JP2002108273A - プラズマディスプレイの駆動方法および駆動装置 - Google Patents

プラズマディスプレイの駆動方法および駆動装置

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JP2002108273A
JP2002108273A JP2000300066A JP2000300066A JP2002108273A JP 2002108273 A JP2002108273 A JP 2002108273A JP 2000300066 A JP2000300066 A JP 2000300066A JP 2000300066 A JP2000300066 A JP 2000300066A JP 2002108273 A JP2002108273 A JP 2002108273A
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electrode
side electrode
sustain
plasma display
driving
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JP2000300066A
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English (en)
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Kunihiro Mima
邦啓 美馬
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルを駆動する際、
サステイン電圧を低下させた際に、安定した維持放電が
行えない場合がある。 【解決手段】 スキャン側電極とサステイン側電極に交
互にサステインパルスを印加しセルを発光させる駆動方
法および駆動装置であって、サステインパルスを印加し
セルを発光させた後、スキャン側電極とサステイン側電
極との電位差の絶対値を増加させることを特徴とし、こ
れにより、発光放電後に気体には従来の駆動に比べ強い
電界が印加され、保護膜表面に多くの壁電荷が蓄積さ
れ、サステイン電圧が低下しても安定して発光し、消費
電力を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画質を低下させず
に発光時の消費電力を低減させることが可能なプラズマ
ディスプレイの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は一般的な交流放電型プラズマデ
ィスプレイの構成の概略図である。
【0003】プラズマディスプレイパネルに配置された
m本のデータ側電極群30にデータ側駆動部33を接続
し、データ側電極群30と垂直に交差するn本のスキャ
ン側電極群31にスキャン側駆動部34を接続し、スキ
ャン側電極群31に平行に配置されたn本のサステイン
側電極群32にサステイン側駆動部35を接続する。
【0004】図16は一般的な交流放電型プラズマディ
スプレイの駆動装置のブロック図である。
【0005】入力信号はレベル調整をするレベル調整部
71に入力され、次にレベル調整部71の出力端に接続
されたA/D変換部72に送られ、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換される。このデジタル信号は、A/D
変換部72の出力端に接続されたフレームメモリー73
に一旦蓄積される。
【0006】入力信号は同期信号分離部76にも入力さ
れ、そこで同期パルスが分離される。分離された同期パ
ルスは、同期信号分離部76の出力部に接続されたタイ
ミングパルス発生部77に送られる。タイミングパルス
発生部77の出力端は、A/D変換部72、メモリー制
御部75およびパネル駆動タイミングパルス発生部78
のそれぞれ入力端に接続され、それらを制御する。パネ
ル駆動タイミングパルス発生部78の出力端はデータ側
駆動部33、スキャン側駆動部34およびサステイン側
駆動部35のそれぞれ入力端に接続されこれらにタイミ
ング信号を与えこれらを制御する。メモリー制御部75
の出力端はフレームメモリー73の入力端に接続され、
このタイミング信号に基づいてフレームメモリー73か
らデジタル信号を出力させる。このデジタル信号はフレ
ームメモリー73の出力端に接続された出力処理部74
で処理された後、出力処理部74の出力端に接続された
データ側駆動部33に入力されそれを制御する。
【0007】図13は一般的な交流放電型プラズマディ
スプレイのセル構造の概略図である。
【0008】図13のように前面板40の表面にはスキ
ャン側電極群31、サステイン側電極群32、誘電体4
1および保護膜42が配置され、背面板44の表面には
データ側電極群30、誘電体45、セル隔壁43および
蛍光体46が配置されている。またセル内の空間には気
体47が封入されている。50はデータ側電極群30付
近の蛍光体表面、51はスキャン側電極群31付近の保
護膜表面、52はサステイン側電極群32付近の保護膜
表面である。
【0009】交流放電型プラズマディスプレイでは1フ
レームの映像を複数のサブフィールドに分割することに
よって階調表現をする。更にセル中の気体の放電を制御
するために1サブフィールドを更に4つの期間に分割す
る。この4つの期間について図14を使用して説明す
る。
【0010】図14は一般的な従来の交流放電型プラズ
マディスプレイの駆動波形である。セットアップ期間6
1では放電が生じやすくするためにパルスPstを印加
させて全セルに壁電荷を蓄積させる。アドレス期間62
では点灯させるセルのデータ側電極群30およびスキャ
ン側電極群31にそれぞれ走査パルスPscnおよび書
込パルスPwおよび走査パルスPscnを印加すること
により書き込み放電を行う。サステイン期間63ではサ
ステインパルスPsusを印加させてアドレス期間62
で書き込まれたセルを点灯させ、その点灯を維持させ
る。イレース期間4ではイレースパルスPeを印加し壁
電荷を消去することによってセルの点灯を停止させる。
【0011】図17はセル内の電荷の移動を説明するた
めのモデル図である。
【0012】セットアップ期間61ではデータ側電極群
30およびサステイン側電極群32を一定直流電圧を印
加し、スキャン側電極群31に正極性のパルスPstを
印加させることによって放電が起こる(図17a)。そ
れによって発生した電荷はデータ側電極群30、スキャ
ン側電極群31およびサステイン側電極群32間の電位
差を打ち消すようにセルの壁面に蓄積されるので、保護
膜表面51には負の電荷が壁電荷として蓄積され、また
保護膜表面50および保護膜表面52には正の電荷が壁
電荷として蓄積される。この壁電荷によりアドレス側電
極−スキャン側電極間には壁電圧V1が生じ、スキャン
側電極−サステイン側電極間には壁電圧V2が生じる
(図17b)。
【0013】アドレス期間62では点灯させるセルに交
差するデータ側電極群30およびスキャン側電極群31
に壁電圧V1と同方向にそれぞれ書込パルスPwおよび
走査パルスPscnを印加することにより、気体47に
印加される電圧が放電開始電圧を越え、データ側電極−
スキャン側電極間で放電が起こる。この時のサステイン
側電極群32には壁電圧V2と同方向に一定直流電圧を
印加させているため、先程の放電がトリガとなってスキ
ャン側電極−サステイン側電極間でも放電が生じる(図
17c)。その後、気体47中の電荷が移動して保護膜
表面50および52には負の電荷が蓄積し、保護膜表面
51には正の電荷が蓄積される。この壁電荷によりスキ
ャン側電極−サステイン側電極間には壁電圧V3が生じ
る(図17d)。
【0014】サステイン期間63ではスキャン側電極群
31にサステインパルスPsusを印加することによっ
て、つまりサステイン側電極−スキャン側電極間に壁電
圧V3と同方向に電圧を印加させることにより、維持放
電が行われる(図17e)。その後、気体47に印加さ
れている電界によって保護膜表面51には負の電荷が蓄
積され、保護膜表面52には正の電荷が壁電荷として蓄
積され壁電圧V4が生じる(図17f)。次にサステイ
ン側電極群32にサステインパルスPsusを印加する
ことによって、壁電圧V4と同方向に電圧が印加され維
持放電が起こる(図17g)。その後、気体47に印加
されている電界によって保護膜表面51には正の電荷が
蓄積され、保護膜表面52には負の電荷が壁電荷として
蓄積される(図17h)。
【0015】上記の図17e〜hの動作を繰り返すこと
によって、維持放電が持続される。
【0016】従来の駆動方法では維持放電によって発生
した壁電荷が保護膜表面に蓄積されて壁電圧が生じ、こ
の壁電圧と同方向の電圧をスキャン側電極ーサステイン
側電極間に印加し放電開始電圧を越えることによって再
び維持放電が行われる。
【0017】また、サステインパルス波形を低電圧から
まず中間電圧に維持し、その後高電圧に維持するような
二段階波形を利用して発光効率を高める駆動方法(特開
平11−65514号公報)が従来の駆動方法として存
在する。この駆動方法はサステインパルスが立ち上がっ
て最初に維持される電圧(中間電圧)では放電を起こさ
ず、再び印加電圧が増加した後維持される電圧(高電
圧)で維持発光を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発光に
よる消費電力を低減するためにサステインパルス電圧を
低下させると、発光放電後に蓄積される壁電荷が少なく
なり、次にサステインパルスを印加しても放電開始電圧
を越えず維持放電が持続しない。そのために、発光放電
が中断し画質が著しく劣化する。
【0019】また、サステインパルス波形を二段階波形
にし高電圧で維持発光を行ってもサステインパルス電圧
を低下させると、同様に壁電荷が少なくなり維持放電が
持続されない。
【0020】本発明はサステインパルス電圧を低下させ
ても安定した発光放電を行うことによって、発光時の印
加電圧を低くし消費電力を低減する技術を提供するもの
