JP2002111347A - 路車間通信アンテナおよび路車間通信システム - Google Patents

路車間通信アンテナおよび路車間通信システム

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健一 柿崎
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一成 紀平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路車間通信用の路上に設けたアンテナは、そ
の通信サービスエリアを見込む角度の中心方向を指向す
るように設置されていたため、連続する通信サービスエ
リアで継続的な通信サービスを行う場合、3波程度での
周波数再利用が困難であるという問題点があった。 【解決手段】 路上に設けたアンテナのビーム中心方向
を、通信サービスエリアの近端方向を指向するように設
置することで、空間伝搬損失の小さい遠端方向でのアン
テナ指向角度損失を大きくすることで、所定間隔離れて
同じ周波数を持つ通信サービスエリアとの電波干渉を小
さくするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路上からの高さ
数mから十数mに設けたアンテナと道路上を走行する車
輌との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】道路交通の安全、効率化を進めるため
に、道路側に設けた種々の支援システムと車輌に設けら
れた車載センサ/制御装置等によって、車輌の安全運転
を支援する、あるいは車輌を自動運転させるための走行
支援道路システム(AHS:Automated Highway System
s)の研究が始まっている。AHSでは、車輌に設けら
れた車載アンテナと路上に設けられた路側アンテナとの
間で通信(路車間通信)を行い、路上に設けられた各種
センサからの情報を車輌に伝送し、この伝送情報および
車載センサが自ら取得した情報に基づいて、車輌側でド
ライバーへの情報提供や車輌に対する各種制御が行われ
る。
【0003】通常、通信用アンテナは、その通信サービ
スエリアを、アンテナの3dBビーム幅で照射するよう
に設置され、その回線設計上は3dBのビーム指向角度
損失を考慮することが多い。また、レーダ用アンテナに
おいても、そのレーダターゲットを、アンテナの3dB
ビーム幅内に捉えるものとして、設計がなされている。
この場合、アンテナ放射パターンによる指向角度損失を
3dBとして考慮することにより、回線設計が簡便にな
るという利点を持つ。
【0004】図4(a)は、路車間通信用の路側アンテナ
としてペンシルビームを放射するアンテナを用いた場合
の一例を表しており、図において、1は路上に設けたア
ンテナ、2は通信サービスエリア3内の車輌を示す。ま
た、4は車輌3に設けた車載アンテナ、5は路上に設け
た通信装置、6はアンテナ1と通信装置5とを取り付け
るために路肩7に設けた支柱を示す。ここで、通信装置
5は支柱6の上部ではなく、支柱6の根元付近に配置
し、通信装置5とアンテナ1とをケーブル等により接続
することもある。
【0005】図4(b)は、アンテナ1の放射パターンの
模式図であり、8は主ビーム、9はサイドローブを示
す。図に示すように、路上に設けたアンテナ1のピーク
方向を、アンテナ1がその通信サービスエリア3を見込
む角度の中心方向を指向するように設置されている。こ
のように設置することで、アンテナ1のピークレベルか
ら3dB低下した角度方向が、上記通信サービスエリア
3の近端方向と遠端方向とを指向させることができ、通
信サービスエリア3をアンテナ1のビーム幅で照射する
ことができる。また、アンテナ直下の位置から更に約1
00〜150m遠方までを通信サービスエリアとしよう
とすると、アンテナからの見込み角が大きくなり過ぎ
て、アンテナビーム幅を広くしなければならず、このた
めに利得が低下して回線設計上不利になり、また、アン
テナ後方への不要放射レベルも大きくなる。このため、
通常、アンテナは通信サービスエリア方向に傾けて配置
し、通信サービスエリアは、アンテナ直下から約30〜
150mの間の位置として、ビーム幅を狭め、利得の向
上と不要放射の低減を図っている。このようなアンテナ
の設置方法については、1998年電子情報通信学会ソ
サイエティ大会SAD−2−20に示されており、この
