JP2002113501A - コンプレッションバー及びその製造方法 - Google Patents

コンプレッションバー及びその製造方法

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JP2002113501A
JP2002113501A JP2000304811A JP2000304811A JP2002113501A JP 2002113501 A JP2002113501 A JP 2002113501A JP 2000304811 A JP2000304811 A JP 2000304811A JP 2000304811 A JP2000304811 A JP 2000304811A JP 2002113501 A JP2002113501 A JP 2002113501A
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JP
Japan
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compression bar
groove
roll
edge
rolling
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000304811A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suzuki
慎一 鈴木
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが機械加工を行う必要なく、他方の
コバ面に開先が付いたコンプレッションバーを提供する
こと及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 縦断面が長方形状の平鋼からなるコンプ
レッションバー本体2の一方のコバ面3が円弧状に丸く
縁取られているコンプレッションバー1において、コン
プレッションバー本体の他方のコバ面4の両角部が熱間
圧延により溶接用開先5a,5bを取られていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンプレッショ
ンバー及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステンレス熱間圧延製品において、図3
に示すように縦断面が長方形状の平鋼からなるコンプレ
ッションバー本体22の一方のコバ面23が均一の曲率をも
って円弧状に丸く縁取られているコンプレッションバー
21という製品がある。このコンプレッションバーという
製品は、例えば船舶のハッチ等の用途に供され、その設
置に際してはハッチ等で開閉する開口部の縁に前記コバ
面と反対側の他方のコバ面24を水平面に接地して垂直に
立てたうえ、その両角部を溶接26するようになってい
る。しかしながら、前記のような設置では他方のコバ面
が直接的に溶接されることがないため、溶接強度が必ず
しもかんばしいものとは云えない。そこで、溶接強度を
強くするために図4に示すように他方のコバ面24の両角
部を機械加工により開先25a,25bをとって溶接してい
るものもある。このような開先をとって溶接する方法は
溶接強度を高めるだけでなく、意匠性のためにも行われ
る。
【0003】ところで、図4に示すような従来の開先を
とって溶接するものにおいては、製品を購入したユーザ
ーが機械加工により開先25a,25bをとらざるを得ず、
このユーザーによる機械加工が加わるぶん製造工程が増
えて製造コストがかかるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、ユーザーが機械加工
を行う必要なく、他方のコバ面に開先が付いたコンプレ
ッションバーを提供すること及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1のコンプレッションバーの発明は、縦断面
が長方形状の平鋼からなるコンプレッションバー本体の
一方のコバ面が円弧状に丸く縁取られているコンプレッ
ションバーにおいて、コンプレッションバー本体の他方
のコバ面の両角部が熱間圧延により溶接用開先を取られ
ていることを特徴とする。
【0006】請求項2のコンプレッションバーの製造方
法の発明は、一方のロールが円弧状の凹溝を有し、他方
のロールが溶接用開先を形成する角形状の凹溝を有する
1対の圧延ロールを具えた直線連続式圧延機を用いて圧
延するに際し、前記両圧延ロールの凹溝間にコンプレッ
ションバー本体を通して一方のコバ面を一方のロールの
凹溝で円弧状に丸く縁取り、かつ他方のコバ面の両角部
を他方のロールの凹溝で面取り形状にすることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面を
参照して説明する。図1はコンプレッションバーの長さ
方向の一部を省略した斜視図、図2はコンプレッション
バーの製造工程の一部を示す要部拡大断面図である。
【0008】図1において、1はコンプレッションバー
で、縦断面が長方形状の平鋼からなるコンプレッション
バー本体2を具えている。コンプレッションバー本体2
の一方のコバ面3は均一の曲率をもって円弧状に丸く縁
取られている。また、他方のコバ面4はその両角部が熱
間圧延により溶接用開先5a,5bを取られている。開
先5a,5bの深さ及び角度は任意であり、必ずしも図
示のものに限定されない。
【0009】前記のようなコンプレッションバー1の製
造方法について説明する。製造に際しては横ロール対と
縦ロール対が複数、水平直線上に所定間隔をおいて交互
に配置されて構成された図示しない直線連続式圧延機を
用いて圧延するが、この圧延機の、例えば数列後の縦ロ
ール対として、図2に示す圧延ロール6,7を具えてい
る。圧延ロール6,7はその対向する側の部分のみしか
示していないが、例えば圧延ロール6の外周面に円弧状
の凹溝(カリバー)8が形成され、圧延ロール7の外周
面に溶接用開先5a,5bを形成する角形状の凹溝(カ
リバー)9が凹溝8と対向するように形成されている。
したがって、縦横のロール対を通過して順次、所定の形
状に圧延されてくるコンプレッションバー本体2がこの
両圧延ロールの凹溝8,9間を通する際に、該本体の一
方のコバ面3が圧延ロール6の凹溝8で円弧状に丸く縁
取られ、かつ他方のコバ面4の両角部が圧延ロール7の
凹溝9で面取り形状にされる。図2で1点鎖線で示すの
がその圧延イメージである。
【0010】コンプレッションバー1は前記のように直
線連続式圧延機を用いてその両コバ面を含めて一挙に圧
延されるので、従来の製品のようにユーザーサイドで機
械加工する必要がなく、ユーザーは製品購入後すぐ溶接
設置にかかることが可能となり、設置までのコストの低
減を図ることができる。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明は前記のような構成から
なるので、製品を購入したユーザーが従来のようにさら
に機械加工を行う必要なく、迅速に溶接設置にかかるこ
とができ、作業の迅速化とコストの低減化を図ることが
できる。請求項2の発明は、請求項1のコンプレッショ
ンバーを圧延という一連の製造工程で製造することがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す、コンプレッシ
ョンバーの長さ方向の一部を省略した斜視図である。
【図2】コンプレッションバーの製造工程の一部を示す
要部拡大断面図である。
【図3】従来のコンプレッションバーの溶接例を示す斜
視図である。
【図4】機械加工した従来のコンプレッションバーの溶
接例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンプレッションバー 2 コンプレッションバー本体 3,4 コバ面 5a,5b 溶接用開先 6,7 圧延ロール 8,9 凹溝(カリバー)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦断面が長方形状の平鋼からなるコンプ
    レッションバー本体の一方のコバ面が円弧状に丸く縁取
    られているコンプレッションバーにおいて、コンプレッ
    ションバー本体の他方のコバ面の両角部が熱間圧延によ
    り溶接用開先を取られていることを特徴とするコンプレ
    ッションバー。
  2. 【請求項2】 一方のロールが円弧状の凹溝を有し、他
    方のロールが溶接用開先を形成する角形状の凹溝を有す
    る1対の圧延ロールを具えた直線連続式圧延機を用いて
    圧延するに際し、前記両圧延ロールの凹溝間にコンプレ
    ッションバー本体を通して一方のコバ面を一方のロール
    の凹溝で円弧状に丸く縁取り、かつ他方のコバ面の両角
    部を他方のロールの凹溝で面取り形状にすることを特徴
    とするコンプレッションバーの製造方法。
JP2000304811A 2000-10-04 2000-10-04 コンプレッションバー及びその製造方法 Withdrawn JP2002113501A (ja)

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