JP2002126677A - 付着物除去装置 - Google Patents

付着物除去装置

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JP2002126677A
JP2002126677A JP2000324459A JP2000324459A JP2002126677A JP 2002126677 A JP2002126677 A JP 2002126677A JP 2000324459 A JP2000324459 A JP 2000324459A JP 2000324459 A JP2000324459 A JP 2000324459A JP 2002126677 A JP2002126677 A JP 2002126677A
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rotating brush
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Noriaki Kazaoka
則明 楓岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】養殖板を破損することなく、養殖板の表面の付
着物を効率的かつ確実に除去できるようにする。 【解決手段】養殖板を上下一対の送りローラ7A,7B
で挟持して搬送しながら回転ブラシ5により養殖板の表
面に付着した付着物を除去する付着物除去装置であっ
て、回転ブラシ5の近傍に養殖板に洗浄水を噴出するた
めの洗浄手段6を設けた付着物除去装置1とした。回転
ブラシ5の近傍に養殖板に洗浄水を噴出するための洗浄
手段6を設けたので、洗浄手段6により養殖板の表面に
付着した付着物を吹き飛ばし、更に回転ブラシ5で削り
取られた付着物をきれいに洗い流すことができ、養殖板
の表面に付着した付着物を完全に除去することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、稚貝などを養殖
する栽培漁業などに適用できる付着物除去装置に関す
る。詳しくは、回転ブラシに対向するようにガイド部材
を設けることにより、養殖板を破損することなく、養殖
板の表面の付着物を効率的かつ確実に除去できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、漁業の分野では栽培漁業が普及し
つつある。この栽培漁業とは、陸に揚げて貝類などを人
工的に大きくし、ある程度大きくなってから再び海に戻
して出荷するような漁業方法をいう。あわび、とこぶ
し、なまこ、うになどがこの栽培漁業によって出荷され
るようになってきた。
【0003】このような栽培漁業を行うには、図20に
示すようなポリカーボネートなどの樹脂板を養殖板10
0として使用し、その表面(表裏面)全体に亘り核とな
る藻101を付け、この藻101の中にアワビなどの稚
貝103を住まわせる。そしてこの養殖板100を数1
0枚を単位として、図21のように海水が満たされた栽
培容器105内に置いて1〜3年の間栽培する。その
間、稚貝103は藻101を食べて育つ。藻101は光
合成によって増殖する。ある程度大きくなった頃を見計
らって、稚貝103を海中に戻し、所定期間海中に置い
てから、成長したこの稚貝(アワビなど)を出荷する。
【0004】稚貝103が生育する養殖板100は使用
期間が長くなるにつれて海水中の生物が石灰化し、養殖
板100の表面上に堆積する。石灰が堆積しすぎると藻
101が育たなくなるために養殖板100としては最早
使用することができなくなってしまう。そのため養殖板
100に堆積した付着物を除去、洗浄してから再度養殖
板として利用している。付着物を除去するため従来では
図22のような装置110を用いている。
【0005】図22に示す付着物除去装置110におい
て、互いに対向するように配置された一対の回転ブラシ
112A,112Bを1組とした付着物除去手段112
が複数組養殖板100の送給路上に配されると共に、付
着物除去手段112と112の間および入口(進入)側
や出口(退出)側には、同じく互いに対向する一対の送
りローラ114A,114Bで構成される搬送手段11
4が配される。
【0006】一対の送りローラ114A,114Bを用
いて養殖板100を付着物除去手段112側へ送り込む
と、この付着物除去手段112によって養殖板100の
表裏面に付着した付着物が削り取られる。この処理を数
段に亘り行うことで養殖板100の表裏面に付着、堆積
した付着物が除去され、これを洗浄することによって、
表裏面の付着物を綺麗に削り取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した回
転ブラシ112A,112Bなどは回転ギアを回転軸に
