JP2002106606A - リミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ - Google Patents

リミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ

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JP2002106606A
JP2002106606A JP2001253977A JP2001253977A JP2002106606A JP 2002106606 A JP2002106606 A JP 2002106606A JP 2001253977 A JP2001253977 A JP 2001253977A JP 2001253977 A JP2001253977 A JP 2001253977A JP 2002106606 A JP2002106606 A JP 2002106606A
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limited slip
slip differential
coupling
differential assembly
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William Gordon Hunt
ウイリアム、ゴードン、ハント
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Dana Inc
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    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/22Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using friction clutches or brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H48/26Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using fluid action, e.g. viscous clutches
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動速度を高め、調整制御作用を向上させる
電磁クラッチ・アセンブリを備えたリミテッド・スリッ
プ・デフ・アセンブリを提供する。 【解決手段】 リミテッド・スリップ・デフ・アセンブ
リ20は、摩擦クラッチ機構30と、電磁継手32と前
記の摩擦クラッチ機構及び電磁継手の間に配置したカム
作用機構34とを備える。カム作用機構は、電磁継手内
のせん断力をクラッチ機構を係合させるように加える軸
線方向の力に変える。カム作用機構は、軸線方向に傾斜
した傾斜面を持つ環状円板70、72と、これ等の環状
円板間に可変の空間を生ずるように各傾斜面に沿って動
くころ軸受74とを備える。この場合増大する空間は軸
線方向の力を加えるのに使う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定量以上の2本の従
動軸間の相対回転速度を制限するように作動するリミテ
ッド・スリップ・ディファレンシャル(limited
slipdifferential)、ことに磁性レ
オロジー(magneto−rheological)
流体を満たした環状体を囲む電磁石を持つ駆動ライン・
クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】2本の出力軸に回転駆動作用を加えるリ
ミテッド・スリップ・ディファレンシャルはよく知ら
れ、とくにこのようなディファレンシャルは自動車の車
軸を駆動するのに使われることが多い。リミテッド・ス
リップ・ディファレンシャルにより若干の条件のもとで
2本の出力軸間に相対回転が得られる。たとえば自動車
の旋回時に外側車輪の出力軸は典型的には内側車輪の出
力軸より一層高い回転速度で旋回する。リミテッド・ス
リップ・ディファレンシャルによりこの相対回転が得ら
れる。しかし車輪の一方が滑動し始めると、2個の車輪
の出力軸間の相対回転速度は所定の限度を越える。リミ
テッド・スリップ・ディファレンシャルはこのような相
対回転速度に抵抗を及ぼす。
【0003】公知のリミテッド・スリップ・ディファレ
ンシャルでは2本の出力軸間の相対回転を「監視」する
粘性継手を使う。相対回転速度が或る限度を越えると、
粘性継手内の粘性流体は膨張して作動部材に対し軸線方
向の力を生ずる。又この作動部材は、摩擦クラッチに力
を加えこのクラッチを係合させる第1及び第2の出力軸
を直接連結する。
【0004】このような従来のディファレンシャルには
いくつかの障害がある。流体の膨張によって、クラッチ
作動に先だって必要とする相対回転量の精密な制御がで
きない。さらに膨張流体によって又相対回転速度の所望
の限度の変化を生じて、制御することが容易でなくな
る。
【0005】全車輪への動力送出しを改良するように電
磁クラッチが開発されている。自動車条件センサのます
ます精巧になる配列とこれと同時にコンピュータ・ソフ
トウエアの精巧化の増大とにより、電磁クラッチの構造
及び作動を改良できるのは明らかである。しかし従来の
電磁クラッチでは作動能力が低く、外装上の問題があ
る。
【0006】リミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ
(limited slip differentia
l assembly)では効率の高い有効な外装を持
つ電磁クラッチが必要になる。
【0007】
【発明の要約】本発明は、作動速度を高め調整制御作用
(modulating control)を向上させ
た電磁クラッチ・アセンブリにある。
【0008】本発明は、磁性レオロジー作動体及びボー
ル傾斜面作動体を持つ多板クラッチ・パックを提供す
る。
【0009】本発明の一実施例では、リミテッド・スリ
ップ・ディファレンシャルに、2本の従動軸を直接接触
させるように選択的に作動する摩擦クラッチを設けてあ
る。この摩擦クラッチには傾斜カム面を間に形成した1
対の回転円板により粘性継手を連結してある。相対回転
速度が望ましくない量になると、電磁継手は第1円板を
第2円板に対して回転させる回転せん断力を生ずる。各
円板の相対回転により各傾斜カム面を相対的に動かし又
第2円板の軸線方向の移動を生じて摩擦クラッチを係合
させる。
【0010】本発明ディファレンシャルでは流体膨張の
代りに一層予測しやすく制御できる電磁継手を使う。さ
らに粘性継手及び各円板のパラメータは摩擦クラッチの
作動に先だって許容される相対回転速度の量を制御する
ように容易に変えることができる。1例としてカム面は
所望量の相対回転速度を制御するように変えることがで
きる。
【0011】磁性レオロジー(MR)流体は加えた磁界
に応答して変化するせん断強さを示す。本発明は、ディ
ファレンシャル内に納めたクラッチ・パックに加わる圧
縮力を変える性質を利用することによりトルク付勢特性
を変える。本発明による配向及びパッケージは、MR流
体の量を最少にし、クラッチ・パックに利用できる空間
を最大にし、一層費用のかかる2部品構造とは異なって
一体品デフ・ケース鋳造品を使用できる.
