JP2002110283A - 電力変換装置、発電装置およびプラグ - Google Patents

電力変換装置、発電装置およびプラグ

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JP2002110283A
JP2002110283A JP2000293274A JP2000293274A JP2002110283A JP 2002110283 A JP2002110283 A JP 2002110283A JP 2000293274 A JP2000293274 A JP 2000293274A JP 2000293274 A JP2000293274 A JP 2000293274A JP 2002110283 A JP2002110283 A JP 2002110283A
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plug
power
electrically connected
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Yoshitaka Nagao
吉孝 長尾
Masahiro Mori
昌宏 森
Yuji Inoue
裕二 井上
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Original Assignee
Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/44Means for preventing access to live contacts
    • H01R13/447Shutter or cover plate
    • H01R13/453Shutter or cover plate opened by engagement of counterpart
    • H01R13/4538Covers sliding or withdrawing in the direction of engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/28Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts and secured only to wire or cable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に接続でき、且つ安全性を高めることが
できる電力変換装置、発電装置およびプラグを提供す
る。 【解決手段】 外部の負荷もしくは系統電力に接続可能
なプラグを具備し、電源を接続し、電源の出力を異なる
周波数もしくは電圧に変換する電力変換装置および発電
装置において、プラグ3は、少なくともプラグ保持体4
と導電端子5と導電端子絶縁手段6からなり、導電端子
5からの非通電を感知して電源から導電端子5への通電
を遮断する手段を具備するとともに、導電端子5は、導
電端子絶縁手段6または導電端子5への外力付与に応じ
て、電源の出力が外部の負荷もしくは系統電力へ電気的
に接続されうる状態になることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池や風力発
電装置、燃料電池等の電源を、負荷または商用電力に接
続するための電力変換装置、発電装置およびプラグに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化、化石燃料の枯渇、原
発事故や放射性廃棄物による放射能汚染等が問題となっ
ており、地球環境とエネルギーに対する関心が急速に高
まっている。このような状況のもと、太陽電池等は無尽
蔵かつクリーンなエネルギー源として、また、燃料電池
は、二酸化炭素の排出が少ないまたは無い発電装置とし
て期待されている。
【0003】太陽電池を利用するためのシステム形態と
しては、数ワットから数千キロワットまで種々の規模が
ある。また、その種類も多岐にわたっており、例えば、
電力を直接利用するもの、バッテリに蓄電するもの、商
用電源と連系して利用するもの等が挙げられる。また、
近年、住宅の屋根に設置できるものが提案され、普及が
進みつつある。
【0004】また、太陽電池モジュールごとにMIC
(Module Integrated Conver
ter)と呼ばれる太陽電池からの直流電力を交流電力
に変換する小型の電力変換装置を取り付け、交流を取り
出し、直接家庭用のコンセントに接続するという形態も
考えられる。この場合、電気接続工事や設置工事が、簡
易に行うことができ、また電力変換装置の量産効果によ
りコストダウンが期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
家庭用コンセントは、負荷を使用するために設けられて
おり、感電防止という観点では、特開平7−28288
7号公報や特開平9−283205号公報によりプラグ
を抜きかけた端子を触れたときに感電しないような機器
の提案がされている。しかし、従来のコンセント、プラ
グともに発電装置を接続するという想定で作られている
ものはなかった。
【0006】例えば、従来の電力変換装置には、一般的
に系統電力に逆潮流する場合には、単独運転防止機能と
して、受動的方式と能動的方式の2種類が内蔵されてい
る。受動的方式とは、連系運転から単独運転へ移行した
ときの電圧波形や位相などの変化により、単独運転を検
出しようとするものである。一方、能動的方式とは、電
力変換装置に、単独運転時にのみ出力に現れる変動要因
をあらかじめ与えておき、単独運転時を検出する。この
場合には、上記のように交流出力のプラグをコンセント
に差し込んで使用した場合、プラグを抜いた場合には、
単独運転となるのでこれを検出し、自動的に停止し、安
全を確保する。
【0007】しかしながら、上記従来の受動的方式およ
び能動的方式のいずれの方式でも、単独運転を検出し停
止するまでに少なくとも0.5秒程度かかる。また、万
一この単独運転防止機能を働かせる回路等に故障が起こ
ることもあり得る。さらには、従来の比較的大容量の発
電装置の場合は、発電装置に開閉器があり、回路を遮断
できるが、低容量の発電装置の場合には、プラグを介し
てコンセントに接続し、開閉器は設けないで接続した方
が簡易であり、また、仮に開閉器やスイッチがついてい
たとしても、ユーザーの不注意でこれらを操作せずにプ
ラグを抜く場合もある。このような場合には、端子に電
圧が印加された状態になり、その端子にユーザーが触れ
た場合に感電する恐れがある。
【0008】また、電力変換装置の付いた発電装置と負
荷をテーブルタップ等の集電装置に接続した場合には、
集電装置の商用電源側に差し込んだプラグをコンセント
から抜いても発電電力と負荷の消費電力が平衡状態とな
り、電力変換装置の単独運転防止機能がすぐに働かない
恐れもある。この場合にも、通常のプラグでは活電部が
露出することになる。
【0009】さらに従来から提案されている端子の保護
カバーでは、構造上弱いために破壊する恐れがある。
【0010】本発明は、上記欠点を解決し、特殊なコン
セントを用意することがないために、簡易に接続でき、
且つ安全性を高めることができる電力変換装置、発電装