文献では、サービスエリア長100m、路上に設けたア
ンテナの設置高10m、主ビーム方向はサービスエリア
中央とされている。
【0006】次に、このアンテナの特性について説明す
る。ここでは送信アンテナの場合を考える。アンテナ1
から放射された電波は、通信サービスエリア3の内部に
存在する車輌2の車載アンテナ4に対し無線通信を行
う。このとき、車輌2がサービスエリア3の内部に存在
すれば、アンテナの指向角度損失は3dB以内であるこ
とが保証される。また、アンテナ1と通信サービスエリ
ア3との最遠距離から定まる伝搬距離に伴う最大空間伝
搬損失は、アンテナ1の設置高とサービスエリア3の遠
端の距離とから定まる。従って、回線設計として、3d
Bのアンテナ指向角度損失と最大空間伝搬損失とを与え
ることで、通信サービスエリア3の内部の車輌2に到達
する電波の最小受信電力レベルが定まる。なお、通常の
回線設計においては、上記に示すアンテナビームの指向
角度損失(3dB)及び空間伝搬損失の他に、降雨減衰
損失、フェージング損失等を考慮する。また、アンテナ
利得、送信電力等も回線設計上のパラメータとなるが、
これらの損失又は利得等は後述の発明の詳細にはそれ程
影響しないので、ここでは説明を省略する。
【0007】このようなアンテナを用いた路車間通信に
おいては、通信サービスエリアを連続的に配置して、道
路上を走行する車輌に継続的な情報提供サービスを行う
ことが考えられている。このために、近接する通信サー
ビスエリア相互では、互いの信号が干渉し合わないよう
にその通信サービスエリアで使用する周波数を互いに異
なるものに設定しておく。ところが、路車間通信で用い
ることのできる周波数帯域を無限に広く確保できないの
は明らかであり、所望の信号識別度が確保できるような
距離の離れた通信サービスエリア同士で同一の周波数を
使用する、いわゆる周波数の再利用が行われる。このと
き、同一の周波数を用いる通信サービスエリア相互の信
号識別度は、アンテナの放射パターンによる指向角度損
失及び伝搬距離の差によって確保する。また、路車間通
信では、道路の対向車線で周波数を変え、かつ、ダウン
リンク(路→車)、アップリンク(車→路)とで周波数
を変えるために、多くの周波数を用いる必要があり、高
々3つ程度離れた通信サービスエリアでは、周波数再利
用を行う必要がある。例えば、1998年電子情報通信
学会ソサイエティ大会SAD−2−5では、サービスエ
リア長100m、周波数繰り返し4の例が示されてい
る。
【0008】一方、AHSに関しては、例えば、見通し
の悪い交差点、山岳部等の視界不良の地点、トンネル入
口付近などで、路側から車輌へ危険警告の情報伝送を行
うような、道路上の障害物等を検知するレーダ用アンテ
ナをスポット的に設置して前方の危険をドライバーに警
告することを目的とした安全走行支援システムの研究も
行われている。このようなシステムでは、所定長の通信
サービスエリアを通過する車輌に対して確実に、かつ正
確に情報を伝達することが必要とされる。また、このシ
ステムと同種の狭域の通信領域で路車間通信を行うもの
として、ノンストップ自動料金収受システム(ETC:
Electric Toll Collection System)が知られている
が、ETCでは、1両分の車長以下(4m程度)の長さ
の通信サービスエリアで路車間の通信が行われるため、
これでは伝送できるサービス情報として瞬間的なサービ
スしか提供できず、万一通信不良などが合った場合を考
えると、危険警告として意味をなさなくなる可能性があ
る。従って、安全走行支援システムとしては100m程
度の長さの通信サービスエリアを持たせる必要がある。
この種のシステムに用いられる路上アンテナとして、路
上のターゲットからのレーダ反射波のレベルが、ターゲ
ットの距離と無関係に常に一定レベルとなるように、ア
ンテナの垂直面指向性をコセカント2乗特性となるよう
に成形したものが提案されている。このシステムでは、
路上のアンテナと路上のターゲットとの高低差はほぼ一
定に保たれることから、コセカント2乗ビームを用い
て、そのサービスエリアを照射する。このコセカント2
乗ビームを用いた例としては、1998年電子情報通信
学会通信ソサイエティ大会B−1−116に詳述されて
おり、またこの例のようなコセカント2乗ビームを路車
間通信システムに適用することも検討されつつある。
【0009】ここで、コセカント2乗ビームを路車間通