取り付け、図22に示すチェーン116を介して駆動し
ている。一対の回転ブラシ112A,112Bによって
養殖板100を挟持し養殖板100の表裏面に付着した
付着物を削り取っているが、回転ブラシ112A,11
2Bによる削り取りだけでは養殖板100の表面の付着
物を完全に削り取るのが難しかった。また回転ブラシ1
12A,112Bにより養殖板100の表面の付着物を
削り取る場合、回転ブラシ112A,112Bの圧力に
より板厚の薄い養殖板100が割れて破損する虞があっ
た。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、回転ブラシにより養殖板の表
面の付着物を削り取る方式であっても、養殖板を破損す
ることなく、養殖板の表面の付着物を効率的かつ確実に
除去できる付着物除去装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る付着物除去装置
は、養殖板を上下一対の送りローラで挟持して搬送しな
がら回転ブラシにより前記養殖板の表面に付着した付着
物を除去する付着物除去装置であって、前記回転ブラシ
の近傍に前記養殖板に洗浄水を噴出するための洗浄手段
を設けてなることを特徴とするものである。
【0010】請求項1に記載した付着物除去装置では、
回転ブラシの近傍に養殖板に洗浄水を噴出するための洗
浄手段を設けたので、洗浄手段により養殖板の表面に付
着した付着物を吹き飛ばし、更に回転ブラシで削り取ら
れた付着物をきれいに洗い流すことができ、養殖板の表
面に付着した付着物を完全に除去することができる。
【0011】請求項6に記載したこの発明に係る付着物
除去装置は、養殖板を上下一対の送りローラで挟持して
搬送しながら回転ブラシにより前記養殖板の表面に付着
した付着物を除去する付着物除去装置であって、前記回
転ブラシと対向するように前記養殖板の片面に当接し案
内するためのガイド部材が配されていることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項6に記載した付着物除去装置では、
ガイド部材により養殖板をがたつくことなく安定して保
持し案内するので、回転ブラシのブラシ毛が回転しなが
ら安定して養殖板に接触し、接触したブラシ毛で表面に
付着した付着物を一層効果的に削り取ることができる。
回転ブラシによる付着物除去時にガイド部材により養殖
板をがたつくことなく安定して保持し案内するので、養
殖板の破損を確実に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る付着物除去装
置の一実施形態を養殖板を洗浄する装置に適用した場合
につき図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
に係る付着物除去装置1の一実施形態を示す概略側面
図、図2はその正面図、図3はその平面図である。付着
物除去装置1は、後述する養殖板2の表面の付着物を削
り取る付着物除去手段である回転ブラシ5と、回転ブラ
シ5の上方に設けられ養殖板2の表面を洗浄する洗浄手
段6と、回転ブラシ5及び洗浄手段6に対し養殖板2を
送り込む搬送手段7とで構成される。洗浄すべき養殖板
2としては波板を例示する。
【0014】養殖板2は、ポリカーボネートなどの樹脂
板からなり、図4に示すように、波板状で、板厚も0.
2mm位のものから2.5mm位のものまで色々な厚みのも
のが使用される。養殖板2の表面(表裏面)全体に亘り
核となる藻を付け、この藻の中にアワビなどの稚貝を住
まわせる。そしてこの養殖板2を数10枚を単位とし
て、海水が満たされた栽培容器内に置いて1〜3年の間
栽培する。稚貝が生育する養殖板2は使用期間が長くな
るにつれて海水中の生物が石灰化し、養殖板2の表面上
に堆積するので、養殖板2に堆積した付着物を除去、洗
浄してから再度養殖板として利用している。
【0015】本発明は、洗浄手段6により養殖板2の表
面に付着した付着物を吹き飛ばし、更に回転ブラシ5で
削り取られた付着物をきれいに洗い流すことができ、養
殖板2の表面に付着した付着物を完全に除去すると共
に、後述するように回転ブラシ5と対向するようにガイ
ド部材88を配することにより、回転ブラシ5が養殖板
2の表面に付着した付着物を一層効果的に削り取ること
ができ、養殖板2の破損を確実に防止できるようにする
ものである。
【0016】先ず、付着物除去手段である回転ブラシ5
について説明する。図5は回転ブラシ5の縦断面図であ
る。回転ブラシ5は、養殖板2の表面の付着物を削り取
るためのもので、軸9と、軸9に外挿され複数のネジ1
2で固定される筒体10と、筒体10に多数穿設された
透孔10a内に植毛・固定され複数本のブラシ毛11a
を束ねてなる束毛11とから構成されている。ブラシ毛
