JP2001243348A - 仕事管理システム、及び仕事管理方法 - Google Patents

仕事管理システム、及び仕事管理方法

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JP2001243348A
JP2001243348A JP2000056828A JP2000056828A JP2001243348A JP 2001243348 A JP2001243348 A JP 2001243348A JP 2000056828 A JP2000056828 A JP 2000056828A JP 2000056828 A JP2000056828 A JP 2000056828A JP 2001243348 A JP2001243348 A JP 2001243348A
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Masato Nakamura
正人 中村
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Sanwa Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間やコストが掛からない新しい仕事管理シ
ステムを提供すること。 【解決手段】 端末装置1と、端末装置2と、通信回線
を介して前記端末装置1及び/又は前記端末装置2が接
続される中央処理装置とを具備し、前記端末装置1は、
前記仕事の書類に記載されている情報を読み取る読取手
段を有し、前記端末装置2は、前記中央処理装置から受
信した前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報
を出力する出力手段と、この出力手段が出力した情報に
基づいて、前記仕事を承認する旨の情報を入力すること
ができる入力手段とを有し、前記中央処理装置は、前記
端末装置1から受信した前記情報を前記端末装置2に向
けて前記中央処理装置の通信手段に送信させ、前記端末
装置2から受信した前記情報を前記端末装置1に向けて
前記中央処理装置の通信手段に送信させる制御手段を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕事管理システ
ム、及び仕事管理方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、顧客が金融機
関に取引を依頼したものとする。この依頼を受け付けた
金融機関の営業店では、この取引に承認が必要である場
合、後方にいる上司に取引の承認(いわゆる、検印)を
仰いでいた。
【0003】しかしながら、外回り等もあり、常時、上
司が営業店にいられるわけでは無い。また、各営業店毎
に、取引の承認ができる者を配置するには、多くの人件
費が掛かっていた。
【0004】そこで、これに代わるシステムが待たれて
いた。
【0005】従って、本発明が解決しようとする課題
は、手間やコストが掛からない新しい仕事管理システム
を提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】前記の課題は、仕事の管理
を行うシステムであって、前記システムは、端末装置1
と、端末装置2と、通信回線を介して前記端末装置1及
び/又は前記端末装置2が接続される中央処理装置とを
具備し、前記端末装置1は、前記通信回線に接続される
通信手段と、前記仕事の書類に記載されている情報を読
み取る読取手段と、前記中央処理装置から受信した情報
を出力する出力手段と、前記端末装置1の読取手段で読
み取った前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末
装置1の通信手段に送信させる制御手段とを有し、前記
端末装置2は、前記通信回線に接続される通信手段と、
前記中央処理装置から受信した前記端末装置1の読取手
段で読み取った前記情報を出力する出力手段と、この出
力手段が出力した情報に基づいて、前記仕事を承認する
(又は承認しない)旨の情報を入力することができる入
力手段と、この入力手段で入力された前記情報を前記中
央処理装置に向けて前記端末装置2の通信手段に送信さ
せる制御手段とを有し、前記中央処理装置は、前記通信
回線に接続される通信手段と、前記端末装置1から受信
した前記情報を前記端末装置2に向けて前記中央処理装
置の通信手段に送信させ、前記端末装置2から受信した
前記情報を前記端末装置1に向けて前記中央処理装置の
通信手段に送信させる制御手段とを有することを特徴と
する仕事管理システムによって解決される。
【0007】これらの構成により、営業店で発生した承
認の依頼を遠隔地で処理できる。
【0008】特に、前記端末装置1の制御手段は、前記
端末装置1の読取手段で読み取った前記情報に基づい
て、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断する第一
の判断手段と、前記第一の判断手段による判断の結果、
前記仕事が承認を必要とする場合に、前記端末装置1の
読取手段で読み取った前記情報を前記中央処理装置に向
けて前記端末装置1の通信手段に送信させる手段とを有
することを特徴とする。
【0009】又、前記端末装置1は、仕事の識別情報
と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
関連付けられて記憶された記憶手段を有し、前記端末装
置1の第一の判断手段は、前記端末装置1の読取手段で
読み取った前記情報から前記仕事の識別情報を検出し、
この検出した識別情報に関連付けられている情報を前記
端末装置1の記憶手段から読出し、前記仕事が承認を必
要とするか否かを判断する手段であることを特徴とす
る。
【0010】この構成により、不慣れな職員であって
も、顧客との対応が簡単にできる。
【0011】特に、前記端末装置1の制御手段は、前記
仕事の識別情報を入力することができる入力手段を有
し、前記端末装置1の入力手段で入力された前記情報に
基づいて、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断す
る第二の判断手段と、前記第二の判断手段による判断の
結果、前記仕事が承認を必要とする場合に、前記端末装
置1の読取手段で読み取った前記情報を前記中央処理装
置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信させる手段
とを有することを特徴とする。
【0012】又、前記端末装置1は、仕事の識別情報
と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
関連付けられて記憶された記憶手段を有し、前記端末装
置1の第二の判断手段は、前記端末装置1の入力手段で
入力された前記仕事の識別情報に関連付けられている情
報を前記端末装置1の記憶手段から読出し、前記仕事が
承認を必要とするか否かを判断する手段であることを特
徴とする。
【0013】特に、前記端末装置1の制御手段は、前記
端末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力され
ると、前記中央処理装置に向けて前記仕事の識別情報を
前記端末装置1の通信手段に送信させる手段を有し、前
記端末装置2の制御手段は、前記端末装置2の入力手段
に前記端末装置2を使用しているユーザーの識別情報が
入力されると、前記中央処理装置に向けて前記ユーザー
の識別情報を前記端末装置2の通信手段に送信させる手
段を有し、前記中央処理装置の制御手段は、前記端末装
置1から前記仕事の識別情報を前記中央処理装置の通信
手段に受信させる手段と、前記端末装置2から前記ユー
ザーの識別情報を前記中央処理装置の通信手段に受信さ
せる手段と、前記端末装置1から受信した前記仕事の識
別情報と、前記端末装置2から受信した前記ユーザーの
識別情報とに基づいて、前記端末装置2から受信した前
記仕事を承認する(又は承認しない)旨の情報を有効と
判断する判断手段と、この判断手段により有効と判断さ
れた場合に、前記端末装置2から受信した前記仕事を承
認する(又は承認しない)旨の情報を前記端末装置1に
向けて前記中央処理装置の通信手段に送信させる手段と
を有することを特徴とする。
【0014】この構成により、取引の承認ができる者の
認証が行える。
【0015】特に、前記中央処理装置は、仕事の識別情
報と、前記仕事を承認できるユーザーの識別情報とが関
連付けられて記憶された領域を具備した記憶手段を有
し、前記中央処理装置の制御手段の判断手段は、前記端
末装置1から受信した前記仕事の識別情報に関連付けら
れているユーザーの識別情報を前記中央処理装置の記憶
手段から読出し、この読出したユーザーの識別情報と前
記端末装置2から受信したユーザーの識別情報とが同じ
である場合に、前記端末装置2から受信した前記仕事を
承認する(又は承認しない)旨の情報を有効であると判
断する手段であることを特徴とする。
【0016】又、前記中央処理装置は、印鑑を映像化し
た情報が記憶された領域を具備した記憶手段を有し、前
記端末装置1の制御手段は、前記中央処理装置から印鑑
を映像化した情報を受信する手段と、前記中央処理装置
から受信した印鑑を映像化した情報と、前記読取手段で
読み取った前記書類に押印された印影を映像化した情報
とを前記端末装置1の出力手段に出力させる印出力手段
を有することを特徴とする。
【0017】特に、前記端末装置1の制御手段の印出力
手段は、前記端末装置1の出力手段に、前記印鑑の映像
と、前記印影の映像とを並べて表示する手段であること
