JP2002111588A - 光クロスコネクト装置 - Google Patents

光クロスコネクト装置

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JP2002111588A
JP2002111588A JP2000299674A JP2000299674A JP2002111588A JP 2002111588 A JP2002111588 A JP 2002111588A JP 2000299674 A JP2000299674 A JP 2000299674A JP 2000299674 A JP2000299674 A JP 2000299674A JP 2002111588 A JP2002111588 A JP 2002111588A
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optical
light
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signal light
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JP2000299674A
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Masayuki Kajima
正幸 鹿嶋
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WP型或いはVWP型の光クロスコネクト装
置において、各光スイッチにおける光経路の設定状態を
監視する際に、障害が発生した光経路を特定できる監視
技術が望まれていた。 【解決手段】 波長分離器W1〜W3とクロスコネクト
手段20との間には、モニタ光合波手段10が設けられ
ている。モニタ光合波手段10は、分岐カプラ11−1
〜3,12−1〜3,13−1〜3と、合波カプラ14
−1〜14−3,15−1〜15−3,16−1〜16
−3を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入力ポート
および出力ポートを有し、これらの各入力ポートおよび
出力ポートの組み合せを切り替えることにより任意のス
イッチ経路を設定するクロスコネクト手段を備え、波長
多重信号光のそれぞれの波長の信号光の光経路(以下、
光パスとも言う)を設定されたスイッチ経路を利用して
切り替える光クロスコネクト装置に関し、特に、クロス
コネクト手段における障害を監視する機能を備えた光ク
ロスコネクト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の高速化・大容量化にとも無い、ネ
ットワークならびに伝送システムの広帯域化・大容量化
が要求されている。その一実現手段として、光波長多重
(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術を
ベースとした光ネットワークの構築が望まれている。そ
して、光ネットワークを構築する上で核となるのが光ク
ロスコネクト装置である。ここで、光クロスコネクト装
置とは、伝送システム上に形成された光経路(光パス)
を光信号レベルで切り替える装置をいう。
【0003】上述した光クロスコネクト装置には、装置
内において伝送する光信号の波長を変換しない方式(W
P型:Wavelength Path)と必要に応じて波長を変換す
る方式(VWP型:Virtual Wavelength Path)があ
る。WP型の光クロスコネクト装置は、複数の入力用光
伝送路から入力されるN波の波長多重信号光を各波長の
単波長信号光に分離し、それぞれの単波長信号光の光経
路を複数の光スイッチにより切り替えて任意の出力用光
伝送路に出力する。これに対し、VWP型の光クロスコ
ネクト装置は、複数の入力用光伝送路から入力されるN
波の波長多重信号光を各波長の単波長信号光に分離し、
それぞれの単波長信号光の光経路を光スイッチにより切
り替えた後に、各単波長信号光の波長を所定の波長に変
換して任意の出力用光伝送路に出力する。
【0004】上述したWP型型の光クロスコネクト装置
において、装置内部で切り替えらる光経路の設定状態を
監視する技術が考えられている。一般に、入力される複
数の単波長信号光の経路を切り替えて出力する光スイッ
チにおいて、光経路の設定状態を監視する技術として、
光スイッチから出力される各単波長信号光の波長を検出
することで設定状態の監視を行う技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、WP型
のクロスコネクト装置においては、各光スイッチからは
同一波長の単波長信号光が複数出力されるため、各光ス
イッチにおける光経路の設定状態を監視するために夫々
の波長を検出しても全て同一波長であった。このため、
光スイッチにおける光経路の設定状態は、例えば障害の
発生の有無を監視することはできるが、障害が発生した
光経路を特定することは困難であった。VWP型の光ク
ロスコネクト装置においても、前述のWP型の光クロス
コネクト装置と同様の課題を有していた。したがって、
WP型或いはVWP型の光クロスコネクト装置におい
て、各光スイッチにおける光経路の設定状態を監視する
際に、障害が発生した光経路を特定できる監視技術が望
まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、光クロ
スコネクト装置において、以下の特徴的な構成で上述の
課題を解決する。すなわち、本発明の光クロスコネクト
装置は、M個(Mは2以上の整数)の入力用光伝送路か
