JP2002107641A - 光スイッチングのためのマイクロアクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents

光スイッチングのためのマイクロアクチュエータ及びその製造方法

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JP2002107641A JP2001162490A JP2001162490A JP2002107641A JP 2002107641 A JP2002107641 A JP 2002107641A JP 2001162490 A JP2001162490 A JP 2001162490A JP 2001162490 A JP2001162490 A JP 2001162490A JP 2002107641 A JP2002107641 A JP 2002107641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧で駆動が可能であり、別の補助装置な
しで反射鏡を正確に90゜で回転駆動できるマイクロア
クチュエータ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 マイクロアクチュエータはウェーハと、
ウェーハの上面に形成された下部電極と、下部電極に垂
直にウェーハの上面に形成された側面電極と、下部電極
を挟んでウェーハの上面に突設された一対の支持ポスト
と、側面電極と所定間隔ほど離隔されたまま下部電極に
対向配置された反射鏡と、反射鏡と支持ポストとの間に
介在して反射鏡を弾性的に回動自在に支持する一対のコ
イルスプリングとを含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOXC(Optical Cro
ss Connect)において光スイッチング機能を行うマイク
ロアクチュエータに係り、さらに詳しくはMEMS(Mic
ro Electro Mechanical System)方式で製作され静電力
により駆動されるマイクロアクチュエータにおいて、低
電圧で駆動が可能であり、正確な光経路変換角度を持つ
ことができるように構造が改善されたマイクロアクチュ
エータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、OXCにおいてマイクロアクチ
ュエータは反射鏡の角度を調節することによって反射鏡
に入射される光の経路を変える機能を果たす。静電力に
より駆動されるマイクロアクチュエータにはSDA(Scr
atch Drive Actuator)を使用して反射鏡を駆動する方
式、コムドライブアクチュエータ(Comb Drive Actuato
r)を使用して反射鏡を駆動する方式、別のアクチュエー
タなしで反射鏡自体を一つの電極として反射鏡の下部に
位置する他の電極との静電力により反射鏡が駆動される
方式などが使われている。
【0003】前述した方式のうち、SDAまたはコムド
ライブアクチュエータを使用する方式の場合は、反射鏡
を駆動するための別のアクチュエータを必要とするので
全体的なチップサイズが大きくなって光経路の増加を誘
発し、光効率の低下を引き起こす問題がある。このよう
な問題は3番目の方式、すなわち別のアクチュエータな
しで反射鏡を静電力を発生させる電極として使用するこ
とによって、この反射鏡を直接駆動する方式を使用する
ことによって解決できる。
【0004】図1に反射鏡を直接駆動する方式のマイク
ロアクチュエータが示されている。図1に示した通り、
このような方式のマイクロアクチュエータは中心部に貫
通ホールが形成された上部電極1及び下部電極2、上部
電極1と同じ高さで支持片により回動自在に支持されて
いる反射鏡3とから構成されている。反射鏡3は金(Au)
がメッキされたケイ素化合物(Poly-Si)で形成され、そ
れ自体が電極の役割を果たす。上部電極1と下部電極2
との間に一定電圧を印加すれば、反射鏡3と下部電極2
との間に静電力が発生して反射鏡3が下向きに90゜回
動することによって入力側光フィーバー4から入射され
た光は経路が90゜変わって出力側光フィーバー5へ伝
えられる。
【0005】しかし、このような方式のマイクロアクチ
ュエータの場合、全体的なチップサイズは比較的大きく
ないものの、その製作工程が複雑であり反射鏡3を直接
駆動するために高い電圧が求められる問題点がある。ま
た、反射鏡3が正確に90゜で回転されてはじめて入力
側光フィーバー4から出力側光フィーバー5に光が損失
なく伝えられるが、このために別のストッパーなどの補
助装置が含まれなければならないため構造が複雑になる
問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前述し
たような問題点を解決するために案出されたものであっ
て、本発明の目的は低電圧で駆動が可能であり、別の補
助装置なしで反射鏡を正確に90゜で回転駆動できるマ
イクロアクチュエータ及びその製造方法を提供するとこ
ろにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明に係るマイクロアクチュエータは、ウェ
ーハと、ウェーハの上面に形成された下部電極と、下部
電極に垂直にウェーハの上面に形成された側面電極と、
前記下部電極を挟んでウェーハの上面に突設された一対
の支持ポストと、側面電極と所定間隔ほど離隔されたま
ま下部電極に対向配置された反射鏡と、該反射鏡と支持
ポストとの間に介在して反射鏡を弾性的に回動自在に支
持する弾性手段とを含んで構成される。
