JP2002108985A - 遊技機の部材ロット管理方法、及び部材ロット管理システム - Google Patents

遊技機の部材ロット管理方法、及び部材ロット管理システム

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JP2002108985A JP2000299961A JP2000299961A JP2002108985A JP 2002108985 A JP2002108985 A JP 2002108985A JP 2000299961 A JP2000299961 A JP 2000299961A JP 2000299961 A JP2000299961 A JP 2000299961A JP 2002108985 A JP2002108985 A JP 2002108985A
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Yasuhiro Toyama
康弘 遠山
Ryuzo Taguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機における多種多様な部材ロット管理作
業を低コストで迅速且つ確実になし得る部材ロット管理
方法及び部材ロット管理システムを提供する。 【解決手段】 部材メーカー300において製造される
各部材にはラベル発行機から発行される部材ロット情報
を二次元コード化して記した管理ラベルが付される。遊
技機メーカー400では各部材の受入時及び組立工程で
スキャナー400aにより当該部材のロット情報を電子
的に読み取り、その情報をサーバー400sにおいて管
理記憶する。しかも、組立工程では各部材のロット情報
がリンクして管理記憶されると共に、出荷に際しては保
証番号情報もリンクして管理記憶される。従って、遊技
場500において欠陥部材の管理ラベルからその部材ロ
ット情報がスキャナー500aにより読み取られてサー
バー400sに入力されると、当該欠陥部材が関係する
遊技機全台数及び納品先が検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ機
に代表される遊技機の部材ロット管理方法、及び部材ロ
ット管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技機は複数の遊技機構成部材
(以下、「部材」という。)からなり、それら各部材は
部材メーカーにより各々製造される。例えば、パチンコ
機の場合ではコーナー飾りや中枠及び主基板等という複
数の部材が各々対応する部材メーカーにより製造されて
いる。そして、前記各部材は部材メーカーからパチンコ
機メーカーに納品され、同メーカーの製造ラインにおい
て完成品態様(例えば、遊技盤本体と遊技機本体という
2製品態様、又は両者が合体したパチンコ機という1製
品態様)に組み立てられた後、所定の処理手続(保証番
号シールの貼着等)を経て出荷態様で遊技場等のユーザ
ーへ出荷される。
【0003】ところで、複数の部材が組み立てられてな
るパチンコ機にあっては、前記パチンコ機メーカーでの
出荷前検査時や出荷された各遊技場での設置段階におい
て、一部の部材に欠陥があったりして同一機種のパチン
コ機全台について当該部材を交換しなければならないこ
とがある。そのため、従来からパチンコ機メーカーは各
部材メーカーに対して当該メーカーの製造に係る部材へ
の製造日毎(及び製造工場毎)のロット番号が記された
管理シールの貼着を促し、前述したような交換作業時の
便宜を図るようにしている。また、パチンコ機メーカー
では、納品時に前記管理シール上のロット番号を目視確
認し、専用のロット記入用紙に転記した後、その転記内
容をホストコンピュータに入力することで、部材ロット
管理を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の部材ロット管理方法(システム)では、次のような
問題があった。
【0005】即ち、パチンコ機メーカーでは、納品時の
ロット確認が全数目視であるために見落としや見間違い
する可能性があり、また、転記作業(即ち、手作業)を
伴うために記入漏れや記入間違いをすることがあった。
さらに、ホストコンピュータへの入力作業でも読み飛ば
しや読み間違いにより入力ミスをすることがあった。ま
た、製造ライン(組立ライン)へ搬入した部材群の中に
製造日等が異なる複数ロットが存在する場合には、後続
の出荷前処理ラインにおいて付される保証番号シールと
の対応関係等を考慮して組立作業前に各ロット毎の仕分
けを行う労力も必要とされた。
【0006】さらに、近時における廃棄物問題やリサイ
クル等の観点から、今後は前述したように欠陥のあった
部材についても可能な限り廃棄せず、回収して修理する
ことにより再利用を図るということが提唱されている。
そのため、回収・修理される各部材については回収マー
キング・修理マーキングまで管理する必要があることか
