JP2002109113A - ネットワーク発券システムとサーバおよびネットワーク発券方法とその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワーク発券システムとサーバおよびネットワーク発券方法とその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002109113A
JP2002109113A JP2000297729A JP2000297729A JP2002109113A JP 2002109113 A JP2002109113 A JP 2002109113A JP 2000297729 A JP2000297729 A JP 2000297729A JP 2000297729 A JP2000297729 A JP 2000297729A JP 2002109113 A JP2002109113 A JP 2002109113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側でのコンサートチケット等の
印刷出力といった発券、流通サービスを実現する。 【解決手段】 クライアントマシン1からインターネッ
ト3を介してサーバマシン2に発券要求を送信し、サー
バマシン2で発券要求に対応する券データを生成してク
ライアントマシン1にインターネット3を介して送信
し、クライアントマシン1側でサーバマシン2からの券
データを印刷出力するものであり、特に、サーバマシン
2に、ルール登録処理部2bと改竄視認用データ生成処
理部2cおよびデータ合成処理部2dを設け、当該券デ
ータが改竄されたか否かを所定のルールに基づき容易に
視認、すなわち目視で確認できるように、券データに対
して改竄視認用データを付与する。これにより、発券要
求者が自分で券データを紙に印刷してチケットとして利
用する場合にも、そのチケットを受け付ける側で、予め
入手したルールに基づき、そのチケットの改竄の有無
を、目視により容易に判別することができるので、通常
のチケットとして流通させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介して行なうコンサートチケット等の
発券技術に係わり、特に、紙を媒体としての発券を効率
的に行なうのに好適なネットワーク発券システムとサー
バおよびネットワーク発券方法とその処理プログラムを
記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを利用して、パー
ソナルコンピュータ等のクライアント側端末からWeb
ブラウザを介してWebサーバにアクセスし、このWe
bサーバから提供されるWebページを介して商品やチ
ケットの注文等を行うことができる。
【0003】この注文行為が成立した証として、サーバ
側からクライアント側に情報を送付し、これを電子チケ
ットとして利用する技術が、例えば、特開2000−6
7312号公報や、特開平11−145952号公報等
に記載されている。
【0004】このような技術において、クライアント側
端末の場所と実際に電子チケットを利用する場所が離れ
ている場合、クライアントユーザは何らかの手段で電子
チケットを端末地点から利用地点まで持参する必要があ
る。この電子チケットとしての媒介は一意に決まるもの
ではなく、電子チケットを利用する場所で使用可能な媒
介、例えば、特開2000−67312号公報において
はスマートカード、また、特開平11−145952号
公報においてはフロッピー(登録商標)ディスクを選択
する必要が生じる。
【0005】しかし、クライアント側が、これら任意の
媒介に電子チケットを格納できる手段を持っているとは
限らず、媒介の種類が多数存在する現在では、このよう
な電子チケットの流通は難しい。
【0006】また、最近では携帯電話を利用したクライ
アント側端末も存在する。その場合、端末を電子チケッ
トを利用する場所に持参するのは容易であるが、電子チ
ケットの受け付け側がチケット内容を確認するために
は、クライアント側端末から受け付け側の確認用機器に
何らかの手段を用いてデータを送付する必要が生じる。
この場合も、実質的に一意に定まる手段がなければ、実
際上は送付が難しい場合が生じ、チケットの利用を難し
くする。
【0007】このように、電子チケットは、電子署名な
どの利用によりデータの安全性が確保しやすいという利
点を持つが、流通が難しい。
【0008】実際のチケットの利用においては、そのチ
ケットに関しての応分の安全性が確保できれば、実用上
は問題ないという場合も多い。その場合、流通の難しい
電子チケットよりも、従来からの紙のチケットを利用す
るほうがチケット利用時の制限が緩いため好ましい。
【0009】インターネットを利用して紙チケットの発
行を行なう場合、サーバ側で発券して郵送するのでは時
間がかかるので、発券要求を出したクライアント側で印
刷し発券できることが望ましい。しかし、この場合、ク
ライアントユーザ側が印刷時にデータの加工をする疑い
が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、電子チケットとしてネットワー
クを介して配付する場合は、発券要求者は直接チケット
を入手することができるが、チケットの利用地点におい
ては、チケットの改竄の有無を調べるために、電子情報
のやり取りおよび解析処理ができる特別な装置が必要で
あるため、普及が難しく、また、紙チケットでの配付を
行なう場合は、ネットワークを介して注文を受けたサー
バ側からの郵送等が必要であり、郵送料の負荷や配付時
間の遅れ等が発生してしまう点である。
【0011】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、ネットワークを介して発注された例えばコンサ