【0012】本発明はMR流体を満たした環状体を囲む
電磁石を備える。この電磁石はハウジングに固定し、又
MR流体は、MR流体のせん断応力をクラッチ・パック
に加わる直線力に変えるボール傾斜面機構に接触する。
電磁石への電力を変えるとMR流体のせん断強さを比例
して変化させボール傾斜面機構に加わるトルクとクラッ
チ・パックに加わる圧縮力とを変える。本発明ではMR
流体は、デフ・ハウジングの外部に配置し又はデフ・ハ
ウジングの内部に納めてもよい。
【0013】本発明のこれ等の又その他の特徴は添付図
面による以下の説明から明らかである。
【0014】
【実施例】図1には入力駆動軸22、左側出力軸24及
び右側出力軸26を備えたデフ・ギヤ・アセンブリ20
を示してある。左側出力軸24及び右側出力軸26は共
通の出力駆動軸線28に沿って延びる。左右の方向は図
1に示すように定める。
【0015】各出力軸24、26間の相対回転速度を制
限するように、デフ・ギヤ・アセンブリ20はクラッチ
機構30、電磁アクチュエータ32及びカム作用機構
(camming mechanism)34を備え
る。後述のように電磁アクチュエータ32は出力軸2
4、26間の望ましくないほど大きい相対回転速度に反
応する。カム作用機構34は電磁アクチュエータ32か
らの変位に応答して力を生じクラッチ機構30を選択的
に係合させ出力軸24、26を直接連結する。
【0016】デフ・ギヤ・アセンブリ20は、回転でき
る一体品のデフ・ギヤ・ケース38を納める外部ハウジ
ング36を備えたプラネタリ・ディファレンシャルとし
て示してある。入力駆動軸22は、ギヤ・ケース38の
外面に取付けた環状リング・ギヤ42にかみあう駆動ピ
ニオン・ギヤ40を備える。ギヤ・ケース38によりピ
ニオン軸46が駆動される・各ピニオン・ギヤ48はピ
ニオン軸46に回転できるように配置してある。各ピニ
オン・ギヤ48は1対のサイド・ギヤ50、51にかみ
あう。サイド・ギヤ50はスプラインを介し左側出力軸
24に組合い、サイド・ギヤ51はスプラインを介し右
側出力軸26に組合う。
【0017】クラッチ機構30はギヤ・ケース38内に
位置させ左側出力軸24及び右側出力軸26間の相対回
転に選択的に抵抗を加える。クラッチ機構30は、ギヤ
・ケース38に滑動できるように結合した複数枚のクラ
ッチ板62を備える。各クラッチ板62は、サイド・ギ
ヤ51に滑動できるように結合した複数の中間クラッチ
板64と交互にしてある。各クラッチ板62、64は当
業界にはよく知られているようにデフ・ケース38及び
サイド・ギヤ51間の相対回転を進行的に制限するよう
に配置してある。クラッチ機構30の左端部に環状の圧
力板68を設けてクラッチ機構30の左方への不当な軸
線方向移を防ぐようにしてある。
【0018】クラッチ機構30の右端部ではカム作用機
構34の反作用環状円板70がクラッチ機構30に衝合
する。カム作用機構34は又アクチュエータ環状円板7
2と中間ころ軸受74とを備える。環状円板70、72
は共に円周方向に互いに間隔を隔てた複数の傾斜面(図
1には示してない)を備える。各環状円板70、72の
互いに対向する傾斜面は、円周方向に沿って軸線方向に
傾斜した補形的表面を持つ。アクチュエータ環状円板7
2が反作用環状円板70に対し回転するときは、ころ軸
受74は傾斜面に沿って移動し反作用環状円板70を左
方に動かす。反作用環状円板70の移動により軸線方向
の力が加わりクラッチ機構30を作動する。
【0019】図1はさらに反作用環状円板70を移動さ
せる力を生ずる電磁アクチュエータすなわち電気抵抗継
手32を示す。電気抵抗継手32によるデフ・アセンブ
リの作動は、電気の存在で密度を増す電気レオロジー流
体80を使いせん断力を生ずることを除いて粘性継手に
よる作動とほぼ同じである。電荷が一層強くなるに伴
い、流体80のせん断強さが増す。
【0020】継手32は、デフ・ケース38内に形成し
た導電性ケーシング84とアクチュエータ環状円板72
の外壁とにより仕切った室82すなわち環状体を備え
る。シール90により、MR流体80を入れる室82を
密封すると共に導電性ケーシング84及び円板72を相
対回転させることができる。
【0021】MR流体80に給電するように電磁変成器
(electromagnetictransform
er)95により導電性ケーシング84に電流を送る。
電磁変成器95は、一般に環状で導電性ケーシング84