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明のプラズマディスプレイの駆動方法はスキ
ャン側電極とサステイン側電極に交互にサステインパル
スを印加しセルを発光させる駆動方法であって、サステ
インパルスを印加し維持発光放電させた後、維持発光よ
り弱い発光を伴ってスキャン側電極とサステイン側電極
との電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。
【0022】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はサステインパルスを印加しセルを発光させた
後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を増加させることによって生じた放電の発光輝度は
サステインパルスを印加させて生じた放電の発光輝度の
半分以下であることを特徴とする。
【0023】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極に交互にサ
ステインパルスを印加しセルを発光させる駆動方法であ
って、サステインパルスを印加しセルを発光させた後、
発光を伴わずにスキャン側電極とサステイン側電極との
電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。
【0024】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極に交互にサ
ステインパルスを印加しセルを発光させる駆動方法であ
って、サステインパルスを印加し発光放電電流が停止し
た後、発光放電電流より低い発光放電電流を伴ってスキ
ャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増
加させることを特徴とする。
【0025】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極に交互にサ
ステインパルスを印加しセルを発光させる駆動方法であ
って、サステインパルスを印加し発光放電電流が停止し
た後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の
絶対値を増加させることによって生じた発光放電電流は
サステインパルスを印加させて生じた発光放電電流の半
分以下であることを特徴とする。
【0026】また、本発明のプラズマディスプレイ駆動
方法はスキャン側電極とサステイン側電極に交互にサス
テインパルスを印加しセルを発光させる駆動方法であっ
て、サステインパルスを印加し発光放電電流が停止した
後、発光放電電流を伴わずにスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴と
する。
【0027】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極に交互にサ
ステインパルスを印加しセルを発光させる駆動方法であ
って、サステインパルスを印加しセルを発光させた後、
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させる期間を有することを特徴とする。
【0028】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法は、サステインパルスを印加しセルを発光させた
後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を直線的に増加させることを特徴とする。
【0029】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法は、サステインパルスを印加しセルを発光させた
後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を急峻な傾きで直線的に増加させ、その後緩やかな
傾きで直線的に増加させることを特徴とする。
【0030】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法は、サステインパルスを印加しセルを発光させた
後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を指数的に増加させることを特徴とする。
【0031】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法は発光するセルを含むスキャン側電極およびサス
テイン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電極と
の電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。
【0032】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加するパルス発生部を備えたプラ
ズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド期
間内のスキャン側電極およびサステイン側電極毎の表示
データの有無を検出するデータ検出部を備え、データ検
出部の出力信号により発光するセルが存在すると判定さ
れたスキャン側電極およびサステイン側電極のみスキャ
ン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加
させることを特徴とする。
【0033】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加するパルス発生部を備えたプラ
ズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド期
間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内のスキ
ャン側電極およびサステイン側電極毎の表示データの有
無を検出するデータ検出部を備え、データ検出部の出力
信号により発光するセルが存在すると判定されたスキャ
ン側電極およびサステイン側電極のみスキャン側電極と
サステイン側電極との電位差の絶対値を増加させること
を特徴とする。
【0034】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極の電極毎
に複数の電極分割駆動部を接続し、データ検出部の出力
信号によって電極分割駆動部の出力電圧を個別に制御す
る手段を有することを特徴とする。
【0035】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極の各複数本
ずつを含む複数の領域に分割し、サステインパルスを印
加しセルを発光させた後、発光するセルを含む領域内の
スキャン側電極とサステイン側電極のみスキャン側電極
とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加させるこ
とを特徴とする。
【0036】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加させるパルス発生部を備えたプ
ラズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド
期間内の領域毎の表示データの有無を検出するデータ検
出部を備え、データ検出部の出力信号により発光するセ
ルが存在すると判定された領域内のスキャン側電極およ
びサステイン側電極のみスキャン側電極とサステイン側
電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴とす
る。
【0037】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加させるパルス発生部を備えたプ
ラズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド
期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内の領
域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部を備
え、データ検出部の出力信号により発光するセルが存在
すると判定された領域内のスキャン側電極およびサステ
イン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電極との
電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。
【0038】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法はスキャン側電極とサステイン側電極の各複数本
ずつを含む複数の領域に分割し、全てのサステイン電極
にサステインパルスを印加させ発光させた後スキャン側
電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加さ
せ、かつ、スキャン電極にサステインパルスを印加しセ
ルを発光させた後、発光するセルを含む領域内のスキャ
ン側電極およびサステイン側電極のみスキャン側電極と
サステイン側電極との電位差の絶対値を増加させること
を特徴とする。
【0039】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加させるパルス発生部を備えたプ
ラズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド
期間内の領域毎の表示データの有無を検出するデータ検
出部を備え、全てのサステイン電極にサステインパルス
を印加させ発光させた後スキャン側電極とサステイン側
電極との電位差の絶対値を増加させ、かつ、スキャン電
極にサステインパルスを印加しセルを発光させた後、デ
ータ検出部の出力信号により発光するセルが存在すると
判定された領域内のスキャン電極およびサステイン側電
極のみサステインパルスを印加しセルを発光させた後、
