JP2002112268A - 圧縮画像データ復号装置 - Google Patents

圧縮画像データ復号装置

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JP2002112268A
JP2002112268A JP2000300433A JP2000300433A JP2002112268A JP 2002112268 A JP2002112268 A JP 2002112268A JP 2000300433 A JP2000300433 A JP 2000300433A JP 2000300433 A JP2000300433 A JP 2000300433A JP 2002112268 A JP2002112268 A JP 2002112268A
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Yoshiharu Kamiya
義治 上谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】零ラン再生以降の処理の高速化を不要として、
回路規模の縮小と低消費電力化を図りつつ符号化レート
の高い圧縮画像データの復号処理を可能とする。 【解決手段】入力端子101への圧縮画像データに含ま
れる可変長符号を可変長復号部102及び逆量子化部1
03で処理して生成した零ランレングス及び非零係数を
1マクロブロックブロックに含まれる非零係数を記憶可
能なFIFOメモリ部104を介して零ラン再生出力処
理部105に入力することにより、零ランレングスに応
じた数の零係数を生成して各ブロック毎に逆量子化結果
に含まれる非零係数及び零係数を所定の順序で出力し、
この零ラン再生後のDCT係数を逆離散コサイン変換部
108で逆離散コサイン変換して動き補償部109で動
き補償を行い、復号再生された画像信号をフレームメモ
リ111を通して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離散コサイン変換
(DCT)を用いたMPEG方式に代表されるような画
像符号化方式により圧縮符号化された画像データを低遅
延で高速に復号処理する圧縮画像データ復号装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】動画像符号化の国際標準規格であるMP
EG (Moving Picture Experts Group)方式により圧縮
符号化された画像データを比較的低遅延で復号する圧縮
画像データ復号処理装置の例として、特開平9−135
446に記載されたMPEG用ビデオデコーダがある。
【0003】この従来の圧縮画像データ復号処理装置で
は、入力された圧縮画像データは構文解読器、可変長復
号器、逆量子化器、零ラン再生器、ブロックバッファ、
逆離散コサイン変換器、マクロブロックバッファ及び動
き補償器を経て復号される。ブロックバッファは零ラン
再生器の再生結果を一時記憶し、それをブロック毎に後
段の逆離散コサイン変換器での処理に適した係数順序で
出力するために用いられ、マクロブロックバッファは動
き補償器の処理を複数のブロック単位で行うために用い
られる。可変長復号器の復号結果はパラメータデコーダ
にも入力され、ブロックバッファで必要なパラメータが
抽出される。
【0004】しかし、この圧縮画像データ処理装置で
は、零ラン再生器での処理がブロック単位であり、非零
係数の少ないブロックでは1ブロック毎の復号処理が短
時間で終了する。このため零ラン再生器の前段の可変長
復号器の処理がブロック毎に頻繁に停止し、構文解読器
やパラメータデコーダで次の処理が可能となるまでの待
機時間が長くなり、処理速度が低下するという問題点が
ある。
【0005】従って、特に高精細ディジタルTV放送信
号のような符号化レートの高い圧縮符号化データを復号
しようとする場合は、ブロック単位の処理を短時間で終
了させる必要から、この可変長復号器の処理効率の低下
を補うために、圧縮画像データ復号処理装置の大部分の
処理回路を高速化する必要があり、結果的に装置全体の
回路規模が大きくなってしまい、消費電力も増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の圧縮画像データ復号処理装置では、可変長復号器の処
理効率の低下により全体として処理速度が遅くなる。従
って、符号化レートの高い圧縮画像データを復号しよう
とする場合には、装置の大部分の処理回路を高速化する
必要があるため、回路規模の増大と消費電力の増大を招
くという問題点があった。
【0007】本発明は、可変長復号処理の処理効率を効
果的に高めることで、零ラン再生以降の処理の高速化を
不要として、回路規模の縮小と低消費電力化を図りつつ
符号化レートの高い圧縮画像データの復号処理を可能と
した圧縮画像データ復号装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は画像信号または該画像信号と予測信号との
誤差である予測誤差信号を複数の画素からなるブロック
毎に離散コサイン変換して得られたDCT係数を量子化
し、所定のスキャンパターンに従ってスキャン変換した