によりMR流体80に電流を生じMR流体80の密度を
高め導電性ケーシング84及び円板72間のせん断抵抗
を増大させる。本発明によれば他の形式の電流発生体を
使ってもよい。
【0022】この実施例では左側出力軸24及び右側出
力軸26間の相対回転を外部から監視するのにセンサ・
システム(図示してない)を使う。極端な差異又は目標
差異を検知すると、自動車制御装置97から送出される
入力線96を介しMR流体80に電荷を誘導する。
【0023】所望に応じ電磁継手32により各出力軸2
4、26間の相対回転速度に応答して力を生ずる。この
ようにして望ましくないほど高い相対回転の「信号」を
生ずるわけである。自動車の運転中に反作用環状円板7
0は、右側出力軸26を駆動するサイド・ギヤ51と共
に直接回転する。この回転は反作用環状円板70からテ
ーパころ軸受74に伝えられ、信号発生環状円板を回転
し、次いで粘性板104を回転する。ケーシング38及
びアクチュエータ環状円板72の間には軸受98を配置
してある。
【0024】たとえば自動車の旋回時に生ずるように回
転速度にわずかな差があると、電磁継手32はクラッチ
機構30を差動しない。しかし左右の出力軸24、26
間の速度差が大きくなりすぎると、アクチュエータ環状
円板72及びデフ・ケース38の相対回転に抵抗するせ
ん断力が生ずる。MR流体80に生ずる、回転に対する
抵抗は、この場合ころ軸受74に対し回転するアクチュ
エータ環状円板72と反作用環状円板70との回転に抵
抗する。次いでころ軸受74はこの軸受に形成した傾斜
面に沿って転動し反作用環状円板70を左方に押しクラ
ッチ機構30を係合させる。
【0025】図2は本発明の別の実施例を示す。実施例
では電磁継手132及びボール−傾斜面形アクチュエー
タ134をデフ・ケース138の外部に配置してある。
このデフ・アセンブリは図1の実施例について述べたの
と実質的に同じ部品を備えている。従って以下の説明は
主としてクラッチ機構130、ボール−傾斜面形アクチ
ュエータ134及び電磁継手132の構造及び機能につ
いて述べる。第1の実施例の場合と同様にデフ・アセン
ブリ120はピニオン軸146を駆動するデフ・ケース
138を備える。ピニオン・ギヤ148は、ピニオン軸
146には配置され各サイド・ギヤ150、151にか
みあい、又各サイド・ギヤ150、151はそれぞれ左
右の出力軸(図示してない)に組合っている。
【0026】第1の実施例の場合と同様にクラッチ機構
130はサイド・ギヤ151のハブにスプラインばめし
た1連のクラッチ板164を備える。1連のクラッチ板
162は、各クラッチ板164間に交互に挿入されデフ
・ケース138にスプラインばめしてある。各クラッチ
板162、164は、当業界にはよく知られているよう
にしてデフ・ケース138及びサイド・ギヤ151間の
相対回転を進行的に制限するように配置してある。クラ
ッチ機構130の左端部に、クラッチ機構130の左方
への不当な軸線方向移動を防ぐように環状の圧力板16
8を設けてある。
【0027】クラッチ機構130の右端部ではクラッチ
機構130に衝合するようにピストン部材169を配置
してある。ピストン部材169がクラッチ機構130の
各クラッチ板162、164に作用するときは、クラッ
チ機構130はデフ・ケース138及びサイド・ギヤ1
51間の相対回転を進行的に制限する。
【0028】ボール−傾斜面アクチュエータ134は、
反作用環状円板170、アクチュエータ円板172及び
中間ころ部材174により形成してある。カム作用機構
134の反作用環状円板170はクラッチ機構130に
隣接するピストン部材169に衝合する。各環状円板1
70、172は共に円周方向に互いに間隔を隔てた複数
の傾斜面(図示してない)を備える。各環状円板17
0、172の互いに対向する傾斜面は、円周方向に沿い
軸線方向に傾斜した補形的表面を持つ。アクチュエータ
環状円板172が反作用環状円板170に対して回転す
るときは、ころ軸受174は傾斜面に沿って動き反作用
環状円板170を左方向に動かす。反作用環状円板17
0の動きにより軸線方向の力を生じピストン部材169
を介しクラッチ機構130を作動する。各円板170、
172とデフ・ケース138の隣接する外部半径方向面
との間にシール又は軸受を配置するのがよい。
【0029】図2はさらに反作用環状円板170の動き
を生ずる力を生ずる電気抵抗継手132を示す。電気抵
抗継手132では、電気の存在のもとに密度が高くなる
