JP2002111607A - サンプリング装置及びサンプリング方法 - Google Patents

サンプリング装置及びサンプリング方法

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JP2002111607A
JP2002111607A JP2000297328A JP2000297328A JP2002111607A JP 2002111607 A JP2002111607 A JP 2002111607A JP 2000297328 A JP2000297328 A JP 2000297328A JP 2000297328 A JP2000297328 A JP 2000297328A JP 2002111607 A JP2002111607 A JP 2002111607A
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剛 ▲高▼野
Takeshi Takano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力された複数のパルス波形がそれぞれ異なる
パルス幅であっても、無駄なサンプリングや読み取りミ
スをすることなく、パルス波形の読み取りを行うことが
できるサンプリング装置を提供する。 【解決手段】入力波形のサンプリングを行うサンプリン
グ部13に、周期が可変であるサンプリング制御信号を
付与するタイミング生成部12が、サンプリング部13
に付与する仮のサンプリング周期をτ(s)、サンプリ
ング部13が入力されたパルス波形のオン期間T(s)
において仮のサンプリング周期τでサンプリングした回
数をN(回)、入力されたパルス波形の変動マージンを
M(s)、入力されたパルス波形の読み取り回数をR
(回)、任意の自然数をnとして、入力されたパルス波
形のオン期間のサンプリング回数を計数する計数部14
の計数データに基づいて入力波形のサンプリング周期を
設定する制御部15は、入力されたパルス波形の正規の
サンプリング周期Sをnτ<{τ(N+1)−M}/R
の関係を有するnτの最大値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視制御システム
の監視制御装置のように、入力されたパルス波形をサン
プリングするサンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の監視制御システムの構成
を示したブロック図である。従来、道路監視制御システ
ムや水処理監視制御システムなどのような監視制御シス
テム51では、図3に示したように、設備71〜73の
測定データや監視データは、各測定装置61〜63から
ネットワーク55などを介して監視制御装置52に集め
られる。そして、この測定データ等に基づいて、設備7
1〜73の制御が行われる。上記の道路監視制御システ
ムや水処理監視制御システムでは、例えば、高速道路の
受電所や換気所、ポンプ場や汚泥処理場などの制御が行
われる。
【0003】監視制御装置52には、測定データ等は通
常パルス波形として送られてくる。監視制御装置52に
おいて、入力されたパルス波形のサンプリング時間は、
ハードウェアやソフトウェアで予め設定された値で決定
されている。また、複数の測定装置から送られてくる各
入力パルスに対して、同一のサンプリング周期でサンプ
リングを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように監視制御装置52は、複数の入力パルスに対して
同一のサンプリング周期でサンプリングを行っているに
もかかわらず、各測定装置61〜63から測定データと
して送られてくるパルス波形は、必ずしも同じパルス幅
ではないという問題があった。このため、従来の監視制
御装置52では、その性能に悪影響を及ぼす場合があっ
た。
【0005】例えば、図3において、監視制御装置52
に対して測定データ等として、測定装置61はパルス幅
100msのパルス波形、測定装置62はパルス幅10
0μsのパルス波形を送信するように設定されていたと
する。この場合、監視制御装置52のサンプリング周期
は、パルス幅の小さい測定装置62に合わせた設定にし
なけれならない。また、測定装置61に対しては、無駄
な読み取り作業を行うことになる。このように、入力さ
