JP2002107247A - 半導体センサ - Google Patents

半導体センサ

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JP2002107247A
JP2002107247A JP2000298124A JP2000298124A JP2002107247A JP 2002107247 A JP2002107247 A JP 2002107247A JP 2000298124 A JP2000298124 A JP 2000298124A JP 2000298124 A JP2000298124 A JP 2000298124A JP 2002107247 A JP2002107247 A JP 2002107247A
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JP
Japan
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sensor element
element terminal
sensor
hole
substrate
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JP2000298124A
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Nobuyuki Ibara
伸行 茨
Kenichi Shimatani
賢一 島谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサエレメント端子が、屈曲し易い方向で
ある一方向に沿って既に屈曲してしまっている場合に、
基板の貫通孔に貫通させて基板に接続させることのでき
るようにする。 【解決手段】 半導体センサチップ1を支持するととも
にセンサエレメント端子7を導出したセンサエレメント
6と、電気的に接続されるようセンサエレメント端子7
が貫通する貫通孔9aを設けた基板9と、を備え、セン
サエレメント端子7は、一方向に沿ってその一方向と直
交する他方向に沿ってよりも屈曲され易い半導体センサ
において、貫通孔9aは、その開口部における一方向に
沿った寸法が他方向に沿った寸法より長い構成にしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサ等の半
導体センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体センサとして、図
5及び図6に示したものが存在する。このものは、圧力
センサであって、圧力変化を検知する半導体センサチッ
プ101を支持するとともにセンサエレメント端子10
2を導出したセンサエレメント103、電気的に接続さ
れるようセンサエレメント端子102が貫通する貫通孔
104aを設けた基板104、センサエレメント103
及び基板104を収容するとともに半導体センサチップ
101へ圧力を導入する圧力導入孔105aを有したハ
ウジング105を備えている。
【0003】このもののセンサエレメント端子102
は、板状に形成され、略直角に折曲された中間部よりも
先端部側が、基板104の貫通孔104aに貫通して基
板104と半田付けにより接続固定される。このセンサ
エレメント端子102は、図6に示す板厚方向である一
方向Dに沿って、その一方向Dと直交する他方向に沿っ
てよりも屈曲され易いものとなっている。基板104の
貫通孔104aは、センサエレメント端子102の断面
形状と略等しい開口断面形状を有したものとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
センサにあっては、センサエレメント端子102を基板
104の貫通孔104aに挿通する際に、センサエレメ
ント端子102が、屈曲し易い方向である一方向Dに沿
って既に屈曲してしまっている場合に、センサエレメン
ト端子102の先端が貫通孔104aの開口部の中に位
置することなく開口縁に当接してしまう恐れがある。万
一、センサエレメント端子102が貫通孔104aの開
口縁に当接するようなことになってしまうと、屈曲され
易い方向である一方向Dに沿ってさらに屈曲してしまう
ことになり、貫通孔104aに貫通させて接続させるこ
とが困難になってしまう。
【0005】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、センサエレメント端子
が、屈曲し易い方向である一方向に沿って既に屈曲して
しまっている場合に、基板の貫通孔に貫通させて基板に
接続させることのできる半導体センサを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の半導体センサは、半導体センサ
チップを支持するとともにセンサエレメント端子を導出
したセンサエレメントと、電気的に接続されるようセン
サエレメント端子が貫通する貫通孔を設けた基板と、を
備え、センサエレメント端子は、一方向に沿ってその一
方向と直交する他方向に沿ってよりも屈曲され易い半導
体センサにおいて、前記貫通孔は、その開口部における
前記一方向に沿った寸法が前記他方向に沿った寸法より
長い構成にしている。
【0007】請求項2記載の半導体センサは、請求項1
記載の半導体センサにおいて、前記基板及び前記センサ
エレメントを内部に収容するハウジングと、前記センサ
エレメント端子及び前記基板と電気的に接続可能な導電
部材と、を設け、前記ハウジングは、前記導電部材と前