らそれぞれN波長(Nは2以上の整数)の波長多重信号
光を入力し、任意の出力用光伝送路に出力する光クロス
コネクト装置において、各入力用光伝送路毎に設けら
れ、該当する入力用光伝送路から入力される波長多重信
号光を波長の異なるN個の単波長信号光に分離するM個
の波長分離手段と、各波長分離手段により分離される各
単波長信号光を入力する少なくともM×N個の入力ポー
トおよび出力ポートを有し、各入力ポートおよび出力ポ
ートの組み合せを切り替えることにより任意のスイッチ
経路を設定するクロスコネクト手段と、スイッチ経路に
伝送される前記各単波長信号光に対し、この単波長信号
光と異なる波長のモニタ光を合波するモニタ光合波手段
と、クロスコネクト手段から出力されるモニタ光からク
ロスコネクト手段のスイッチ経路の設定状態を監視する
監視手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の実施の形態を説明する。
【0008】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態を示す光クロスコネクト
装置の構成図である。なお、この第1の実施の形態で
は、用いる光クロスコネクト装置はWP型の光クロスコ
ネクト装置であり、入力用光伝送路の個数Mを3(M=
3)とし、各入力用光伝送路を伝送される波長多重信号
光の波長数Nを3(N=3)とした場合について説明す
る。
【0009】図1において、本発明の第1の実施の形態
の光クロスコネクト装置100は、波長分離器W1〜W
3、モニタ光合波手段10、クロスコネクト手段20、
モニタ光分岐手段30、波長多重器W4〜W6、監視手
段40により構成される。
【0010】波長分離器W1〜W3は、M個(本実施の
形態ではM=3)の入力用光伝送路IN1〜IN3毎に
設けられ、各入力用光伝送路から入力される波長多重信
号光を波長の異なるN個(本実施の形態ではN=3)の
単波長信号光に分離し、波長λ1〜波長λ3の単波長信
号光を出力する。
【0011】クロスコネクト手段20は、光スイッチS
1,S2,S3により構成されている。光スイッチS1
〜S3は、それぞれ入力ポートI1,I2,I3および
出力ポートO1,O2,O3を有している。各光スイッ
チS1〜S3は、入力ポートI1〜I3および出力ポー
トO1〜O3の組み合せにより設定されるスイッチ経路
を任意に切り替えることにより光経路の設定を行う。光
スイッチS1の各入力ポートI1〜I3には、各波長分
離器W1〜W3が出力する波長λ1の単波長信号光が接
続される。光スイッチS2の各入力ポートI1〜I3に
は、各波長分離器W1〜W3が出力する波長λ2の単波
長信号光が接続される。光スイッチS3の各入力ポート
I1〜I3には、各波長分離器W1〜W3が出力する波
長λ3の単波長信号光が接続される。
【0012】波長分離器W1〜W3とクロスコネクト手
段20との間には、モニタ光合波手段10が設けられて
いる。モニタ光合波手段10は、分岐カプラ11−1〜
3,12−1〜3,13−1〜3と、合波カプラ14−
1〜14−3,15−1〜15−3,16−1〜16−
3を有している。
【0013】分岐カプラ11−1〜3は、波長分離器W
1が出力する波長λ1〜λ3の各単波長信号光毎に設け
られ、入力される単波長信号光を同波長の2つの単波長
信号光に分岐する。分岐された一方の単波長信号光は、
自己の波長λj(j=1,2,3)に該当する光スイッ
チSj(j=1,2,3)の入力ポートI1に接続され
る。この単波長信号光は、伝送システムを伝送されるデ
ータ用の信号光として使用される。一方、分岐カプラ1
1−1〜3により分岐された他方の単波長信号光は、光
スイッチS1の各入力ポートI1〜I3に接続される。
この単波長信号光は、光スイッチS1内部に設定される
スイッチ経路の設定状態(例えば光スイッチの障害監
視)を監視するためのモニタ光として使用される。分岐
カプラ12−1〜3は、波長分離器W2が出力する波長
λ1〜λ3の各単波長信号光毎に設けられ、入力される
単波長信号光を同波長の2つの単波長信号光に分岐す
る。分岐された一方の単波長信号光は、自己の波長λj
(j=1,2,3)に該当する光スイッチSj(j=
1,2,3)の入力ポートI2に接続される。この単波
長信号光は、伝送システムを伝送されるデータ用の信号
光として使用される。一方、分岐カプラ12−1〜3に
より分岐された他方の単波長信号光は、光スイッチS2
の各入力ポートI1〜I3に接続される。この単波長信
号光は、光スイッチS2内部に設定されるスイッチ経路
の設定状態(例えば光スイッチの障害監視)を監視する
ためのモニタ光として使用される。分岐カプラ13−1
〜3は、波長分離器W3が出力する波長λ1〜λ3の各
単波長信号光毎に設けられ、入力される単波長信号光を
同波長の2つの単波長信号光に分岐する。分岐された一
方の単波長信号光は、自己の波長λj(j=1,2,
3)に該当する光スイッチSj(j=1,2,3)の入
力ポートI3に接続される。この単波長信号光は、伝送
システムを伝送されるデータ用の信号光として使用され
る。一方、分岐カプラ13−1〜3により分岐された他
方の単波長信号光は、光スイッチS3の各入力ポートI
1〜I3に接続される。この単波長信号光は、光スイッ
チS3内部に設定されるスイッチ経路の設定状態(例え
ば光スイッチの障害監視)を監視するためのモニタ光と
して使用される。
【0014】光スイッチS1〜S3の各入力ポートI1
〜I3前段には、それぞれ合波カプラ14−1〜3,1
5−1〜3,16−1〜3の出力が接続されている。各
合波カプラ14−1〜3,15−1〜3,16−1〜3
