JP2002113552A - 連続鋳造によるパイプの製造方法及び装置 - Google Patents
連続鋳造によるパイプの製造方法及び装置Info
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- JP2002113552A JP2002113552A JP2000309473A JP2000309473A JP2002113552A JP 2002113552 A JP2002113552 A JP 2002113552A JP 2000309473 A JP2000309473 A JP 2000309473A JP 2000309473 A JP2000309473 A JP 2000309473A JP 2002113552 A JP2002113552 A JP 2002113552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引抜中にパイプのち切れを防止する。
【解決手段】 方法は、主型と中子を使用する連続鋳造
によるパイプの製造方法において、製造するパイプを一
定量引抜く引抜工程とその後に引抜を停止している停止
工程とを繰り返す間歇引抜きを行い、且つその各引抜工
程の間に引抜方向とは逆方向にパイプを押戻す押戻し工
程を挿入した。装置は、中子3が主型2に対して製造する
パイプ7の引抜方向とは逆の方向に変位可能に構成され
ている。中子の溶湯側に位置する端部が、溶湯通路13を
有する大径部11に形成され、主型の溶湯側端部に主型内
孔を拡大形成して中子の大径部を押戻し方向に変位可能
に支持したこと。
によるパイプの製造方法において、製造するパイプを一
定量引抜く引抜工程とその後に引抜を停止している停止
工程とを繰り返す間歇引抜きを行い、且つその各引抜工
程の間に引抜方向とは逆方向にパイプを押戻す押戻し工
程を挿入した。装置は、中子3が主型2に対して製造する
パイプ7の引抜方向とは逆の方向に変位可能に構成され
ている。中子の溶湯側に位置する端部が、溶湯通路13を
有する大径部11に形成され、主型の溶湯側端部に主型内
孔を拡大形成して中子の大径部を押戻し方向に変位可能
に支持したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造方法によ
るパイプの鋳造方法及び装置に関する。
るパイプの鋳造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の連続鋳造によるパイプ鋳
造装置には、パイプの外周面を成形する内孔備えた主型
この主型に結合されたパイプの内孔周面を成形する中子
からなる型が使用されている。筒状の主型はその外面に
水冷ジャケットを装着されている。その鋳造において
は、主型の出口側で固化したパイプを、引き抜きローラ
で引抜くのであるが、一般的には間歇引き抜きが適用さ
れている。
造装置には、パイプの外周面を成形する内孔備えた主型
この主型に結合されたパイプの内孔周面を成形する中子
からなる型が使用されている。筒状の主型はその外面に
水冷ジャケットを装着されている。その鋳造において
は、主型の出口側で固化したパイプを、引き抜きローラ
で引抜くのであるが、一般的には間歇引き抜きが適用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパイプ鋳造にお
いて、中子は直接冷却されていないため、熱がこもりや
すく、そのため引抜方向で温度勾配が小さくなってい
る。パイプ材質が合金成分の場合、固液共存の温度範囲
が広いため、あるいは炭素当量の違いにより固液共存の
温度範囲が広いところがあるため、型内におけるパイプ
材の固液共存部分も広くなり、この固液共存部分で割れ
が発生したり、更にはその割れ目を基点にして引きち切
られてしまうという問題があった。そのため、冷却を十
分にしかも適切に行わなければならず、引抜速度を上げ
ることはできなかった。本発明は、引抜中のち切れを防
止することを課題とする。
いて、中子は直接冷却されていないため、熱がこもりや
すく、そのため引抜方向で温度勾配が小さくなってい
る。パイプ材質が合金成分の場合、固液共存の温度範囲
が広いため、あるいは炭素当量の違いにより固液共存の
温度範囲が広いところがあるため、型内におけるパイプ
材の固液共存部分も広くなり、この固液共存部分で割れ
