り出し窓400,41
0,420,430は、FIX窓の窓枠2,3、障子
6,7を利用し、辷り出しアーム(4バーヒンジや6バ
ーヒンジ)440やグレモンハンドル441を利用して
開閉可能に構成している。このため、窓枠2,3や障子
6,7等の前記第1実施形態と共通する構成に関しては
説明を省略あるいは簡略する。
【0089】図10,11に示す縦辷り出し窓400
は、アルミ形材製室外部材14からなる室外部材31A
〜33Aと、木製室内部材16からなる室内部材31B
〜33Bとを組み合わせたアルミ木複合障子6を、窓枠
2に組み込んで構成されている。そして、窓枠2の上枠
21、下枠22と、アルミ木複合障子6の上框31、下
框32との間に、それぞれステンレス製の辷り出しアー
ム440を取り付けて、窓枠2に対して障子6を開閉可
能に設けている。
【0090】また、アルミ木複合障子6の室内側には、
アコーディオン式に折り畳んで収納可能な収納網戸45
0が取り付けられている。この収納網戸450のフレー
ム451は、連結部材452および縦枠23の断熱性カ
バー223を介して額縁に固定されている。
【0091】図12,13に示す縦辷り出し窓410
は、アルミ形材製室外部材14からなる室外部材31A
〜33Aと、合成木製室内部材17からなる室内部材3
1B〜33Bとを組み合わせたアルミ合成木複合障子7
を、窓枠2に組み込んで構成されている。そして、窓枠
2の上枠21、下枠22と、アルミ合成木複合障子7の
上框31、下框32との間に、それぞれステンレス製の
辷り出しアーム440を取り付けて、窓枠2に対して障
子7を開閉可能にしている点は同一である。
【0092】また、アルミ合成木複合障子7の室内側に
は、上げ下げ式の網戸460が取り付けられている。こ
の上げ下げ式網戸460のガイドレール461は、縦枠
23の断熱性カバー223に着脱可能に取り付けられて
いる。
【0093】図14,15に示す縦辷り出し窓420
は、縦辷り出し窓400の窓枠2の代わりに窓枠3を用
いた点が相違する。すなわち、縦辷り出し窓420は、
アルミ形材製室外部材14からなる室外部材31A〜3
3Aと、木製室内部材16からなる室内部材31B〜3
3Bとを組み合わせたアルミ木複合障子6を、窓枠3に
組み込んで構成されている。ここで、窓枠3の上枠7
1、下枠72と、アルミ木複合障子6の上框31、下框
32との間に、それぞれステンレス製の辷り出しアーム
440を取り付けて、窓枠3に対して障子6を開閉可能
にしている点は同一である。また、アルミ木複合障子6
の室内側には、収納網戸450が取り付けられている。
【0094】図16,17に示す縦辷り出し窓430
は、縦辷り出し窓410の窓枠2の代わりに窓枠3を用
いた点と、ロール網戸470を設けた点が相違する。す
なわち、縦辷り出し窓430は、アルミ形材製室外部材
14からなる室外部材31A〜33Aと、合成木製室内
部材17からなる室内部材31B〜33Bとを組み合わ
せたアルミ合成木複合障子7を、窓枠3に組み込んで構
成されている。ここで、窓枠3の上枠71、下枠72
と、アルミ合成木複合障子7の上框31、下框32との
間に、それぞれステンレス製の辷り出しアーム440を
取り付けて、窓枠3に対して障子7を開閉可能にしてい
る点は同一である。また、アルミ合成木複合障子7の室
内側には、上げ下げ網戸460の代わりにロール網戸4
70が取り付けられている。
【0095】このような第2実施形態においても、障子
としては、(a)木製室内部材16を用いたアルミ木複
合障子6、(b)合成木製室内部材17を用いたアルミ
合成木複合障子7に限らず、他の室内部材、つまり、
(c)樹脂製室内部材18を用いたアルミ樹脂複合障子
や、(d)アルミ形材製室内部材19を用いたアルミ形
材障子、(e)樹脂金属複合材製室内部材190を用い
たアルミ樹脂金属複合障子を用いてもよい。また、各網
戸450,460,470は、窓枠2,3や障子に種類
に関係なく、ユーザーが希望するものを適宜選択して取
り付ければよい。
【0096】このような本実施形態においても、前記第