は、入力される前述のデータ用の信号光およびモニタ光
を合波して、接続される入力ポートに出力する。すなわ
ち、光スイッチS1の各入力ポートI1〜I3には、そ
れぞれデータ用の信号光として波長λ1の単波長信号光
と、この単波長信号光にモニタ光としての異なる波長の
単波長信号光が合波されて入力される。光スイッチS2
の各入力ポートI1〜I3には、それぞれデータ用の信
号光として波長λ2の単波長信号光と、この単波長信号
光にモニタ光としての異なる波長の単波長信号光が合波
されて入力される。光スイッチS3の各入力ポートI1
〜I3には、それぞれデータ用の信号光として波長λ3
の単波長信号光と、この単波長信号光にモニタ光として
の異なる波長の単波長信号光が合波されて入力される。
【0015】ただし、この第1の実施の形態では、各光
スイッチS1〜S3において、データ用の単波長信号光
とモニタ光としての単波長信号光の波長が一致する場合
には、両者の単波長信号光を合波すると光干渉が発生
し、この光干渉が光スイッチの特性に影響を及ぼす恐れ
があるため、両者を合波せずにデータ用の単波長信号光
をモニタ光として兼用している。
【0016】クロスコネクト手段20の後段にはモニタ
光分岐手段30が設けられている。モニタ光分岐手段3
0は、各光スイッチS1〜S3の各出力カプラO1〜O
3に接続される分岐カプラ31−1〜3,32−1〜
3,33−1〜3から構成される。分岐カプラ31−1
〜3,32−1〜3,33−1〜3は、光スイッチS1
の出力ポートO1〜O3から出力されるデータ用の単波
長信号光およびモニタ光としての単波長信号光を入力
し、2つの伝送路に分岐する。分岐された一方の信号光
は、波長多重器W4〜W6のうちのいずれかの波長多重
器へ接続される。波長多重器W4〜W6は、それぞれ波
長λ1,λ2,λ3のみを通過させるように設定された
3個の入力ポートを備えており、入力される信号光から
特定の波長の単波長信号光のみを通過させることによ
り、波長λ1〜λ3の各々のデータ用の単波長信号光を
多重して各出力用光伝送路OUT1〜3に出力する機能
を有している。したがって、出力用光伝送路OUT1〜
3には、データ用の単波長信号光が多重された波長多重
信号光のみが伝送され、モニタ光としての単波長信号光
は伝送されない。
【0017】一方、分岐カプラ31−1〜3,32−1
〜3,33−1〜3により分岐された他方の信号光は、
監視手段40のモニタM1〜M3に接続される。モニタ
M1には分岐カプラ31−1〜31−3の他方の出力
が、モニタM2には分岐カプラ32−1〜32−3の他
方の出力が、モニタM3には分岐カプラ33−1〜33
−3の他方の出力が、それぞれ入力される。各モニタM
1〜3は、複数の波長を検出する機能を有しており、入
力されるデータ用の単波長信号光とモニタ光としての単
波長信号光が合波された信号光における波長の組み合せ
を特定する機能を有している。
【0018】監視手段40は、更に光スイッチS1〜S
3の動作を制御するドライバ41と、各モニタM1〜M
3から検出信号を入力し、この検出信号に応じてドライ
バ41に制御信号を出力する制御部42を有している。
【0019】上述した構成を備える光クロスコネクト装
置100において、各光スイッチS1〜S3におけるい
光経路の設定状態の監視は、以下の通り行われる。
【0020】すなわち、光スイッチS1において光経路
の設定が正常に行われている場合には、モニタM1で、
入力される3個の信号光からそれぞれ波長λ1、波長λ
1およびλ2、波長λ1およびλ3の3通りの波長の組
み合せが特定される。したがって、制御部42は、モニ
タM1から3通りの波長の組み合せを検出したことを示
す検出信号が入力された場合は、光スイッチS1におけ
る光経路の設定が正常に行われていると判断する。他
方、光スイッチS1において光経路の設定に何らかの障
害が発生した場合には、モニタM1が特定する3通りの
波長の組み合せのうちのいずれかの組み合せが特定され
ない。制御部42は、モニタM1において特定されなか
った波長の組み合せにより発生した障害に関係する入力
ポートを検出することができる。例えば、モニタM1に
おいて、波長λ1およびλ2の組み合せが特定されなか
った場合には、光スイッチS1の入力ポートI2が発生
した障害に関係していることとなる。更に、光スイッチ
S1の各出力ポートO1〜O3とモニタM1との接続関
係は装置設計時に既に決まっているため、モニタM1に
おいて特定されなかった波長の組み合せから、障害に関
連するスイッチS1の出力ポートも特定することができ
る。このようにして光スイッチS1における光経路の設
定状態の監視が行われる。光スイッチS2,S3におい
ても同様に、モニタM2,M3が特定する波長の組み合
せにより、光経路の設定状態の監視が行われる。
【0021】上述のように、第1の本実施の形態におい
ては、WP型光クロスコネクト装置内部に設けられた複
数の光スイッチに対し、その光経路の設定状態を発生し
た障害の個所も含めて監視することができる。
【0022】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態について、図2を用いて説明する。図2は、
本発明の第2の実施の形態を示す光クロスコネクト装置
の構成図である。なお、第2の実施の形態の説明におい
て、第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素に
は同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0023】図2において、WP型のクロスコネクト装
置200は、モニタ光合波手段10、モニタ光分岐手段
