JP2002112754A - ねぎ類の皮むき装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置 - Google Patents
ねぎ類の皮むき装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置Info
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- JP2002112754A JP2002112754A JP2001313441A JP2001313441A JP2002112754A JP 2002112754 A JP2002112754 A JP 2002112754A JP 2001313441 A JP2001313441 A JP 2001313441A JP 2001313441 A JP2001313441 A JP 2001313441A JP 2002112754 A JP2002112754 A JP 2002112754A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねぎ類の皮むきを良好に行うことができるね
ぎ類の皮むき装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置を提
供すること。 【解決手段】 ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズル
であって、ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇
形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるよ
うになっていることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズ
ル及びこのノズルを備えたねぎ類の皮むき装置とする。
ぎ類の皮むき装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置を提
供すること。 【解決手段】 ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズル
であって、ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇
形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるよ
うになっていることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズ
ル及びこのノズルを備えたねぎ類の皮むき装置とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、効率良くねぎ類の
外皮をむくことができるねぎ類の皮むき装置用ノズル及
びねぎ類の皮むき装置に関する。
外皮をむくことができるねぎ類の皮むき装置用ノズル及
びねぎ類の皮むき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のねぎ類の皮むき装置として、例え
ば、特許第2926231号公報に記載されたものがあ
る。これは、水平に設置された葉部搬送無端ベルトの一
側縁に、二つの茎部搬送無端ベルトを両ベルトの中間に
空所を置いて面一に配置し、葉部搬送無端ベルトの一側
縁の空所に対応する部分の上面に葉部押え無端ベルトを
接触配置し、二つの茎部搬送無端ベルトの一方の、葉部
搬送無端ベルトの一側縁とは反対側の側縁上面に茎部押
え無端ベルトを接触配置し、他方の茎部搬送無端ベルト
の、葉部搬送無端ベルトの一側縁とは反対側の側縁上面
に茎部押えローラを接触配置し、一方の茎部搬送無端ベ
ルトの、茎部押え無端ベルトの設置位置に対応する部分
の上方に不要葉反転ノズルをその圧力液噴射口を茎部押
え無端ベルトの方向へ向けて設置し、空所内に葉部搬送
無端ベルトの上面の高さ位置の上下に2列の皮むきノズ
ルを葉部搬送無端ベルトの一側縁に沿って、かつ、その
圧力液噴射口を一側縁から外方向へむけて並設し、茎部
押えローラの近接外側に根切り回転カッターを設け、各
無端ベルト、茎部押えローラおよび根切りカッターの駆
動手段と、各ノズルへの圧力液供給源と、圧力液供給源
を各ノズルに連結する管路系と、噴射圧力液およびむき
かす等の回収手段と、駆動手段および圧力液供給源を制
御する制御手段とを備えたものである。
ば、特許第2926231号公報に記載されたものがあ
る。これは、水平に設置された葉部搬送無端ベルトの一
側縁に、二つの茎部搬送無端ベルトを両ベルトの中間に
空所を置いて面一に配置し、葉部搬送無端ベルトの一側
縁の空所に対応する部分の上面に葉部押え無端ベルトを
接触配置し、二つの茎部搬送無端ベルトの一方の、葉部
搬送無端ベルトの一側縁とは反対側の側縁上面に茎部押