【0008】ここで、前記弾性手段は一対の捩じりばね
であることが望ましく、前記反射鏡は回動中心を基準に
して下部電極と対向する一側の長さが他側の長さより短
く配置される。前記他側には側面電極による静電力の作
用が最小化するように貫通ホールが形成されることが望
ましい。
【0009】一方、本発明の他の側面によるマイクロア
クチュエータの製造方法は、ウェーハ上にシード層を積
層した後前記シード層を蝕刻して下部電極、側面電極ベ
ース及びポストベースを形成する段階と、前記ウェーハ
及びパターニングされた前記シード層の上面に厚膜用フ
ォトレジスト層を積層した後前記厚膜用フォトレジスト
層を蝕刻してメッキ枠を形成する段階と、前記メッキ枠
の内部に絶縁膜を形成した後前記側面電極ベースが露出
されるように前記絶縁膜を蝕刻する段階と、前記側面電
極ベース上に側面電極を積層する段階と、前記側面電極
と前記メッキ枠の上部にフォトレジスト層を積層する段
階と、前記ポストベースが露出されるように前記メッキ
枠及び前記フォトレジスト層にポストホールを形成する
段階と、前記フォトレジスト層の上面及び前記ポストホ
ールに金属層を積層した後、前記金属層を蝕刻して反射
鏡、捩じりばね及び前記支持ポストを形成する段階、及
び前記厚膜用フォトレジスト層及び前記フォトレジスト
層を全て除去する段階とを含んで構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施例を説明する。図2は本発明の一実
施例によるマイクロアクチュエータの斜視図である。
【0011】図2に示した通り、マイクロアクチュエー
タは、ウェーハ10、ウェーハ10の上面に形成された
下部電極20、下部電極20に垂直にウェーハ10の上
面に形成された側面電極30、下部電極20を挟んでウ
ェーハ10の上面に突設された一対の支持ポスト50、
側面電極30と所定間隔(g:図3参照)ほど離隔された
まま下部電極20に対向配置された反射鏡40及び反射
鏡40と支持ポスト50との間に介在して反射鏡40を
弾性的に回動自在に支持する一対の捩じりばね60で構
成される。側面電極30と下部電極20は一対の支持ポ
スト50の間にL字形で配置される。
【0012】反射鏡40は捩じりばね60との連結部、
すなわち回動中心を基準に左右側の長さを相違に側面電
極30上に配置されるが、下部電極20と対向する右側
の長さLbが左側Laより短く配置されることが望まし
い。これは、静電力を受ける右側の長さLbを短くする
ことで側面電極30の高さと反射鏡40の回転ストロー
クを短くすることができるからである。反射鏡40は光
の反射率の高い金属で形成され、それ自体が電極の役割
を果たす。
【0013】一方、側面電極30による静電力は反射鏡
40の全面に作用するので、左右側La、Lbに静電力
によるトルクが同時に作用する。これは、側面電極30
による反射鏡40の駆動効果を低下させる。反射鏡40
の左側Laに貫通ホール41を形成してその面積を縮め
ることによって静電力の作用を最小化するようになっ
て、側面電極30による反射鏡40の駆動効果の低下を
防止できる。
【0014】支持ポスト50はその内部が空洞状の円筒
形または四角ビームの形態で形成される(後述する図6
G参照)。
【0015】図3は反射鏡40の駆動を説明するための
マイクロアクチュエータの側断面図である。図3に示し
た通り、反射鏡40が下部電極20と並んだ状態が原点
状態である。原点状態で反射鏡40と側面電極30及び
下部電極20の間に一定電圧を印加すれば、まず反射鏡
40から下部電極20に向けて第1次静電力が発生し
て、第1次静電力により反射鏡40の回動中心(O)の周
囲に第1トルクTが発生する。これによって反射鏡4
0が時計回り方向に回転する。
【0016】反射鏡40が回転すれば、反射鏡40から
側面電極30に向けて第2次静電力が発生し、これは反
射鏡40の回動中心(O)の周囲に第2トルクTを発生
させる。第1トルクT及び第2トルクTは次の通り
計算される。
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】 ここでεは真空状態での誘電率、Vは電位差、Wは反射
鏡40の幅(図2参照)、θは反射鏡40の回転角、Hは
側面電極の高さ、αは側面電極の絶縁膜の厚さを表す。
【0019】第1トルクT及び第2トルクTによっ
て反射鏡40がθほど回転すれば、捩じりばね60には
反射鏡40を原点状態に復元させようとする復原力によ
る第3トルクTが生ずるが、これは第1トルクT
び第2トルクTと反対方向(反時計回り方向)で作用す
る。第3トルクTは次の通り計算される。
【0020】
【数3】 ここでkはスプリング定数、Gはスプリング材質のせん
断係数、aはスプリングの幅、lはスプリングの長さ、
tはスプリングの厚さを表す。
【0021】これら第1トルクT、第2トルクT
及び第3トルクT値が図4に示されている。図4に示
した通り、θが約10゜より小さい時は下部電極20に
よる第1トルクTが側面電極30による第2トルクT
より大きく、θが増加するほど第2トルクTが第1
トルクTより大きくなる。θが90゜に至ると第1ト
ルクTはゼロ(zero)になり、第2トルクTのみが反
射鏡40に作用する。従来のマイクロアクチュエータと
比較してみれば、本発明に係るマイクロアクチュエータ
は側面電極30をさらに具備することによって、同じ電
圧下でトルクを大きくすることができるので、結局同じ
回転角度で反射鏡40を駆動する時、従来の場合より低
電圧で駆動が可能なことを意味する。
【0022】一方、図4に示した通り、電圧印加時第1