11aは、ある程度の硬さをもった例えばナイロンから
なり、適度な弾性を有する。
【0017】図6に示すように、ブラシ毛11aの端面
形状は、養殖板2の波形と合った形状となっており、多
数のブラシ毛11aは適度な弾性をもって隙間なく養殖
板2の表面に密接し、養殖板2を傷付けることなく、表
面に付着した付着物4を効果的に削り取ることができ
る。ブラシ毛11aは養殖板2の厚みを吸収し得ないほ
ど硬くはないので、板厚が多少変わっても、ブラシ毛1
1aの材質をナイロン製等にすることにより、充分吸収
できる。
【0018】次に、搬送手段7について説明する。図1
乃至図3に示すように、搬送手段7は互いに対向するよ
うに設けられた上下一対の搬送ローラ7A,7Bで構成
され、この一対の搬送ローラ7A,7Bを1組として養
殖板2の搬送方向に沿って所定間隔で3組配置されてい
る。この3組の搬送ローラ7A,7Bの中間にそれぞれ
回転ブラシ5が配置される。
【0019】上方の搬送ローラ7Aは軸7A-1と、軸7
A-1に嵌着固定された4個のローラ7A-2から形成され
ている。ローラ7A-2は下方の搬送ローラ7Bのローラ
7B-2と対向する位置に配設され、ローラ7A-2,7B
-2によって養殖板2が挟持され、搬送されるようになっ
ている。ローラ7A-2は、図7に示すように、側面中央
に軸7A-1を挿通するための孔7A-2-1が穿設され、外
周部の両コーナーが全周にわたって面取りされ傾斜面7
A-2-2が形成されている。ローラ7A-2のボス部には孔
7A-2-1に向かってネジ孔7A-2-3が貫設され、このネ
ジ孔7A-2-3にネジ13を螺合させ締め付けることによ
りローラ7A-2を軸7A-1に固定するようになってい
る。更に、ローラ7A-2の外周部(図7では細かいハッ
チングで示した部分)には、ウレタンゴム焼き付けが施
されている。
【0020】下方の搬送ローラ7Bは軸部7B-1と、軸
部7B-1に外嵌された複数のローラ7B-2から形成され
ている。ローラ7B-2は、図8に示すように、側面中央
に軸7B-1を挿通するための孔7B-2-1が穿設され、外
周部の略中央には全周にわたって凹溝7B-2-2が刻設さ
れている。凹溝7B-2-2の外周の両側部分は全周にわた
って斜めに切り欠かれ傾斜面7B-2-3が形成され、凹溝
7B-2-2の底には孔7B-2-1に向かってネジ孔7B-2-4
が貫設されている。このネジ孔7B-2-4にネジ14を螺
合させ締め付けることによりローラ7B-2を軸7B-1に
固定するようになっている。更に、ローラ7B-2の外周
部(図8では細かいハッチングで示した部分)には、ウ
レタンゴム焼き付けが施されている。
【0021】図9は上方の搬送ローラ7Aのローラ7A
-2と下方の搬送ローラ7Bのローラ7B-2で養殖板2を
挟持した状態を示す正面図である。上方のローラ7A-2
の一対の傾斜面7A-2-2,7A-2-2が、波形の養殖板2
の谷部に上方から密接すると共に、下方のローラ7B-2
の一対の傾斜面7B-2-3,7B-2-3が、波形の養殖板2
の谷部に下方から密接し、このようにしてローラ7A-
2,7B-2で養殖板2を挟持し搬送することができる。
【0022】また、上方の搬送ローラ7Aは、図10に
示すように、その左右両端部に設けられた揺動手段13
(13A,13B)によって取付板3a,3bに取り付
け固定される。つまり軸7A-1自体はある角範囲(上下
動の範囲)に亘って回動できるように構成されている。
【0023】そのため、軸7A-1の左右両極端に設けら
れた軸受部15a,15bは軸受板(揺動板)16a,
16bに軸支される共に、軸受板16a,16bは支点
17a,17bを中心に回動できるように取り付け板3
a,3bに軸支される。
【0024】一方の揺動手段13Aについて図11を参
照して説明すると、支点17aとは反対側には軸7A-1
に対し垂直な方向に長孔18aが形成される共に、この
長孔18aには取付板3aに固定されたガイドピン19
aが挿入されている。
【0025】そしてこの長孔18a側にはさらに軸受板
16aを支点17aを中心に反時計方向に付勢するた
め、弦巻バネなどの付勢手段20aが設けられる。この
弦巻バネ20aの一端は長孔18aに係止され、他方は
取付板3aの中間部に設けられた側板(折り曲げ板)に
図示せぬ微調整ネジを介して係止される。
【0026】弦巻バネ20aによって軸受板16aには
下側への押圧力が加わるので、このバネ力を調整するこ
とで一対の搬送ローラ7A,7B間を通過する養殖板2
への押圧力を調整することができる。長孔18aの上方
にも軸受板16aの回動範囲を規制する規制ネジ(調整
可)が設けられ、これでガイドピン19aとの突き当て
位置が調整できるようになされているが、その構成は割
愛する。
【0027】このように構成すれば、弦巻バネ20aの