記センサエレメント端子及び前記基板との電気的な接続
を保持する保持部を設けた構成にしている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の半導体セン
サを図1乃至図4に基づいて以下に説明する。この半導
体センサは、例えば、空気圧検出用に使用される圧力セ
ンサである。なお、この用途に限るものではない。
【0009】1は半導体センサチップであり、例えば、
単結晶シリコンよりなり、薄肉のダイヤフラム(図示せ
ず)を一体に有するとともに、そのダイヤフラムの上面
部に、例えば、4個の拡散ピエゾ抵抗体(図示せず)を
ブリッジ接続した検知回路を形成してなるものである。
この半導体センサチップ1は、ガラス等からなる台座2
の上に接合されて支持されている。この台座2は、後述
するパイプ3に、接着等により固定されている。
【0010】3はパイプで、ダイヤフラムに対し圧力を
導入するよう上下に貫通した貫通孔3aを有し、後述す
るセンサエレメント端子7と共に、例えば同時成形等に
より、成形体4に固定される。この成形体4は、蓋体5
が装着され、半導体センサチップ1を塵等から保護す
る。なお、図1では、蓋体5を省略している。この成形
体4は、台座2、パイプ3及び蓋体5と共に、センサエ
レメント6を構成している。
【0011】7はセンサエレメント端子で、半導体セン
サチップ1にワイヤーボンディングされるとともに、前
述したように、例えば同時成形により、成形体4に固定
されてセンサエレメント6から導出される。このセンサ
エレメント端子7は、導出部分の中間部より先端側が略
直角に折曲され、その先端部が後述する回路基板9に貫
通し、後述する導電部材8を介して、回路基板9に電気
的に接続される。なお、この導電部材8は、図1では省
略している。このセンサエレメント端子7は、板厚方向
である一方向に沿って、その一方向と直交する他方向に
沿ってよりも屈曲され易いものとなっている。
【0012】8は導電部材で、金属材料により、リング
状に形成され、図4に示すように、センサエレメント端
子7の貫通した先端部に挿入されて、センサエレメント
6と電気的に接続される。この導電部材8は、後述する
カバー14の保持部14dにより、後述する回路基板9
へ押し付けられて、回路基板9との電気的な接続が保持
される。
【0013】9は回路基板で、半導体センサチップ1か
らの信号を処理するものであって、信号処理用の電子部
品10を実装している。この回路基板9は、センサエレ
メント端子7を貫通して半田接続するセンサエレメント
端子用貫通孔9aを設けている。このセンサエレメント
端子用貫通孔9aは、その開口部における一方向に沿っ
た寸法が他方向に沿った寸法より長くなっている。
【0014】また、この回路基板9は、後述する外部接
続端子13を貫通して半田接続する外部接続端子用貫通
孔9bを設けるとともに、後述するケース11の突起1
1dが挿入されて熱カシメにより固定される固定用貫通
孔9cを設けている。
【0015】11はケースで、一方に開口部を有した平
面視略長円形の箱型に形成され、圧力導入口11aを先
端に有し内部空間11bに連通する中空部を有した突出
管部11cが一体に設けられてなる。このケース11
は、その開口縁部に回路基板9の固定用貫通孔9cに挿
入して回路基板9を熱カシメにより固定する突起11d
を設けている。このケース11は、その側部の外側に、
後述するカバー14の係合部14cに係合される突起状
の被係合部11eを設けている。
【0016】このケース11の内部空間11bに、前述
したセンサエレメント6が収納され、圧力が検出される
流体に対する気密を保持するために、センサエレメント
6とケース11との間に、Oリング12が配設される。
このケース11に収納されたセンサエレメント6から導
出されたセンサエレメント端子7を接続した回路基板9
が、前述したようにケース11に固定されることによ
り、センサエレメント6も、ケース11に固定されて収
容される。
【0017】13は外部接続端子で、電源入力及び信号
出力に使用されるものであって、圧入等によりケース1
1に固定されている。この外部接続端子13は、略J字
状に形成され、一端が後述するカバー14の挿入孔14
aから外部へ貫通し、他端が回路基板9の外部接続端子
用貫通孔9bに貫通した状態で、半田接続により電気的
に回路基板9に接続される。
【0018】14はカバーで、一方に開口部を有した平
面視略長円形の箱型に形成され、その底部には、外部接
続端子13挿入用の挿入孔14a及び大気に開放するた
めの開放孔14bを設けている。このカバー14の側部
は、弾性変形し得る程度に薄肉に形成され、長軸方向両
端部には、ケース11の被係合部11eに係合する孔状
の係合部14cを設けている。
【0019】このように、ケース11には被係合部11
eが設けられるとともに、カバー14に係合部14cが
設けられているため、ケース11の開口部が塞がれるよ
うにして、カバー14とケース11とが互いの側部に若
干の空隙を有して重合された状態で、カバー14の係合
部14cがケース11の被係合部11eに、カバー14
の弾性でもって、いわゆるスナップフィットの係合をし
て、ハウジング15が形成される。
【0020】また、このカバー14は、その底部内方面
に、回路基板9との電気的な接続を保持するよう、導電
部材8を保持する保持部14dを、回路基板9へ向かっ
て突出する状態で設けている。この保持部14dは、セ
ンサエレメント端子7を間に有した状態で、センサエレ
メント端子7を挿入したリング状の導電部材8の2箇所