電気レオロジー流体180を使いせん断力を生ずる。M
R流体内の電荷が一層強くなるに伴い流体180のせん
断力が増す。
【0030】継手132は、電磁石195と環状円板1
72の環状ハブ172aとの間に仕切った室182又は
環状体を備える。室182の特定の形状及び配置はデフ
・アセンブリの構成パラメータ及び外装に従って変る。
シール190により、MR流体180を含む室182を
密封する間に電磁石195及び円板172の相対回転を
生ずることができる。
【0031】MR流体180に給電するように電磁変成
器195によりMR流体180に電流を送る。変成器1
95は、一般に環状で、MR流体180内に電流を誘導
する磁界を生じMR流体180の密度を高め環状室18
2及び円板172間に増大したせん断抵抗を生ずる。本
発明によれば他の形式の電流発生器を使ってもよい。
【0032】この実施例ではセンサ・システム(図示し
てない)を使い左側出力軸及び右側出力軸間の相対回転
を外部から監視する。極端な又は目標の差異を検知する
と、自動車制御装置197から送出される入力線196
を介し電磁石195に信号を送出した後MR流体180
内に電荷を誘導する。
【0033】前記したように電磁継手132は各出力軸
間の相対回転速度に応答して力を生ずる。このようにし
て望ましくないほど高い相対回転の「信号」を生ずると
言うことができる。回転速度に自動車の旋回時に生ずる
ようなわずかな差が存在すると、電磁継手132はクラ
ッチ機構130を作動しない。しかし左右の出力軸間の
速度差が大きくなりすぎると、アクチュエータ環状円板
172及び電磁石195の相対回転に抵抗するせん断力
が生ずる。MR流体180に生ずる回転に対する抵抗
は、この場合ころ軸受174に対して回転するアクチュ
エータ環状円板172と反作用環状円板170との回転
に抵抗する。次いでころ軸受174はこの軸受に形成し
た傾斜面に沿って転動し反作用環状円板170を左方に
押しクラッチ機構130を係合させる。
【0034】本発明ディファレンシャルでは流体の膨張
の代りに、望ましくないほど高い相対回転速度を指示す
るのに一層予知しやすい電磁継手を使ってもよい。さら
に電磁継手のパラメータは、摩擦クラッチの作動に先だ
って許容される相対回転速度の量を制御するように容易
に変えることができる。1例として相対回転速度の所望
量を制御するのにカム面を変えてもよい。
【0035】前記したように磁性レオロジー(MR)流
体は加わる磁界に応答して変るせん断力を指示する。本
発明はこの性質を利用してディファレンシャルに設けた
クラッチ・パックに加わる圧縮力を変えることによりト
ルク付勢特性を変える。本発明の配向及び外装は、MR
流体の量を最少にし、クラッチ・パックに利用できる空
間を最大にし、一層費用のかかるツー・ピース構造(図
1参照)とは異なって一体形デフ・ケース鋳造品の使用
ができる。
【0036】本発明は、MR流体を満たした環状体を囲
む電磁石を備える。この電磁石はハウジングに固定さ
れ、MR流体は、クラッチ・パックに加える直線力に対
するMR流体のせん断応力を変えるボール−傾斜面機構
に接触する。電磁石に対する電気力を変えると、MR流
体のせん断力を比例して変え、ボール傾斜面機構に加わ
るトルクとクラッチ・パックに加わる圧縮力とを変え
る。本発明ではMR流体はデフ・ハウジングの外部に配
置し又はデフ・ハウジング内に納めてもよい。
【0037】以上本発明を好適な実施例について述べた
が本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型
を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリミテッド・スリップ・ディファレン
シャルの第1実施例の軸断面図である。
【図2】本発明リミテッド・スリップ・ディファレンシ
ャルの第2実施例の軸断面図である。
【符号の説明】
20 デフ・アセンブリ 22 入力部材 24 第1出力軸 26 第2出力軸 28 出力駆動軸線 30 クラッチ機構 32 電磁継手 34 カム作用機構 70、72 円板 80 磁性レオロジー流体 84 導電性ケーシング 95 電流誘導手段(変成器)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部材と、 第1の出力軸と、 この第1の出力軸に同軸であり、この第1の出力軸と共