信システムに用いた場合の例を図5に示す。図5(a)
はこのシステムを表しており、図において10はアンテ
ナ1から放射される等電力面を示す。また、図5(b)
はアンテナ1の垂直面の電波の模式図であり、図におい
て11は指向特性、12は車輌2までの距離による空間
伝搬損失を示し、上記指向特性11から上記空間伝搬損
失12を減じたものが、上記車輌2での等電力面10で
ある。
【0010】次にコセカント2乗ビームを用いたアンテ
ナの特性について説明する。図5(a)において、水平
面からの俯角をθ、路上のアンテナと車輌との高低差を
Hとすれば、アンテナ1と車輌2との距離RはH×co
secθとなり、車輌での受信電力PrはPr=K1×G
(θ)/R2となる。ここでK1は送信出力・波長などから
定まる定数である。ここで、アンテナ1の垂直面指向性
パターンG(θ)を定数K 2と前記俯角θを用いて、G
(θ)=K2×cosec2θとすれば、前記受信電力Pr
は、Pr=K1×K2×cosec2θ/(H2×cose
2θ)=K1×K2/H2となり、通信サービスエリア内
の車輌での受信電力Prは距離と無関係に同一レベルと
なる。すなわち、図5(b)に示すアンテナ1から車輌
2に至る片道の電波についてみると、アンテナ1の指向
特性11と距離による空間伝搬損失12とがちょうど打
ち消しあい、上記車輌2は俯角θによらず常に等電力面
10が得られ、その結果として受信電力Prは一定とな
り、伝搬距離と無関係になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】路車間通信用の路上ア
ンテナとしてペンシルビームのアンテナを用いて、その
3dBビーム幅でその通信サービスエリアを照射するよ
うにアンテナを設置した場合を考える。また、例えば、
図6に示すように、1つの通信サービスエリアの長さを
100mと仮定し、アンテナ直下と通信サービスエリア
との距離を40〜140mとする。ここで、3波繰り返
しで周波数再利用するようにシステムを構成する場合、
1つの通信サービスエリア3aを照射するアンテナから
140mの位置が所望波の到来する最遠距離となり、ア
ンテナから340mの位置が通信サービスエリア3aと
同じ周波数帯を用いる通信サービスエリア3bからの干
渉波の到来する最近距離となる。また、アンテナの設置
高を8mとすれば、アンテナから通信サービスエリア3
aを見込む角度は約8°となり、これが路上に設けたア
ンテナのビーム幅となる。
【0012】一方、この場合、干渉波方向を見込む角度
と所望波方向を見込む角度との差は約2°しかない。す
なわち、アンテナビーム幅の1/4の角度差しかない。
これは、アンテナピーク方向から、ビーム幅の3/4倍
の角度の地点が干渉波の到来方向となることを示す。ア
ンテナの近軸放射パターンは単純に2次関数で近似する
ことができ、これによれば、ビーム幅の3/4倍の角度
方向の指向角度損失は約7dBとなる。所望波の到来方
向の指向角度損失は3dBであるから、所望波と干渉波
との指向角度損失の差は高々4dB程度であることがわ
かる。また、所望波の伝搬距離と干渉波の伝搬距離との
比は約2.4倍であり、この距離差に伴う空間伝搬損失
の差は約8dBになる。
【0013】以上により、図6の例では、3つ離れた通
信サービスエリアとの信号識別度は高々4+8=12d
B程度しか確保できない。一般に周波数干渉に対する信
号識別度は設計上20dB以上確保するから、従来の路
車間通信の路上に設けたアンテナの設置方法では、3波
繰り返し使用が不可能であるという問題点があった。同
様に計算して、5波繰り返しの場合、信号識別度は5+
12=17dBとなるので、やはり20dBの信号識別
度を確保することができず、従って周波数再利用が困難
であるという問題点があった。
【0014】上記の問題を避けるために、路上に設けた
アンテナの設置高を高くして、アンテナがその通信サー
ビスエリアを見込む角度を大きくすることも考えられた
が、この場合、アンテナのビーム幅が広くなるために、
アンテナ指向損失の角度傾斜が小さくなって、干渉波方
向の指向角度損失が大きく取れず、結局、周波数再利用
が困難であること、また、路上に設けたアンテナの設置
高が高くなることは、既存のポール、照明柱、標識柱な
どへの設置ができず、かつ、振動防止、強度確保などで
設置が困難になるという問題があった。
【0015】また、通信サービスエリアの長さを短くし