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させることを特徴とする。
【0040】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極に交互に
サステインパルスを印加させるパルス発生部を備えたプ
ラズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド
期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内の領
域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部を備
え、全てのサステイン電極にサステインパルスを印加さ
せ発光させた後スキャン側電極とサステイン側電極との
電位差の絶対値を増加させ、かつ、スキャン電極にサス
テインパルスを印加しセルを発光させた後、データ検出
部の出力信号により発光するセルが存在すると判定され
た領域内のスキャン電極およびサステイン側電極のみサ
ステインパルスを印加しセルを発光させた後、スキャン
側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加さ
せることを特徴とする。
【0041】また、本発明のプラズマディスプレイの駆
動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極の一方ま
たは双方の電極毎に複数の領域分割駆動部を接続し、デ
ータ検出部の出力信号によって電極分割駆動部の出力電
圧を個別に制御する手段を有することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明(請求項1〜3)のプラズ
マディスプレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステ
イン側電極に交互にサステインパルスを印加しセルを発
光させる駆動方法であって、サステインパルスを印加し
セルを発光が終了した後、発光を伴わずにもしくは弱い
放電を伴ってスキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を増加させることを特徴とする。そのため
に、発光放電後に気体には従来の駆動に比べ強い電界が
印加され保護膜表面に多くの壁電荷が蓄積され、サステ
イン電圧が低下しても安定して発光し消費電力を抑える
ことができる。
【0043】本発明(請求項4〜6)のプラズマディス
プレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電
極に交互にサステインパルスを印加しセルを発光させる
駆動方法であって、サステインパルスを印加し発光放電
電流が停止した後、再び発光することによる発光放電電
流を伴わずもしくは低い値の発光放電電流を伴ってスキ
ャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増
加させることを特徴とする。そのために、発光放電後に
気体には従来の駆動に比べ強い電界が印加され保護膜表
面に多くの壁電荷が蓄積され、請求項1〜3と同様な効
果を得ることができる。
【0044】本発明(請求項7および8)のプラズマデ
ィスプレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン
側電極に交互にサステインパルスを印加しセルを発光さ
せる駆動方法であって、サステインパルスを印加しセル
を発光させた後、スキャン側電極とサステイン側電極と
の電位差の絶対値を増加させる期間を有することを特徴
とする。そのため、緩やかにスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることでき、気
体に印加される電圧が再び増加することによって生じる
余分な強い放電を抑えられるので、安定した発光放電を
得ることができる。
【0045】本発明(請求項9)のプラズマディスプレ
イの駆動方法は、サステインパルスを印加しセルを発光
させた後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位
差の絶対値を急峻な傾きで直線的に増加させ、その後緩
やかな傾きで直線的に増加させることを特徴とする。そ
のため、気体に印加される電圧が再び増加することによ
って生じる余分な強い放電が生じない電位差まで急峻に
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差変化させ
ることができので、駆動時間の増加を抑えることができ
る。
【0046】本発明(請求項10)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、サステインパルスを印加しセルを発
光させた後、スキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を指数的に増加させることを特徴とする。
この電圧波形はパネル容量の充放電を利用することによ
って得られるため回路規模の増大を抑えることができ
る。
【0047】本発明(請求項11)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、発光するセルを含むスキャン側電極
およびサステイン側電極のみスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴と
する。そのため、発光するセルを含まない領域ではスキ
ャン側電極とサステイン側電極間の電位差が変化しない
ため、容量負荷となるスキャン側電極とサステイン側電
極間への充放電による消費電力を低減することができ
る。
【0048】本発明(請求項12)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間内の電極毎の表示データの有無を検出する
データ検出部を備え、データ検出部の出力信号により発
光するセルが存在すると判定された電極のみスキャン側
電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加させ
ることを特徴とする。そのため、1フィールド期間内の
電極毎の表示データの有無を検出し、そのデータに応じ
て発光するセルを含む電極のみスキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差の絶対値を増加させることができ
る。
【0049】本発明(請求項13)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期
間内の電極毎の表示データの有無を検出するデータ検出
部を備え、データ検出部の出力信号により発光するセル
が存在すると判定された電極のみスキャン側電極とサス
テイン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特
徴とする。そのため、1サブフィールド毎にスキャン側
電極とサステイン側電極との電位差を制御することで容
量負荷となるスキャン側電極とサステイン側電極間への
充放電回数が減らし、消費電力の増大を抑えることがで
きる。
【0050】本発明(請求項14)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
の電極毎に複数の電極分割駆動部を接続し、データ検出
部の出力信号により電極分割駆動部の出力電圧を個別に
制御することを特徴とする。そのため、データ検出部の
出力信号に応じてスキャン側電極毎およびサステイン側
電極毎に印加電圧を制御することができる。
【0051】本発明(請求項15)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電極
の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、発光するセ
ルを含む領域内のスキャン側電極とサステイン側電極の
みスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対
値を増加させることを特徴とする。そのため、各電極毎
に印加電圧を発光セルの有無に応じて制御する必要が無
く、回路規模が少なく済み低コストである。
【0052】本発明(請求項16)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間内に領域毎の表示データの有無を検出する
データ検出部を備え、データ検出部の出力信号により発
光するセルが存在すると判定された領域内のスキャン側
電極およびサステイン側電極のみスキャン側電極とサス
テイン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特
徴とする。そのため、1フィールド期間内の領域毎の表
示データの有無を検出し、そのデータに応じて発光する
セルを含む領域内の電極のみスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることができ
る。
【0053】本発明(請求項17)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期
間内に領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出
部を備え、データ検出部の出力信号により発光するセル
が存在すると判定された領域内のスキャン側電極および
サステイン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電
極との電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。
そのため、1サブフィールド毎にスキャン側電極とサス
テイン側電極との電位差を制御することで容量負荷とな
るスキャン側電極とサステイン側電極間への充放電回数
が減らし、消費電力の増大を抑えることができる。