    に出力駆動軸線のまわりに回転する第2の出力軸と、 前記入力部材と、前記第1及び第2の出力軸との間に挿
    入され、前記入力部材から前記第1及び第2の出力軸に
    回転を伝え、前記第2の出力軸に相対的な前記第1の出
    力軸の回転を生ずるディファレンシャルと、 前記第1の出力軸及び第2の出力軸の間の相対回転に対
    し抵抗を与えるクラッチ機構と、 第1及び第2の継手部材を持つ電磁継手であって、前記
    第1及び第2の継手部材により磁性レオロジー流体を含
    む室を形成し、この磁性レオロジー流体が、電流によっ
    て帯電させられるときに密度を増すようにし、この磁性
    レオロジー流体により前記第2の継手部材に相対的な前
    記第1の継手部材の回転に対し抵抗を与えるようにして
    成る電磁継手と、 前記磁性レオロジー流体内に前記電流を誘導する手段
    と、 前記電磁継手に協働する第1の円板と、前記クラッチ機
    構に協働する第2の円板とを備え、前記クラッチ機構に
    係合するカム作用機構であって、前記第1及び第2の各
    円板は、これ等の第1及び第2の円板間に形成した傾斜
    面を持ち、これ等の傾斜面を前記出力駆動軸線に対して
    円周方向に沿い軸線方向に傾斜させて成るカム作用機構
    と、を備え、 前記電流を誘導する手段を、前記第1の出力軸及び第2
    の出力軸間の所定量の相対回転に応答して作動し、前記
    継手により前記第2の円板に対する前記第1の円板の回
    転に対し抵抗を生じさせ、この回転に対する抵抗により
    前記第1の円板を前記第2の円板に対し回転させ、前記
    各傾斜面によりカム作用を生じ前記クラッチ機構を作動
    する軸線方向の力を生ずるようにし、 前記電磁継手を前記カム作用機構の半径方向外側に配置
    して成る、リミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記継手を、ピニオン軸、ピニオン・ギ
    ヤ及びサイド・ギヤを納めるデフ・ケースの外部に配置
    した請求項1のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 前記継手を、ピニオン軸、ピニオン・ギ
    ヤ及びサイド・ギヤを納めるデフ・ケースの内部に配置
    した請求項1のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】 前記第1の継手部材を、同時に前記第1
    の円板として機能するように一体に形成した請求項1の
    リミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記第2の継手部材を前記デフ・ケース
    の内部空洞内に配置した請求項3のリミテッド・スリッ
    プ・デフ・アセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記第2の継手部材を前記電気信号を誘
    導する前記手段と一体に形成した請求項1のリミテッド
    ・スリップ・デフ・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記カム作用機構により、前記カム作用
    機構及びクラッチ機構の間に挿入したピストン部材を作
    動するようにした請求項1のリミテッド・スリップ・デ
    フ・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記ピストン部材が前記ディファレンシ
    ャルを納めるデフ・ケースを貫通するようにした請求項
    7のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記カム作用機構の前記の第1及び第2
    の円板の前記各傾斜面間に転動部材を受入れた請求項1
    のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記転動部材として円形ころ軸受を使
    った請求項9のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブ
    リ。
  11. 【請求項11】 前記転動部材としてテーパころ軸受を
    使い、このころ軸受がこのころ軸受に対し半径方向に沿
    い変化する横断面を持ち、前記の第1及び第2の円板の