作用で養殖板2の板厚が薄い場合には搬送ローラ7Aが
下がり、逆に厚い場合には搬送ローラ7Aが上がるよう
に、自動的に搬送ローラ7A,7B間の間隔が変わる。
そして弦巻バネ20aがあるため、板厚が変化してもほ
ぼ一様な押圧力を養殖板2に付与できる。これによって
板厚の異なる養殖板2が混在していても、搬送ローラ7
A,7Bの軸間距離を無調整で、ほぼ一定した養殖板2
への搬送力を付与できる。
【0028】また、図1乃至図3に示すように、本体3
の一端には供給口22が、他端には排出口23が設けら
れ、供給口22の下方には養殖板2を載せるための受け
台24が横設されている。養殖板2の幅方向の位置を規
制するための規制板25が養殖板2の搬送路に沿って左
右に配置されている。本体3の第3番目の搬送ローラ7
A,7Bの下方部位には洗浄手段6の洗浄水を排水する
ための排水口27が設けられている。
【0029】次に、回転ブラシ5と搬送ローラ7A,7
Bの駆動系について説明する。回転ブラシ5の軸9及び
搬送ローラ7A,7Bの軸7A-1,7B-1は本体3の取
付板3a,3bに軸支されており、各軸7A-1,7B-1
にはスプロケット及び又はギアが固設されている。図1
及び図2に示すように、本体3の下部に固定されたモー
タ29の軸にはスプロケット29aが固設されている。
【0030】そして、搬入側から順に第1番目の搬送ロ
ーラ7Bの軸7B-1にはスプロケット31とギア32が
固設され、ギア32は第1の搬送ローラ7Aの軸7A-1
に固設されたギア32と同一歯数のギア33に歯合して
いる。このため、搬送ローラ7Aの軸7A-1と搬送ロー
ラ7Bの軸7B-1、すなわちローラ7A-2,7B-2はそ
の回転方向が反対となる方向に回転させられ、ローラ7
A-2,7B-2間に挟持した養殖板2を後方に搬出するこ
とができる。
【0031】第1番目の回転ブラシ5の下方にはテンシ
ョン調節のための軸35が側板3bに軸支され、軸35
にはスプロケット35a,35bが固設されている。軸
35の先端側のスプロケット35bと、第1番目の回転
ブラシ5の軸9に固定されたスプロケット9aにはチエ
ンが巻き掛けられている。これにより軸35の回転は第
1番目の回転ブラシ5の軸9に伝達される。
【0032】第2番目の搬送ローラ7Bの軸7B-1には
スプロケット37とギア38が固設され、ギア38は第
2番目の搬送ローラ7Aの軸7A-1に固設されたギア3
8と同一歯数のギア39に歯合している。このため、第
2番目の搬送ローラ7Aの軸7A-1と搬送ローラ7Bの
軸7B-1、すなわちローラ7A-2,7B-2はその回転方
向が反対となる方向に回転させられる。
【0033】第2番目の回転ブラシ5の下方にはテンシ
ョン調節のための軸41が側板3bに軸支され、軸41
にはスプロケット41a,41bが固設されている。軸
41の先端側のスプロケット41bと、第2番目の回転
ブラシ5の軸9に固定されたスプロケット9aにはチエ
ンが巻き掛けられている。これにより軸41の回転は第
2番目の回転ブラシ5の軸9に伝達される。
【0034】第3番目の搬送ローラ7Bの軸7B-1には
スプロケット44とギア45が固設され、ギア45は第
3番目の搬送ローラ7Aの軸7A-1に固設されたギア4
5と同一歯数のギア46に歯合している。このため、第
3番目の搬送ローラ7Aの軸7A-1と搬送ローラ7Bの
軸7B-1、すなわちローラ7A-2,7B-2はその回転方
向が反対となる方向に回転させられる。
【0035】更に、軸35の下方に配置されたテンショ
ン調節のための軸47にはスプロケット47aが固設さ
れている。そして、スプロケット29a,31,35
a,37,41a,44,47aにはチエン49が巻き
掛けられる。モータ29が駆動すると、モータ29の軸
の回転はチエン49を介して第1番目、第2番目及び第
3番目の搬送ローラ7A,7Bを回転させると共に、第
1番目及び第2番目の回転ブラシ5を回転させるように
なっている。
【0036】次に、洗浄手段6について説明する。本体
3の上部中央には、第1のノズル部材である逆T形のノ
ズル管51を保持するノズルサポート52が、軸受け5
3を介して回転自在に軸支されている。逆T形のノズル
管51の両端部はそれぞれ下方向に屈曲して、その先端
にそれぞれノズル51aが形成されている。ノズルサポ
ート52にはスプロケット52aが固設され、スプロケ
ット52aと、本体3の上面に固定されたモータ55の
回転軸のスプロケット55aにはチエン56が巻き掛け
られている。一方、ノズル管51の基端にはシーベルジ
ョイント57を介して配管58の一端が接続されてい
る。シーベルジョイント57は液密性を保ちながらノズ
ル管51に対して回転自在となるような構造になってい
る。
【0037】配管58の他端はポンプ60の吐出口に接