ートチケットの効率的な配付を可能とするネットワーク
発券システムとサーバおよびネットワーク発券方法とそ
の処理プログラムを記録した記録媒体を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のネットワーク発券システムとサーバおよび
ネットワーク発券方法では、クライアントからネットワ
ークを介してサーバに発券要求を送信し、サーバで発券
要求に対応する券データを生成してクライアントにネッ
トワークを介して送信し、クライアント側でサーバから
の券データを印刷出力するものであり、特に、サーバに
おいて、当該券データが改竄されたか否かを所定のルー
ルに基づき容易に視認、すなわち目視で確認できるよう
に、券データに対して改竄視認用データを付与して、ク
ライアント側に送信する。
【0013】このように、改竄の有無を容易に視認可能
とすることにより、クライアントマシンを操作した発券
要求者が、券データを紙に印刷してチケットとして利用
する場合には、そのチケットの利用地点であるチケット
受け付け側では、予めルールを入手しておくことで、そ
のチケットが改竄されたものであるか否かを、目視によ
り容易に判別することができるので、通常のチケットと
して流通させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明に係るネット
ワーク発券システムの構成例を示すブロック図であり、
図6は、図1におけるネットワーク発券システムを構成
するクライアントマシンおよびサーバマシンのハードウ
ェア構成例を示すブロック図である。
【0015】図6において、61はCRT(Cathode Ra
y Tube)やLCD(Liquid CrystalDisplay)等からなる
表示装置、62はキーボードやマウス等からなる入力装
置、63はHDD(Hard Disk Drive)等からなる外部
記憶装置、64はCPU(Central Processing Unit)
64aや主メモリ64b等を具備して蓄積プログラム方
式によるコンピュータ処理を行なう情報処理装置、65
は本発明に係わるプログラムやデータを記録したCD−
ROM(Compact Disc-Read Only Memory)もしくはD
VD(Digital Video Disc/Digital Versatile Disc)
等からなる光ディスク、66は光ディスク65に記録さ
れたプログラムおよびデータを読み出すための駆動装
置、67はLAN(Local Area Network)カードやモデ
ム等からなる通信装置である。
【0016】光ディスク65に格納されたプログラムお
よびデータを情報処理装置64により駆動装置66を介
して外部記憶装置63内にインストールした後、外部記
憶装置63から主メモリ64bに読み込みCPU64a
で処理することにより、情報処理装置64内に、例え
ば、図1に示すサーバマシン2における各処理部が構成
される。尚、図1におけるクライアントマシン1とサー
バマシン2のそれぞれは、本図6で示す装置構成に限定
されるものではなく、必要とされる機能に応じて、装置
の追加、削除が可能である。
【0017】図1において、1はクライアントマシン、
2はサーバマシン、3はインターネット、4はプリンタ
であり、クライアントマシン1はWebブラウザを起動
して、インターネット3を介してサーバマシン2にアク
セスして、サーバマシンからWebページを受け取り、
画面表示する。クライアントマシン1とサーバマシン2
間は、本例では、一般的なHTTP(HyperText Transf
er Protocol)によってデータの送受信が行われるもの
とするが、これに制限されるものではない。
【0018】また、プリンタ4は、クライアントマシン
1と直接接続されても、あるいは、LANを介して接続
されても良い。さらに、クライアントマシン1からサー
バマシン2にアクセスする時点と、クライアントマシン
1とプリンタ4が接続されている時点に差異があっても
構わない。
【0019】クライアントマシン1は、サーバマシン2
からのWebページを表示し、このWebページを介し
て、例えば、コンサートチケットの発券要求をサーバマ
シン2に送信する。
【0020】サーバマシン2には、券データ生成処理部
2a、ルール登録処理部2b、改竄視認用データ生成処
理部2c、データ合成処理部2dが設けられており、券
データ生成処理部2aでは、クライアントマシン1から
インターネット3を介して送られてきた発券要求に対応
する券データを生成し、クライアントマシン1に送信す
るが、本例のサーバマシン2は、改竄視認用データ生成
処理部2cにより、券データに対する改竄を予め定めら
れたルールに基づき視認可能とする改竄視認用データを
生成し、その改竄視認用データを、データ合成処理部2
dにより券データに付与する。
【0021】改竄視認用データ生成処理部2cは、改竄
視認用データを生成する際、ルール登録処理部2bによ
り予め記憶装置に登録された情報を参照する。すなわ
ち、ルール登録処理部2bは、券データに付与すること
により当該券データに対する改竄を視認可能とする改竄
視認用データを生成するために予め定められたルール情
報を記憶装置に登録しておく。尚、このルール情報に関
しては後で具体的な例を示す。
【0022】このようにしてサーバマシン2からの改竄
視認用データが付与された券データを受け取ったクライ
アントマシン1では、Webブラウザで表示し、操作者
からの指示に基づきプリンタ4を介して紙チケットとし
て印刷出力する。
【0023】このように、改竄視認用データが付与され
た券データが印刷された紙チケットでは、そのルールを
知っていれば、容易に、その券データに対する改竄の有