置およびプラグを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、鋭意研究開発を重ねた結果、次のような
電力変換装置、発電装置およびプラグが最良であること
を見出した。
【0012】即ち、本発明の電力変換装置は、外部の負
荷もしくは系統電力に接続可能なプラグを具備し、電源
を接続し、該電源の出力を異なる周波数もしくは電圧に
変換する電力変換装置において、前記プラグは、少なく
ともプラグ保持体と導電端子と導電端子絶縁手段からな
り、前記導電端子からの非通電を感知して前記電源から
前記導電端子への通電を遮断する手段を具備し、前記導
電端子は、前記導電端子絶縁手段または/および該導電
端子への外力付与に応じて、前記電源の出力が外部の負
荷もしくは系統電力へ電気的に接続されうる状態になる
ことを特徴としている。
【0013】上記本発明の電力変換装置は、さらなる好
ましい特徴として、「前記導電端子からの非通電を感知
して前記電源からの前記導電端子への通電を遮断する手
段は、単独運転防止機能であること」、「前記導電端子
は、前記導電端子絶縁手段または/および該導電端子へ
の外力付与が解除されるまで電気的に接続されうる状態
を継続されること」、「前記導電端子は、電気的に接続
されえない状態においては、前記導電端子絶縁手段の内
部に格納され、電気的に接続されうる状態においては、
前記導電端子絶縁手段より突出させること」、「前記プ
ラグ保持体の内部に接続手段を具備し、電気的に接続さ
れえない状態においては、前記導電端子を前記接続手段
から離脱させ、電気的に接続されうる状態においては、
前記導電端子を前記接続手段に接触させること」、「前
記プラグ保持体の内部に開閉手段を具備し、電気的に接
続されえない状態において前記開閉手段を開とし、電気
的に接続されうる状態において前記開閉手段を閉とし、
この開閉手段により電力変換装置の起動および停止を行
うこと」、「前記導電端子絶縁手段は一体となって形成
されており、少なくとも2以上の前記導電端子の周囲に
位置していること」、「前記導電端子絶縁手段には、少
なくとも導電端子の突出する面もしくは、その面と接す
る面のいずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導す
るための突起もしくは表示を具備していること」、「前
記導電端子は、商用電源のコンセントに挿入できるこ
と」、「前記プラグは、電力変換装置の筐体に固定もし
くは一体となって形成されていること」、を含む。
【0014】また、本発明の発電装置は、外部の負荷も
しくは系統電力に接続可能なプラグと、電源を接続し、
該電源の出力を異なる周波数もしくは電圧に変換する電
力変換装置を具備した発電装置において、前記プラグ
は、少なくともプラグ保持体と導電端子と導電端子絶縁
手段からなり、前記導電端子からの非通電を感知して前
記電源から前記導電端子への通電を遮断する手段を具備
し、前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段または/お
よび該導電端子への外力付与に応じて、前記電源の出力
が外部の負荷もしくは系統電力へ電気的に接続されうる
状態になることを特徴としている。
【0015】上記本発明の発電装置は、さらなる好まし
い特徴として、「前記導電端子からの非通電を感知して
前記電源からの前記導電端子への通電を遮断する手段
は、単独運転防止機能であること」、「前記導電端子
は、前記導電端子絶縁手段または/および該導電端子へ
の外力付与が解除されるまで電気的に接続されうる状態
を継続されること」、「前記導電端子は、電気的に接続
されえない状態においては、前記導電端子絶縁手段の内
部に格納され、電気的に接続されうる状態においては、
前記導電端子絶縁手段より突出させること」、「前記プ
ラグ保持体の内部に接続手段を具備し、電気的に接続さ
れえない状態においては、前記導電端子を前記接続手段
から離脱させ、電気的に接続されうる状態においては、
前記導電端子を前記接続手段に接触させること」、「前
記プラグ保持体の内部に開閉手段を具備し、電気的に接
続されえない状態において前記開閉手段を開とし、電気
的に接続されうる状態において前記開閉手段を閉とし、
この開閉手段により電力変換装置の起動および停止を行
うこと」、「前記導電端子絶縁手段は一体となって形成
されており、少なくとも2以上の前記導電端子の周囲に
位置していること」、「前記導電端子絶縁手段には、少
なくとも導電端子の突出する面もしくは、その面と接す
る面のいずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導す
るための突起もしくは表示を具備していること」、「前
記導電端子は、商用電源のコンセントに挿入できるこ
と」、「前記電力変換装置は、電源に固定もしくは一体
となって形成されていること」、「前記電源は、太陽電
池モジュールであること」、「前記電源および負荷を接
続するタップを具備すること」、を含む。
【0016】また、本発明のプラグは、外部の負荷もし
くは系統電力に接続可能なプラグであって、少なくとも
プラグ保持体と導電端子と導電端子絶縁手段からなり、
前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段または/および
該導電端子への外力付与に応じて、前記電源の出力が外
部の負荷もしくは系統電力へ電気的に接続されうる状態
になることを特徴としている。
【0017】上記本発明のプラグは、さらなる好ましい
特徴として、「前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段
または/および該導電端子への外力付与が解除されるま
で電気的に接続されうる状態を継続されること」、「前
記プラグ保持体の内部に接続手段を具備し、電気的に接
続されえない状態においては、前記導電端子を前記接続
手段から離脱させ、電気的に接続されうる状態において
は、前記導電端子を前記接続手段に接触させること」、
「前記導電端子は、電気的に接続されえない状態におい
ては、前記導電端子絶縁手段の内部に格納され、電気的
に接続されうる状態においては、前記導電端子絶縁手段
より突出させ、前記導電端子絶縁手段は一体となって形
成されており、少なくとも2以上の前記導電端子の周囲
に位置していること」、「前記プラグ保持体の内部に開
閉手段と該開閉手段に接続するための端子を具備し、電
気的に接続されえない状態において前記開閉手段を開と
し、電気的に接続されうる状態において前記開閉手段を
閉とすること」、「前記導電端子絶縁手段には、少なく
とも導電端子の突出する面もしくは、その面と接する面
のいずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導するた
めの突起もしくは表示を具備していること」、「前記導
電端子は、商用電源のコンセントに挿入できること」、
「前記プラグは、電力変換装置もしくはタップに接続さ
れているかもしくは一体となっていること」、を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の発電装置の一構成例を図
1に示す。この発電装置では、電源1が電力変換装置2
を介して本発明のプラグ3に接続される。