30の代わりに、モニタ光合波手段50、モニタ光分岐
手段60を備えている。
【0024】モニタ光合波手段50は、分岐カプラ51
−1〜3,52−1〜3,53−1〜3と、サーキュレ
ータ54−1〜3,55−1〜3,56−1〜3を有し
ている。モニタ光分岐手段60は、サーキュレータ61
−1〜3,62−1〜3,63−1〜3を有している。
【0025】分岐カプラ51−1〜3は、波長分離器W
1が出力する波長λ1〜λ3の各単波長信号光毎に設け
られ、入力される単波長信号光を同波長の2つの単波長
信号光に分岐する。分岐された一方の単波長信号光は、
自己の波長λj(j=1,2,3)に該当する光スイッ
チSj(j=1,2,3)の入力ポートI1に接続され
る。この単波長信号光は、伝送システムを伝送されるデ
ータ用の信号光として使用される。一方、分岐カプラ5
1−1〜3により分岐された他方の単波長信号光は、光
スイッチS1の後段に設けられたサーキュレータ54−
1〜3に接続される。サーキュレータ54−1〜3は、
図示しない第1〜第3のポートを有しており、第1のポ
ートへ入力された光信号を第2のポートから出力し、第
2のポートへ入力された光信号を第3のポートへから出
力する機能を備えている。前述した分岐カプラ51−1
〜3により分岐された他方の単波長信号光は、サーキュ
レータ54−1〜3の第1のポートへ接続されている。
サーキュレータ54−1〜3の各第2のポートは、光ス
イッチS1の出力ポートO1〜O3にそれぞれ接続され
ている。この単波長信号光は、光スイッチS1内部に設
定されるスイッチ経路の設定状態(例えば光スイッチの
障害監視)を監視するためのモニタ光として使用され
る。サーキュレータ54−1〜3の第3のポートは、波
長多重器W4〜W6に接続されている。
【0026】一方、光スイッチS1の入力ポートI1〜
I3には、サーキュレータ61−1〜3が設けられてい
る。サーキュレータ61−1〜3は、前述のサーキュレ
ータ54−1〜3と同様に構成されている。サーキュレ
ータ61−1〜3の第1のポートには、前述した分岐カ
プラ51−1〜3により分岐された一方の単波長信号光
が接続されている。サーキュレータ61−1〜3の第2
のポートには、光スイッチS1の入力ポートI1〜I3
が接続されている。また、サーキュレータ61−1〜3
の第3のポートには、監視手段40のモニタM1が接続
されている。
【0027】分岐カプラ52−1〜3は、波長分離器W
2が出力する波長λ1〜λ3の各単波長信号光毎に設け
られ、入力される単波長信号光を同波長の2つの単波長
信号光に分岐する。分岐された一方の単波長信号光は、
自己の波長λj(j=1,2,3)に該当する光スイッ
チSj(j=1,2,3)の入力ポートI2に接続され
る。この単波長信号光は、伝送システムを伝送されるデ
ータ用の信号光として使用される。一方、分岐カプラ5
2−1〜3により分岐された他方の単波長信号光は、光
スイッチS2の後段に設けられたサーキュレータ55−
1〜3に接続される。サーキュレータ55−1〜3は、
前述したサーキュレータ54−1〜3と同様に構成され
ている。前述した分岐カプラ52−1〜3により分岐さ
れた他方の単波長信号光は、サーキュレータ55−1〜
3の第1のポートへ接続されている。サーキュレータ5
5−1〜3の各第2のポートは、光スイッチS2の出力
ポートO1〜O3にそれぞれ接続されている。この単波
長信号光は、光スイッチS2内部に設定されるスイッチ
経路の設定状態(例えば光スイッチの障害監視)を監視
するためのモニタ光として使用される。サーキュレータ
55−1〜3の第3のポートは、波長多重器W4〜W6
に接続されている。
【0028】一方、光スイッチS2の入力ポートI1〜
I3には、サーキュレータ62−1〜3が設けられてい
る。サーキュレータ62−1〜3は、前述のサーキュレ
ータ55−1〜3と同様に構成されている。サーキュレ
ータ62−1〜3の第1のポートには、前述した分岐カ
プラ52−1〜3により分岐された一方の単波長信号光
が接続されている。サーキュレータ62−1〜3の第2
のポートには、光スイッチS2の入力ポートI1〜I3
が接続されている。また、サーキュレータ62−1〜3
の第3のポートには、監視手段40のモニタM2が接続
されている。
【0029】分岐カプラ53−1〜3は、波長分離器W
3が出力する波長λ1〜λ3の各単波長信号光毎に設け
られ、入力される単波長信号光を同波長の2つの単波長
信号光に分岐する。分岐された一方の単波長信号光は、
自己の波長λj(j=1,2,3)に該当する光スイッ
チSj(j=1,2,3)の入力ポートI3に接続され
る。この単波長信号光は、伝送システムを伝送されるデ
ータ用の信号光として使用される。一方、分岐カプラ5
3−1〜3により分岐された他方の単波長信号光は、光
スイッチS3の後段に設けられたサーキュレータ56−
1〜3に接続される。サーキュレータ56−1〜3は、
前述したサーキュレータ54−1〜3と同様に構成され
ている。前述した分岐カプラ53−1〜3により分岐さ
れた他方の単波長信号光は、サーキュレータ56−1〜
3の第1のポートへ接続されている。サーキュレータ5
6−1〜3の各第2のポートは、光スイッチS3の出力
ポートO1〜O3にそれぞれ接続されている。この単波
長信号光は、光スイッチS3内部に設定されるスイッチ
経路の設定状態(例えば光スイッチの障害監視)を監視
するためのモニタ光として使用される。サーキュレータ
56−1〜3の第3のポートは、波長多重器W4〜W6
に接続されている。
【0030】一方、光スイッチS3の入力ポートI1〜
I3には、サーキュレータ63−1〜3が設けられてい
る。サーキュレータ63−1〜3は、前述のサーキュレ