後に、零ランレングスとこれに続く非零係数の組を可変
長符号化して得られた可変長符号を含む圧縮画像データ
を復号するために、可変長符号を復号して量子化された
零ランレングス及び非零係数を出力する可変長復号部
と、この可変長復号部から出力される量子化された零ラ
ンレングス及び非零係数を逆量子化する逆量子化部と、
逆量子化結果を受けて零ランレングスに応じた数の零係
数を生成し、各ブロック毎に逆量子化結果に含まれる非
零係数及び生成した零係数をスキャンパターンに従った
順序で出力する零ラン再生出力部と、零ラン再生出力部
から出力されるDCT係数を逆離散コサイン変換する逆
離散コサイン変換部と、この逆離散コサイン変換部から
の変換結果に対して動き補償を施して復号再生された画
像信号を生成する動き補償部とから構成される圧縮画像
データ復号装置において、可変長復号部と零ラン再生出
力部との間に、複数のブロックに含まれる非零係数を記
憶可能なFIFOメモリ部を設けたことを特徴とする。
【0009】また、このような基本構成を拡張して、上
述した可変長復号部、逆量子化部、零ラン再生出力部及
びFIFOメモリ部からそれぞれ構成される第1、第2
の伸張部を設け、これら第1、第2の伸張部内の零ラン
再生出力部からそれぞれ出力されるDCT係数を1ブロ
ック毎に交互に一つの逆離散コサイン変換部で逆離散コ
サイン変換し、この逆離散コサイン変換結果に対して共
通の動き補償部で動き補償を施すことにより、復号再生
された画像信号を生成するようにしてもよい。
【0010】このように本発明では、可変長復号部から
零ラン再生出力部までの間に、複数のブロックに含まれ
る非零係数を記憶可能な容量を有するFIFOメモリ部
を設けたことによって、FIFOメモリより前段の可変
長復号部において複数のブロック、例えば所定の複数の
ブロックからなる1マクロブロック以上にわたって連続
的に連続的に処理を行うことができ、零ラン再生処理中
にも零ラン再生に関係ないヘッダ情報等のマクロブロッ
クパラメータの復号が可能となるため、装置全体の処理
効率が向上し、小規模かつ消費電力の少ない構成で高速
の圧縮画像データ復号処理を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る圧縮画像データ復号装置の構成を示している。入力
端子101には、図示しない画像データ符号化装置によ
って画像データを例えばMPEG2方式により圧縮符号
化して得られた圧縮画像データ(符号化ビットストリー
ム)が伝送系または蓄積媒体を介して入力される。この
圧縮画像データは、符号化方式がMPEG2方式の場合
を例にとると、次のようにして生成される。
【0012】まず、符号化すべき動画像の画像信号を複
数の画素(例えば8画素×8画素)で構成されるブロッ
クに分割した後、各ブロック毎に画像信号または画像信
号と予測信号との誤差である予測誤差信号を離散コサイ
ン変換(DCT)する。次に、DCTによって得られた
係数(DCT係数)を所定の量子化幅で量子化し、さら
にDCT係数のうち値が零である零係数ができるだけ連
続するように所定のスキャンパターンに従ってスキャン
変換した後に、零ランレングスを用いた可変長符号化
(VLC)を行うことにより、圧縮画像データである符
号化ビットストリームが得られる。
【0013】この圧縮画像データは、まず可変長復号
(VLD)部102に入力され、量子化されたDCT係
数に関する可変長符号と各種のパラメータに関する可変
長符号が復号される。量子化されたDCT係数に関する
可変長符号は、量子化されかつスキャン変換された零係
数(値が零のDCT係数)の連続長を示す零ランレング
スと、これに続く非零係数(値が非零のDCT係数)の
組を可変長符号化したものである。可変長復号部102
は、可変長符号を復号する毎に復号結果を出力し、DC
T係数に関する可変長符号の復号時には可変長符号を一
つ復号する毎に、量子化された零ランレングスと非零係
数を復号結果として出力する。
【0014】可変長復号部102から出力される復号結
果のうち、DCT係数に関する可変長符号の復号結果で
ある量子化された零ランレングス及び非零係数は、逆量
子化(IQ)部104によって逆量子化される。可変長
復号部102は、逆量子化部103が復号結果の受け取
りを許可しないときは、その出力を1係数単位で停止す
る。
【0015】逆量子化部103では、可変長復号部10
2から零ランレングスを受け取る毎にその零ランレング
スを累算すると共に“1”を加算して非零係数の係数位
置を示すスキャンアドレス情報を生成し、そのスキャン
アドレス情報と画像データ符号化装置におけるスキャン
変換時のスキャンパターンを示すスキャンパターン情報
に基づき、非零係数の係数位置毎に対応する量子化幅デ
ータを生成する。そして、この量子化幅データと可変長
復号部102から零ランレングスに続いて受け取った非
零係数との乗算により、逆量子化処理を行う。量子化幅
データは、画像データ符号化装置においてDCT係数を
量子化した際の量子化幅を示すデータである。逆量子化
部103内のスキャンアドレス生成回路については、後
に詳しく説明する。
【0016】また、逆量子化部103では可変長復号部
102からブロックの終了を示すブロック終了信号を受
け取った時点で、ブロックの最終位置のDCT係数が存
