JP2002110068A - 偏向ヨーク装置 - Google Patents

偏向ヨーク装置

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JP2002110068A
JP2002110068A JP2000303360A JP2000303360A JP2002110068A JP 2002110068 A JP2002110068 A JP 2002110068A JP 2000303360 A JP2000303360 A JP 2000303360A JP 2000303360 A JP2000303360 A JP 2000303360A JP 2002110068 A JP2002110068 A JP 2002110068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnets
deflection yoke
yoke device
magnet
ray tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000303360A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Koizumi
裕久 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000303360A priority Critical patent/JP2002110068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質調整の為の二枚一組のリング状マグネッ
トを少なくとも二組有しつつ、それによる偏向ヨーク装
置のブラウン管管軸方向の延長を極力少なくすることが
できる偏向ヨーク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 一方の二枚一組のリング状の四極マグネ
ット4a、4bの内径を他方の二枚一組のリング状の二
極マグネット5a、5bの外径よりも小さくし、これら
の二組のリング状マグネットを同心円状に配置した。し
たがってこれらのマグネットを配置する為に生じる水平
及び垂直偏向コイルの管軸方向の長さの制限が低減さ
れ、最適磁界設計が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機等に使用される陰極線管に組み合わせる偏向ヨーク装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の偏向ヨーク装置について図を参照
しながら説明する。図4は従来の偏向ヨーク装置の外観
図である。図4において、1は偏向ヨーク装置背面部の
カバーである。2は偏向ヨークをブラウン管に固定する
固定部であり、締付けバンド3にてブラウン管に固定さ
れる。4a、4bはリング状をなし、円周方向に四極磁
界になるよう着磁され、二枚一組で使用する事によって
主に画面のミスコンバーゼンスを補正するのに使用され
る四極マグネットである。四極マグネット4a、4bは
ブラウン管の管軸方向に重ねて配置されており、これら
をそれぞれ円周方向にまわす事によってブラウン管内の
電子ビームに補正磁界を与える。
【0003】5a、5bはリング状をなし、円周方向に
二極磁界になるよう着磁され、二枚一組で使用する事に
よって主に画面のランディングを補正するのに使用され
る二極マグネットである。6は二極マグネット5a、5
bと四極マグネット4a、4bの共廻りを防止する為の
スペーサーである。二極マグネット5a、5bはブラウ
ン管の管軸方向に重ねて配置されており、これらをそれ
ぞれ円周方向にまわす事によってブラウン管内の電子ビ
ームに補正磁界を与える。
【0004】以下、この様に構成された従来の偏向ヨー
ク装置における動作について説明する。偏向ヨーク装置
をブラウン管に装着して調整する際、通常画面中心のラ
ンディングをミスランディングが無い様に調整する。こ
の調整は、二極マグネット5a、5bにて行われる。
【0005】また、ブラウン管や偏向ヨーク装置の性能
のバラツキにて生じるXV弓と呼ばれるミスコンバーゼ
ンスを補正する方法として、偏向ヨーク装置に装着され
た四極マグネット4a、4bを用いられる事が多い。こ
れらのマグネットは偏向ヨーク装置の背面に管軸方向に
ならべて配置される。また、二極マグネット5a、5b
と四極マグネット4a、4bの間には共廻り防止の為の
スペーサー6が配置される。
【0006】これらのマグネットにて容易に画質の調整
が可能となるが、これらは偏向ヨーク装置の背面に一列
に配置されている事から、偏向ヨーク装置の後部が長く
なる事は避けられない。一方、画質の悪化を防止する為
にブラウン管電子銃に対するこれらのマグネットの位置
に制限があり、これらのマグネットが管軸方向に並ぶ位
置を確保する為に水平偏向コイルや垂直偏向コイルの管
軸方向の長さも制限され、最適磁界設計の障害になる事
がある。
【0007】また、近年のテレビジョン、ディスプレイ
モニター装置の省スペース指向からブラウン管の後端も
短くする傾向があり、これらのマグネットを配置するス
ペースを確保する事はますます難しくなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
画質調整の為の二枚一組のマグネットを少なくとも二組
有しつつ、それによる偏向ヨーク装置のブラウン管管軸
方向の延長を極力少なくすることができる偏向ヨーク装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、リング状の形
状でブラウン管の管軸上に中心を有し、二枚一組で円周
方向に回転させて画質調整に使用されるマグネットを少
なくとも二組有する偏向ヨークであって、少なくとも二
組のマグネットの内径及び外径が異なり、一方のマグネ
ットの内径が他方の外径よりも大きく、同一面上に同心
円状に配置されたことを特徴としている。
【0010】本発明によれば、画質調整の為の二枚一組
のマグネットを少なくとも二組有しつつ、それによる偏
向ヨーク装置のブラウン管管軸方向の延長を極力少なく
することができる偏向ヨーク装置を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、リン
グ状の形状でブラウン管の管軸上に中心を有し、二枚一
組で円周方向に回転させて画質調整に使用されるマグネ
ットを少なくとも二組有する偏向ヨークであって、少な
くとも二組のマグネットの内径及び外径が異なり、一方