無を視認することができるので、その紙チケットの受け
付けを行なう側は、予めそのルールを入手しておくこと
で、当該チケットの正当性を目視により容易に判別する
ことができる。これにより、発券要求側で印刷出力した
紙チケットを通常のチケットとして流通させることがで
きる。
【0024】尚、クライアントマシン1の操作者、すな
わち、発券要求者に対して、どのようなルールに基づ
き、改竄検知用の仕組みが施されているかは分からない
ようにしておくが、この券データに、この券データに対
しては改竄検知用の仕組みが施されていることを明示す
る警告文データを付与しておき、発券要求者に、改竄し
ないよう予め警告しておく。
【0025】以下、図2を用いて、このような構成から
なるネットワーク発券システムの動作を説明する。
【0026】図2は、本発明に係わるネットワーク発券
方法の第1の処理手順例を示すフローチャートである。
【0027】本図2では、チケットの発券時および利用
時の動作および手順を示している。尚、ここでチケット
と表現しているがこれは一例であり、紙に印刷された情
報が何らかの価値を示すものであれば名称は限定される
ものではない。
【0028】まず、発券時の動作手順を説明する。ユー
ザは、図1におけるクライアントマシン1によってイン
ターネット3経由でサーバマシン2のホームページにア
クセスする(ステップ201)。サーバマシン2側で
は、このホームページ上でユーザに対して商品・サービ
ス等の内容を提示する(ステップ202)
【0029】ユーザがこの提示内容に対して購入・申し
込みの意志を持った場合、このホームページに対して申
し込み意志を表明する(ステップ203)。表明の仕方
はホームページの用意するインターフェースによるが、
例えば申し込みボタンをクリックするものや、ユーザ側
の住所氏名などを該当フィールドに記入するもので良
い。
【0030】また、商品・サービスに対する支払いは、
クレジットカードを利用する場合には、この申し込み時
点でクレジットカード番号を入力すれば良い。あるい
は、商品・サービスの受け取り時に支払いをする場合に
は、特にこの申し込み時点では支払いに関する動作は必
要ない。
【0031】以上の動作は、インターネット経由での商
品・サービスの購入申し込み手順の一般的な例である
が、次の図8で詳細を示すサーバ側でのステップ204
における、申し込みを受けたサーバ側での発券データ生
成処理に、本発明の特徴がある。
【0032】図8は、図1におけるサーバマシンの本発
明に係わる処理動作例を示すフローチャートである。
【0033】本例は、図2におけるステップ204の処
理の詳細を示すものであり、サーバは、図1を用いて説
明したように、クライアント側からの購入申し込み(発
券要求)があれば(ステップ801)、券データ生成処
理部2aにより、クライアント側からの購入申し込みに
対応する券データを生成し(ステップ802)、改竄視
認用データ生成処理部2cにより、券データに対する改
竄を予め定められたルールに基づき視認可能とする改竄
視認用データを生成し(ステップ803)、その改竄視
認用データを、データ合成処理部2dにより券データに
付与して(ステップ804)、発券画像データとしてク
ライアント側に送信する(ステップ805)。
【0034】図2においては、このようにサーバから送
信されてきた発券画像データをクライアント側で取得
し、プリンタにより印刷し、紙チケット(チケット相当
物)として出力する(ステップ205)。以上が発券時
の動作手順であり、その後、図2における以下の手順の
ようにして、印刷された紙チケットの利用、および、そ
の際の改竄の確認が行われる。
【0035】紙チケットの利用時においては、まず、印
刷されたチケット相当物(紙チケット)は、クライアン
トユーザによって受け付け側に提示される(ステップ2
06)。受け付け側では、提示された紙上の画像を目視
確認し、予め知らされていたリールに基づき改竄の有無
を確認する(ステップ207)。
【0036】もし改竄の可能性が認められれば、必要に
応じた別手段により詳細な確認を行う。例えば、当該紙
チケットにバーコードが印字されうように元の画像デー
タを作成しておき、且つ、バーコード内容を高度に暗号
化しておき、このデータを読み込んで専用ソフトで解析
する技術を用いることができる。また、発券元に問い合
わせをすることでも良い。これらの詳細確認は常に行う
必要はないので、時間や手間の制限が緩くなり、実用的
なシステムの構築が容易になる。
【0037】ステップ207の処理において改竄が認め
られなければ、ユーザは通常の利用を行うが(ステップ
208)、改竄を指摘された場合には、ユーザは承服す
る場合と不服を示す場合がある(ステップ209)。ユ
ーザが不服を示した場合、受け付け側は、ステップ20
7で説明した詳細な確認を行うなど、必要な処置を講ず
る(ステップ210)。
【0038】上述のステップ204、すなわち、図8に
おけるフローチャートで示した処理での発券画像データ
の生成に関しては、様々の技術を用いることができ、以
下、ステップ204における処理の詳細を幾つかの例を
用いて説明する。
【0039】最初の例としては、サーバ側において、ま
ずクライアントユーザの個別情報を取得する。この取得
は、ユーザがホームページにアクセスした時点で得るも
のでも良いし、ユーザが購入申し込みを行った時点で得
るものであっても良い。アクセス時点で情報を取得する
には、例えば、会員登録したユーザだけアクセス可能な
ホームページとすることでユーザにアクセス時点で能動
的に情報を提示させることでも、また、クライアント端
末の機器情報(アドレス等)を接続時に自動的に取得す
ることでも良い。
【0040】このようにして、個別情報を取得したら、
サーバは、この情報を利用して、改竄を目視できるよう