在しない場合は、ブロックの最終DCT係数として零係
数を生成することで、いわゆるIDCTミスマッチコン
トロール処理を行う。そして、逆量子化部103は逆量
子化結果であるIDCTミスマッチコントロール処理を
行った後のDCT係数とそのDCT係数の位置を示すス
キャンアドレス情報及びスキャンパターン情報の各デー
タを次段のFIFO(first-in first-out;先入れ先出
し)メモリ部104に出力する。なお、逆量子化部10
3はFIFOメモリ部104がこれらのデータの受け取
りを許可しない場合は、その出力を1係数単位で停止す
る。
【0017】FIFOメモリ部104は、本発明に基づ
いて新たに設けられたものであり、画像データの1ブロ
ック毎に可変長復号部102に対して停止要求が出され
るのを緩和し、可変長復号部102が1マクロブロック
(6ブロック)にわたり連続して可変長復号処理動作を
可能にするために、128個程度のDCT係数データを
記憶可能な容量を有し、逆量子化部103からの逆量子
化結果(IDCTミスマッチコントロール処理後のDC
T係数)とスキャンアドレス情報及びスキャンパターン
情報の各データを記憶する。より具体的には、FIFO
メモリ部104はDCT係数のうちの有効係数(非零係
数及び最高周波数成分の係数)とスキャンアドレスのデ
ータを逆量子化部103から受け取る毎に、これら有効
係数とスキャンアドレス情報を組にしてスキャンパター
ン情報と共に記憶し、その空き容量が所定値(例えば、
零)に達すると、逆量子化部103からの出力データの
受け取りを拒否するように、図示しない制御部により制
御される。
【0018】また、FIFOメモリ部104においては
1ブロック分の有効係数が書き込まれた後に、書き込ま
れた順序で有効係数の読み出しが開始され、記憶された
有効係数が零になった時点、または後段の零ラン再生出
力処理部105がデータの受け取りを許可しないときに
読み出しが停止される。
【0019】零ラン再生処理部105は、零ラン再生部
106とブロックバッファ107で構成される。零ラン
再生部106は、後に詳しく説明するように、1クロッ
ク毎に内部のスキャンアドレスカウンタを1つずつイン
クリメントさせ、FIFOメモリ部104から受け取っ
たスキャンアドレスと内部のスキャンアドレスカウンタ
の出力値が一致するまでFIFOメモリ部104から次
のデータ入力を拒否し、その間は出力を零にすること
で、零ランレングスに応じた個数の零係数を生成する。
そして、生成した零係数とFIFOメモリ部104から
受け取った有効係数をスキャンパターン情報及びスキャ
ンアドレスカウンタの出力値と共に出力する。
【0020】ブロックバッファ107はDCT係数記憶
部であり、1ブロック分のDCT係数(非零係数)を記
憶可能な係数メモリ(RAM)を有し、零ラン再生部1
06から受け取った1ブロックの全てのDCT係数を該
係数メモリの所定のアドレスに書き込み、1ブロックの
全てのDCT係数の約60%(58〜62%)の書き込
み終了後に、1ブロック毎に2個ずつDCT係数を係数
メモリから読み出す。例えば、MPEG2方式に基づく
圧縮画像データでは1ブロックに64個のDCT係数が
含まれるので、係数メモリに39〜42個程度の数のD
CT係数の書き込みを行った後、2個ずつDCT係数を
係数メモリから読み出すことになる。これによりMPE
G2方式に基づく圧縮画像データの復号においては、
[表1]に示す第1のスキャンパターン(ジグザグパタ
ーン)及び[表2]に示す第2のスキャンパターンのい
ずれにおいても、図3に示す順序で1ブロックの全ての
DCT係数を2個ずつ連続して読み出すことが可能とな
る。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】ここで、1ブロックの有効係数がスキャン
順序の後半に集中してDCT係数の読み出し開始が遅れ
る最悪ケースにおいて、可変長復号部102が1マクロ
ブロック(6ブロック)連続して処理を行うのに必要な
FIFOメモリ部104の記憶容量を調べると、[表
4]に示すようにその必要な容量の最大値は1ブロック
当たりの有効係数(非零係数+EOB)が32個の場合
の128ワード(2ブロック分の容量)となる。
【0025】
【表4】
【0026】但し、実際には逆量子化部103にも複数
のパイプラインレジスタが存在するので、FIFOメモ
リ部104のメモリ容量は128ワードより若干少なく
ともよい。また、[表5]に示すように1マクロブロッ
クが8ブロックで構成される場合は、FIFOメモリ部
104の容量を160ワード(2.5ブロック分の容
量)程度にすることにより、可変長復号部102は1マ
クロブロック分の圧縮画像データを連続的に可変長復号
処理することが可能となる。
【0027】
【表5】
【0028】零ラン再生出力部105内のブロックバッ
ファ107から出力されるDCT係数は、逆離散コサイ
ン変換(IDCT)部108により逆離散コサイン変換
された後、動き補償(MC)部109に入力される。動
き補償部109は、パラメータ抽出部110から入力さ
れる動きベクトル及び予測モード情報といったパラメー
タを受け、フレームメモリ111に格納されている既に
復号された画像信号を参照画像信号として動き補償を行