ータ56−1〜3と同様に構成されている。サーキュレ
ータ63−1〜3の第1のポートには、前述した分岐カ
プラ53−1〜3により分岐された一方の単波長信号光
が接続されている。サーキュレータ63−1〜3の第2
のポートには、光スイッチS3の入力ポートI1〜I3
が接続されている。また、サーキュレータ63−1〜3
の第3のポートには、監視手段40のモニタM3が接続
されている。
【0031】上述の構成を備える光クロスコネクト装置
200においては、分岐カプラ51−1〜3により分岐
された一方の単波長信号光は、データ用の信号光として
前述の通り光スイッチS1〜S3の各入力ポートI1に
入力され、各出力ポートO1〜O3のいずれかから出力
される。光スイッチS1〜S3から出力されたデータ用
の単波長信号光は、サーキュレータ54−1〜56−3
のいずれかの第2のポートに入力され、第3のポートか
ら出力される。第3のポートから出力されたデータ用の
単波長信号光は、波長多重器W4〜W6のいずれかから
他のデータ用単波長信号光と合波されて出力用光伝送路
OUT1〜3のいずれかに多重伝送される。
【0032】一方、分岐カプラ51−1〜3により分岐
された他方の単波長信号光は、モニタ光としてサーキュ
レータ54−1〜3の第1のポートに入力される。サー
キュレータ54−1〜3の第1のポートに入力されたモ
ニタ光は、光スイッチS1の出力ポートO1〜O3に入
力される。光スイッチS1において、出力ポートO1〜
O3から入力された波長λ1〜λ3の各モニタ光は、設
定されたスイッチ経路を伝送されて任意の入力ポートI
1〜I3から出力される。このとき、光スイッチS1内
部では、データ用の単波長信号光とモニタ光とが同一の
スイッチ経路を互いに逆方向に伝送されてる。各入力ポ
ートI1〜I3から出力された波長λ1〜λ3の各モニ
タ光は、各サーキュレータ61−1〜3の第2のポート
に入力され、第3のポートから出力される。第3のポー
トから出力された波長λ1〜λ3の各モニタ光は、モニ
タM1に入力される。本実施の形態では、モニタM1は
波長λ1,λ2,λ3をそれぞれ特定する機能を有して
いる。
【0033】上述した構成を備える光クロスコネクト装
置200において、各光スイッチS1〜S3における光
経路の設定状態の監視は、以下の通り行われる。
【0034】すなわち、光スイッチS1において光経路
の設定が正常に行われている場合には、モニタM1で、
入力される3個のデータ光からそれぞれ波長λ1、波長
λ2、波長λ3の3個の波長が特定される。したがっ
て、制御部42は、モニタM1から3個の波長を検出し
たことを示す検出信号が入力された場合は、光スイッチ
S1における光経路の設定が正常に行われていると判断
する。他方、光スイッチS1において光経路の設定に何
らかの障害が発生した場合には、モニタM1が特定する
3個の波長のうちのいずれかが特定されない。制御部4
2は、モニタM1において特定されなかった波長により
発生した障害に関係する出力ポートを検出することがで
きる。例えば、モニタM1において、波長λλ2が特定
されなかった場合には、光スイッチS1の出力ポートO
2が発生した障害に関係していることとなる。更に、光
スイッチS1の各入力ポートO1〜O3とモニタM1と
の接続関係は装置設計時に既に決まっているため、モニ
タM1において特定されなかった波長から、障害に関連
するスイッチS1の入力ポートも特定することができ
る。このようにして光スイッチS1における光経路の設
定状態の監視が行われる。光スイッチS2,S3におい
ても同様に、モニタM2,M3が特定する波長により、
光経路の設定状態の監視が行われる。
【0035】上述のように、第1の本実施の形態におい
ては、WP型光クロスコネクト装置内部に設けられた複
数の光スイッチに対し、その光経路の設定状態を発生し
た障害の個所も含め監視することができる。更にまた、
第2の実施の形態では、クロスコネクト装置に用いられ
る分岐或いは合波カプラの個数を減少し、その代わりに
カプラよりも信号ロスが小さいサーキュレータを使用し
ているため、装置全体の動作精度を高く保つことができ
る。
【0036】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態について、図3,4を用いて説明する。図3
は、本発明の第3の実施の形態を示す光クロスコネクト
装置の構成図である。図4は、図3に示す光クロスコネ
クト装置において、光スイッチの各入力ポートおよび出
力ポートに入力される単波長信号光の波長を示すテーブ
ルである。なお、第3の実施の形態の説明において、第
1或いは第2の実施の形態の構成要素に対応する構成要
素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0037】この第3の実施の形態では、VWP型の光
クロスコネクト装置を用いており、入力用光伝送路の個
数Mを3(M=3)とし、各入力用光伝送路を伝送され
る波長多重信号光の波長数Nを3(N=3)とした場合
について説明する。
【0038】図3において、VWP型の光クロスコネク
ト装置300は、図2の光スイッチS1〜S3の代わり
に光スイッチS4が設けられている。光スイッチS4
は、M×N(本実施の形態では、3×3=9)個の入力
ポートI1〜I9および出力ポートO1〜O9を有して
いる。光スイッチS4は、入力ポートI1〜I9および
出力ポートO1〜O9の組み合せにより設定されるスイ
ッチ経路を任意に切り替えることにより光経路の設定を
行う。
【0039】また図3において、本実施の形態のクロス
コネクト装置300は、信号光分岐手段70と波長変換
手段80を備えている。波長変換手段80は、波長変換