【0054】本発明(請求項18)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電極
の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、全てのサス
テイン電極にサステインパルスを印加させ発光させた後
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させ、かつ、スキャン電極にサステインパルスを
印加しセルを発光させた後、発光するセルを含む領域内
のスキャン側電極およびサステイン側電極のみスキャン
側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加さ
せることを特徴とする。そのため、サステイン側電極の
印加電圧を発光セルの有無に応じて制御する必要が無
く、回路規模が少なく済み低コストである。
【0055】本発明(請求項19)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間内の領域毎の表示データの有無を検出する
データ検出部を備え、全てのサステイン電極にサステイ
ンパルスを印加させ発光させた後スキャン側電極とサス
テイン側電極との電位差の絶対値を増加させ、かつ、ス
キャン電極にサステインパルスを印加しセルを発光させ
た後、データ検出部の出力信号により発光するセルが存
在すると判定された領域内のスキャン電極およびサステ
イン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電極との
電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。そのた
め、サステイン電極にサステインパルスを印加させ発光
させた後にはスキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を増加させ、一方、スキャン電極にサステ
インパルスを印加させ発光させた後には1フィールド期
間内の領域毎の表示データの有無を検出したデータ検出
部の出力信号に応じて発光するセルを含む領域内の電極
のみスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を増加させることができる。
【0056】本発明(請求項20)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、1フ
ィールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期
間内の領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出
部を備え全てのサステイン電極にサステインパルスを印
加させ発光させた後スキャン側電極とサステイン側電極
との電位差の絶対値を増加させ、かつ、スキャン電極に
サステインパルスを印加しセルを発光させた後、データ
検出部の出力信号により発光するセルが存在すると判定
された領域内のスキャン電極およびサステイン側電極の
みスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対
値を増加させることを特徴とする。そのため、サステイ
ン電極にサステインパルスを印加させ発光させた後には
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させ、一方、スキャン電極にサステインパルスを
印加させ発光させた後には1サブフィールド期間内の領
域毎の表示データの有無を検出したデータ検出部の出力
信号に応じて発光するセルを含む領域内の電極のみスキ
ャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増
加させることができる。
【0057】本発明(請求項21)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、各領域毎のスキャン側電極とサステ
イン側電極の一方または双方の電極に複数の領域分割駆
動部を接続し、データ検出部の出力信号によって電極分
割駆動部の出力電圧を個別に制御する手段を有すること
を特徴とする。そのため、データ検出部の出力信号に応
じて領域毎にスキャン側電極およびサステイン側電極の
印加電圧を制御することができる。
【0058】(実施の形態1)本発明(請求項1〜6)
の実施の形態について図1、図12、図13および図1
4を用いて以下に説明する。
【0059】図13は一般的な交流放電型プラズマディ
スプレイのセル構造の概略図である。
【0060】図13のように前面板40の表面にはスキ
ャン側電極群31、サステイン側電極群32、誘電体4
1および保護膜42が配置され、背面板44の表面には
データ側電極群30、誘電体45、セル隔壁43および
蛍光体46が配置されている。またセル内の空間には発
光放電させる気体47が封入されている。50はデータ
側電極群30付近の蛍光体表面、51はスキャン側電極
群31付近の保護膜表面、52はサステイン側電極群3
2付近の保護膜表面である。この名称は以降も使用す
る。
【0061】図14は従来の駆動方法において、プラズ
マディスプレイパネルの各電極に印加される電圧波形で
ある。従来の駆動方法でのサステインパルスPsusは
パルス波形が立ち上がった後、一定の電圧に維持され、
その後立ち下げる。
【0062】図1は本発明において図13に示すプラズ
マディスプレイパネルのスキャン側電極群31およびサ
ステイン側電極群32に印加されるサステイン期間の電
圧波形、駆動時の発光波形および発光放電によって流れ
る発光放電電流である。本発明での駆動波形は、サステ
インパルスPsusが立ち上がりセルが発光した後、波
形1を印加させ、その後立ち下がる波形である。また、
タイミング2は維持放電発光が生じるタイミングであ
る。本発明での駆動波形は、サステインパルスPsus
が立ち上がり、タイミング2においてセルが発光した
後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を増加させる波形1を印加させ、その後立ち下がる
波形である。
【0063】なお、本発明におけるプラズマディスプレ
イの電極構成は図13に示す従来のものと同一ではある
が、入力電圧波形を上記のようにすることによって下記
のような効果が得られる。
【0064】図12はサステイン期間63の電荷の移動
を示した図である。
【0065】タイミング2においてスキャン側電極群3
1にサステインパルスPsusが印加され維持放電が起
こる(図12e)。その後、波形1を印加し、スキャン
側電極−サステイン側電極間の電位差の絶対値を増加さ
せる。これより従来の駆動に比べ気体には強い電界が印
加され、気体47中の電荷を保護膜表面52および53
に多くの蓄積させることができる(図12f)。この多
くの壁電荷が蓄積されることにより壁電圧V5が増大す
る。次にサステイン側電極群32にサステインパルスP
susを印加させたときにはサステインパルス電圧と壁
電圧V5の和が気体に印加され、確実に発光放電を行う
ことが可能となる(図12g)。その後、サステインパ
ルスPsusに重畳して波形1を印加し、気体47中の
電荷を保護膜表面52および53に多くの蓄積させる
(図12h)。図12e〜hの動作を繰り返すことによ
り、維持放電が持続される。
【0066】これによりサステイン電圧の低下による発
光放電の中断を抑制し、低電圧でも安定した発光が得ら
れるため、サステインパルス電圧を低減させて発光時の
消費電力を抑えることができる。
【0067】なお、波形1を印加させるタイミングにサ
ステインパルスPsusを印加させていない電極にサス
テインパルスPsusと逆極性のパルス波形を印加させ
ても、気体には強い電界が印加され、気体47中の電荷
を保護膜表面52および53に多くの壁電荷を蓄積させ
ることができる。そのため、上記と同様の効果が得られ
る。
【0068】(実施の形態2)本発明(請求項7、8、
9および10)の実施の形態について図2、図3、図
4、図13および図14を用いて以下に説明する。
【0069】図14は従来の駆動方法において、プラズ
マディスプレイパネルの各電極に印加される電圧波形で
ある。従来の駆動方法でのサステインパルスPsusは
パルス波形が立ち上がった後、一定の電圧に維持され、
その後立ち下げる。
【0070】図2は本発明において図13に示すプラズ
マディスプレイパネルのスキャン側電極群31およびサ
ステイン側電極群32に印加されるサステイン期間の電
圧波形である。本発明での駆動波形は、サステインパル
スPsusが立ち上がりセルが発光した後、期間4の
間、スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を直線的に増加させる波形3を印加させ、その後立
ち下がる波形である。
【0071】なお、本発明におけるプラズマディスプレ
イの電極構成は図13に示す従来のものと同一ではある
が、入力電圧波形を上記のようにすることによって下記
のような効果が得られる。
【0072】維持放電後、スキャン側電極−サステイン
側電極間の電位差の絶対値を増加させることによって、
従来の駆動に比べ気体には強い電界が印加されて壁電圧
が増大する。しかし、再びスキャン側電極−サステイン
側電極間の電位差の絶対値が増加するために、パネル内
の一部のセルでスキャン側電極−サステイン側電極間に
不要な強い放電が生じ、パネルの部分的な輝度のムラが
発生し表示状態が劣化する。これを防ぐために、スキャ
ン側電極−サステイン側電極間の電位差の急峻な変化を
含まない波形3のようにスキャン側電極−サステイン側
電極間の電位差の絶対値を増加させることにより、微弱
な放電が起こり不要な強い放電を低減し表示状態の劣化
を抑えることができる。
【0073】また、(実施の形態1)と同様に維持放電
後、スキャン側電極−サステイン側電極間の電位差の絶
対値を増加させるので、確実に発光放電を行うことが可
能となる。これにより低電圧でも安定した発光が得ら
れ、サステインパルス電圧を低減させて発光時の消費電
力を抑えることができる。