て連続する通信サービスエリア間の見込み角の差を大き
くして、アンテナの指向角度損失を大きくし、所望の信
号識別度を確保することも考えられるが、この方法では
次のような問題があった。すなわち、路車間通信システ
ムは高速道路などでの連続的な通信サービスを考えてお
り、100mのサービスエリア長を時速120kmで通
過する時間は3秒であり、例えば、サービスエリア長を
50mにすると、1.5秒毎にハンドオーバを繰り返す
必要があり、これに対処するにはシステムが複雑になっ
て、安定した通信が確保できないという問題がおきる可
能性があった。逆に、通信サービスエリアの長さを長く
して、空間伝搬損失の差を大きくし、所望の信号識別度
を確保しようことも考えられるが、この場合、通信サー
ビスエリア内の受信電力強度の変動が大きくなり、ま
た、1つの通信サービスエリアに多数の車輌が存在する
ことになるから、より多くの時分割多重化処理などが必
要でシステム構成が複雑になるという問題点があった。
【0016】一方、安全運転支援や道路情報提供のよう
な連続的な通信サービスではなく所定長の通信サービス
エリア内で安定・確実な通信が必要とされる、例えば、
前方の危険をドライバーに警告するようなシステムにお
いて、通信サービスエリアでの電界強度分布を均一にす
るために、路上アンテナにコセカント2乗ビームを用い
る場合、例えば、路上のアンテナと車輌との高低差が8
mで、通信サービスエリアが、上記路上のアンテナの前
方40〜140mの場合、路上のからサービスエリアを
見込む角度は約8°しかない。これに対して、例えば、
空港監視用レーダ装置などで用いられる従来のコセカン
ト2乗ビームでは、そのレーダ覆域の見込み角は数10
°である。上記のような狭域の路車間通信に対してコセ
カント2乗ビームを用いようとすると、従来よりも細い
ビーム、かつ、利得傾斜が急峻なものが必要であり、こ
のようなビームを精度良く成形するために、開口径がか
なり大きくなり、現実的でなく、また、所望の設計値ど
おりの性能を得ることが困難であるという問題点があっ
た。なお、コセカント2乗ビームを用いたアンテナを、
周波数を繰り返し再利用して連続的に路車間通信を行う
システムに適用する場合、所望波方向の見込み角と干渉
波方向の見込み角との差が小さいために、所望波方向と
干渉波方向との境目付近の角度で、アンテナパターンを
急峻に低下させる必要があって、そのようなビームを成
形するために、開口径が更に大きなものとなってしま
う。
【0017】また、前方の危険をドライバーに警告する
システムに用いる路上アンテナとして、上記のようにペ
ンシルビームを用いた場合、路上アンテナがその通信サ
ービスエリアを見込む角度を、路上アンテナの3dBビ
ーム幅と一致させて設置されていた。その一方で、通信
サービスエリアの近端と遠端との伝搬距離の比が約3〜
7倍となるために、空間伝搬損失の差は10〜20dB
になってしまう。このために、通信サービスエリアの近
端と遠端とでの車輌での受信電力の差が10〜20dB
になってしまい、サービスエリア内の受信電力分布は均
一ではなく、大きく変動することになる。このために、
車輌側の受信機のダイナミックレンジを広くとっておく
必要がある問題点があった。また、サービスエリア内部
での受信電力が大きく変動するためにノイズの影響を受
けやすくなるという問題点があった。
【0018】この発明はこのような課題を解決するため
のものであり、周波数を繰り返し再利用して連続的に路
車間通信を行うシステムにおいては、周波数を共用する
離れた通信サービスエリアとの干渉が少ない路車間通信
アンテナを提供することを目的とする。
【0019】また、連続的な通信サービスではなく所定
長の通信サービスエリアにおいて安定した通信が必要と
されるシステムにおいては、コセカント2乗ビームを用
いずにサービスエリア内の受信電力分布を均一とする路
車間通信アンテナおよび路車間通信システムを提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、第1の発明による路車間通信アンテナは、路側
に設置され、路上の通信領域内を通過する車輌との間で
狭域通信を行う路車間通信アンテナにおいて、アンテナ
のビーム中心方向を、上記通信領域の近端方向に指向さ
せたものである。
【0021】また、第2の発明による路車間通信アンテ
ナは、第1の発明の路車間通信アンテナを、道路に沿わ