ら、管理内容が煩雑になるという問題もあった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、遊技機における多種多様な部材ロット管理作業を低
コストで迅速且つ確実になし得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、複数種の部材が組み立てら
れて出荷態様の完成品とされる遊技機の部材ロット管理
方法であって、前記各部材の製造段階で各部材毎に所定
の部材ロット情報を電子的に読み取り可能な形態で付与
し、前記各部材を完成品として組み立てる組立段階では
所定の基準部材に係る部材ロット情報及び当該基準部材
と共に組み立てられる他の部材の部材ロット情報を相互
にリンクさせて電子的に管理し、さらに出荷前段階では
前記基準部材に係る部材ロット情報及び完成品一台毎に
対応する保証番号情報を相互にリンクさせて電子的に管
理すると共に、前記各部材における部材ロット情報を電
子的に読み取り処理して部材ロット管理するようにした
ことを要旨とした。
【0009】また本願請求項2の発明は、請求項1の発
明において、前記部材ロット情報は、前記部材における
所定の標識部位又は前記部材に付着される標識部材上に
電子コード化された形態で付されていることを要旨とし
た。
【0010】また本願請求項3の発明は、請求項1又は
請求項2の発明において、前記各部材における部材ロッ
ト情報は当該部材の取扱い処理に関連した変更履歴情報
が電子的に付加可能とされていることを要旨とした。
【0011】また本願請求項4の発明は、複数種の部材
が組み立てられて出荷態様の完成品とされる遊技機の部
材ロット管理システムであって、前記各部材に対して所
定の部材ロット情報を電子的に読み取り可能な形態で付
与するための部材ロット情報付与手段と、所定の基準部
材に係る部材ロット情報及び当該基準部材と共に組み立
てられる他の部材の部材ロット情報を相互にリンクさせ
て電子的に管理すると共に、前記基準部材に係る部材ロ
ット情報及び完成品一台毎に対応する保証番号情報を相
互にリンクさせて電子的に管理する電子情報管理手段
と、前記部材ロット情報を電子的に読み取るための電子
情報読み取り手段と、前記電子情報管理手段における情
報の入出力処理及び更新処理を制御するための情報管理
制御手段とを備えたことを要旨とした。
【0012】また本願請求項5の発明は、請求項4の発
明において、前記部材ロット情報付与手段は、前記部材
における所定の標識部位又は前記部材に付着される標識
部材上に所定のロット情報を電子コード化された形態で
付与することを要旨とした。
【0013】また本願請求項6の発明は、請求項4又は
請求項5の発明において、前記各部材における部材ロッ
ト情報は当該部材の取扱い処理に関連した変更履歴情報
が電子的に付加可能とされていることを要旨とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ機(以
下、「遊技機」という。)における部材ロット管理方法
及びその管理システムに具体化した一実施形態を図1〜
図6に基づき説明する。
【0015】まず、完成品として出荷されて遊技場に設
置された状態にある遊技機10の全体構成を図1〜図3
に従って説明する。図1に略示するように、遊技機10
において機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、
組立工程において基準部材とされる縦長方形の中枠12
が開閉及び着脱可能に組み付けられている。また、前記
中枠12の前面側には、機内部の遊技盤13を透視保護
するための前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開
閉可能に組付け整合されている。そして、前記前枠14
の周囲前面側には、遊技機の遊技状態(図柄変動、リー
チ、大当たりなど)に応じて点灯(点滅)・消灯を行う
電飾表示部16が設けられている。
【0016】さらに、前記中枠12の下部には下球皿1
7、打球発射装置18等が装着されている。また、外枠
11の一側縁には球貸しシステムに利用されるカードユ
ニット部19が装着されている。そして、前記遊技盤1
3の前面略中央には、所定の図柄による図柄組み合せゲ
ームが行われる特別図柄表示装置20が配設されてい
る。なお、図1において21はコーナー飾りであり、こ
のコーナー飾り21は図2に示すように基準部材となる
前記遊技盤13と一体的に組み立てられることで完成品
としての遊技盤本体22を構成している。また、図2に
示すように、前記コーナー飾り21の下部前面には標識
部材としての管理ラベル21aが付着されている。
【0017】一方、図3に示すように、遊技機10の裏
側には各種球通路及び処理部等を備えた機構セット盤2
3が着脱自在にセットされており、この機構セット盤2
3において遊技盤13の裏側と対応する位置には保護カ
バー24が開閉可能にセットされている。そして、前記
保護カバー24内には、遊技場の電源AC(24V)が
供給される電源基板25と、遊技機10に配設された各