を特徴とする。
【0018】更に、前記端末装置1の制御手段の印出力
手段は、前記端末装置1の出力手段に、前記印鑑の映像
と、前記印影の映像とを重ねて表示する手段であること
を特徴とする。
【0019】これらの構成により、印の照合が簡単に行
える。
【0020】特に、前記端末装置1の読取手段は、前記
仕事の書類を光学的に読取って映像化した情報を生成す
る手段であることを特徴とする。
【0021】又、前記書類は、勘定取引の伝票であるこ
とを特徴とする。
【0022】すなわち、勘定取引の伝票の事務処理に
は、正確で迅速な処理が必要とされる。
【0023】又、前記の課題は、端末装置(制御手段、
通信手段、読取手段及び出力手段を具備)1と、端末装
置(制御手段、通信手段、入力手段及び出力手段を具
備)2と、通信回線を介して前記端末装置1及び/又は
前記端末装置2が接続される中央処理装置(制御手段及
び通信手段を具備)とを用いて、仕事の管理を行う方法
であって、前記端末装置1の制御手段が、前記仕事の書
類に記載されている情報を前記端末装置1の読取手段に
読み取らせるステップ131と、前記端末装置1の制御
手段が、前記ステップ131で読み取った前記情報を前
記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送
信させるステップ132と、前記中央処理装置の制御手
段が、前記ステップ132で送信された前記情報を前記
中央処理装置の通信手段に受信させるステップ133
と、前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ13
3で受信した前記情報を前記端末装置2に向けて前記中
央処理装置の通信手段に送信させるステップ134と、
前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ134で送
信された前記情報を前記端末装置2の通信手段に受信さ
せるステップ135と、前記端末装置2の制御手段が、
前記ステップ135で受信した前記情報を前記端末装置
2の出力手段に出力させるステップ136と、前記端末
装置2の入力手段に、前記ステップ136で出力された
前記情報に基づいて、前記仕事を承認する(又は承認し
ない)旨の情報が入力されるステップ137と、前記端
末装置2の制御手段が、前記ステップ137で入力した
前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置2の
通信手段に送信させるステップ138と、前記中央処理
装置の制御手段が、前記ステップ138で送信された前
記情報を前記中央処理装置の通信手段に受信させるステ
ップ139と、前記中央処理装置の制御手段が、前記ス
テップ139で受信した前記情報を前記端末装置1に向
けて前記中央処理装置の通信手段に送信させるステップ
1310と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステッ
プ1310で送信された前記情報を前記端末装置1の通
信手段に受信させるステップ1311と、前記端末装置
1の制御手段が、前記ステップ1311で受信した前記
情報を前記端末装置1の出力手段に出力させるステップ
1312とを有することを特徴とする仕事管理方法によ
って解決される。
【0024】これらのステップにより、営業店で発生し
た承認の依頼を遠隔地で処理できる。
【0025】特に、前記仕事管理方法のステップ132
は、前記端末装置1の制御手段が、前記端末装置1の読
取手段で読み取った前記情報に基づいて、前記仕事が承
認を必要とするか否かを判断するステップ141と、前
記端末装置1の制御手段が、前記ステップ141による
判断の結果、前記仕事が承認を必要とする場合に、前記
端末装置1の読取手段で読み取った前記情報を前記中央
処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信させ
るステップ142とを有することを特徴とする。
【0026】又、前記端末装置1は、仕事の識別情報
と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
関連付けられて記憶された記憶手段を具備し、前記仕事
管理方法のステップ141は、前記端末装置1の制御手
段が、前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報
から前記仕事の識別情報を検出し、この検出した識別情
報に関連付けられている情報を前記端末装置1の記憶手
段から読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを判
断するステップであることを特徴とする。
【0027】このステップにより、不慣れな職員であっ
ても、顧客との対応が簡単にできる。
【0028】又、前記端末装置1は、入力手段を具備
し、前記仕事管理方法のステップ132は、前記端末装
置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力されるステ
ップ161と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステ
ップ161で入力された前記情報に基づいて、前記仕事
が承認を必要とするか否かを判断するステップ162
と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ162
による判断の結果、前記仕事が承認を必要とする場合
に、前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報を
前記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に
送信させるステップ163とを有することを特徴とす
る。
【0029】又、前記端末装置1は、仕事の識別情報
と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
関連付けられて記憶された記憶手段を具備し、前記仕事
管理方法のステップ162は、前記端末装置1の制御手
段が、前記ステップ161で入力された前記仕事の識別
情報に関連付けられている情報を前記端末装置1の記憶
手段から読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを
判断するステップであることを特徴とする。
【0030】特に、前記仕事管理方法は、前記端末装置
1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力されるステッ
プ181と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステッ
プ181で入力された前記仕事の識別情報を前記中央処
理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信させる
ステップ182と、前記中央処理装置の制御手段が、前
記ステップ182で送信された前記情報を前記中央処理
装置の通信手段に受信させるステップ183と、前記端
末装置2の入力手段に前記端末装置2を使用しているユ
ーザーの識別情報が入力されるステップ184と、前記
端末装置2の制御手段が、前記ステップ184で入力さ
れた前記ユーザーの識別情報を前記中央処理装置に向け
て前記端末装置2の通信手段に送信させるステップ18
5と、前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ1
85で送信された前記情報を前記中央処理装置の通信手
段に受信させるステップ186と、前記中央処理装置の
制御手段が、前記ステップ183で受信した前記情報
と、前記ステップ186で受信した前記情報とに基づい
て、前記ステップ139で受信した前記情報を有効と判
断するステップ187とを有し、前記仕事管理方法のス
テップ1310は、前記ステップ187により有効と判
断された場合に、前記ステップ139で受信した前記情
報を前記端末装置1に向けて前記中央処理装置の通信手
段に送信させるステップであることを特徴とする。
【0031】これらのステップにより、取引の承認がで
きる者の認証が行える。
【0032】又、前記中央処理装置は、仕事の識別情報
と、前記仕事を承認できるユーザーの識別情報とが関連
付けられて記憶された領域を有した記憶手段を有し、前
記仕事管理方法のステップ187は、前記中央処理装置
の制御手段が、前記ステップ183で受信した前記情報
に関連付けられて記憶されているユーザーの識別情報を
前記中央処理装置の記憶手段から読出し、この読出した
情報と前記ステップ186で受信した前記情報とが同じ
である場合に、前記端末装置2から受信した前記仕事を
承認する(又は承認しない)旨の情報を有効であると判
断するステップであることを特徴とする。
【0033】又、前記中央処理装置は、印鑑を映像化し
た情報が記憶された領域を有した記憶手段を具備し、前
記仕事管理方法は、前記中央処理装置の制御手段が、前
記中央処理装置の記憶手段から前記印鑑を映像化した情
報を読出し、この読出した前記情報を前記端末装置1に
向けて前記中央処理装置の通信手段に送信させるステッ
プ201と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステッ
プ201で送信された前記情報を前記端末装置1の通信
手段に受信させるステップ202と、前記端末装置1の
制御手段が、前記ステップ202で受信した前記情報、
及び/又は前記ステップ131で読み取った前記書類に
押印された印影を映像化した情報を前記端末装置1の出
