JP2002108550A - ワイヤレスペンシステム - Google Patents
ワイヤレスペンシステムInfo
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- JP2002108550A JP2002108550A JP2000292934A JP2000292934A JP2002108550A JP 2002108550 A JP2002108550 A JP 2002108550A JP 2000292934 A JP2000292934 A JP 2000292934A JP 2000292934 A JP2000292934 A JP 2000292934A JP 2002108550 A JP2002108550 A JP 2002108550A
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Abstract
ステムを提供する。 【解決手段】 複数のワイヤレスペン10と複数のワイ
ヤレスペン用表示器20とから構成されるワイヤレスペ
ンシステムにおいて、各ワイヤレスペンは、他のワイヤ
レスペン及び全ての表示器に対してアクセス権要求信号
を送信し、前記他のワイヤレスペン及び前記全ての表示
器からアクセス許可信号を受信してアクセス権を入手し
たとき、ペン入力情報を前記全ての表示器に対して配信
する。
Description
用いてペン入力情報を表示器に表示させることのできる
ワイヤレスペンシステムに関する。
ヤレス通信が注目されている。ワイヤレス通信を利用し
た各種のシステムは携帯機と共に移動可能なため、人の
行動を制限しない通信が可能となる。
の一つであるワイヤレスペンシステムの一例を示した図
である。複数のワイヤレスペン1a,1b,1cと、こ
のワイヤレスペン1からのアクセス要求信号やワイヤレ
スペン1のペン入力情報を制御する近距離無線制御装置
3と、ワイヤレスペン1のペン入力情報を表示する表示
器2とから構成されている。ワイヤレスペン1からのペ
ン入力情報は近距離無線制御装置3を介して表示器に表
示される。このような従来のワイヤレスペンシステムは
例えば特開平8−166843号公報にも記載されてい
る。
に記載されている従来のワイヤレスペンシステムでは、
ワイヤレスペンからの入力情報は単一の近距離無線制御
装置で管理され、それを介して一つの表示器に表示して
いた。従って、多くの人数で行うグループミーティング
等の場合には、全員が表示情報を見るために大型の表示
器を必要としていた。更に小規模なグループミーティン
グの場合でも、近距離無線制御装置を必要とするため、
近距離無線制御装置と表示器とが置いてある特定の場所
でしか利用できず不便であった。本発明は、複数のワイ
ヤレスペンを統一的に制御するための近距離無線制御装
置を必要とせず、しかも複数の携帯表示器に表示が可能
となるワイヤレスペンシステムを提供することを目的と
する。
レスペンと複数のワイヤレスペン用表示器とから構成さ
れるワイヤレスペンシステムにおいて、各ワイヤレスペ
ンは、他のワイヤレスペン及び全ての表示器に対してア
クセス権要求信号を送信し、前記他のワイヤレスペン及
び前記全ての表示器からアクセス許可信号を受信してア
クセス権を入手したとき、ペン入力情報を前記全ての表
示器に対して配信することを特徴とする。また、本発明
は、複数のワイヤレスペンと複数のワイヤレスペン用表
示器とから構成されるワイヤレスペンシステムにおい
て、前記アクセス権を入手したワイヤレスペンは、周期
的に他のワイヤレスペンからのアクセス権要求信号を受
信し、所望のタイミングでアクセス許可信号を送信して
前記アクセス権と他のワイヤレスペンへ譲り渡すことを
特徴とする。さらに、本発明は、複数のワイヤレスペン
と複数のワイヤレスペン用表示器とから構成されるワイ
ヤレスペンシステムにおいて、前記表示器は、前記ペン
入力情報を描画情報に変換する制御部と、前記描画情報
を格納するメモリ部とを備えることを特徴とする。
示器とに省電力近距離無線通信を行うことのできる機能
を搭載し、従来必要とされていた近距離無線制御装置を
用いる必要をなくしている。なお、ここで用いる小電力
近距離無線通信はブルートゥース(Bluetoot
h)と呼ばれており、本発明の実施の形態の説明に先だ
ってこのブルートゥースの説明を行う。
バ)とスレーブ(クライアント)との間で近距離の双方
向無線通信を行うシステムを言う。周波数帯域は、特別
な免許を必要とせず、ほぼ全世界で共通に使用できるI
SM(2.4GHz帯)を利用する。この無線通信シス
テムでは、特定の端末を識別できるようにID番号がそ
れぞれ個別に割り当てられる。ID番号は書き換えが出
来ないように、不揮発性メモリにストアされる。また、
データの通信を行う前に、通信相手が通信エリア内に入
ったことを検出する機能を持つ。そして通信相手を検出
した後、接続相手を選択あるいは接続相手として適して
いるか否かを判断し、データの通信を行うために接続処
理(呼び出し)を行う。
いて説明する。図3は同一機能を持った不特定の端末を
自動的に検出して接続する場合のフローチャートを示し
たものである。検出する側をマスタとすると、マスタは
予め同一機能を持った端末の機能をメモリに登録してお
き、動作を開始すると(ステップ301)、マスタ側は
周期的に検出信号を送信し(ステップ302)、スレー
ブ側からの応答信号の受信を待つ。検出される側(スレ