え無端ベルトを接触配置し、他方の茎部搬送無端ベルト
の、葉部搬送無端ベルトの一側縁とは反対側の側縁上面
に茎部押えローラを接触配置し、一方の茎部搬送無端ベ
ルトの、茎部押え無端ベルトの設置位置に対応する部分
の上方に不要葉反転ノズルをその圧力液噴射口を茎部押
え無端ベルトの方向へ向けて設置し、空所内に葉部搬送
無端ベルトの上面の高さ位置の上下に2列の皮むきノズ
ルを葉部搬送無端ベルトの一側縁に沿って、かつ、その
圧力液噴射口を一側縁から外方向へむけて並設し、茎部
押えローラの近接外側に根切り回転カッターを設け、各
無端ベルト、茎部押えローラおよび根切りカッターの駆
動手段と、各ノズルへの圧力液供給源と、圧力液供給源
を各ノズルに連結する管路系と、噴射圧力液およびむき
かす等の回収手段と、駆動手段および圧力液供給源を制
御する制御手段とを備えたものである。
【0003】ところが、これにおいては、葉部搬送無端
ベルトで葉部を保持しながら、この葉部搬送無端ベルト
の上方から不要葉反転ノズルから圧力液を噴射するよう
にしているので、ねぎ類の葉部の下側には圧力液が噴出
されず、充分に不要葉を除去することができないという
問題があった。
ベルトで葉部を保持しながら、この葉部搬送無端ベルト
の上方から不要葉反転ノズルから圧力液を噴射するよう
にしているので、ねぎ類の葉部の下側には圧力液が噴出
されず、充分に不要葉を除去することができないという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ねぎ類の皮
むきを良好に行うことができるねぎ類の皮むき装置用ノ
ズル及びねぎ類の皮むき装置を提供することを目的とし
ている。
むきを良好に行うことができるねぎ類の皮むき装置用ノ
ズル及びねぎ類の皮むき装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズルであって、
ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等
圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるようになって
いることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズルに関す
る。請求項2に記載の発明は、ねぎ類の皮むき装置に使
用されるノズルであって、噴射口側端面にその一方の縁
部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝が形成されて
おり、この断面U字状の凹溝は、セラミック製の中央の
ノズル口部分とその周囲の金属製の部分に水平向きに形
成され、前記ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の
扇形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射される
ようになっていることを特徴とするねぎ類の皮むき装置
用ノズルに関する。請求項3に記載の発明は、ノズル口
から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等圧力液が
集中して且つ薄い幅で噴射されるようになっている複数
の皮むきノズルを備えてなることを特徴とするねぎ類の
皮むき装置に関する。
は、ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズルであって、
ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等
圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるようになって
いることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズルに関す
る。請求項2に記載の発明は、ねぎ類の皮むき装置に使
用されるノズルであって、噴射口側端面にその一方の縁
部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝が形成されて
おり、この断面U字状の凹溝は、セラミック製の中央の
ノズル口部分とその周囲の金属製の部分に水平向きに形
成され、前記ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の
扇形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射される
ようになっていることを特徴とするねぎ類の皮むき装置
用ノズルに関する。請求項3に記載の発明は、ノズル口
から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等圧力液が
集中して且つ薄い幅で噴射されるようになっている複数
の皮むきノズルを備えてなることを特徴とするねぎ類の