にするための改竄視認用データを生成する。ここでは、
改竄視認用データとして、文字コードデータでなく画像
データを利用するものとする。このように画像データを
利用することにより、以下のことができる。
【0041】申し込み内容を、文字コードで記述する何
らかのフォーマットデータ(HTML(HyperText Mark
up Language),RTF(Rich Text File),・・・)で
クライアントマシン側に送付した場合、クライアント側
では、このフォーマットデータを容易に加工できる可能
性がある。
【0042】例えば、申込人の氏名を加工して異なる氏
名表記に変えるなどが容易であり、この改竄された申し
込み内容をクライアント側で印刷出力された場合、出力
された紙を見ても真偽の判別がしがたい。またフォーマ
ットデータはクライアント側のプリンタコントローラに
よって解釈されるので、サーバ側では最終的に出力され
る画像の状態を制御しにくい。
【0043】画像データにおいても、画素を描きかえれ
ば内容を改竄できるが、その改竄がなされそうな個所
に、目視できる改竄検知用データを施しておけば、改竄
した場合に人間が容易に認識できる。
【0044】さらに、画像データなのでプリンタ側のフ
ォーマット解釈によらず、サーバが用意した画像データ
そのままの形で紙上に再現される。改竄があった場合
も、改竄された通りに紙上に再現される。以上の理由に
より、ここでは画像データを利用する。
【0045】目視できる改竄検知用の画像データで実現
する技術としては、例えば、図3、図4、および図5に
示すように、印刷すべき文字等の前景パターンに依存し
て背景パターンを生成し、この背景パターンを線の連続
性や前景パターンとの非接触性などの特徴を持たせるこ
とによって、前景パターンの容易な改竄検知が可能とな
る。
【0046】図3は、図1におけるサーバマシンの券デ
ータ生成処理部で生成される券データ例を示す説明図で
あり、図4は、図1におけるサーバマシンのデータ合成
処理部で生成された券データ例を示す説明図、図5は、
改竄された券データ例を示す説明図である。
【0047】図3における券データ31は、前景パター
ンしかない通常の文字画像の例であり、図4における券
データ41は、図3の前景パターンに、図1におけるサ
ーバマシン2の改竄視認用データ生成処理部2cで生成
された背景パターン41aが付加された例である。
【0048】この図4における背景パターン41aは、
前景パターンに重ならず、且つ、一筆書きからなること
をルールとして生成されている。このようなルールに基
づき生成された背景パターン41aが付与された券デー
タ41に対して、例えば、図5に示すような改竄が行わ
れると、すなわち、「サ」が「ザ」に改竄されると、
「ザ」の濁点部分が、背景パターン41aに重なってし
まい、且つ、背景パターン41aは一筆書きされていた
ものであるが、その一筆書きが途切れてしまう。
【0049】この結果、背景パターン41aの生成に用
いられたルールを知っている者であれば、図5に示す券
データ41が不正に改竄されたものであることを、目視
により容易に確認することができる。
【0050】尚、改竄視認用データとしての背景パター
ンとしては、背景パターン41aのような一筆書きでな
く、単に複数の横線や斜線をきめ細かに、前景パターン
に接触しないルールで生成することでも良い。
【0051】すなわち、改竄視認用データは、実用上改
竄を目視で検知できるようにすれば良いので、申し込み
内容に従って、クライアントユーザ側では容易に理解で
きない何らかの画像的特徴をルールとして画像内に付加
できれば良い。
【0052】例えば、Webページを介して入力された
申し込み者氏名のイニシャルによって、印字する申し込
み者氏名を表記するフォントを変更したり、色を変えた
りすることで、改竄視認用データとして用いることがで
きる。
【0053】このようなイニシャルに基づく改竄視認用
データの具体的な生成動作を、図9に示すルール情報を
用いて説明する。
【0054】図9は、図1におけるルール登録処理部に
より作成されるルールテーブルの構成例を示す説明図で
ある。
【0055】図9に示すように、本例では、複数のルー
ルテーブル91〜93を設けており、ルールテーブル9
1では、イニシャル別に色情報(カラー)が対応付けら
れ、ルールテーブル92では、イニシャル別にフォント
が対応付けられ、ルールテーブル93では、ユーザの識
別情報(ID)別にルールテーブル番号(No)が対応
付けられている。
【0056】このルールテーブル93を参照することに
より、各ユーザ別に異なるルールに従っての改竄視認用
データの生成ができる。例えば、発券要求してきたユー
ザIDが「A」であれば、ルールテーブル91が選択さ
れ、ユーザIDが「B」であれば、ルールテーブル92
が選択される。
【0057】ユーザID「A」と「B」の二人のユーザ
の氏名のイニシャルが、同じ「YO」であっても、ユー
ザID「A」のユーザに関しては、ルールテーブル91
に基づき、例えば、黄色と橙色の2色からなる背景が改
竄視認用データとして作成され、ユーザID「B」のユ
ーザに関しては、ルールテーブル92に基づき、例え
ば、ユーザの氏名をゴシック体で表した画像データが改
竄視認用データとして作成される。
【0058】ここで、ユーザ氏名のイニシャルが「Y
O」でユーザIDが「A」のユーザからの発券要求に応
じて、ルールテーブル91に基づき「黄色(=Y)」と
「橙色(=O)」の斜線を背景として入れた券データを
クライアント側に送信し、その券データに対して、クラ
イアント側において、申込者氏名の改竄がなされ、イニ
シャルが「YB」となったものとする。
【0059】このように、イニシャルが「YB」となっ
ても、ルールを知らないクライアント側では、その背景
に対する改竄は行われず、そのまま、紙チケットとして