力手段に出力させるステップ203とを有することを特
徴とする。
【0034】特に、前記仕事管理方法のステップ203
は、前記端末装置1の制御手段が、前記印鑑の映像と、
前記印影の映像とを並べて前記端末装置1の出力手段に
表示させステップであることを特徴とする。
【0035】更に、前記仕事管理方法のステップ203
は、前記端末装置1の制御手段が、前記印鑑の映像と、
前記印影の映像とを重ねて前記端末装置1の出力手段に
表示させステップであることを特徴とする。
【0036】これらのステップにより、印の照合が簡単
に行える。
【0037】又、前記仕事管理方法のステップ131
は、前記端末装置1の制御手段が、前記仕事の書類を光
学的に読取って映像化した情報を前記端末装置の読取手
段に生成させるステップであることを特徴とする。
【0038】特に、前記書類は、勘定取引の伝票である
ことを特徴とする。
【0039】すなわち、勘定取引の伝票の事務処理に
は、正確で迅速な処理が必要とされる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の仕事管理システムは、仕
事の管理を行うシステムであって、前記システムは、端
末装置1と、端末装置2と、通信回線を介して前記端末
装置1及び/又は前記端末装置2が接続される中央処理
装置とを具備し、前記端末装置1は、前記通信回線に接
続される通信手段と、前記仕事の書類に記載されている
情報を読み取る読取手段と、前記中央処理装置から受信
した情報を出力する出力手段と、前記端末装置1の読取
手段で読み取った前記情報を前記中央処理装置に向けて
前記端末装置1の通信手段に送信させる制御手段とを有
し、前記端末装置2は、前記通信回線に接続される通信
手段と、前記中央処理装置から受信した前記端末装置1
の読取手段で読み取った前記情報を出力する出力手段
と、この出力手段が出力した情報に基づいて、前記仕事
を承認する(又は承認しない)旨の情報を入力すること
ができる入力手段と、この入力手段で入力された前記情
報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置2の通信手
段に送信させる制御手段とを有し、前記中央処理装置
は、前記通信回線に接続される通信手段と、前記端末装
置1から受信した前記情報を前記端末装置2に向けて前
記中央処理装置の通信手段に送信させ、前記端末装置2
から受信した前記情報を前記端末装置1に向けて前記中
央処理装置の通信手段に送信させる制御手段とを有す
る。特に、前記端末装置1の制御手段は、前記端末装置
1の読取手段で読み取った前記情報に基づいて、前記仕
事が承認を必要とするか否かを判断する第一の判断手段
と、前記第一の判断手段による判断の結果、前記仕事が
承認を必要とする場合に、前記端末装置1の読取手段で
読み取った前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端
末装置1の通信手段に送信させる手段とを有する。又、
前記端末装置1は、仕事の識別情報と、前記仕事が承認
を必要とするか否かを示す情報とが関連付けられて記憶
された記憶手段を有し、前記端末装置1の第一の判断手
段は、前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報
から前記仕事の識別情報を検出し、この検出した識別情
報に関連付けられている情報を前記端末装置1の記憶手
段から読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを判
断する手段であることを特徴とする。又、前記端末装置
1の制御手段は、前記仕事の識別情報を入力することが
できる入力手段を有し、前記端末装置1の入力手段で入
力された前記情報に基づいて、前記仕事が承認を必要と
するか否かを判断する第二の判断手段と、前記第二の判
断手段による判断の結果、前記仕事が承認を必要とする
場合に、前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情
報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手
段に送信させる手段とを有する。特に、前記端末装置1
は、仕事の識別情報と、前記仕事が承認を必要とするか
否かを示す情報とが関連付けられて記憶された記憶手段
を有し、前記端末装置1の第二の判断手段は、前記端末
装置1の入力手段で入力された前記仕事の識別情報に関
連付けられている情報を前記端末装置1の記憶手段から
読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断する
手段である。又、前記端末装置1の制御手段は、前記端
末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力される
と、前記中央処理装置に向けて前記仕事の識別情報を前
記端末装置1の通信手段に送信させる手段を有し、前記
端末装置2の制御手段は、前記端末装置2の入力手段に
前記端末装置2を使用しているユーザーの識別情報が入
力されると、前記中央処理装置に向けて前記ユーザーの
識別情報を前記端末装置2の通信手段に送信させる手段
を有し、前記中央処理装置の制御手段は、前記端末装置
1から前記仕事の識別情報を前記中央処理装置の通信手
段に受信させる手段と、前記端末装置2から前記ユーザ
ーの識別情報を前記中央処理装置の通信手段に受信させ
る手段と、前記端末装置1から受信した前記仕事の識別
情報と、前記端末装置2から受信した前記ユーザーの識
別情報とに基づいて、前記端末装置2から受信した前記
仕事を承認する(又は承認しない)旨の情報を有効と判
断する判断手段と、この判断手段により有効と判断され
た場合に、前記端末装置2から受信した前記仕事を承認
する(又は承認しない)旨の情報を前記端末装置1に向
けて前記中央処理装置の通信手段に送信させる手段とを
有する。又、前記中央処理装置は、仕事の識別情報と、
前記仕事を承認できるユーザーの識別情報とが関連付け
られて記憶された領域を具備した記憶手段を有し、前記
中央処理装置の制御手段の判断手段は、前記端末装置1
から受信した前記仕事の識別情報に関連付けられている
ユーザーの識別情報を前記中央処理装置の記憶手段から
読出し、この読出したユーザーの識別情報と前記端末装
置2から受信したユーザーの識別情報とが同じである場
合に、前記端末装置2から受信した前記仕事を承認する
(又は承認しない)旨の情報を有効であると判断する手
段である。又、前記中央処理装置は、印鑑を映像化した
情報が記憶された領域を具備した記憶手段を有し、前記
端末装置1の制御手段は、前記中央処理装置から印鑑を
映像化した情報を受信する手段と、前記中央処理装置か
ら受信した印鑑を映像化した情報と、前記読取手段で読
み取った前記書類に押印された印影を映像化した情報と
を前記端末装置1の出力手段に出力させる印出力手段を
有する。特に、前記端末装置1の制御手段の印出力手段
は、前記端末装置1の出力手段に、前記印鑑の映像と、
前記印影の映像とを並べて表示する手段である。更に、
前記端末装置1の制御手段の印出力手段は、前記端末装
置1の出力手段に、前記印鑑の映像と、前記印影の映像
とを重ねて表示する手段である。又、前記端末装置1の
読取手段は、前記仕事の書類を光学的に読取って映像化
した情報を生成する手段である。特に、前記書類は、勘
定取引の伝票である。
【0041】本発明の仕事管理方法は、端末装置(制御
手段、通信手段、読取手段及び出力手段を具備)1と、
端末装置(制御手段、通信手段、入力手段及び出力手段
を具備)2と、通信回線を介して前記端末装置1及び/
又は前記端末装置2が接続される中央処理装置(制御手
段及び通信手段を具備)とを用いて、仕事の管理を行う
方法であって、前記端末装置1の制御手段が、前記仕事
の書類に記載されている情報を前記端末装置1の読取手
段に読み取らせるステップ131と、前記端末装置1の
制御手段が、前記ステップ131で読み取った前記情報
を前記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段
に送信させるステップ132と、前記中央処理装置の制
御手段が、前記ステップ132で送信された前記情報を
前記中央処理装置の通信手段に受信させるステップ13
3と、前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ1
33で受信した前記情報を前記端末装置2に向けて前記
中央処理装置の通信手段に送信させるステップ134
と、前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ134
で送信された前記情報を前記端末装置2の通信手段に受
信させるステップ135と、前記端末装置2の制御手段
が、前記ステップ135で受信した前記情報を前記端末
装置2の出力手段に出力させるステップ136と、前記
端末装置2の入力手段に、前記ステップ136で出力さ
れた前記情報に基づいて、前記仕事を承認する(又は承
認しない)旨の情報が入力されるステップ137と、前
記端末装置2の制御手段が、前記ステップ137で入力
した前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置
2の通信手段に送信させるステップ138と、前記中央
処理装置の制御手段が、前記ステップ138で送信され
た前記情報を前記中央処理装置の通信手段に受信させる
ステップ139と、前記中央処理装置の制御手段が、前
記ステップ139で受信した前記情報を前記端末装置1