【0074】また、図3のように波形3の代わりに波形
5を印加させることにより下記の効果がある。
【0075】気体47は放電開始電圧を越えなければ放
電しないので、放電開始電圧を越えない電圧までは急峻
にスキャン側電極とサステイン側電極との電位差を増加
させることができる。そのため、急峻な傾きでスキャン
側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加さ
せて、期間4を短くすることができる。また、急峻な傾
きでスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を増加させても、気体47には強い放電が生じない
ので、波形3と同様に表示状態の劣化を抑え、サステイ
ンパルス電圧を低減させて発光時の消費電力を低減する
ことができる。
【0076】また、図4のように波形3の代わりに波形
6を印加させることにより下記の効果がある。
【0077】パネルは容量成分を持つため、パネルと抵
抗を直列に接続することによって波形5をサステイン電
極群31またはサステイン側電極群32に印加すること
ができる。そのため、回路規模の増大を極力抑えること
ができる。また、波形5を印加した直後は急峻にスキャ
ン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加
するので波形4と同様に期間4を短くでき、同様に表示
状態の劣化を抑え、サステインパルス電圧を低減させて
発光時の消費電力を低減することができる。
【0078】(実施の形態3)本発明(請求項11)の
実施の形態について図5、図8、図13および図14を
用いて以下に説明する。
【0079】図8は各スキャン側電極群31および各サ
ステイン側電極群32の各電極毎に分割して駆動を行う
面放電型AC−PDPの構成の概略図である。
【0080】プラズマディスプレイパネルに配置された
複数本のデータ側電極群30にデータ側駆動部33を接
続し、データ側電極群30と垂直に交差してn本のスキ
ャン側電極群31およびn本のサステイン側電極群32
が配置されている。スキャン側電極群31はスキャン側
電極311〜31nに分割され、スキャン側電極分割駆
動部361〜36nに接続される。また、サステイン側
電極群32はサステイン側電極321〜32nに分割さ
れ、サステイン側電極分割駆動部381〜38nに接続
される。また、65は発光するセルであり、発光セル6
5が存在するスキャン側電極はスキャン側電極311お
よび31j、発光セル65が存在するサステイン側電極
はサステイン側電極321および32jである。
【0081】図14は従来の駆動方法において、プラズ
マディスプレイパネルの各電極に印加される電圧波形で
ある。従来の駆動方法でのサステインパルスPsusは
パルス波形が立ち上がった後、一定の電圧に維持され、
その後立ち下げる。
【0082】図5は本発明において、図13に示すプラ
ズマディスプレイパネルの各電極に印加する電圧波形で
ある。本発明での駆動波形はスキャン側電極群31とサ
ステイン側電極群32に交互にサステインパルスPsu
sを印加しセルを発光させる駆動方法において、サステ
インパルスPsusを印加しセルを発光させた後、発光
するセルを含む領域の電極(この場合はスキャン側電極
311および31j、サステイン側電極は)のみスキャ
ン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加
させることを特徴とする。
【0083】なお、本発明におけるプラズマディスプレ
イの電極構成は図13に示す従来のものと同一ではある
が、入力電圧波形を上記のようにすることによって下記
のような効果が得られる。
【0084】発光するセル65が存在する電極(スキャ
ン側電極311および31j)では、サステインパルス
Psusを印加させて維持放電が生じた後、波形1を印
加するため、(実施の形態1)と同様にサステインパル
ス電圧を低減させて発光時の消費電力を低減することが
できる。また、発光するセルが存在しない電極(サステ
イン側電極321、32j)には波形1を印加させない
ため、容量負荷となるスキャン側電極とサステイン側電
極間への充放電が減り波形1をパネル全体に印加させる
場合に比べ消費電力を抑えることができる。
【0085】(実施の形態4)本発明(請求項15およ
び請求項18)の実施の形態について図6、図7、図
9、図10、図13および図14を用いて以下に説明す
る。
【0086】図9はパネルを上下に分割して駆動を行う
面放電型AC−PDPの構成の概略図である。
【0087】プラズマディスプレイパネルに配置された
m本のデータ側電極群30にデータ側駆動部33を接続
し、データ側電極群30と垂直に交差してn本のスキャ
ン側電極群31およびn本のサステイン側電極群32が
配置されている。スキャン側電極群31をパネルの上下
半部に分割し、パネルの上半部n/2本のスキャン側電
極群SCNaにスキャン側領域分割駆動部36aを接続
し、下半部n/2本のスキャン側電極群SCNbにスキ
ャン側領域分割駆動部36bを接続し、スキャン側領域
分割駆動部36aおよびスキャン側領域分割駆動部36
bをスキャン側駆動部34に接続する。また、サステイ
ン側電極群32をパネルの上下半部に分割し、パネルの
上半部n/2本のサステイン側電極群SUSaにサステ
イン側領域分割駆動部37aを接続し、下半部n/2本
のサステイン側電極群SUSbにサステイン側領域分割
駆動部37bを接続する。また、サステイン側駆動部3
7aおよびサステイン側駆動部37bをサステイン側駆
動部35に接続する。また、65は発光するセルであ
る。これらの名称は以下にも使用する。
【0088】図14は従来の駆動方法においてプラズマ
ディスプレイパネルの各電極に印加される電圧波形であ
る。従来の駆動方法でのサステインパルスPsusはパ
ルス波形が立ち上がった後、一定の電圧に維持され、そ
の後立ち下げる。
【0089】図6は本発明において図13に示すプラズ
マディスプレイパネルの各電極に印加する電圧波形であ
る。ただし、これはパネル上半部にだけ発光するセルが
存在する場合の印加電圧波形である。
【0090】本発明での駆動波形はスキャン側電極群3
1とサステイン側電極群32の各複数本ずつを含む複数
の領域に分割し、スキャン側電極群31とサステイン側
電極群32に交互にサステインパルスPsusを印加し
セルを発光させる駆動方法において、サステインパルス
Psusを印加しセルを発光させた後、発光するセル6
5を含む領域の電極(スキャン側電極群SCNa、サス
テイン側電極群SUSa)のみスキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴
とする。
【0091】なお、本発明におけるプラズマディスプレ
イの電極構成は図13に示す従来のものと同一ではある
が、入力電圧波形を上記のようにすることによって下記
のような効果が得られる。
【0092】発光するセル65が存在する領域(スキャ
ン側電極群SCNa、サステイン側電極群SUSa)で
は、サステインパルスPsusを印加させて維持放電が
起こった後、波形1を印加するため、(実施の形態1)
と同様にサステインパルス電圧を低減させて発光時の消
費電力を低減することができる。また、発光するセルが
存在しない領域(スキャン側電極群SCNb、サステイ
ン側電極群SUSb)には波形1を印加させないため、
(実施の形態1)に比べ容量負荷となるスキャン側電極
とサステイン側電極間への充放電が減り(実施の形態
1)に比べ消費電力の増大を抑えることができる。
【0093】また、各電極を複数の領域に分けてまとめ
て駆動するため(実施の形態3)に比べ回路規模が小さ
くなり、低コスト化が可能である。
【0094】なお、実施の形態としてパネルを上下半部
に分割した場合の実施例について説明したが、パネルを
2つ以上の複数の領域に分割しても、上記と同様の効果
が得られる。
【0095】また、スキャン側電極群31およびサステ
イン側電極群32の双方を領域毎に分割した場合の実施
例について説明したが、図7および図10のようにスキ
ャン側電極群31のみ分割して発光セル65の有無によ
って領域毎に印加電圧を制御し、一方、サステイン電極
群32は領域には分割せずに波形1を印加させることに
よって、(実施の形態1)に比べ消費電力の増大を抑え
ることができ、かつ、サステイン電極群32を領域毎に
印加電圧を制御する必要が無いためにスキャン側電極群
31およびサステイン側電極群32の双方の印加電圧を
制御する場合に比べ回路規模を小さくすることができ
る。
【0096】(実施の形態5)本発明(請求項12〜1
4、16、17および請求項19〜21)の実施の形態
について図9、図11および図16を用いて以下に説明
する。
【0097】図16は従来の一般的な交流放電型プラズ
マディスプレイの駆動装置のブロック図である。
【0098】従来の駆動装置ではパネル駆動タイミング
パルス発生部78の入力端はタイミングパルス発生部7
7の出力端のみに接続されており、表示映像によってス
キャン側電極群31およびサステイン側電極群32に印
加される電圧波形が変化することはない。
【0099】本発明ではスキャン側電極とサステイン側
電極に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生
部を備えたプラズマディスプレイの駆動装置であって、
1フィールド期間内に領域毎の表示データの有無を検出
するデータ検出部を備え、データ検出部の出力信号によ
り発光するセルが存在すると判定された領域内のスキャ
ン側電極およびサステイン側電極のみスキャン側電極と
サステイン側電極との電位差の絶対値を増加させること
を特徴とする。
【0100】図11は本発明において、図9に示すプラ
ズマディスプレイパネルを駆動するための駆動装置を示
す。
【0101】入力信号はレベル調整をするレベル調整部
71に入力され、次にレベル調整部71の出力端に接続
されたA/D変換部72に送られ、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換される。このデジタル信号は、A/D