【0019】図2は、本発明のプラグ3の一例を示す斜
視図である。本発明のプラグは主に、プラグ保持体4、
導電端子5および導電端子絶縁手段6からなる。また、
図3、図4、図5は、本発明のプラグの構造例を示す図
である。本例のプラグ3は主に、プラグ保持体4、導電
端子5、導電端子絶縁手段6、接続手段7、および開閉
手段8からなる。
【0020】図3に示したプラグ3は、プラグ保持体
4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、弾性体16等か
ら構成されている。プラグ保持体4には、プラスチック
筐体内部に電気出力線を取り付ける端子金具17とねじ
18が設けられていて、プラグ保持体4および導電端子
絶縁手段6には、凹凸の勘合部19が設けられている。
また、プラグ保持体4には弾性体16を取り付ける突起
20を有し、導電端子絶縁手段6を押したときに、導電
端子絶縁手段6がプラグ保持体5の内部にスライドし、
収納されるようになっている。そして、導電端子絶縁手
段6がプラグ保持体5の内部に収納されたときに、導電
端子5が突出される。また、導電端子5が突出する孔の
上下には、突出場所が容易にわかり、コンセントに差し
込みやすいように、すなわち導電端子5が電気的に接続
されうる状態に誘導するための差し込み突起21および
表示22(図2参照)が設けられている。
【0021】このプラグ3をコンセントに挿入する際に
は、表示22の矢印を目安にして差し込み突起21をま
ず、コンセントの挿入孔にあわせて勘合させ、この後、
通常のプラグと同様に、コンセントに押し付ける。この
とき、プラグの導電端子絶縁手段6がコンセントで押し
付けられると弾性体16が縮み、導電端子絶縁手段6が
プラグ保持体4内にスライドし、格納されると同時に導
電端子5が突出し、コンセント内の導電端子に差し込ま
れることになる。
【0022】図4に示したプラグ3は、プラグ保持体
4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、接続手段7、弾
性体16等から構成されている。プラグ保持体4には、
プラスチック筐体内部に電気出力線を取り付ける端子金
具17とねじ18が設けられていて、この端子金具17
は、導電端子5の後端部が差し込まれて接触するように
加工してある(この端子金具17の加工部分と導電端子
5の後端部とで本明細書で言う接続手段7を構成してい
る)。プラグ保持体4および導電端子絶縁手段6には、
凹凸の勘合部19が設けられている。また、プラグ保持
体4には弾性体16を取り付ける突起20を設け、導電
端子絶縁手段6を押したときに、導電端子5と一体とな
った導電端子絶縁手段6がプラグ保持体5の内部にスラ
イドし、収納されるようになっている。導電端子5は導
電端子絶縁手段6に固定されており、導電端子絶縁手段
6が収納された時に、上記の接続手段7が接続状態とな
る。
【0023】このプラグ3をコンセントに挿入する際に
は、通常のプラグと同様に、導電端子5をコンセントの
差し込み孔に挿し、コンセントに押し付ける。このと
き、プラグの導電端子絶縁手段6がコンセントで押し付
けられると弾性体16が縮み、導電端子5と一体となっ
た導電端子絶縁手段6がプラグ保持体4内にスライド
し、導電端子5の後端部が端子金具17に形成された加
工部分に差し込まれて接続状態となる。
【0024】図5に示したプラグ3は、プラグ保持体
4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、開閉手段8、弾
性体16、端子金属17等から構成されている。この端
子金具17と導電端子5は、弾性体16で電気的に常に
接続されている。また、このプラグには電力変換装置内
部の起動/停止信号を制御するための信号用端子金具2
9および30が設けられている。また、導電端子保護手
段6には、接点金具28が設けられて、信号用端子金具
29とともに開閉手段8を構成している。尚、信号用端
子金具30は、接点金具28と常に電気的に接続された
状態になっている。このように構成された開閉手段8か
らの信号は、電力変換装置の起動停止信号として使用す
ることができる。
【0025】このプラグをコンセントに挿入する際に
は、通常のプラグと同様に、導電端子5をコンセントの
差し込み孔に挿し、コンセントに押し付ける。このと
き、プラグの導電端子絶縁手段6がコンセントで押し付
けられると弾性体16が縮み、信号用端子金具29と接
点金具28が接触して(開閉手段8が閉の状態)、起動
停止信号が入り電力変換装置が起動する。
【0026】本発明の発電装置の電源1が太陽電池モジ
ュールの場合の一構成例を図6に示す。この太陽電池モ
ジュール9は図7に示すように光起電力素子10を耐環
境性を持つフロントカバー11、充填材12、バックカ
バー13などから構成される外囲器に封入し、この出力
に電力変換装置2を取り付け、電力変換装置2からの出
力をコンセント等に接続できるプラグ3に接続されてい
る。
【0027】以下、本発明の構成要素について説明す
る。
【0028】(電源1)電源1としては、太陽電池、燃
料電池、風力発電装置、バッテリー等の電力を供給でき
るものならば限定はない。本発明の場合、太陽電池モジ
ュールのような比較的低出力で1モジュールが構成され
ているものが望ましい。
【0029】(電力変換装置2)電力変換装置2は、電
源1から出力された電力を交流電力に変換する。この電
力変換装置は、一般的に、昇圧回路、電力変換装置回
路、制御回路等から構成される。
【0030】電圧を電力変換装置回路の入力電圧として
必要なだけ昇圧する昇圧回路としては、昇圧チョッパ回
路・倍電圧整流回路・直並列チョッパ回路などを用いる
ことができる。なお、電圧が十分高い場合には、この昇
圧回路は必要ない。
【0031】電力変換装置回路としてはIGBTやMO
SFETをスイッチング素子として使用した電圧型電力
変換装置が好ましい。該スイッチング素子のゲートを制
御回路からの制御信号により駆動することにより、所望
の出力電力を得ることができる。
【0032】制御回路は、CPU等で構成され、起動停
止や電力変換装置の運転制御を行う。また、電力変換装
置の単独運転を検出して、自動停止を行うことができ
る。この単独運転防止機能としては、前述のように受動
的方式と能動的方式の2種類がある。この受動的方式に
は、電圧位相跳躍検出方式、第三次高調波電圧急増検出
方式、周波数変化率検出方式等がある。一方、能動的方
式には、周波数シフト方式、有効電力変動方式、無効電
力変動方式、および負荷変動方式がある。通常、受動的
方式と能動的方式を組み合わせて、検出しているが、検
出には、一般的に0.5秒から1秒程度を要する。
【0033】図6では電力変換装置を太陽電池モジュー
ルと別置としているが、裏面等に取り付けてもかまわな
い。また、電力変換装置はプラグと一体に形成されてい
てもよい。
【0034】(プラグ3)プラグは、少なくともプラグ
保持体4、導電端子5、導電端子絶縁手段6で構成され
る。プラグは、商用系統に接続できるように、各国で定
められているコンセントの形状に合うように、導電端子
の配置および形状を定めなければならない。
【0035】(プラグ保持体4)絶縁性のものであり、
電力変換装置からの電気出力が接続できる構造であるよ
う、内部に導電端子が固定でき、後述の導電端子絶縁手