に向けて前記中央処理装置の通信手段に送信させるステ
ップ1310と、前記端末装置1の制御手段が、前記ス
テップ1310で送信された前記情報を前記端末装置1
の通信手段に受信させるステップ1311と、前記端末
装置1の制御手段が、前記ステップ1311で受信した
前記情報を前記端末装置1の出力手段に出力させるステ
ップ1312とを有する。特に、前記仕事管理方法のス
テップ132は、前記端末装置1の制御手段が、前記端
末装置1の読取手段で読み取った前記情報に基づいて、
前記仕事が承認を必要とするか否かを判断するステップ
141と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ
141による判断の結果、前記仕事が承認を必要とする
場合に、前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情
報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手
段に送信させるステップ142とを有する。又、前記端
末装置1は、仕事の識別情報と、前記仕事が承認を必要
とするか否かを示す情報とが関連付けられて記憶された
記憶手段を具備し、前記仕事管理方法のステップ141
は、前記端末装置1の制御手段が、前記端末装置1の読
取手段で読み取った前記情報から前記仕事の識別情報を
検出し、この検出した識別情報に関連付けられている情
報を前記端末装置1の記憶手段から読出し、前記仕事が
承認を必要とするか否かを判断するステップである。
又、前記端末装置1は、入力手段を具備し、前記仕事管
理方法のステップ132は、前記端末装置1の入力手段
に前記仕事の識別情報が入力されるステップ161と、
前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ161で入
力された前記情報に基づいて、前記仕事が承認を必要と
するか否かを判断するステップ162と、前記端末装置
1の制御手段が、前記ステップ162による判断の結
果、前記仕事が承認を必要とする場合に、前記端末装置
1の読取手段で読み取った前記情報を前記中央処理装置
に向けて前記端末装置1の通信手段に送信させるステッ
プ163とを有する。又、前記端末装置1は、仕事の識
別情報と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情
報とが関連付けられて記憶された記憶手段を具備し、前
記仕事管理方法のステップ162は、前記端末装置1の
制御手段が、前記ステップ161で入力された前記仕事
の識別情報に関連付けられている情報を前記端末装置1
の記憶手段から読出し、前記仕事が承認を必要とするか
否かを判断するステップである。又、前記仕事管理方法
は、前記端末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が
入力されるステップ181と、前記端末装置1の制御手
段が、前記ステップ181で入力された前記仕事の識別
情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信
手段に送信させるステップ182と、前記中央処理装置
の制御手段が、前記ステップ182で送信された前記情
報を前記中央処理装置の通信手段に受信させるステップ
183と、前記端末装置2の入力手段に前記端末装置2
を使用しているユーザーの識別情報が入力されるステッ
プ184と、前記端末装置2の制御手段が、前記ステッ
プ184で入力された前記ユーザーの識別情報を前記中
央処理装置に向けて前記端末装置2の通信手段に送信さ
せるステップ185と、前記中央処理装置の制御手段
が、前記ステップ185で送信された前記情報を前記中
央処理装置の通信手段に受信させるステップ186と、
前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ183で
受信した前記情報と、前記ステップ186で受信した前
記情報とに基づいて、前記ステップ139で受信した前
記情報を有効と判断するステップ187とを有し、前記
仕事管理方法のステップ1310は、前記ステップ18
7により有効と判断された場合に、前記ステップ139
で受信した前記情報を前記端末装置1に向けて前記中央
処理装置の通信手段に送信させるステップである。又、
前記中央処理装置は、仕事の識別情報と、前記仕事を承
認できるユーザーの識別情報とが関連付けられて記憶さ
れた領域を有した記憶手段を有し、前記仕事管理方法の
ステップ187は、前記中央処理装置の制御手段が、前
記ステップ183で受信した前記情報に関連付けられて
記憶されているユーザーの識別情報を前記中央処理装置
の記憶手段から読出し、この読出した情報と前記ステッ
プ186で受信した前記情報とが同じである場合に、前
記端末装置2から受信した前記仕事を承認する(又は承
認しない)旨の情報を有効であると判断するステップで
ある。又、前記中央処理装置は、印鑑を映像化した情報
が記憶された領域を有した記憶手段を具備し、前記仕事
管理方法は、前記中央処理装置の制御手段が、前記中央
処理装置の記憶手段から前記印鑑を映像化した情報を読
出し、この読出した前記情報を前記端末装置1に向けて
前記中央処理装置の通信手段に送信させるステップ20
1と、前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ20
1で送信された前記情報を前記端末装置1の通信手段に
受信させるステップ202と、前記端末装置1の制御手
段が、前記ステップ202で受信した前記情報、及び/
又は前記ステップ131で読み取った前記書類に押印さ
れた印影を映像化した情報を前記端末装置1の出力手段
に出力させるステップ203とを有する。特に、前記仕
事管理方法のステップ203は、前記端末装置1の制御
手段が、前記印鑑の映像と、前記印影の映像とを並べて
前記端末装置1の出力手段に表示させステップである。
更に、前記仕事管理方法のステップ203は、前記端末
装置1の制御手段が、前記印鑑の映像と、前記印影の映
像とを重ねて前記端末装置1の出力手段に表示させステ
ップである。又、前記仕事管理方法のステップ131
は、前記端末装置1の制御手段が、前記仕事の書類を光
学的に読取って映像化した情報を前記端末装置の読取手
段に生成させるステップである。特に、前記書類は、勘
定取引の伝票である。
【0042】以下、図1、図2を用いて、更に詳しく説
明する。
【0043】図1は、本発明に係る仕事管理システムの
構成図である。図2、図3は、本発明のフローチャート
である。
【0044】各図中、1は、端末装置であり、例えば金
融機関の営業店に設置され、営業店の職員が使用する端
末装置である。端末装置1は、制御手段(例えば、CP
U:Central Processing Uni
t)1A、制御手段1Aが実行するプログラム等が格納
された記憶手段(例えば、ハードディスク)1B、入力
手段(例えば、キーボード及び/又はタッチパネル)1
C、通信手段(例えば、モデム及び/又はLANカー
ド)1D、出力手段(例えば、モニタ)1E及び読取手
段(例えば、スキャナ)1Fを有する。
【0045】2は、端末装置であり、例えば金融機関の
本社に設置され、取引を承認する権限を持つ者が使用す
る端末装置である。端末装置2は、制御手段(例えば、
CPU:Central Processing Un
it)2A、制御手段2Aが実行するプログラム等が格
納された記憶手段(例えば、ハードディスク)2B、入
力手段(例えば、キーボード及び/又はタッチパネル)
2C、通信手段(例えば、モデム及び/又はLANカー
ド)2D、出力手段(例えば、モニタ)2E及び読取手
段(例えば、スキャナ)2Fを有する。
【0046】3は、中央処理装置であり、例えば金融機
関の情報センターに設置され、情報センターの職員が管
理する中央処理装置である。中央処理装置3は、制御手
段(例えば、CPU:Central Process
ing Unit)3A、制御手段3Aが実行するプロ
グラム等が格納された記憶手段(例えば、ハードディス
ク)3B、入力手段(例えば、キーボード及び/又はタ
ッチパネル)3C、通信手段(例えば、モデム及び/又
はLANカード)3D、出力手段(例えば、モニタ)3
E及び読取手段(例えば、スキャナ)3Fを有する。
【0047】尚、中央処理装置3には、ネットワーク等
の通信回線を介して端末装置1が接続される。また、中
央処理装置3には、ネットワーク等の通信回線を介して
端末装置2が接続される。
【0048】端末装置1の記憶手段1Bには、仕事の識
別情報と、この仕事が承認を必要とするか否かを示す情
報とが関連付けられて記憶される。
【0049】例えば、「 入金 承認の必要無し」「 振込 承認の必要無し」「 貸し付け 承認の必要有り」「 住宅ローン 承認の必要有り」 等である。
【0050】端末装置1は、顧客が届け出た書類(届出
用紙)に記載されている情報(画像、文字、数字、バー
コード)を読み取るスキャナ(読取手段1F)を有す
る。すらわち、スキャナ(読取手段1F)は書類を光学
的に読取って映像化した情報(映像形式の情報)を生成
するものである。映像形式の情報とは、いわゆる、ビッ
トマップ等である。ここで、届出用紙とは、例えば、勘
定取引の伝票である。
【0051】そして、端末装置1の制御手段1Aは、ス
キャナ(読取手段1F)で読み取った情報を中央処理装
置1に向けて通信手段1Dに送信させるものである。こ
れにより、各営業店で受け付けた書類は、中央処理装置
3を介して端末装置2で閲覧することができる。
【0052】端末装置1の制御手段1Aは、キーボード
(入力手段1C)で仕事の識別情報を読み取る旨の情報
