JP2002110733A - 電子部品のボンディング方法 - Google Patents

電子部品のボンディング方法

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JP2002110733A
JP2002110733A JP2001252331A JP2001252331A JP2002110733A JP 2002110733 A JP2002110733 A JP 2002110733A JP 2001252331 A JP2001252331 A JP 2001252331A JP 2001252331 A JP2001252331 A JP 2001252331A JP 2002110733 A JP2002110733 A JP 2002110733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TAB法で作られた電子部品のアウターリー
ドを、表示パネル(LCD)の電極に圧着する際に生じ
る位置ずれを見込んで、アウターリードを電極にボンデ
ィングする手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 アウターリードボンディング部C及び第
1本圧着部D、第2本圧着部Eにて第1の電子部品6a
のアウターリードとLCD1の電極の位置合わせをして
アウターリードを電極に圧着する。この圧着を多数枚の
LCD1について繰り返し行い、圧着にともなって生じ
るアウターリードと電極の位置ずれを位置ずれ検査部F
で測定する。測定した位置ずれをオフセットデータとし
てアウターリードボンディング部Cにフィードバック
し、この位置ずれを見込んだ補正をしながら、アウター
リードの位置合わせを行って圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムキャリヤ
にて作られた電子部品のアウターリードを表示パネルの
電極にボンディングする電子部品のボンディング方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルなどの電子機器の表示パネル
は、表示パネルの端部に沿って形成された電極に、ドラ
イバである電子部品のアウターリードをボンディングし
て組み立てられる。このドライバ用の電子部品として
は、TAB(Tape Automated Bond
ing)法により、フィルムキャリヤにチップを搭載し
て作られた電子部品が多用されている。また電子部品の
アウターリードと表示パネルの電極は狭ピッチであっ
て、高い位置合わせ精度が要求されることから、アウタ
ーリードと電極の間に異方性導電シート(以下「AC
F」という)を介在させてボンディングする方法が多用
されている。
【0003】ACFは粘着性を有する合成樹脂シートか
ら成っており、このACFを予め電極の上面、もしくは
アウターリードの下面に貼着させておき、アウターリー
ドを圧着ツールにより電極にボンディングするのに先立
って、カメラなどの測定装置によりアウターリードと電
極を予め観察してアウターリードと電極の相対的な位置
ずれを検出し、例えば表示パネルが載置されたXYθテ
ーブルなどの位置合わせ手段により表示パネルをX方
向、Y方向、θ方向(水平回転方向)に移動させるなど
して上記位置ずれを補正した後、圧着ツールによりアウ
ターリードを電極に圧着してボンディングするようにな
っている。
【0004】図17は、従来の電子部品のボンディング
方法におけるアウターリードと電極の相対的な位置ずれ
の分布図である。横軸がX方向の位置ずれ量であり、縦
軸は頻度である。また図中、aは上述した位置合わせ手
段によりアウターリードと電極のX方向の位置ずれを補
正した後の両者の位置ずれの分布を示しており、この分
布aは図示するように0を中心とする正規分布である。
またbは上述した圧着後のアウターリードと電極の位置
ずれの分布であり、この分布bも正規分布であり、分布
bは分布aからTX位置ずれしている。すなわちACF
を介してアウターリードを電極に圧着する際には、位置
ずれTXが生じる。このように位置ずれTXが生じる原
因としては、圧着ツールの下面と表示パネルの電極面の
平行度の不一致、圧着荷重、温度、ACFの物理的特性
などの様々な要因が考えられる。圧着後の位置ずれ量T
Xが許容値±DX以内であればOKであるが、許容値±
DX以上であればNGである。図中、ハッチングを付し
た部分が、X方向の位置ずれ量TXが許容値±DX以上
であってNGである。この図17では、X方向の位置ず
れを例にとって説明したが、Y方向の位置ずれも同様で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
子部品のボンディング方法では、アウターリードを電極
に圧着する際にアウターリードと電極に相対的な位置ず
れTXが発生しやすいものであり、この位置ずれTXが
許容値±DX以内になるように、機械の調整などを電子
部品を表示パネルにボンディングする毎に、毎回繰り返
し行っていた。このため多大な時間と労力を要し、生産
性があがらず、ひいては表示パネルのコストアップにな
るという問題点があった。
【0006】ところで図17において、圧着前の分布a
と圧着後の分布bは共に正規分布であり、両者の間には