が発生したり、更にはその割れ目を基点にして引きち切
られてしまうという問題があった。そのため、冷却を十
分にしかも適切に行わなければならず、引抜速度を上げ
ることはできなかった。本発明は、引抜中のち切れを防
止することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、主型と
中子を使用する連続鋳造によるパイプの製造方法におい
て、製造するパイプを一定量引抜く引抜工程とその後に
引抜を停止している停止工程とを繰り返す間歇引抜きを
行い、且つその各引抜工程の間に引抜方向とは逆方向に
パイプを押戻す押戻し工程を挿入したことを特徴とする
(請求項1)。
中子を使用する連続鋳造によるパイプの製造方法におい
て、製造するパイプを一定量引抜く引抜工程とその後に
引抜を停止している停止工程とを繰り返す間歇引抜きを
行い、且つその各引抜工程の間に引抜方向とは逆方向に
パイプを押戻す押戻し工程を挿入したことを特徴とする
(請求項1)。
【0005】引抜中のパイプには固液共存部分で割れが
発生することがあり、この割れが原因で引抜中にち切れ
てしまうことがあるが、押戻し工程によって割れが生じ
た部分に圧縮力が働いて割れ目を塞ぎ、この結果引抜中
のパイプのち切れを防止できる。
発生することがあり、この割れが原因で引抜中にち切れ
てしまうことがあるが、押戻し工程によって割れが生じ
た部分に圧縮力が働いて割れ目を塞ぎ、この結果引抜中
のパイプのち切れを防止できる。
【0006】本発明の装置は、主型と中子を備えた連続
鋳造によるパイプの製造装置において、前記中子が前記
主型に対して製造するパイプの引抜方向とは逆の方向に
変位可能に構成されていることを特徴とする(請求項
2)。
鋳造によるパイプの製造装置において、前記中子が前記
主型に対して製造するパイプの引抜方向とは逆の方向に
変位可能に構成されていることを特徴とする(請求項
2)。
【0007】前記本発明の方法における押戻し工程の実
施が可能となる。すなわち、従来のこの種の装置は主型
と中子とがねじ部などで結合された一体化したものであ
ったから、パイプを押し戻そうとするときに中子がパイ
プと共に押戻されて中子と主型との結合部に大きな力が
作用して型が破損してしまい、押戻し工程の実施は不可
能であった。これに対し本発明の装置は主型に対して中
子をパイプの引き抜き方向とは逆の方向に変位可能とし
たことにより、パイプを押戻したとき、主型に対して中
子がパイプと共に押戻し方向に変位して、パイプの押戻
しが可能となる。
施が可能となる。すなわち、従来のこの種の装置は主型
と中子とがねじ部などで結合された一体化したものであ
ったから、パイプを押し戻そうとするときに中子がパイ
プと共に押戻されて中子と主型との結合部に大きな力が
作用して型が破損してしまい、押戻し工程の実施は不可
能であった。これに対し本発明の装置は主型に対して中
子をパイプの引き抜き方向とは逆の方向に変位可能とし
たことにより、パイプを押戻したとき、主型に対して中
子がパイプと共に押戻し方向に変位して、パイプの押戻
しが可能となる。
【0008】前記本発明の装置において、前記中子の溶
湯側に位置する端部が、溶湯通路を有する大径部に形成
され、前記主型の溶湯側端部に主型内孔を拡大形成して
前記中子の前記大径部を前記パイプの引抜方向とは逆の
方向に変位可能に支持した構成とするのが良い(請求項
3)。パイプの引き抜き工程と押戻し工程とにおいて、
主型と中子とが接触したり離れたりする部分は、主型の
入口側であり、常に溶湯中にあるため、相対的変位が可
能であり、支障なくパイプの引き抜きと押戻しとを確実
に行うことができる。
湯側に位置する端部が、溶湯通路を有する大径部に形成
され、前記主型の溶湯側端部に主型内孔を拡大形成して
前記中子の前記大径部を前記パイプの引抜方向とは逆の
方向に変位可能に支持した構成とするのが良い(請求項
3)。パイプの引き抜き工程と押戻し工程とにおいて、
主型と中子とが接触したり離れたりする部分は、主型の
入口側であり、常に溶湯中にあるため、相対的変位が可
能であり、支障なくパイプの引き抜きと押戻しとを確実
に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法に使用する装置の、
一実施の形態の概略を図1、図2に示す。この装置は、
保持炉1、主型2、中子3、水冷ジャケット4、架台