が入力されると、スキャナ(読取手段1F)で読み取っ
た情報から仕事の識別情報を検出し、この検出した識別
情報に関連付けられている情報を端末装置1の記憶手段
1Bから読出し、この仕事が承認を必要とするか否かを
判断する第一の判断手段を有する。また、端末装置1の
制御手段1Aは、検出した識別情報を中央処理装置1に
向けて通信手段1Dに送信させることができる。
【0053】具体的に説明すると、まず、端末装置1の
制御手段1Aは、顧客の届出用紙をスキャナ(読取手段
1F)で読み取らせる。そして、この読み取った映像形
式の情報をOCR(自動文字認識)で文字認識させ、届
出の項目(仕事の識別情報)を検出する。或いは、顧客
の届出用紙に記載されたバーコードをスキャナ(読取手
段1F)で読み取らせ、届出の項目(仕事の識別情報)
を検出する。
【0054】そして、端末装置1の制御手段1Aは、検
出した届出の項目(仕事の識別情報)に関連付けられた
情報を記憶手段1Bから読み出す。例えば、届出の項目
(仕事の識別情報)が「貸し付け」であった場合、端末装
置1の制御手段1Aは、記憶手段1Bから「承認の必要
有り」を読み出す。
【0055】次に、端末装置1の制御手段1Aは、記憶
手段1Bから読み出した情報(「承認の必要有り」)よ
り、受け付けた届出が承認を必要とするか否かを判断す
る。すなわち、この届出(貸し付け)は承認の必要が有
ると判断する。
【0056】端末装置1の制御手段1Aは、第一の判断
手段による判断の結果、届出(仕事)が承認を必要とす
る場合に、端末装置1のスキャナ(読取手段1F)で読
み取った情報(届出用紙の映像形式の情報)を中央処理
装置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信させる
手段を有する。
【0057】或いは、営業店の職員が、端末装置1のキ
ーボード(入力手段1C)で顧客から受け付けた仕事の
識別情報を入力する。例えば、顧客から受け取った届出
用紙に記載されている届出の項目(例えば、振込)をキ
ーボード(入力手段1C)で入力する。これにより、端
末装置1の制御手段1Aには、キーボード(入力手段1
C)より仕事の識別情報を入力することができる。
【0058】端末装置1の制御手段1Aは、端末装置1
のキーボード(入力手段1C)で入力された情報に基づ
いて、仕事が承認を必要とするか否かを判断する第二の
判断手段を有する。
【0059】具体的に説明すると、まず、端末装置1の
制御手段1Aは、端末装置1のキーボード(入力手段1
C)で入力された仕事の識別情報に関連付けられている
情報を端末装置1の記憶手段1Bから読出す。例えば、
届出の項目(仕事の識別情報)が「住宅ローン」であった
場合、端末装置1の制御手段1Aは、記憶手段1Bから
「承認の必要有り」を読み出す。
【0060】次に、端末装置1の制御手段1Aは、記憶
手段1Bから読み出した情報(「承認の必要有り」)よ
り、受け付けた届出が承認を必要とするか否かを判断す
る。すなわち、この届出(住宅ローン)は承認の必要が
有ると判断する。
【0061】端末装置1の制御手段1Aは、第二の判断
手段による判断の結果、届出(仕事)が承認を必要とす
る場合に、端末装置1のスキャナ(読取手段1F)で読
み取った情報(届出用紙の映像形式の情報)を中央処理
装置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信させる
手段を有する。また、端末装置1の制御手段1Aは、キ
ーボード(入力手段1C)で入力された仕事の識別情報
を中央処理装置1に向けて通信手段1Dに送信させるこ
とができる。
【0062】また、端末装置1の制御手段1Aは、中央
処理装置3を介して、端末装置2に入力された取引を承
認する旨の情報をモニタ(出力手段1E)に表示する。
これにより、営業店の職員は、顧客を待たす事無く、顧
客の届出の事務処理を行える。
【0063】端末装置1の制御手段1Aは、中央処理装
置3から印鑑を映像化した情報を受信する手段を有す
る。そして、中央処理装置3から受信した印鑑を映像化
した情報と、スキャナ(読取手段1F)で読み取った書
類に押印された印影を映像化した情報とをモニタ(出力
手段1E)に出力させる印出力手段を有する。
【0064】具体的に説明すると、端末装置1の制御手
段1Aの印出力手段は、モニタ(出力手段1E)に、印
鑑の映像と、印影の映像とを並べて表示するものであ
る。更に、印鑑の映像と、印影の映像とを重ねて表示す
るものである。これにより、営業店の職員は、印鑑の映
像と、印影の映像と、印鑑の映像及び印影の映像を重ね
た映像とをモニタ(出力手段1E)で同時に目視するこ
とができる。
【0065】端末装置2は、中央処理装置3から受信し
た端末装置1のスキャナ(読取手段1F)が読み取った
情報(届出用紙)をモニタ(出力手段2E)に表示する
ことができる。
【0066】承認の権限を持つ者は、端末装置2のモニ
タ(出力手段2E)に表示された届出用紙の映像を見
て、この届出(仕事)を承認する(又は承認しない)旨
の情報をキーボード(入力手段2C)で入力する。これ
により、端末装置2の制御手段2Aには、キーボード
(入力手段2C)より届出(仕事)を承認する旨の情報
が入力される。
【0067】そして、端末装置2の制御手段2Aは、キ
ーボード(入力手段2C)で入力された届出(仕事)を
承認する(又は承認しない)旨の情報を中央処理装置3
に向けて端末装置2の通信手段2Dに送信させる。
【0068】また、端末装置2の制御手段2Aは、届出
(仕事)を承認する(又は承認しない)旨の情報を中央
処理装置3に送信する際に、端末装置2を使用している
ユーザー(承認の権限を持つ者)に識別情報を入力する
旨をモニタ(出力手段2E)に表示する。
【0069】この表示を見た端末装置2を使用している
ユーザー(承認の権限を持つ者)は、キーボード(入力
手段2C)に自己の識別情報を入力する。これにより、
端末装置2を使用しているユーザーの識別情報が入力さ
れた端末装置2の制御手段2Aは、中央処理装置3に向
けてユーザーの識別情報を端末装置2の通信手段2Dに
送信させる。
【0070】尚、上述したユーザー識別情報を中央処理
装置3に送信するのは、承認の権限を持つ者の認証を行
うものであって、端末装置2が中央処理装置3に接続
(いわゆる、ログオン)する際に行っても良い。
【0071】中央処理装置3の記憶手段3Bは、仕事の
識別情報と、この仕事を承認できるユーザーの識別情報
とが関連付けられて記憶された領域を具備している。
【0072】例えば、「 貸し付け 部長K、部長V、部長H」「 住宅ローン 部長K、部長X、部長Z」 等である。
【0073】また、中央処理装置3の記憶手段3Bは、
印鑑を映像化した情報が記憶された領域を具備してい
る。ここで、印鑑を映像化した情報とは、予め金融機関
等に登録されている印鑑を映像形式(例えば、ビットマ
ップ等)の情報に変換した情報である。
【0074】例えば、「 **1.BMP 6*4−*−123*567 三和 太郎」「 **2.BMP 6*4−*−123*567 三和 花子」 等である。
【0075】中央処理装置3の制御手段3Aは、端末装
置1から顧客(例えば、三和 太郎)の印鑑を映像化し
た情報を要求する旨の情報に応じて、顧客の印鑑を映像
化した情報(**1.BMP)を記憶手段3Bから読出
し、この読出した情報(**1.BMP)を端末装置1
に向けて通信手段3Dに送信させる。
【0076】中央処理装置3の制御手段3Aは、端末装
置1から受信した(端末装置1のスキャナ(読取手段1
F)で読み取った情報(届出用紙の映像形式の情報))
情報を端末装置2に向けて中央処理装置3の通信手段3
Dに送信させることができる。
【0077】また、中央処理装置3の制御手段3Aは、
端末装置2から受信した情報(キーボード(入力手段2
C)で入力された届出(仕事)を承認する旨の情報)を
端末装置1に向けて中央処理装置3の通信手段3Dに送
信させることができる。
【0078】中央処理装置3の制御手段3Aは、端末装
置2から(端末装置2を使用している)ユーザーの識別
情報を中央処理装置3の通信手段3Dに受信させる手段
を有する。いわゆる、ユーザーの認証である。
【0079】中央処理装置3の制御手段3Aは、端末装
置1から受信した仕事の識別情報と、端末装置2から受
信したユーザーの識別情報とに基づいて、端末装置2か
ら受信した仕事を承認する旨の情報を有効と判断する判
断手段を有する。
【0080】具体的に説明すると、まず、中央処理装置
3の制御手段3Aは、端末装置1から受信した仕事の識
別情報(貸し付け)に関連付けられているユーザーの識
別情報を中央処理装置3の記憶手段3Bから読出す。例
えば、「部長K、部長V、部長H」の情報である。
【0081】そして、中央処理装置3の制御手段3A
は、記録手段3Bから読出したユーザーの識別情報
(「部長K、部長V、部長H」)の中に端末装置2から受
信したユーザーの識別情報と同じ識別情報がある場合
に、端末装置2から受信した仕事を承認する旨の情報を
有効であると判断する。
【0082】中央処理装置3の制御手段3Aは、この判
断手段により有効と判断された場合に、端末装置2から
受信した仕事を承認する旨の情報を端末装置1に向けて
中央処理装置3の通信手段3Dに送信させる。これによ
り、承認の権限を持つ者のみの仕事を承認する旨の情報
が有効となる。
【0083】次に、本発明の動作について説明する。
【0084】まず、営業店の職員は、顧客が届け出た書
類(勘定取引の伝票)をスキャナ(読取手段1F)にセ
ットする。そして、端末装置1の制御手段1Aが、書類
に記載されている情報を光学的にスキャナ(読取手段1