段がスライドでき、格納するスペースがあることが望ま
しい。また、プラグを取り外した際に、導電端子絶縁手
段がプラグ保持体から突出するように、バネ等の弾性体
やマグネット等を取り付ける凹凸をつけておくのが望ま
しい。
【0036】(導電端子5)導電性のものであり、コン
セント等に差し込める強度のあるものであれば特に限定
はない。具体的には、銅板やこれにスズ等のめっきした
ものが使用できる。通常の家庭用コンセントに接続する
場合には、そのコンセントに差し込める形状とする。
【0037】(導電端子絶縁手段6)導電端子を保護
し、電気絶縁性を持つものであれば、特に限定はない。
具体的には、プラスチック等の絶縁材料を用いる。ま
た、本発明の導電端子絶縁手段の形状は、コンセントに
差し込んだときに、コンセント表面に接触するような形
状になっており、この接触時の圧力により、導電端子が
導電端子絶縁手段から突出するようになっていることが
望ましい。
【0038】(接続手段7)プラグを抜いたときに、導
電端子に電気が流れないようにプラグ保持体内部に接続
手段を設けてもよい。この場合、プラグを差し込んだと
きに、導電端子がこの接続手段に差し込まれ、電気的に
接触するように形成する。接続手段は、導電性の部材を
用いる。さらに、弾性を有する材料で構成すると接触が
確実になり、より好ましい。
【0039】(開閉手段8)開閉手段は、プラグを抜い
た時にプラグを抜いたことがわかるように、プラグを抜
いた時に開に、プラグをコンセントに入れた時に閉にす
るようにし、この開閉手段に信号線を接続できるような
端子を準備し、電力変換装置の起動停止スイッチとして
利用する。プラグの挿・抜状態と開閉手段の開・閉の状
態は、上記の反対でも構わない。
【0040】(太陽電池モジュール9)太陽電池モジュ
ールは、光起電力素子、フロントカバー、充填材、バッ
クカバー、フレーム等から構成され、また、フレームつ
き標準モジュール、屋根材一体型等の種類がある。本発
明では、どのような形態の太陽電池モジュールでも構わ
ない。
【0041】(光起電力素子10)本発明に用いられる
光起電力素子には特に限定はなく、シリコン半導体、化
合物半導体などを用いることができる。シリコン半導体
の中でも、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルフ
ァスシリコン、薄膜多結晶シリコンや、その組み合わせ
の構成などが使用できる。
【0042】また、該光起電力素子は、太陽電池モジュ
ール内において、所望の電圧、電流を得るために、イン
ターコネクタと呼ばれる導電性材料で、いくつかの太陽
電池素子を直列あるいは並列接続して用いることができ
る。また、光起電力素子の構造も、ウエハ状の光起電力
素子や、基板にステンレス、ガラスやフィルムを使用し
た光起電力素子が使用できる。
【0043】(フロントカバー11)フロントカバー
は、太陽電池モジュールの最表面に位置し、太陽電池モ
ジュールを外部の汚れから保護したり、外部からの傷つ
き、湿度等から保護したりする外囲器として用いられ
る。したがって、透明性、耐候性、耐汚染性、機械的強
度などが要求される。このような要求を満たし、好適に
用いられる材料としては、ガラス、フッ素樹脂フィル
ム、アクリル樹脂フィルムなどが挙げられる。
【0044】特に、樹脂フィルムを用いた場合には、外
部からの衝撃により破損することがない。また、樹脂フ
ィルムは、ガラスと比較するとはるかに軽量な材料であ
るため、太陽電池モジュールの重量の軽量化が図れる、
すなわち、特に屋根に設置する場合には、耐震性に優れ
た建築物とすることができる。さらに、フィルム上にエ
ンボス処理を施すことで、太陽光の表面反射を低減する
ことができる。また、施工現場での加工もしやすい。こ
のような点から、表面部材としては、樹脂フィルムが好
適に用いられる。
【0045】樹脂フィルムにおいては、耐候性、耐汚染
性に特に優れていることからフッ素樹脂フィルムが特に
好ましい。具体的には、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポ
リフッ化ビニル樹脂あるいは四フッ化エチレン−エチレ
ン共重合体等がある。耐候性の観点では、ポリフッ化ビ
ニリデン樹脂が特に優れているが、耐候性および機械的
強度の両立と透明性では、四フッ化エチレン−エチレン
共重合体が優れている。前記充填材で用いる樹脂との接
着性改良のために、コロナ処理、プラズマ処理、オゾン
処理、UV照射、電子線照射、火炎処理などの表面処理
などをフィルムに行うことが望ましい。このほかにも、
粘着シートのように、表面部材と充填材が一体となって
いるものも使用できる。
【0046】なお、光起電力素子の基板としてガラスを
使用するものについては、ガラスを受光面側に使用する
ことにより、表面部材を兼ねることができる。また、使
用する場所により、充填材で、耐候性、耐汚染性、機械
的強度を十分満たす場合や、表面に光触媒等の汚れ防止
層を使用した場合には省略できる。
【0047】(充填材12)充填材は、光起電力素子及
びインターコネクタを封入し、太陽電池セルを保護する
ための絶縁材料である。光起電力素子やインターコネク
タの凹凸を樹脂で被覆し、光起電力素子を温度変化、湿
度、衝撃などの過酷な外部環境から保護し、表面部材や
裏面部材と光起電力素子との接着を確保するために用い
られる。したがって、耐候性、接着性、充填性、耐熱
性、耐寒性、耐衝撃性などが要求される。これを満たす
樹脂として、具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体
(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(E
EA)、ポリビニルブチラール樹脂などが挙げられる。
なかでもEVAは、従来の太陽電池モジュールの被覆材
としてもっとも用いられている樹脂であるため、従来の
充填材の構成を大きく変えずに高い信頼性が得られ、ま
た、コスト的にも安価であることから、もっとも好まし
い材料である。
【0048】また、光起電力素子に耐候性がある場合等
で、光起電力素子を封止する必要がない場合、光起電力
素子を封止したものを被覆手段に貼り付ける場合等、被
覆手段との接着性のみが必要な場合には、充填材として
接着材料もしくは粘着材料を用いてもよい。この場合、
具体的には、ゴム系、シリコン系、アクリル系、ビニル
エーテル系等のものが挙げられるが、この中でも、シリ
コン系、アクリル系の材料は、耐熱、耐候、電気絶縁性
にも優れるため、特に好ましい。接着材料もしくは粘着
材料は、被覆手段と全面もしくは、数箇所部分的に用い
て、所要の接着力を得る。なお、充填材として、上記材
料を組み合わせて用いても構わない。
【0049】さらに、光起電力素子と外部との電気絶縁
性を確保するために、充填材中に絶縁層として、絶縁フ
ィルムを挿入することもできる。通常、裏面を有機高分
子樹脂で充填するだけで、電気絶縁性を保つことができ
るが、有機高分子樹脂の厚みにばらつきが起こりやすい
光起電力素子の構成の場合や、バックカバーに電気導電
性のある部材を使用している場合には、ショートが発生
する可能性あるため、絶縁フィルムを使用することによ
りさらに安全性を確保することができる。
【0050】この絶縁フィルムの材料としては、外部と