続され、ポンプ60の吸入口は図示せぬ配管を介して水
槽に接続されている。モータ61の回転はモータプーリ
61aとVベルト62とポンププーリを介してポンプ6
0の軸に伝達され、ポンプ60を駆動する。そして、ポ
ンプ60とモータ61からポンプセット63が構成され
る。
【0038】次に、付着物除去装置1による養殖板2の
付着物除去を具体的に説明する。先ず、モータ29を駆
動して、チエン49及び各スプロケットを介して、第1
番目、第2番目及び第3番目の搬送ローラ7A,7B及
び第1番目及び第2番目の回転ブラシ5を回転させる。
モータ55を駆動して、ノズル管51を回転させると共
に、モータ61とポンプ60を駆動して、ノズル管51
の先端のノズル51a,51aから洗浄水を噴出させ
る。
【0039】この状態で、受け台24に養殖板2を載
せ、供給口22に養殖板2をスライドさせて挿入し、そ
の先端を第1番目の搬送ローラ7A,7Bに挟持させる
と、第1番目の搬送ローラ7A,7Bにより養殖板2は
第1番目の回転ブラシ5側に送り込まれる。この送り込
みで養殖板2の表面にブラシ毛11aが回転しながら接
触する。接触したブラシ毛11aで表面に付着した付着
物が削り取られる。この際、ノズル管51が回転してノ
ズル51a,51aから洗浄水が養殖板2上に均一に噴
出されるので、表面に付着した付着物を洗浄水により吹
き飛ばすと共に、回転ブラシ5で削り取られた付着物を
きれいに洗い流すことができる。
【0040】初段目の回転ブラシ5だけでは付着物の全
てを完全に削り取ることはできないので、この削り取り
作業が数段階、ここでは2段階に亘り実行される。この
洗浄を伴った数回の削り取り作業によって養殖板2の表
面に付着した付着物はほぼ完全に削り取ることができ
る。
【0041】第2番目の回転ブラシ5側を通過した養殖
板2は図1に示す排出シュータ26まで終段の搬送ロー
ラ7A,7Bによって搬送され、図示せぬコンテナ内に
収納される。
【0042】続いて、養殖板2の裏面側を上にして上述
したように洗浄を伴った数回の削り取り作業によって養
殖板2の裏面に付着した付着物はほぼ完全に削り取るこ
とができる。このようにして洗浄を伴った削り取り作業
の終了した養殖板2は、乾燥処理等の最終作業工程を経
て、完全に再利用可能な養殖板として生まれ変わる。
【0043】従って、養殖板2の表面に回転ブラシ5の
ブラシ毛11aが回転しながら接触し、接触したブラシ
毛11aで表面に付着した付着物が削り取られると共
に、回転するノズル管51のノズル51a,51aから
洗浄水が養殖板2上に均一に噴出されるので、洗浄水に
より表面に付着した付着物を吹き飛ばし、更に回転ブラ
シ5で削り取られた付着物をきれいに洗い流すことがで
きる。更に、複数段の回転ブラシ5が設けられているの
で、削り取り作業が数段階、ここでは2段階に亘り実行
され、この洗浄を伴った数回の削り取り作業によって養
殖板2の表面に付着した付着物はほぼ完全に除去するこ
とができる。
【0044】搬送ローラ7A,7Bには板厚調整用の揺
動手段13A,13Bが設けられているため、調整時の
板厚よりも薄い養殖板でも、それよりも厚い養殖板で
も、それらの板厚を吸収した状態で、養殖板2を回転ブ
ラシ5側に送り込むことができる。したがって、前もっ
て調整した板厚Wとは異なる板厚のものを洗浄する場合
であっても、搬送ローラ7A,7Bの軸間距離の調整は
不要である。
【0045】更に、養殖板2は搬送ローラ7A,7Bの
ローラ7A-2,7B-2により適度な圧力で点接触で挟持
され搬送されるだけなので、養殖板2が破損するのを確
実に防止することができる。
【0046】なお、上述実施の形態では2組の付着物除
去手段である回転ブラシ5が使用されているが、その組
数は任意である。取り扱うべき養殖板2の大きさによっ
て数種類の組数をもった装置として構成することもでき
る。ノズル管51に2個のノズル51aを設けたが、こ
れに限らず、3個、4個等他の複数個でもよく、また洗
浄水の噴出角度も任意に変更できるように構成されてい
る。
【0047】ワークである養殖板2の形状に合わせて、
回転ブラシ5を取り替えたり、ノズル51aの位置や噴
出角度を変えることにより、様々な形状のワークの付着
物を除去することができる。
【0048】次に、第2の実施の形態の付着物除去装置
について説明する。図12は、第2の実施の形態の付着
物除去装置を示す平面図である。第2の実施の形態の付
着物除去装置70は、本体71の搬送方向の上流側から
順に第1番目の搬送ローラ7A,7B、第2番目の搬送
ローラ7A,7B、第3番目の搬送ローラ7A,7B、
回転ブラシ5及び第4番目の搬送ローラ7A,7Bが設
けられ、第2番目と第3番目の搬送ローラ7A,7Bの
間に洗浄手段73の第2のノズル部材であるノズル管7
4が養殖板2の幅方向に移動可能に配設されている。第