一定の相関関係がある。そこで本発明はこの点に着眼し
てなされたものであって、この相関関係を利用してアウ
ターリードと電極の位置ずれを自動補正しながら、アウ
ターリードと電極の位置合わせを行ってボンディングで
きる電子部品のボンディング方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明の電子
部品のボンディング方法は、フィルムキャリヤにて作ら
れた電子部品のアウターリードとガラス基板の電極の間
に異方性導電シートを介在させた状態で仮付け用圧着ツ
ールでこの電子部品を前記異方性導電シートに仮付けす
る仮付け工程と、本圧着ツールを用いて仮付けされた前
記電子部品を前記ガラス基板に本圧着する工程と、前記
本圧着後の前記電子部品と前記ガラス基板との相対的な
位置ずれを計測する工程とを含み、(1)オフセットデ
ータ入手モードにおいて、前記仮付け工程が、(a)前
記電子部品を前記ガラス基板に位置決めしたときの前記
電子部品と前記ガラス基板の相対的な位置ずれを検出
し、(b)この位置ずれを補正して電子部品とガラス基
板を位置合わせし、(c)仮付け用圧着ツールでこの電
子部品を前記異方性導電シートに仮付けする工程を含
み、前記本圧着後の前記電子部品と前記ガラス基板との
相対的な位置ずれを計測する工程で検出した位置ずれに
基づいてオフセットデータを入手し、(2)オフセット
データフィードバックモードにおいて、前記仮付け工程
が、(a)前記電子部品を前記ガラス基板に位置決めし
たときの前記電子部品と前記ガラス基板の相対的な位置
ずれを検出し、(b)この位置ずれと前記オフセットデ
ータに基づいて前記電子部品と前記ガラス基板とをずら
して位置合わせし、(c)仮付け用圧着ツールでこの電
子部品を前記異方性導電シートに仮付けする工程を含む
ものである。
【0008】上記構成によれば、アウターリードを電極
に圧着する際に生じる位置ずれを観察手段で観察し、こ
の位置ずれに基づいて電子部品と表示パネルの位置合わ
せを行うことにより、圧着後には、アウターリードの位
置ずれを許容範囲内に抑えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の一実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形
態の電子部品のボンディング装置の全体構成を示す平面
図である。この電子部品のボンディング装置は、表示パ
ネルである液晶パネル(以下「LCD」という)の供給
部A、異方性導電シート貼着部B、アウターリードボン
ディング部C、第1本圧着部D、第2本圧着部E、位置
ずれ検査部F、位置ずれ検査部Fにおける検査でNGと
判定されたLCDを回収する不良品回収部G、OKと判
定されたLCDを回収する良品回収部H、装置全体の稼
働状況や各種データの通信等を管理するラインコントロ
ーラI、ラインコントローラIと各部を接続する通信ケ
ーブルJなどから構成されている。
【0010】図中、1はLCD、2は各部に沿うように
設けられた搬送部である。搬送部2には一定ピッチでア
ーム3が多数個設けられており、アーム3の先端部には
載置台W1,W2,W3・・・上のLCD1を真空吸収
するパッド4が取り付けられている。各パッド4は載置
台W1,W2,W3・・・上のLCD1を真空吸収し、
X方向に往復動作を行うことにより、LCD1を各部に
設けられたXYθテーブルに移載したり、XYθテーブ
ル上のLCD1を次の載置台W1,W2,W3・・・へ
搬出する。次に、各部について説明を行う。
【0011】まずアウターリードボンディング部Cにつ
いて説明する。図2は本発明の一実施の形態の電子部品
のボンディング装置のアウターリードボンディング部C
の平面図、図3は本発明の一実施の形態の電子部品のボ
ンディング装置のアウターリードボンディング部Cの部
分斜視図である。図2において、11はXYθテーブル
であって、Yテーブル12上にXテーブル13を載置
し、Xテーブル13上にθテーブル14を載置して構成
されており、θテーブル14上にLCD1を載置する。
θテーブル14は図示しない吸着手段によりLCD1を
吸着して固定する。Yテーブル12のモータ15が駆動
するとLCD1はY方向に移動し、Xテーブル13のモ
ータ16が駆動するとLCD1はX方向に移動し、θテ
ーブル14のアクチュエータ(図示せず)が駆動すると
LCD1はθ回転(水平回転)する。このようにしてL
CD1をXYθ方向に移動させることにより、その位置
決めを行う。なお搬送部2によるLCD1の搬送方向を
X方向とする。
【0012】XYθテーブル11の側方にはインデック
スヘッド20が設けられている。インデックスヘッド2
0は放射状に外方へ延出する4本のアーム21を備えて
おり、アーム21の先端部には電子部品を真空吸着する
吸着ヘッド22を備えている。アーム21は90°の間
隔でインデックスヘッド20に取り付けられており、イ
ンデックスヘッド20は90°毎にインデックス回転す
る。インデックスヘッド20の両側部には第1のフィル
ムキャリヤ供給部23と第2のフィルムキャリヤ供給部
24が設置されている。またインデックスヘッド20と
第1のフィルムキャリヤ供給部23の間には第1の金型
25が設けられており、また第2のフィルムキャリヤ供