1実施形態の(1)〜(9)と同じ効果を奏することができ
る。 (10)さらに、各縦辷り出し窓400〜430は、嵌め殺
し窓100,110,120で用いられていた窓枠2,
3や、各障子をそのまま利用し、辷り出しアーム440
やグレモンハンドル441等を追加するだけで構成する
ことができる。このため、縦辷り出し窓400〜430
や嵌め殺し窓100,110,120で、窓枠2,3や
障子を兼用でき、その分、製造コストや管理コストを低
減できるとともに、量産効果によって安価に提供でき
る。
【0097】(11)また、障子のアルミ形材製室外部材1
4が各障子で同一でもあり、各障子の外周面と窓枠2,
3の内周面との間隔や位置関係が同一であるため、障子
を開閉するための開閉機構部品である辷り出しアーム4
40やグレモンハンドル441等の付属部品を共通化で
き、コストを低減できる。このため、引違い窓等に比べ
て辷り出しアーム440等の付属部品が多い辷り出し窓
において、断熱性能や意匠の自由度を向上でき、かつ付
属部品を共通化できてコストを大幅に削減することがで
きる。
【0098】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。本実施形態は、図18〜22に示すように、引違
い窓500,510に本発明を適用したものである。本
実施形態においては、図18に示すように、窓枠1とし
て、(ウ)各枠材が断熱形材で構成された100mm見込
みのアルミ形材断熱窓枠4が用意されている。また、障
子5の室外部材10としては、(A)木製室外部材1
1、(B)合成木製室外部材12、(C)樹脂製室外部
材13、(D)アルミ形材製室外部材14、(E)樹脂
金属複合材製室外部材140の5種類の室外部材から、
(D)アルミ形材製の室外部材14のみが用意されてい
る。また、室内部材15としては、(a)木製室内部材
16、(b)合成木製室内部材17、(c)樹脂製室内
部材18、(d)アルミ形材製室内部材19、(e)樹
脂金属複合材製室内部材190の材質が異なる5種類の
ものが用意されている。
【0099】図19および図20は、障子の各框を
(D)アルミ形材製の室外部材14と、(a)木製の室
内部材16とを組み合わせて形成してアルミ木複合障子
8を構成し、このアルミ木複合障子8を(ウ)アルミ形
材断熱窓枠4に組み込んだサッシ窓(引違い窓)500
の縦断面図および横断面図である。窓枠4は、上枠4
1、下枠42と左右両端の縦枠43とを四角枠状に接合
して形成された枠本体と、この枠本体の室内側露出面を
被覆する断熱性カバーとで構成されている。また、アル
ミ木複合障子8は、外障子8Aおよび内障子8Bで構成
されている。
【0100】各枠41,42,43は、前記実施形態の
下枠22、72と同様に、アルミ断熱形材で構成されて
いる。すなわち、各枠41,42,43は、それぞれ非
鉄金属であるアルミ製の室外部材41A,42A,43
Aと、アルミ製の室内部材41B,42B,43Bと、
これらの室外部材41A,42A,43Aおよび室内部
材41B,42B,43Bをそれぞれ連結するウレタン
樹脂製の断熱部材41C,42C,43Cとで構成され
ている。
【0101】上枠41の下面には、外レール46が垂設
され、この外レール46の室内側には断熱性カバー52
1が取り付けられている。この断熱性カバー521は額
縁に当接する位置まで延長され、障子8を閉めた際に上
枠41において室内側に露出する部分(室内側露出面
部)を被覆している。また、上枠41には、断熱性カバ
ー521を介して内レール47用の部材がビス止めされ
ている。これにより、内レール47部分は室内側に露出
するが、断熱性カバー521が介在されていることで上
枠41からの熱伝導が抑えられている。
【0102】下枠42の室外部材42Aには外レール4
6が立設され、室内部材42Bには内レール47が立設
されている。そして、障子8を閉めた際に下枠42にお
いて室内側に露出する室内側露出面部を断熱性カバー5
22,523,524の3つのカバー材で被覆してい
る。また、障子8を閉めた際に左右の各縦枠43におい