2の実施の形態の付着物除去装置70は、洗浄手段73
が異なり、回転ブラシ5が1台のみ設置されている他は
上述した第1の実施の形態の付着物除去装置1と同様に
構成されている。
【0049】本体71の取付板71bの第1番目の搬送
ローラ7A,7Bと第2番目の搬送ローラ7A,7Bの
間の上方部位にはモータ76が固設され、モータ76の
軸にはギア付きホイール76aが固設されている。側板
71aのホイール76aと対向する部位にはギア付きホ
イール78が軸支されている。ホイール76a,78に
はタイミングベルト79が巻き掛けられている。
【0050】タイミングベルト79の前方にはタイミン
グベルト79と平行するようにガイドバー80が取付板
71a,71b間に架設されている。ガイドバー80に
はスライダ81がスライド自在に支持されており、スラ
イダ81の先端部81aはタイミングベルト79に固定
され、スライダ81の後端部にはノズル管74を保持す
るためのノズル保持部81bが設けられている。スライ
ダ81の先端部81aには下方向に向けてセンサ82が
付設されている。センサ82は養殖板2の洗浄箇所を検
出するためのものである。ノズル保持部81bに保持さ
れたノズル管74の先端は第2番目と第3番目の搬送ロ
ーラ7A,7Bの中間部分に垂下するようになってい
る。ノズル管74の基端は図示せぬフレキシブル配管を
介して上述した第1の実施の形態のポンプ60の吐出口
に接続するようになっている。
【0051】従って、モータ76が駆動すると、タイミ
ングベルト79が左右向に移動し、それに伴ってスライ
ダ81も左右向に移動し、ノズル管74の先端のノズル
から噴出する洗浄水も左右方向に移動し、養殖板2の表
面に均一に洗浄水を噴出するようになっている。
【0052】次に、付着物除去装置70による養殖板2
の付着物除去を具体的に説明する。先ず、モータ29を
駆動して、第1番目、第2番目、第3番目及び第4番目
の搬送ローラ7A,7B及び回転ブラシ5を回転させ
る。モータ76を駆動して、スライダ81及びノズル管
74をスライドさせると共に、モータ61とポンプ60
を駆動して、ノズル管74の先端のノズルから洗浄水を
噴出させる。
【0053】この状態で、受け台24に養殖板2を載
せ、供給口22に養殖板2をスライドさせて挿入し、そ
の先端を第1番目の搬送ローラ7A,7Bに挟持させる
と、第1番目及び第2番目の搬送ローラ7A,7Bによ
り養殖板2はノズル管74側に送り込まれる。この送り
込みで左右にスライドするノズル管74の先端のノズル
から洗浄水が養殖板2の表面に均一に噴出し、表面に付
着した付着物を吹き飛ばす。
【0054】次いで、付着物が吹き飛ばされた養殖板2
は第3番目の搬送ローラ7A,7Bに挟持され、回転ブ
ラシ5側に送り込まれ、ブラシ毛11aが回転しながら
養殖板2に接触し、接触したブラシ毛11aで表面に付
着した付着物が削り取られる。付着物が削り取られた養
殖板2は第4番目の搬送ローラ7A,7Bに挟持され、
排出シュータ26まで搬送され、図示せぬコンテナ内に
収納される。
【0055】続いて、養殖板2の裏面側を上にして上述
したように洗浄処理及び削り取り処理によって養殖板2
の裏面に付着した付着物はほぼ完全に除去することがで
きる。このようにして削り取り処理及び洗浄処理の終了
した養殖板2は、乾燥処理等の最終作業工程を経て、完
全に再利用可能な養殖板として生まれ変わる。
【0056】次に、第3の実施の形態の付着物除去装置
について説明する。図13は、第3の実施の形態の付着
物除去装置を示す側面図、図14はその平面図、図15
はその正面図である。第3の実施の形態の付着物除去装
置85は、本体86の搬送方向の上流側から順に第1番
目の搬送ローラ7A,7B、第1番目の回転ブラシ5、
第2番目の搬送ローラ7A,7B、第2番目の回転ブラ
シ5、及び第3番目の搬送ローラ7A,7Bが設けられ
ている。第1番目と第2番目の回転ブラシ5はそれぞれ
搬送路に対して上側と下側に設けられ、第1番目の回転
ブラシ5の下方及び第2番目の回転ブラシ5の上方には
それぞれ搬送路に沿ってガイド部材88が配置されてい
る。
【0057】ここでは、第1番目、第2番目及び第3番
目の搬送ローラ7A,7B及び第1番目と第2番目の回
転ブラシ5を駆動するために、2台のモータ89,90
が設けられている。第3の実施の形態の付着物除去装置
85は洗浄手段がないことと、それぞれ上下に配設され
た回転ブラシ5の搬送路側にガイド部材88が設けられ
ている他は上述した第1の実施の形態の付着物除去装置
1と同様に構成されている。
【0058】ガイド部材88は板状で、取付板86a,
86bに架設されている。図16に示すように、ガイド
部材88の養殖板2の当接面88a側は、養殖板2の波
形と合致した形状となっており、養殖板2に密接し、養