器81−1〜3,82−1〜3,83−1〜3から構成
される。図3において、各サーキュレータ54−1〜
3,55−1〜3,56−1〜3の図示しない第3のポ
ートから出力されるデータ用の単波長信号光は、信号光
分岐手段70を介して波長変換手段80の各波長変換器
81−1〜3,82−1〜3,83−1〜3に接続され
る。波長変換器81−1〜3,82−1〜3,83−1
〜3は、入力される単波長信号光を所定の波長に変換す
る。すなわち、波長変換器81−1〜3は、それぞれ入
力される単波長信号光の波長を、波長λ1〜λ3の単波
長信号光に変換する。波長変換器81−1〜3が出力す
る各波長の単波長信号光は、波長多重器W4により合波
されて出力用伝送路OUT1を多重伝送される。波長変
換器82−1〜3,83−1〜3も上述の波長変換器8
1−1〜3と同様の機能を備えており、それらの出力は
それぞれ波長多重器W5,W6により出力用光伝送路O
UT2,3を多重伝送される。
【0040】信号光分岐手段70は、分岐カプラ71−
1〜3,72−1〜3,73−1〜3から構成される。
各分岐カプラ71−1〜3,72−1〜3,73−1〜
3は、サーキュレータ54−1〜3,55−1〜3,5
6−1〜3を介して光スイッチS4の出力ポートO1〜
O9から入力される各波長の単波長信号光を同一波長の
2つの信号光に分岐する。分岐された一方の単波長信号
光は、前述した通り各波長変換器81−1〜3,82−
1〜3,83−1〜3に入力される。分岐された他方の
単波長信号光は、監視手段40´のモニタM4〜M6に
それぞれ接続される。監視手段40´は、監視手段40
に加えて前述のモニタM4〜M6を備えている。
【0041】上述した構成を備える光クロスコネクト装
置300において、光スイッチS4における光経路の設
定状態の監視は、以下の通り行われる。
【0042】光スイッチS4の各入力ポートI1〜I9
および出力ポートO1〜O9に入力される単波長信号光
の各波長は、図4に示す通り波長になる。光スイッチS
4で所定のスイッチ経路が設定された場合、そのスイッ
チ経路を形成する入力ポートおよび出力ポートのそれぞ
れに入力される単波長信号光の波長は、図4に示す各波
長となる。例えば、図3において入力用光伝送路IN1
を伝送される波長λ1の単波長信号光と入力用光伝送路
IN2を伝送される波長λ3の単波長信号光の光経路を
入れ替える場合を考える。この場合、光スイッチS4に
おいては、入力ポートI1および出力ポートO6、入力
ポートI6および出力ポートO1の各組み合わせにより
形成される2つのスイッチ経路が設定される。光スイッ
チS4におけるスイッチ経路の設定状態が正常場合は、
スイッチS4において入力ポートI1に入力された波長
λ1の単波長信号光は出力ポートO5から出力され、サ
ーキュレータ55−2および分岐カプラ72−2を介し
てモニタM5に接続される。同一のスイッチ経路を出力
ポートO6から入力されるモニタ光としての波長λ3の
単波長信号光は、入力ポートI1から出力され、サーキ
ュレータ61−1を介してモニタM1に接続される。し
たがって、入力ポートI1および出力ポートO6により
設定されるスイッチ経路を双方向に伝送される夫々の単
波長信号光は、モニタM1およびM5により、夫々の波
長λ3,λ1が特定される。同様に、入力ポートI6お
よび出力ポートO1により設定されるスイッチ経路を双
方向に伝送される夫々の単波長信号光は、モニタM2,
M4により、夫々の波長λ1,λ2が特定される。制御
部42は、各モニタが特定した波長および接続されるポ
ートの情報を、図4に示すテーブルに照会して光スイッ
チS4の光経路の設定が正常に行われていると判断す
る。他方、光スイッチS4において光経路の設定に何ら
かの障害が発生した場合には、各モニタM1,M2,M
4,M5が特定する夫々の波長は、図4に示すテーブル
と一致しない値となる。この場合、制御部42は、光ス
イッチS4の光経路の設定に障害が発生したと判断す
る。したがって、光クロスコネクト装置300において
は、光スイッチS4の入力ポートI1〜I9および出力
ポートO1〜O9の組み合せを固有の波長の組み合せに
より特定することができる。
【0043】上述のように、第4の本実施の形態におい
ては、VWP型光クロスコネクト装置内部に設けられた
光スイッチS4に対し、その光経路の設定状態を発生し
た障害の個所も含め監視することができる。
【0044】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態について、図5,6を用いて説明する。図5
は、本発明の第4の実施の形態を示す光クロスコネクト
装置の構成図である。図6は、図5に示す光クロスコネ
クト装置において、光スイッチの各入力ポートおよび出
力ポートに入力される単波長信号光の波長を示すテーブ
ルである。なお、第4の実施の形態の説明において、第
1〜第3の実施の形態の構成要素に対応する構成要素に
は同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0045】この第4の実施の形態では、VWP型の光
クロスコネクト装置を用いており、入力用光伝送路の個
数Mを3(M=3)とし、各入力用光伝送路を伝送され
る波長多重信号光の波長数Nを3(N=3)とした場合
について説明する。
【0046】図5に示すVWP型の光クロスコネクト装
置400においては、分岐カプラ51−1〜3が分岐す
る一方の出力は、サーキュレータ61−1〜3の図示し
ない第1のポートに接続される。分岐カプラ51−1〜
3が分岐する他方の出力は、サーキュレータ54−1〜
3の図示しない第1のポートに接続される。分岐カプラ