5、引抜ローラ6等で構成されている。保持炉1は溶湯
温度を管理できるように加熱装置付きのものとしてあ
る。この装置は略従来のものと同様であるが、主型2と
中子3の構成が異なる。すなわち、図2(a)〜(d)
に示すように、主型2は円筒状に形成され、パイプ7の
外周面に対応する内孔8を有し、上端に段をなして内孔
8を拡大形成した拡大部9を形成されている。中子3は
パイプ7の内孔に対応する外径の周面10を有する円柱
状に形成され、一端に前記主型2の拡大部9に軸方向に
移動可能に嵌合するフランジ状大径部11を設け、この
大径部11に溶湯が流通する溶湯通路13を設けてあ
る。従って、図1に見られるように主型2及び中子3を
装着した状態で、図2(b)に見られるように、中子3
は上昇変位可能である。
一実施の形態の概略を図1、図2に示す。この装置は、
保持炉1、主型2、中子3、水冷ジャケット4、架台
5、引抜ローラ6等で構成されている。保持炉1は溶湯
温度を管理できるように加熱装置付きのものとしてあ
る。この装置は略従来のものと同様であるが、主型2と
中子3の構成が異なる。すなわち、図2(a)〜(d)
に示すように、主型2は円筒状に形成され、パイプ7の
外周面に対応する内孔8を有し、上端に段をなして内孔
8を拡大形成した拡大部9を形成されている。中子3は
パイプ7の内孔に対応する外径の周面10を有する円柱
状に形成され、一端に前記主型2の拡大部9に軸方向に
移動可能に嵌合するフランジ状大径部11を設け、この
大径部11に溶湯が流通する溶湯通路13を設けてあ
る。従って、図1に見られるように主型2及び中子3を
装着した状態で、図2(b)に見られるように、中子3
は上昇変位可能である。
【0010】本発明の方法の実施形態は、前記装置を使
用し、パイプ材料の溶湯12を保持炉1に収容して主型
2及び中子3からなる型を通し、水冷ジャケット4で冷
却して型を出るまでに凝固させ、パイプ7とするが、パ
イプ7は、型の出口付近で引抜ローラ6によって引き抜
き力を与えられて移動し、その移動や停止及び速度を制
御され、特に、そのパイプ7の引き抜きにおいて、所定
寸法引抜いた後に、引抜とは逆の方向に引き抜きローラ
の逆転により押戻す工程を含んでいる。この押戻し工程
は、パイプ引抜中に固液共存部分において割れが発生し
たとしても、パイプ7を溶湯側へ押戻すことにより、そ
の圧縮力により割れ目を塞ぎ、次に引き抜きを行ったと
きに最初は割れ目がない状態で行われ、先に割れ目を塞
がれた部分が比較的早い時期に固相となるから、結果的
に割れ目が生じたとしても割れ目が生じやすいのは固液
共存部分であり、次の押戻し工程によってその割れ目が
塞がれる。
用し、パイプ材料の溶湯12を保持炉1に収容して主型
2及び中子3からなる型を通し、水冷ジャケット4で冷
却して型を出るまでに凝固させ、パイプ7とするが、パ
イプ7は、型の出口付近で引抜ローラ6によって引き抜
き力を与えられて移動し、その移動や停止及び速度を制
御され、特に、そのパイプ7の引き抜きにおいて、所定
寸法引抜いた後に、引抜とは逆の方向に引き抜きローラ
の逆転により押戻す工程を含んでいる。この押戻し工程
は、パイプ引抜中に固液共存部分において割れが発生し
たとしても、パイプ7を溶湯側へ押戻すことにより、そ
の圧縮力により割れ目を塞ぎ、次に引き抜きを行ったと
きに最初は割れ目がない状態で行われ、先に割れ目を塞
がれた部分が比較的早い時期に固相となるから、結果的
に割れ目が生じたとしても割れ目が生じやすいのは固液
共存部分であり、次の押戻し工程によってその割れ目が
塞がれる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例1と比較例1と次に示す。使
用した主型2及び中子3の材質は何れも同じ黒鉛(BN
を使用しても良い)であり、外径35mm、内径20m
mのパイプ鋳造用である。溶湯成分は、3.3%C、
2.0%Si、0.8%Mn、残部が鉄及び不可避元素
からなる鋳鉄溶湯である。
用した主型2及び中子3の材質は何れも同じ黒鉛(BN
を使用しても良い)であり、外径35mm、内径20m
mのパイプ鋳造用である。溶湯成分は、3.3%C、
2.0%Si、0.8%Mn、残部が鉄及び不可避元素
からなる鋳鉄溶湯である。
【0012】実施例1 使用した引抜装置は図1、図2を用いて説明したもので
あり、約20kgの鋳鉄溶湯を保持炉1に収容し、保持