れるパルス波形のパルス幅がそれぞれ異なると、監視制
御装置52の性能に悪影響を与えていた。
【0006】また、監視制御装置52において、予め想
定したパルス幅以下のパルス波形が入力された場合に
は、測定データ等として送られてきたパルス波形の読み
取りミスが発生する可能性があった。
【0007】そこで、本発明は、上記の問題を解決する
ために成されたものであり、その目的は、入力された複
数のパルス波形がそれぞれ異なるパルス幅であっても、
無駄なサンプリングや読み取りミスをすることなく、パ
ルス波形の読み取りを行うことができるサンプリング装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力波形の
サンプリングを行うサンプリング手段と、周期可変のサ
ンプリング制御信号を該サンプリング手段に付与するタ
イミング生成手段と、入力されたパルス波形のオン期間
でのサンプリング回数を計数する計数手段と、各手段を
制御するとともに該計数手段の計数データに基づいて入
力波形のサンプリング周期を設定する制御手段と、を備
え、該タイミング生成手段が該サンプリング手段に付与
する仮のサンプリング周期をτ(s)、該サンプリング
手段が入力されたパルス波形のオン期間T(s)におい
て該仮のサンプリング周期τでサンプリングした回数を
N(回)、入力されたパルス波形の変動マージンをM
(s)、入力されたパルス波形の読み取り回数をR
(回)、任意の自然数をnとして、該制御手段は、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτを、入力されたパルス波形の
正規のサンプリング周期Sとすることを特徴とする。
【0009】この構成においては、周期が可変であるサ
ンプリング制御信号を入力波形のサンプリングを行うサ
ンプリング手段に付与するタイミング生成手段が、サン
プリング手段に付与する仮のサンプリング周期をτ
(s)、サンプリング手段が入力されたパルス波形のオ
ン期間T(s)において仮のサンプリング周期τでサン
プリングした回数をN(回)、入力されたパルス波形の
変動マージンをM(s)、入力されたパルス波形の読み
取り回数をR(回)、任意の自然数をnとして、各手段
を制御するとともに、入力されたパルス波形のオン期間
のサンプリング回数を計数する計数手段の計数データに
基づいて入力波形のサンプリング周期を設定する制御手
段は、入力されたパルス波形の正規のサンプリング周期
Sを nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有するnτの最大値とする。これにより、サン
プリング装置に入力されたパルス波形に対して、パルス
波形毎に適正な正規のサンプリング周期Sを決めること
ができ、入力されたパルス波形のオン期間であるパルス
幅の異なるパルス波形が入力されても、パルスの読み取
りミスの発生を防止することが可能となる。
【0010】また、この発明は、オン期間T(s)で変
動マージンM(s)のパルス波形に対して、仮のサンプ
リング周期τ(s)で、パルス波形のオン期間における
サンプリング回数を計数する処理をR(回)行い、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτを該パルス波形に対する正規
のサンプリング周期Sとすることを特徴とする。
【0011】この構成においては、サンプリング方法と
して、オン期間T(s)で変動マージンM(s)のパル
ス波形に対して、仮のサンプリング周期τ(s)で、パ
ルス波形のオン期間におけるサンプリング回数を計数す
る処理をR(回)行い、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτをパルス波形に対する正規の
サンプリング周期Sとする。これにより、パルス波形の
サンプリングを行う際に、入力されるパルス波形毎にサ
ンプリング周期を変更することができるので、従来のよ
うにサンプリング周期が固定されていたために、パルス
波形によって、無駄な読み取りを行っていたり、パルス
の読み取りミスが発生していたりしたのを、防ぐことが
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るサンプリ
ング装置の詳細について説明する。図1は、本発明の実
施形態に係るサンプリング装置の構成を示したブロック