せて所定の間隔で複数個配置し、少なくとも3個毎の通
信領域で同じ周波数帯を繰り返し用いて通信領域を形成
したものである。
【0022】また、第3の発明による路車間通信アンテ
ナは、路側に設置され、路上の通信領域内を通過する車
輌との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナにおい
て、上記アンテナは、道路に沿った方向に指向されて設
置高Hの高さに設置され、上記指向方向に向かって上記
アンテナの直下から上記設置高Hの3〜5倍の距離を一
方の通信領域端とし、その通信領域端から更に上記指向
方向に向かって上記設置高Hの10〜14倍の距離をも
う一方の通信領域端とし、上記通信領域を見込む角度の
概ね中心方向にアンテナのビーム中心方向を指向させて
成り、かつ当該アンテナを、道路に沿わせて上記設置高
Hの10〜14倍の間隔で複数個配置し、少なくとも7
個毎の通信領域で同じ周波数帯を繰り返し用いて通信領
域を形成したものである。
【0023】また、第4の発明による路車通信アンテナ
は、路側に設置され、路上の通信領域内を通過する車輌
との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナにおいて、
アンテナのビーム中心方向を、上記通信領域の遠端方向
に指向させたものである。
【0024】また、第5の発明による路車間通信システ
ムは、第4の発明による路車間通信アンテナが配置さ
れ、その通信領域を通過する車輌に対して先方道路の情
報提供を行う情報提供手段を備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す概略構成図であり、図において1,
3,8,9は前記従来例と全く同一のものであり、アン
テナ1はペンシルビームであり、その主ビーム8のビー
ム中心方向を通信サービスエリア3の近端方向に指向さ
せたことを特徴とする。
【0026】次に動作について説明する。例えば、アン
テナ1の設置高を8m、通信サービスエリアを40〜1
40mとして、周波数を繰り返し再利用して連続的に路
車間通信を行うシステムに適用した場合について考え
る。この通信サービスエリアにおいて、近端(40m地
点)と遠端(140m)地点との伝搬距離の比は約3.
4であり、空間伝搬損失の差は約11dBとなる。ま
た、通信サービスエリア3をアンテナ1から見込む角度
は約8°となる。上述した発明が解決しようとする課題
のところで示したように、3波繰り返しで周波数再利用
する場合、アンテナ1と同一の周波数を用いるアンテナ
1に対して干渉波となるサービスエリアの最近端とアン
テナ1との距離は340mになり、アンテナ1の通信サ
ービスエリアの最遠端と干渉波となるサービスエリアの
最近端との、アンテナ1から見込む角度の差は約2°で
ある。また、所望波と干渉波との伝搬距離の比から定ま
る空間伝搬損失の差は約8dBである。一般にアンテナ
の主ビームでは、ビーム中心方向からの角度が大きくな
るに従い、角度変化に対する利得低下の割合が急峻にな
る。従って、アンテナ1のビーム中心方向を通信サービ
スエリアの近端方向に指向させて設置することで、2°
の角度差による指向角度損失を、従来の約7dBよりも
大きく、例えば12dBとなるような方向に指向させる
ことで、所望波と干渉波との信号識別度を12+8=2
0dBとすることができ、周波数の再利用が可能とな
る。
【0027】このとき、アンテナ1のペンシルビームの
ビーム幅は、従来例のように、通信サービスエリアをア
ンテナ1から見込む角度に制約される必要はなく、自由
に設定することができるが、上記の考えに基づいて、所
望の信号識別度が確保できるような、指向損失の角度傾
斜を持ち、かつ、回線設計を考慮した車載機の最低受信
感度以上のレベルの電力が通信サービスエリアに照射で
きるような利得を持ったビーム幅を選択することで、所
望の路車間通信サービスが可能となる。なお、本発明は
路上に設置するアンテナの形状には依存しないことは、
マイクロストリップアレーアンテナなどの平面アンテナ
の他、開口面アンテナ、線状アンテナなどいかなる形状
のアンテナを用いてもこの発明は有効である。また、ア
ンテナのビーム形状をペンシルビームに限らなくともこ
の発明は有効である。
【0028】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す概略構成図であり、ペンシルビームアンテナ