皮むき装置に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るねぎ類の皮む
き装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置の実施の形態に
ついて、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係
るねぎ類の皮むき装置用ノズルを示し、(a)はその斜
視図、(b)はその断面図、(c)は皮むきノズルの皮
むき装置への取付状態を示す正面図、(d)は複数の皮
むきノズルを皮むき装置に取り付けたときの配置状態を
示す斜視図である。
き装置用ノズル及びねぎ類の皮むき装置の実施の形態に
ついて、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係
るねぎ類の皮むき装置用ノズルを示し、(a)はその斜
視図、(b)はその断面図、(c)は皮むきノズルの皮
むき装置への取付状態を示す正面図、(d)は複数の皮
むきノズルを皮むき装置に取り付けたときの配置状態を
示す斜視図である。
【0007】皮むきノズル5は、図1(a)(b)
(c)に示すように、噴射口側端面51にその一方の縁
部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝52が形成さ
れており、この断面U字状の凹溝52は、セラミック製
の中央のノズル口部分53とその周囲の金属製の部分5
4に水平向きに形成され、ノズル口部分53から前方に
向けて放射角が鋭角の扇形状となるように圧力液Aが拡
散して噴射されるようになっている。放射角(扇形の中
心角)は鋭角状であれば特に限定されないが、外皮の除
去を確実に且つ効率良く行うためには30度程度とする
ことが好ましい。
(c)に示すように、噴射口側端面51にその一方の縁
部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝52が形成さ
れており、この断面U字状の凹溝52は、セラミック製
の中央のノズル口部分53とその周囲の金属製の部分5
4に水平向きに形成され、ノズル口部分53から前方に
向けて放射角が鋭角の扇形状となるように圧力液Aが拡
散して噴射されるようになっている。放射角(扇形の中
心角)は鋭角状であれば特に限定されないが、外皮の除
去を確実に且つ効率良く行うためには30度程度とする
ことが好ましい。
【0008】このような構成からなるノズル5は、図1
(d)に示すように、後述する構成からなるねぎ類の皮
むき装置に、ねぎ類Nの茎部K側からしだいに根部Rに
向けて圧力液が噴射されるように、下流側に向けて複数
個ずつ、空所部分4の根部搬送無端ベルト6A、6Bに
しだいに近づく位置に配置される。
(d)に示すように、後述する構成からなるねぎ類の皮
むき装置に、ねぎ類Nの茎部K側からしだいに根部Rに
向けて圧力液が噴射されるように、下流側に向けて複数
個ずつ、空所部分4の根部搬送無端ベルト6A、6Bに
しだいに近づく位置に配置される。
【0009】図2は本発明に係るねぎ類の皮むき装置用
ノズルが取り付けられるねぎ類の皮むき装置の一実施形
態を示す正面図、図3はねぎ類の皮むき装置の平面図、
図4はねぎ類の皮むき装置の本体部分を示す正面図、図
5は実施形態のねぎ類の皮むき装置の要部を示し、
(a)はその部分斜視図、(b)はその葉部の皮むきを
行うときの概略平面図である。
ノズルが取り付けられるねぎ類の皮むき装置の一実施形
態を示す正面図、図3はねぎ類の皮むき装置の平面図、
図4はねぎ類の皮むき装置の本体部分を示す正面図、図
5は実施形態のねぎ類の皮むき装置の要部を示し、
(a)はその部分斜視図、(b)はその葉部の皮むきを
行うときの概略平面図である。
【0010】本実施形態のねぎ類の皮むき装置は、図
2、図3、図4、図5に示すように、ねぎ類Nを装置本
体1に向けて供給するための供給用コンベアー2と、供
給用コンベアー2から供給されたねぎ類Nの葉部Hを保
持しながら搬送する上下一対の葉部搬送無端ベルト3
A、3Bと、これら葉部搬送無端ベルト3A、3Bの茎
部側の空所部分4の上下に配置され、上下からねぎ類N
の茎部Kから根部Rに向けて高圧力で均等に扇形状に液
を噴射する複数の皮むきノズル5と、これら葉部搬送無
端ベルト3A、3Bの一側縁に配置されてねぎ類Nの根
部Rを押さえながら搬送する上下一対の根部搬送無端ベ
ルト6A、6Bと、これら上下一対の根部搬送無端ベル
ト6A、6Bの葉部側の空所部分7に配置され下流側上
方に向けて斜め上向きに配置された二列のゴム製丸ベル
ト8A、8Bと、これら二列の丸ベルト8A、8Bに向
けて下側の根部搬送無端ベルト6Bの流れ方向のほぼ中
間位置にベルト6Aの長さ方向に長い長穴状に設けられ
た不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9と、この不用
葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9の前側に配置されて