図である。本発明のサンプリング装置1は、入力部1
1、タイミング生成手段であるタイミング生成部12、
サンプリング手段であるサンプリング部13、計数手段
である計数部14、制御手段である制御部15、出力部
16、記憶部17及び表示部18を備えている。また、
入力部11は、サンプリング装置1の外部に接続された
例えば測定装置2などから測定データとして送られてき
た入力波形を入力するためのものであり、入力波形をサ
ンプリング部13に送る。タイミング生成部12は、制
御部15からの信号により、所定の周期でサンプリング
制御信号をサンプリング部13に送る。サンプリング部
13は、入力部11から送られてきた入力波形をタイミ
ング生成部12からのサンプリング制御信号によりサン
プリングするためのものであり、サンプリング信号を計
数部14に送る。計数部14は、サンプリング部13で
サンプリングした回数を計数するためのものである。制
御部15は、計数部14を介してサンプリング部13か
ら送られてきたサンプリングデータや計数部14からの
計数値に基づいて、各種の処理を行うためのものであ
る。また、サンプリング装置1の各部の制御を行う。出
力部16は、制御部15からの処理データや各種の信号
を出力するためのものであり、例えば設備3などに制御
データを出力する。記憶部17は、各種データやパルス
波形のパルス幅に応じたマージンなどを記憶している。
表示部18は、制御部15から送られてきたデータを表
示するためのものである。
【0013】なお、入力部11は、複数の機器からの信
号を入力できるようになっているものとする。また、サ
ンプリング装置1がネットワークを介して測定装置2や
設備3などの他の装置と接続されている場合は、入力部
11は、他の機器からの送信された情報を受信するため
の受信部となる。また、出力部16は、他の機器に情報
を送信するための送信部となる。さらに、サンプリング
装置1は表示部18を備える構成としたが、この表示部
18を設けずに、サンプリング装置1の外部に出力部1
6からの出力信号を受けて表示を行う表示装置5を接続
して、データなどを表示する構成にしてもよい。
【0014】サンプリング装置1は、入力されるパルス
波形に対して、予め所定のサンプリング周期のデフォル
ト値が設定されたものとする。または、入力されたパル
ス波形毎に正規のサンプリング周期を決定するまでの間
は、一時的に短いサンプリング周期でパルス波形をサン
プリングするようにしてもよい。
【0015】本発明のサンプリング装置1は、外部から
パルス信号が入力されると、そのパルス信号毎に適切な
サンプリング周期の設定を行う。その詳細を説明する。
サンプリング装置1に、はじめて入力されるパルス波形
に対しては、以下のようにしてパルス幅を計測する。図
2はパルス波形のパルス幅の計測方法を説明するための
波形図である。
【0016】上記のように、予め設定されたサンプリン
グ周期のデフォルト値または一時的な短いサンプリング
周期(以下、仮のサンプリング周期と称する。)をτ
(s)とする。また、入力されたパルス波形のオン期間
をT(s)とする。なお、パルス波形のオン期間Tを測
定することで、パルス幅が得られる。
【0017】図2に示したように、パルス波形に対して
仮のサンプリング周期τでサンプリングを行い、以下の
関係を満たすようにすると、オン期間(パルス幅)Tと
オン期間Tのサンプリング回数Nを定めることができ
る。 τN<T<τ(N+1)‥‥‥‥‥‥‥‥(式1) A(E)=A(E+N+1)=オフ期間 A(E+1)=A(E+N)=オン期間 なお、A(E)は、E回目のパルス入力の読み取り値で
ある。
【0018】また、正規のサンプリング周期Sは、上記
のパルス波形のオン期間Tを用いて以下に示す式を満た
す自然数nによって、nτで与えられる。すなわち、入
力されるパルスの変動マージン(パルス幅のマージン)
をM(s)、読み取り回数をR(回)とすると、 T−M>nτR つまり、 nτ<{τ(N+1)−M}/R‥‥‥‥(式2) を満たすnτの最大値を正規のサンプリング周期Sとす
ることで、異なるパルス幅のパルス波形が入力されて
も、適切なサンプリング周期を決定でき、効率的な処理
を行うことができる。なお、式2において、読み取りを
R回行うのは、パルス波形をサンプリングした際に、パ
ルス波形のオフ期間にも係わらずノイズなどの影響でオ