を回路基板9へ向かって押し付けて、回路基板9との電
気的な接続を保持する。
【0021】このカバー14は、その開口縁の短手方向
両端部に設けた孔状の取付部14eにネジ(図示せず)
を通して、取付対象(図示せず)に取付けられる。
【0022】かかる半導体センサにあっては、屈曲され
易い方向である一方向に沿ってセンサエレメント端子7
が既に屈曲してしまっている状態でも、回路基板9のセ
ンサエレメント端子用貫通孔9aの開口部における一方
向に沿った寸法が、他方向に沿った寸法より長いから、
センサエレメント端子7の先端が回路基板9のセンサエ
レメント端子用貫通孔9aの開口部に位置するようにな
り、回路基板9のセンサエレメント端子用貫通孔9aに
貫通させて基板に接続することができる。
【0023】また、導電部材8とセンサエレメント端子
7及び回路基板9との電気的な接続が、ハウジング15
の保持部14dにより保持されることにより、センサエ
レメント端子7と回路基板9とが導電部材8を介して接
続されるのであって、センサエレメント端子7と回路基
板9とが半田付け等により固着されて接続されるのでは
ないから、ハウジング15から回路基板9に伝達されて
しまった応力が、導電部材8を介したセンサエレメント
端子7と回路基板9との接続部分により吸収されること
となり、センサエレメント端子7からセンサエレメント
6へ応力が伝達されなくなって、応力によるセンサ特性
への影響を少なくすることができる。
【0024】なお、本実施形態の半導体センサは、圧力
センサであるが、加速度センサ等の他のセンサでも、同
様の効果を奏することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の半導体センサは、屈曲さ
れ易い方向である一方向に沿ってセンサエレメントが既
に屈曲してしまっている状態でも、基板の貫通孔の開口
部における一方向に沿った寸法が、他方向に沿った寸法
より長いから、センサエレメント端子の先端が基板の貫
通孔の開口部に位置するようになり、基板の貫通孔に貫
通させて基板に接続することができる。
【0026】請求項2記載の半導体センサは、請求項1
記載の半導体センサの効果に加えて、導電部材とセンサ
エレメント端子及び基板との電気的な接続が、ハウジン
グの保持部により保持されることにより、センサエレメ
ント端子と基板とが導電部材を介して接続されるのであ
って、センサエレメント端子と基板とが半田付け等によ
り固着されて接続されるのではないから、ハウジングか
ら基板に伝達されてしまった応力が、導電部材を介した
センサエレメント端子と基板との接続部分により吸収さ
れることとなり、センサエレメント端子からセンサエレ
メントへ応力が伝達されなくなって、応力によるセンサ
特性への影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上のケースの裏側から見た斜視図である。
【図4】同上の基板をケースに装着した状態を示す斜視
図である。
【図5】従来例の分解斜視図である。
【図6】同上の断面図である。
【図7】同上のセンサエレメント端子が一方向に沿って
屈曲され易いことを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体センサチップ 6 センサエレメント 7 センサエレメント端子 8 導電部材 9 回路基板 9a センサエレメント端子用貫通孔 14d 保持部 15 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE14 FF23 FF43 GG12 GG25 4M112 AA01 BA01 CA11 CA13 EA03 GA01 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体センサチップを支持するとともに
    センサエレメント端子を導出したセンサエレメントと、
    電気的に接続されるようセンサエレメント端子が貫通す
    る貫通孔を設けた基板と、を備え、センサエレメント端
    子は、一方向に沿ってその一方向と直交する他方向に沿
    ってよりも屈曲され易い半導体センサにおいて、 前記貫通孔は、その開口部における前記一方向に沿った
    寸法が前記他方向に沿った寸法より長いことを特徴とす
    る半導体センサ。
  2. 【請求項2】 前記基板及び前記センサエレメントを内
    部に収容するハウジングと、前記センサエレメント端子
    及び前記基板と電気的に接続可能な導電部材と、を設
    け、前記ハウジングは、前記導電部材と前記センサエレ
    メント端子及び前記基板との電気的な接続を保持する保
    持部を設けた請求項1記載の半導体センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184355A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Fuji Koki Corp 圧力センサ
JP2007155505A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Nagano Keiki Co Ltd センサ装置
JP2018136277A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 富士電機株式会社 物理量センサ装置の製造方法および物理量センサ装置

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