ねぎ類Nの葉部Hを載せるとともにエアーを葉部Hに向
けて案内するガイド板10と、二列の丸ベルト8A、8
Bから皮むき後のねぎ類Nを受けて排出側に配送する排
出コンベアー11とを備えている。
2、図3、図4、図5に示すように、ねぎ類Nを装置本
体1に向けて供給するための供給用コンベアー2と、供
給用コンベアー2から供給されたねぎ類Nの葉部Hを保
持しながら搬送する上下一対の葉部搬送無端ベルト3
A、3Bと、これら葉部搬送無端ベルト3A、3Bの茎
部側の空所部分4の上下に配置され、上下からねぎ類N
の茎部Kから根部Rに向けて高圧力で均等に扇形状に液
を噴射する複数の皮むきノズル5と、これら葉部搬送無
端ベルト3A、3Bの一側縁に配置されてねぎ類Nの根
部Rを押さえながら搬送する上下一対の根部搬送無端ベ
ルト6A、6Bと、これら上下一対の根部搬送無端ベル
ト6A、6Bの葉部側の空所部分7に配置され下流側上
方に向けて斜め上向きに配置された二列のゴム製丸ベル
ト8A、8Bと、これら二列の丸ベルト8A、8Bに向
けて下側の根部搬送無端ベルト6Bの流れ方向のほぼ中
間位置にベルト6Aの長さ方向に長い長穴状に設けられ
た不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9と、この不用
葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9の前側に配置されて
ねぎ類Nの葉部Hを載せるとともにエアーを葉部Hに向
けて案内するガイド板10と、二列の丸ベルト8A、8
Bから皮むき後のねぎ類Nを受けて排出側に配送する排
出コンベアー11とを備えている。
【0011】図中の符号20は、ねぎ類Nの根部Rを上
下に挟んで皮むきノズル5から噴射された圧力液の流れ
をガイドする洗浄ガイド板であり、この洗浄ガイド板2
0は皮むきノズル5が配設された上流端部から下流端部
にかけての部分にわたって設けられている。このように
洗浄ガイド板20が設けられていることによって、ねぎ
類Nの根部Rの高さが略一定に保たれ、皮むきノズル5
から噴射された圧力液の流れ方向が適当に調節されるた
め、全てのねぎ類Nの根部Rを確実に洗浄することが可
能となる。尚、圧力液の当たりが悪ければ適宜洗浄ガイ
ド板20を変更すればよい。
下に挟んで皮むきノズル5から噴射された圧力液の流れ
をガイドする洗浄ガイド板であり、この洗浄ガイド板2
0は皮むきノズル5が配設された上流端部から下流端部
にかけての部分にわたって設けられている。このように
洗浄ガイド板20が設けられていることによって、ねぎ
類Nの根部Rの高さが略一定に保たれ、皮むきノズル5
から噴射された圧力液の流れ方向が適当に調節されるた
め、全てのねぎ類Nの根部Rを確実に洗浄することが可
能となる。尚、圧力液の当たりが悪ければ適宜洗浄ガイ
ド板20を変更すればよい。
【0012】皮むきノズル5は、図1(c)に示すよう
に、圧力液Aの配管12に取り付けられるように、その
基部側がねじ部55に形成され、ナット形状の鍔部56
に延設された先端部57の噴射口側端面51にノズル口
部分53が設けられている。一方、ガイド板10は、図
3(a)に示すように、不要葉吹き飛ばし用エアー吹き
出し口9の直下部からやや上向きに湾曲されて丸ベルト
8A、8Bの上部に位置するように延出されている。そ
して、このガイド板10は、図4(b)に示すように、
丸ベルト8A、8Bの流れ方向の上流端部位置からほぼ
中間位置にかけての幅で配設されており、この配設位置
において根部搬送無端ベルト6A、6Bにより搬送され
てきたねぎ類Nの葉部Hを下から支えるように構成され
ている。尚、図3(b)においては、ガイド板10と丸
ベルト8A、8Bとの平面位置関係を分かり易くするた
めにガイド板10を一点鎖線で示している。上記した供
給用コンベアー2、葉部搬送無端ベルト3A、3B、根
部搬送無端ベルト6A、6B、丸ベルト8A、8B、排
出用コンベアー11は、図示しない駆動モータの駆動に
よりプーリーやVベルト等を介して回動駆動されるよう
に構成すればよい。
に、圧力液Aの配管12に取り付けられるように、その
基部側がねじ部55に形成され、ナット形状の鍔部56
に延設された先端部57の噴射口側端面51にノズル口
部分53が設けられている。一方、ガイド板10は、図
3(a)に示すように、不要葉吹き飛ばし用エアー吹き
出し口9の直下部からやや上向きに湾曲されて丸ベルト
8A、8Bの上部に位置するように延出されている。そ
して、このガイド板10は、図4(b)に示すように、
丸ベルト8A、8Bの流れ方向の上流端部位置からほぼ
中間位置にかけての幅で配設されており、この配設位置
において根部搬送無端ベルト6A、6Bにより搬送され
てきたねぎ類Nの葉部Hを下から支えるように構成され
ている。尚、図3(b)においては、ガイド板10と丸
ベルト8A、8Bとの平面位置関係を分かり易くするた
めにガイド板10を一点鎖線で示している。上記した供
