JP2002108841A - 分散型制御システム - Google Patents

分散型制御システム

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JP2002108841A
JP2002108841A JP2000303705A JP2000303705A JP2002108841A JP 2002108841 A JP2002108841 A JP 2002108841A JP 2000303705 A JP2000303705 A JP 2000303705A JP 2000303705 A JP2000303705 A JP 2000303705A JP 2002108841 A JP2002108841 A JP 2002108841A
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JP2000303705A
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Yoshinao Onoe
義尚 尾上
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータコンソールにおいて、他のタスク
の実行に影響しない適切な速度でデータ取り込みを行
う。 【解決手段】 受信処理部11、タスク部13a、13
b、……、13xの負荷量を負荷状態監視部14で求
め、この負荷量が所定値を越えると、制御ネットワーク
3より受信処理部11を経て、取り込みデータの取り込
み周期を低速に切り替え、逆にタスク部13a、13
b、……、13xの負荷量が所定値よりも小さくなる
と、データの取り込み周期を高速に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分散型制御シス
テム、特にオペレータコンソールの通信処理に特徴を有
する分散型制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般によく知られた分散型制御システム
は、被制御対象であるプラントを制御するためのプラン
トよりデータとしての入力信号を受け、また多くの制御
信号を出力する複数個の制御装置と、これらを監視する
複数の監視装置(オペレータコンソール)が制御ネット
ワークを介して接続され、構成されている。複数の制御
装置間は互いにデータを制御に用いる場合があり、互い
のデータの受け渡しは高速かつ確実に行う必要がある。
このため、各制御装置のデータ授受の周期を早くすると
ともに、各制御装置の通信処理において、送信順序を割
り当て、データ送受信の衝突の起こることなく、定周期
にデータ伝送を行うようにしている。一方、同じ制御ネ
ットワークに接続されているオペレータコンソールも同
様に、定周期に送信されて来るデータを受信処理し、各
タスクの処理において利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】諸設備が高度、複雑化
する今日では、システムによっては、制御装置の分散化
によるノード数の増加、更には入出力信号点数及び演算
処理数の増加により、制御ネットワークに伝送されるデ
ータは膨大な量となる。したがって、制御ネットワーク
に伝送されて来る全データの受信処理を行うだけで、各
機器の負荷はかなり大きなものとなっている。
【0004】特にオペレータコンソールにおいて、その
主たる目的であるプラントの監視、データの収集につい
ては、画面の表示更新周期やサンプリング周期に比べ、
より早い周期で伝送されて来るデータの全てを利用する
ことはない。にもかかわらず、これに受信対応している
と、受信処理に必要以上の負荷がかかり、その他の処理
(例:描画処理、データ処理)の妨げとなるという問題
があった。
【0005】具体的には、キー入力操作に対する反応が
遅い、画面切り替えの際の描画速度が滑らかでない、更
には瞬時にサンプリングを行うべき処理に時間がかかる
など、オペレータの運転・操作及びデータ収集に支障を
きたす、という問題があった。
【0006】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、オペレータコンソールのタスク負荷に応
じ、適正な速度でデータ受信をなし得る分散型制御シス
テムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の分散型制御シ
ステムは、少なくとも1台のオペレータコンソールと、
複数台の制御装置が制御ネットワークを介して接続さ
れ、互いにデータを授受するシステムにおいて、前記オ
ペレータコンソールに、前記制御ネットワークより、各
制御装置からのデータを所定の周期で取り込む受信処理
部と、前記データ取り込み以外の処理を実行する複数の
タスク部と、前記受信処理部及び又はタスク部の負荷量
を監視する負荷状態監視部とを備え、前記負荷量に応
じ、前記受信処理部のデータ取り込み周期を制御するよ
うにしている。
【0008】この分散型制御システムでは、オペレータ
コンソールにおいて、受信処理部及び又はタスク部の負
荷量を監視しており、負荷量が全能力の所定%以上にな
ると、受信処理部のデータ取り込みの周期を大にし、つ
まり低速の取り込みとし、受信処理がその他のタスク部
の処理に負担を与えないようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明が実施形
態される分散型制御システムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、複数の制御装置2-1、2-2、…
…、2-nと、オペレータコンソール1が制御ネットワー
ク3を介して互いに接続されている。各制御装置2-1
-2、……、2-nは、よく知られるように、それぞれ被
制御対象であるプラントの各点よりの入力信号を受け、
所定の演算を行い、制御信号出力をプラントに出力す
る。また、互いに優先順位を定め、早い定周期で互いに
データ授受を行っている。通信周期は、例えば200m
secである。制御ネットワーク3上での全ての制御装
置2-1、2-2、……、2-n及びオペレータコンソール1
は、伝送されて来るデータを制限なく受信し、利用する
ことができる。
【0010】オペレータコンソール1は、機能的に受信
処理部11と、信号・ステータス格納部12と、タスク
部13a、13b、……、13xと、負荷状態監視部1
4とを備えている。受信処理部11は、制御装置2-1
-2、……、2-nから制御ネットワーク3に出力される
制御データを受信し、取り込む。信号・ステータス格納
部12は、受信処理部11よりデータとして取り込まれ
た信号及びステータスを格納する。タスク13a、13
b、……、13cは、それぞれ受信処理以外の個別の処
理、例えば描画処理、データ処理を実行する。負荷状態
監視部14は、各タスク13a、13b、……、13x