て室内側に露出する室内側露出面部は、断熱性カバー5
25,526でそれぞれ被覆されている。
【0103】一方、窓枠4内に配置されるアルミ木複合
障子8は、室外側に配置されて外レール46でガイドさ
れる外障子8Aと、室内側に配置されて内レール47で
ガイドされる内障子8Bとを備えている。
【0104】これらの各障子8A,8Bは、上框81,
86と、下框82,87と、左右の竪框83,88と、
外召合せ框84および内召合せ框89とをそれぞれ四角
枠状に組んで構成されている。そして、各框81〜89
の内周面には、複層ガラス35がガスケット36を介し
て嵌合されている。
【0105】各框81〜83,86〜89は、それぞれ
(D)アルミ形材製室外部材14で構成された室外部材
81A〜83A,86A〜89Aと、(a)木製室内部
材16で構成された室内部材81B〜83B,86B〜
89Bとで構成されている。このうち、各下框82,8
7は、下端部が雨水などに接する可能性があるため、木
製室内部材16で構成された室内部材82B,87Bの
下側に、(b)合成木製室内部材17または(c)樹脂
製室内部材18(本実施形態では樹脂製室内部材18)
で構成された室内部材82C,87Cを取り付けてい
る。また、外障子8Aの外召合せ框84は、アルミ形材
のみで構成されている。
【0106】図21および図22は、障子の各框を
(D)アルミ形材製の室外部材14と、(b)合成木製
室内部材17とを組み合わせて形成してアルミ合成木複
合障子9を構成し、このアルミ合成木複合障子9を
(ウ)アルミ形材断熱窓枠4に組み込んだサッシ窓(引
違い窓)510の縦断面図および横断面図である。すな
わち、サッシ窓(引違い窓)500のアルミ木複合障子
8における(a)木製室内部材16からなる各室内部材
81B〜83B,86B〜89Bを、(b)合成木製室
内部材17に交換したものである。
【0107】ここで、(a)木製室内部材16で構成さ
れた室内部材81B〜83B,86B〜89Bと、
(b)合成木製室内部材17で構成された室内部材81
B〜83B,86B〜89Bとは、それぞれ外周形状や
寸法が同一とされ、各室外部材81A〜83A,86A
〜89Aとの取付構造が共通化されているので、室外部
材81A〜83A,86A〜89Aに対して自由に交換
して取り付けることができる。
【0108】なお、図示しないが、室内部材81B〜8
3B,86B〜89Bを、(c)樹脂製室内部材18、
(d)アルミ形材製室内部材19、(e)樹脂金属複合
材製室内部材190に交換したものも同じ構成になる。
このように、本実施形態においても、各室内部材81B
〜83B,86B〜89Bは、(a)木製室内部材1
6、(b)合成木製室内部材17、(c)樹脂製室内部
材18、(d)アルミ形材製室内部材19、(e)樹脂
金属複合材製室内部材190のものから自由に選択して
組み合わせることができるように、取付構造やシール等
との当接部の外周形状等が共通化されている。
【0109】この第3実施形態においても、前記第1実
施形態の(1)〜(9)と同じ作用効果を奏することができ
る。さらに、(12)各障子8,9の見込み寸法等が同一で
あるため、外障子8Aの室外側に配置される網戸も共通
のものが利用でき、コストをより低減できる。また、各
障子8,9と窓枠4との間に設けられる各シールの接触
圧も一定にでき、確実なシール性能を確保することがで
きる。
【0110】なお、本発明は、前述の各実施形態に限定
されない。例えば、前記各実施形態では、室外部材10
を(D)アルミ形材製室外部材14の1種類としていた
が、他の(A)木製室外部材11、(B)合成木製室外
部材12、(C)樹脂製室外部材13、(E)樹脂金属
複合材製室外部材140のいずれか1種類を用意しても
よい。さらに、各室外部材11〜14,140のうちの
いずれか2種類以上を用意して、室外部材11〜14,
140を選択できるようにしてもよい。すなわち、2種
類(記号で示せば、A+B、A+C、A+D、A+E、
B+C、B+D、B+E、C+D、C+E、D+Eの1