変換部72の出力端に接続されたフレームメモリー73
に一旦蓄積される。
【0102】入力信号は同期信号分離部76にも入力さ
れ、同期パルスが分離される。分離された同期パルス
は、同期信号分離部76の出力部に接続されたタイミン
グパルス発生部77に送られる。タイミングパルス発生
部77の出力端は、A/D変換部72、メモリー制御部
75およびパネル駆動タイミングパルス発生部78のそ
れぞれ入力端に接続されそれらを制御する。パネル駆動
タイミングパルス発生部78の出力端はデータ側駆動部
33、スキャン側駆動部、サステイン側駆動部35、ス
キャン側領域分割駆動部36a、スキャン側領域分割駆
動部36b、サステイン側領域分割駆動部37aおよび
サステイン側領域分割駆動部37bのそれぞれ入力端に
接続され、これらにタイミング信号を与えこれらを制御
する。メモリー制御部75の出力端はフレームメモリー
73の入力端に接続され、このタイミング信号に基づい
てフレームメモリー73からデジタル信号を出力させ
る。このデジタル信号はフレームメモリー73の出力端
に接続された出力処理部74で処理された後、出力処理
部74の出力端に接続されたデータ側駆動部33に入力
されデータ側駆動部33を制御する。
【0103】データ検出部7の入力端はフレームメモリ
ー73の出力端に接続され、フレームメモリー73から
出力処理部74に送られるデジタル信号から1フレーム
期間内の各領域(この場合はパネルの上部または下部)
に表示データが有るか無いかを検出する。データ検出部
7の出力端はパネル駆動タイミングパルス発生部78の
入力端に接続され、データ検出部7の出力信号に従って
スキャン側領域分割駆動部36a、スキャン側領域分割
駆動部36b、サステイン側領域分割駆動部37aおよ
びサステイン側領域分割駆動部37bを制御し、スキャ
ン側電極群31およびサステイン側電極群32に印加さ
れる電圧波形を変化させる。これにより、、1フィール
ド期間内の領域毎の表示データの有無を検出し、そのデ
ータに応じて発光するセルを含む領域内の電極のみスキ
ャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増
加させることができる。
【0104】また、1サブフィールド期間内の領域毎の
表示データの有無をデータ検出部7を用いて検出するこ
とによって、1フレーム期間より短い1サブフィールド
期間毎にスキャン側電極とサステイン側電極との電位差
を制御することができる。そのため、1サブフィールド
期間毎にパネルの充放電による消費電力の増大を抑えら
れるので、更にきめ細かい省電力化が可能となる。
【0105】なお、上述の説明では上下の領域に2分割
した実施例について説明したが、各電極毎および2分割
以上の領域毎に分割した場合でも、データ検出部7の出
力信号に従って各電極毎および各領域毎の発光セルの有
無を検出し、各電極毎および各領域毎に接続された分割
駆動部を制御することで、発光するセルを含む電極また
は2分割以上に分割された領域内の電極のみスキャン側
電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加させ
ることができる。
【0106】また、スキャン側電極群31およびサステ
イン側電極群32の双方を領域毎に分割した場合の実施
例について説明したが、スキャン側電極群31、また
は、サステイン電極群32に接続された領域分割駆動部
をデータ検出部7の出力信号に従って制御することで、
発光するセルを含む領域内のスキャン側電極群31、ま
たは、サステイン電極群32どちらか一方の電極のみス
キャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を
増加させることができる。
【0107】
【発明の効果】本発明(請求項1〜3)のプラズマディ
スプレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側
電極に交互にサステインパルスを印加しセルを発光させ
る駆動方法であって、サステインパルスを印加しセルを
発光が終了した後、発光を伴わずにもしくは弱い放電を
伴ってスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の
絶対値を増加させることを特徴とする。そのために、発
光放電後に気体には従来の駆動に比べ強い電界が印加さ
れ保護膜表面に多くの壁電荷が蓄積され、サステイン電
圧が低下しても安定して発光し消費電力を抑えることが
できる。
【0108】本発明(請求項4〜6)のプラズマディス
プレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電
極に交互にサステインパルスを印加しセルを発光させる
駆動方法であって、サステインパルスを印加し発光放電
電流が停止した後、再び発光することによる発光放電電
流を伴わずもしくは低い値の発光放電電流を伴ってスキ
ャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増
加させることを特徴とする。そのために、発光放電後に
気体には従来の駆動に比べ強い電界が印加され保護膜表
面に多くの壁電荷が蓄積され、請求項1〜3と同様な効
果を得ることができる。
【0109】本発明(請求項7および8)のプラズマデ
ィスプレイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン
側電極に交互にサステインパルスを印加しセルを発光さ
せる駆動方法であって、サステインパルスを印加しセル
を発光させた後、スキャン側電極とサステイン側電極と
の電位差の絶対値を増加させる期間を有することを特徴
とする。そのため、緩やかにスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることでき、気
体に印加される電圧が再び増加することによって生じる
余分な強い放電を抑えられるので、安定した発光放電を
得ることができる。
【0110】本発明(請求項9)のプラズマディスプレ
イの駆動方法は、サステインパルスを印加しセルを発光
させた後、スキャン側電極とサステイン側電極との電位
差の絶対値を急峻な傾きで直線的に増加させ、その後緩
やかな傾きで直線的に増加させることを特徴とする。そ
のため、気体に印加される電圧が再び増加することによ
って生じる余分な強い放電が生じない電位差まで急峻に
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差変化させ
ることができので、駆動時間の増加を抑えることができ
る。
【0111】本発明(請求項10)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、サステインパルスを印加しセルを発
光させた後、スキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を指数的に増加させることを特徴とする。
この電圧波形はパネル容量の充放電を利用することによ
って得られるため回路規模の増大を抑えることができ
る。
【0112】本発明(請求項11)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、発光するセルを含むスキャン側電極
およびサステイン側電極のみスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴と
する。そのため、発光するセルを含まない領域ではスキ
ャン側電極とサステイン側電極間の電位差が変化しない
ため、容量負荷となるスキャン側電極とサステイン側電
極間への充放電による消費電力を低減することができ
る。
【0113】本発明(請求項12)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間内の電極毎の表示データの有無を検出するデ
ータ検出部を備え、データ検出部の出力信号により発光
するセルが存在すると判定された電極のみスキャン側電
極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加させる
ことを特徴とする。そのため、1フィールド期間内の電
極毎の表示データの有無を検出し、そのデータに応じて
発光するセルを含む電極のみスキャン側電極とサステイ
ン側電極との電位差の絶対値を増加させることができ
る。
【0114】本発明(請求項13)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間
内の電極毎の表示データの有無を検出するデータ検出部
を備え、データ検出部の出力信号により発光するセルが
存在すると判定された電極のみスキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴
とする。そのため、1サブフィールド毎にスキャン側電
極とサステイン側電極との電位差を制御することで容量
負荷となるスキャン側電極とサステイン側電極間への充
放電回数が減らし、消費電力の増大を抑えることができ
る。
【0115】本発明(請求項14)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
の電極毎に複数の電極分割駆動部を接続し、データ検出
部の出力信号により電極分割駆動部の出力電圧を個別に
制御することを特徴とする。そのため、データ検出部の
出力信号に応じてスキャン側電極毎およびサステイン側
電極毎に印加電圧を制御することができる。
【0116】本発明(請求項15)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電極
の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、発光するセ
ルを含む領域内のスキャン側電極とサステイン側電極の
みスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対
値を増加させることを特徴とする。そのため、各電極毎