から、それぞれの負荷量を抽出し、総負荷量を算出す
る。この総負荷量が所定値より大となると、受信処理部
11にデータ読み取り速度を低速に切り替えるための指
令信号を出力する。
【0011】この実施形態システムにおいて、定常時
は、受信処理部11で制御ネットワーク3上の伝送デー
タを受信し、その内容を信号・ステータス格納部12に
格納しておく。各タスク部13a、13b、……、13
xは、それぞれのタイミングで信号・ステータス格納部
12にアクセスし、必要なデータを取得する。例えば、
プラントの状態表示を行うグラフィック画面では、表示
しているプロセス値、各機器の運転/停止状態などを1
秒周期で取得し、画面に表示更新する。ロギング処理で
は、毎正時に帳票として利用されるデータを取得し、帳
票用データファイルに保存する。
【0012】負荷状態監視部14は、常に受信処理部1
1及び各タスク部13a、13b、……、13xと、シ
ステム全体の負荷を監視している。受信処理部11の負
荷が高くなった状態、例えばCPU占有率がシステム全
体の10%以上になった場合、負荷状態監視部14は、
受信処理部11に対して、受信処理の優先レベルを下げ
るよう指令を出す。
【0013】受信処理部11では、高速(200mse
c周期)で、伝送されて来る全てのデータを、それまで
受信していたが、上記負荷状態監視部14からの指令を
受けて、受信処理の周期を低速(400msec)に落
とす。システム全体の負荷が低くなり、受信処理を低速
から高速(400msec→200msec)に切り替
えても、受信処理の負荷が高くなりすぎない。例えば、
CPU占有率がシステム全体の10%以下になったと
き、負荷監視部14は、受信処理の優先レベルを上げる
ように指令を出す。受信処理部11では、低速(400
msec周期)に落としていた受信処理を高速(200
msec周期)に戻す。
【0014】次に、この実施形態のオペレータコンソー
ル1の具体的な処理動作を図2に示すフロー図により説
明する。先ず、システム運転の開始時において、この監
視ルーチンに入ると、先ずステップST1において、受
信処理部11の受信周期を200msec(高速)と
し、更にステップST2において、フラグFを1とす
る。次にステップST3へ移る。ステップST3におい
ては、フラグFが1か否かを判定する。高速の受信状態
なので、フラグF=1であるから、ステップST4へ移
行する。
【0015】ステップST4においては、受信処理部1
4の負荷がCPU占有率10%以上か否かを判定する。
CPU占有率10%以上であれば、少し負荷を軽減する
ため、ステップST5へ移る。ステップST5において
は、受信周期を400msec(低速)に切り替えると
ともに、ステップST6において、フラグFを0とす
る。そして、ステップST7へ移る。一方、ステップS
T4において、CPU占有率が10%以上でない場合
は、更に負荷を軽減する必要がないので、そのままステ
ップST7へ移る。ステップST7においては、次の監
視タイミングが到来するまで待機する。
【0016】ステップST7において、監視タイミング
が到来するとステップST8へ移行し、受信処理を行
う。そしてステップST3へ戻る。ステップST3にお
いて、フラグFが1か否か判定する。現時点で200m
sec(高速)受信していると、フラグFは1であり、
ステップST4に移り、以後、ステップST4〜ST8
の処理を再度実行する。しかし、受信速度が200ms
ec(高速)から400msec(低速)に切り替えら
れている場合は、フラグFは0であり、ステップST3
よりステップST9へ移る。
【0017】ステップST9においては、受信処理部1
1の負荷が受信速度を200msecの高速に戻して
も、CPU占有率が10%より小となるか否かを判定す
る。小となるのであれば、高速に戻しても問題ないの
で、ステップST10において受信周期を200mse
cに戻すとともに、ステップST11でフラグFを1と
する。ステップST9において、受信周期を200ms
ecとしてもCPU占有率が、なお10%以上となる場
合は何もせず、ステップST7へ移る。
【0018】なお、上記実施形態では受信処理部のCP
U占有率により、負荷量を求めているが、他のタスク部
のCPU占有率を負荷量として用い、これにより受信処
理部のデータ取り込み周期を制御してもよい。
【0019】また、この発明の他の実施形態として、各
タスクがそれぞれの処理に優先順位をつけ、重要度(優
先高さ)の高い処理を行う際には、事前に負荷状態監視
部14に通知する。負荷状態監視部14においては、依
頼のあったタスクの動作を妨げることのないよう、他の
タスクに対して、負荷を少なくする指令を出す。指令を
受けたタスクは重要でない処理を飛ばす、受信処理部
等、定周期の処理の周期を遅くする、など負荷を低減す
るように、動作状態を切り替える。これにより、受信処
理だけでなく、各タスクの負荷を動的に配分することが
できる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、タスク部の負荷量に
応じ、受信処理部のデータ取り込み周期を制御するもの
であるから、データ取り込み以外の処理を適切な処理速
度で行うことができ、オペレータの運転・操作が快適に
行え、確実なデータ収集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である分散型制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態分散型制御システムの動作を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 オペレータコンソール 2-1、2-2、……、2-n 制御装置 3 制御ネットワーク 11 受信処理部 12 信号・ステータス格納
部 13a、13b、……、13x タスク部 14 負荷状態監視部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台のオペレータコンソール
    と、複数台の制御装置が制御ネットワークを介して接続
    され、互いにデータを授受する分散型制御システムにお
    いて、 前記オペレータコンソールに、前記制御ネットワークよ
    り、各制御装置からのデータを所定の周期で取り込む受
    信処理部と、前記データ取り込み以外の処理を実行する
    複数のタスク部と、前記受信処理部及び又はタスク部の
    負荷量を監視する負荷状態監視部とを備え、前記負荷量
    に応じ、前記受信処理部のデータ取り込み周期を制御す
    るようにしたことを特徴とする分散型制御装置。
JP2000303705A 2000-10-03 2000-10-03 分散型制御システム Pending JP2002108841A (ja)

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