JP2002110817A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002110817A
JP2002110817A JP2000297700A JP2000297700A JP2002110817A JP 2002110817 A JP2002110817 A JP 2002110817A JP 2000297700 A JP2000297700 A JP 2000297700A JP 2000297700 A JP2000297700 A JP 2000297700A JP 2002110817 A JP2002110817 A JP 2002110817A
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region
forming
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ion implantation
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Kazuya Ouchi
和也 大内
Yoshiaki Toyoshima
義明 豊島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】CMOSを用いたロジック回路において、ゲー
ト電極上でのシリサイド膜の成膜不良を防止できるよう
にする。 【解決手段】ゲート電極に自己整合的にnMOSFET
領域のソース/ドレイン拡散層37およびpMOSFE
T領域のソース/ドレイン拡散層38を形成する際に、
それぞれのイオン注入マスクの開口部間に所定の間隔を
設けて、ゲート電極14上に、n+型不純物とp+型不
純物とがともに存在しない低濃度な領域Yを形成する。
こうして、n+イオン注入領域とp+イオン注入領域と
の境界部分での成長を妨げることなく、均一な膜厚のシ
リサイド膜15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関するもので、特に、システムLSIにおける
サリサイド技術(Self−aligned sili
cide)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CMOS(Complement
ary Metal Oxide Semicondu
ctor)を用いたロジック回路、メモリ混載LSI
(Large Scale Integrated c
ircuit)、SRAM(Static Rando
m Access read write Memor
y)などから構成されるシステムLSIにおいては、M
OSFET(メタル酸化膜半導体電界効果型トランジス
タ)のゲート、ソース、ドレインの各電極の低抵抗化を
図る目的で、サリサイド技術が開発されている。サリサ
イド技術とは、ゲート電極上とソース・ドレインの拡散
領域の表面とに、同時に、かつ、自己整合的に、低抵抗
な金属シリサイドを形成する技術である。
【0003】しかしながら、このサリサイド技術を、C
MOSを用いたロジック回路などに適用した場合には、
以下のような問題があった。
【0004】すなわち、通常のCMOSは、たとえば図
13に示すように、隣接するnMOSFET領域101
およびpMOSFET領域102の相互間において、各
不純物のイオン注入領域101a,102aの一部が重
なり合うようにして形成されるようになっている。これ
は、nMOSFET領域101およびpMOSFET領
域102を跨ぐ、フィールド上のゲート電極103がオ
ーバーレイの精度で必要なオーバーラップであり、レジ
ストマスクの合わせずれなどに起因して重なりの度合い
が多少は変化する。また、これらイオン注入領域101
a,102aは、一般に、ゲート電極103を加工した
後に形成される。そのため、たとえば図14(a),
(b)に示すように、ゲート電極103の、上記イオン
注入領域101a,102aが重なり合う部分Aに対応
する領域Bには、n+型不純物とp+型不純物とがとも
に存在することになる。
【0005】このようなゲート電極103上に、サリサ
イド技術による金属シリサイドを形成しようとすると、
たとえば図15に示すように、金属シリサイドの成膜時
に、イオン注入領域101a,102aの境界部分であ
る、n+型不純物とp+型不純物とがともに存在する領
域Bでのシリサイド化反応の速度が、他の部分に比べて
低下し、結果として、その領域Bでのシリサイド膜10
4の膜厚が薄膜化する問題があった。シリサイド膜10
4の部分的な薄膜化は、その後の熱工程で凝集耐性が劣
化し、断線や異常な抵抗の増大を引き起こし、ひいて
は、回路の誤動作を招く要因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、サリサイド技術によりゲート、ソース、ド
レインの各電極を低抵抗化できるものの、イオン注入領
域の境界部分にあたる、n+型不純物とp+型不純物と