0通りの組み合わせ)用意してもよいし、3種類(A+
B+C、A+B+D、A+B+E、A+C+D、A+C
+E、A+D+E、B+C+D、B+C+E、B+D+
E、C+D+Eの10通りの組み合わせ)用意してもよ
いし、4種類(A+B+C+D、A+B+C+E、A+
B+D+E、A+C+D+E、B+C+D+Eの5通り
の組み合わせ)用意してもよいし、5種類すべて(A+
B+C+D+E)を用意してもよい。
【0111】同様に、前記各実施形態では、室内部材1
5を(a)木製室内部材16、(b)合成木製室内部材
17、(c)樹脂製室内部材18、(d)アルミ形材製
室内部材19、(e)樹脂金属複合材製室内部材190
の5種類用意していたが、5種類すべて用意しなくても
よく、各室内部材16〜19,190のいずれか2種類
以上を用意すればよい。例えば、2種類(記号で示せ
ば、a+b、a+c、a+d、a+e、b+c、b+
d、b+e、c+d、c+e、d+eの10通りの組み
合わせ)用意してもよいし、3種類(a+b+c、a+
b+d、a+b+e、a+c+d、a+c+e、a+d
+e、b+c+d、b+c+e、b+d+e、c+d+
eの10通りの組み合わせ)用意してもよいし、4種類
(a+b+c+d、a+b+c+e、a+b+d+e、
a+c+d+e、b+c+d+eの5通りの組み合わ
せ)用意してもよい。
【0112】また、前記各実施形態とは逆に、図23に
示すように、室外部材10を(A)木製室外部材11、
(B)合成木製室外部材12、(C)樹脂製室外部材1
3、(D)アルミ形材製室外部材14、(E)樹脂金属
複合材製室外部材140のいずれか2種類以上を設け、
室内部材15を、例えば、(d)アルミ形材製室内部材
19等の各室内部材16〜19,190の内の1種類設
け、各室外部材11〜14,140を選択できるように
してもよい。この場合も、各室外部材11〜14,14
0は、交換してアルミ形材製室内部材19に取り付ける
ことができるように、取付構造が共通、つまり取付部の
寸法、外周形状等が共通化されている。
【0113】さらに、各室外部材11〜14,140お
よび室内部材16〜19,190をそれぞれ2種類以上
設け、自由に組み合わせて障子を構成できるようにして
もよい。
【0114】さらに、前記各実施形態において、(E)
樹脂金属複合材製室外部材140、(e)樹脂金属複合
材製室内部材190は、樹脂とアルミ形材等の金属材を
接着などで互いに固定して形成した複合材で構成してい
たが、合成木と金属との複合材、木と金属との複合材等
の他の材質の複合材を用いて、室外部材や室内部材を構
成してもよい。
【0115】障子の室外部材10や室内部材15として
は、前記各実施形態のように、材質は異なるが各寸法は
共通化されたものを用意するだけではなく、例えば、図
24に示すように、見込み寸法が前記実施形態の室内部
材15よりも大きなL7とされた室内部材15のよう
に、見込み寸法が異なる室外部材10や室内部材15を
用意して選択できるようにしてもよい。このような見込
み寸法の異なるものも用意しておけば、例えば、見込み
寸法の異なる窓枠2,3において、各戸当たり部間の寸
法が窓枠2,3の見込み寸法に応じて異なる場合に、各
寸法に対応した室外部材10や室内部材15を選択して
対応することができる。
【0116】また、窓枠1としては、前記各窓枠2〜4
に限らず、例えば、図25に示すように、(エ)アルミ
形材からなる枠本体に断熱カバーを取り付けたものでも
よい。さらに、障子5と同様に、室外部材710および
室内部材715で構成される窓枠701を用いてもよ
い。すなわち、室外部材710として、(A)木製室外
部材711、(B)合成木製室外部材712、(C)樹
脂製室外部材713、(D)アルミ形材製室外部材71
4、(E)樹脂金属複合材製室外部材740の材質が異
なる5種類のうちの少なくとも1種類以上の室外部材を
用意し、室内部材715として、(a)木製室内部材7
16、(b)合成木製室内部材717、(c)樹脂製室
内部材718、(d)アルミ形材製室内部材719、