給部24との間には第2の金型26が設けられている。
【0013】第1のフィルムキャリヤ供給部23にはL
CD1の長辺にボンディングされる第1の電子部品6a
(以下、単に電子部品6aともいう)の素材である第1
のフィルムキャリヤ7aが備えられている。第1のフィ
ルムキャリヤ供給部23から導出された第1のフィルム
キャリヤ7aは、第1の金型25に打抜かれる。打抜か
れて得られた第1の電子部品6aは吸着ヘッド22に真
空吸着され、インデックスヘッド20が駆動して90°
実線矢印方向に水平回転することにより、LCD1の長
辺の端部上方へ搬送され、後述する手段によりLCD1
の端部にボンディングされる。
【0014】また第2のフィルムキャリヤ供給部24か
ら導出された第2のフィルムキャリヤ7bは、第2の金
型26に打抜かれる。打抜かれて得られた第2の電子部
品6b(以下、単に電子部品6bともいう)は吸着ヘッ
ド22に真空吸着され、インデックスヘッド20が破線
矢印方向へ駆動することによりLCD1の短辺の端部上
方へ搬送され、この端部にボンディングされる。なおL
CD1の短辺の端部に第2の電子部品6aをボンディン
グする場合は、θテーブル14が駆動することによりL
CD1を予め90°水平回転させ、その短辺がインデッ
クスヘッド20に対向する位置に移動させる。
【0015】図3は、第1の電子部品6aをLCD1に
搭載している様子を示している。LCD1はガラス板か
ら成る下板1aと上板1bを貼り合わせて形成されてお
り、下板1aの端部には電極9が狭ピッチで形成されて
いる。また電極9上には異方性導電シート(以下、AC
Fともいう)27の貼着部B(図1参照)においてAC
F27が予め貼着されている。第1の電子部品6aは、
第1のフィルムキャリヤ7aの上面に第1のチップ8a
を搭載して作られており、第1のフィルムキャリヤ7a
端部にはアウターリード28が狭ピッチで形成されてい
る。また吸着ヘッド22はその下面に第1のフィルムキ
ャリヤ7aを真空吸着している。29は吸着ヘッド22
に結合されたノズルシャフトであり、このノズルシャフ
ト29を通して第1のフィルムキャリヤ7aを真空吸着
する。
【0016】図2において、LCD1の上方には仮圧着
ヘッド30が設けられている。図3において、31はこ
の仮圧着ヘッド30に備えられた仮圧着ツールであっ
て、この仮圧着ツール31によりアウターリード28を
ACF27に押し付けて仮圧着する。この仮圧着は、後
述する第1本圧着部Dによる第1の電子部品6aの本圧
着および第2本圧着部Eによる第2の電子部品6bの本
圧着に先立って行われるものである。すなわち電子部品
6a,6bの仮圧着と本圧着を別々の場所で行うことに
より、ボンディングの作業性を向上させる。仮圧着ツー
ル31にはアウターリード28をACF27に軽く仮圧
着できるように図示しないヒータにより加熱されてい
る。なおACF27は、異方性導電シート貼着部B(図
1参照)において、電極9上に予め貼着されている。
【0017】図3において、仮圧着ツール31の下方に
は、第1のカメラ32と第2のカメラ33が設置されて
いる。また下板1aの電極9の近傍にはサークル状のマ
ーク34,35が形成されている。図4は本発明の一実
施の形態のLCDの下板の底面図であって、第1のカメ
ラ32と第2のカメラ33による観察状態を示してい
る。図中、36,37はフィルムキャリヤ7aの両側部
に形成されたスポット状のマークである。第1のカメラ
32は図において左側のマーク34,36を観察し、ま
た第2のカメラ33は右側のマーク35,37を観察す
る。下板1a側のマーク34,35はサークル状であ
る。
【0018】図5は本発明の一実施の形態の電子部品の
ボンディング装置のアウターリードボンディング部Cの
制御系のブロック図である。41はCPUであって、ア
ウターリードボンディング部C全体の制御、アウターリ
ード28と電極9のX方向の位置ずれSx、Y方向の位
置ずれSy等の演算などを行う。42はROMであって
装置動作のプログラムなどが格納されている。43はR
AMであって、CPU41で計算されたオフセットデー
タTX、TYなどを記憶する。なおSx,Sy,TX,
TYについては後で説明する。44は認識部であって、
上記した第1のカメラ32と第2のカメラ33に接続さ
れており、入手された画像データに基づいてマーク3
4,35,36,37のセンター座標Ga,Gb,F
a,Fb(後述)を求める。45はXYθテーブルコン
トローラであって、XYθテーブル11を制御する。4
6は吸着ヘッドコントローラであって、吸着ヘッド22
を制御する。47は仮圧着ヘッドコントローラであっ
て、仮圧着ヘッド30を制御する。上記した各手段はバ
ス48に接続されており、更に外部との通信を制御する
通信部49を介して上記通信ケーブルJに接続されてい
る。
【0019】次に第1本圧着部Dおよび第2本圧着部E
について説明する。図6は本発明の一実施の形態の電子
部品のボンディング装置の第1本圧着部Dと第2本圧着
部Eの平面図、図7は本発明の一実施の形態の電子部品
のボンディング装置の第1本圧着部Dに備えられた本圧
着ツール付近の斜視図である。図6において、第1本圧
着部Dは、LCD1の長辺の端部に第1の電子部品6a
を本圧着する。また第2本圧着部EはLCD1を90°