ン期間であると誤った判断をするのを防止するためであ
る。
【0019】次に、入力されたパルス波形の最適なサン
プリング周期を決定する手順を、具体例を挙げて説明す
る。図4は、サンプリング周期を決定する手順を説明す
るためのフローチャートである。例として、サンプリン
グ装置1に対して、パルス幅1msのパルス波形が入力
された場合と、パルス幅100msのパルス波形が入力
された場合と、について説明する。なお、サンプリング
装置1は、2度読みを行うものとし、仮のサンプリング
周期を20μsとする。
【0020】〔パルス幅が1msの場合〕まず、サンプ
リング装置1の制御部15は、記憶部17から予め設定
された読み取り回数Rを読み出し(ステップ101)、
読み取り回数Rを1減少させて、この値を記憶部17に
記憶させる(ステップ102)。次に、制御部15はタ
イミング生成部12に信号を送り、サンプリング部13
が20μs周期でサンプリングするようにサンプリング
制御信号を発生させる(ステップ103)。サンプリン
グ部13は、20μs周期のサンプリング制御信号によ
って、サンプリングを行い、サンプリング信号を計数部
14に送る(ステップ104)。
【0021】計数部14は、サンプリング部13がパル
ス波形のオン期間にサンプリングを行った回数を計数
し、そのデータを制御部15に送る(ステップ10
5)。制御部15は、計数部14の計数データから、入
力されたパルス波形のオン期間Tのサンプリング回数を
N=49とする。そして、制御部15は、記憶部17に
このサンプリング回数Nを記憶させる(ステップ10
6)。
【0022】制御部15は、読み取り回数R=0か否か
を判定する(ステップ107)。読み取り回数Rが0で
ない場合、ステップ102の処理を行う。一方、読み取
り回数R=0の場合、サンプリング回数Nがそれぞれ等
しいか否かを判定する(ステップ108)。サンプリン
グ回数Nがそれぞれ等しくない場合、ステップ101の
処理を行う。
【0023】一方、サンプリング回数Nがそれぞれ等し
い場合、制御部は、記憶部17に記憶されたデータから
パルス波形のパルス幅のマージンMを読み出し、マージ
ンMの値を100μsとする。そして、制御部15は、
前記の式2を用いて演算を行い、最大のnτにおけるn
をn=22として、正規のサンプリング周期Sを440
μsとする(ステップ109)。
【0024】サンプリング装置1は、これ以降、このパ
ルス波形については、サンプリング周期S=440μs
で、サンプリングを行う。また、制御部15は、サンプ
リングデータに基づいて、出力部16から信号を送信し
て、設備3などの制御を行う。
【0025】〔パルス幅が100msの場合〕まず、サ
ンプリング装置1の制御部15は、記憶部17から予め
設定された読み取り回数Rを読み出し(ステップ10
1)、読み取り回数Rを1減少させ、この値を記憶部1
7に記憶させる(ステップ102)。次に、制御部15
はタイミング生成部12に信号を送り、サンプリング部
13が20μs周期でサンプリングするようにサンプリ
ング制御信号を発生させる(ステップ103)。サンプ
リング部13は、20μs周期のサンプリング制御信号
によって、サンプリングを行い、サンプリング信号を計
数部14に送る(ステップ104)。
【0026】計数部14は、サンプリング部13がパル
ス波形のオン期間にサンプリングを行った回数を計数
し、そのデータを制御部15に送る(ステップ10
5)。制御部15は、計数部14の計数データから、入
力されたパルス波形のオン期間Tのサンプリング回数を
N=4999とする。そして、制御部15は、記憶部1
7にこのサンプリング回数Nを記憶させる(ステップ1
06)。
【0027】制御部15は、読み取り回数R=0か否か
を判定する(ステップ107)。読み取り回数Rが0で
ない場合、ステップ102の処理を行う。一方、読み取
り回数R=0の場合、サンプリング回数Nがそれぞれ等
しいか否かを判定する(ステップ108)。サンプリン
グ回数Nがそれぞれ等しくない場合、ステップ101の
処理を行う。
【0028】一方、サンプリング回数Nがそれぞれ等し
い場合、制御部は、記憶部17に記憶されたデータから
パルス波形のパルス幅のマージンMを読み出し、マージ
ンMの値を5msとする。そして、制御部15は、前記
の式2を用いて演算を行い、最大のnτにおけるnをn
=2374として、正規のサンプリング周期Sを47.