F)に読み取らせ、映像化した情報(映像形式の情報)
を生成させる(ステップ131)。
【0085】端末装置1の制御手段1Aが、ステップ1
31で読み取った情報(書類の映像化した情報)を中央
処理装置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信さ
せる(ステップ132)。
【0086】例えば、ステップ132は、まず、端末装
置1の制御手段1Aが、端末装置1のスキャナ(読取手
段1F)で読み取った情報(書類の映像化した情報)か
ら届出(仕事)の識別情報を検出し、この検出した識別
情報に関連付けられている情報を端末装置1の記憶手段
1Bから読出し、届出(仕事)が承認を必要とするか否
かを判断する(ステップ141)。
【0087】次に、端末装置1の制御手段1Aが、ステ
ップ141による判断の結果、届出(仕事)が承認を必
要とする場合に、端末装置1のスキャナ(読取手段1
F)で読み取った情報(書類の映像化した情報)を中央
処理装置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信さ
せる(ステップ142)。
【0088】或いは、ステップ132は、端末装置1の
キーボード(入力手段1C)に届出(仕事)の識別情報
が入力される(ステップ161)。
【0089】次に、端末装置1の制御手段1Aが、ステ
ップ161で入力された届出(仕事)の識別情報に関連
付けられている情報を端末装置1の記憶手段1Bから読
出し、この届出(仕事)が承認を必要とするか否かを判
断する(ステップ162)。
【0090】そして、端末装置1の制御手段1Aが、ス
テップ162による判断の結果、届出(仕事)が承認を
必要とする場合に、端末装置1のスキャナ(読取手段1
F)で読み取った情報(書類の映像化した情報)を中央
処理装置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信さ
せる(ステップ163)。
【0091】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ132で送信された情報(書類の映像化した情報)を
中央処理装置3の通信手段3Aに受信させる(ステップ
133)。
【0092】端末装置1のキーボード(入力手段1C)
に届出(仕事)の識別情報が入力される(ステップ18
1)。
【0093】端末装置1の制御手段1Aが、ステップ1
81で入力された届出(仕事)の識別情報を中央処理装
置3に向けて端末装置1の通信手段1Dに送信させる
(ステップ182)。
【0094】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ182で送信された情報(届出(仕事)の識別情報)
を中央処理装置3の通信手段3Dに受信させる(ステッ
プ183)。
【0095】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ133で受信した情報(書類の映像化した情報)を端
末装置2に向けて中央処理装置3の通信手段3Dに送信
させる(ステップ134)。
【0096】端末装置2の制御手段2Aが、ステップ1
34で送信された情報(書類の映像化した情報)を端末
装置2の通信手段に受信させる(ステップ135)。
【0097】端末装置2の制御手段2Aが、ステップ1
35で受信した情報(書類の映像化した情報)を端末装
置2の出力手段2Eに出力させる(ステップ136)。
【0098】端末装置2の入力手段2Cに、ステップ1
36で出力された情報に基づいて、届出(仕事)を承認
する旨の情報が入力される(ステップ137)。
【0099】端末装置2の制御手段2Aが、ステップ1
37で入力した情報(届出(仕事)を承認する旨の情
報)を中央処理装置3に向けて端末装置2の通信手段2
Dに送信させる(ステップ138)。
【0100】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ138で送信された情報(届出(仕事)を承認する旨
の情報)を中央処理装置3の通信手段3Dに受信させる
(ステップ139)。
【0101】端末装置2の入力手段2Cに端末装置2を
使用しているユーザーの識別情報が入力される(ステッ
プ184)。
【0102】端末装置2の制御手段2Aが、ステップ1
84で入力されたユーザーの識別情報(部長Z)を中央
処理装置3に向けて端末装置2の通信手段2Dに送信さ
せる(ステップ185)。
【0103】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ185で送信された情報(部長Z)を中央処理装置3
の通信手段3Dに受信させる(ステップ186)。
【0104】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ183で受信した情報(届出(仕事)を承認する旨の
情報)に関連付けられて記憶されているユーザーの識別
情報(部長K、部長X、部長Z)を中央処理装置3の記
憶手段3Bから読出し、この読出した情報(部長K、部
長X、部長Z)の中にステップ186で受信した情報
(ユーザーの識別情報(部長Z))が存在する場合に、
端末装置2から受信した届出(仕事)を承認する旨の情
報を有効であると判断する(ステップ187)。
【0105】中央処理装置3の制御手段3Aが、ステッ
プ187により有効と判断された場合に、ステップ13
9で受信した情報(届出(仕事)を承認する旨の情報)
を端末装置1に向けて中央処理装置3の通信手段3Dに
送信させる(ステップ1310)。
【0106】端末装置1の制御手段1Aが、ステップ1
310で送信された情報(届出(仕事)を承認する旨の
情報)を端末装置1の通信手段1Dに受信させる(ステ
ップ1311)。
【0107】端末装置1の制御手段1Aが、ステップ1
311で受信した情報(届出(仕事)を承認する旨の情
報)を端末装置1の出力手段1に出力させる(ステップ
1312)。これにより、営業店の職員は、顧客を待た
す事無く、顧客の届出の事務処理を行える。
【0108】また、中央処理装置3の制御手段3Aは、
端末装置1から顧客の印鑑を映像化した情報を要求する
旨の情報に応じて、中央処理装置3の記憶手段3Bから
印鑑を映像化した情報を読出し、この読出した情報を端
末装置1に向けて中央処理装置3の通信手段3Dに送信
させる(ステップ201)。
【0109】端末装置1の制御手段1Aが、ステップ2
01で送信された情報(印鑑を映像化した情報)を端末
装置1の通信手段1Dに受信させる(ステップ20
2)。
【0110】端末装置1の制御手段1Aは、ステップ2
02で受信した印鑑の映像と、ステップ131で読み取
った届出用紙(書類)に押印された印影の映像と並べて
モニタ(出力手段1E)に表示し、更に、ステップ202
で受信した印鑑の映像と、ステップ131で読み取った
届出用紙(書類)に押印された印影の映像とを重ねてモ
ニタ(出力手段1E)に表示する(ステップ203)。
【0111】
【効果】手間(コスト)や時間を掛けずに仕事の管理が
できる。営業店で発生した承認の依頼を遠隔地で処理で
き、従って、営業店での人件費を削減できる。極めて簡
単かつ低廉なコストでシステムの構築ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕事管理システムの構成図であ
る。
【図2】本発明に係るフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末装置 2 端末装置 3 中央処理装置

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕事の管理を行うシステムであって、 前記システムは、端末装置1と、端末装置2と、通信回
    線を介して前記端末装置1及び/又は前記端末装置2が
    接続される中央処理装置とを具備し、 前記端末装置1は、 前記通信回線に接続される通信手段と、 前記仕事の書類に記載されている情報を読み取る読取手
    段と、 前記中央処理装置から受信した情報を出力する出力手段
    と、 前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報を前記
    中央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信
    させる制御手段とを有し、 前記端末装置2は、 前記通信回線に接続される通信手段と、 前記中央処理装置から受信した前記端末装置1の読取手
    段で読み取った前記情報を出力する出力手段と、 この出力手段が出力した情報に基づいて、前記仕事を承
    認する(又は承認しない)旨の情報を入力することがで
    きる入力手段と、 この入力手段で入力された前記情報を前記中央処理装置
    に向けて前記端末装置2の通信手段に送信させる制御手
    段とを有し、 前記中央処理装置は、 前記通信回線に接続される通信手段と、 前記端末装置1から受信した前記情報を前記端末装置2
    に向けて前記中央処理装置の通信手段に送信させ、前記
    端末装置2から受信した前記情報を前記端末装置1に向
    けて前記中央処理装置の通信手段に送信させる制御手段
    とを有することを特徴とする仕事管理システム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置1の制御手段は、 前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報に基づ