印刷出力される。
【0060】この紙チケットを受け付ける側では、予め
ルールが知らされており、イニシャルが「YB」であれ
ば「黄色(=Y)」と「茶色(=B)」の斜線が入るべ
きものとの知識があり、その紙チケットの背景に「黄
色」の斜線が入っていることの矛盾に気づき、その改竄
を容易に視認することができる。
【0061】また、発券要求してきたユーザのユーザI
Dが「B」でイニシャルが「YO」であれば、サーバ側
では「ゴシック体」での申込者名を書き込む。クライア
ント側で、申込者氏名の改竄がなされイニシャルが「Y
B」となって印刷されると、イニシャル「YB」であれ
ば「明朝体」の申込者名が書き込まれるべきとのルール
を知っている者であれば、その矛盾を容易に視認でき、
その改竄を検知できる。
【0062】その他の例として、例えば、申し込み者氏
名の上に申し込み番号を表記し、この番号を申し込み者
のイニシャルによって一部変更するなどしても良い。
【0063】このような改竄視認用データを生成する際
のルールを理解していない者にとっては、表記内容が改
竄されていても異常には気づかない。従って、このルー
ルを理解していない改竄者は、申込者名や、金額、指定
席番号などを自分の都合のいいように改竄しても、改竄
視認用データは変更しないので、サーバマシンにより券
データを生成する側とルールを共有する、チケット受け
付け側では、改竄の存在を目視で容易に検知できる。
【0064】さらに、このような改竄視認用データの生
成ルールとしての他の例を説明する。まず、クライアン
トユーザの状態に関する情報を、改竄視認用データの生
成生成に利用する例を説明する。
【0065】ここでクライアントユーザの状態とは、サ
ーバマシンがクライアントマシンからアクセスされた日
時であり、また、クライアントマシンのユーザがサーバ
側のホームページにどのような手順でアクセスしたかな
どの情報である。
【0066】例えば、同じ申し込みホームページにアク
セスしても、そこに至るまでにアクセスした入り口が異
なる場合、商品・サービス提供者にとっては異なる属性
(例えば料金体系が異なるなど)をもったユーザとして
扱いたい場合がある。この場合、ユーザがサーバ側のホ
ームページにどのような手順でアクセスしたかの情報を
改竄視認用データの生成に利用することにより、高い料
金体系のページからジャンプしてきたユーザに提供した
券データを、安い料金体系のページを利用するユーザ名
に改竄された場合を目視により検知できる。
【0067】次の例として、図7を用いて、クライアン
トユーザの状態に関する情報を、改竄視認用データの生
成生成に利用する例を説明する。
【0068】図7は、本発明に係わるネットワーク発券
方法の第2の処理手順例を示すフローチャートである。
【0069】本図7の例では、図2での処理と同様に、
クライアント側からのサーバのページへのアクセス(ス
テップ701)と、それに対応してのサーバ側からクラ
イアント側への商品その他の内容からなるページの提示
(ステップ702)、および、クライアント側での必要
な情報の記入による購入申し込み(ステップ703)が
行われると、サーバ側では、申し込み内容に応じ、ユー
ザに対して更に情報記入を追加要求する。
【0070】追加要求する情報として、ここでは、パス
ワードを用い、サーバは、この追加情報のパスワードを
ルールに用いて画像データを生成する。パスワードは第
3者に知られるものではないので、第3者がクライアン
トユーザになりすまして申し込みをして発券画像データ
を入手したとしても、パスワードに基づき生成された部
分の画像が、第3者に対応していない。
【0071】このことにより、正規のユーザとチケット
受け付け側でルール情報が共有されていれば、なりすま
しチケットを目視確認できる。
【0072】次に、サーバ側が、クライアント側から要
求された内容をルールに用いた例を説明する。
【0073】図2における(ステップ203)での申し
込み対象がサービスであった場合、例えば、サービスの
提供日時を複数の中から選択する場合がある。この場
合、選択された日時がチケット内に印字されるが、その
部分に対して目視できる改竄検知用データを付与する。
【0074】目視できる改竄検知を画像データで実現す
る技術としては、図3、図4、および、図7を用いて説
明したものを用いる。すなわち、選択された日時情報に
依存するルールに基づき、チケットの一部のフォントや
色などを定め、このルールを発券側とチケット受け付け
側で共有する。ことにより、クライアント側に提供する
券データにおける情報を用いて、改竄の目視による確認
ができる。
【0075】尚、チケットの出力や管理は、個々のクラ
イアントユーザの責任において行われるのであるが、改
竄がなされるか否かに係わらず、クライアントユーザ側
での紙チケットの印刷出力枚数を制限するのであれば、
図2のステップ204および図7のステップ706にお
いての送信を、発券画像データのみではなく、当該発券
画像データをクライアント側で出力させるプログラムと
一緒に、サーバからクライアントに送信すれば良い。す
なわち、所定回数だけ出力できるプログラムを送り、ク
ライアントマシンにおいて、そのプログラムが特定のデ
ィレクトリ(フォルダ)やファイルの有無を調べ、回数
を数えながら出力を行なうようにすれば良い。
【0076】また、本例では、改竄視認用データおよび
券データとして画像データを用いているが、それぞれ
に、あるいは、いずれか一方に文字コードデータを用い
ることもできる。例えば、上述したユーザ氏名のイニシ
ャルをルールに用いる場合において、券データとしての
ユーザ氏名を文字コードで生成し、かつ、そのイニシャ
ルに合わせた色情報に関しても、「黄色」、「橙色」と
の文字コードを用いて改竄視認用データとすることでも
