JP2002107779A - 波長変換方法、波長変換装置およびレーザ装置 - Google Patents

波長変換方法、波長変換装置およびレーザ装置

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JP2002107779A
JP2002107779A JP2000303249A JP2000303249A JP2002107779A JP 2002107779 A JP2002107779 A JP 2002107779A JP 2000303249 A JP2000303249 A JP 2000303249A JP 2000303249 A JP2000303249 A JP 2000303249A JP 2002107779 A JP2002107779 A JP 2002107779A
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Yuko Kono
祐子 河野
Atsushi Takada
淳 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で波長変換を実現すること。 【解決手段】 YAGロッド12と、このYAGロッド
12において発生した光を共振するための共振器18
a、18bと、前記光の反射角がブリュースター角とな
るように前記共振器内に配設される非線形光学結晶30
と、前記共振器内に配設されており、前記光の位相を変
化させる電気光学素子26および1/4波長板28と、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長変換方法、波
長変換装置およびレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】波長変換を行う方法は、主に3通りの方
法に大別される。第1の方法は、レーザ発振器から出射
されたレーザ光を非線形光学結晶に照射することにより
波長変換を行う方法である。第2の方法は、レーザ発振
器の外部に共振器を別途配置し、この共振器の内部に非
線形光学結晶を配置することにより波長変換を行う方法
(たとえば特開平10−282533号公報に記載)
で、これは外部SHG法と呼ばれている。第3の方法
は、レーザ発振を行うための共振器内部に非線形光学結
晶を配置して波長変換を行う方法で、これは内部SHG
法(たとえば特開平3−95982号公報に記載)と呼
ばれている。これら3通りの方法のうち、内部SHG法
は、比較的変換効率が高く、かつ、小型化で簡素な構成
が実現できるという利点がある。さらに、その出力は基
本波発振における最適透過率と等しくなるように最適化
されるという利点もある。これら利点により、内部SH
G法は近年レーザ加工等種々の分野で用いられるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャビ
ティダンプQスイッチレーザを波長変換する場合、上述
した利点を有する内部SHG法を使うことが可能となる
構成は未だ提示されていない。また、従来の内部SHG
法の構成に見られるように、共振器内部にビームスプリ
ッタを配置した構成の場合、ビームスプリッタの透過損
による共振器内損失が増加するので、結果的に高効率動
作を実現することができないという課題があった。本発
明はこれら課題を解決するためになされたものであり、
共振器内部にビームスプリッタを用いないで、キャビテ
ィダンプQスイッチレーザを内部SHG法により波長変
換することが可能となるレーザ変換装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、反射角がブリュース
ター角となるように共振器内に非線形光学結晶を配置し
て、光を共振させる工程と、前記共振器内において前記
共振させた光の偏光状態を前記非線形光学結晶に対して
p偏光にした後に、入射角がブリュースター角となるよ
うに前記非線形光学結晶に入射させる工程と、を備える
ことを特徴とする波長変換方法である。この波長変換方
法によれば反射光がブリュースター角となるように共振
器内に非線形光学結晶を配置して、光を共振させる。す
ると、光のうち非線形光学結晶に対してp偏光の光は反
射率がほぼ0となるため、s偏光の光が選択的に共振す
る。このs偏光の光はp偏光にされた後、入射角がブリ
ュースター角となるように非線形光学結晶に入射され
る。p偏光は非線形光学結晶の表面に殆ど反射せずに結
晶に入射するので、波長変換が行われる。上述したよう
に本発明によれば簡素な構成で波長変換が実現できる。
なお、本発明における「非線形光学結晶に対してp偏
光」とは、非線形光学結晶に向かう光と、非線形光学結
晶での反射光とを含む平面に対して電界の振動方向が略
垂直であることを意味する。
【0005】また、励起媒質と、この励起媒質において
発生した光を共振するための共振器と、前記光の反射角
がブリュースター角となるように前記共振器内に配設さ
れる非線形光学結晶と、前記共振器内に配設されてお
り、前記光の位相を変化させる位相変更手段と、を備え
ることを特徴とする波長変換装置である。また、前記位
相変更手段は、前記光の位相を90度変化させるQスイ
ッチ素子であることを特徴とする前記波長変換装置であ