    いて、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断する第
    一の判断手段と、 前記第一の判断手段による判断の結果、前記仕事が承認
    を必要とする場合に、前記端末装置1の読取手段で読み
    取った前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装
    置1の通信手段に送信させる手段とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の仕事管理システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置1は、 仕事の識別情報と、前記仕事が承認を必要とするか否か
    を示す情報とが関連付けられて記憶された記憶手段を有
    し、 前記端末装置1の第一の判断手段は、 前記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報から前
    記仕事の識別情報を検出し、この検出した識別情報に関
    連付けられている情報を前記端末装置1の記憶手段から
    読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断する
    手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の仕事管理システム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置1の制御手段は、 前記仕事の識別情報を入力することができる入力手段を
    有し、 前記端末装置1の入力手段で入力された前記情報に基づ
    いて、前記仕事が承認を必要とするか否かを判断する第
    二の判断手段と、 前記第二の判断手段による判断の結果、前記仕事が承認
    を必要とする場合に、前記端末装置1の読取手段で読み
    取った前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装
    置1の通信手段に送信させる手段とを有することを特徴
    とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の仕事管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置1は、 仕事の識別情報と、前記仕事が承認を必要とするか否か
    を示す情報とが関連付けられて記憶された記憶手段を有
    し、 前記端末装置1の第二の判断手段は、 前記端末装置1の入力手段で入力された前記仕事の識別
    情報に関連付けられている情報を前記端末装置1の記憶
    手段から読出し、前記仕事が承認を必要とするか否かを
    判断する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項
    4いずれかに記載の仕事管理システム。
  6. 【請求項6】 前記端末装置1の制御手段は、 前記端末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力
    されると、前記中央処理装置に向けて前記仕事の識別情
    報を前記端末装置1の通信手段に送信させる手段を有
    し、 前記端末装置2の制御手段は、 前記端末装置2の入力手段に前記端末装置2を使用して
    いるユーザーの識別情報が入力されると、前記中央処理
    装置に向けて前記ユーザーの識別情報を前記端末装置2
    の通信手段に送信させる手段を有し、 前記中央処理装置の制御手段は、 前記端末装置1から前記仕事の識別情報を前記中央処理
    装置の通信手段に受信させる手段と、 前記端末装置2から前記ユーザーの識別情報を前記中央
    処理装置の通信手段に受信させる手段と、 前記端末装置1から受信した前記仕事の識別情報と、前
    記端末装置2から受信した前記ユーザーの識別情報とに
    基づいて、前記端末装置2から受信した前記仕事を承認
    する(又は承認しない)旨の情報を有効と判断する判断
    手段と、 この判断手段により有効と判断された場合に、前記端末
    装置2から受信した前記仕事を承認する(又は承認しな
    い)旨の情報を前記端末装置1に向けて前記中央処理装
    置の通信手段に送信させる手段とを有することを特徴と
    する請求項1〜請求項5いずれかに記載の仕事管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記中央処理装置は、 仕事の識別情報と、前記仕事を承認できるユーザーの識
    別情報とが関連付けられて記憶された領域を具備した記
    憶手段を有し、 前記中央処理装置の制御手段の判断手段は、 前記端末装置1から受信した前記仕事の識別情報に関連
    付けられているユーザーの識別情報を前記中央処理装置
    の記憶手段から読出し、この読出したユーザーの識別情
    報と前記端末装置2から受信したユーザーの識別情報と
    が同じである場合に、前記端末装置2から受信した前記
    仕事を承認する(又は承認しない)旨の情報を有効であ
    ると判断する手段であることを特徴とする請求項1〜請
    求項6いずれかに記載の仕事管理システム。
  8. 【請求項8】 前記中央処理装置は、 印鑑を映像化した情報が記憶された領域を具備した記憶
    手段を有し、 前記端末装置1の制御手段は、 前記中央処理装置から印鑑を映像化した情報を受信する
    手段と、 前記中央処理装置から受信した印鑑を映像化した情報
    と、前記読取手段で読み取った前記書類に押印された印
    影を映像化した情報とを前記端末装置1の出力手段に出
    力させる印出力手段を有することを特徴とする請求項1
    〜請求項7いずれかに記載の仕事管理システム。
  9. 【請求項9】 前記端末装置1の制御手段の印出力手
    段は、 前記端末装置1の出力手段に、前記印鑑の映像と、前記
    印影の映像とを並べて表示する手段であることを特徴と
    する請求項1〜請求項8いずれかに記載の仕事管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記端末装置1の制御手段の印出力
    手段は、 前記端末装置1の出力手段に、前記印鑑の映像と、前記
    印影の映像とを重ねて表示する手段であることを特徴と
    する請求項1〜請求項9いずれかに記載の仕事管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記端末装置1の読取手段は、 前記仕事の書類を光学的に読取って映像化した情報を生
    成する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項1
    0いずれかに記載の仕事管理システム。
  12. 【請求項12】 前記書類は、 勘定取引の伝票であることを特徴とする請求項1〜請求
    項11いずれかに記載の仕事管理システム。
  13. 【請求項13】 端末装置(制御手段、通信手段、読取
    手段及び出力手段を具備)1と、端末装置(制御手段、
    通信手段、入力手段及び出力手段を具備)2と、通信回
    線を介して前記端末装置1及び/又は前記端末装置2が
    接続される中央処理装置(制御手段及び通信手段を具
    備)とを用いて、仕事の管理を行う方法であって、 前記端末装置1の制御手段が、前記仕事の書類に記載さ
    れている情報を前記端末装置1の読取手段に読み取らせ
    るステップ131と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ131で読
    み取った前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末
    装置1の通信手段に送信させるステップ132と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ132で
    送信された前記情報を前記中央処理装置の通信手段に受
    信させるステップ133と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ133で
    受信した前記情報を前記端末装置2に向けて前記中央処
    理装置の通信手段に送信させるステップ134と、 前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ134で送
    信された前記情報を前記端末装置2の通信手段に受信さ
    せるステップ135と、 前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ135で受
    信した前記情報を前記端末装置2の出力手段に出力させ
    るステップ136と、 前記端末装置2の入力手段に、前記ステップ136で出
    力された前記情報に基づいて、前記仕事を承認する(又
    は承認しない)旨の情報が入力されるステップ137
    と、 前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ137で入
    力した前記情報を前記中央処理装置に向けて前記端末装
    置2の通信手段に送信させるステップ138と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ138で