種表示部材、例えば電飾表示部や賞球LED等の点灯
(点滅)・消灯を制御するためのランプ制御基板26が
配設されている。また、前記保護カバー24の周囲に
は、球タンク27から整流樋28を介して貯留球が流下
供給される供給経路部29が前記保護カバー24の右方
領域に上下方向へ延設されている。そして、前記供給経
路部29の下流端には球払出装置30が前記機構セット
盤23に対し着脱可能にビス等で取着セットされてい
る。
【0018】また、図3に示すように前記保護カバー2
4の下方、即ち、機構セット盤23の下部外側には遊技
機10における遊技状態を制御するための主基板31及
び前記球払出装置30を駆動させて賞球(貸し球)払出
しを制御するための払出し制御基板32がそれぞれ横開
き形態で開閉可能に支持されている。ちなみに、前記払
出し制御基板32の右側下部には管理ラベル32aが付
着されている。また、前記払出し制御基板32の下方に
は、遊技機10に装着された図示しないスピーカから発
せられる効果音を制御するための音声制御基板33が配
設されている。また、図3において前記保護カバー24
の右側上方には、賞球(貸し球)の払出し状態を外部側
(遊技場管理システム側)に中継出力するための外部接
続端子板34が配設されている。そして、前記中枠12
に主基板31等の各部材が組み付けられることで完成品
としての遊技機本体35が構成されている。
【0019】ここで、前記管理ラベル21a,32aに
ついて説明する。なお、本実施形態では、主基板31や
音声制御基板33等の全部材のうち前記コーナー飾り2
1と払出し制御基板32にのみ管理ラベル21a,32
aが付着された状態を代表して図示しているが、その他
の部材(例えば、主基板31等)における各所定部位に
も各々の管理ラベルは付着されている。さて、前記管理
ラベル21a,32aは裏面に接着剤が付されたシール
体であり、その上面には部材ロット情報としての二次元
コードが記されている。即ち、この二次元コードには、
前記コーナー飾り21や払出し制御基板32を製造した
部材メーカー名、その製造工場名、及び製造日等に関す
る部材ロット情報が図2で拡大図示するように電子コー
ド化された形態で記されている。従って、後述する電子
情報読み取り手段としてのスキャナー400a,500
aにより前記管理ラベル21a,32a上の二次元コー
ドを電子的に読み取ることで当該コーナー飾り21や払
出し制御基板32の部材ロット情報が即座に把握でき
る。
【0020】次に、前記コーナー飾り21や払出し制御
基板32等の各部材が組み立てられてなる遊技機10の
製造、組立、出荷に至るまでの流れを図4及び図5に基
づき説明する。
【0021】さて、図4に示すように、遊技機10は各
部材メーカー300においてコーナー飾り21等の部材
が製造され、それら各部材が遊技機メーカー400に納
品されると、同メーカー400において完成品に組み立
てられた後、各遊技場500へ出荷される。ここで、各
部材メーカー300には前記二次元コードが記された管
理ラベル21a,32aを発行して各部材に付するため
のラベル発行機(部材ロット情報付与手段)300aが
備えられている。また、遊技機メーカー400には、そ
れぞれ所定台数のスキャナー400aとラベル発行機
(部材ロット情報付与手段)400b及び図示しない保
証番号ラベル発行機が備えられると共に、前記各情報を
管理制御するサーバー(電子情報管理手段、情報管理制
御手段)400sが備えられている。さらに、各遊技場
500にはスキャナー500aが備えられている。
【0022】従って、図5に示すように、各部材メーカ
ー300では部材製造工程110において当該メーカー
300が担当する部材(ここでは、コーナー飾り21を
例にして説明する)の製造時に製造日等の部材ロット情
報を二次元コードにして記した管理ラベル21aをラベ
ル発行機300aから発行し、当該部材(コーナー飾り
21)に付着する。そして、前記管理ラベル21aが付
着された各部材21を遊技機メーカー400に納品す
る。
【0023】すると、遊技機メーカー400では部材受
入工程120において各部材21の管理ラベル21a上
の二次元コードをスキャナー400aにより読み取り、
その読み取り情報を前記サーバー400sに記憶させ
る。そして、部材組立工程130において基準部材(こ
こでは、遊技盤13)に前記各部材(コーナー飾り)2
1を組み付けて遊技盤本体22を組み立てる。なお、そ
の際に基準部材としての遊技盤13に付されている管理
ラベル(図示しない)と前記コーナー飾り21の管理ラ
ベル21aをそれぞれスキャナー400aで読み取る。
そして、その読み取り情報がサーバー400sに入力さ
れると、サーバー400sでは入庫数が更新処理される
と共に前記両部材13,21の各ロット情報が相互にリ
ンクされて電子的に管理記憶される。
【0024】そして、次の出荷前処理工程140におい
て出荷態様の完成品(遊技盤本体22や遊技機本体35
及び遊技機10)に対して各完成品一台毎に保証番号ラ