る。また、前記非線形光学結晶はSHG結晶であること
を特徴とする前記記載の波長変換装置である。また、前
記非線形光学結晶の前記光の反射表面には、変換波長の
光を反射し、かつ、変換前の波長の光を透過するコーテ
ィングが施されていることを特徴とする前記波長変換装
置である。さらに非線形光学結晶に入射した光の出射面
に変換波長を部分透過させる部分透過膜が形成されてい
ても良い。このようにすることで、非線形光学結晶内で
変換波長の光に対して共振が可能となるという利点があ
る。また、励起媒質と、この励起媒質に励起光を照射す
るための光照射手段と、前記励起光を照射することによ
り前記励起媒質において発生した光を共振するための共
振器と、前記光の反射角がブリュースター角となるよう
に前記共振器内に配設される非線形光学結晶と、前記共
振器内に配設されており、前記光の位相を変化させる位
相変更手段と、を備えることを特徴とするレーザ装置で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態と
して、励起ヘッドを共振器内に有するキャビティダンプ
Qスイッチ方式波長変換パルスレーザ装置について、図
面を用いて説明する。図1は、キャビティダンプQスイ
ッチ方式波長変換パルスレーザ装置(以下レーザ装置1
0という)の構成を示した図である。このレーザ装置1
0は、レーザ媒質であるYAGロッド12、このYAG
ロッド12を収納するフローチューブ14、YAGロッ
ド12を冷却するための冷却装置16、1対の全反射ミ
ラー18a,18b、励起手段であるLDスタック2
0、LDスタック20に電力を供給する電源24、LD
スタック20を冷却する冷却器22、共振器内の光の位
相を変化させる電気光学素子26および1/4波長板2
8、波長変換をするための非線形光学結晶30を構成要
素として備える。以下各構成要素について説明する。レ
ーザ媒質であるYAGロッド12は、Nd(ネオジウ
ム)をドープしたYAG(イットリウム−アルミニウム
−ガーネット)結晶からなる。このYAGロッド12を
収納するフローチューブ14は、外側面にLDスタック
20から出射されたレーザ光の反射を防止するための反
射防止膜が形成されると共に、内面にはレーザ光が高効
率でYAGロッド12に吸収されるように高反射コーテ
ィングが施されている。冷却器22はこのフローチュー
ブ14内部に冷却水を循環させることにより、YAGロ
ッド12を冷却させる。
【0007】励起手段であるLDスタック20は、主波
長807nmの励起光をYAGロッド12に照射し、遷
移により光を発生させる。このLDスタック20は、レ
ーザダイオードを行列状に配列してスタックしたもので
あり、YAGロッド12の側面をp偏光で照射するよう
に予め配設されている。図2にLDスタック20がYA
Gロッド12の周囲に配設された様子を示す。この図に
示されるようにYAGロッド12内の励起分布に偏りが
生じないようにYAGロッド12の周囲を5つのLDス
タック20が72度ごとに等配置される。また、フロー
チューブの害側面にはLD反射ミラー32が備え付けら
れており、YAGロッド12の励起分布を調整可能な構
成となっている。また、これらLDスタック20を冷却
するために、各LDスタック20に内蔵される図示しな
い放熱板内部に冷却水を循環させる機能をLD冷却器2
2は有する。図3に非線形光学結晶30と光軸との位置
関係を示す。この非線形光学結晶30は、YAGロッド
12により発生する光をその第2高調波に変換する機能
を有するKTPからなる結晶である。図に示されるよう
に、結晶表面の一点αにおける法線Xとブリュースター
角θをなす直線Yが光軸の一部となるように非線形光学
結晶30は配設されている。換言すると、YAGロッド
12により発生した光の非線形光学結晶30への入射角
がブリュースター角となるように非線形光学結晶30は
配設される。
【0008】また、一対の全反射ミラー18a、18b
はYAGロッド12において発生した光を共振させる機
能を有する。そのために、これらミラー18a、18b
は、直線Yの延長方向および、法線Xに対して直線Yと
対称をなす直線Zの延長方向に図1に示されるようにそ
れぞれ配設される。なお、非線形光学結晶30を通過し
たレーザ光の出射面には、1064nm付近の波長を反
射させるための反射膜Sが形成されている。この反射膜
Sにより、非線形光学結晶30を通過し、出射面から出
射するレーザ光は、ほぼ第2高調波である波長532n
m付近のレーザ光のみとなる。結晶性の電気光学素子2
6は、電圧印加時に光の位相を1/4波長変化させる機
能を有するものである。この電気光学素子26は、共振
器内の光の位相を変化させるように、全反射ミラー18
bと非線形光学結晶30との間に配設される。さらに、
この電気光学素子26と全反射ミラー18bとの間に
は、共振器内の光の位相を1/4波長変化させるため
に、1/4波長板28が配設される。上述したような構
成における波長変換の作用について以下に説明する。図
1に示されるように、光路上の各点における光の偏光状
態を説明するために、全反射ミラー18bと1/4波長
板28との間の光路上の点をA点、1/4波長板28と
電気光学素子26との間の光路上の点をB点、電気光学
素子26と非線形光学結晶30との間の光路上の点をC
