JP2002112947A - 体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置 - Google Patents
体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置Info
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- JP2002112947A JP2002112947A JP2000345916A JP2000345916A JP2002112947A JP 2002112947 A JP2002112947 A JP 2002112947A JP 2000345916 A JP2000345916 A JP 2000345916A JP 2000345916 A JP2000345916 A JP 2000345916A JP 2002112947 A JP2002112947 A JP 2002112947A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内視鏡を保持する装置と体壁を吊り上げて
体腔を拡張する器具とを一体化させる。 【構成】 内視鏡保持装置本体1は、体壁を切開した
小穴から体腔内へ進入して、体壁を吊上げる吊上部3
と、内視鏡を保持する固定部6とを有し、内視鏡を固定
した状態を保持し、体壁を吊り上げて体腔を拡張するよ
うに構成している。
体腔を拡張する器具とを一体化させる。 【構成】 内視鏡保持装置本体1は、体壁を切開した
小穴から体腔内へ進入して、体壁を吊上げる吊上部3
と、内視鏡を保持する固定部6とを有し、内視鏡を固定
した状態を保持し、体壁を吊り上げて体腔を拡張するよ
うに構成している。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、内視鏡下での体腔内
手術を行う際に内視鏡を保持する装置に関し、とくに内
視鏡を保持する状態で体腹壁を吊り上げて体腹腔を拡張
する装置に関する。
手術を行う際に内視鏡を保持する装置に関し、とくに内
視鏡を保持する状態で体腹壁を吊り上げて体腹腔を拡張
する装置に関する。
【0002】
【従来の方法】従来から行われている内視鏡下で、例え
ば腹腔内手術では、腹壁を吊上げて腹腔を拡張する器具
または、炭酸ガス等を腹腔内に充填して腹腔を拡張する
装置により腹腔の拡張を行い、内視鏡を任意の位置にネ
ジ固定等による機械的構造よって保持する内視鏡保持装
置により、内視鏡の保持を行っている。
ば腹腔内手術では、腹壁を吊上げて腹腔を拡張する器具
または、炭酸ガス等を腹腔内に充填して腹腔を拡張する
装置により腹腔の拡張を行い、内視鏡を任意の位置にネ
ジ固定等による機械的構造よって保持する内視鏡保持装
置により、内視鏡の保持を行っている。
【0003】しかし、腹壁を吊上げて腹腔を拡張して行
われる内視鏡下での腹腔内手術の場合、上記した従来の
内視鏡を保持する方法では、手術進行に応じて拡張器具
と内視鏡との相対的位置や方向を調整することが必要と
されている。
われる内視鏡下での腹腔内手術の場合、上記した従来の
内視鏡を保持する方法では、手術進行に応じて拡張器具
と内視鏡との相対的位置や方向を調整することが必要と
されている。
【0004】さらに、腹腔を拡張する器具による内視鏡
下での腹腔内手術の場合、拡張する器具の設置と内視鏡
を保持する内視鏡保持装置との設置により、術者による
手術操作のスペースが妨げられる。
下での腹腔内手術の場合、拡張する器具の設置と内視鏡
を保持する内視鏡保持装置との設置により、術者による
手術操作のスペースが妨げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した腹腔を拡張す
る器具と内視鏡保持装置による内視鏡下での腹腔内手術
では手術進行に応じて腹腔を拡張する器具と内視鏡の位
置や方向を調整する内視鏡保持装置との操作を頻繁に行
なうため、術者の作業効率が悪かった。
る器具と内視鏡保持装置による内視鏡下での腹腔内手術
では手術進行に応じて腹腔を拡張する器具と内視鏡の位
置や方向を調整する内視鏡保持装置との操作を頻繁に行
なうため、術者の作業効率が悪かった。
【0006】さらに、前述の腹腔を拡張する器具と内視
鏡保持装置との設置において手術器具との相互干渉が生
じる場合があり、術者の手術操作が妨げられる。
鏡保持装置との設置において手術器具との相互干渉が生
じる場合があり、術者の手術操作が妨げられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の内視鏡保持装
置は、体腔を吊上げ、拡張する機能を備えた内視鏡保持
装置において、体腔外にて吊上げ作業軸と内視鏡視野軸
との相対的な位置関係が任意に設定できることを特徴と
する体腔拡張機能を備えた。さらに、吊上げ作用軸と内
視鏡視野軸の連結部は球関節で構成されており、内視鏡
視野軸と吊上げ作用軸が任意の位置に設定できる。
置は、体腔を吊上げ、拡張する機能を備えた内視鏡保持
装置において、体腔外にて吊上げ作業軸と内視鏡視野軸
との相対的な位置関係が任意に設定できることを特徴と
する体腔拡張機能を備えた。さらに、吊上げ作用軸と内
視鏡視野軸の連結部は球関節で構成されており、内視鏡
視野軸と吊上げ作用軸が任意の位置に設定できる。
【0008】
【作用】前述したように構成された体腔を吊上げ、拡張
する機能を備えた内視鏡保持装置によれば、体腔外にて
吊上げ作業軸と内視鏡視野軸との相対的な位置関係が任
意に設定できる。
する機能を備えた内視鏡保持装置によれば、体腔外にて
吊上げ作業軸と内視鏡視野軸との相対的な位置関係が任
意に設定できる。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2
に基づいて説明する。図1に示すように、内視鏡保持装
置本体1は内視鏡を固定する自在に可動することのでき
る固定部2と、体壁を吊上げる吊上部3と、内視鏡保持
装置本体1を吊上げる支柱4に結合させる結合部5とか
ら構成される。
に基づいて説明する。図1に示すように、内視鏡保持装
置本体1は内視鏡を固定する自在に可動することのでき
る固定部2と、体壁を吊上げる吊上部3と、内視鏡保持
装置本体1を吊上げる支柱4に結合させる結合部5とか
ら構成される。
【0010】前記自在に可動する固定部2は、内視鏡9
を固定する固定部6と、固定部6を自由方向に向ける球
関節7と、球関節7を固着するハンドル8とから構成さ