1のビーム中心方向を、通信サービスエリア3を見込む
角度のほぼ中心方向に指向させ、N波(N≧7)の周波
数により路車間通信を行うことを特徴とする。ここで、
アンテナ1の設置高をHとして、通信サービスエリア3
の近端をアンテナ1の直下からA・H(A=3〜5)の
距離の地点、通信サービスエリアの長さはB・H(B=
10〜14)の長さとした場合の例を示す。例えば、ア
ンテナ設置高が8mで、A=5、B=13の場合、通信
サービスエリアの位置は、アンテナ直下から144m〜
40mの範囲となる。また、図では描いていないが、ア
ンテナ1はB・Hの間隔で連続的に配置してあり、これ
により、図に描いたように通信サービスエリアは連続的
に配置されており、N個先の通信サービスエリアでは同
一の周波数帯を用いる。
【0029】ここで、アンテナ1が通信サービスエリア
3を見込む角度θBは、“数1”となり、このθBをほぼ
アンテナ1のビーム幅と一致させている。また、アンテ
ナ1が自身の通信サービスエリアの遠端を見込む角度
と、同一の周波数帯を用いるサービスエリアの近端を見
込む角度の差θiは、“数2”となる。これより、アン
テナ1のボアサイト(ビームピーク方向)が上記同一の
周波数帯を用いる通信サービスエリアの近端を見込むオ
フビーム角θ1は“数3”となる。ペンシルビームアン
テナの近軸の放射パターンを2次関数で近似すれば、上
記同一の周波数帯を用いる通信サービスエリアの近端方
向の指向角度損失Gは“数4”となり、信号識別度に寄
与する指向角度損失の差LA=G−3となる。また、自
身の通信サービスエリアの遠端から到来する所望波と、
上記同一の周波数帯を用いる通信サービスエリアの近端
から到来する干渉波との空間伝搬損失の差LSは“数
5”となる。従って、信号識別度C/I=LA+LSとな
る。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】
【数4】
【0034】
【数5】
【0035】例えば、先の例のようにA=5、B=1
3、N=7とすると、“数1“から“数5”により、L
A=5.1dB、LB=14.5dBとなって、信号識別
度は19.6dBになる。または、設置高10m、通信
サービスエリアをアンテナ直下から40〜140mとす
るとA=4、B=10となり、この場合も同様に計算し
て、LA=5.3dB、LB=14.4dBとなって、信
号識別度は19.7dBになる。この場合、信号識別度
は20dBより小さいが、実際のアンテナの製造に則し
て考えると、放射パターンを2次関数で近似して得られ
た設計値よりも、広い角度領域では実際に製造するアン
テナのビーム幅の方が細くなるため、この設計値による
信号識別度19.6dB〜19.7dB程度の値は、所
望の信号識別度に対して十分な識別性能を得ることがで
きる。
【0036】このように、本発明の実施の形態2によれ
ば、所望波方向と干渉波方向との見込み角の差が大きく
指向角度損失の差が大きくでき、かつ、所望波の伝搬距
離と干渉波の伝搬距離との比が大きくなることにより、
7波以上の周波数の再利用を行うことで、所望の信号識
別度を確保し、従来と同様の簡便な回線設計が可能とな
る。
【0037】なお、この実施の形態2では、通信サービ
スエリアの回線設計上の規定点を道路上(地上高0m)
としているが、回線設計上の規定点を車載アンテナの高
さ(例えば1m)に設定した場合は、上記設置高に車載
アンテナの高さを考慮して考えて、本発明における路上
に設けたアンテナの設置高を路上に設けたアンテナと車
載アンテナとの相対高さとすることで、相対角度関係は
本発明と同様に考えることができ、本発明は有効とな
る。また、所望の通信サービスエリア外で、電力レベル
は急激に零にならず、なだらかに電力レベルが低下して
いくために、隣り合う通信サービスエリア間のハンドオ
ーバは円滑に行うことができるが、さらにハンドオーバ
を円滑にするために、隣接するサービスエリアを数mオ
ーバーラップさせて配置しても良い。
【0038】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示す概略構成図であり、図において1,3,8,
9は前記従来例と全く同一のものであり、アンテナ1は
ペンシルビームであり、その主ビーム8のビーム中心方
向を通信サービスエリア3の遠端方向に指向させたこと
を特徴とする。