点と定義する。
【0009】さて、LDスタック20から照射される励
起光によりYAGロッド12から発生した光のうちp偏
光については、非線形光学結晶30表面における反射率
が0となるため、共振器内においてはs偏光が選択的に
共振することになる。図4は、電気光学素子26に電圧
が印加されるタイミングおよび非線形光学結晶30から
出射される第2高調波の出力を示している。電気光学素
子26に電圧が印加されている間(t1〜t2)は、C
点においてs偏光であった光は電気光学素子26を通過
するときに1/4波長位相がずれ、B点において円偏光
となる。そしてさらに1/4波長板28を通過するとき
にさらに1/4波長位相がずれA点においてp偏光とな
る。この光が全反射ミラー18bで反射した後再びC点
に戻った際には、同様の作用によりs偏光となる。この
s偏光は非線形光学結晶30表面で反射し、結局電気光
学素子26に電圧が印加されている間は、共振が維持さ
れる。続いて、電気光学素子26に電圧が印加されなく
なると(t2)、C点においてs偏光であった光はB点
においてもs偏光のままである。そしてA点において1
/4波長位相がずれ、円偏光となる。全反射ミラー18
bで反射した後この光は、B点においてさらに1/4波
長位相がずれp偏光となり、A点においてもp偏光のま
まである。こうしたp偏光が非線形光学結晶30にブリ
ュースター角で入射すると、表面で反射せずに非線形光
学結晶30に入射する。これらレーザ光は、非線形光学
結晶30により第2高調波に変換され非線形光学結晶3
0から出射される。その後、再び電気光学素子26には
1/4波長位相を変化させる電圧が印加され(t3)、
以後同様にキャビティダンプの発生が繰り返されること
となる。
【0010】上述したように共振器内部にビームスプリ
ッタを用いないで、キャビティダンプQスイッチレーザ
を内部SHG法により波長変換することが可能となるレ
ーザ変換装置を提供したので、部品点数の低減、省スペ
ース、小型化、軽量化を実現した。また、偏光子を省略
したので偏光子透過による損失が減少し、高効率化が可
能となる。なお、レーザ媒質はYAGロッドに限られ
ず、Nd:YLF、Nd:YVO4その他の結晶等種々
適用可能である。また励起手段は、半導体レーザに限ら
れず、フラッシュランプ、アークランプ等適宜代用可能
である。また、非線形光学結晶は、KTPに限られずL
BO、CLBO等のSHG結晶やあるいはFHG(第4
高調波発生結晶)、OPG(光パラメトリック発生結
晶)その他種々適用可能である。また、1/4波長板は
非線形光学結晶30と電気光学素子26の間に配設して
も良い。また、パルス繰り返し周波数波、5kHz以下
が好ましいがそれ以上でも適用可能である。また、パル
スエネルギーは1mJ以下で、パルス幅は5ns以下が
損傷を抑制するために好ましいが、その他のパルスエネ
ルギー、パルス幅でも良い。 (第2の実施の形態)続いて本発明の第2の実施の形態
について図面を用いて説明する。
【0011】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
キャビティダンプ方式波長変換パルスレーザ装置40
(以下レーザ装置40という)の構成を示した図であ
る。図に示されるようにこのレーザ装置40は、レーザ
媒質であるYAGロッド12、このYAGロッド12を
収納するフローチューブ14、YAGロッド12を冷却
するための冷却装置16、1対の全反射ミラー、励起手
段であるLDスタック20、LDスタック20に電力を
供給する電源24、LDスタック20を冷却する冷却器
22、共振器内の光の位相を変化させる電気光学素子2
6および波長変換をするための非線形光学結晶30を構
成要素として備える。第1の実施の形態との構成上の違
いは、1/4波長板28がない構成である点である。ま
た、電気光学素子26は、第1の実施の形態と同様に1
/4波長位相が変化するように構成されている。なお、
同じ番号を付された構成要素については同じ機能を有す
るものとして、その説明を省略する。本実施の形態にお
けるレーザ装置40の動作について説明するために、非
線形光学結晶30と電気光学素子26との間の光軸上の
点をD点、電気光学素子26と全反射ミラー18bとの
間の光軸上の点をE点と定義する。
【0012】図6は、電気光学素子26に電圧が印加さ
れるタイミングおよび非線形光学結晶30から出射され
る第2高調波の出力を示している。電気光学素子26に
電圧が印加されていない間(t6〜t7)は、D点にお
いてs偏光であった光は電気光学素子26を通過しても
位相が変化しないので共振器内ではs偏光のまま共振が
維持される。電気光学素子26に電圧が印加されると
(t7)、電気光学素子26を通過するときに1/4波
長位相が変化する。したがってD点でs偏光であった光
は電気光学素子26を通過してE点では円偏光となり、
全反射ミラー18bで反射した後再び電気光学素子26
を通過して1/4波長位相が変化し、D点に戻る時にp
偏光となる。こうしたp偏光が非線形光学結晶30にブ
リュースター角で入射すると、表面で反射せずに非線形
光学結晶30に入射する。これらレーザ光は、非線形光
学結晶30により第2高調波に変換され非線形光学結晶
30から出射される。その後、再び電気光学素子26に