    送信された前記情報を前記中央処理装置の通信手段に受
    信させるステップ139と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ139で
    受信した前記情報を前記端末装置1に向けて前記中央処
    理装置の通信手段に送信させるステップ1310と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ1310で
    送信された前記情報を前記端末装置1の通信手段に受信
    させるステップ1311と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ1311で
    受信した前記情報を前記端末装置1の出力手段に出力さ
    せるステップ1312とを有することを特徴とする仕事
    管理方法。
  14. 【請求項14】 前記仕事管理方法のステップ132
    は、 前記端末装置1の制御手段が、前記端末装置1の読取手
    段で読み取った前記情報に基づいて、前記仕事が承認を
    必要とするか否かを判断するステップ141と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ141によ
    る判断の結果、前記仕事が承認を必要とする場合に、前
    記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報を前記中
    央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信さ
    せるステップ142とを有することを特徴とする請求項
    13に記載の仕事管理方法。
  15. 【請求項15】 前記端末装置1は、仕事の識別情報
    と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
    関連付けられて記憶された記憶手段を具備し、 前記仕事管理方法のステップ141は、 前記端末装置1の制御手段が、前記端末装置1の読取手
    段で読み取った前記情報から前記仕事の識別情報を検出
    し、この検出した識別情報に関連付けられている情報を
    前記端末装置1の記憶手段から読出し、前記仕事が承認
    を必要とするか否かを判断するステップであることを特
    徴とする請求項13又は請求項14に記載の仕事管理方
    法。
  16. 【請求項16】 前記端末装置1は、入力手段を具備
    し、 前記仕事管理方法のステップ132は、 前記端末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力
    されるステップ161と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ161で入
    力された前記情報に基づいて、前記仕事が承認を必要と
    するか否かを判断するステップ162と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ162によ
    る判断の結果、前記仕事が承認を必要とする場合に、前
    記端末装置1の読取手段で読み取った前記情報を前記中
    央処理装置に向けて前記端末装置1の通信手段に送信さ
    せるステップ163とを有することを特徴とする請求項
    13〜請求項15いずれかに記載の仕事管理方法。
  17. 【請求項17】 前記端末装置1は、仕事の識別情報
    と、前記仕事が承認を必要とするか否かを示す情報とが
    関連付けられて記憶された記憶手段を具備し、前記仕事
    管理方法のステップ162は、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ161で入
    力された前記仕事の識別情報に関連付けられている情報
    を前記端末装置1の記憶手段から読出し、前記仕事が承
    認を必要とするか否かを判断するステップであることを
    特徴とする請求項13〜請求項16いずれかに記載の仕
    事管理方法。
  18. 【請求項18】 前記仕事管理方法は、 前記端末装置1の入力手段に前記仕事の識別情報が入力
    されるステップ181と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ181で入
    力された前記仕事の識別情報を前記中央処理装置に向け
    て前記端末装置1の通信手段に送信させるステップ18
    2と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ182で
    送信された前記情報を前記中央処理装置の通信手段に受
    信させるステップ183と、 前記端末装置2の入力手段に前記端末装置2を使用して
    いるユーザーの識別情報が入力されるステップ184
    と、 前記端末装置2の制御手段が、前記ステップ184で入
    力された前記ユーザーの識別情報を前記中央処理装置に
    向けて前記端末装置2の通信手段に送信させるステップ
    185と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ185で
    送信された前記情報を前記中央処理装置の通信手段に受
    信させるステップ186と、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ183で
    受信した前記情報と、前記ステップ186で受信した前
    記情報とに基づいて、前記ステップ139で受信した前
    記情報を有効と判断するステップ187とを有し、 前記仕事管理方法のステップ1310は、 前記ステップ187により有効と判断された場合に、前
    記ステップ139で受信した前記情報を前記端末装置1
    に向けて前記中央処理装置の通信手段に送信させるステ
    ップであることを特徴とする請求項13〜請求項17い
    ずれかに記載の仕事管理方法。
  19. 【請求項19】 前記中央処理装置は、仕事の識別情報
    と、前記仕事を承認できるユーザーの識別情報とが関連
    付けられて記憶された領域を有した記憶手段を有し、 前記仕事管理方法のステップ187は、 前記中央処理装置の制御手段が、前記ステップ183で
    受信した前記情報に関連付けられて記憶されているユー
    ザーの識別情報を前記中央処理装置の記憶手段から読出
    し、この読出した情報と前記ステップ186で受信した
    前記情報とが同じである場合に、前記端末装置2から受
    信した前記仕事を承認する(又は承認しない)旨の情報
    を有効であると判断するステップであることを特徴とす
    る請求項13〜請求項18いずれかに記載の仕事管理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記中央処理装置は、印鑑を映像化し
    た情報が記憶された領域を有した記憶手段を具備し、 前記仕事管理方法は、 前記中央処理装置の制御手段が、前記中央処理装置の記
    憶手段から前記印鑑を映像化した情報を読出し、この読
    出した前記情報を前記端末装置1に向けて前記中央処理
    装置の通信手段に送信させるステップ201と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ201で送
    信された前記情報を前記端末装置1の通信手段に受信さ
    せるステップ202と、 前記端末装置1の制御手段が、前記ステップ202で受
    信した前記情報、及び/又は前記ステップ131で読み
    取った前記書類に押印された印影を映像化した情報を前
    記端末装置1の出力手段に出力させるステップ203と
    を有することを特徴とする請求項13〜請求項19いず
    れかに記載の仕事管理方法。
  21. 【請求項21】 前記仕事管理方法のステップ203
    は、 前記端末装置1の制御手段が、前記印鑑の映像と、前記
    印影の映像とを並べて前記端末装置1の出力手段に表示
    させステップであることを特徴とする請求項13〜請求
    項20いずれかに記載の仕事管理方法。
  22. 【請求項22】 前記仕事管理方法のステップ203
    は、 前記端末装置1の制御手段が、前記印鑑の映像と、前記
    印影の映像とを重ねて前記端末装置1の出力手段に表示
    させステップであることを特徴とする請求項13〜請求
    項21いずれかに記載の仕事管理方法。
  23. 【請求項23】 前記仕事管理方法のステップ131
    は、 前記端末装置1の制御手段が、前記仕事の書類を光学的
    に読取って映像化した情報を前記端末装置の読取手段に
    生成させるステップであることを特徴とする請求項13
    〜請求項22いずれかに記載の仕事管理方法。
  24. 【請求項24】 前記書類は、 勘定取引の伝票であることを特徴とする請求項13〜請
    求項23いずれかに記載の仕事管理方法。
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JP2006127391A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Kita-Nippon Bank Ltd 渉外モバイルバンキング方法及びプログラム

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