    前記各傾斜面を前記ころ軸受の形状に適合するように寸
    法を定めた請求項9のリミテッド・スリップ・デフ・ア
    センブリ。
  12. 【請求項12】 さらに、前記第1の出力軸及び第2の
    出力軸の相対回転を監視し前記第1の出力軸及び第2の
    出力軸の前記所定量以上の相対回転を検知するときに、
    前記電流を誘導する前記手段を作動するセンサ・システ
    ムを備えた請求項1のリミテッド・スリップ・デフ・ア
    センブリ。
  13. 【請求項13】 入力部材と、 第1の出力軸と、 第2の出力軸と、 前記入力部材と、前記第1及び第2の出力軸との間に挿
    入され、前記入力部材から前記第1及び第2の出力軸に
    回転を伝え、この第2の出力軸に対する前記第1の出力
    軸の回転を生ずるディファレンシャルと、 前記第1の出力軸及び第2の出力軸を直接に連結し、前
    記第1の出力軸及び第2の出力軸間の相対回転に対し抵
    抗を与えるようにするクラッチ機構と、 第1及び第2の継手部材を持つ電磁継手であって、前記
    第1及び第2の継手部材により磁性レオロジー流体を含
    む環状室を形成し、前記磁性レオロジー流体が、電流に
    よって帯電させられるときに、密度を増すようにし、こ
    の磁性レオロジー流体により前記第1の継手部材及び第
    2の継手部材の回転に対し抵抗を与えるようにして成る
    電磁継手と、 前記第1及び第2の継手部材の一方に隣接し、前記磁性
    流体に帯電させるように電流を誘導する変成器を備え、
    前記磁性レオロジー流体内に前記電流を誘導する手段
    と、 前記クラッチ機構を係合させる力を生じ、前記電磁継手
    の前記第2の継手部材に対する前記第1の継手部材の回
    転に対する抵抗に応答する、前記クラッチ機構を係合さ
    せるカム作用機構と、 前記第1の出力軸及び第2の出力軸の所定量以上の相対
    回転を検知するときに、前記電流を誘導する前記手段を
    動作させ、前記第1の出力軸及び第2の出力軸の相対回
    転を監視するセンサ・システムと、を備え、 このようにして前記磁性レオロジー流体を、前記電磁継
    手の前記第1及び第2の継手部材の回転に対し抵抗を生
    ずるように帯電させ、 前記環状室により前記カム作用機構を囲んで成る、リミ
    テッド・スリップ・デフ・アセンブリ
  14. 【請求項14】 前記電磁継手を、ピニオン軸、ピニオ
    ン・ギヤ及びサイド・ギヤを納めるデフ・ケースの外部
    に配置した請求項13のリミテッド・スリップ・デフ・
    アセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記電磁継手を、ピニオン軸、ピニオ
    ン・ギヤ及びサイド・ギヤを納めるデフ・ケースの内部
    に配置した請求項13のリミテッド・スリップ・デフ・
    アセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記第1の継手部材を、同時に前記第
    1の円板として機能するように一体に形成した請求項1
    3のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記第2の継手部材を前記デフ・ケー
    スの内部空洞内に配置した請求項15のリミテッド・ス
    リップ・デフ・アセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記第2の継手部材を前記電気信号を
    誘導する前記手段と一体に形成した請求項13のリミテ
    ッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記カム作用機構により、前記カム作
    用機構及びクラッチ機構の間に挿入したピストン部材を
    作動するようにした請求項13のリミテッド・スリップ
    ・デフ・アセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記ピストン部材が前記ディファレン
    シャルを納めるデフ・ケースを貫通するようにした請求
    項19のリミテッド・スリップ・デフ・アセンブリ。
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