給用コンベアー2、葉部搬送無端ベルト3A、3B、根
部搬送無端ベルト6A、6B、丸ベルト8A、8B、排
出用コンベアー11は、図示しない駆動モータの駆動に
よりプーリーやVベルト等を介して回動駆動されるよう
に構成すればよい。
【0013】本実施形態のねぎ類の皮むき装置では、供
給用コンベアー2から供給されたねぎ類Nが葉部搬送無
端ベルト3A、3Bで搬送されるときに、複数の皮むき
ノズル5から噴出される圧力液によって、ねぎ類Nの茎
部K側からしだいに根部Rに向けて圧力液が噴射されて
茎部Kと根部Rとの境界部位から外皮が剥離除去され
る。次に、根部搬送無端ベルト6A、6Bでねぎ類Nの
根部Kを挟持されて搬送される途中で、先ずその葉部H
をガイド板10で略水平に保持された状態で不要葉吹き
飛ばし用エアー吹き出し口9から吹き出されたエアーに
よって不要葉が茎部K側から先端側に向けて不要葉が除
去され、次いで根部搬送無端ベルト6A、6Bによる搬
送によってその葉部Hを二列の丸ベルト8A、8Bで保
持された状態で排出用コンベアー11の上面に搬送され
る。そして、最後に排出用コンベアー11に載った状態
で更に搬送され、束にされて商品として出荷される。
給用コンベアー2から供給されたねぎ類Nが葉部搬送無
端ベルト3A、3Bで搬送されるときに、複数の皮むき
ノズル5から噴出される圧力液によって、ねぎ類Nの茎
部K側からしだいに根部Rに向けて圧力液が噴射されて
茎部Kと根部Rとの境界部位から外皮が剥離除去され
る。次に、根部搬送無端ベルト6A、6Bでねぎ類Nの
根部Kを挟持されて搬送される途中で、先ずその葉部H
をガイド板10で略水平に保持された状態で不要葉吹き
飛ばし用エアー吹き出し口9から吹き出されたエアーに
よって不要葉が茎部K側から先端側に向けて不要葉が除
去され、次いで根部搬送無端ベルト6A、6Bによる搬
送によってその葉部Hを二列の丸ベルト8A、8Bで保
持された状態で排出用コンベアー11の上面に搬送され
る。そして、最後に排出用コンベアー11に載った状態
で更に搬送され、束にされて商品として出荷される。
【0014】このように、複数の皮むきノズル5から噴
出される圧力液によって、ねぎ類Nの茎部K側からしだ
いに根部Rに向けて圧力液が噴射されて茎部Kと根部R
との境界部位から外皮が剥離除去されるので、外皮を確
実且つ良好に剥離することができる。ここで、皮むきノ
ズル5が、噴射口側端面51にその一方の縁部から他方
の縁部に至る断面U字状の凹溝52が形成されており、
この断面U字状の凹溝52は、セラミック製の中央のノ
ズル口部分53とその周囲の金属製の部分54に水平向
きに形成され、ノズル口部分53から前方に向けて中心
角が鋭角の扇形状に均等圧力液Aが集中して且つ薄い幅
で噴射されるようになっているので、ねぎ類Nの茎部K
側から根部Rに向けて噴射液を全てのねぎ類Nに向けて
噴出することができ、外皮の全てに均等高圧水が当たる
ようにノズル5が配置されているので外皮を確実に剥離
することができる。
出される圧力液によって、ねぎ類Nの茎部K側からしだ
いに根部Rに向けて圧力液が噴射されて茎部Kと根部R
との境界部位から外皮が剥離除去されるので、外皮を確
実且つ良好に剥離することができる。ここで、皮むきノ
ズル5が、噴射口側端面51にその一方の縁部から他方
の縁部に至る断面U字状の凹溝52が形成されており、
この断面U字状の凹溝52は、セラミック製の中央のノ
ズル口部分53とその周囲の金属製の部分54に水平向
きに形成され、ノズル口部分53から前方に向けて中心
角が鋭角の扇形状に均等圧力液Aが集中して且つ薄い幅
で噴射されるようになっているので、ねぎ類Nの茎部K
側から根部Rに向けて噴射液を全てのねぎ類Nに向けて
噴出することができ、外皮の全てに均等高圧水が当たる
ようにノズル5が配置されているので外皮を確実に剥離
することができる。
【0015】更に、葉部Hをガイド板10で保持された
状態で、不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9から吹
き出されガイド板10で葉部Hに向けて案内されたエア
ーによって不要葉が茎部K側から先端側に向けてむかれ
て除去されるようにしているので、エアーをねぎ類Nの
葉部Hの全体に無駄無く吹き付けることができて、確実
且つ良好に不要葉を除去することができる。また、不要
葉が除去された後の葉部Hは、二列の丸ベルト8A、8
Bで保持された状態で送られるので、葉部Hが垂れ下が
ることがなく、折れてしまうことを防止することができ
て、外皮がむかれた良好な状態のねぎ類Nを商品として
市場に提供することができる。
状態で、不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口9から吹
き出されガイド板10で葉部Hに向けて案内されたエア
ーによって不要葉が茎部K側から先端側に向けてむかれ
て除去されるようにしているので、エアーをねぎ類Nの