(e)樹脂金属複合材製室内部材790の材質が異なる
5種類のうちの少なくとも1種類以上の室内部材を用意
し、これらを適宜組み合わせることで構成される窓枠7
01を用いてもよい。
【0117】例えば、図26に示すように、(D)アル
ミ形材製室外部材714に、各室内部材716〜71
9,790(樹脂金属複合材製室内部材790は図示せ
ず)から適宜選択した室内部材を組み合わせて窓枠を構
成すればよい。これらの各室内部材716〜719,7
90も、(D)アルミ形材製室外部材714に対して自
由に交換して取り付けることができるように、その取付
構造や外形形状、寸法等が適宜共通化されている。
【0118】さらに、窓枠としては、図25に示すよう
に、(i)アルミ形材断熱窓枠721、(ii)樹脂窓枠
722、(iii)アルミ形材窓枠723等の断熱性カバ
ーを設けないタイプのものでもよい。さらには、図27
に示すように、窓枠2の上枠21、下枠22、縦枠23
の一部の枠(例えば、上枠21)のみを室内外部材71
4,716等で構成したものなどでもよく、窓枠の構成
は実施にあたって適宜設定すればよい。
【0119】同様に、室内外部材で構成される障子にお
いては、1つの障子で同じ材質の室外部材10や室内部
材15を選択しなくてもよく、各框に要求される性能、
意匠等の機能に応じて異なる材質の室外部材10や室内
部材15を選択して組み合わせてもよい。同様に、室内
外部材で構成される窓枠においても、各枠に要求される
性能、意匠等の機能に応じて異なる材質の室外部材10
や室内部材15を選択して組み合わせてもよい。例え
ば、障子において、上框、竪框の室内部材を(a)木製
室内部材16で構成し、下框の室内部材を(b)合成木
製室内部材17で構成して、雨水等に触れやすい下框部
分の耐水性能を向上させるようにしてもよい。
【0120】また、本発明は、前述の嵌め殺し窓、縦辷
り出し窓、引違い窓に限らず、上げ下げ窓、横辷り出し
窓、内開き窓、外開き窓、片引き窓等の各種サッシ窓
や、玄関、浴室等の各種出入り口に設けられるドアや引
き戸に適用してもよい。例えば、図28に示すような、
3枚建ての引違い窓550等に本発明を適用してもよ
い。
【0121】さらに、図29に示すような、縦辷り出し
窓および嵌め殺し窓等を隣接配置することで構成される
連窓600に本発明を適用してもよい。連窓600の場
合には、各窓枠2を連結する連窓方立601が設けられ
ているので、この連窓方立の室内側などにもカバー材6
02を配置すればよい。
【0122】また、各種のサッシ窓において、障子の内
観や外観と、窓枠の内観や外観とが一致するように構成
すること、特に各材質を同一にして統一感のある内観あ
るいは外観にすることが意匠性を向上できる点で好まし
い。例えば、図30に示すように、障子6の室外部材3
3Aがアルミ形材製室外部材14であれば、窓枠2の室
外部材(縦枠23)もアルミ形材製室外部材714で構
成し、障子6の室内部材33Bが木製室外部材16であ
れば、窓枠2の室内部材も木製室内部材716で構成す
るように、窓枠および障子の室外露出部の材質を同一に
し、かつ室内露出部の材質を同一にすればよい。この
際、連窓600の場合には、連窓方立601の室外露出
部(方立601)を窓枠2の室外露出部と同じ材質に
し、室内露出部(カバー材602)を窓枠等の室内露出
部と同じ材質にすれば、連窓方立601を含む連窓60
0全体の内観、外観を向上できる。
【0123】さらに、連窓方立601のカバーとして
は、図30に示すように、障子7の室内部材33B(合
成木製室内部材17)と同じ、合成木製カバー605を
各窓枠の断熱性カバー間に配置してもよい。この場合、
窓枠2の断熱性カバー223が合成木製カバー605お
よび室内部材33B間に露出するが、この断熱性カバー
223を木粉入り樹脂で構成して同じような色調にした
り、あるいは合成木製カバー605とは異なる色にして
アクセントとしたりすることができ、ユーザーの好みに
応じた意匠にすることができる。また、図31に示すよ
うに、合成木製カバー606で断熱性カバー223をも