水平回転させて、その短辺の端部に第2の電子部品6b
を本圧着する。
【0020】まず第1本圧着部Dの構造を説明する。図
6において、51AはXYθテーブルであって、Yテー
ブル52A、Xテーブル53A、θテーブル54Aから
成っている。Yテーブル52Aのモータ55Aを駆動す
るとLCD1はY方向に移動し、Xテーブル53Aのモ
ータ56Aを駆動するとLCD1はX方向に移動し、θ
テーブル54Aのアクチュエータ(図示せず)を駆動す
るとLCD1はθ回転する。第2本圧着部Eにも同構造
のXYθテーブル51Bを構成するYテーブル52B、
Xテーブル53B、θテーブル54B、各々のモータ5
5B、56Bなどが設けられている。
【0021】第1本圧着部Dには第1本圧着ヘッド部6
1が設けられている。この第1本圧着ヘッド部61は駆
動系が内蔵された第1本体部62と、第1本体部62に
保持された第1本圧着ツール63を備えている。第1本
圧着ツール63は、LCD1の長辺に圧着される第1の
電子部品6aの個数の応じて複数個(本実施の形態では
3個)設けられている。図7において、第1本体部62
からアーム64が延出しており、アーム64の先端部に
第1本圧着ツール63が保持されている。第1本圧着ツ
ール63にはヒータ65が内蔵されており、第1本圧着
ツール63を加熱する。66は第1本圧着ツール63の
下方に設けられた下受部材であって、図示しない昇降手
段に駆動されて上下動する。この下受部材66は、上昇
動作を行うことによりLCD1の下板1aの端部を下方
から支える。その状態で第1本圧着ツール63は下降
し、第1のフィルムキャリヤ7aのアウターリード28
を下板1aの電極9に押し付けて本圧着する。
【0022】図6において、第2本圧着部Eは第2本圧
着ヘッド71が設けられている。この第2本圧着ヘッド
71は第2本圧着ツール73を有する第2本体部72を
備えている。第2本圧着ツール73は2個設けられてい
る。この第2本圧着部Eの構造や動作は第1本圧着部D
と同じであって、第1本圧着部DがLCD1の長辺に第
1の電子部品6aを本圧着するのに対し、第2本圧着部
EはLCD1の短辺に第2の電子部品6bを本圧着する
点で相違している。
【0023】次に位置ずれ検査部Fについて説明する。
図8は本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング
装置の位置ずれ検査部の平面図、図9は本発明の一実施
の形態の電子部品のボンディング装置の位置ずれ検査部
の要部斜視図である。81はXYθテーブルであって、
Yテーブル82、Xテーブル83、θテーブル84から
成っており、Yテーブル82のモータ85a、Xテーブ
ル83のモータ85b、θテーブル84のアクチュエー
タを駆動することにより、LCD1をXYθ方向へ移動
させ、その位置調節を行う。
【0024】86は観察ユニットである。図9におい
て、この観察ユニット86は第3のカメラ87と第4の
カメラ88を備えている。89は第3のカメラ87と第
4のカメラ88の収納ボックスである。第3のカメラ8
7と第4のカメラ88は、アウターリード28を電極9
に本圧着した後で、上述したマーク34,35,36,
37を観察することにより、アウターリード28と電極
9の相対的な位置ずれを検出する。図8において、2a
はNG基板搬送部であって、上記搬送部2に直交して設
けられており、位置ずれ検査部Fの検査結果でNGとな
ったLCD1を不良品回収部Gへ搬送して回収する。
【0025】図10は本発明の一実施の形態の位置ずれ
検査部Fの制御系のブロック図である。91はCPUで
あって、位置ずれ検査部F全体の制御などを行う。92
はROMであって装置動作のプログラムなどが格納され
ている。RAM93は、位置ずれ検査結果などを記憶す
る。認識部94は、第3のカメラ87、第4のカメラ8
8の画像データに基づいてマーク34,35,36,3
7のセンター座標Ga,Gb,Fa,Fb(後述)を求
める。95はXYθテーブル81を制御するXYθテー
ブルコントローラである。また96はNG基板搬送部2
aを制御するNG基板搬送部コントローラである。
【0026】この電子部品のボンディング装置は上記の
ように構成されており、次に全体の動作を説明する。ま
ず、オフセットデータTX,TYを入手するためのオフ
セットデータ入手モードについて説明する。図1におい
て、供給部Aに備えられたLCD1は、異方性導電シー
ト貼着部Bへ送られ、LCD1の電極9上にACF27
が貼着される。次にこのLCD1はアウターリードボン
ディング部Cへ送られる。図2において、載置台W1上
のLCD1はパッド4に真空吸着されてXYθテーブル
11上に移載される。本実施例では、まず、LCD1の
長辺の電極9に第1の電子部品6aのアウターリード2
8を仮付けするものであり、以下、この仮付け工程を説
明する。
【0027】第1のフィルムキャリヤ供給部23から導
出された第1のフィルムキャリヤ7aは第1の金型25
で打抜かれ、第1の電子部品6aが得られる。この第1
の電子部品6aは吸着ヘッド22に真空吸着されてピッ
クアップされ、インデックスヘッド20が図2において
90°実線矢印方向に水平回転することにより、LCD
1の電極9の上方へ移送される。そしてLCD1のマー
ク34,35と電子部品6aのマーク36,37とが重