十分な電気絶縁性を確保でき、しかも長期耐久性に優
れ、熱膨張性、熱収縮に耐えられる、柔軟性を備えた材
料が好ましい。好適に用いられるフィルムとしては、ナ
イロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト等が挙げられる。
【0051】また、製造工程で、脱気を助けるために、
繊維材により構成されたシート部材を挿入することもで
きる。材料としては、ガラス繊維不織布、ガラス繊維織
布などを例示することができる。ガラス繊維不織布の方
がコストが有利で、充填材として熱可塑性樹脂を用いた
場合に、ガラス繊維間をこの熱可塑性樹脂により容易に
充填出来るのでより好ましい。
【0052】(バックカバー13)バックカバーは、光
起電力素子の裏面を保護する材料、あるいは補強材とし
て機能する。材質は特に限定はないが、アルミニウム箔
をフッ素系樹脂で挟んでなるフィルムや,さらにアルミ
ニウム箔で挟んだフィルム、樹脂等を混入した繊維、ガ
ラス、金属板、合板、ケイ酸カルシウム板、ガラス繊維
混入セメント板、軽量気泡コンクリート等の各種コンク
リート板、アクリルやポリカーボネート等の樹脂板等が
ある。
【0053】金属板をバックカバーとして使用した場合
には、軽量で、防火上、特に優れた効果が期待できる。
金属板としては、一般的には、溶融亜鉛めっき鋼板、溶
融亜鉛−5%アルミニウム合金めっき鋼板、溶融亜鉛−
55%アルミニウム合金めっき鋼板、溶融アルミニウム
めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、電気合金めっき鋼
板、電気銅めっき鋼板、蒸着亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛
めっきステンレス鋼板、溶融アルミニウムめっきステン
レス鋼板、電気銅ステンレス鋼板、熱間圧延ステンレス
鋼板、冷間圧延ステンレス鋼板、塩化ビニル被覆鋼板、
フッ素樹脂鋼板、制震鋼板、断熱亜鉛鉄板、耐候性鋼
板、及び前期の塗装鋼板が用いられる。非鉄類として
は、銅板、アルミニウム合金板、亜鉛鉄板、鉛板、チタ
ニウム板及び、前記の塗装カラー板が使用される。
【0054】(電気出力線14)電気出力線は、出力端
子内の出力端子から電気を外部に導くための配線材であ
る。
【0055】本発明で用いられる電気出力線には、特に
限定はなく、使用環境に応じて要求される耐熱性・耐寒
性・機械的強度・電気絶縁性・耐水性・耐油性・耐摩耗
性・耐酸性・耐アルカリ性を有するものを選択するのが
好ましい。例えば、IV、KIV、HKIV、架橋ポリ
エチレン、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フッ素樹脂等
の絶縁電線が挙げられる。電気出力線としては電線以外
にも、銅タブ、銅線等も使用できる。
【0056】電気出力線の構造としては、特に使用状況
により、耐傷性、耐摩耗性がより求められる際にはケー
ブル構造のものが望ましいが、平形電線やリボン電線も
使用できる。具体的には、JIS C 3605規格の
600Vポリエチレンケーブル(EV、EE、CV、C
E)、JIS C 3621規格の600VEPゴム絶
縁ケーブル(PN、PV)、JIS C 3342規格
の600Vビニル絶縁ビニルシース(平形)ケーブル
(VVR、VVF)、JIS C 3327規格の1
種、2種、3種または4種ゴム絶縁ゴムキャブタイヤケ
ーブル(1CT、2CT、3CT、4CT)、JIS
C 3327規格の2種、3種または4種ゴム絶縁クロ
ロプレンキャブタイヤケーブル(2RNCT、3RNC
T、4RNCT)、JIS C 3327規格の2種、
3種または4種EPゴム絶縁クロロプレンキャブタイヤ
ケーブル(2PNCT、3PNCT、4PNCT)ある
いはJIS C 3312規格のビニル絶縁ビニルキャ
ブタイヤケーブルなどを使用することができる。
【0057】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0058】(実施例1)本実施例では、電源として太
陽電池モジュールを用いた本発明の発電装置の例を説明
する。
【0059】本実施例の発電装置を図8に模式的に示
す。この太陽電池モジュール9は図7示したような構成
を有しており、光起電力素子10は、多結晶シリコンを
使用し、フロントカバー11に強化ガラス、充填材12
にEVA樹脂、バックカバー13にアルミニウム箔をフ
ッ素系樹脂で挟んだフィルムを使用した。
【0060】多結晶シリコンの光起電力素子10は、互
いに直列接続して、これらの出力をバックカバー13に
孔を設けて取り出した。電力変換装置2をこの出力には
んだ付けして接続して、この太陽電池モジュールのバッ
クカバー13の裏面にシリコン接着剤により取り付け
た。
【0061】電力変換装置2の交流出力には、電気出力
線14として、保護被覆付き平形ビニルコードを使用し
て、その先端に、図3に示すプラグ3を取り付けた。こ
の電力変換装置には、単独運転防止機能として、受動的
方式に電圧位相跳躍検出方式、能動的方式に無効電力変
動方式を使用した。電圧位相跳躍検出方式では、系統連
系時には力率1で運転されており、電圧と電流はほぼ同
相で有効電力のみ供給しているが、単独運転状態になる
と、その瞬間から無効電力も含めて供給しなければなら
ないため、この電圧位相の変化を捕らえる。また無効電
力変動方式では、電力変換装置の出力電圧の周期を一定
時間ごとに変動させて、この変動に応じて、周波数が変
動すれば、単独運転と判断する。
【0062】プラグ3は、図3のようにプラグ保持体
4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、弾性体16等か
ら構成されている。
【0063】導電端子5には銅にスズめっきしたもの
を、弾性体16にはバネを、導電端子絶縁手段6にはプ
ラスチックを使用した。プラグ保持体4は、プラスチッ
ク筐体内部に電気出力線を取り付ける端子金具17とね
じ18が設けられている。この電気出力線の取り付け
は、圧着もしくははんだ付けでもよい。
【0064】プラグ保持体4および導電端子絶縁手段6
には、凹凸の勘合部19が設けられている。また、プラ
グ保持体4にはバネ16を取り付ける突起20を設け、
導電端子絶縁手段6を押したときに、導電端子絶縁手段
6がプラグ保持体5の内部にスライドし、収納されるよ
うになっている。そして、導電端子絶縁手段6がプラグ
保持体5の内部に収納されたときに、導電端子5が突出
するようにした。また、導電端子5が突出する孔の上下
には、突出場所が容易にわかり、コンセントに差し込み
やすいように、すなわち導電端子5が電気的に接続され
うる状態に誘導するための差し込み突起21および表示
22(図2参照)が設けられている。
【0065】プラグ3をコンセントに挿入する際には、
表示22の矢印を目安にして差し込み突起21をまず、
コンセントの挿入孔にあわせて勘合させ、この後、通常
のプラグと同様に、コンセントに押し付ける。このと
き、プラグの導電端子絶縁手段6がコンセントで押し付
けられると弾性体16が縮み、導電端子絶縁手段6がプ
ラグ保持体4内にスライドし、格納されると同時に導電
端子5が突出し、コンセント内の導電端子に差し込まれ
ることになる。