トルクTと第2トルクTの和(T+T)は全ての
θの範囲内でスプリングの復原力による第3トルクT
より大きいので、反射鏡40は時計回り方向に90゜回
転して側面電極30と接触するようになり、入射された
光を反射して光経路を変える。
【0023】図5は本発明に係るマイクロアクチュエー
タが適用された3×3光スイッチの概略図である。それ
ぞれの反射鏡40は個別的に水平42あるいは垂直43
状態になるように駆動され、入力側光フィーバー71か
ら入射された光は垂直状態の反射鏡40により経路が変
わって出力側光フィーバー72に伝えられる。この時、
光フィーバーの直径が非常に小さいため、反射鏡40が
正確に90゜で駆動されないと入力側光フィーバー71
からの光が出力側光フィーバー72に伝えられない。本
発明によれば、側面電極30がストッパーの役割を果た
すことで、反射鏡40は容易く正確に90゜で駆動でき
る。
【0024】図6Aないし図6Bは本発明に係るマイク
ロアクチュエータの製造方法を説明するための図であ
る。図6A、図6F及び図6Gは、図2におけるII-
II部分の断面図であり、図6Bないし図6Eは図2に
おけるI-I部分の断面図である。以下、本発明のマイ
クロアクチュエータの製造方法を工程順序に従って説明
する。
【0025】まず、絶縁膜が蒸着されいるウェーハ10
上に導電性材料でシード層を形成した後、このシード層
を写真蝕刻して下部電極20、側面電極ベース82及び
ポストベース81を形成する。その後、ウェーハ10及
び下部電極20、側面電極ベース82及びポストベース
81でパターン化されたシード層の上面に厚膜用フォト
レジスト層(Thick PR)90を積層し、200℃以上で熱
処理を施す。このような工程の結果が図6Aに示されて
いる。
【0026】次に、下部電極20は厚膜用フォトレジス
ト層90により覆われて側面電極ベース82は露出され
るように、写真蝕刻工程により厚膜用フォトレジスト層
90の一部を除去してメッキ枠91を形成し、メッキ枠
91の内部にスパッタリングにより絶縁膜100を蒸着
する。メッキ枠91を形成するにあっては、その側面の
直角度を確保するために一般現象工程ではなく反応性イ
オン蝕刻法(RIE :Reactive Ion Etching)を使用する
ことが望ましい。このような工程の結果が図6Bに示さ
れている。
【0027】その後、図6Cに示した通り、絶縁膜10
0を蝕刻して側面電極ベース82が露出されるようにす
る。次に図6Dに示した通り、側面電極ベース82上に
導電性材料で側面電極30を積層する。こうすること
で、下部電極20と側面電極30は通電が可能になる。
一方、側面電極30の高さはメッキ枠91の高さより低
くすることが望ましい。
【0028】図6Eに示した通り、側面電極30とメッ
キ枠91の上部にフォトレジスト層110を形成して熱
処理する。この時の熱処理温度は前記厚膜用フォトレジ
スト層90の熱処理温度よりは低く、150℃よりは高
くすることが望ましい。
【0029】下部電極20が露出されるように反応性イ
オン蝕刻法(RIE)により該当部分の厚膜用フォトレジ
スト層90及びフォトレジスト層110を除去してポス
トホール51を形成する。その後、フォトレジスト層1
10の上面及びポストホール51に反射率の高い金属で
金属層を積層し、この金属層を蝕刻して反射鏡40、支
持ポスト50及び捩じりばね60を形成する。このよう
な工程の結果が図6Fに示されている。
【0030】最後に、図6Gに示した通り、プラズマを
利用した蝕刻工程を通じて残っている厚膜用フォトレジ
スト層90及びフォトレジスト層110を除去すること
によって、マイクロアクチュエータの製造が完了する。
【0031】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明に係るマイクロ
アクチュエータは、側面電極30を具備することによっ
て低い電圧で駆動が可能であり、側面電極30が反射鏡
40が90°を外れて回転することを防止するストッパ
ーの役割を果たすことによって、別の装置なしで正確で
安定的に反射鏡40を回転駆動させることができる。
【0032】また、下部電極20と対向する側の長さが
反対側の長さより短く反射鏡40を成形することによっ
て、反射鏡40の回転ストローク及び側面電極30の高
さを低くすることができてマイクロアクチュエータの製
造が容易になる。
【0033】以上では本発明の特定の望ましい実施例に
ついて示しかつ説明したが、本発明は前述した実施例に
限らず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱
せず該当発明の属する技術分野において通常の知識を持
つ者ならば誰でも多様な変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマイクロアクチュエータの斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るマイクロアクチュエータの斜視図
である。
【図3】図2のマイクロアクチュエータの側断面図であ
る。
【図4】図2の反射鏡回転角にともなう静電力によるト
ルク値を示したグラフである。
【図5】本発明に係るマイクロアクチュエータが適用さ
れた3×3光スイッチの概略図である。