【0039】次に動作について説明する。例えば、アン
テナ1の設置高を8m、通信サービスエリアを40〜1
40mの場合について考える。この通信サービスエリア
において、近端(40m地点)と遠端(140m)地点
との伝搬距離の比は約3.4であり、空間伝搬損失の差
は約11dBとなる。また、通信サービスエリア3をア
ンテナ1から見込む角度は約8°となる。従って、ピー
クから8°方向の角度損失が約11dBとなるようなビ
ーム形状のペンシルビームアンテナのピーク方向を通信
サービスエリアの遠端方向に指向させることで、空間伝
搬損失と角度損失とを相殺し、通信サービスエリアの遠
端と近端とで、受信電力強度をほぼ等しくすることが可
能となる。ここで、従来のビーム形状が凹状のコセカン
ト2乗ビームとは異なって、アンテナ1の放射パターン
のビーム形状は凸状となるために、通信サービスエリア
の内部に受信電力強度のピーク方向が出現し、必ずしも
通信サービスエリアでの受信電力強度は一定とはならな
いが、そのレベル変動は従来の設置方法よりは格段に小
さくすることができる。
【0040】このような設置方法の場合、路上に設置さ
れたアンテナから照射される電波は、通信サービスエリ
アの遠方でも比較的高いレベルとなってしまうが、周波
数再利用を考えないような、スポット地点的な路車間通
信の運用形態、例えば、見通しの悪い交差点、山岳部等
の視界不良の地点、トンネル入口付近などでの、路側か
ら車輌への危険情報警告などの運用に適した設置方法と
なる。特に、サービスエリア内の電界強度分布を均一に
近づけることができるため、電波環境の変化(前方車、
対向車の挙動や、自車自身が動くこと)によるフェージ
ングに強くなり、安定した通信が可能となって、危険警
告システムのように所定サービスエリア内での確実な通
信が必要とされるシステム用途に適した路上アンテナと
なる。例えば、路上アンテナの通信領域から遠方(車輌
の進行方向)に、進行方向前方の道路状況を観測し、そ
の観測の結果得られた情報を路上アンテナに伝送する観
測センサを設けることによって、路上アンテナを介して
車輌へ進行方向前方における道路状況の観測情報を提供
することが可能となる。この観測センサとして、例えば
道路上方に監視カメラやレーダを設け、監視カメラに接
続された画像センサやレーダに接続されたレーダ信号処
理器によって、道路上の変化を検出することにより、道
路に突発事象が生じたことを検出し、その検出情報と監
視カメラの画像情報を路上アンテナに伝送することで、
路上アンテナと通信可能な車輌のドライバーに対して、
より安全な走行を行うためのサービスを提供することが
可能となる。
【0041】このように実施の形態3によれば、通信サ
ービスエリアの受信電力強度の変動を小さくすることが
でき、安定した路車間通信が可能となる。また、通信サ
ービスエリア内の受信電力強度の変動が小さくできるの
で、車載機のダイナミックレンジを広くとる必要がなく
なり、車載機の構成が簡単となり、小型化、量産化に優
れたものとできる効果もある。また、ペンシルビームは
コセカント2乗ビームなどの成形ビームアンテナに比較
して、容易に設計・製造でき、また、設計値どおりの性
能が得やすいために、路車間通信設備の量産時の低価格
化、品質向上にも効果がある。 また、路側アンテナ及
び車載機が安価になることで、路車間通信システムの普
及が促進できる効果がある。
【0042】なお、本発明は路上に設置するアンテナの
形状には依存せず、マイクロストリップアレーアンテナ
などの平面アンテナの他、開口面アンテナ、線状アンテ
ナなどいかなる形状のアンテナを用いてもこの発明は有
効である。また、アンテナのビーム形状をペンシルビー
ムに限らなくともこの発明は有効である。
【0043】
【発明の効果】第1、第2の発明によれば、アンテナの
ビーム中心方向を、通信サービスエリアの近端方向に指
向させて設置したことで、他の通信サービスエリア方向
への電波放射を低減できる効果があり、所望波と干渉波
との信号識別度を向上させ、通信品質を改善できる効果
がある。また、周波数再利用効率を高めることができる
効果もある。
【0044】また、第3の発明によれば、アンテナのビ
ーム中心方向を、通信サービスエリアを見込む角度の中
心方向に指向させて、7波以上の周波数を再利用するこ
とで、所望の信号識別度を確保できる効果がある。
【0045】また、第4、第5の発明によれば、アンテ