は電圧を印加されなくなり(t8)、以後同様にキャビ
ティダンプの発生が繰り返されることとなる。本実施の
形態における構成の場合、第1の実施の形態に比べてさ
らに1/4波長板28を省略する構成が可能となった。
【0013】なお、本実施の形態の変形例として、非線
形光学結晶30と全反射ミラー18aとの間に、YAG
ロッド12および電気光学素子26を配置する構成とし
ても良い。この場合電気光学素子26には、1/2波長
位相を変化させるような電圧が印加されることとなる。
この場合、電気光学素子26に電圧が印加される時にキ
ャビティダンプが発生する。また、さらなる変形例とし
て、非線形光学結晶30と全反射ミラー18aとの間
に、YAGロッド、電気光学素子26および1/4波長
板28を配置する構成としても良い。この場合は、電気
光学素子26に1/4波長に相当する電圧が印加されて
いる間に共振が維持され、電気光学素子26に電圧が印
加されていない間にキャビティダンプが発生することに
なる。その他本実施の形態は第1の実施の形態と同様に
種々変形可能である。
【0014】
【発明の効果】偏光を規定するために必要であったビー
ムスプリッタ型の偏光子を省略できるため、部品点数を
低減することができる。これは、省スペース化、小型
化、軽量化につながる。また、偏光子透過による損失が
減少し、高出力化につながる。また、共振器内にSHG
結晶を配置しているため、規定した偏光のレーザ光を波
長変換する場合でも、内部共振器SHG法と同等の高い
変換効率が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャビティダンプ方式波長変換パ
ルスレーザ装置40の構成図。
【図2】LDスタック20がYAGロッド12の周囲に
配設された様子を示す図。
【図3】非線形光学結晶30と光軸との位置関係を示す
図。
【図4】電気光学素子26に電圧が印加されるタイミン
グおよび非線形光学結晶30から出射される第2高調波
の出力を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るキャビティダ
ンプ方式波長変換パルスレーザ装置40の構成を示した
図。
【図6】電気光学素子26に電圧が印加されるタイミン
グおよび非線形光学結晶30から出射される第2高調波
の出力を示す図。
【符号の説明】
YAGロッド12、全反射ミラー18a、18b、電気
光学素子26、1/4波長板28、非線形光学結晶3
0。
フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AB12 BA02 CA02 DA01 EA09 EA30 GA10 HA20 5F072 AB02 AK01 HH07 JJ20 KK12 KK30 MM20 PP07 QQ02 SS06 TT15 TT22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射角がブリュースター角となるように
    共振器内に非線形光学結晶を配置して、光を共振させる
    工程と、前記共振させた光の偏光状態を前記非線形光学
    結晶に対してp偏光にした後に、入射角がブリュースタ
    ー角となるように前記非線形光学結晶に入射させる工程
    と、を備えることを特徴とする波長変換方法。
  2. 【請求項2】 励起媒質と、この励起媒質において発生
    した光を共振するための共振器と、前記光の反射角がブ
    リュースター角となるように前記共振器内に配設される
    非線形光学結晶と、前記共振器内に配設されており、前
    記光の位相を変化させる位相変更手段と、を備えること
    を特徴とする波長変換装置。
  3. 【請求項3】 前記位相変更手段は、前記光の位相を電
    気的に90度変化させる電気光学素子および前記光の位
    相を90度変化させる1/4波長板であることを特徴と
    する請求項2記載の波長変換装置。
  4. 【請求項4】 前記非線形光学結晶はSHG結晶である
    ことを特徴とする請求項2記載の波長変換装置。
  5. 【請求項5】 前記非線形光学結晶の前記光の反射表面
    には、変換波長の光を反射し、かつ、変換前の波長の光
    を透過するコーティングが施されていることを特徴とす
    る請求項2記載の波長変換装置。
  6. 【請求項6】 前記非線形系光学結晶の前記光の出射面
    には、変換波長の光を部分透過させる部分透過膜が形成
    されていることを特徴とする請求項5記載の波長変換装
    置。
  7. 【請求項7】 励起媒質と、この励起媒質に励起光を照
    射するための光照射手段と、前記励起光を照射すること
    により前記励起媒質において発生した光を共振するため
    の共振器と、前記光の反射角がブリュースター角となる
    ように前記共振器内に配設される非線形光学結晶と、前
    記共振器内に配設されており、前記光の位相を変化させ
    る位相変更手段と、を備えることを特徴とするレーザ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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