炉1内の鋳鉄溶湯温度を1450℃に保ち、引抜条件は
1回当りの引抜長さ6mm、停止時間2秒の後、1mm
押戻し、0.5秒停止させ、これを繰り返した。この結
果は、保持炉1の温度保持が困難になる4000mmま
で安定した引き抜きが可能であった。
あり、約20kgの鋳鉄溶湯を保持炉1に収容し、保持
炉1内の鋳鉄溶湯温度を1450℃に保ち、引抜条件は
1回当りの引抜長さ6mm、停止時間2秒の後、1mm
押戻し、0.5秒停止させ、これを繰り返した。この結
果は、保持炉1の温度保持が困難になる4000mmま
で安定した引き抜きが可能であった。
【0013】比較例1 使用した引抜装置は図1、図2を用いて説明したものの
内、主型と中子を変えたもので、主型と中子とがフラン
ジ状部外周部分でねじ結合されている構成の従来のもの
を使用した。同じ20kgの溶湯を用い、保持炉1内の
溶湯温度を1450℃に保ち、1回当りの引抜長さを5
mm、停止時間2秒の間歇引き抜きを繰り返した。この
結果は、800mm引抜後、型内で引抜材(パイプ)が
ち切れたので、その段階で終了せざるを得なかった。
内、主型と中子を変えたもので、主型と中子とがフラン
ジ状部外周部分でねじ結合されている構成の従来のもの
を使用した。同じ20kgの溶湯を用い、保持炉1内の
溶湯温度を1450℃に保ち、1回当りの引抜長さを5
mm、停止時間2秒の間歇引き抜きを繰り返した。この
結果は、800mm引抜後、型内で引抜材(パイプ)が
ち切れたので、その段階で終了せざるを得なかった。
【0014】これらの結果を較べてみると、平均的引抜
速度は比較例1の方がわずかに速いものの略同じ速度と
みなすことができ、引き抜きの途中でち切れてしまうか
ら、より速度を遅くしなければ、安定した連続生産は不
可能である。これに対し実施例1は、ちぎれる心配がな
く、確実に安定した連続生産が可能である。したがって
実施例1ではパイプのち切れなどによる生産の中断がな
い点だけでも生産速度の向上がある。そしてこの生産速
度の向上と不良品ロスを少なくできることから、コスト
の低減に繋がる。また、パイプのち切れが防止できるこ
とは、より薄い肉厚のパイプの製造が可能となる。
速度は比較例1の方がわずかに速いものの略同じ速度と
みなすことができ、引き抜きの途中でち切れてしまうか
ら、より速度を遅くしなければ、安定した連続生産は不
可能である。これに対し実施例1は、ちぎれる心配がな
く、確実に安定した連続生産が可能である。したがって
実施例1ではパイプのち切れなどによる生産の中断がな
い点だけでも生産速度の向上がある。そしてこの生産速
度の向上と不良品ロスを少なくできることから、コスト
の低減に繋がる。また、パイプのち切れが防止できるこ
とは、より薄い肉厚のパイプの製造が可能となる。
【0015】前記本発明の実施の形態では、引抜装置が
竪型のものについて説明したが、横型のものであっても
実施可能であり、同様な効果が得られる。
竪型のものについて説明したが、横型のものであっても
実施可能であり、同様な効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、連続鋳造中の
パイプのち切れを防止できるから、生産性の向上、コス
ト低減等の効果を奏する。請求項2に記載の発明は、パ
イプの押戻し工程が可能であり、請求項1に記載の発明
の方法を実施でき、連続鋳造中のパイプのち切れを防止
できるから、生産性の向上、コスト低減等の効果を奏す
る。請求項3に記載の発明は、支障なくパイプの引き抜
きと押戻しとを確実に行うことができる効果を奏する。
パイプのち切れを防止できるから、生産性の向上、コス
ト低減等の効果を奏する。請求項2に記載の発明は、パ
イプの押戻し工程が可能であり、請求項1に記載の発明
の方法を実施でき、連続鋳造中のパイプのち切れを防止
できるから、生産性の向上、コスト低減等の効果を奏す
る。請求項3に記載の発明は、支障なくパイプの引き抜
きと押戻しとを確実に行うことができる効果を奏する。
【図1】本発明の方法の実施形態に使用する装置の概略
の構成を示す縦断面図である。
の構成を示す縦断面図である。
【図2】同実施の形態における型の構成を説明する概略
図であり、(a)は引抜中の主型と中子の状態を示す縦
断面図、(b)は押戻した時の主型と中子の状態を示す
縦断面図、(c)は中子の平面図、(d)は中子の縦断
面図である。