ベルが付着される。また、同時に、各完成品毎に前記保
証番号ラベルに記された保証番号情報と各完成品におけ
る基準部材の部材ロット情報とが相互にリンクされた状
態でサーバー400sに電子的に管理記憶される。そし
て、その後、各完成品(遊技機10等)は各遊技場50
0へ出荷される。なお、各部材への管理ラベルの発行は
遊技機メーカー400が備えるラベル発行機400bに
より行ってもよい。
【0025】一方、各遊技場500へ納品され設置され
た状態にある遊技機10において、特定の部材(ここで
は、払出し制御基板32を例にして説明する)に欠陥が
発生することがある。従って、その際には、当該欠陥部
材を特定して関連する遊技機全台について回収作業など
が必要になる。そのため、そのような場合には、図6に
示すよう各処理工程で部材ロット管理がなされる。
【0026】即ち、図6に示す欠陥部材特定工程210
では、欠陥の発生した当該部材(払出し制御基板32)
の管理ラベル32a上の二次元コードが例えば遊技場5
00に備えられたスキャナー500aにより電子的に読
み取られる。そして、その読み取り情報は遊技機メーカ
ー400のサーバー400sに入力される。すると、次
の関連製品確認工程220において、サーバー400s
は当該欠陥部材32の部材ロット情報と同じ部材ロット
情報が付与された払出し制御基板32が部材として組み
付けられている遊技機10の全台数及びそれらの納品先
(遊技場500)をリンク情報に基づき検索する。
【0027】そして、次の欠陥部材回収工程230で
は、遊技機メーカー400は欠陥部材たる前記払出し制
御基板32の処理対策を決定し、回収した各欠陥部材
(払出し制御基板32)に前記対策に従った内容の修理
を施す。そして、次の管理情報メンテナンス工程240
においては、修理済みの部材であることを示す変更履歴
情報がサーバー400sにより当該部材32の部材ロッ
ト情報に付加情報として電子的に管理され、以後におけ
る再利用時等に便宜を与える。
【0028】従って、本実施形態によれば、以下に示す
効果を得ることができる。 (1)従来のようなロット記入用紙への手書き記入作業
や、その手書き記入の内容をコンピュータへ手入力する
作業などがなくなるため、情報入力ミスなどがなくなり
遊技機10における各部材(21,32等)の部材ロッ
ト管理を低コストで且つ迅速確実に行うことができる。
【0029】(2)また、回収後の修理履歴情報なども
サーバー400sにおいて当該修理部材の部材ロット情
報にリンクさせて電子的に管理できるため、リアルタイ
ム処理ができると共に、様々な管理パターンでの対応が
可能となる。さらに、ロット管理する部材数が増えた場
合にも、スキャナー400a,500aを増設すること
で容易に対処できる。
【0030】(3)しかも、欠陥部材が発生した場合
は、当該部材の部材ロット情報に基づき当該欠陥部材が
組みつけられた完成品(遊技機10等)の全台数及び納
品先が即座に把握できるため、それ以後の欠陥クレーム
の発生予測及び回収見込み数などを的確に把握すること
ができる。なお、各部材の部材ロット情報は、保証番号
情報ともリンクしているため、欠陥部材を組み付けられ
た遊技機10は納品された遊技場500におけるどの島
の何台目から何台目までの遊技機10であるかという詳
細な情報まで検索できる。
【0031】(4)また、遊技機メーカー400では、
部材組立工程130において一つの部材を基準部材に組
み付けする毎に、当該一つの部材の部材ロット情報を電
子的に読み取り、その読み取り情報をサーバー400s
へ入力するため、当該一つの部材と同部材ロットの部材
の入庫数(在庫数)を迅速確実に更新処理できる。
【0032】なお、前記実施形態は次のような別例に変
更して実施してもよい。 ・ 前記実施形態では、管理ラベル上に記す部材ロット
情報を二次元コード化したが、通常のバーコードでもよ
く、又、OCR高額文字読み取り機などを使用して読み
取るのであれば、アラビア数字などで部材ロット情報を
記してもよい。
【0033】・ 前記実施形態では、パチンコ機の部材
ロット管理方法(システム)に具体化したが、スロット
マシンなど他の遊技機の部材ロット管理方法に具体化し
てもよい。
【0034】・ 前記実施形態では、部材ロット情報と
なる二次元コードが記された管理ラベルを部材メーカー
300において各部材に付していたが、前記管理ラベル
は遊技機メーカー400において付するようにしてもよ
い。
【0035】・ 前記実施形態では、中枠12が遊技機
本体35を組み立てる際の基準部材とされ、遊技盤13
が遊技盤本体22を組み立てる際の基準部材とされた
が、基準部材は任意の一つの部材であればどれでもよ
い。また、二次元コードは標識部材たる管理ラベルでは
なく、各部材における所定の標識部位に直接印刷するな
どしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機における多種多
様な部材ロット管理作業を低コストで迅速且つ確実にな