【0066】このようにして、プラグをコンセントに取
り付けたときには、図9のようになっている。尚、図9
において、23は埋込コンセント、24は連用取付枠、
25はプレート、26は壁である。
【0067】また、プラグをコンセントから抜いたとき
には、導電端子5がコンセント内の導電端子の差し込み
から抜かれるとともに、弾性体16の元に戻ろうとする
力でプラグ保持体4内に格納されていた導電端子絶縁手
段6がスライドし、導電端子5が保護される。これと同
時に導電端子5がコンセント内の導電端子からはなれた
ときに、電力変換装置内で商用電源側からの非通電を検
知して、単独運転防止機能により遮断される。
【0068】このように、単独運転防止機能が動作する
までの時間に導電端子5が容易に触れられない構造にな
っているために、検知までの時間は、このプラグにより
安全に外すことができる。また、導電端子絶縁手段6が
一体となって形成されているために、導電端子5の外周
面のみを保護した構造よりも頑丈であり破損の恐れが少
なく、また組立の生産性もよい。
【0069】(実施例2)本実施例では、電源として太
陽電池モジュールを用いた本発明の発電装置の例を説明
する。
【0070】本実施例の発電装置を図10に模式的に示
す。この太陽電池モジュール9は図7示したような構成
を有しており、光起電力素子10は、ステンレス基板上
に形成したアモルファスシリコン太陽電池を使用し、フ
ロントカバー11にフッ素系樹脂、充填材12にEVA
樹脂、バックカバー13に溶融亜鉛−55%アルミニウ
ム合金めっき鋼板を使用した。
【0071】アモルファスシリコン太陽電池10は、互
いに直列接続して、これらの出力をバックカバー13に
孔を設けて取り出した。また、この孔部に端子箱を取り
付け、この内部で電気出力線と接続した。そして、この
電気出力線の先にコネクタを取り付け、電力変換装置2
の入力コネクタと接続できるようにした。
【0072】電力変換装置2の交流出力には、電気出力
線14として、600Vビニル絶縁ビニルシース平形ケ
ーブル(VVF)を使用して、その先端に、図4に示す
プラグ3を取り付けた。この電力変換装置には、単独運
転防止機能として、受動的方式に第三次高調波電圧急増
検出方式、能動的方式に周波数シフト方式を使用した。
【0073】プラグ3は、図4のようにプラグ保持体
4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、弾性体16等か
ら構成されている。
【0074】導電端子5には銅にスズめっきしたもの
を、弾性体16にはバネを、導電端子絶縁手段6にはプ
ラスチックを使用した。プラグ保持体4は、プラスチッ
ク筐体内部に電気出力線を取り付ける端子金具17とね
じ18が設けられている。この端子金具17は、導電端
子5の後端部が差し込まれて接触するように加工してあ
る(この端子金具17の加工部分と導電端子5の後端部
とで本明細書で言う接続手段7を構成している)。
【0075】プラグ保持体4および導電端子絶縁手段6
には、凹凸の勘合部19が設けられている。また、プラ
グ保持体4にはバネ16を取り付ける突起20を設け、
導電端子絶縁手段6を押したときに、導電端子5と一体
となった導電端子絶縁手段6がプラグ保持体5の内部に
スライドし、収納されるようになっている。導電端子5
は導電端子絶縁手段6に固定されており、導電端子絶縁
手段6が収納された時に、上記の接続手段7が接続状態
となるようにした。
【0076】プラグ3をコンセントに挿入する際には、
通常のプラグと同様に、導電端子5をコンセントの差し
込み孔に挿し、コンセントに押し付ける。このとき、プ
ラグの導電端子絶縁手段6がコンセントで押し付けられ
ると弾性体16が縮み、導電端子5と一体となった導電
端子絶縁手段6がプラグ保持体4内にスライドし、導電
端子5の後端部が端子金具17に形成された加工部分に
差し込まれて接続状態となる。
【0077】このようにして、プラグ3をコンセントに
取り付けたときには、図11のようになっている。ま
た、プラグ3をコンセントから抜いたときには、導電端
子5がコンセント内の導電端子の差し込みから抜かれる
とともに、弾性体16の元に戻ろうとする力およびコン
セント内の導電端子同士の接触抵抗によりプラグ保持体
4内に格納されていた導電端子5および導電端子絶縁手
段6がスライドし、接続手段7における接触状態が解消
される。これと同時に導電端子5がコンセント内の導電
端子から離れたときに、電力変換装置2内で商用電源側
からの非通電を検知して、単独運転防止機能により遮断
される。
【0078】このように、電力変換装置内で商用電源側
からの通電を検知して、電力変換装置を起動、停止する
機能と、プラグ3の構造により、プラグ3をコンセント
から抜いて単独運転防止機能が動作するまでの時間に導
電端子5に電力変換装置2側から通電しないような接続
手段7を構成したことにより、導電端子5に触れても感
電しない構造になっているために、故障や破損等が起こ
ったとしても、十分な安全性を確保できる。
【0079】(実施例3)本実施例では、電源として太
陽電池モジュールを用いた本発明の発電装置の例を説明
する。
【0080】本実施例の電力変換装置を図12に模式的
に示す。尚、図12において、27は信号線、28は接
点金具、29および30は信号用端子金具、31は入力
コネクタである。
【0081】直流電源(不図示)としては、固体高分子
型燃料電池を使用した。この直流出力を、電力変換装置
2の入力コネクタ31と接続できるようにした。
【0082】図12のように本実施例の電力変換装置2
は、プラグ3と一体化しており、電力変換装置の交流出
力を直接プラグ3に供給した。この電力変換装置2に
は、単独運転防止機能として、受動的方式に周波数変化
率検出方式、能動的方式に無効電力変動方式を使用し
た。
【0083】プラグ3は、電力変換装置2と一体となっ
たプラグ保持体4、導電端子5、導電端子絶縁手段6、
弾性体16、端子金具17等から構成されている。
【0084】導電端子5には銅にスズめっきしたもの
を、弾性体16にはバネを、導電端子絶縁手段6にはプ
ラスチックを使用し、端子金具17と導電端子5は、弾
性体16で電気的に常に接続された状態とした。
【0085】プラグ本体は、プラスチック筐体内部には
電力変換装置内部の起動/停止信号を制御するための信
号用端子金具29および30が設けられている。また、
導電端子保護手段6には、接点金具28が設けられて、
信号用端子金具29とともに開閉手段8を構成してい
る。信号用端子金具30は、接点金具28と常に電気的
に接続された状態になっている。尚、信号端子金具30
は導電端子絶縁手段6側に設けても、また、接点金具2
8と一体化していてもよい。このように構成された開閉
手段8からの信号を電力変換装置の起動停止信号として
使用した。
【0086】本実施例の電力変換装置一体型プラグをコ
ンセントに挿入する際には、通常のプラグと同様に、導
電端子5をコンセントの差し込み孔に挿し、コンセント
に押し付ける。このとき、プラグの導電端子絶縁手段6
がコンセントで押し付けられると弾性体16が縮み、信
号用端子金具29と接点金具28が接触して(開閉手段
8が閉の状態)、起動停止信号が入り電力変換装置が起
動する。
【0087】また、プラグをコンセントから抜いたとき
には、導電端子5がコンセント内の導電端子の差し込み