52−1,2,3が分岐する一方の出力は、サーキュレ
ータ62−1,2,3の図示しない第1のポートに接続
される。分岐カプラ51−1,2,3が分岐する他方の
出力は、サーキュレータ55−3,1,2の図示しない
第1のポートに接続される。分岐カプラ53−1,2,
3が分岐する一方の出力は、サーキュレータ63−1,
2,3の図示しない第1のポートに接続される。分岐カ
プラ53−1,2,3が分岐する他方の出力は、サーキ
ュレータ56−2,3,1の図示しない第1のポートに
接続される。
【0047】上述した構成を備える光クロスコネクト装
置400では、図3に示した光クロスコネクト装置30
0との違いは、分岐カプラ51−1〜3,52−1〜
3,53−1〜3、サーキュレータ61−1〜3,62
−1〜3,63−1〜3、およびサーキュレータ54−
1〜3,55−1〜3,56−1〜3の接続関係のみで
ある。これらの接続関係が変更されたことにより、図6
に示すようにスイッチS4の各入力ポートI1〜I9お
よび出力ポートO1〜O9に入力される各々の単波長信
号光の波長が変更される。光クロスコネクト装置400
においては、第3の実施の形態と同様に、光スイッチS
4の入力ポートI1〜I9および出力ポートO1〜O9
の組み合せを固有の波長の組み合せにより特定すること
ができる。
【0048】上述のように、第4の本実施の形態におい
ては、VWP型光クロスコネクト装置内部に設けられた
光スイッチS4に対し、その光経路の設定状態を発生し
た障害の個所も含め監視することができる。
【0049】(変更例)以上、本発明の各実施の形態を
詳述したが、本発明は前記各実施の形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱
することなく、以下の通り変更を行うことが可能であ
る。
【0050】すなわち、各実施の形態において、入力用
光伝送路の個数Mを3(M=3)とし、各入力用光伝送
路を伝送される波長多重信号光の波長数Nを3(N=
3)とした場合について説明したが、M,Nの値は他の
値を採用することが可能である。この場合、第1および
第2の実施の形態では、各光スイッチS1〜S4におい
て設定されるスイッチ経路に対し、データ用の単波長信
号光とは異なる波長のモニタ光を合波して伝送していれ
ば、M,Nの値は任意に変更することが可能である。
【0051】また、第3および第4の実施の形態では、
光スイッチS4の各入力ポートI1〜I9および出力ポ
ートO1〜O9に夫々入力されるデータ用の単波長信号
光およびモニタ光の波長の組み合せを固有の波長の組み
合せにより設定できれば、M,Nの値は任意に変更する
ことが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、M個
(Mは2以上の整数)の入力用光伝送路からそれぞれN
波長(Nは2以上の整数)の波長多重信号光を入力し、
任意の出力用光伝送路に出力する光クロスコネクト装置
において、各入力用光伝送路毎に設けられ、該当する入
力用光伝送路から入力される波長多重信号光を波長の異
なるN個の単波長信号光に分離するM個の波長分離手段
と、各波長分離手段により分離される各単波長信号光を
入力する少なくともM×N個の入力ポートおよび出力ポ
ートを有し、各入力ポートおよび出力ポートの組み合せ
を切り替えることにより任意のスイッチ経路を設定する
クロスコネクト手段と、スイッチ経路に伝送される前記
各単波長信号光に対し、この単波長信号光と異なる波長
のモニタ光を合波するモニタ光合波手段と、クロスコネ
クト手段から出力されるモニタ光からクロスコネクト手
段のスイッチ経路の設定状態を監視する監視手段とを備
える。このため、光クロスコネクト装置においてクロス
コネクト手段におけるスイッチ経路の設定状態を監視す
る際に、障害が発生したスイッチ経路を特定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す光クロスコネ
クト装置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す光クロスコネ
クト装置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す光クロスコネ
クト装置の構成図である。
【図4】図3に示す光クロスコネクト装置において、光
スイッチの各入力ポートおよび出力ポートに入力される
単波長信号光の波長を示すテーブルである。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す光クロスコネ
クト装置の構成図である。
【図6】図5に示す光クロスコネクト装置において、光
スイッチの各入力ポートおよび出力ポートに入力される
単波長信号光の波長を示すテーブルである。
【符号の説明】
S1,S2,S3,S4…光スイッチ、M1,M2,M
3,M4,M5,M6…モニタ、W1,W2,W3…波
長分離器、W4,W5,W6…波長多重器。10…モニ
タ光合波手段、20…クロスコネクト手段、30…モニ
タ光分岐手段、40,40´…監視手段、41…ドライ
バ、42…制御部、100,200,300,400…
光クロスコネクト装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/52 H04Q 11/04 L 11/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M個(Mは2以上の整数)の入力用光伝
    送路からそれぞれN波長(Nは2以上の整数)の波長多
    重信号光を入力し、任意の出力用光伝送路に出力する光