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。
【図2】 遊技盤本体の正面図。
【図3】 遊技機本体を機裏側から示す正面図。
【図4】 遊技機及びその構成部材の流通経路を模式的
に示した図。
【図5】 遊技機の製造・販売の流れを示す図。
【図6】 欠陥部材への対処の流れを示す図。
【符号の説明】
10…遊技機(完成品)、12…中枠(基準部材)、1
3…遊技盤(基準部材)、21…コーナー飾り(部
材)、21a…管理ラベル(標識部材)、22…遊技盤
本体(完成品)、32…払出し制御基板(部材)、32
a…管理ラベル(標識部材)、35…遊技機本体(完成
品)、300…部材メーカー、300a…ラベル発行機
(部材ロット情報付与手段)、400…遊技機メーカ
ー、400a…スキャナー(電子情報読み取り手段)、
400b…ラベル発行機(部材ロット情報付与手段)、
400s…サーバー(電子情報管理手段、情報管理制御
手段)、500…遊技場、500a…スキャナー(電子
情報読み取り手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 隆三 名古屋市中村区烏森町3丁目56番地 株式 会社ニューギン内 Fターム(参考) 2C088 DA13 DA15 5B049 BB07 BB62 CC21 DD02 EE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の部材が組み立てられて出荷態様
    の完成品とされる遊技機の部材ロット管理方法であっ
    て、 前記各部材の製造段階で各部材毎に所定の部材ロット情
    報を電子的に読み取り可能な形態で付与し、前記各部材
    を完成品として組み立てる組立段階では所定の基準部材
    に係る部材ロット情報及び当該基準部材と共に組み立て
    られる他の部材の部材ロット情報を相互にリンクさせて
    電子的に管理し、さらに出荷前段階では前記基準部材に
    係る部材ロット情報及び完成品一台毎に対応する保証番
    号情報を相互にリンクさせて電子的に管理すると共に、
    前記各部材における部材ロット情報を電子的に読み取り
    処理して部材ロット管理するようにした遊技機の部材ロ
    ット管理方法。
  2. 【請求項2】 前記部材ロット情報は、前記部材におけ
    る所定の標識部位又は前記部材に付着される標識部材上
    に電子コード化された形態で付されている請求項1に記
    載の遊技機の部材ロット管理方法。
  3. 【請求項3】 前記各部材における部材ロット情報は当
    該部材の取扱い処理に関連した変更履歴情報が電子的に
    付加可能とされている請求項1又は請求項2に記載の遊
    技機の部材ロット管理方法。
  4. 【請求項4】 複数種の部材が組み立てられて出荷態様
    の完成品とされる遊技機の部材ロット管理システムであ
    って、 前記各部材に対して所定の部材ロット情報を電子的に読
    み取り可能な形態で付与するための部材ロット情報付与
    手段と、 所定の基準部材に係る部材ロット情報及び当該基準部材
    と共に組み立てられる他の部材の部材ロット情報を相互
    にリンクさせて電子的に管理すると共に、前記基準部材
    に係る部材ロット情報及び完成品一台毎に対応する保証
    番号情報を相互にリンクさせて電子的に管理する電子情
    報管理手段と、 前記部材ロット情報を電子的に読み取るための電子情報
    読み取り手段と、 前記電子情報管理手段における情報処理を制御するため
    の情報管理制御手段とを備えた遊技機の部材ロット管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記部材ロット情報付与手段は、前記部
    材における所定の標識部位又は前記部材に付着される標
    識部材上に所定のロット情報を電子コード化された形態
    で付与する請求項4に記載の遊技機の部材ロット管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記各部材における部材ロット情報は当
    該部材の取扱い処理に関連した変更履歴情報が電子的に
    付加可能とされている請求項4又は請求項5に記載の遊
    技機の部材ロット管理システム。
JP2000299961A 2000-09-29 2000-09-29 遊技機の部材ロット管理方法、及び部材ロット管理システム Pending JP2002108985A (ja)

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JP2007316826A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 物品劣化診断システム及び物品劣化診断方法

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