【図6A】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6B】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6C】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6D】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6E】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6F】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【図6G】本発明に係るマイクロアクチュエータの製作
工程を示した断面図である。
【符号の説明】
10 ウェーハ 20 下部電極 30 側面電極 40 反射鏡 41 貫通ホール 50 支持ポスト 51 ポストホール 60 捩じりばね 71 入力側光フィーバー 72 出力側光フィーバー 81 ポストベース 82 側面電極ベース 90 厚膜用フォトレジスト層 91 メッキ枠 100 絶縁膜 110 フォトレジスト層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハと、 前記ウェーハの上面に形成された下部電極と、 前記下部電極に垂直に前記ウェーハの上面に形成された
    側面電極と、 前記下部電極を挟んで前記ウェーハの上面に突設された
    一対の支持ポストと、 前記側面電極と所定間隔ほど離隔したまま前記下部電極
    に対向配置された反射鏡と、 前記反射鏡と前記支持ポストとの間に介在して前記反射
    鏡を弾性的に回動自在に支持する弾性手段とを含むこと
    を特徴とするマイクロアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記弾性手段は一対の捩じりばねである
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロアクチュエ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記反射鏡は回動中心を基準にして前記
    下部電極と対向する一側の長さが他側の長さより短く配
    置されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロア
    クチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡には回動中心を基準にして前
    記下部電極と対向する一側の反対側に前記側面電極によ
    る静電力の作用が最小化するように貫通ホールが形成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のマイクロアクチ
    ュエータ。
  5. 【請求項5】 前記反射鏡は回動中心を基準にして前記
    下部電極と対向する一側の長さが他側の長さより短く配
    置され、前記他側には前記側面電極による静電力の作用
    が最小化するように貫通ホールが形成されることを特徴
    とする請求項1に記載のマイクロアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 ウェーハ上にシード層を積層した後、所
    定パターンによって前記シード層を蝕刻して下部電極、
    側面電極ベース及びポストベースを形成する段階と、 前記ウェーハ及びパターニングされた前記シード層の上
    面に厚膜用フォトレジスト層を積層した後、前記厚膜用
    フォトレジスト層を蝕刻してメッキ枠を形成する段階
    と、 前記メッキ枠の内部に絶縁膜を形成した後、前記側面電
    極ベースが露出されるように前記絶縁膜を蝕刻する段階
    と、 前記側面電極ベース上に側面電極を積層する段階と、 前記側面電極と前記メッキ枠の上部にフォトレジスト層
    を積層する段階と、 前記ポストベースが露出されるように前記メッキ枠及び
    前記フォトレジスト層にポストホールを形成する段階
    と、 前記フォトレジスト層の上面及び前記ポストホールに金
    属層を積層した後、前記金属層を蝕刻して反射鏡、捩じ
    りばね及び前記支持ポストを形成する段階と、 前記厚膜用フォトレジスト層及び前記フォトレジスト層
    を全て除去する段階とを含むことを特徴とするマイクロ
    アクチュエータの製造方法。
  7. 【請求項7】 ウェーハと、 前記ウェーハの上面に形成された下部電極と、 前記下部電極に垂直に前記ウェーハの上面に形成された
    側面電極と、 前記下部電極を挟んで前記ウェーハの上面に突設された
    一対の支持ポストと、 前記側面電極と所定間隔ほど離隔されたまま前記下部電
    極に体躯配置された反射鏡と、 前記反射鏡と前記支持ポストとの間に介在して前記反射
    鏡を弾性的に回動自在に支持する一対の捩じりばねとを
    含むことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
JP2001162490A 2000-09-29 2001-05-30 光スイッチングのためのマイクロアクチュエータ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3537408B2 (ja)

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KR1020000057516A KR100349941B1 (ko) 2000-09-29 2000-09-29 광 스위칭을 위한 마이크로 액추에이터 및 그 제조방법
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