ーブ)は検出信号を受信するために、周期的に受信動作
を行い、検出信号を受信したら自分のID番号と機能等
を応答信号として送り返す。そしてマスタ側は応答信号
の受信に成功したら(ステップ303)、予め登録した
機能とスレーブの機能とを比較する(ステップ30
4)。比較結果が一致した場合のみ、同一機能を持つ端
末と判断し、自動的に接続処理に入ることで同一機能を
持った不特定の端末とデータの通信を開始する(ステッ
プ305〜307)。マスタとスレーブとはピコネット
と呼ばれるマスタを中心としたリンクを構成することに
より、ポイント−マルチポイント通信が可能となる。
通信接続を開始すると、マスタはスレーブに対して一時
的にアドレスを割り当てる。マスタは一時的なアドレス
としてブロードキャスト用のアドレスをスレーブアドレ
スとは別に用意する。スレーブは受信したアドレスから
ブロードキャストであるかどうかを判断し、ブロードキ
ャストの場合にはデータを取込み、ブロードキャストで
ない場合には破棄する。マスタとスレーブとの通信が行
われている場合でも、通信エリア内の端末検出や接続手
順を実行することによりスレーブを随時追加することが
できる。
当てた一時的なアドレスを放棄することができる。この
ように時分割にスレーブの追加や放出を繰り返すことに
よって、数多くの端末とブロードキャスト通信が可能と
なる。さらにセキュリティ機能も備わっており、パスワ
ードを入力する入力装置と入力されたキャラクタを表示
する表示器とを有している。端末は通信接続を開始する
際、互いに同一のパスワードを入力した場合だけ接続を
許可するセキュリティ機能を持つ。通信相手が通信エリ
ア内に入ったことを検出し接続を行った後、通常は通信
状態にいて周期的にデータのやりとりを行う。データの
やりとりが行われる際に、相手から送信されるデータを
受信できない状態がある一定時間継続する場合、通信相
手がエリア外に離れたと判断することで、両方の端末に
おいてエリア外検出ができる。
一実施形態を示す図で、ワイヤレスペン10a,10
b,10cと携帯表示器20a,20b,20cとから
構成される。本発明においては、前述した数メートルか
ら数十メートルの範囲内で双方向の小電力近距離無線通
信を行うブルートゥース機能を、ワイヤレスペン10と
携帯表示器20とに搭載してブルートゥース方式に基づ
く通信を行う。図1に示す構成において、例えばワイヤ
レスペン10aがアクセス権を要求している際には、ワ
イヤレスペン10aがマスタとなり、他のワイヤレスペ
ン10b,10c及び全ての携帯表示器20a,20
b,20cはスレーブとして動作する。従って、図1に
示すシステムにおける動作は図3のフローチャートに従
って行われる。
ン用表示器20の詳細構成を示すブロック図である。図
2(A)はワイヤレスペンのブロック図を示しており、
アンテナ11、制御部12、センサ13、アクセス権要
求ボタン14、ペン用表示器15及び近距離無線送受信
部16から構成される。図2(B)は携帯表示器の構成
を示すブロック図で、アンテナ21、制御部22、携帯
用表示器23、メモリ及び近距離無線送受信部25から
構成される。ワイヤレスペン用近距離無線送受信部16
と携帯表示器用近距離無線送受信部25との間で小電力
近距離無線通信(ブルートゥース)動作が行われる。
なって、アクセス権要求ボタン14が押下されると、制
御部12からアクセス権要求信号がワイヤレスペン用近
距離無線送受信部16に送られ、アンテナ11を介して
周辺の他のワイヤレスペン10に送信される。なおアク
セス権要求信号は同時に複数の携帯表示器20に対して
も送信される。アンテナ11を介して他のワイヤレスペ
ンに送られたアクセス権要求信号は他のワイヤレスペン
の近距離無線送受信部16において復調され、制御部1
2でアクセス許可と判断した場合、他のワイヤレスペン
10はマスタとしてアクセス権要求信号を送信したワイ
ヤレスペンに対して、アクセス権許可信号を送り返し、
表示器15にはアクセス権許可の表示を行う。携帯表示
器20についても同様の動作が行われる。
25に送られたアクセス権要求信号は復調され、制御部
22でアクセス許可と判断した携帯表示器20はアクセ
ス権許可信号を送り返し、表示器23にアクセス権許可
の表示を行う。アクセス要求を行ったワイヤレスペン1
0aは全ての他のワイヤレスペン10b,10cと全て
の携帯表示器20a,20b,20cからのアクセス許
可信号を受信すると、センサを介して入力されるペン入
力情報を全ての携帯表示器20a,20b,20cに配
信する。現在アクセス権を持つワイヤレスペン10aは
周期的に他のワイヤレスペン10b,10cからのアク
セス権要求信号を受信して、所望のタイミングでアクセ
ス許可信号を送信してアクセス権を他のワイヤレスペン
10b,10cへ譲り渡すことができる。
る。アクセス権が交替した時は、上述したアクセス権要
求の手順が同様の手順で行われる。携帯表示器20はワ
イヤレスペン10から送信されたペン入力情報を制御部
22を介して描画情報に変換し、携帯用表示器23に表
示する。またメモリ24にはこの描画情報を保存するこ
とが出来る。このように表示器20内にメモリを搭載す
ることにより会議において使用した場合、ペン入力と同
時に自動的に議事録が作成できるため便利である。
ワイヤレスペン用携帯表示器を用意することにより、ワ
イヤレスペンからの同一情報が複数の携帯表示器に表示