葉部Hの全体に無駄無く吹き付けることができて、確実
且つ良好に不要葉を除去することができる。また、不要
葉が除去された後の葉部Hは、二列の丸ベルト8A、8
Bで保持された状態で送られるので、葉部Hが垂れ下が
ることがなく、折れてしまうことを防止することができ
て、外皮がむかれた良好な状態のねぎ類Nを商品として
市場に提供することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズルであっ
て、ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に
均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるようにな
っていることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズルであ
るから、噴射液をねぎ類の皮むき必要部位に向けて無駄
なく且つ強い圧力で当てることができて、外皮の全てを
確実に剥離することができる。
発明は、ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズルであっ
て、ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に
均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるようにな
っていることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズルであ
るから、噴射液をねぎ類の皮むき必要部位に向けて無駄
なく且つ強い圧力で当てることができて、外皮の全てを
確実に剥離することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、ねぎ類の皮むき
装置に使用されるノズルであって、噴射口側端面にその
一方の縁部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝が形
成されており、この断面U字状の凹溝は、セラミック製
の中央のノズル口部分とその周囲の金属製の部分に水平
向きに形成され、前記ノズル口から前方に向けて放射角
が鋭角の扇形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴
射されるようになっていることを特徴とするねぎ類の皮
むき装置用ノズルであるから、噴射液をねぎ類の皮むき
必要部位に向けて無駄なく且つ強い圧力で当てることが
できて、外皮の全てを確実に剥離することができる。
装置に使用されるノズルであって、噴射口側端面にその
一方の縁部から他方の縁部に至る断面U字状の凹溝が形
成されており、この断面U字状の凹溝は、セラミック製
の中央のノズル口部分とその周囲の金属製の部分に水平
向きに形成され、前記ノズル口から前方に向けて放射角
が鋭角の扇形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴
射されるようになっていることを特徴とするねぎ類の皮
むき装置用ノズルであるから、噴射液をねぎ類の皮むき
必要部位に向けて無駄なく且つ強い圧力で当てることが
できて、外皮の全てを確実に剥離することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、ノズル口から前
方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等圧力液が集中し
て且つ薄い幅で噴射されるようになっている複数の皮む
きノズルを備えてなることを特徴とするねぎ類の皮むき
装置であるから、噴射液をねぎ類の皮むき必要部位に向
けて無駄なく且つ強い圧力で当てることができて、外皮
の全てを確実に剥離することができる。
方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等圧力液が集中し
て且つ薄い幅で噴射されるようになっている複数の皮む
きノズルを備えてなることを特徴とするねぎ類の皮むき
装置であるから、噴射液をねぎ類の皮むき必要部位に向
けて無駄なく且つ強い圧力で当てることができて、外皮
の全てを確実に剥離することができる。
【図1】本発明に係るねぎ類の皮むき装置用ノズルを示
し、(a)はその斜視図、(b)はその断面図、(c)
は皮むきノズルの皮むき装置への取付状態を示す正面
図、(d)は複数の皮むきノズルを皮むき装置に取り付
けたときの配置状態を示す斜視図である。
し、(a)はその斜視図、(b)はその断面図、(c)
は皮むきノズルの皮むき装置への取付状態を示す正面
図、(d)は複数の皮むきノズルを皮むき装置に取り付
けたときの配置状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のノズルが取り付けられるねぎ類の皮む
き装置を示す正面図である。
き装置を示す正面図である。