い、予測信号を生成する。この予測信号はフレームメモ
リ111に書き込まれ、このフレームメモリ111から
復号画像信号が出力端子112を介して出力される。
【0029】なお、本実施形態ではFIFOメモリ部1
04を逆量子化部103の後段に配置したが、可変長復
号部102と逆量子化部103との間に配置してもよ
い。要するに、FIFOメモリ部104の位置は可変長
復号部102と零ラン再生出力処理部105との間であ
ればよい。
【0030】次に、図2を参照して図1の逆量子化部1
03内のスキャンアドレス生成回路について説明する。
入力端子201にはDCT係数(DCTcoefin)、入力端子
202には有効/無効情報(VLDVAL)、入力端子203に
は各ブロックの終了を示すブロック終了情報(EOB)、入
力端子204には零ランレングス(RUN)、入力端子20
5にはスキャンパターン情報(ALTSCAN)が可変長復号部
102からそれぞれ入力される。有効/無効情報(VLDVA
L)は、DCT係数(DCTcoefin)と零ランレングス(RUN)及
びスキャンパターン情報(ALTSCAN)が有効か無効かを表
す情報であり、この例では“1”のとき有効を示す。ブ
ロック終了信号(EOB)は、“1”のときブロックの終了
を示す1クロック幅の信号である。
【0031】スキャンアドレス生成回路はANDゲート
206,207、ORゲート208,209、加算器2
10、NANDゲート211、レジスタ212〜215
及び係数位置変換テーブル216から構成される。
【0032】初期状態では、レジスタ212の全出力ビ
ット(6ビット)が“1”となっている。レジスタ21
2は、有効/無効情報(VLDVAL)とブロック終了情報(EO
B)との論理和が“1”のときにのみ、入力データを取り
込む。すなわち、この場合は加算器210により零ラン
レングス(RUN)の有効な値に“1”を累算した値がOR
ゲート209を介してレジスタ212に取り込まれ、出
力端子223よりスキャンアドレス(scanadr)として出
力される。
【0033】ブロック終了情報(EOB)が入力されると、
ANDゲート206はDCT係数(DCTcoefin)に関わら
ず出力を“0”にし、レジスタ213を介してDCT係
数(DCTcoefout)として出力端子221へ出力する。ま
た、ブロック終了信号(EOB)が入力されると、ORゲー
ト209は加算器210の全出力ビット(6ビット)を
“1”に変換してレジスタ212に出力し、レジスタ2
12はORゲート209の出力をブロック終了信号(EO
B)と共に取りこむ。これにより出力端子223からは、
初期状態と同じく最終スキャンアドレスを示すスキャン
アドレス情報(scanadr)が出力される。この場合、レジ
スタ212が取り込んだブロック終了情報(EOB)に対す
る出力データは(1ビット)は、初期状態を示すフラグ
となる。
【0034】係数位置変換テーブル216は、レジスタ
212から出力されるスキャンアドレス情報(scanadr)
及びレジスタ215を介して入力されるスキャンパター
ン情報(ALTSCAN)に基づいて、係数位置に対応する量子
化幅データ読み出し用アドレス情報(IQADR)を生成す
る。量子化幅データ読み出し用アドレス情報(IQADR)
は、出力端子224を介して逆量子化部103内の図示
しない量子化幅データメモリに供給され、量子化幅デー
タの読み出しに用いられる。
【0035】NANDゲート211は、レジスタ212
から出力されるスキャンアドレス情報(scanadr)の全ビ
ットが“1”で、かつブロック終了情報(EOB)が“1”
のときのみ、“0”を出力する。ANDゲート207
は、ORゲート208の出力とNANDゲート211の
出力の論理積を出力する。ANDゲート207の出力
は、レジスタ214を介して出力端子222より有効/
無効情報(valid)として出力される。
【0036】有効/無効情報(valid)は、出力端子22
1より出力されるDCT係数(DCTcoefout)、出力端子2
23より出力されるスキャンアドレス情報(scanadr)、
出力端子224より出力される量子化幅データ読み出し
用アドレス情報(IQADR)及び出力端子225より出力さ
れるスキャンパターン情報(altscan)が有効か無効かを
示す情報である。すなわち、ブロック終了情報(EOB)が
入力されたとき、初期状態を含んでスキャンアドレス情
報(scanadr)の最終位置に非零係数が存在しない場合
は、出力端子221へ出力するDCT係数(DCTcoefout)
の値零が有効となり、スキャンアドレス情報(scanadr)
の最終位置に非零係数が存在する場合は、出力端子22
1へ出力されるDCT係数(DCTcoefout)の値零が無効と
なる。
【0037】逆量子化部103では、こうして図2のス
キャンアドレス生成回路の出力端子221から出力され
るDCT係数(DCTcoefout)(非零係数)に、出力端子2
24から出力される量子化幅データ読み出しアドレス情
報(IQADR)に従って量子化幅データメモリから読み出さ
れた量子化幅データが乗じられることにより、逆量子化
処理が行われる。
【0038】次に、図3を参照して零ラン再生出力処理