    クロスコネクト装置において、 前記各入力用光伝送路毎に設けられ、該当する入力用光
    伝送路から入力される前記波長多重信号光を波長の異な
    るN個の単波長信号光に分離するM個の波長分離手段
    と、 前記各波長分離手段により分離される各単波長信号光を
    入力する少なくともM×N個の入力ポートおよび出力ポ
    ートを有し、前記各入力ポートおよび出力ポートの組み
    合せを切り替えることにより任意のスイッチ経路を設定
    するクロスコネクト手段と、 前記スイッチ経路に伝送される前記各単波長信号光に対
    し、この単波長信号光と異なる波長のモニタ光を合波す
    るモニタ光合波手段と、 前記クロスコネクト手段から出力される前記モニタ光か
    ら前記クロスコネクト手段の前記スイッチ経路の設定状
    態を監視する監視手段と、 を備えることを特徴とする光クロスコネクト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光クロスコネクト装置に
    おいて、 前記モニタ光合波手段は、第i(i=1,…,M)の前
    記波長分離手段が出力する第j(j=1,…,N)の前
    記単波長信号光を二つの信号光に分岐し、一方の信号光
    を前記第(j=1,…,N)の単波長信号光とし、他方
    の信号光を前記モニタ光として前記分岐された一方の前
    記第(j=1,…,N)の単波長信号光とは異なる前記
    単波長信号光に合波して、同一の前記スイッチ経路に伝
    送される前記各単波長信号光および前記モニタ光の組み
    合わせを所定の組み合わせとすることを特徴とするクロ
    スコネクト手段。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光クロスコネクト装置に
    おいて、 前記クロスコネクト手段は、前記波長多重信号光の各波
    長毎に設けられ、第i(i=1,…,M)の前記入力用
    光伝送路に対応する第i(i=1,…,M)入力ポート
    および出力ポートを有し、前記各入力ポートおよび出力
    ポートの組み合せを切り替えることにより任意のスイッ
    チ経路を設定するN個の光スイッチ手段を備え、 前記モニタ光合波手段は、第i(i=1,…,M)の前
    記波長分離手段が分離する前記第j(j=1,…,N)
    の単波長信号光毎に設けられ、前記第j(j=1,…,
    N)の単波長信号光を分岐し、分岐された一方の単波長
    信号がデータ信号光として第j(j=1,…,N)の前
    記光スイッチの第i(i=1,…,M)入力ポートに接
    続され、分岐された他方の単波長信号が前記モニタ光と
    して前記第i(i=1,…,M)の光スイッチの第j
    (j=1,…,N)入力ポートに接続される第(i,
    j)(i=1,…,M;j=1,…,N)分岐手段と、
    前記各光スイッチの第i(i=1,…,M)入力ポート
    前段に設けられ、各々に接続される前記単波長信号光お
    よびモニタ光を合波して前記第i(i=1,…,M)入
    力ポートに出力する合波手段を備えることを特徴とする
    光クロスコネクト装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光クロスコネクト装置に
    おいて、 前記クロスコネクト手段は、前記波長多重信号光の各波
    長毎に設けられ、第i(i=1,…,M)の前記入力用
    光伝送路に対応する第i(i=1,…,M)入力ポート
    および出力ポートを有し、前記各入力ポートおよび出力
    ポートの組み合せを切り替えることにより任意のスイッ
    チ経路を設定するN個の光スイッチ手段を備え、 前記モニタ光合波手段は、前記第i(i=1,…,M)
    波長分離手段が分離する第j(j=1,…,N)単波長
    信号光毎に設けられ、前記第j(j=1,…,N)単波
    長信号光を分岐し、分岐された一方の単波長信号がデー
    タ信号光として前記第j(j=1,…,N)の光スイッ
    チの第i(i=1,…,M)入力ポートに接続され、分
    岐された他方の単波長信号光は前記モニタ光として前記
    第i(i=1,…,M)の光スイッチの第j(j=1,
    …,N)出力ポートに接続される第(i,j)(i=
    1,…,M;j=1,…,N)分岐手段を備えることを
    特徴とする光クロスコネクト装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光クロスコネクト装置に
    おいて、 前記モニタ光合波手段は、前記波長分離手段が分離する
    前記各単波長信号光毎に設けられ、前記各単波長信号光
    を分岐し、分岐された一方の単波長信号光はデータ信号
    光として前記クロスコネクト手段の前記入力ポートに接
    続され、分岐された他方の単波長信号光は前記モニタ光
    として前記クロスコネクト手段の前記出力ポートに接続
    される複数の分岐手段を備え、 前記監視手段は、前記クロスコネクト手段から出力され
    る前記単波長信号光およびモニタ光の波長と、前記クロ
    スコネクト手段から出力される前記単波長信号光および
    モニタ光が入力された前記クロスコネクト手段の入力ポ
    ート或いは出力ポートとから、前記クロスコネクト手段
    の前記スイッチ経路の設定状態を監視することを特徴と
    する光クロスコネクト装置。
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