ナのビーム中心方向を通信サービスエリアの遠端方向に
指向させて設置したことで、通信サービスエリア内の受
信電力強度の変動を小さくでき、安定した路車間通信が
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による路車間通信アンテナの設置方
法の実施の形態1を示す概略構成図である。
【図2】 この発明による路車間通信アンテナの設置方
法の実施の形態2による周波数再利用を説明する概略構
成図である。
【図3】 この発明による路車間通信アンテナの設置方
法の実施の形態3を示す概略構成図である。
【図4】 従来の路車間通信システムの一例を示す概略
構成図である。
【図5】 従来のコセカント2乗ビームを用いた路車間
通信システムの一例を示す概略構成図である。
【図6】 従来の路車間通信アンテナの設置方法による
周波数再利用を説明する概略構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 車輌 3 通信サービスエリア 4 車載アンテナ 5 通信装置 6 支柱 7 路肩 8 主ビーム 9 サイドローブ 10 等電力面 11 アンテナ指向特性 12 空間伝搬損失
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 F (72)発明者 佐藤 正人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC12 FF10 LL01 LL02 LL06 LL15 5J021 AA01 AA03 AA07 CA06 GA02 GA08 HA06 HA10 JA03 5J046 AA04 AA19 MA09 5K067 AA03 AA11 AA33 BB12 BB43 EE04 EE12 KK02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路側に設置され、路上の通信領域内を通
    過する車輌との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナ
    において、アンテナのビーム中心方向を、上記通信領域
    の近端方向に指向させたことを特徴とする路車間通信ア
    ンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の路車間通信アンテナを、
    道路に沿わせて所定の間隔で複数個配置し、少なくとも
    3個毎の通信領域で同じ周波数帯を繰り返し用いて通信
    領域を形成したことを特徴とする路車間通信アンテナ。
  3. 【請求項3】 路側に設置され、路上の通信領域内を通
    過する車輌との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナ
    において、上記アンテナは、道路に沿った方向に指向さ
    れて設置高Hの高さに設置され、上記指向方向に向かっ
    て上記アンテナの直下から上記設置高Hの3〜5倍の距
    離を一方の通信領域端とし、その通信領域端から更に上
    記指向方向に向かって上記設置高Hの10〜14倍の距
    離をもう一方の通信領域端とし、上記通信領域を見込む
    角度の概ね中心方向にアンテナのビーム中心方向を指向
    させて成り、かつ当該アンテナを、道路に沿わせて上記
    設置高Hの10〜14倍の間隔で複数個配置し、少なく
    とも7個毎の通信領域で同じ周波数帯を繰り返し用いて
    通信領域を形成したことを特徴とする路車間通信アンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 路側に設置され、路上の通信領域内を通
    過する車輌との間で狭域通信を行う路車間通信アンテナ
    において、アンテナのビーム中心方向を、上記通信領域
    の遠端方向に指向させたことを特徴とする路車間通信ア
    ンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の路車間通信アンテナが配
    置され、その通信領域を通過する車輌に対して先方道路
    の情報提供を行う情報提供手段を備えた路車間通信シス
    テム。
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