がともに存在するゲート電極上でのシリサイド膜の成膜
不良が、回路の誤動作を招く要因となるなどの欠点があ
った。
【0007】そこで、この発明は、シリサイド膜の成膜
不良を防止でき、断線や異常な抵抗の増大を引き起こし
て、回路の誤動作を招く要因となるのを改善することが
可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置の製造方法にあっては、半
導体基板上に絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程
と、前記ゲート電極を含む前記半導体基板上の第1の表
面領域で、前記ゲート電極に対して自己整合的にイオン
注入を行って、第1導電型の第1の拡散層を形成する工
程と、前記ゲート電極を含む前記半導体基板上の、前記
第1の表面領域と所定の間隔を有して隣接する第2の表
面領域で、前記ゲート電極に対して自己整合的にイオン
注入を行って、第2導電型の第2の拡散層を形成する工
程と、少なくとも前記ゲート電極の上面にシリサイド層
を形成する工程とを備えてなることを特徴とする。
【0009】この発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、ゲート電極上へのシリサイド貼付けにおいて、シリ
サイド化反応の速度が不均一になるのを抑制できるよう
にしている。これにより、シリサイド膜が部分的に薄膜
化し、その後の熱工程で凝集耐性が劣化するのを防ぐこ
とが可能となるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態にかかる半導
体装置の概略構成を示すものである。なお、ここでは、
システムLSIとしての、CMOSを用いたロジック回
路に適用した場合を例に説明する。
【0012】図において、CMOSを用いたロジック回
路は、半導体基板11上にnMOSFET領域12とp
MOSFET領域13とが近接して設けられ、これらn
MOSFET領域12とpMOSFET領域13とに共
通にゲート電極14が設けられてなる構成とされてい
る。
【0013】この場合、上記nMOSFET領域12側
のn+イオン注入領域(第1の表面領域)12aおよび
上記pMOSFET領域13側のp+イオン注入領域
(第2の表面領域)13aは、nMOSFET領域12
およびpMOSFET領域13を跨ぐ、フィールド上の
ゲート電極14がオーバーレイの精度で必要なオーバー
ラップをとらず、所定の間隔X、たとえばゲート電極1
4を形成するための材料であるポリシリコンまたはポリ
シリコンゲルマニウムのグレインサイズ(平均粒径)以
上の幅を有して、互いに形成されるようになっている。
特に、上記n+イオン注入領域12aおよび上記p+イ
オン注入領域13aを形成するためのレジストマスクの
合わせずれによって、所定の間隔Xを確保できなくなる
ことがないよう、レジストマスクの合わせずれを見込ん
だ上でポリシリコンまたはポリシリコンゲルマニウムの
グレインサイズ以上になるようにすることが望ましい。
【0014】ここで、シリサイドのグレイン成長は、下
地のポリシリコンまたはポリシリコンゲルマニウムの結
晶構造に大きな影響を受ける。したがって、下地の結晶
構造が、シリサイドの配向性などの結晶成長に影響を与
える範囲はおおよそグレインサイズと考えられる。ま
た、グレイン内には、活性化アニールにより不純物が拡
散する。そのため、n+イオン注入領域とp+イオン注
入領域との間に設けられる所定の間隔Xが、ポリシリコ
ンまたはポリシリコンゲルマニウムのグレインサイズ以
下の場合には、たとえ不純物がドープされない領域もし
くはエクステンション部相当の低濃度な領域が形成され
ているとしても、グレイン内にはn+のドーパントとp
+のドーパントとが拡散により高濃度に存在することに
なる。よって、その領域上でのシリサイドの成長が阻害
される。
【0015】上記ゲート電極14上と、上記nMOSF
ET領域12のソース/ドレイン拡散層となる上記n+
イオン注入領域12aの表面、および、上記pMOSF
ET領域13のソース/ドレイン拡散層となる上記p+
イオン注入領域13aの表面とには、それぞれ、サリサ
イド技術によるシリサイド膜(層)15が設けられてい
る。
【0016】さらに、上記nMOSFET領域12およ
び上記pMOSFET領域13には、上記シリサイド膜
15を介して、各ソース/ドレイン拡散層にそれぞれつ
ながるコンタクト16が設けられている。
【0017】このような構成とした場合、たとえば図2
(a),(b)に示すように、n+イオン注入領域12
aおよびp+イオン注入領域13aの形成時において、
レジストマスク21,22の位置に応じて、n+イオン
注入領域12aとp+イオン注入領域13aとの間に設
けられる所定の間隔Xに対応して、ゲート電極14にお
ける、n+イオン注入領域12aとp+イオン注入領域
13aとの境界部分に、n+型不純物とp+型不純物と
がともに存在しない(もしくは、低濃度に存在する)領