のマグネットの内径が他方の外径よりも大きく、同一面
上に同心円状に配置されたことを特徴としており、これ
により画質調整の為の二枚一組のマグネットを少なくと
も二組有しつつ、それによる偏向ヨーク装置のブラウン
管管軸方向の延長を極力少なくすることができる。
【0012】請求項2に記載の本発明は、リング状の形
状でブラウン管の管軸上に中心を有し、二枚一組で円周
方向に回転させて画質調整に使用されるマグネットを少
なくとも一組有する偏向ヨークであって、二枚一組のマ
グネットのそれぞれの内径及び外径が異なり一方のマグ
ネットの内径が他方の外径よりも大きく、同一面上に同
心円状に配置された事を特徴としており、これにより画
質調整の為の二枚一組のマグネット有しつつ、それによ
る偏向ヨーク装置のブラウン管管軸方向の延長を極力少
なくすることができる。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における偏向ヨーク装置の外観図である。図2は本
発明の実施の形態1における偏向ヨーク装置の要部断面
図である。図1、図2において1は偏向ヨーク装置背面
部のカバーである。2は偏向ヨークをブラウン管に固定
する固定部であり、締付けバンド3にてブラウン管に固
定される。4a、4bはリング状をなし、円周方向に四
極磁界になるよう着磁され、二枚一組で使用する事によ
って主に画面のミスコンバーゼンスを補正するのに使用
される四極マグネットである。5a、5bはリング状を
なし、円周方向に二極磁界になるよう着磁され、二枚一
組で使用する事によって主に画面のランディングを補正
するのに使用される二極マグネットである。
【0014】四極マグネット4a、4bの内径は二極マ
グネット5a、5bの外径よりも大きく、四極マグネッ
ト4a、4bは二極マグネット5a、5bの外側に同心
円状に配置されている。二極マグネット5a、5bをま
わす際のツマミとなる腕部7a、7bは四極マグネット
4a、4bとの接触を避ける為に管軸方向に倒されてい
る。
【0015】二極マグネット5a、5bは偏向ヨーク装
置背面部のカバー1に設けられたつめ9によって径方向
のがたつきが規制されている。四極マグネット4a、4
bは偏向ヨーク装置背面部のカバー1に設けられたつめ
8によって径方向のがたつきが規制されている。こうし
て、四極マグネット4a、4bの一組と二極マグネット
5a、5bの一組とが互いにほぼ同一の平面上に配置さ
れることになる。四極マグネット4a、4bは内径、外
径が従来より大きくなる事によって電子ビームに作用す
る磁界は弱くなるが、マグネットの着磁量を大きくする
事によって従来と同様の効果を確保する事が出来る。
【0016】このように構成される事によって、四極マ
グネット4a、4bまたは二極マグネット5a、5b2
枚1組の管軸方向のスペースに四極マグネット4a、4
bと二極マグネット5a、5bを共に配置する事ができ
る。また従来例にあった共廻り防止のスペーサーも不要
であり、本スペーサーによる管軸方向の延長も回避する
事が出来る。
【0017】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における偏向ヨーク装置の外観図である。図3にお
いて1は偏向ヨーク装置背面部のカバーである。2は偏
向ヨークをブラウン管に固定する固定部であり、締付け
バンド3にてブラウン管に固定される。4a、4bはリ
ング状をなし、円周方向に四極磁界になるよう着磁さ
れ、二枚一組で使用する事によって主に画面のミスコン
バーゼンスを補正するのに使用される四極マグネットで
ある。5a、5bはリング状をなし、円周方向に二極磁
界になるよう着磁され、二枚一組で使用する事によって
主に画面のランディングを補正するのに使用される二極
マグネットである。
【0018】四極マグネット4bの内径は四極マグネッ
ト4aの外径よりも大きく、四極マグネット4bは四極
マグネット4aの外側に同心円状に配置されている。二
極マグネット5aの内径は四極マグネット4bの外径よ
りも大きく、二極マグネット5aは四極マグネット4b
の外側に同心円状に配置されている。二極マグネット5
bの内径は二極マグネット5aの外径よりも大きく、二
極マグネット5bは二極マグネット5aの外側に同心円
状に配置され、しかもカバー1の同一平面上に配置され
ている。各マグネットをまわす際のツマミとなる腕部7
は外側にあるマグネットとの接触を避ける為に管軸方向
に倒されている。各マグネットは偏向ヨーク装置背面部
のカバー1に設けられたつめ10、11、12、13に
よって管軸方向と径方向のがたつきが規制されている。
【0019】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、画質調整の
為の二枚一組のマグネットを少なくとも一組有しつつ、
それによる偏向ヨーク装置のブラウン管管軸方向の延長
を従来より少なくする事が可能となり、これらのマグネ
ットを配置する為に生じる水平及び垂直偏向コイルの管
軸方向の長さの制限が低減され、最適磁界設計が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における偏向ヨーク装置
の外観図
【図2】本発明の実施の形態1における偏向ヨーク装置
の要部断面図
【図3】本発明の実施の形態2における偏向ヨーク装置
の外観図
【図4】従来の偏向ヨーク装置の外観図
【符号の説明】
1 カバー 4a、4b 四極マグネット 5a、5b 二極マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状の形状でブラウン管の管軸上に中
    心を有し、二枚一組で円周方向に回転させて画質調整に
    使用されるマグネットを少なくとも二組有する偏向ヨー
    クであって、前記少なくとも二組のマグネットの内径及
    び外径が異なり、一方のマグネットの内径が他方の外径
    よりも大きく、同一面上に同心円状に配置されたことを
    特徴とする偏向ヨーク装置。
  2. 【請求項2】リング状の形状でブラウン管の管軸上に中
    心を有し、二枚一組で円周方向に回転させて画質調整に
    使用されるマグネットを有する偏向ヨークであって、前
    記二枚一組のマグネットのそれぞれの内径及び外径が異
    なり一方のマグネットの内径が他方の外径よりも大き
    く、同一面上に同心円状に配置されたことを特徴とする
    偏向ヨーク装置。
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