殖板2を均等に保持し案内することができる。ガイド部
材88は、薄い波板とフラットな板とを接着又は溶着す
るか、又は内部が充填された一体成形でもよい。
【0059】養殖板2の形状に合わせて、それに対応し
た当接面88aを有するガイド部材88に取り替えるこ
とにより、様々な形状の養殖板2を処理することができ
る。
【0060】ガイド部材88は養殖板2の波形と合致し
た当接面を有し、養殖板2をがたつくことなく安定して
保持し案内するので、回転ブラシ5のブラシ毛11aが
回転しながら安定して養殖板2に接触し、接触したブラ
シ毛11aで表面に付着した付着物を一層効果的に削り
取ることができる。回転ブラシ5による付着物除去時に
ガイド部材88により養殖板2をがたつくことなく安定
して保持し案内するので、養殖板2の破損を確実に防止
することができる。更に、回転ブラシ5が搬送路に対し
て上下に配置されているので、養殖板2の表裏両面の付
着物を同時に削り取ることができ、作業能率を大幅に向
上させることができる。
【0061】次に、第4の実施の形態の付着物除去装置
について説明する。図17は、第4の実施の形態の付着
物除去装置を示す側面図、図18はその平面図である。
第4の実施の形態の付着物除去装置93は、本体94の
搬送方向の上流側から順に第1番目の搬送ローラ7A,
7B、第1番目の回転ブラシ5、第2番目の搬送ローラ
7A,7B、第2番目の回転ブラシ5、及び第3番目の
搬送ローラ7A,7Bが設けられている。第1番目と第
2番目の回転ブラシ5はそれぞれ搬送路に対して上方に
設けられ、回転ブラシ5の下方のそれぞれ搬送路に沿っ
てガイド部材88が配置されている。第4の実施の形態
の付着物除去装置93は、第2番目の回転ブラシ5が搬
送路に対して上方に設けられ、第2番目の回転ブラシ5
の下方の搬送路に沿ってガイド部材88が配置されてい
る以外は上述した第3の実施の形態の付着物除去装置8
5と同様に構成されている。
【0062】従って、回転ブラシ5が搬送路に対して上
方に2台配置されているので、養殖板2の表面の付着物
を2段階に削り取ることができ、養殖板2の片面の付着
物を一層きれいに削り取ることができる。
【0063】次に、第5の実施の形態の付着物除去装置
について説明する。図19は、第5の実施の形態の付着
物除去装置を示す概略側面図である。第5の実施の形態
の付着物除去装置96は、本体3の搬送方向の上流側か
ら順に第1番目の搬送ローラ7A,7B、第1番目の回
転ブラシ5、第2番目の搬送ローラ7A,7B、第2番
目の回転ブラシ5、及び第3番目の搬送ローラ7A,7
Bが設けられている。第1番目と第2番目の回転ブラシ
5の下方の搬送路に沿ってそれぞれガイド部材88が配
置されている以外は、上述した第1の実施の形態の付着
物除去装置1と同様に構成されている。
【0064】従って、第1の実施の形態の付着物除去装
置1と同様な効果が生じると共に、養殖板2の波形と合
致した当接面を有するガイド部材88により、養殖板2
をがたつくことなく安定して保持し案内でき、回転ブラ
シ5のブラシ毛11aが回転しながら安定して養殖板2
に接触し、接触したブラシ毛11aで表面に付着した付
着物を一層効果的に削り取ることができる。回転ブラシ
5による付着物除去時にガイド部材88により養殖板2
をがたつくことなく安定して保持し案内するので、養殖
板2の破損を確実に防止することができる。
【0065】なお、図12に示す第2の実施の形態の付
着物除去装置70の回転ブラシ5の下方の搬送路に沿っ
てガイド部材88を配置するよう構成してもよい。
【0066】上述した第1乃至第5の実施の形態では、
この発明をアワビの稚貝を養殖する養殖板に付着した付
着物を削り取る装置に適用したが、この発明はその他
に、とこぶし、なまこやウニなどを養殖する栽培漁業関
係に使用される養殖板に適用できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、回転ブラシの近傍に養殖板に洗浄水を噴
出するための洗浄手段を設けたので、洗浄手段により養
殖板の表面に付着した付着物を吹き飛ばし、更に回転ブ
ラシで削り取られた付着物をきれいに洗い流すことがで
き、養殖板の表面に付着した付着物を完全に除去するこ
とができる。
【0068】請求項6に記載の発明によれば、ガイド部
材により養殖板をがたつくことなく安定して保持し案内
するので、回転ブラシのブラシ毛が回転しながら安定し
て養殖板に接触し、接触したブラシ毛で表面に付着した
付着物を一層効果的に削り取ることができる。回転ブラ
シによる付着物除去時にガイド部材により養殖板をがた
つくことなく安定して保持し案内するので、養殖板の破
損を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る付着物除去装置の一実施形態を