被覆し、連窓600の室内外観においては、合成木部分
のみが露出して統一感の高い意匠にできるように構成し
てもよい。なお、図32のように、窓枠2の断熱性カバ
ー223との統一感を重視して、樹脂製カバー607で
連窓方立601の室内側を被覆してもよい。
【0124】また、交換可能な室外部材10や室内部材
15は、外周形状が同じであることが好ましいが、最小
限共通化が必要な部分を除けば、その形状が同一である
必要はない。例えば、図33に示す4枚建ての引違い窓
における突合せ框610の室内部材として、図33
(A)に示すような左右対称の室内部材610Bを用い
てもよいし、図33(B)に示すように左右非対称の室
内部材610Cを用いてもよい。これらの各室内部材6
10B,610Cは、室外部材610Aに対する取付部
の形状、寸法を共通しているが、突合せ部の形状のみ相
違させたものである。このように交換可能なために最小
限共通化が必要な部分、すなわち、窓枠のシール材に当
接する部分や、室内外部材に取り付けられる取付部や係
止部、ガラス保持部等、他の部材と関連する部分は、各
室外部材10や室内部材15で共通化しておく必要があ
るが、それ以外の部分の形状は各材質、意匠等に応じて
適宜設定してもよい。
【0125】
【発明の効果】このような本発明の障子、建具および建
物によれば、室内部材や室外部材の意匠、材質などの機
能をユーザーの要望するものにでき、かつコストを低減
できて安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるサッシ窓の組み
合わせを示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における下枠および下框の組み合
わせの例を示す図である。
【図3】第1実施形態における縦枠および竪框の組み合
わせの例を示す図である。
【図4】第1実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠とア
ルミ木複合障子とを組み合わせた嵌め殺し窓を示す縦断
面図である。
【図5】図4に示す嵌め殺し窓の横断面図である。
【図6】第1実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠とア
ルミ合成木複合障子とを組み合わせた嵌め殺し窓を示す
縦断面図である。
【図7】図6に示す嵌め殺し窓の横断面図である。
【図8】第1実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠とア
ルミ合成木複合障子とを組み合わせた嵌め殺し窓を示す
縦断面図である。
【図9】図8に示す嵌め殺し窓の横断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態におけるアルミ形材断
熱窓枠とアルミ木複合障子とを組み合わせた縦辷り出し
窓を示す縦断面図である。
【図11】図10に示す縦辷り出し窓の横断面図であ
る。
【図12】第2実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠と
アルミ合成木複合障子とを組み合わせた縦辷り出し窓を
示す縦断面図である。
【図13】図12に示す縦辷り出し窓の横断面図であ
る。
【図14】第2実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠と
アルミ木複合障子とを組み合わせた縦辷り出し窓を示す
縦断面図である。
【図15】図14に示す縦辷り出し窓の横断面図であ
る。
【図16】第2実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠と
アルミ合成木複合障子とを組み合わせた縦辷り出し窓を
示す縦断面図である。
【図17】図16に示す縦辷り出し窓の横断面図であ
る。
【図18】本発明の第3実施形態におけるサッシ窓の組
み合わせを示すブロック図である。
【図19】第3実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠と