【図3】ねぎ類の皮むき装置の平面図である。
【図4】実施形態のねぎ類の皮むき装置の本体部分を示
す正面図である。
す正面図である。
【図5】実施形態のねぎ類の皮むき装置の要部を示し、
(a)はその部分斜視図、(b)はその葉部の皮むきを
行うときの概略平面図である。
(a)はその部分斜視図、(b)はその葉部の皮むきを
行うときの概略平面図である。
5 皮むきノズル 51 噴射口側端面 52 断面U字状の凹溝 53 セラミック製の中央のノズル口部分 54 周囲の金属製の部分
Claims (3)
- 【請求項1】 ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズル
であって、ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇
形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるよ
うになっていることを特徴とするねぎ類の皮むき用ノズ
ル。 - 【請求項2】 ねぎ類の皮むき装置に使用されるノズル
であって、噴射口側端面にその一方の縁部から他方の縁
部に至る断面U字状の凹溝が形成されており、この断面
U字状の凹溝は、セラミック製の中央のノズル口部分と
その周囲の金属製の部分に水平向きに形成され、前記ノ
ズル口から前方に向けて放射角が鋭角の扇形状に均等圧
力液が集中して且つ薄い幅で噴射されるようになってい
ることを特徴とするねぎ類の皮むき装置用ノズル。 - 【請求項3】 ノズル口から前方に向けて放射角が鋭角
の扇形状に均等圧力液が集中して且つ薄い幅で噴射され
るようになっている複数の皮むきノズルを備えてなるこ
とを特徴とするねぎ類の皮むき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313441A JP3430460B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | ねぎ類の皮むき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313441A JP3430460B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | ねぎ類の皮むき装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000059551A Division JP3409254B2 (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | ねぎ類の皮むき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002112754A true JP2002112754A (ja) | 2002-04-16 |
JP3430460B2 JP3430460B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=19131908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313441A Expired - Lifetime JP3430460B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | ねぎ類の皮むき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430460B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107928366A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-04-20 | 温志明 | 一种家用鲜莲子去皮机 |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313441A patent/JP3430460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107928366A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-04-20 | 温志明 | 一种家用鲜莲子去皮机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3430460B2 (ja) | 2003-07-28 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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RVTR | Cancellation of determination of trial for invalidation |