なるように、電子部品6aをLCD1上に位置決めする
(図3参照)。
【0028】図3はこのときの状態を示している。この
状態で、第1のカメラ32と第2のカメラ33によりマ
ーク34,35,36,37を観察し、アウターリード
28と電極9のXY方向の相対的な位置ずれを検出す
る。そしてこの位置ずれを補正した後、アウターリード
28は電極9に仮圧着される。図4は、第1のカメラ3
3と第2のカメラ34で観察中の下板1aやアウターリ
ード9の底面図であり、以下、図11(a)(b)
(c)を参照して、仮圧着前、すなわち吸着ヘッド22
に保持された第1の電子部品6aとXYθテーブル11
上のLCD1の位置ずれ検出方法を説明する。
【0029】図11(a)(b)(c)は本発明の一実
施の形態のLCDとアウターリードのマークの画像図で
ある。図11(a)において、第1のカメラ32により
各マーク34,36を、また第2のカメラ33によりマ
ーク35,37を観察し、それぞれのセンター座標Ga
(XGa.YGa),Gb(XGb.YGb),Fa
(XFa.YFa),Fb(XFb.YFb)を認識部
44(図5)により求める。このような画像のセンター
座標の検出は周知画像処理技術により容易に行えるもの
であり、したがってその説明は省略する。
【0030】次に求められたセンター座標Ga,Gb,
Fa,Fbに基づいて、次式よりマーク34,35とマ
ーク36,37のX方向およびY方向の位置ずれdx
1,dy1,dx2,dy2を求める。
【0031】 dx1=XFa−XGa (1) dy1=YFa−YGa (2) dx2=XFb−XGb (3) dy2=YFb−YGb (4) 次に上記結果を基にして、LCD1と第1の電子部品6
aのX方向の位置ずれSx、Y方向の相対的な位置ずれ
Syを次式より求める。
【0032】 Sx=(dx1+dx2)÷2 (5) Sy=(dy1+dy2)÷2 (6) 式(5)は、第1のカメラ32で検出された位置ずれd
x1と第2のカメラ33で検出された位置ずれdx2の
平均値をLCD1と第1の電子部品6aのX方向の位置
ずれとするものであり、また式(6)は同様に位置ずれ
dy1と位置ずれdy2の平均値をLCD1と第1の電
子部品6aのY方向の位置ずれとするものである。この
ようにして位置ずれSx,Syを求めたならば、図2に
おいてXテーブル13とYテーブル12を駆動してLC
D1を−Sx,−Sy移動させることにより、この位置
ずれSx,Syを補正する。
【0033】図11(b)は上記補正後のマーク34,
35,36,37の位置関係を示している。図中、mx
a,myaはマーク34,36のセンター座標Ga,F
aのX方向とY方向の距離、mxb,mybはマーク3
5,37のセンター座標Gb,FbのX方向とY方向の
距離であって、mxa=mxb,mya=mybであ
る。なおマーク34,35のセンター座標間の距離L1
はマーク36,37のセンター座標間の距離L2よりも
大きくしている。その理由は、後の工程でアウターリー
ド28を電極9に熱圧着する際に、フィルムキャリヤ7
a,7bが伸びて距離L2が大きくなるので、この伸び
を見込んだものである。因みに、この伸びを見込む必要
がなければ図11(b)においてL1=L2となる。
【0034】以上のようにしてLCD1と第1の電子部
品6aの位置ずれSx,Syを補正したならば、図3に
おいて吸着ヘッド22を下降させてアウターリード28
をACF27上に着地させ、次に仮圧着ツール31を下
降させてアウターリード28をACF27に押し付けて
仮圧着する。上述したようにこの仮圧着は、後述する工
程で第1本圧着ツール63と第2本圧着ツール73で本
圧着する際に、アウターリード28が不要に位置ずれし
ないように、アウターリード28を予め電極9上に仮付
けするために行われるものである。
【0035】以上のようにして第1の電子部品6aをL
CD1の長辺の電極9上に仮付けしたならば、続いて短
辺の電極9上に第2の電子部品6bを仮付けする。第2
の電子部品6bの仮付け方法は上述した第1の電子部品
6aの仮付け方法と同じであり、以下、簡単に説明す
る。図2において、LCD1の一方の長辺の電極9上に
第1の電子部品6aをすべて(本実施の形態では3個)
仮付けしたならば、θテーブル14を駆動してLCD1
を90°水平回転させ、その短辺をインデックスヘッド
20側に対向させる。また第2のフィルムキャリヤ供給
部24から第2の金型26に第2のフィルムキャリヤ7
bを導出し、第2のフィルムキャリヤ7bを打抜いて第
2の電子部品6bを得る。そこで吸着ヘッド22はこの
第2の電子部品6bをピックアップし、インデックスヘ
ッド20が駆動して破線矢印方向へ回転することによ
り、この第2の電子部品6bをLCD1の短辺の電極9
上へ移送し、図11を参照しながら説明した第1の電子
部品6aの場合と同様に、LCD1と第2の電子部品6
aの位置ずれSx,Syを求める。次にこの位置ずれS
x,Syを補正したうえで、仮圧着ツール31によりア
ウターリード28をACF27に仮付けする。すなわ
ち、オフセットデータ入手モードでは、LCD1と電子
部品6a,6bとの位置ずれがゼロとなるように両者を
位置合わせしたうえで仮付けを行う。これにより仮付け
及び本圧着で生じる新たな位置ずれ量を位置ずれ検査部