れている。
を固定する固定部6と、固定部6を自由方向に向ける球
関節7と、球関節7を固着するハンドル8とから構成さ
れている。
【0011】図2に示すように、患者の腹壁に吊上部3
を挿入されるために設けられた切開孔に吊上部3を挿入
し、結合部5を支柱4に引っ掛け、体壁を吊上げる。次
に、吊上部3を挿入した切開孔に内視鏡9を挿入し、切
開孔に挿入した内視鏡9を固定部6に固定することで、
内視鏡保持装置に体壁を吊上げて体腔を拡張する器具が
一体化されることにより前述の二つの作業を集約するこ
とができる。
を挿入されるために設けられた切開孔に吊上部3を挿入
し、結合部5を支柱4に引っ掛け、体壁を吊上げる。次
に、吊上部3を挿入した切開孔に内視鏡9を挿入し、切
開孔に挿入した内視鏡9を固定部6に固定することで、
内視鏡保持装置に体壁を吊上げて体腔を拡張する器具が
一体化されることにより前述の二つの作業を集約するこ
とができる。
【0012】そこで、固定部6に固定された内視鏡9の
視野方向は球関節7と球関節7を固着するハンドル8で
調節することで、広く腹腔内の空間の中で良好な視野が
得られる。
視野方向は球関節7と球関節7を固着するハンドル8で
調節することで、広く腹腔内の空間の中で良好な視野が
得られる。
【0013】また、内視鏡保持装置本体1と内視鏡保持
装置本体1を吊上げる支柱4との一体化により、従来の
方法での腹腔を拡張する器具と内視鏡保持装置との組み
合わせで使用していたが、本発明により本装置のみで行
なうことが可能となり、設置のスペースを低減すること
で広い体腔上のスペースが確保できる。
装置本体1を吊上げる支柱4との一体化により、従来の
方法での腹腔を拡張する器具と内視鏡保持装置との組み
合わせで使用していたが、本発明により本装置のみで行
なうことが可能となり、設置のスペースを低減すること
で広い体腔上のスペースが確保できる。
【0014】
【発明の効果】内視鏡保持装置と体腔を拡張する器具と
を一体化させて両者を連係させることにより、手術中の
体腔を拡張する器具を移動する作業と内視鏡保持装置の
操作を集約することが可能となる。
を一体化させて両者を連係させることにより、手術中の
体腔を拡張する器具を移動する作業と内視鏡保持装置の
操作を集約することが可能となる。
【0015】さらに、内視鏡保持装置と体腔を拡張する
器具とを一体化させることで設置スペースを削減し、手
術操作のスペースに妨げを与えることを減少させること
が可能となる。
器具とを一体化させることで設置スペースを削減し、手
術操作のスペースに妨げを与えることを減少させること
が可能となる。
【0016】前述の如く構成したことから、内視鏡保持
装置と体腔を拡張する器具との一体化によって位置設定
操作が集約されるため、手術時間を短縮することがで
き、内視鏡と手術器具との操作性がよく、内視鏡下での
手術効率が良くなるという効果が得られる。
装置と体腔を拡張する器具との一体化によって位置設定
操作が集約されるため、手術時間を短縮することがで
き、内視鏡と手術器具との操作性がよく、内視鏡下での
手術効率が良くなるという効果が得られる。
【図1】本発明の内視鏡保持装置の実施例
【図2】本発明の内視鏡保持装置の実施例
1 内視鏡保持装置本体 2 自在に可動する固定部 3 吊上部 4 支柱 5 結合部 6 固定部 7 球関節 8 ハンドル 9 内視鏡
Claims (2)
- 【請求項1】体腔を吊上げ、拡張する機能を備えた内視
鏡保持装置において、体腔外にて吊上げ作業軸と内視鏡
視野軸との相対的な位置関係が任意に設定できることを
特徴とする体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置 - 【請求項2】吊上げ作用軸と内視鏡視野軸の連結部は例
えば球関節で構成されていることを特徴とする請求項1
の体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000345916A JP2002112947A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000345916A JP2002112947A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002112947A true JP2002112947A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=18819870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000345916A Pending JP2002112947A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 体腔拡張機能を備えた内視鏡保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002112947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033212A1 (ja) | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Sony Corporation | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 |
WO2004043701A1 (ja) | 2002-11-13 | 2004-05-27 | Sony Corporation | 印画装置及び印画方法 |
-
2000
- 2000-10-06 JP JP2000345916A patent/JP2002112947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033212A1 (ja) | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Sony Corporation | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 |
WO2004043701A1 (ja) | 2002-11-13 | 2004-05-27 | Sony Corporation | 印画装置及び印画方法 |
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