に印加電圧を発光セルの有無に応じて制御する必要が無
く、回路規模が少なく済み低コストである。
【0117】本発明(請求項16)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間内に領域毎の表示データの有無を検出するデ
ータ検出部を備え、データ検出部の出力信号により発光
するセルが存在すると判定された領域内のスキャン側電
極およびサステイン側電極のみスキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴
とする。そのため、1フィールド期間内の領域毎の表示
データの有無を検出し、そのデータに応じて発光するセ
ルを含む領域内の電極のみスキャン側電極とサステイン
側電極との電位差の絶対値を増加させることができる。
【0118】本発明(請求項17)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間
内に領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部
を備え、データ検出部の出力信号により発光するセルが
存在すると判定された領域内のスキャン側電極およびサ
ステイン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電極
との電位差の絶対値を増加させることを特徴とする。そ
のため、1サブフィールド毎にスキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差を制御することで容量負荷となる
スキャン側電極とサステイン側電極間への充放電回数が
減らし、消費電力の増大を抑えることができる。
【0119】本発明(請求項18)のプラズマディスプ
レイの駆動方法は、スキャン側電極とサステイン側電極
の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、全てのサス
テイン電極にサステインパルスを印加させ発光させた後
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させ、かつ、スキャン電極にサステインパルスを
印加しセルを発光させた後、発光するセルを含む領域内
のスキャン側電極およびサステイン側電極のみスキャン
側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加さ
せることを特徴とする。そのため、サステイン側電極の
印加電圧を発光セルの有無に応じて制御する必要が無
く、回路規模が少なく済み低コストである。
【0120】本発明(請求項19)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間内の領域毎の表示データの有無を検出するデ
ータ検出部を備え、全てのサステイン電極にサステイン
パルスを印加させ発光させた後スキャン側電極とサステ
イン側電極との電位差の絶対値を増加させ、かつ、スキ
ャン電極にサステインパルスを印加しセルを発光させた
後、データ検出部の出力信号により発光するセルが存在
すると判定された領域内のスキャン電極およびサステイ
ン側電極のみスキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を増加させることを特徴とする。そのた
め、サステイン電極にサステインパルスを印加させ発光
させた後にはスキャン側電極とサステイン側電極との電
位差の絶対値を増加させ、一方、スキャン電極にサステ
インパルスを印加させ発光させた後には1フィールド期
間内の領域毎の表示データの有無を検出したデータ検出
部の出力信号に応じて発光するセルを含む領域内の電極
のみスキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶
対値を増加させることができる。
【0121】本発明(請求項20)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、スキャン側電極とサステイン側電極
に交互にサステインパルスを印加させるパルス発生部を
備えたプラズマディスプレイ駆動装置であって、1フィ
ールド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間
内の領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部
を備え全てのサステイン電極にサステインパルスを印加
させ発光させた後スキャン側電極とサステイン側電極と
の電位差の絶対値を増加させ、かつ、スキャン電極にサ
ステインパルスを印加しセルを発光させた後、データ検
出部の出力信号により発光するセルが存在すると判定さ
れた領域内のスキャン電極およびサステイン側電極のみ
スキャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値
を増加させることを特徴とする。そのため、サステイン
電極にサステインパルスを印加させ発光させた後にはス
キャン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を
増加させ、一方、スキャン電極にサステインパルスを印
加させ発光させた後には1サブフィールド期間内の領域
毎の表示データの有無を検出したデータ検出部の出力信
号に応じて発光するセルを含む領域内の電極のみスキャ
ン側電極とサステイン側電極との電位差の絶対値を増加
させることができる。
【0122】本発明(請求項21)のプラズマディスプ
レイの駆動装置は、各領域毎のスキャン側電極とサステ
イン側電極の一方または双方の電極に複数の領域分割駆
動部を接続し、データ検出部の出力信号によって電極分
割駆動部の出力電圧を個別に制御する手段を有すること
を特徴とする。そのため、データ検出部の出力信号に応
じて領域毎にスキャン側電極およびサステイン側電極の
印加電圧を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図2】本発明の実施の形態2におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図3】本発明の実施の形態2におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図4】本発明の実施の形態2におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図5】本発明の実施の形態3におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図6】本発明の実施の形態4におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図7】本発明の実施の形態4におけるサステイン期間
の各電極に印加される電圧波形を示す図
【図8】本発明の実施の形態3におけるプラズマディス
プレイパネルに接続された回路の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態4におけるプラズマディス
プレイパネルに接続された回路の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態4におけるプラズマディ
スプレイパネルに接続された回路の構成を示すブロック
【図11】本発明の実施の形態5におけるプラズマディ
スプレイパネル駆動装置の回路の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態1におけるプラズマディ
スプレイパネルのセル内の放電を説明するための図
【図13】プラズマディスプレイパネルのセル構造の1
例を示す図
【図14】従来の駆動におけるプラズマディスプレイパ
ネルの駆動電圧波形の1例を示す図
【図15】従来の駆動におけるプラズマディスプレイパ
ネルに接続された回路の構成を示すブロック図
【図16】従来の駆動におけるプラズマディスプレイパ
ネル駆動装置の回路の構成を示すブロック図
【図17】従来の駆動におけるプラズマディスプレイパ
ネルのセル内の放電を説明するための図
【符号の説明】
1 発光放電後壁電荷を蓄積させるための電圧波形 2 維持放電発光が生じるタイミング Psus サステインパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G09G 3/20 641E 641 3/28 H

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の第1の電極と複数本の第2の電極
    に交互に第1の電圧を印加し、セルを発光させるプラズ
    マディスプレイの駆動方法であって、前記第1の電圧を
    印加し前記セルの第1の発光終了後、前記第1の発光よ
    り弱い第2の発光を伴って前記第1の電極と前記第2の
    電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴とする
    プラズマディスプレイの駆動方法。
  2. 【請求項2】前記第2の発光の発光輝度は前記第1の発
    光の発光輝度の半分以下であることを特徴とする請求項
    1記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  3. 【請求項3】複数本の第1の電極と複数本の第2の電極
    に交互に第1の電圧を印加し、セルを発光させるプラズ
    マディスプレイの駆動方法であって、前記第1の電圧を
    印加し前記セルの発光終了後、発光を伴わずに前記第1
    の電極と前記第2の電極との電位差の絶対値を増加させ
    ることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。
  4. 【請求項4】複数本の第1の電極と複数本の第2の電極
    に交互に第1の電圧を印加しセルを発光させるプラズマ
    ディスプレイの駆動方法であって、前記第1の電圧を印