することができる。さらに大型の表示器や近距離無線制
御装置を必要としないため、場所を選ばずグループミー
ティング等を行うことができる。また、携帯表示器内に
メモリを内蔵しておけば議事録を取る必要がないため便
利である。
示す構成図。
示器の一実施形態を示すブロック図。
った不特定の端末を自動的に検出し接続する場合の動作
を示すフローチャート。
チポイントのブロードキャスト通信のためのピコネット
の構成を示す図。
ロック図。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のワイヤレスペンと複数のワイヤレ
スペン用表示器とから構成されるワイヤレスペンシステ
ムにおいて、 各ワイヤレスペンは、他のワイヤレスペン及び全ての表
示器に対してアクセス権要求信号を送信し、前記他のワ
イヤレスペン及び前記全ての表示器からアクセス許可信
号を受信してアクセス権を入手したとき、ペン入力情報
を前記全ての表示器に対して配信することを特徴とする
ワイヤレスペンシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤレスペンシステ
ムにおいて、 前記アクセス権を入手したワイヤレスペンは、周期的に
他のワイヤレスペンからのアクセス権要求信号を受信
し、所望のタイミングでアクセス許可信号を送信して前
記アクセス権を他のワイヤレスペンへ譲り渡すことを特
徴とするワイヤレスペンシステム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のワイヤレスペンシステ
ムにおいて、 前記表示器は、前記ペン入力情報を描画情報に変換する
制御部と、 前記描画情報を格納するメモリ部とを備えることを特徴
とするワイヤレスペンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292934A JP2002108550A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ワイヤレスペンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292934A JP2002108550A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ワイヤレスペンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002108550A true JP2002108550A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18775798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292934A Pending JP2002108550A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ワイヤレスペンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002108550A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029343A1 (en) * | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Hyee Hyun Go | Wireless electronic pen |
JP2005196795A (ja) | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Microsoft Corp | コンピューティング入力デバイス及びコンピューティングシステム |
JP2015095019A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 大日本印刷株式会社 | 受信装置、受信システム及びプログラム |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292934A patent/JP2002108550A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029343A1 (en) * | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Hyee Hyun Go | Wireless electronic pen |
JP2005196795A (ja) | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Microsoft Corp | コンピューティング入力デバイス及びコンピューティングシステム |
JP2015095019A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 大日本印刷株式会社 | 受信装置、受信システム及びプログラム |
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A977 | Report on retrieval |
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