アルミ木複合障子とを組み合わせた引違い窓を示す縦断
面図である。
【図20】図19に示す引違い窓の横断面図である。
【図21】第2実施形態におけるアルミ形材断熱窓枠と
アルミ合成木複合障子とを組み合わせた引違い窓を示す
縦断面図である。
【図22】図21に示す引違い窓の横断面図である。
【図23】本発明の変形例である室外部材を交換する組
み合わせの例を示す図である。
【図24】本発明の変形例である室内部材の見込み寸法
が異なる例を示す横断面図である。
【図25】本発明の変形例である窓枠の構造を示すブロ
ック図である。
【図26】本発明の変形例である窓枠の室外部材を交換
する組み合わせの例を示す図である。
【図27】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図28】本発明の変形例である3枚建ての引違い窓を
示す横断面図である。
【図29】本発明の変形例である連窓を示す横断面図で
ある。
【図30】本発明の変形例である連窓の方立部分を示す
横断面図である。
【図31】本発明の変形例である連窓の方立部分を示す
横断面図である。
【図32】本発明の変形例である連窓の方立部分を示す
横断面図である。
【図33】本発明の変形例である突合せ框部分を示す横
断面図である。
【符号の説明】
1…窓枠、2〜4…アルミ形材断熱窓枠、5…障子、6
…アルミ木複合障子、7…アルミ合成木複合障子、8…
アルミ木複合障子、9…アルミ合成木複合障子、10…
室外部材、11…木製室外部材、12…合成木製室外部
材、13…樹脂製室外部材、14…アルミ形材製室外部
材、140…樹脂金属複合材製室外部材15…室内部
材、16…木製室内部材、17…合成木製室内部材、1
8…樹脂製室内部材、19…アルミ形材製室内部材、1
90…樹脂金属複合材製室内部材16A〜19A,19
0A…取付部、21…上枠、22…下枠、23…縦枠、
22A…室外部材、22B…室内部材、22C…断熱部
材、21D〜23D…室外側戸当たり部、31…上框、
32…下框、33…竪框、31A〜33A…室外部材、
31B〜33B…室内部材、41…上枠、42…下枠、
43…縦枠、41A,42A,43A…室外部材、41
B,42B,43B…室内部材、41C,42C,43
C…断熱部材、71…上枠、72…下枠、72A…室外
部材、72B…室内部材、72C…断熱部材、73…縦
枠、81,86…上框、82,87…下框、83,88
…竪框、84…外召合せ框、89…内召合せ框、81A
〜83A,86A〜89A…室外部材、81B〜83
B,86B〜89B…室内部材、100,110,12
0…嵌め殺し窓(サッシ窓)、221〜223,271
〜273…断熱性カバー、221A〜223A…室内側
戸当たり部、271〜273…断熱性カバー、400,
410,420,430…縦辷り出し窓、441…グレ
モンハンドル、450…収納網戸、460…上げ下げ式
網戸、470…ロール網戸、500,510…引違い
窓、521〜526…断熱性カバー、550…引違い
窓、600…連窓、601…連窓方立、602…カバー
材、605…合成木製カバー、606…合成木製カバ
ー、607…樹脂製カバー、610…突合せ框、610
B,610C…室内部材、701…窓枠、710…室外
部材、711…木製室外部材、712…合成木製室外部
材、713…樹脂製室外部材、714…アルミ形材製室
外部材、740…樹脂金属複合材製室外部材、715…
室内部材、716…木製室内部材、717…合成木製室
内部材、718…樹脂製室内部材、719…アルミ形材
製室内部材、790…樹脂金属複合材製室内部材、72
1…アルミ形材断熱窓枠、722…樹脂窓枠、723…
アルミ形材窓枠。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上框、下框および左右の竪框を四周框組
    みして面材を組み込んで形成された障子であって、 前記各框は、室外部材および室内部材を備えて構成さ