図であり、(a)は引抜中の主型と中子の状態を示す縦
断面図、(b)は押戻した時の主型と中子の状態を示す
縦断面図、(c)は中子の平面図、(d)は中子の縦断
面図である。
1 保持炉 2 主型 3 中子 4 水冷ジャケット 5 架台 6 引き抜きローラ 7 パイプ 8 内孔 9 拡大部 10 周面 11 フランジ状大径部 13 溶湯通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛込 智章 兵庫県姫路市大津区勘兵衛町3丁目12番地 虹技株式会社姫路東工場内 Fターム(参考) 4E004 AA10 CA10 NB05
Claims (3)
- 【請求項1】 主型と中子を使用する連続鋳造によるパ
イプの製造方法において、製造するパイプを一定量引抜
く引抜工程とその後に引抜を停止している停止工程とを
繰り返す間歇引抜きを行い、且つその各引抜工程の間に
引抜方向とは逆方向にパイプを押戻す押戻し工程を挿入
したことを特徴とする連続鋳造によるパイプの製造方
法。 - 【請求項2】 主型と中子を備えた連続鋳造によるパイ
プの製造装置において、前記中子が前記主型に対して製
造するパイプの引抜方向とは逆の方向に変位可能に構成
されていることを特徴とする連続鋳造によるパイプの製
造装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の連続鋳造によるパイプ
の製造装置において、前記中子の溶湯側に位置する端部
が、溶湯通路を有する大径部に形成され、前記主型の溶
湯側端部に主型内孔を拡大形成して前記中子の前記大径
部を前記パイプの引抜方向とは逆の方向に変位可能に支
持したことを特徴とする連続鋳造によるパイプの製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000309473A JP2002113552A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | 連続鋳造によるパイプの製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000309473A JP2002113552A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | 連続鋳造によるパイプの製造方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002113552A true JP2002113552A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=18789628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000309473A Pending JP2002113552A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | 連続鋳造によるパイプの製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002113552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019014740A1 (en) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | Tupy S.A. | SYSTEM FOR MANUFACTURING A METALLIC COMPONENT BY CONTINUOUS CASTING |
-
2000
- 2000-10-10 JP JP2000309473A patent/JP2002113552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019014740A1 (en) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | Tupy S.A. | SYSTEM FOR MANUFACTURING A METALLIC COMPONENT BY CONTINUOUS CASTING |
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