域Yを形成することが可能となる。
【0018】このように、ゲート電極14に、n+型不
純物とp+型不純物とがともに存在しない(もしくは、
低濃度に存在する)領域Yが形成されることにより、た
とえば図3に示すように、シリサイド膜15の成膜時
に、ゲート電極14上でのシリサイド化反応の速度を略
均一化(n+型不純物とp+型不純物とがともに存在す
る領域でのシリサイド化反応の速度の低下を防止)でき
る。よって、n+イオン注入領域12aとp+イオン注
入領域13aとの境界部分で、シリサイド膜15の膜厚
が薄膜化するのを改善することが可能となる。
【0019】次に、図4〜図11を参照して、上記した
構成のCMOSを用いたロジック回路の製造プロセスに
ついて説明する。
【0020】まず、図4に示すように、半導体基板11
の表面部に、選択的に、SiO2 膜からなるSTI(S
hallow Trench Isolation)構
造の素子分離領域31を形成する。
【0021】次いで、図5に示すように、上記素子分離
領域31の形成された上記半導体基板11の表面領域
に、p型ウェル領域(Pwell)32およびn型ウェ
ル領域(Nwell)33をそれぞれ形成する。
【0022】次いで、図6に示すように、上記半導体基
板11の表面上に、ゲート酸化膜34を介して、ポリシ
リコンまたはポリシリコンゲルマニウムからなるゲート
電極14を形成する。
【0023】次いで、図7に示すように、上記p型ウェ
ル領域32および上記n型ウェル領域33の各表面部
に、上記ゲート電極14に対して自己整合的に、ソース
/ドレイン拡散層のエクステンション部35をそれぞれ
形成する。
【0024】次いで、ソース/ドレイン拡散層とゲート
電極14との間の短絡を防ぐために、全面に絶縁膜を堆
積させた後、その絶縁膜をマスクなし(側壁残し)でド
ライエッチングする。こうして、図8に示すように、上
記ゲート電極14の両側壁部分に側壁絶縁膜36を形成
する。
【0025】なお、図7および図8は、たとえば図6中
の6a−6a線に沿う断面にそれぞれ対応するものであ
る。
【0026】次いで、図9(a)に示すように、リソグ
ラフィー技術によりフォトレジストをパターニングし
て、上記半導体基板11上の所定の領域にレジストマス
ク21を形成する。そして、40keV、5×1015
-2の条件により、As+をイオン注入して、n+イオ
ン注入領域12aを自己整合的に形成する。こうして、
図9(b)に示すように、nMOSFET領域12のソ
ース/ドレイン拡散層(第1導電型の第1の拡散層)3
7を形成する。
【0027】なお、図9(b)は、たとえば図9(a)
中の9a−9a線に沿う断面に対応するものである。
【0028】次いで、図10(a)に示すように、上記
レジストマスク21を除去した後、再度、リソグラフィ
ー技術によりフォトレジストをパターニングして、上記
半導体基板11上の所定の領域にレジストマスク22を
形成する。そして、3keV、4×1015cm-2の条件
により、B+をイオン注入して、p+イオン注入領域1
3aを自己整合的に形成する。こうして、図10(b)
に示すように、pMOSFET領域13のソース/ドレ
イン拡散層(第2導電型の第2の拡散層)38を形成す
る。
【0029】なお、図10(b)は、たとえば図10
(a)中の10a−10a線に沿う断面に対応するもの
である。
【0030】上述したように、このnMOSFET領域
12のソース/ドレイン拡散層37およびpMOSFE
T領域13のソース/ドレイン拡散層38を形成する際
においては、たとえばCAD処理によるレイアウトパタ
ーン作成時のデザインルールにもとづき、n+イオン注
入領域12aとp+イオン注入領域13aとの間に所定
の間隔Xが設けられるように、上記レジストマスク2
1,22を形成するようにする。
【0031】なお、n+イオン注入領域12aおよびp
+イオン注入領域13aの隣接する箇所が、チップ内に
多数ある場合には、すべての境界部分について、所定の
間隔Xがそれぞれ設けられるように、レイアウトパター
ンが発生される。
【0032】これにより、ゲート電極14上でドーピン
グの行われない部分が確保されるようになる結果、ゲー
ト電極14上に、As+(n+型不純物)とB+(p+
型不純物)とがともに存在しない(もしくは、ソース/
ドレイン拡散層のエクステンション部35の形成時に注
入された不純物イオンが低濃度に存在する)領域Yが形
成される。
【0033】上記レジストマスク22を除去した後、図
11(a),(b)に示すように、上記ゲート電極14
上と、上記nMOSFET領域12のソース/ドレイン
拡散層37の表面、および、上記pMOSFET領域1
3のソース/ドレイン拡散層38の表面とに、たとえば
Coを用いたサリサイド技術によるシリサイド膜15を
それぞれ形成する。このとき、上記ゲート電極14上に
は、n+イオン注入領域12aとp+イオン注入領域1
3aとの境界部分に低濃度な領域Yが存在することによ
り、その部分でのシリサイド膜の成長を妨げることな
く、均一な膜厚のシリサイド膜15を形成できる。