Fで計測した位置ずれ量Tx,Tyとして知ることがで
きる。
【0036】図13は上述した本発明の一実施の形態の
電子部品のボンディング装置のアウターリードボンディ
ング部のオフセットデータ入手モード時の仮付け工程を
示すアウターリードボンディング部Cのフローチャート
である。以上のようにしてLCD1に第1の電子部品6
aと第2の電子部品6bをすべて仮付けしたならば、図
2においてXYθテーブル11は駆動してLCD1を図
2において中央のパッド4の下方へ移送する。そこでこ
のパッド4はXYθテーブル11上のLCD1を真空吸
着してピックアップし、矢印N1で示すように次の載置
台W2へ移送する。そこで次のパッド4はこのLCD1
を真空吸着してピックアップする。
【0037】次の図6において、第1本圧着部Dに備え
られたXYθテーブル51Aは駆動してパッド4に真空
吸着されたLCD1の下方へ移動し、パッド4が真空吸
着状態を解除することにより、LCD1をXYθテーブ
ル51上に移載する。次にXYθテーブル51AはLC
D1の長辺に仮付けされた第1の電子部品6aを第1本
圧着ツール63の下方へ移動させ、本圧着が行われる。
図7は第1本圧着ツール63により本圧着を行っている
様子を示している。図において、第1本圧着ツール63
はヒータ65で予め加熱されており、下受部材66によ
り下板1aを下方から支え、アウターリード28に強く
押し付けることにより電極9上に本圧着する。
【0038】以上のようにして第1本圧着部Dにおいて
第1の電子部品6aが本圧着されたLCD1は、一旦、
載置台W3上へ移載された後、搬送部2によって続いて
第2本圧着部Eに備えられたXYθテーブル51B上へ
送られる。XYθテーブル51B上に移載されたLCD
1は、θテーブル54が90°回転することにより、そ
の短辺の第2の電子部品6bを第2本圧着ツール73の
下方に位置させる。そこで図7を参照しながら説明した
第1本圧着ツール63による本圧着の場合と同様に、第
2本圧着ツール73によりアウターリード28を電極9
に本圧着する。
【0039】以上のようにして第1の電子部品6aと第
2の電子部品6bがすべてボンディグされたLCD1
は、搬送部2によって図8に示す位置ずれ検査部FのX
Yθテーブル81上に送られ、位置ずれ検査が行われ
る。図9はこの位置ずれ検査の様子を示しており、第3
のカメラ87と第4のカメラ88により、左右のマーク
34,35,36,37を観察する。
【0040】図11(c)において、左側は第3のカメ
ラ87の画像、右側は第4のカメラ88の画像を示して
いる。第1本圧着ツール63や第2本圧着ツール73に
よりアウターリード28を本圧着したことにより、アウ
ターリード28側のマーク36,37は本圧着前の図1
1(b)に示す位置から図11(c)に示す位置へ変位
している。その理由は(従来の技術)の項で説明したよ
うに、第1本圧着ツール63や第2本圧着ツール73と
LCD1の電極9面の平行度の不一致、圧着荷重、温
度、ACF27の物理的特性などのためである。
【0041】さて図11(c)において、マーク34,
35とマーク36,37の位置ずれは次式から求められ
ている。
【0042】 dx3=XFa−XGa (7) dy3=YFa−YGa (8) dx4=XFb−XGb (9) dy4=YFb−YGb (10) ここで、dx3,dy3,dx4,dy4は、それぞれ
マーク36,37のセンター座標Fa,Fbとマーク3
4,35のセンター座標Ga,GbのX方向、Y方向の
位置ずれである。
【0043】したがって本圧着後の電子部品6a(6
b)とLCD1のX方向の位置ずれ量TxとY方向の位
置ずれ量Tyは次式となる。
【0044】 Tx=(dx3+dx4)÷2 (11) Ty=(dy3+dy4)÷2 (12) Txはdx3とdx4の平均値、Tyはdy3とdy4
の平均値であり、左側のマーク34,36と右側のマー
ク35,37の位置ずれの平均値を求めて、このTxと
TyをLCD1と第1の電子部品6aの相対的な位置ず
れとするものである。この位置ずれ量Tx,Tyは前述
したように仮付け及び本圧着時に生じた位置ずれ量とみ
なすことがきる。図12は、本発明の一実施の形態の第
1の電子部品と第2の電子部品が本圧着されたLCDの
平面図である。図12において、#1〜#8のボンディ
ング位置に示すように、LCD11には、6個の第1の
電子部品6aと2個の第2の電子部品6bがボンディン
グされている。そこで、多数枚(本実施例では50枚)
のLCD1について、#1〜#8毎に位置ずれ量Tx,
Tyをそれぞれ計測する。そして各ボンディング位置#
1〜#8毎に位置ずれ量Tx,Tyの平均値をTX,T
Yを算出する。(表1)はそのデータを示している。
【0045】
【表1】
【0046】(表1)のデータは位置ずれ検査部FのR
AM93に格納される。図17を参照しながら説明した
ように、位置ずれ量Tx,Tyには一定の傾向があり、
この平均値TX,TYは位置ずれ補正のためのオフセッ
トデータとなる。位置ずれの平均値TX,TYはライン
コントローラ1へ送られた後、ラインコントローラ1か
らオフセットデータとしてアウターリードボンディング
部CのRAM43へ送られる。(表2)にこのオフセッ
トデータを示す。
【0047】
【表2】
【0048】アウターリードボンディング部Cは、次の