部105の具体的な構成例について説明する。入力端子
301には有効/無効情報(validin)、入力端子302
にはスキャンアドレス情報(scanadr)、入力端子303
にはスキャンパターン情報(altscan)、入力端子304
にはDCT係数(DCTcoefin)がそれぞれ図1の逆量子化
部103からFIFOメモリ部104を介して入力され
る。有効/無効情報(validin)は、レジスタ305に保
持される。このレジスタ305に保持された有効/無効
情報(validin)が有効のとき、カウンタ制御部309は
スキャンアドレスカウンタ310を1クロック毎にカウ
ントアップさせる。
【0039】スキャンアドレス情報(scanadr)はレジス
タ306に保持され、このレジスタ306に保持された
スキャンアドレス情報(scanadr)の値とスキャンアドレ
スカウンタ310の出力値が不一致検出回路311で比
較され、不一致のとき“1”、一致のとき“0”がそれ
ぞれ出力される。不一致検出回路311の出力は、NA
NDゲート312に入力される。NANDゲート312
は、レジスタ305に保持された有効/無効情報(valid
in)が有効の状態で、スキャンアドレス情報(scanadr)の
値とスキャンアドレスカウンタ310の出力値が不一致
かどうかを調べ、不一致のとき“0”、一致のとき
“1”をそれぞれ出力する。NANDゲート312の出
力は、ANDゲート313に入力される。
【0040】ANDゲート313は、カウンタ制御部3
09によるデータ要求停止時、またはレジスタ305を
介して入力される有効/無効情報(validin)が有効の状
態で、スキャンアドレス情報(scanadr)の値とスキャン
アドレスカウンタ310の出力値が不一致のとき、その
出力すなわち出力端子321から図1のFIFOメモリ
部104へ出力するデータ要求(datareqout)を“0”と
する。これによりFIFOメモリ部104からのデータ
入力を中断すると共に、入力端子304からレジスタ3
08を介して入力されたDCT係数(DCTcoefin)の値を
ANDゲート314の出力では零とする。
【0041】アドレス変換テーブル315は、入力端子
303からレジスタ307を介して入力されるスキャン
パターン情報(altscan)とスキャンアドレスカウンタ3
10の出力値に基づいて、それぞれ半ブロック分の記憶
容量を有するRAM(半ブロック係数メモリという)3
16,317のいずれか一方を選択する書き込みメモリ
選択信号と書き込みアドレスを出力する。ここでは書き
込みイネーブル信号については図示を省略しているが、
有効/無効情報(validin)が有効であるときのみカウン
タ制御部309から出力される書き込み制御信号とアド
レス変換テーブル315から出力される書き込みメモリ
選択信号に基づいて、書き込みイネーブル信号が生成さ
れる。この書き込みアドレスイネーブル信号に従って、
入力端子304からレジスタ308を介してANDゲー
ト314に入力されたDCT係数(DCTcoefin)が書き込
みメモリ選択信号に従って選択された半ブロックメモリ
316,317のいずれかに書き込まれる。半ブロック
メモリ316,317の書き込みアドレスは、アドレス
変換テーブル315によって与えられる。
【0042】半ブロックメモリ316,317はも図1
のブロックバッファ107内の前述した係数メモリであ
り、それぞれの半ブロック分の記憶容量は、具体的には
それぞれDCT係数32個分に相当する。カウンタ制御
部309は、入力端子323を介して図1の逆離散コサ
イン変換部108からのデータ要求(datareqin)を受け
取ると、読み出しカウンタ318を1クロック毎にカウ
ントアップさせ、半ブロックメモリ316,317にそ
れぞれ書き込まれたDCT係数の読み出しを32クロッ
クで完了させる。
【0043】また、カウンタ制御部309は半ブロック
メモリ316,317の合計の空き容量がDCT係数4
個分以上であれば、DCT係数15個程度までの新しい
ブロックのDCT係数の書き込みを許可し、直前のブロ
ックのDCT係数の読み出しが完了したときに書き込み
制限を解除し、新しいブロックのDCT係数の読み出し
開始は、そのブロックの40個のDCT係数の書き込み
完了後に行う。
【0044】このように本実施形態によると、可変長復
号部102と零ラン再生出力処理部105の間に複数の
ブロック(例えば1マクロブロックを構成する6ブロッ
ク=128ワード)に含まれる非零係数を記憶可能なF
IFOメモリ部104を設けることによって、FIFO
メモリ部104の前段の可変長復号部102及び逆量子
化部103において1マクロブロックあるいはそれ以上
にわたって連続的に、可変長符号の復号処理及び可変長
復号結果の逆量子化処理を行うことができる。
【0045】すなわち、従来のように非零係数の少ない
ブロックで1ブロック毎の復号処理が短時間で終了した
場合のように、可変長復号処理がブロック毎に頻繁に中
断することがなく、圧縮画像データ復号装置全体の処理
効率が向上する。従って、回路規模の増大や消費電力の
増大を伴うことなく高速化を達成できる。
【0046】また、本実施形態では零ラン再生出力処理
部105に複数のDCT係数、例えば1ブロックに含ま
れる64個のDCT係数(非零係数)を記憶可能な容量