【0034】したがって、耐熱性を向上できるようにな
る結果、後の熱工程によってシリサイド膜15が破断す
るのを阻止できるようになるとともに、シリサイド膜1
5の異常な抵抗の増大によりゲート電極14に電圧がか
からないといった不良モードの発生を解消することが可
能となる。
【0035】なお、図11(b)は、たとえば図11
(a)中の11a−11a線,11b−11b線に沿う
断面にそれぞれ対応するものである。
【0036】上記したように、ゲート電極上へのシリサ
イド貼付けにおいて、シリサイド化反応の速度が不均一
になるのを抑制できるようになる。
【0037】すなわち、ゲート電極上の、n+イオン注
入領域とp+イオン注入領域との境界部分に、n+型不
純物とp+型不純物とがドーピングされない低濃度な領
域を形成するようにしている。これにより、シリサイド
膜が部分的に薄膜化し、その後の熱工程で凝集耐性が劣
化するのを防ぐことが可能となる。したがって、シリサ
イド膜の成膜不良を防止でき、断線や異常な抵抗の増大
を引き起こして、回路の誤動作を招く要因となるのを改
善できるようになるものである。
【0038】なお、上記の実施形態においては、ソース
/ドレイン拡散層の形成時に、ゲート電極上の、n+イ
オン注入領域とp+イオン注入領域との境界部分に不純
物がドーピングされない領域を形成するようにした場合
について説明したが、これに限らず、たとえばソース/
ドレイン拡散層のエクステンション部を形成する際にも
同様に実施することが可能である。すなわち、エクステ
ンション部の形成時において、n型イオン注入領域とp
型イオン注入領域との間にスペース(所定の間隔X)を
設け、相互に重なり合う部分(オーバーラップ)ができ
ないようにすることも可能である。
【0039】また、CMOSを用いたロジック回路に限
らず、たとえば図12に示すようなSRAMにも本発明
は適用できる。なお、同図(a)はSRAMのレイアウ
トを示す平面図であり、同図(b)は対応する回路図で
ある。
【0040】図12において、ロード素子であるpMO
SFET(Qp1)のアクティブ領域AAにおけるドレ
イン電極は、コンタクトCaを介して、ドライバ素子で
あるnMOSFET(Qn1)のドレイン電極は、コン
タクトCbを介して、また、ロード素子であるpMOS
FET(Qp2)およびドライバ素子であるnMOSF
ET(Qn3)の共通ゲート電極は、コンタクトCcを
介して、図示していない上層配線(M1)にそれぞれ接
続されている。
【0041】このような構成において、上記pMOSF
ET(Qp1)と上記nMOSFET(Qn1)との
間、および、上記pMOSFET(Qp2)とnMOS
FET(Qn3)との間に、所定の間隔Xを有して、p
+/n+の各イオン注入領域を設けるようにした場合、
上記pMOSFET(Qp2)および上記nMOSFE
T(Qn3)の共通ゲート電極GC、並びに、上記pM
OSFET(Qp2)および上記nMOSFET(Qn
3)の各ドレイン電極に共通にコンタクトされている、
上記pMOSFET(Qp1)と上記nMOSFET
(Qn1)との共通ゲート電極GCに対して、それぞ
れ、所望のシリサイド膜を均一な厚さで形成することが
可能である。
【0042】その他、本願発明は、上記(各)実施形態
に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さら
に、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれ
ており、開示される複数の構成要件における適宜な組み
合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、
(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)
が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、シリサイド膜の成膜不良を防止でき、断線や異常な
抵抗の増大を引き起こして、回路の誤動作を招く要因と
なるのを改善することが可能な半導体装置の製造方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる半導体装置の概略
構成を示す平面図。
【図2】同じく、半導体装置における、n+イオン注入
領域およびp+イオン注入領域の形成方法を示す要部の
概略断面図。
【図3】同じく、半導体装置における、ゲート電極構造
を示す概略断面図。
【図4】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図5】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図6】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図7】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図8】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図9】同じく、半導体装置の製造方法を説明するため