48msとする(ステップ109)。
【0029】サンプリング装置1は、これ以降、このパ
ルス波形については、サンプリング周期S=47.48
msで、サンプリングを行う。また、制御部15は、サ
ンプリングデータに基づいて、出力部16から信号を送
信して、設備3などの制御を行う。
【0030】なお、上記のサンプリング装置は、例え
ば、図3に示した監視制御システムに適用することがで
き、各測定装置から測定データとしてパルス波形が入力
された際に監視制御装置でのデータ処理効率やデータの
読み取りミスをなくすことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0032】この発明は、周期が可変であるサンプリン
グ制御信号を入力波形のサンプリングを行うサンプリン
グ手段に付与するタイミング生成手段が、サンプリング
手段に付与する仮のサンプリング周期をτ(s)、サン
プリング手段が入力されたパルス波形のオン期間T
(s)において仮のサンプリング周期τでサンプリング
した回数をN(回)、入力されたパルス波形の変動マー
ジンをM(s)、入力されたパルス波形の読み取り回数
をR(回)、任意の自然数をnとして、各手段を制御す
るとともに、入力されたパルス波形のオン期間のサンプ
リング回数を計数する計数手段の計数データに基づいて
入力波形のサンプリング周期を設定する制御手段は、入
力されたパルス波形の正規のサンプリング周期Sを nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有するnτの最大値とするため、サンプリング
装置に入力されたパルス波形に対して、パルス波形毎に
適正な正規のサンプリング周期Sを決めることができ、
入力されたパルス波形のオン期間であるパルス幅の異な
るパルス波形が入力されても、パルスの読み取りミスの
発生を防止することができる。
【0033】また、この発明は、サンプリング方法とし
て、オン期間T(s)で変動マージンM(s)のパルス
波形に対して、仮のサンプリング周期τ(s)で、パル
ス波形のオン期間におけるサンプリング回数を計数する
処理をR(回)行い、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτをパルス波形に対する正規の
サンプリング周期Sとするので、パルス波形のサンプリ
ングを行う際に、入力されるパルス波形毎にサンプリン
グ周期を変更することができるので、従来のようにサン
プリング周期が固定されていたために、パルス波形によ
って、無駄な読み取りを行っていたり、パルスの読み取
りミスが発生していたりしたのを、防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るサンプリング装置の構
成を示したブロック図である。
【図2】パルス波形のパルス幅の計測方法を説明するた
めの波形図である。
【図3】従来の監視制御システムの構成を示したブロッ
ク図である。
【図4】サンプリング周期を決定する手順を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1−サンプリング装置 11−入力部 12−タイミング生成部 13−サンプリング部 14−計数部 15−制御部 16−出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力波形のサンプリングを行うサンプリ
    ング手段と、周期可変のサンプリング制御信号を該サン
    プリング手段に付与するタイミング生成手段と、入力さ
    れたパルス波形のオン期間でのサンプリング回数を計数
    する計数手段と、各手段を制御するとともに該計数手段
    の計数データに基づいて入力波形のサンプリング周期を
    設定する制御手段と、を備え、 該タイミング生成手段が該サンプリング手段に付与する
    仮のサンプリング周期をτ(s)、該サンプリング手段
    が入力されたパルス波形のオン期間T(s)において該
    仮のサンプリング周期τでサンプリングした回数をN
    (回)、入力されたパルス波形の変動マージンをM
    (s)、入力されたパルス波形の読み取り回数をR
    (回)、任意の自然数をnとして、該制御手段は、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτを、入力されたパルス波形の
    正規のサンプリング周期Sとすることを特徴とするサン
    プリング装置。
  2. 【請求項2】 オン期間T(s)で変動マージンM
    (s)のパルス波形に対して、仮のサンプリング周期τ
    (s)で、パルス波形のオン期間におけるサンプリング
    回数を計数する処理をR(回)行い、 nτ<{τ(N+1)−M}/R の関係を有する最大値nτを該パルス波形に対する正規
    のサンプリング周期Sとすることを特徴とするサンプリ
    ング方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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