を持つブロックバッファ107(DCT係数記憶部)を
設け、逆量子化部103からFIFO部104を介して
零ラン再生出力処理部105に入力された逆量子化結果
に含まれる非零係数及び零ラン再生処理部106で生成
された零係数をブロックバッファ107に書き込み、ス
キャンパターンに応じた所定の順序で書き込み時より高
速で例えば2係数ずつ読み出してレート変換を行うこと
により、零ラン再生後のDCT係数を処理速度の速い逆
離散コサイン変換部108に直接入力することができ
る。
【0047】この場合、特に本実施形態ではブロックバ
ッファ107に例えば1ブロックを構成する64個のD
CT係数のうちの約60%(58〜62%)の書き込み
終了後に、書き込み速度の約2倍の速度で読み出すこと
によって、2種類のスキャンパターンのいずれのパター
ンでも1ブロックのDCT係数を連続して出力できるた
め、出力遅延が小さく、制御系の構成も簡単となる。
【0048】また、本実施形態によれば、逆量子化部1
03では可変長復号部102からブロック終了情報(EO
B)を受けたときにブロックの最終係数位置に非零係数が
存在しない場合にのみ、最終係数位置に零係数を挿入し
て出力するようにしており、有効係数として挿入する零
係数はスキャン順序で最終係数が存在しない場合のみで
あるため、出力される有効係数はMPEG2方式でのI
DCTミスマッチコントロール処理に必要な最小限の個
数となる。
【0049】しかも、逆量子化部103からの出力のう
ち最終係数位置のスキャンアドレス情報(altscan)がブ
ロック終了情報を示すため、逆量子化部103からブロ
ック終了情報を特別にFIFOメモリ部104に出力す
る必要がなく、FIFOメモリ部104に書き込むデー
タの個数、すなわちFIFOメモリ部104の記憶容量
を必要最小限に止めることができる。
【0050】さらに、零ラン再生出力処理部105にお
いては、ブロックバッファ107内の1ブロック分のデ
ータを予め零に書き換えてから有効係数のみを上書きす
るのではなく、スキャンアドレスカウンタ310の出力
値とFIFOメモリ部104から受け取るスキャンアド
レス情報(scanadr)との不一致により零係数を生成する
ため、ブロックバッファ107への書き込み回数が必要
最小限で済み、ブロックバッファ107にポート数の少
ないメモリを使用することが可能となる。
【0051】(第2の実施形態)図4に、本発明の第2
の実施形態に係る圧縮画像データ復号装置の構成を示し
ている。本実施形態は、イントラブロックのDC成分の
再生にDPCM(差分PCM符号化)の復号が必要な場
合に適する例である。図1と同一の部分に同一符号を付
して説明すると、本実施形態では図1に示した第1の実
施形態の構成にイントラDC再生部113が追加されて
いる。
【0052】このイントラDC再生部113は、逆量子
化部103での逆量子化処理と並行してイントラブロッ
クのDCT係数のDC成分の再生を行い、その結果を逆
量子化部103からの逆量子化結果と共にFIFOメモ
リ部104に出力する。このような構成とすることによ
り、DC成分の再生による逆量子化部103の処理遅延
の増加を回避することができるという利点がある。
【0053】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係る圧縮画像データ復号装置の構成を示す
図である。本実施形態は、特に高精細ディジタルTV放
送信号の圧縮画像データの復号に適した構成であり、二
組の伸張処理部120a,120bと二組のパラメータ
抽出部110a,110bを有する。
【0054】伸張処理部120a,120bは、それぞ
れ図1に示した可変長復号部102、逆量子化部10
3、FIFOメモリ部104及び零ラン再生出力処理部
105(零ラン再生部106及びブロックバッファ10
7)を含んで構成され、場合によっては図4に示したイ
ントラDC再生部113をさらに含んでいてもよい。
【0055】これらの伸張処理部120a,120b
は、一つの圧縮画像データ(符号化ビットストリーム)
をスライス単位またはピクチャ単位で2分割したデータ
が入力端子101a,101bを介してそれぞれ入力さ
れることにより、第1、第2の実施形態と同様に零ラン
再生出力処理部105における零ラン再生部106の出
力速度の2倍で係数メモリであるブロックバッファ10
7からDCT係数を出力する。
【0056】一方、伸張処理部120a,120bにそ
れぞれ対応して設けられたパラメータ抽出部110a,
110bは、伸張処理部120a,120b内の可変長
復号部102が1マクロブロック分の復号処理を完了す
る毎に、そのマクロブロックに関するパラメータを動き
補償部111に出力する。
【0057】伸張処理部120a,120bからブロッ
ク毎に交互に出力されるDCT係数は逆離散コサイン変
換部109により逆離散コサイン変換された後、動き補
償部111に入力される。なお、逆離散コサイン変換部
109がDCT係数を受け取る予定の伸張処理部120
a,120bからDCT係数が出力されない場合は、逆
離散コサイン変換部109は出力開始がより早く可能と
なった方の伸張処理部からDCT係数を受け取って逆離
散コサイン変換を行う。また、動き補償部111が逆離