    加し発光放電による第1の電流が停止した後、前記第1
    の電流の値より低い発光放電による第2の電流を伴って
    前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶対値を
    増加させることを特徴とするプラズマディスプレイの駆
    動方法。
  5. 【請求項5】前記第2の電流の値は前記第1の電流の値
    の半分以下であることを特徴とする請求項1記載のプラ
    ズマディスプレイの駆動方法。
  6. 【請求項6】複数本の第1の電極と複数本の第2の電極
    に交互に第1の電圧を印加しセルを発光させるプラズマ
    ディスプレイの駆動方法であって、前記第1の電圧を印
    加し発光放電による第1の電流が停止した後、発光放電
    による電流を伴わずに前記第1の電極と前記第2の電極
    との電位差の絶対値を増加させることを特徴とするプラ
    ズマディスプレイの駆動方法。
  7. 【請求項7】複数本の第1の電極と複数本の第2の電極
    に交互に第1の電圧を印加しセルを発光させるプラズマ
    ディスプレイの駆動方法であって、前記第1の電圧を印
    加し前記セルの発光終了後、前記第1の電極と前記第2
    の電極との電位差の絶対値を増加させる期間を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    プラズマディスプレイの駆動方法。
  8. 【請求項8】前記第1の電圧を印加し前記セルの発光終
    了後、前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶
    対値を直線的に増加させることを特徴とする請求項7記
    載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  9. 【請求項9】前記第1の電圧を印加し前記セルの発光終
    了後、前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶
    対値を第1の傾きで直線的に増加させた後、前記第1の
    傾きより緩やかな傾きで直線的に増加させることを特徴
    とする請求項7記載のプラズマディスプレイの駆動方
    法。
  10. 【請求項10】前記第1の電圧を印加し前記セルの発光
    終了後、前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の
    絶対値を指数的に増加させることを特徴とする請求項7
    記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  11. 【請求項11】発光する前記セルを含む前記第1の電極
    および前記第2の電極のみ前記第1の電極と前記第2の
    電極との電位差の絶対値を増加させることを特徴とする
    請求項1〜請求項10のいずれかに記載のプラズマディ
    スプレイの駆動方法。
  12. 【請求項12】第1の電極と第2の電極に交互に第1の
    電圧を印加させるパルス発生部を備えたプラズマディス
    プレイの駆動装置であって、1フィールド期間内に前記
    第1電極および第2の電極毎の表示データの有無を検出
    するデータ検出部を備え、前記データ検出部の出力信号
    により発光する前記セルが存在すると判定された前記第
    1の電極および前記第2の電極のみ前記第1の電極と前
    記第2の電極との電位差の絶対値を増加させる制御手段
    を有することを特徴とするプラズマディスプレイの駆動
    装置。
  13. 【請求項13】第1の電極と第2の電極に交互に第1の
    電圧を印加させるパルス発生部を備えたプラズマディス
    プレイの駆動装置であって、1フィールド期間を複数の
    期間に分割したサブフィールド期間内に前記第1電極お
    よび第2の電極毎の表示データの有無を検出するデータ
    検出部を備え、前記データ検出部の出力信号により発光
    する前記セルが存在すると判定された前記第1の電極お
    よび前記第2の電極のみ前記第1の電極と前記第2の電
    極との電位差の絶対値を増加させる制御手段を有するこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイの駆動装置。
  14. 【請求項14】前記第1の電極および前記第2の電極の
    電極毎に複数の電極分割駆動部を接続し、前記データ検
    出部の出力信号によって前記電極分割駆動部の出力電圧
    を個別に制御する手段を有することを特徴とする請求項
    12または請求項13に記載のプラズマディスプレイの
    駆動装置。
  15. 【請求項15】前記複数本の第1の電極と前記複数本の
    第2の電極の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、
    発光する前記セルを含む前記領域内の前記第1の電極お
    よび前記第2のみ前記第1の電極と前記第2の電極との
    電位差の絶対値を増加させることを特徴とする請求項1
    〜請求項10のいずれかに記載のプラズマディスプレイ
    の駆動方法。
  16. 【請求項16】第1の電極と第2の電極に交互に第1の
    電圧を印加させるパルス発生部を備えたプラズマディス
    プレイの駆動装置であって、1フィールド期間内に前記
    領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部を備
    え、前記データ検出部の出力信号により発光する前記セ
    ルが存在すると判定された前記領域内の前記第1の電極
    および前記第2のみ前記第1の電極と前記第2の電極と
    の電位差の絶対値を増加させる制御手段を有することを
    特徴とするプラズマディスプレイの駆動装置。
  17. 【請求項17】第1の電極と第2の電極に交互に第1の
    電圧を印加させるパルス発生部を備えたプラズマディス
    プレイの駆動装置であって、1フィールド期間を複数の
    期間に分割したサブフィールド期間内に前記領域毎の表
    示データの有無を検出するデータ検出部を備え、前記デ
    ータ検出部の出力信号により発光する前記セルが存在す
    ると判定された前記領域内の前記第1の電極および前記
    第2のみ前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の
    絶対値を増加させる制御手段を有することを特徴とする
    請求項15に記載のプラズマディスプレイの駆動装置。
  18. 【請求項18】前記複数本の第1の電極と前記複数本の
    第2の電極の各複数本ずつを含む複数の領域に分割し、
    前記第2の電極の全ての電極に前記第1の電圧を印加さ
    せ発光させた後、前記第1の電極と前記第2の電極との
    電位差の絶対値を増加させ、かつ、前記第1の電極に前
    記第1の電圧を印加させ発光させた後、発光する前記セ
    ルを含む前記領域内の前記第1の電極および前記第2の
    み前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶対値
    を増加させることを特徴とする請求項1〜請求項10の
    いずれかに記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  19. 【請求項19】第1の電極と第2の電極に交互に第1の
    電圧を印加させるパルス発生部を備えたプラズマディス
    プレイの駆動装置であって、1フィールド期間内の前記
    領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部を備
    え、前記第2の電極の全ての電極に前記第1の電圧を印
    加させ発光させた後、前記第1の電極と前記第2の電極
    との電位差の絶対値を増加させ、かつ、前記第1の電極
    に前記第1の電圧を印加させ発光させた後、前記データ
    検出部の出力信号により発光する前記セルが存在すると
    判定された前記領域内の前記第1の電極および前記第2
    のみ前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶対
    値を増加させる制御手段を有することを特徴とするプラ
    ズマディスプレイの駆動装置。
  20. 【請求項20】前記第1の電極と前記第2の電極に交互
    に前記第1の電圧を印加させるパルス発生部を備えたプ
    ラズマディスプレイの駆動装置であって、1フィールド
    期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内の前
    記領域毎の表示データの有無を検出するデータ検出部を
    備え、前記第2の電極の全ての電極に前記第1の電圧を
    印加させ発光させた後前記第1の電極と前記第2の電極
    との電位差の絶対値を増加させ、かつ、前記第1の電極
    に前記第1の電圧を印加させ発光させた後、前記データ
    検出部の出力信号により発光する前記セルが存在すると
    判定された前記領域内の前記第1の電極および前記第2
    のみ前記第1の電極と前記第2の電極との電位差の絶対
    値を増加させる制御手段を有することを特徴とする記載
    のプラズマディスプレイの駆動装置。
  21. 【請求項21】前記第1の電極と前記第2の電極の一方
    または双方の電極に前記領域に対応した複数の領域分割
    駆動部を接続し、前記データ検出部の出力信号によって
    前記領域分割駆動部の出力電圧を個別に制御する手段を
    有することを特徴とする請求項16、17、19、20
    のいずれかに記載のプラズマディスプレイの駆動装置。
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