から抜かれるとともに、弾性体16の元に戻ろうとする
力およびコンセント内の導電端子同士の接触抵抗により
プラグ保持体4内に格納されていた導電端子5および導
電端子絶縁手段6がスライドし、信号用端子金具29と
接点金具28の接触状態が解消され(開閉手段8が開の
状態)、電力変換装置が停止する。これと同時に導電端
子5がコンセント内の導電端子からはなれたときに、電
力変換装置内で商用電源側からの非通電を検知して、単
独運転防止機能により遮断される。
【0088】したがって、電力変換装置内で商用電源側
からの通電を検知して、電力変換装置を起動、停止する
機能と、電源プラグの構造が起動/停止スイッチになっ
ていることにより、電源プラグをコンセントから抜いて
単独運転防止機能が動作するまでの時間に導電端子に電
力変換装置側から通電せず、万一、どちらかが故障した
としても、2重の停止機構により安全性を確保できる。
なお、本実施例では、プラグと電力変換装置が一体とな
った例を示したが、テーブルタップ等と呼ばれる複数の
プラグを脱着できるように複数のコンセントが並列接続
されている装置に本発明のプラグを電気的に接続するこ
ともできる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電力変換装
置、発電装置およびプラグは以下の効果を奏する。 (1)電力変換装置内部で単独運転防止機能という電気
的安全性と、電源プラグの挿抜時に導電端子の活電部を
露出することがない構造もしくは、主電源スイッチを連
動した端子構造による機械的安全性を兼ね備えることに
より、二重の安全性を確保することができる。 (2)通常のコンセントにも安全に挿抜することができ
るため、電源装置の系統連系を容易に行えるようにでき
る。 (3)機械的安全性を持つことにより、電源装置からの
通電をすぐ停止できることができる。 (4)十分な機械的強度を持つことにより、繰り返しの
使用に耐えうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発電装置の一構成例を表したブロック
図である。
【図2】本発明のプラグの一例の斜視図である。
【図3】実施例1のプラグの構造を表した図である。
【図4】実施例2のプラグの構造を表した図である。
【図5】本発明のプラグの一例の構造を表した図であ
る。
【図6】電源として太陽電池モジュールを使用した本発
明の発電装置の一構成例を示す概念図である。
【図7】本発明の発電装置の電源として用いることので
きる太陽電池モジュールの一構成例を示す概略部分断面
図である。
【図8】電源として太陽電池モジュールを使用した実施
例1の発電装置の構成概念図である。
【図9】実施例1におけるプラグをコンセントに差し込
んだ図である。
【図10】電源として太陽電池モジュールを使用した実
施例2の発電装置の構成概念図である。
【図11】実施例2におけるプラグをコンセントに差し
込んだ図である。
【図12】実施例3におけるプラグ一体型電力変換装置
を示す模式図である。
【符号の説明】
1 電源 2 電力変換装置 3 プラグ 4 プラグ保持体 5 導電端子 6 導電端子絶縁手段 7 接続手段 8 開閉手段 9 太陽電池モジュール(電源) 10 光起電力素子 11 フロントカバー 12 充填材 13 バックカバー 14 電気出力線 15 フレーム 16 弾性体 17 端子金具 18 ねじ 19 勘合部 20 弾性体固定用突起 21 差込用突起 22 表示 23 埋込コンセント 24 連用取付枠 25 プレート 26 壁 27 信号線 28 接点金具 29、30 信号用端子金具 31 入力コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA14 FB07 FB13 FB21 FC27 FC31 FC38 HA07 JA11 5E087 EE02 EE07 FF02 FF16 GG12 HH01 LL22 LL28 LL29 LL34 LL36 MM05 QQ03 RR06 RR11 RR17 5F051 JA20 5G066 HB06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の負荷もしくは系統電力に接続可能
    なプラグを具備し、電源を接続し、該電源の出力を異な
    る周波数もしくは電圧に変換する電力変換装置におい
    て、 前記プラグは、少なくともプラグ保持体と導電端子と導
    電端子絶縁手段からなり、前記導電端子からの非通電を
    感知して前記電源から前記導電端子への通電を遮断する
    手段を具備し、前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段
    または/および該導電端子への外力付与に応じて、前記
    電源の出力が外部の負荷もしくは系統電力へ電気的に接
    続されうる状態になることを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 前記導電端子からの非通電を感知して前
    記電源からの前記導電端子への通電を遮断する手段は、
    単独運転防止機能であることを特徴とする請求項1に記
    載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段
    または/および該導電端子への外力付与が解除されるま
    で電気的に接続されうる状態を継続されることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 【請求項4】 前記導電端子は、電気的に接続されえな
    い状態においては、前記導電端子絶縁手段の内部に格納
    され、電気的に接続されうる状態においては、前記導電
    端子絶縁手段より突出させることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 【請求項5】 前記プラグ保持体の内部に接続手段を具
    備し、電気的に接続されえない状態においては、前記導
    電端子を前記接続手段から離脱させ、電気的に接続され
    うる状態においては、前記導電端子を前記接続手段に接
    触させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の電力変換装置。
  6. 【請求項6】 前記プラグ保持体の内部に開閉手段を具
    備し、電気的に接続されえない状態において前記開閉手
    段を開とし、電気的に接続されうる状態において前記開
    閉手段を閉とし、この開閉手段により電力変換装置の起
    動および停止を行うことを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の電力変換装置。
  7. 【請求項7】 前記導電端子絶縁手段は一体となって形
    成されており、少なくとも2以上の前記導電端子の周囲
    に位置していることを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の電力変換装置。
  8. 【請求項8】 前記導電端子絶縁手段には、少なくとも
    導電端子の突出する面もしくは、その面と接する面のい
    ずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導するための
    突起もしくは表示を具備していることを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の電力変換装置。
  9. 【請求項9】 前記導電端子は、商用電源のコンセント
    に挿入できることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    かに記載の電力変換装置。
  10. 【請求項10】 前記プラグは、電力変換装置の筐体に
    固定もしくは一体となって形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至9のいずれかに記載の電力変換装置。
  11. 【請求項11】 外部の負荷もしくは系統電力に接続可
    能なプラグと、電源を接続し、該電源の出力を異なる周
    波数もしくは電圧に変換する電力変換装置を具備した発
    電装置において、 前記プラグは、少なくともプラグ保持体と導電端子と導
    電端子絶縁手段からなり、前記導電端子からの非通電を
    感知して前記電源から前記導電端子への通電を遮断する
    手段を具備し、前記導電端子は、前記導電端子絶縁手段
    または/および該導電端子への外力付与に応じて、前記
    電源の出力が外部の負荷もしくは系統電力へ電気的に接
    続されうる状態になることを特徴とする発電装置。
  12. 【請求項12】 前記導電端子からの非通電を感知して
    前記電源からの前記導電端子への通電を遮断する手段
    は、単独運転防止機能であることを特徴とする請求項1
    1に記載の発電装置。
  13. 【請求項13】 前記導電端子は、前記導電端子絶縁手
    段または/および該導電端子への外力付与が解除される
    まで電気的に接続されうる状態を継続されることを特徴
    とする請求項11または12に記載の発電装置。
  14. 【請求項14】 前記導電端子は、電気的に接続されえ
    ない状態においては、前記導電端子絶縁手段の内部に格
    納され、電気的に接続されうる状態においては、前記導
    電端子絶縁手段より突出させることを特徴とする請求項
    11乃至13のいずれかに記載の発電装置。
  15. 【請求項15】 前記プラグ保持体の内部に接続手段を
    具備し、電気的に接続されえない状態においては、前記
    導電端子を前記接続手段から離脱させ、電気的に接続さ
    れうる状態においては、前記導電端子を前記接続手段に
    接触させることを特徴とする請求項11乃至14のいず
    れかに記載の発電装置。
  16. 【請求項16】 前記プラグ保持体の内部に開閉手段を
    具備し、電気的に接続されえない状態において前記開閉
    手段を開とし、電気的に接続されうる状態において前記
    開閉手段を閉とし、この開閉手段により電力変換装置の
    起動および停止を行うことを特徴とする請求項11乃至
    15のいずれかに記載の発電装置。
  17. 【請求項17】 前記導電端子絶縁手段は一体となって
    形成されており、少なくとも2以上の前記導電端子の周
    囲に位置していることを特徴とする請求項11乃至16
    のいずれかに記載の発電装置。
  18. 【請求項18】 前記導電端子絶縁手段には、少なくと
    も導電端子の突出する面もしくは、その面と接する面の
    いずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導するため
    の突起もしくは表示を具備していることを特徴とする請
    求項11乃至17のいずれかに記載の発電装置。
  19. 【請求項19】 前記導電端子は、商用電源のコンセン
    トに挿入できることを特徴とする請求項11乃至18の
    いずれかに記載の発電装置。
  20. 【請求項20】 前記電力変換装置は、電源に固定もし
    くは一体となって形成されていることを特徴とする請求
    項11乃至19のいずれかに記載の発電装置。
  21. 【請求項21】 前記電源は、太陽電池モジュールであ
    ることを特徴とする請求項11乃至20のいずれかに記
    載の発電装置。
  22. 【請求項22】 前記電源および負荷を接続するタップ
    を具備することを特徴とする請求項11乃至21のいず
    れかに記載の発電装置。
  23. 【請求項23】 外部の負荷もしくは系統電力に接続可
    能なプラグであって、少なくともプラグ保持体と導電端
    子と導電端子絶縁手段からなり、前記導電端子は、前記
    導電端子絶縁手段または/および該導電端子への外力付
    与に応じて、前記電源の出力が外部の負荷もしくは系統
    電力へ電気的に接続されうる状態になることを特徴とす
    るプラグ。
  24. 【請求項24】 前記導電端子は、前記導電端子絶縁手
    段または/および該導電端子への外力付与が解除される
    まで電気的に接続されうる状態を継続されることを特徴
    とする請求項23に記載のプラグ。
  25. 【請求項25】 前記プラグ保持体の内部に接続手段を
    具備し、電気的に接続されえない状態においては、前記
    導電端子を前記接続手段から離脱させ、電気的に接続さ
    れうる状態においては、前記導電端子を前記接続手段に
    接触させることを特徴とする請求項23または24に記
    載のプラグ。
  26. 【請求項26】 前記導電端子は、電気的に接続されえ
    ない状態においては、前記導電端子絶縁手段の内部に格
    納され、電気的に接続されうる状態においては、前記導
    電端子絶縁手段より突出させ、前記導電端子絶縁手段は
    一体となって形成されており、少なくとも2以上の前記
    導電端子の周囲に位置していることを特徴とする請求項
    23乃至25のいずれかに記載のプラグ。
  27. 【請求項27】 前記プラグ保持体の内部に開閉手段と
    該開閉手段に接続するための端子を具備し、電気的に接
    続されえない状態において前記開閉手段を開とし、電気
    的に接続されうる状態において前記開閉手段を閉とする
    ことを特徴とする請求項23乃至26のいずれかに記載
    のプラグ。
  28. 【請求項28】 前記導電端子絶縁手段には、少なくと
    も導電端子の突出する面もしくは、その面と接する面の
    いずれかに、電気的に接続されうる状態に誘導するため
    の突起もしくは表示を具備していることを特徴とする請
    求項23乃至27のいずれかに記載のプラグ。
  29. 【請求項29】 前記導電端子は、商用電源のコンセン
    トに挿入できることを特徴とする請求項23乃至28の
    いずれかに記載のプラグ。
  30. 【請求項30】 前記プラグは、電力変換装置もしくは
    タップに接続されているかもしくは一体となっているこ
    とを特徴とする請求項23乃至29のいずれかに記載の
    プラグ。
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