散コサイン変換結果の受け取りを許可しない場合は、逆
離散コサイン変換部109は受け取りが許可されたとき
直ちにブロック単位で出力可能な状態で停止する。
【0058】動き補償部111は、二つのパラメータ抽
出部110a,110bからマクロブロック毎にマクロ
ブロックパラメータを受け取り、マクロブロック毎に交
互にマクロブロックパラメータを選択して、逆離散コサ
イン変換部109からの逆離散コサイン変換結果に対し
てマクロブロックパラメータに応じた動き補償処理(参
照画像信号を用いた予測信号の生成処理)を行い、1マ
クロブロック分の予測信号用メモリに一時記憶する。
【0059】また、動き補償部111はパラメータ抽出
部110a,110bのいずれからもマクロブロックパ
ラメータの受け取りが完了していない場合は、逆離散コ
サイン変換部109からの逆離散コサイン変換結果のう
ち、先にマクロブロックパラメータの受け取りが完了し
た方について動き補償処理を行う。
【0060】そして、動き補償部111は2マクロブロ
ック分以上の逆離散コサイン変換結果を記憶可能なID
CT用メモリを有し、輝度信号または色差信号の逆離散
コサイン変換結果が揃う毎に、その逆離散コサイン変換
結果と予測信号用メモリに一次記憶された予測信号を加
算して、フレームメモリ112に出力する。
【0061】フレームメモリ112は、復号再生された
複数の画面の画像信号を記憶するメモリであり、動き補
償部111で使用する参照画像信号を一次記憶すると共
に、符号化画面順序で復号再生した画像信号を表示画面
順序で読み出されることにより出力端子113へ出力す
る。
【0062】このように本実施形態によると、高速化が
困難な可変長復号部、逆量子化部、零ラン再生部をそれ
ぞれ含む二つの伸張処理部120a,120bを設け、
高速化が容易な逆離散コサイン変換部109及び動き補
償部111についてはそれぞれ一つだけ設けることによ
って、より小規模な構成で高精細ディジタルTV放送信
号の圧縮画像データのような高速の圧縮画像データ復号
処理を実現することが可能となる。
【0063】また、本実施形態によると逆離散コサイン
変換部109が二つの伸張処理部120a,120bか
ら出力されるDCT係数をブロック単位で切り替えて逆
離散コサイン変換処理を行い、直接出力するため、逆離
散コサイン変換部109での処理遅延も小さく、単純な
回路構成とすることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば可
変長復号処理部と零ラン再生出力処理部との間に、複数
のブロックに含まれる非零係数を記憶可能なFIFOメ
モリ部を介在させることにより、可変長復号処理の処理
効率を効果的に高めることができ、零ラン再生以降の処
理の高速化を不要として、回路規模の縮小と低消費電力
化を図りつつ符号化レートの高い圧縮画像データの復号
処理が可能な圧縮画像データ復号処理装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る圧縮画像データ
復号装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施形態における逆量子化処理部内のスキャ
ンアドレス生成回路の具体的な構成を示す回路図
【図3】同実施形態における零ラン再生出力処理部の具
体的な構成を示す回路図
【図4】本発明の第2の実施形態に係る圧縮画像データ
復号装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施形態に係る圧縮画像データ
復号装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101…圧縮画像データ(符号化ビットストリーム)入
力端子 102…可変長復号部 103…逆量子化部 104…FIFOメモリ部 105…零ラン再生出力処理部 106…零ラン再生部 107…ブロックバッファ(DCT係数記憶部) 108…逆離散コサイン変換部 109…動き補償部 110,110a,110b…パラメータ抽出部 111…フレームメモリ 112…復号画像信号出力端子 113…イントラDC再生部 120a,120b…伸張処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号または該画像信号と予測信号との
    誤差である予測誤差信号を複数の画素からなるブロック
    毎に離散コサイン変換して得られた非零係数及び零係数
    からなるDCT係数を量子化し、所定のスキャンパター
    ンに従ってスキャン変換した後に、零係数の連続長を示
    す零ランレングスとこれに続く非零係数の組を可変長符
    号化して得られた可変長符号を含む圧縮画像データを復
    号する圧縮画像データ復号装置において、 前記可変長符号を復号して量子化された前記零ランレン
    グス及び非零係数を出力する可変長復号部と、 前記可変長復号部から出力される量子化された零ランレ
    ングス及び非零係数を逆量子化する逆量子化部と、 前記逆量子化部からの逆量子化結果を受けて前記零ラン
    レングスに応じた数の零係数を生成すると共に、各ブロ
    ック毎に該逆量子化結果に含まれる非零係数及び該生成