LCD1へ電子部品を仮圧着する時は、XYθテーブル
コントローラ45にこのオフセットデータをフィードバ
ックし、これ以後は、オフセットデータTX,TYを補
正値として補正しながら、アウターリード28の電極9
に対する位置合わせを行ったうえで、仮圧着ツール31
による仮付けを行う。この補正は、(表2)に示すオフ
セットデータTX,TYにしたがって、ボンディング位
置#1〜#8毎にそれぞれ行っていくことが望ましい。
【0049】次に図14および図15を参照しながら、
オフセットデータフィードバックモードを説明する。図
14(a)(b)(c)は本発明の一実施の形態のLC
Dとアウターリードのマークの画像図、図15は本発明
の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の位置ず
れ補正方法の説明図である。図14(a)は、図11
(a)と同様の画像であって、図3に示すアウターリー
ド28の仮付けを行う前の第1のカメラ33と第2のカ
メラ34の画像を示している。まず、上記した式(1)
〜(6)からX方向の位置ずれSxとY方向の位置ずれ
Syを求める。次にRAM43に格納されたオフセット
データTX,TYを補正値としてこのSx,Syに加
え、最終補正値Ux,Uyを求める(以上、図15も参
照)。
【0050】次にXYθテーブル11を駆動してLCD
1をX方向に−Ux、Y方向に−Uy移動させることに
より位置補正を行う。すなわち、オフセットデータフィ
ードバックモードでは、仮付け及び本圧着時に生じる位
置ずれの平均値TX,TYを予め見込んでLCD1と各
電子部品6a,6bとをずらして位置合わせを行う。図
14(b)はこの位置補正されたLCD1と電子部品6
a(6b)のマーク34,35,36,37の画像であ
る。このようにして位置補正をしたならば、上述したよ
うに仮圧着ツール31によりアウターリード28をAC
F27に仮付けする。続いてLCD1を搬送部2で第1
本圧着部D、第2本圧着部Eへ搬送し、第1本圧着ツー
ル63と第2本圧着ツール73により本圧着する。図1
4(c)は本圧着後の画像である。この本圧着後の位置
ずれ量Tx,Tyは式(11)(12)のとおりであ
り、仮付けや本圧着を行う過程でLCD1と電子部品6
a,6bとの相対的な位置がずれることにより位置ずれ
量Tx,Tyは小さくなる。その後、搬送部2によって
このLCD1を位置ずれ検査部Fへ搬送してLCD1と
電子部品6a(6b)の位置ずれを検査する。位置ずれ
Tx,Tyが許容値±D以下の場合、そのLCD1は良
品として図1に示す良品回収部Hに回収され、許容値±
D以上の場合、不良品として選別されて不良品回収部G
に回収される。
【0051】図16は上述した本発明の一実施の形態の
電子部品のボンディング装置のアウターリードボンディ
ング部Cのオフセットデータフィードバックモードのフ
ローチャートである。
【0052】本発明は上記実施の形態に限らず、様々な
設計変更や運転方法が考えられるものであり、例えば
(表1)ではオフセットデータTX,TYを入手するた
めのLCD1の枚数は50枚であるが、この枚数は何枚
でもよい。さらに本実施の形態では、ボンディング装置
に位置ずれ検査部Fを備えたが、位置ずれ検査部Fを別
にして単体で設けて使用してもよい。又、アウターリー
ドボンディング部Cと位置ずれ検査部Fとを通信ケーブ
ルJで接続し、各種データを通信により転送している
が、磁気ディスク等の記憶媒体を用いて、データのやり
とりを行ってもよい。また位置ずれを検出するマークと
しては、要は観察のターゲットになり得るものであれば
よく、上記マーク34,35,36,37に限定されな
い。このように本発明は様々な設計変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ウターリードの電極に対する位置ずれを許容範囲内に抑
えることができ、LCDへの電子部品のボンディングを
歩留りよく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の全体構成を示す平面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置のアウターリードボンディング部の平面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置のアウターリードボンディング部の部分斜視図
【図4】本発明の一実施の形態のLCDの下板の底面図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置のアウターリードボンディング部の制御系のブロ
ック図
【図6】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の第1本圧着部と第2本圧着部の平面図
【図7】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の第1本圧着部に備えられた本圧着ツール付近の
斜視図
【図8】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の位置ずれ検査部の平面図
【図9】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の位置ずれ検査部の要部斜視図