良い。これらのユーザ氏名や「黄色」、「橙色」との文
字コードは容易に改竄できるが、それらの関連付けルー
ルを知らなければ、両方を整合させて改竄することはで
きない。
【0077】また、以上の例では、紙チケットを例とし
て説明したが、券データを携帯型の液晶表示装置の画面
上に表示出力するものであっても良い。すなわち、受け
付け側においては、紙チケットの場合と同様に、その画
面上での表示内容から、その改竄の有無を視認すること
ができる。
【0078】また、改竄視認用データとしては、チケッ
ト全体に対して施しても良く、あるいは、必要とされる
一部の個所を特定して施すことでも良い。例えば、容易
に改竄を許さないためには、チケット全体に対して施す
ことが有効であり、また、特定の個所に絞ることによ
り、処理負荷を軽減することができる。
【0079】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本例のネットワーク発券システムとサーバおよびネ
ットワーク発券方法では、クライアントマシン1からイ
ンターネット3を介してサーバマシン2に発券要求を送
信し、サーバマシン2で発券要求に対応する券データを
生成してクライアントマシン1にインターネット3を介
して送信し、クライアントマシン1側でサーバマシン2
からの券データを印刷出力するものであり、特に、サー
バマシン2において、当該券データが改竄されたか否か
を所定のルールに基づき容易に視認、すなわち目視で確
認できるように、券データに対して改竄視認用データを
付与して、クライアントマシン1側に送信する。
【0080】このように、本例では、改竄の有無を容易
に視認可能とすることにより、クライアントマシン1の
操作ユーザ(発券要求者)が、券データを紙に印刷して
チケットとして利用する場合にも、そのチケットの利用
地点であるチケット受け付け側では、予めルールを入手
しておくことで、そのチケットが改竄されたものである
か否かを、目視により容易に判別することができるの
で、通常のチケットとして流通させることができる。
【0081】このことにより、従来の電子チケットとし
てネットワークを介して配付する場合のように、発券要
求者は直接チケットを入手することができるが、チケッ
トの利用地点においては、チケットの改竄の有無を調べ
るために、電子情報のやり取りおよび解析処理ができる
特別な装置が必要であるため、普及が難しといった問題
点や、紙チケットでの配付を行なう場合においての、ネ
ットワークを介して注文を受けたサーバ側からの郵送等
が必要であり、郵送料の負荷や配付時間の遅れ等が発生
してしまうといった問題点を解消することができる。
【0082】その結果、ネットワークを介して発注され
たコンサートチケット等の効率的な配付が可能となり、
ネットワークによる発券サービスの利用を促進すること
ができる。
【0083】尚、上述したように、本発明は、図1〜図
7を用いて説明した例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において、さらに、種々変更可能
である。例えば、本例では、インターネットを用いたネ
ットワーク構成としているが、イントラネットや専用線
網等、他のネットワークを利用したクライアントサーバ
システムで適用できる。
【0084】また、本例では、光ディスクを記録媒体と
して用いているが、FD(FlexibleDisk)などを記録媒
体として用いることでも良い。また、プログラムのイン
ストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経
由でプログラムをダウンロードしてインストールするこ
とでも良い。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、改竄の有無を目視によ
り容易に確認できるので、クライアント側でのコンサー
トチケット等の印刷出力といった発券、流通サービスを
実現でき、ネットワークを介しての発券サービスの利用
を促進することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク発券システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるネットワーク発券方法の第1の
処理手順例を示すフローチャートである。
【図3】図1におけるサーバマシンの券データ生成処理
部で生成される券データ例を示す説明図である。
【図4】図1におけるサーバマシンのデータ合成処理部
で生成された券データ例を示す説明図である。
【図5】改竄された券データ例を示す説明図である。
【図6】図1におけるネットワーク発券システムを構成
するクライアントマシンおよびサーバマシンのハードウ
ェア構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明に係わるネットワーク発券方法の第2の
処理手順例を示すフローチャートである。
【図8】図1におけるサーバマシンの本発明に係わる処
理動作例を示すフローチャートである。
【図9】図1におけるルール登録処理部により作成され
るルールテーブルの構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1:クライアントマシン、2:サーバマシン、2a:券
データ生成処理部、2b:ルール登録処理部、2c:改
竄視認用データ生成処理部、2d:データ合成処理部2
d、3:インターネット、4:プリンタ、31,41:
券データ、41a:背景パターン、61:表示装置、6
2:入力装置、63:外部記憶装置、64:情報処理装
置、65:光ディスク、66:駆動装置、67:通信装
置、91〜93:ルールテーブル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 5/00 G07B 5/00 Z