に示す工程断面図。
【図10】同じく、半導体装置の製造方法を説明するた
めに示す工程断面図。
【図11】同じく、半導体装置の製造方法を説明するた
めに示す工程断面図。
【図12】本発明の他の構成例を示す概略図。
【図13】従来技術とその問題点を説明するために示す
半導体装置の概略平面図。
【図14】同じく、従来の半導体装置における、n+イ
オン注入領域およびp+イオン注入領域の形成方法を示
す要部の概略断面図。
【図15】同じく、従来の半導体装置における、ゲート
電極構造を示す概略断面図。
【符号の説明】
11…半導体基板 12…nMOSFET領域 12a…n+イオン注入領域 13…pMOSFET領域 13a…p+イオン注入領域 14…ゲート電極 15…シリサイド膜 16…コンタクト 21,22…レジストマスク 31…素子分離領域 32…p型ウェル領域 33…n型ウェル領域 34…ゲート酸化膜 35…エクステンション部 36…側壁絶縁膜 37…ソース/ドレイン拡散層(nMOSFET領域) 38…ソース/ドレイン拡散層(pMOSFET領域) X…所定の間隔 Y…領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 BB01 BB20 BB36 BB40 CC05 DD02 DD04 DD56 DD78 DD84 EE09 FF14 GG10 HH16 5F048 AB01 AB03 AC03 BA01 BB06 BB07 BB08 BC06 BE03 BG13 DA25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介してゲート電
    極を形成する工程と、 前記ゲート電極を含む前記半導体基板上の第1の表面領
    域で、前記ゲート電極に対して自己整合的にイオン注入
    を行って、第1導電型の第1の拡散層を形成する工程
    と、 前記ゲート電極を含む前記半導体基板上の、前記第1の
    表面領域と所定の間隔を有して隣接する第2の表面領域
    で、前記ゲート電極に対して自己整合的にイオン注入を
    行って、第2導電型の第2の拡散層を形成する工程と、 少なくとも前記ゲート電極の上面にシリサイド層を形成
    する工程と を備えてなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の間隔は、前記ゲート電極を形
    成するゲート電極材料のグレインサイズ以上に設定され
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の間隔は、前記第1導電型の第
    1の拡散層および前記第2導電型の第2の拡散層をそれ
    ぞれ形成するための各レジストマスクの合わせずれを見
    込んだ上で、前記ゲート電極材料のグレインサイズ以上
    になるように設定されることを特徴とする請求項2に記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極材料は、ポリシリコンま
    たはポリシリコンゲルマニウムであることを特徴とする
    請求項2または3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の間隔は、レイアウトパターン
    作成時のデザインルールに則って決定されることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記レイアウトパターン作成は、CAD
    (ComputerAided Design)を用い
    て行われることを特徴とする請求項5に記載の半導体装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極を形成する工程の後、 前記第1の表面領域で、前記ゲート電極に対して自己整
    合的にイオン注入を行って、第1導電型の第1の拡散層
    のエクステンション部を形成する工程と、 前記第2の表面領域で、前記ゲート電極に対して自己整
    合的にイオン注入を行って、第2導電型の第2の拡散層
    のエクステンション部を形成する工程とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第1の表面領域および前記第2の表
    面領域は、互いに隣接するすべての箇所で所定の間隔を
    有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
    製造方法。
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Cited By (3)

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