示す概略側面図である。
【図2】この発明に係る付着物除去装置の正面図であ
る。
【図3】この発明に係る付着物除去装置の平面図であ
る。
【図4】波形の養殖板の説明図である。
【図5】回転ブラシの縦断面図である。
【図6】回転ブラシによる養殖板の付着物の削り取りを
説明する図である。
【図7】上方のローラの側断面図である。
【図8】下方のローラの側断面図である。
【図9】上下のローラで養殖板を挟持した状態を示す説
明図である。
【図10】図3の一部拡大平面図である。
【図11】搬送手段と揺動手段との関係を示す拡大図で
ある。
【図12】第2の実施の形態の付着物除去装置を示す平
面図である。
【図13】第3の実施の形態の付着物除去装置を示す概
略側面図である。
【図14】その平面図である。
【図15】その正面図である。
【図16】回転ブラシと養殖板とガイド部材の位置関係
を示す図である。
【図17】第4の実施の形態の付着物除去装置を示す概
略側面図である。
【図18】その平面図である。
【図19】第5の実施の形態の付着物除去装置を示す概
略側面図である。
【図20】養殖板の説明図である。
【図21】養殖容器の断面図である。
【図22】従来の付着物除去装置の概念を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 付着物除去装置 2 養殖板 3 本体 5 回転ブラシ 6 洗浄手段 7 搬送手段 7A,7B 搬送ローラ 11 束毛 11a ブラシ毛 13 揺動手段 51 ノズル管(第1のノズル部材) 51a ノズル 70,85,93,96 付着物除去装置 73 洗浄手段 74 ノズル管(第2のノズル部材) 81 スライダ 88 ガイド部材 88a 当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 3/02 B08B 3/02 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養殖板を上下一対の送りローラで挟持し
    て搬送しながら回転ブラシにより前記養殖板の表面に付
    着した付着物を除去する付着物除去装置であって、 前記回転ブラシの近傍に前記養殖板に洗浄水を噴出する
    ための洗浄手段を設けてなることを特徴とする付着物除
    去装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄手段が洗浄水を噴出する第1の
    ノズル部材を有し、この第1のノズル部材が回転しなが
    ら前記養殖板に洗浄水を噴出することを特徴とする請求
    項1に記載の付着物除去装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のノズル部材が複数のノズル口
    を有することを特徴とする請求項2に記載の付着物除去
    装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄手段が洗浄水を噴出する第2の
    ノズル部材を有し、この第2のノズル部材が前記養殖板
    の搬送方向と直交する方向に移動しながら養殖板に洗浄
    水を噴出することを特徴とする請求項1に記載の付着物
    除去装置。
  5. 【請求項5】 前記回転ブラシと対向するように前記養
    殖板の片面に当接し案内するためのガイド部材が配され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の付着物除去装
    置。
  6. 【請求項6】 養殖板を上下一対の送りローラで挟持し
    て搬送しながら回転ブラシにより前記養殖板の表面に付
    着した付着物を除去する付着物除去装置であって、 前記回転ブラシと対向するように前記養殖板の片面に当
    接し案内するためのガイド部材が配されていることを特
    徴とする付着物除去装置。
  7. 【請求項7】 前記回転ブラシが前記養殖板の搬送路に
    対して上方及び下方に設けられ、前記ガイド部材がそれ
    ぞれの回転ブラシと対向するように配されていることを
    特徴とする請求項6に記載の付着物除去装置。
  8. 【請求項8】 前記回転ブラシとそれに対向するガイド
    部材が前記養殖板の搬送路に対して上方に複数組設けら
    れていることを特徴とする請求項6に記載の付着物除去
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材の前記養殖板に当接する
    面が養殖板の断面形状に対応していることを特徴とする
    請求項6に記載の付着物除去装置。
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