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからネットワークを介して
    サーバに発券要求を送信し、該サーバで上記発券要求に
    対応する券データを生成して上記クライアントに送信
    し、該クライアント側で上記サーバから送信された券デ
    ータを出力するネットワーク発券システムであって、上
    記サーバは、上記券データに付与することにより該券デ
    ータに対する改竄を視認可能とする改竄視認用データを
    生成するために予め定められたルール情報を記憶装置に
    登録する第1の手段と、上記記憶装置から読み出した上
    記ルール情報に基づき、上記券データに対する上記改竄
    視認用データを生成する第2の手段と、該第2の手段で
    生成した改竄視認用データを上記券データに付与する第
    3の手段とを有し、上記サーバから上記改竄視認用デー
    タを付与した上記券データを上記クライアントに送信
    し、該クライアントにおいて、上記サーバから受信した
    上記改竄視認用データを付与した上記券データを出力す
    ることを特徴とするネットワーク発券システム。
  2. 【請求項2】 クライアントからネットワークを介して
    サーバに発券要求を送信し、該サーバで上記発券要求に
    対応する券データを生成して上記クライアントに送信
    し、該クライアント側で上記サーバから送信された券デ
    ータを印刷するネットワーク発券システムであって、上
    記サーバは、上記券データに付与することにより該券デ
    ータに対する改竄を視認可能とする改竄視認用データを
    生成するために予め定められたルール情報を記憶装置に
    登録する第1の手段と、上記記憶装置から読み出した上
    記ルール情報に基づき、上記券データに対する上記改竄
    視認用データを生成する第2の手段と、該第1の手段で
    生成した改竄視認用データを上記券データに付与する第
    3の手段とを有し、上記サーバから上記改竄視認用デー
    タを付与した上記券データを上記クライアントに送信
    し、該クライアントにおいて、上記サーバから受信した
    上記改竄視認用データを付与した上記券データを印刷す
    ることを特徴とするネットワーク発券システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載のネットワーク発券システムであって、上記サ
    ーバは、上記券データおよび上記改竄視認用データを画
    像データにより生成することを特徴とするネットワーク
    発券システム。
  4. 【請求項4】 クライアントからの発券要求に対応し
    て、券データを生成して上記クライアントに送信するサ
    ーバであって、上記券データに付与することにより該券
    データに対する改竄を視認可能とする改竄視認用データ
    を生成するために予め定められたルール情報を記憶装置
    に登録する第1の手段と、上記記憶装置から読み出した
    上記ルール情報に基づき、上記券データに対する上記改
    竄視認用データを生成する第2の手段と、該第2の手段
    で生成した改竄視認用データを上記券データに付与する
    第3の手段とを有し、上記改竄視認用データを付与した
    上記券データを上記クライアントに送信することを特徴
    とするサーバ。
  5. 【請求項5】 クライアントからネットワークを介して
    サーバに発券要求を送信し、該サーバにおいて、上記発
    券要求に対応する券データを生成すると共に、上記券デ
    ータに付与することにより該券データに対する改竄を視
    認可能とする改竄視認用データを予め定められ記憶装置
    に登録されたルールに基づき生成し、該生成した改竄視
    認用データを上記券データに付与して上記クライアント
    に送信し、上記クライアントにおいて、上記サーバから
    受信した上記改竄視認用データを付与した上記券データ
    を出力することを特徴とするネットワーク発券方法。
  6. 【請求項6】 クライアントからネットワークを介して
    サーバに発券要求を送信し、上記サーバにおいて、上記
    発券要求に対応する券データを生成すると共に、上記券
    データに付与することにより該券データに対する改竄を
    視認可能とする改竄視認用データを予め定められ記憶装
    置に登録されたルールに基づいて生成し、該生成した改
    竄視認用データを上記券データに付与して上記クライア
    ントに送信し、上記クライアントにおいて上記サーバか
    ら受信した上記改竄視認用データを付与した上記券デー
    タを紙葉に印刷し、上記券データが印刷された紙葉が正
    当か否か上記ルールに基づき視認されることを特徴とす
    るネットワーク発券方法。
  7. 【請求項7】 請求項5、もしくは、請求項6のいずれ
    かに記載のネットワーク発券方法であって、上記サーバ
    において、上記券データおよび上記改竄視認用データを
    画像データにより生成することを特徴とするネットワー
    ク発券方法。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
    のネットワーク発券方法であって、上記券データにおけ
    る予め改竄の視認が必要と定められた保護データを対象
    に上記ルールを定めることを特徴とするネットワーク発
    券方法。
  9. 【請求項9】 請求項5から請求項8のいずれかに記載