    した零係数を前記スキャンパターンに従った順序で出力
    する零ラン再生出力部と、 前記可変長復号部と前記零ラン再生出力部との間に設け
    られ、複数のブロックに含まれる非零係数を記憶可能な
    FIFOメモリ部と、 前記零ラン再生出力部から出力される非零係数及び零係
    数を逆離散コサイン変換する逆離散コサイン変換部と、 前記逆離散コサイン変換部からの変換結果に対して動き
    補償を施して復号画像信号を生成する動き補償部とを備
    えたことを特徴とする圧縮画像データ復号装置。
  2. 【請求項2】画像信号または該画像信号と予測信号との
    誤差である予測誤差信号を複数の画素からなるブロック
    毎に離散コサイン変換して得られた非零係数及び零係数
    からなるDCT係数を量子化し、所定のスキャンパター
    ンに従ってスキャン変換した後に、零係数の連続長を示
    す零ランレングスとこれに続く非零係数の組を可変長符
    号化して得られた可変長符号を含む圧縮画像データを復
    号する圧縮画像データ復号装置において、 前記可変長符号を復号して量子化された前記零ランレン
    グス及び非零係数を出力する可変長復号部、前記可変長
    復号部から出力される量子化された零ランレングス及び
    非零係数を逆量子化する逆量子化部、前記逆量子化部か
    らの逆量子化結果を受けて前記零ランレングスに応じた
    数の零係数を生成すると共に、各ブロック毎に該逆量子
    化結果に含まれる非零係数及び該生成した零係数を前記
    スキャンパターンに従った順序で出力する零ラン再生出
    力部、前記可変長復号部と前記零ラン再生出力部との間
    に設けられ、複数のブロックに含まれる非零係数を記憶
    可能なFIFOメモリ部、前記零ラン再生出力部から出
    力される非零係数及び零係数を逆離散コサイン変換する
    逆離散コサイン変換部、及び前記逆離散コサイン変換部
    からの変換結果に対して動き補償を施して復号画像信号
    を生成する動き補償部からそれぞれ構成される第1、第
    2の伸張処理部と、 前記第1の伸張処理部内の前記零ラン再生出力部から出
    力される非零係数及び零係数と前記第2の伸張処理部内
    の前記零ラン再生出力部から出力される非零係数及び零
    係数を1ブロック毎に交互に逆離散コサイン変換する逆
    離散コサイン変換部と、 前記逆離散コサイン変換部からの変換結果に対して動き
    補償を施して復号画像信号を生成する動き補償部とを備
    えたことを特徴とする圧縮画像データ復号装置。
  3. 【請求項3】前記可変長復号部は、所定の複数のブロッ
    クからなる1マクロブロック以上にわたって連続的に前
    記可変長符号を復号することを特徴とする請求項1また
    は2記載の圧縮画像データ復号装置。
  4. 【請求項4】前記零ラン再生出力部は、複数の非零係数
    及び零係数を記憶可能な容量を持つDCT係数記憶部を
    有し、前記逆量子化結果に含まれる非零係数及び生成し
    た前記零係数を該DCT係数記憶部に書き込み、前記ス
    キャンパターンに従った順序で書き込み時よりも高速で
    読み出して出力することを特徴とする請求項1または2
    記載の圧縮画像データ復号装置。
  5. 【請求項5】前記逆量子化部は、前記可変長復号部から
    の零ランレングスを累算することにより前記非零係数の
    位置を示すスキャンアドレス情報を再生して該スキャン
    アドレス情報と前記スキャンパターンを示すスキャンパ
    ターン情報により対応付けられた量子化幅データを前記
    可変長復号部からの非零係数に乗じることにより前記逆
    量子化結果を生成し、 前記FIFOメモリ部は、前記逆量子化部からの前記ス
    キャンアドレス情報とスキャンパターン情報及び前記逆
    量子化結果を含むデータを記憶し、 前記零ラン再生出力部は、複数の非零係数及び零係数を
    記憶可能な容量を持つDCT係数記憶部と、前記量子化
    結果が有効のとき1クロック毎にカウントアップするス
    キャンアドレスカウンタと、該スキャンアドレスカウン
    タの出力値と前記FIFOメモリ部から読み出されたス
    キャンアドレス情報の値が一致するまで前記零係数を生
    成する零係数生成部とを有し、前記逆量子化結果に含ま
    れる非零係数及び前記零係数生成部で生成した前記零係
    数を該DCT係数記憶部に書き込み、前記スキャンパタ
    ーン情報で示されるスキャンパターンに従った順序で書
    き込み時よりも高速で読み出して出力することを特徴と
    する請求項1または2記載の圧縮画像データ復号装置。
  6. 【請求項6】前記逆量子化部は、前記可変長復号部から
    ブロックの終了信号を受けたときに当該ブロックの最終
    係数位置に非零係数が存在しない場合に該最終係数位置
    に零係数を挿入して出力することを特徴とする請求項1
    または2記載の圧縮画像データ復号装置。
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