【図10】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディ
ング装置の位置ずれ検査部の制御系のブロック図
【図11】(a)本発明の一実施の形態のLCDとアウ
ターリードのマークの画像図 (b)本発明の一実施の形態のLCDとアウターリード
のマークの画像図 (c)本発明の一実施の形態のLCDとアウターリード
のマークの画像図
【図12】本発明の一実施の形態の第1の電子部品と第
2の電子部品が本圧着されたLCDの平面図
【図13】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディ
ング装置のアウターリードボンディング部のオフセット
データ入手モード時の仮付け工程を示すフローチャート
【図14】(a)本発明の一実施の形態のLCDとアウ
ターリードのマークの画像図 (b)本発明の一実施の形態のLCDとアウターリード
のマークの画像図 (c)本発明の一実施の形態のLCDとアウターリード
のマークの画像図
【図15】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディ
ング装置の位置ずれ補正方法の説明図
【図16】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディ
ング装置のアウターリードボンディング部のオフセット
データフィードバックモードのフローチャート
【図17】従来の電子部品のボンディング方法における
アウターリードと電極の相対的な位置ずれの分布図
【符号の説明】
C アウターリードボンディング部 D 第1本圧着部 E 第2本圧着部 F 位置ずれ検査部 1 表示パネル(LCD) 6a 第1の電子部品 6b 第2の電子部品 7a 第1のフィルムキャリヤ 7b 第2のフィルムキャリヤ 9 電極 11,51A,51B,81 XYθテーブル 22 吸着ヘッド 27 異方性導電シート(ACF) 28 アウターリード 30 仮圧着ヘッド 31 仮圧着ツール 32 第1のカメラ 33 第2のカメラ 34,35,36,37 マーク 41,91 CPU 43,93 RAM 44,94 認識部 45 XYθテーブルコントローラ 63 第1本圧着ツール 73 第2本圧着ツール 87 第3のカメラ 88 第4のカメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムキャリヤにて作られた電子部品の
    アウターリードとガラス基板の電極の間に異方性導電シ
    ートを介在させた状態で仮付け用圧着ツールでこの電子
    部品を前記異方性導電シートに仮付けする仮付け工程
    と、本圧着ツールを用いて仮付けされた前記電子部品を
    前記ガラス基板に本圧着する工程と、前記本圧着後の前
    記電子部品と前記ガラス基板との相対的な位置ずれを計
    測する工程とを含み、(1)オフセットデータ入手モー
    ドにおいて、 前記仮付け工程が、(a)前記電子部品を前記ガラス基
    板に位置決めしたときの前記電子部品と前記ガラス基板
    の相対的な位置ずれを検出し、(b)この位置ずれを補
    正して電子部品とガラス基板を位置合わせし、(c)仮
    付け用圧着ツールでこの電子部品を前記異方性導電シー
    トに仮付けする工程を含み、 前記本圧着後の前記電子部品と前記ガラス基板との相対
    的な位置ずれを計測する工程で検出した位置ずれに基づ
    いてオフセットデータを入手し、(2)オフセットデー
    タフィードバックモードにおいて、 前記仮付け工程が、(a)前記電子部品を前記ガラス基
    板に位置決めしたときの前記電子部品と前記ガラス基板
    の相対的な位置ずれを検出し、(b)この位置ずれと前
    記オフセットデータに基づいて前記電子部品と前記ガラ
    ス基板とをずらして位置合わせし、(c)仮付け用圧着
    ツールでこの電子部品を前記異方性導電シートに仮付け
    する工程を含むことを特徴とする電子部品のボンディン
    グ方法。
  2. 【請求項2】前記オフセットデータを、複数枚のガラス
    基板から検出した位置ずれの平均値より算出するように
    したことを特徴とする請求項1記載の電子部品のボンデ
    ィング方法。
  3. 【請求項3】前記オフセットデータを、ガラス基板上の
    電子部品を取り付けるボンディング位置毎にそれぞれ算
    出し、オフセットデータフィードバックモードにおける
    仮付け工程では、各ボンディング位置毎の各オフセット
    データに基づいて電子部品とガラス基板とをずらして位
    置合わせする工程を含むことを特徴とする請求項1記載
    の電子部品のボンディング方法。
  4. 【請求項4】前記本圧着後の前記電子部品と前記ガラス
    基板との相対的な位置ずれを計測する工程で検出した位
    置ずれが許容値を越えた場合は、このガラス基板をボン
    ディング不良として選別することを特徴とする請求項1
    記載の電子部品のボンディング方法。
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