    のネットワーク発券方法であって、上記改竄視認用デー
    タは色情報を有し、上記クライアントで出力された上記
    改竄視認用データが、上記所定のルールで対応付けられ
    ている色情報と異なっていれば改竄有りと判別されるこ
    とを特徴とするネットワーク発券方法。
  10. 【請求項10】 請求項5から請求項9のいずれかに記
    載のネットワーク発券方法であって、上記券データにお
    ける上記クライアント個別の情報を用いて上記ルールを
    定めることを特徴とするネットワーク発券方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のネットワーク発券
    方法であって、上記クライアント個別の情報として該ク
    ライアントのユーザ氏名を用い、上記所定のルールとし
    て、上記ユーザ氏名におけるイニシャルと該イニシャル
    別のフォント情報との対応付けを用い、上記クライアン
    トで出力された上記ユーザ氏名のフォントが上記ルール
    で定められたフォントに対応していなければ改竄有りと
    判断されることを特徴とするネットワーク発券方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のネットワーク発券
    方法であって、上記クライアント個別の情報として該ク
    ライアントのユーザ氏名を用い、上記所定のルールとし
    て、上記ユーザ氏名におけるイニシャルと該イニシャル
    別の色情報との対応付けを用い、上記クライアントで出
    力された上記改竄視認用データが示す色情報が上記ルー
    ルで定められた色情報に対応していなければ改竄有りと
    判断されることを特徴とするネットワーク発券方法。
  13. 【請求項13】 請求項5から請求項12のいずれかに
    記載のネットワーク発券方法であって、上記所定のルー
    ルとして、上記発券要求した上記クライアントのユーザ
    識別情報を用い、上記サーバにおいて、上記クライアン
    トに対し、上記発券要求したユーザの識別情報を入力送
    信するよう要求し、該要求に対応して上記クライアント
    から送信されてきたユーザ識別情報を用いて、上記ルー
    ルに基づく上記改竄視認用データの生成を行なうことを
    特徴とするネットワーク発券方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のネットワーク発券
    方法であって、上記ユーザ識別情報としてパスワードを
    用い、上記サーバにおいて、上記パスワードを上記クラ
    イアントに要求し、上記クライアントから送信されてき
    たパスワードを用いて、上記ルールに基づく上記改竄視
    認用データの生成を行なうことを特徴とするネットワー
    ク発券方法。
  15. 【請求項15】 請求項5から請求項14のいずれかに
    記載のネットワーク発券方法であって、上記サーバは、
    上記クライアントとの接続制御でやり取りした接続制御
    情報を用いて上記ルールを定めることを特徴とするネッ
    トワーク発券方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のネットワーク発券
    方法であって、上記クライアントはWebブラウザを介
    して上記サーバのWebページにアクセスし、上記サー
    バにおいては、予め上記Webページのアドレス情報別
    に上記改竄視認用データの生成条件を対応付けた上記ル
    ールに基づき、上記接続制御情報で特定されるジャンプ
    元のWebページに対応する上記改竄視認用データを生
    成することを特徴とするネットワーク発券方法。
  17. 【請求項17】 請求項5から請求項16のいずれかに
    記載のネットワーク発券方法であって、上記サーバにお
    いて、上記券データに、該券データの認証に用いるバー
    コード情報を付与し、上記改竄視認用データを用いた改
    竄の視認と上記バーコードを用いた認証による改竄の検
    知を併用することを特徴とするネットワーク発券方法。
  18. 【請求項18】 請求項5から請求項17のいずれかに
    記載のネットワーク発券方法であって、上記サーバにお
    いて、上記改竄視認用データを付与した上記券データを
    上記クライアント側で所定の枚数のみ印刷出力させるプ
    ログラムを上記クライアントに送信することを特徴とす
    るネットワーク発券方法。
  19. 【請求項19】 請求項5から請求項18のいずれかに
    記載のネットワーク発券方法であって、上記サーバにお
    いて、上記券データに、該券データに対しては改竄を検
    知する仕組みが施されていることを明示する文書情報を
    付与し、発券要求者に改竄しないよう警告することを特
    徴とするネットワーク発券方法。
  20. 【請求項20】 クライアントから発券要求をサーバに
    送信し、該サーバにおいて上記発券要求に対応する券デ
    ータを生成して上記クライアントに送信し、該クライア
    ント側で上記券の画像データを出力するネットワーク発
    券方法の処理手順を記述したプログラムをコンピュータ
    に読み取り可能に記録する記録媒体であって、請求項5
    から請求項19のいずれかに記載のネットワーク発券方
    法における各処理を上記コンピュータに実行させるため
    の処理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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