    れ、 室内部材は、機能が異なりかつ室外部材との取付構造が
    共通する複数種類の室内部材から選択されて室外部材に
    組み合わされている障子。
  2. 【請求項2】 上框、下框および左右の竪框を四周框組
    みして面材を組み込んで形成された障子であって、 前記各框は、室外部材および室内部材を備えて構成さ
    れ、 室外部材は、機能が異なりかつ室内部材との取付構造が
    共通する複数種類の室外部材から選択されて室内部材に
    組み合わされている障子。
  3. 【請求項3】 上框、下框および左右の竪框を四周框組
    みして面材を組み込んで形成された障子であって、 前記各框は、室外部材および室内部材を備えて構成さ
    れ、 室内部材は、機能が異なりかつ室外部材との取付構造が
    共通する複数種類の室内部材から選択され、 室外部材は、機能が異なりかつ室内部材との取付構造が
    共通する複数種類の室外部材から選択されている障子。
  4. 【請求項4】 前記室内部材は、断熱性能および意匠の
    少なくとも一方が異なることで機能が異なるように構成
    されている請求項1または請求項3に記載の障子。
  5. 【請求項5】 前記室内部材は、(a)木製の室内部
    材、(b)合成木製の室内部材、(c)樹脂製の室内部
    材、(d)金属製の室内部材、(e)樹脂および金属の
    複合材製の室内部材、のいずれか2種類以上からなる材
    質の異なる室内部材から選択されている請求項4に記載
    の障子。
  6. 【請求項6】 前記室外部材は、断熱性能および意匠の
    少なくとも一方が異なることで機能が異なるように構成
    されている請求項2または請求項3に記載の障子。
  7. 【請求項7】 前記室外部材は、(A)木製の室外部
    材、(B)合成木製の室外部材、(C)樹脂製の室外部
    材、(D)金属製の室外部材、(E)金属および樹脂の
    複合材製の室外部材、のいずれか2種類以上からなる材
    質の異なる室外部材から選択されている請求項6に記載
    の障子。
  8. 【請求項8】 前記各室内部材は、室外部材との取付部
    の形状および寸法が互いに同一とされている請求項1,
    3,4,5に記載の障子。
  9. 【請求項9】 前記室内部材は、見込み寸法が異なるも
    のが複数種類用意されている請求項8に記載の障子。
  10. 【請求項10】 前記各室外部材は、室内部材との取付
    部の形状および寸法が互いに同一とされている請求項
    2,3,6,7に記載の障子。
  11. 【請求項11】 前記室外部材は、見込み寸法が異なる
    ものが複数種類用意されている請求項10に記載の障
    子。
  12. 【請求項12】 上枠、下枠および左右の縦枠を四周枠
    組みした建具枠と、上框、下框および左右の竪框を四周
    框組みして面材を組み込んだ障子とを備えて構成される
    建具であって、 前記建具枠に組み込まれる障子は、請求項1〜11のい
    ずれかに記載の障子から選択されて組み込まれている建
    具。
  13. 【請求項13】 前記建具枠の室内側に露出する部分お
    よび室外側に露出する部分は、障子の室内部材および室
    外部材とそれぞれ同じ材質とされている請求項12に記
    載の建具。
  14. 【請求項14】 前記建具枠の各枠は、枠本体と枠本体
    の室内側に取り付けられたカバー材とを備えて構成さ
    れ、 前記カバー材は、見込み寸法の異なる複数種類のカバー
    材から選択されて枠本体に組み合わされている請求項1
    2または請求項13に記載の建具。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれかに記載の
    建具が、その取付位置における環境の違いに応じて選択
    されて取り付けられている建物。
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